JPH11271837A - 撮影装置 - Google Patents
撮影装置Info
- Publication number
- JPH11271837A JPH11271837A JP9395098A JP9395098A JPH11271837A JP H11271837 A JPH11271837 A JP H11271837A JP 9395098 A JP9395098 A JP 9395098A JP 9395098 A JP9395098 A JP 9395098A JP H11271837 A JPH11271837 A JP H11271837A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- motor
- load
- iris
- variable resistor
- manual
- Prior art date
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- Pending
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- Diaphragms For Cameras (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 絞り機構の操作部の操作力を、撮影者の所望
の負荷に自在に調整可能とする。 【解決手段】 アイリス絞りの制御を電動で行う場合
は、切換えスイッチ6を操作して駆動用モータ3を駆動
回路7に接続し、駆動用モータ3によりアイドラギアを
介してアイリス操作リングを回転し、アイリス絞りを電
動制御する。一方、切換スイッチ6を切換えて駆動用モ
ータ3を可変抵抗器8と接続すると手動操作となり、駆
動用モータ3は可変抵抗器8の電気抵抗に応じて変化す
る逆転トルクにより強制的に逆転する。これによって、
可変抵抗器8を操作してアイリス操作リングの手動操作
力を可変することができる。
の負荷に自在に調整可能とする。 【解決手段】 アイリス絞りの制御を電動で行う場合
は、切換えスイッチ6を操作して駆動用モータ3を駆動
回路7に接続し、駆動用モータ3によりアイドラギアを
介してアイリス操作リングを回転し、アイリス絞りを電
動制御する。一方、切換スイッチ6を切換えて駆動用モ
ータ3を可変抵抗器8と接続すると手動操作となり、駆
動用モータ3は可変抵抗器8の電気抵抗に応じて変化す
る逆転トルクにより強制的に逆転する。これによって、
可変抵抗器8を操作してアイリス操作リングの手動操作
力を可変することができる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電動制御と手動制
御の両作動方式が選択可能な駆動手段を有する撮影装置
に関するものである。
御の両作動方式が選択可能な駆動手段を有する撮影装置
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、アイリストルク可変機構を有する
撮影装置では、アイリスの制御を瞬時に手動から電動に
切換える必要性があるために、回路上においてモータを
電気的に遮断してフリーな状態とし、モータ出力の伝達
経路は遮断せずに、モータをアイリス制御機構系に接続
したまま手動操作することが一般的に行われている。撮
影レンズの鏡筒の外周にアイリス絞り装置と連動した操
作環を設け、この操作環を回転することによって、鏡筒
内のアイリス絞り装置を移動制御することが可能であ
る。一般的に、手動でアイリスを操作する場合には、操
作トルクはモータ自体の負荷トルクによって大きく変わ
るので、手動操作時の感触を良くするためにグリースを
使用して、その粘性により操作トルクを増加させる処置
を行っている。
撮影装置では、アイリスの制御を瞬時に手動から電動に
切換える必要性があるために、回路上においてモータを
電気的に遮断してフリーな状態とし、モータ出力の伝達
経路は遮断せずに、モータをアイリス制御機構系に接続
したまま手動操作することが一般的に行われている。撮
影レンズの鏡筒の外周にアイリス絞り装置と連動した操
作環を設け、この操作環を回転することによって、鏡筒
内のアイリス絞り装置を移動制御することが可能であ
る。一般的に、手動でアイリスを操作する場合には、操
作トルクはモータ自体の負荷トルクによって大きく変わ
るので、手動操作時の感触を良くするためにグリースを
使用して、その粘性により操作トルクを増加させる処置
を行っている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上述の従
来例においては、電動時の消費電力や速度を考えると、
できるだけ軽くしたい駆動トルクを手動時の操作感向上
のために犠牲にしなければならず、逆に消費電力の制約
上、手動操作感を或る程度犠牲にして軽い操作力に設定
しなければならない。このために、手動操作と電動操作
において共に妥協できる操作トルクとするための設定が
難しく、非常な手間が掛かるという問題がある。更に、
撮影者の好みや撮影対象や操作環境によって要求される
操作トルクは様々なので、設定した操作トルクは何れの
撮影者にとっても、十分に満足されるものにならないと
いう問題点がある。
来例においては、電動時の消費電力や速度を考えると、
できるだけ軽くしたい駆動トルクを手動時の操作感向上
のために犠牲にしなければならず、逆に消費電力の制約
上、手動操作感を或る程度犠牲にして軽い操作力に設定
しなければならない。このために、手動操作と電動操作
において共に妥協できる操作トルクとするための設定が
難しく、非常な手間が掛かるという問題がある。更に、
撮影者の好みや撮影対象や操作環境によって要求される
操作トルクは様々なので、設定した操作トルクは何れの
撮影者にとっても、十分に満足されるものにならないと
いう問題点がある。
【0004】本発明の目的は、上述の問題点を解消し、
操作部の操作力を撮影者の所望の負荷に自在に調整可能
な撮影装置を提供することにある。
操作部の操作力を撮影者の所望の負荷に自在に調整可能
な撮影装置を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
の本発明に係る撮影装置は、絞り機構の操作部を電動又
は手動に切換え可能な撮影装置において、手動時のみ前
記操作部に負荷を発生する負荷発生手段と、前記負荷の
大きさを外部から調整する負荷調整手段とを有すること
を特徴とする。
の本発明に係る撮影装置は、絞り機構の操作部を電動又
は手動に切換え可能な撮影装置において、手動時のみ前
記操作部に負荷を発生する負荷発生手段と、前記負荷の
大きさを外部から調整する負荷調整手段とを有すること
を特徴とする。
【0006】
【発明の実施の形態】本発明を図示の実施例に基づいて
詳細に説明する。図1は第1の実施例の断面図を示し、
撮影レンズ本体1にはアイリス操作リング2が取り付け
られており、このアイリス操作リング2に連結したアイ
ドラギア2aに、アイリス操作リング2を駆動する駆動
用モータ3の回転軸に固定されたアイドラギア3aが噛
合している。駆動用モータ3はユニット本体4に固定さ
れており、ユニット本体4には制御回路5が収納され、
電動/自動の切換えスイッチ6が取り付けられている。
詳細に説明する。図1は第1の実施例の断面図を示し、
撮影レンズ本体1にはアイリス操作リング2が取り付け
られており、このアイリス操作リング2に連結したアイ
ドラギア2aに、アイリス操作リング2を駆動する駆動
用モータ3の回転軸に固定されたアイドラギア3aが噛
合している。駆動用モータ3はユニット本体4に固定さ
れており、ユニット本体4には制御回路5が収納され、
電動/自動の切換えスイッチ6が取り付けられている。
【0007】図2、図3は制御回路5の構成図を示し、
駆動用モータ3の制御を行う駆動回路7と可変抵抗器8
が並列に接続されている。そして、駆動用モータ3の一
端には駆動回路7と可変抵抗器8の一端が接続され、こ
れらの他端には切換えスイッチ6の接点がそれぞれ接続
され、切換えスイッチ6の他端は駆動用モータ3の他端
に接続されている。
駆動用モータ3の制御を行う駆動回路7と可変抵抗器8
が並列に接続されている。そして、駆動用モータ3の一
端には駆動回路7と可変抵抗器8の一端が接続され、こ
れらの他端には切換えスイッチ6の接点がそれぞれ接続
され、切換えスイッチ6の他端は駆動用モータ3の他端
に接続されている。
【0008】このような構成において、アイリス絞りの
制御を電動で行う場合には、図2に示すように切換えス
イッチ6の接点を駆動回路7に接続して駆動用モータ3
を駆動して、アイドラギア3aと2aを介してアイリス
操作リング2が回転し、アイリス絞りは電動制御され
る。
制御を電動で行う場合には、図2に示すように切換えス
イッチ6の接点を駆動回路7に接続して駆動用モータ3
を駆動して、アイドラギア3aと2aを介してアイリス
操作リング2が回転し、アイリス絞りは電動制御され
る。
【0009】一方、図3に示すように切換えスイッチ6
の接点を可変抵抗器8に接続すると、電動で駆動用モー
タ3を駆動することはできなくなり、アイリス絞りは手
動操作となる。この状態においては、駆動用モータ3は
可変抵抗器8に接続されて強制的に逆転し、逆転トルク
は可変抵抗器8の電気抵抗に応じて変化するので、可変
抵抗器8を操作することによって、アイリス操作リング
2の手動操作力を可変にできる。
の接点を可変抵抗器8に接続すると、電動で駆動用モー
タ3を駆動することはできなくなり、アイリス絞りは手
動操作となる。この状態においては、駆動用モータ3は
可変抵抗器8に接続されて強制的に逆転し、逆転トルク
は可変抵抗器8の電気抵抗に応じて変化するので、可変
抵抗器8を操作することによって、アイリス操作リング
2の手動操作力を可変にできる。
【0010】また、図4に示すように、切換えスイッチ
6に何も接続していないポジションを設け、そこに切換
えることによりモータフリーの状態となり、駆動用モー
タ3自体の回転トルクのみにより手動操作も可能とな
る。
6に何も接続していないポジションを設け、そこに切換
えることによりモータフリーの状態となり、駆動用モー
タ3自体の回転トルクのみにより手動操作も可能とな
る。
【0011】第1の実施例のように、切換えスイッチ6
を手動等により直接切換えるのではなく、図5に示す第
2の実施例のように切換えスイッチ6を他の部分に設
け、そのオン・オフによって、トランジスタ、FET等
の電気回路によって構成された切換回路9を用いること
も可能である。
を手動等により直接切換えるのではなく、図5に示す第
2の実施例のように切換えスイッチ6を他の部分に設
け、そのオン・オフによって、トランジスタ、FET等
の電気回路によって構成された切換回路9を用いること
も可能である。
【0012】この第2の実施例では、外部に設けられた
切換えスイッチ6を動作させ、切換回路9を動作させる
ことによって、駆動用モータ3を駆動回路7と可変抵抗
器8、モータフリーの間の接続を切換える。
切換えスイッチ6を動作させ、切換回路9を動作させる
ことによって、駆動用モータ3を駆動回路7と可変抵抗
器8、モータフリーの間の接続を切換える。
【0013】図6に示す第3の実施例のように、モータ
フリーの状態となる切換えスイッチ6のポジション部分
に、固定抵抗等の抵抗器12を接続することによって、
アイリストルクのスイッチ切換えによる多段階のトルク
切換えも可能である。ここでは、2段階の手動操作の例
を挙げている。
フリーの状態となる切換えスイッチ6のポジション部分
に、固定抵抗等の抵抗器12を接続することによって、
アイリストルクのスイッチ切換えによる多段階のトルク
切換えも可能である。ここでは、2段階の手動操作の例
を挙げている。
【0014】
【発明の効果】以上説明したように本発明に係る撮影装
置は、手動時のみ操作部に負荷を発生する負荷発生手段
と、負荷を外部より調整する負荷調整手段とを設けるこ
とにより、手動時の操作トルクに拘らず、電動操作時に
最も軽い作動トルクで絞り機構を駆動することができ、
消費電力が最も少ない状態で長時間の撮影が可能とな
る。また、手動操作時には任意に負荷を調整することが
でき、撮影者の好みや撮影対象や撮影環境によって自在
に操作力を設定して、快適な撮影を行うことができる。
置は、手動時のみ操作部に負荷を発生する負荷発生手段
と、負荷を外部より調整する負荷調整手段とを設けるこ
とにより、手動時の操作トルクに拘らず、電動操作時に
最も軽い作動トルクで絞り機構を駆動することができ、
消費電力が最も少ない状態で長時間の撮影が可能とな
る。また、手動操作時には任意に負荷を調整することが
でき、撮影者の好みや撮影対象や撮影環境によって自在
に操作力を設定して、快適な撮影を行うことができる。
【図1】第1の実施例の撮影装置の要部断面図である。
【図2】制御回路の構成図である。
【図3】手動動作時の制御回路の構成図である。
【図4】手動動作時の制御回路の構成図である。
【図5】第2の実施例の制御回路の構成図である。
【図6】第3の実施例の制御回路の構成図である。
1 撮影レンズ本体 2 アイリス操作リング 2a、3a アイドラギア 3 駆動用モータ 4 ユニット本体 5 制御回路 6 切換えスイッチ 7 駆動回路 8 可変抵抗器 9 切換回路
Claims (4)
- 【請求項1】 絞り機構の操作部を電動又は手動に切換
え可能な撮影装置において、手動時のみ前記操作部に負
荷を発生する負荷発生手段と、前記負荷の大きさを外部
から調整する負荷調整手段とを有することを特徴とする
撮影装置。 - 【請求項2】 前記負荷発生手段には電気的負荷と接続
したモータの逆転トルクを用いた請求項1に記載の撮影
装置。 - 【請求項3】 前記電気的負荷の大きさを連続的に可変
とした請求項2に記載の撮影装置。 - 【請求項4】 前記電気的負荷の大きさを固定値とした
請求項2に記載の撮影装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9395098A JPH11271837A (ja) | 1998-03-23 | 1998-03-23 | 撮影装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9395098A JPH11271837A (ja) | 1998-03-23 | 1998-03-23 | 撮影装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH11271837A true JPH11271837A (ja) | 1999-10-08 |
Family
ID=14096725
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP9395098A Pending JPH11271837A (ja) | 1998-03-23 | 1998-03-23 | 撮影装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH11271837A (ja) |
-
1998
- 1998-03-23 JP JP9395098A patent/JPH11271837A/ja active Pending
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