JPH11271761A - 液晶表示パネルの製法 - Google Patents
液晶表示パネルの製法Info
- Publication number
- JPH11271761A JPH11271761A JP10076858A JP7685898A JPH11271761A JP H11271761 A JPH11271761 A JP H11271761A JP 10076858 A JP10076858 A JP 10076858A JP 7685898 A JP7685898 A JP 7685898A JP H11271761 A JPH11271761 A JP H11271761A
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- JP
- Japan
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- panel substrate
- polarizing plate
- liquid crystal
- roller
- panel
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 偏光板を貼付する際に、気泡を偏光板とパネ
ル基板との間に取り込みにくいようにし、偏光板の貼付
による外観不良を軽減することができる液晶表示パネル
の製法を提供する。 【解決手段】 パネル基板１に偏光板２を貼付する際
に、パネル基板１の一端１ａ側に偏光板２の一端側を位
置合せし、パネル基板１の一辺１ｃと軸方向が鋭角θを
なすようにセッティングした押えローラ３により偏光板
２の一端部の角部２ａを押し付け、ついでパネル基板１
の一辺１ｃと押えローラ３の軸方向との角度を維持しな
がら、たとえば押えローラ３の位置を固定してパネル基
板１をＸ方向に移動するなどの、ローラ３との相対位置
を移動させることにより偏光板２を貼付するものであ
る。
ル基板との間に取り込みにくいようにし、偏光板の貼付
による外観不良を軽減することができる液晶表示パネル
の製法を提供する。 【解決手段】 パネル基板１に偏光板２を貼付する際
に、パネル基板１の一端１ａ側に偏光板２の一端側を位
置合せし、パネル基板１の一辺１ｃと軸方向が鋭角θを
なすようにセッティングした押えローラ３により偏光板
２の一端部の角部２ａを押し付け、ついでパネル基板１
の一辺１ｃと押えローラ３の軸方向との角度を維持しな
がら、たとえば押えローラ３の位置を固定してパネル基
板１をＸ方向に移動するなどの、ローラ３との相対位置
を移動させることにより偏光板２を貼付するものであ
る。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は絶縁性透明基板に偏
光板を貼付する液晶表示パネルの製法に関する。さらに
詳しくは、偏光板を貼付する際に気泡を抱え込まないよ
うに偏光板を貼付する液晶表示パネルの製法に関する。
光板を貼付する液晶表示パネルの製法に関する。さらに
詳しくは、偏光板を貼付する際に気泡を抱え込まないよ
うに偏光板を貼付する液晶表示パネルの製法に関する。
【０００２】
【従来の技術】液晶表示パネルは、たとえば内面に電極
パターンが形成された２枚のガラス基板などにより液晶
層が挟持されたパネル基板が形成され、その両外面に偏
光板を貼付することにより形成される。このパネル基板
への偏光板の貼付は、たとえば図３（ａ）に示されるよ
うに、パネル基板１の一面の一端側に偏光板２の一端側
を位置合せして、押えローラ３により一端部の全体を押
し付け、パネル基板１を一定方向（矢印Ｘ）に移動させ
ることにより押えローラ３の回転と相俟って順次他端側
まで押し付けて貼着する。この偏光板２の貼付は、パネ
ル基板１を自動搬送しながら連続的に行う関係もあり、
セッティングの容易さからパネル基板１の移動方向Ｘと
押えローラ３とは直角方向になるようにセッティングさ
れている。
パターンが形成された２枚のガラス基板などにより液晶
層が挟持されたパネル基板が形成され、その両外面に偏
光板を貼付することにより形成される。このパネル基板
への偏光板の貼付は、たとえば図３（ａ）に示されるよ
うに、パネル基板１の一面の一端側に偏光板２の一端側
を位置合せして、押えローラ３により一端部の全体を押
し付け、パネル基板１を一定方向（矢印Ｘ）に移動させ
ることにより押えローラ３の回転と相俟って順次他端側
まで押し付けて貼着する。この偏光板２の貼付は、パネ
ル基板１を自動搬送しながら連続的に行う関係もあり、
セッティングの容易さからパネル基板１の移動方向Ｘと
押えローラ３とは直角方向になるようにセッティングさ
れている。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】前述のように、パネル
基板の移動方向とローラの軸方向が直角の位置関係にあ
ると、貼付装置の機構上は取り扱いやすいため好ましい
が、パネル基板と偏光板との間に気泡が生じると、その
気泡はそのまま残りやすく、外観不良になりやすいとい
う問題がある。すなわち、気泡が生じても、ローラの押
し付けにより気泡をある程度は押し出すことができる
が、パネル基板の進行方向とローラで押し付けられる部
分とが直角であるため、図３（ｂ）に示されるように、
気泡４はパネル基板の進行方向の後ろ側（ｘ軸方向）に
しか逃げ場がない（ｙ軸方向に力がかからない）。しか
し、通常はパネル基板の移動方向はパネル基板が矩形状
であればその長手方向に設定されるため、発生した気泡
は長手方向（ｘ軸方向）に沿って押し出されることにな
る。そのため、やがて気泡４が逃げ切れずにそのままロ
ーラ３に押し付けられて残留してしまう。そのような気
泡が偏光板とパネル基板との間に残留すると、表示画面
の画像を観察する際に気泡により光の進行が乱れ、表示
画像を見にくくなるため外観不良とされ、歩留りが低下
する。
基板の移動方向とローラの軸方向が直角の位置関係にあ
ると、貼付装置の機構上は取り扱いやすいため好ましい
が、パネル基板と偏光板との間に気泡が生じると、その
気泡はそのまま残りやすく、外観不良になりやすいとい
う問題がある。すなわち、気泡が生じても、ローラの押
し付けにより気泡をある程度は押し出すことができる
が、パネル基板の進行方向とローラで押し付けられる部
分とが直角であるため、図３（ｂ）に示されるように、
気泡４はパネル基板の進行方向の後ろ側（ｘ軸方向）に
しか逃げ場がない（ｙ軸方向に力がかからない）。しか
し、通常はパネル基板の移動方向はパネル基板が矩形状
であればその長手方向に設定されるため、発生した気泡
は長手方向（ｘ軸方向）に沿って押し出されることにな
る。そのため、やがて気泡４が逃げ切れずにそのままロ
ーラ３に押し付けられて残留してしまう。そのような気
泡が偏光板とパネル基板との間に残留すると、表示画面
の画像を観察する際に気泡により光の進行が乱れ、表示
画像を見にくくなるため外観不良とされ、歩留りが低下
する。
【０００４】本発明はこのような問題を解決するために
なされたもので、偏光板を貼付する際に、気泡を偏光板
とパネル基板との間に取り込みにくいようにし、偏光板
の貼付による外観不良を軽減することができる液晶表示
パネルの製法を提供することにある。
なされたもので、偏光板を貼付する際に、気泡を偏光板
とパネル基板との間に取り込みにくいようにし、偏光板
の貼付による外観不良を軽減することができる液晶表示
パネルの製法を提供することにある。
【０００５】
【課題を解決するための手段】本発明による液晶表示パ
ネルの製法は、２枚の絶縁性透明基板にそれぞれ電極パ
ターンを形成すると共に、該２枚の絶縁性透明基板をそ
の周囲でシール剤により一定間隙を有するように貼着
し、該一定間隙部に液晶材料を充填してパネル基板を形
成し、該パネル基板の外表面にそれぞれ偏光板を貼付す
る液晶パネルの製法であって、前記パネル基板の一端側
に前記偏光板の一端側を位置合せし、該パネル基板の一
辺と軸方向が鋭角をなすようにセッティングした押えロ
ーラにより前記偏光板の一端部の角部を押し付け、つい
で前記パネル基板の一辺と前記ローラの軸方向との角度
を維持しながら前記パネル基板とローラとの相対位置を
移動させることにより前記偏光板を貼付することを特徴
とする。
ネルの製法は、２枚の絶縁性透明基板にそれぞれ電極パ
ターンを形成すると共に、該２枚の絶縁性透明基板をそ
の周囲でシール剤により一定間隙を有するように貼着
し、該一定間隙部に液晶材料を充填してパネル基板を形
成し、該パネル基板の外表面にそれぞれ偏光板を貼付す
る液晶パネルの製法であって、前記パネル基板の一端側
に前記偏光板の一端側を位置合せし、該パネル基板の一
辺と軸方向が鋭角をなすようにセッティングした押えロ
ーラにより前記偏光板の一端部の角部を押し付け、つい
で前記パネル基板の一辺と前記ローラの軸方向との角度
を維持しながら前記パネル基板とローラとの相対位置を
移動させることにより前記偏光板を貼付することを特徴
とする。
【０００６】この方法によれば、偏光板がパネル基板に
合わされる際にその間に気泡が生じても、押えローラと
パネル基板の相対的な移動方向とローラ軸方向とのなす
角度が直角ではなく鋭角になっているため、気泡は押え
ローラの軸方向と直角方向に押し出され、パネル基板の
相対的な移動方向に追いやられると共に、ローラによる
圧接面との境界方向（ローラの軸方向）にも進み、やが
てパネル基板の側端部に追いやられるため側端部から逃
げて液晶表示パネルの表示面内には気泡が残存しにくく
なる。
合わされる際にその間に気泡が生じても、押えローラと
パネル基板の相対的な移動方向とローラ軸方向とのなす
角度が直角ではなく鋭角になっているため、気泡は押え
ローラの軸方向と直角方向に押し出され、パネル基板の
相対的な移動方向に追いやられると共に、ローラによる
圧接面との境界方向（ローラの軸方向）にも進み、やが
てパネル基板の側端部に追いやられるため側端部から逃
げて液晶表示パネルの表示面内には気泡が残存しにくく
なる。
【０００７】
【発明の実施の形態】つぎに、図面を参照しながら本発
明の液晶表示素子の製法について説明をする。
明の液晶表示素子の製法について説明をする。
【０００８】本発明による液晶表示パネルの製法は、そ
の一実施形態の説明図が図１（ａ）〜（ｂ）に斜視説明
図および平面説明図で示されるように、パネル基板１に
偏光板２を貼付する際に、パネル基板１の一端１ａ側に
偏光板２の一端側を位置合せし、パネル基板１の一辺１
ｃと軸方向が鋭角θをなすようにセッティングした押え
ローラ３により偏光板２の一端部の角部２ａを押し付
け、ついでパネル基板１の一辺１ｃと押えローラ３の軸
方向との角度を維持しながら、たとえば押えローラ３の
位置を固定してパネル基板１をＸ方向に移動するなど
の、ローラ３との相対位置を移動させることにより偏光
板２を貼付するものである。
の一実施形態の説明図が図１（ａ）〜（ｂ）に斜視説明
図および平面説明図で示されるように、パネル基板１に
偏光板２を貼付する際に、パネル基板１の一端１ａ側に
偏光板２の一端側を位置合せし、パネル基板１の一辺１
ｃと軸方向が鋭角θをなすようにセッティングした押え
ローラ３により偏光板２の一端部の角部２ａを押し付
け、ついでパネル基板１の一辺１ｃと押えローラ３の軸
方向との角度を維持しながら、たとえば押えローラ３の
位置を固定してパネル基板１をＸ方向に移動するなど
の、ローラ３との相対位置を移動させることにより偏光
板２を貼付するものである。
【０００９】押えローラ３は、たとえば外周に厚さが５
ｍｍ程度のシリコーンゴムなどの弾力性のある外径が２
０ｍｍ程度の円柱状のもので、その中心に設けられた中
心軸３ａにより回転自在に取り付けられると共に、パネ
ル基板１上に一定の力で押しつけられるようになってい
る。本発明では、この押えローラ３の中心軸３ａがパネ
ル基板１の流れ方向（Ｘ方向）に直角になるのではな
く、図１（ｂ）に平面説明図が示されているように、パ
ネル基板１の一辺１ｃに対して鋭角θ（２辺の交差する
角度は一方が鋭角であれば他方は鈍角になるが、いずれ
か小さいほうの角度で見る）をなすようにセッティング
されていることに特徴がある。この一辺は、図に示され
る辺でなくても、どの辺でもよく、通常はパネル基板１
は四角形状になっているため、どの辺に対しても同じに
なる。すなわち、パネル基板１の流れ方向に対して押え
ローラ３の中心軸３ａが直角方向になっていなければ、
常にいずれかの辺と鋭角をなす。
ｍｍ程度のシリコーンゴムなどの弾力性のある外径が２
０ｍｍ程度の円柱状のもので、その中心に設けられた中
心軸３ａにより回転自在に取り付けられると共に、パネ
ル基板１上に一定の力で押しつけられるようになってい
る。本発明では、この押えローラ３の中心軸３ａがパネ
ル基板１の流れ方向（Ｘ方向）に直角になるのではな
く、図１（ｂ）に平面説明図が示されているように、パ
ネル基板１の一辺１ｃに対して鋭角θ（２辺の交差する
角度は一方が鋭角であれば他方は鈍角になるが、いずれ
か小さいほうの角度で見る）をなすようにセッティング
されていることに特徴がある。この一辺は、図に示され
る辺でなくても、どの辺でもよく、通常はパネル基板１
は四角形状になっているため、どの辺に対しても同じに
なる。すなわち、パネル基板１の流れ方向に対して押え
ローラ３の中心軸３ａが直角方向になっていなければ、
常にいずれかの辺と鋭角をなす。
【００１０】この押えローラ３の中心軸とＸ方向とのな
す鋭角は、泡の逃げに関しては直角よりできるだけ傾け
る（図１に示される角度θが小さい）方が好ましい。し
かし余り傾けると貼付スピードが落ちて時間がかかるた
め、６０〜８０゜程度に設定されることが好ましい。
す鋭角は、泡の逃げに関しては直角よりできるだけ傾け
る（図１に示される角度θが小さい）方が好ましい。し
かし余り傾けると貼付スピードが落ちて時間がかかるた
め、６０〜８０゜程度に設定されることが好ましい。
【００１１】図１に示される例では、押えローラ３の位
置は移動させないで回転するだけとし、パネル基板１を
その一辺１ｃと平行な方向（流れ方向Ｘ）に移動させる
ことにより両者の相対移動をさせている。この構成で、
パネル基板１の位置合せ（Ｘ方向に対する向きおよびｘ
ｙ座標）をして、偏光板２の位置合せもすると共に、偏
光板２の一端をパネル基板１の一端部１ａ合せて重ね
る。そして、偏光板２の一端部の角２ａ部分を押えロー
ラ３により圧接し、順次パネル基板１を流れ方向Ｘに沿
って移動させる。パネル基板１を順次移動させることに
より偏光板２がその一端部の角部２ａから順次貼付され
る。
置は移動させないで回転するだけとし、パネル基板１を
その一辺１ｃと平行な方向（流れ方向Ｘ）に移動させる
ことにより両者の相対移動をさせている。この構成で、
パネル基板１の位置合せ（Ｘ方向に対する向きおよびｘ
ｙ座標）をして、偏光板２の位置合せもすると共に、偏
光板２の一端をパネル基板１の一端部１ａ合せて重ね
る。そして、偏光板２の一端部の角２ａ部分を押えロー
ラ３により圧接し、順次パネル基板１を流れ方向Ｘに沿
って移動させる。パネル基板１を順次移動させることに
より偏光板２がその一端部の角部２ａから順次貼付され
る。
【００１２】パネル基板１は、たとえば図２に示される
ような構造になっており、つぎのように製造される。す
なわち、２枚の絶縁性透明基板１１、１２にそれぞれＩ
ＴＯ膜などの透明導電膜をスパッタリングなどにより全
面に設けてパターニングすることにより電極パターン１
３、１４を形成する。さらにポリイミドなどからなり液
晶分子を一定の方向に配向させる配向膜１５、１６を設
ける。そして、２枚の絶縁性透明基板１１、１２を図示
しないスペーサなどにより一定の間隙に保持して対向さ
せ、その周囲でシール剤１７により貼着する。ついで、
液晶材料をその間隙部に注入して液晶層１８を形成し、
その注入口をＵＶ樹脂などにより封止することにより得
られる。そして、その両外表面に前述のように偏光板２
１、２２が貼付される。
ような構造になっており、つぎのように製造される。す
なわち、２枚の絶縁性透明基板１１、１２にそれぞれＩ
ＴＯ膜などの透明導電膜をスパッタリングなどにより全
面に設けてパターニングすることにより電極パターン１
３、１４を形成する。さらにポリイミドなどからなり液
晶分子を一定の方向に配向させる配向膜１５、１６を設
ける。そして、２枚の絶縁性透明基板１１、１２を図示
しないスペーサなどにより一定の間隙に保持して対向さ
せ、その周囲でシール剤１７により貼着する。ついで、
液晶材料をその間隙部に注入して液晶層１８を形成し、
その注入口をＵＶ樹脂などにより封止することにより得
られる。そして、その両外表面に前述のように偏光板２
１、２２が貼付される。
【００１３】つぎに、本発明の製法による作用について
説明をする。図１（ｂ）に示されるように、パネル基板
１と偏光板２との間に気泡４が発生した場合、押えロー
ラ３とパネル基板１との相対移動による気泡４への力Ｐ
は、押えローラ３の中心軸３ａに対して直角方向に加わ
る。この力Ｐは、ｘ軸方向とｙ軸方向にそれぞれＰｘと
Ｐｙの力としてそれぞれ分解することができる。すなわ
ち、従来は押えローラ３の中心軸と流れ方向Ｘとが直角
であったため気泡４を押す力はｘ軸方向のみしか働かな
かったものが、本発明によれば、押えローラ３の中心軸
が斜めになっているため、気泡４を押す力はｘ軸方向と
ｙ軸方向の両方に働く。その結果、気泡４はｘ軸方向に
押しやられるだけではなく、ｙ軸方向にも押しやられ、
パネル基板１の側辺側に気泡４が押しやられる。側辺側
への距離は一般に短いため、効率よく気泡４を逃がすこ
とができる。
説明をする。図１（ｂ）に示されるように、パネル基板
１と偏光板２との間に気泡４が発生した場合、押えロー
ラ３とパネル基板１との相対移動による気泡４への力Ｐ
は、押えローラ３の中心軸３ａに対して直角方向に加わ
る。この力Ｐは、ｘ軸方向とｙ軸方向にそれぞれＰｘと
Ｐｙの力としてそれぞれ分解することができる。すなわ
ち、従来は押えローラ３の中心軸と流れ方向Ｘとが直角
であったため気泡４を押す力はｘ軸方向のみしか働かな
かったものが、本発明によれば、押えローラ３の中心軸
が斜めになっているため、気泡４を押す力はｘ軸方向と
ｙ軸方向の両方に働く。その結果、気泡４はｘ軸方向に
押しやられるだけではなく、ｙ軸方向にも押しやられ、
パネル基板１の側辺側に気泡４が押しやられる。側辺側
への距離は一般に短いため、効率よく気泡４を逃がすこ
とができる。
【００１４】さらに、パネル基板１と偏光板２の両方を
位置合せして押えローラ３により圧接して貼付する際
に、偏光板２の一端部全体を同時に押さえ付けないで、
一部の角部のみをまず押え付けるため、偏光板２に大き
な力が加わらず、相互の位置関係のずれが生じることが
ない。そのため、偏光板２を正確な位置で貼付すること
ができる。
位置合せして押えローラ３により圧接して貼付する際
に、偏光板２の一端部全体を同時に押さえ付けないで、
一部の角部のみをまず押え付けるため、偏光板２に大き
な力が加わらず、相互の位置関係のずれが生じることが
ない。そのため、偏光板２を正確な位置で貼付すること
ができる。
【００１５】前述の例では、押えローラ３を一定の位置
にして、パネル基板１をＸ方向に移動させたが、パネル
基板１を固定しておいて、押えローラ３を回転させなが
ら移動させてもよく、要は、両者の角度を一定に維持し
ながら相対的に移動させればよい。
にして、パネル基板１をＸ方向に移動させたが、パネル
基板１を固定しておいて、押えローラ３を回転させなが
ら移動させてもよく、要は、両者の角度を一定に維持し
ながら相対的に移動させればよい。
【００１６】
【発明の効果】本発明によれば、偏光板とパネル基板と
の間に殆ど気泡を巻き込むことがなく、歩留りが向上す
ると共に、液晶表示パネルの視認特性が向上する。さら
に、偏光板とパネル基板との位置関係のずれもなくな
り、外観的にも優れた液晶表示パネルが得られる。
の間に殆ど気泡を巻き込むことがなく、歩留りが向上す
ると共に、液晶表示パネルの視認特性が向上する。さら
に、偏光板とパネル基板との位置関係のずれもなくな
り、外観的にも優れた液晶表示パネルが得られる。
【図１】本発明の液晶表示パネルの偏光板の貼付工程の
説明図である。
説明図である。
【図２】液晶表示パネルの構成例を示す断面説明図であ
る。
る。
【図３】従来の液晶表示パネルの偏光板の貼付工程の説
明図である。
明図である。
１ パネル基板 ２ 偏光板 ３ 押えローラ ４ 気泡
Claims (1)
- 【請求項１】 ２枚の絶縁性透明基板にそれぞれ電極パ
ターンを形成すると共に、該２枚の絶縁性透明基板をそ
の周囲でシール剤により一定間隙を有するように貼着
し、該一定間隙部に液晶材料を充填してパネル基板を形
成し、該パネル基板の外表面にそれぞれ偏光板を貼付す
る液晶パネルの製法であって、前記パネル基板の一端側
に前記偏光板の一端側を位置合せし、該パネル基板の一
辺と軸方向が鋭角をなすようにセッティングした押えロ
ーラにより前記偏光板の一端部の角部を押し付け、つい
で前記パネル基板の一辺と前記ローラの軸方向との角度
を維持しながら前記パネル基板とローラとの相対位置を
移動させることにより前記偏光板を貼付することを特徴
とする液晶表示パネルの製法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10076858A JPH11271761A (ja) | 1998-03-25 | 1998-03-25 | 液晶表示パネルの製法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10076858A JPH11271761A (ja) | 1998-03-25 | 1998-03-25 | 液晶表示パネルの製法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH11271761A true JPH11271761A (ja) | 1999-10-08 |
Family
ID=13617360
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP10076858A Pending JPH11271761A (ja) | 1998-03-25 | 1998-03-25 | 液晶表示パネルの製法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH11271761A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100556694B1 (ko) * | 2002-06-07 | 2006-03-07 | 엘지.필립스 엘시디 주식회사 | 터치패널 일체형 액정표시패널의 합착장치와 이를 이용한 터치패널 일체형 액정표시패널의 제조방법 |
| CN100460898C (zh) * | 2003-11-20 | 2009-02-11 | 夏普株式会社 | 圆偏振板、垂直配向型液晶显示板及其制造方法 |
| WO2016199690A1 (ja) * | 2015-06-12 | 2016-12-15 | シャープ株式会社 | シート材貼付装置及びシート材貼付方法 |
-
1998
- 1998-03-25 JP JP10076858A patent/JPH11271761A/ja active Pending
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100556694B1 (ko) * | 2002-06-07 | 2006-03-07 | 엘지.필립스 엘시디 주식회사 | 터치패널 일체형 액정표시패널의 합착장치와 이를 이용한 터치패널 일체형 액정표시패널의 제조방법 |
| CN100460898C (zh) * | 2003-11-20 | 2009-02-11 | 夏普株式会社 | 圆偏振板、垂直配向型液晶显示板及其制造方法 |
| WO2016199690A1 (ja) * | 2015-06-12 | 2016-12-15 | シャープ株式会社 | シート材貼付装置及びシート材貼付方法 |
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