JPH11271238A - プラスチック容器の天面部の検査方法 - Google Patents

プラスチック容器の天面部の検査方法

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JPH11271238A
JPH11271238A JP9543698A JP9543698A JPH11271238A JP H11271238 A JPH11271238 A JP H11271238A JP 9543698 A JP9543698 A JP 9543698A JP 9543698 A JP9543698 A JP 9543698A JP H11271238 A JPH11271238 A JP H11271238A
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JP
Japan
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top surface
inspection
light source
work
inspection stage
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Pending
Application number
JP9543698A
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English (en)
Inventor
Kazuya Murase
量哉 村瀬
Kazutsuka Kai
千束 甲斐
Tadayoshi Teramoto
忠義 寺本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Yakult Honsha Co Ltd
N Tec KK
Toho Shoji KK
Original Assignee
Yakult Honsha Co Ltd
N Tec KK
Toho Shoji KK
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 プラスチック容器の天面部における検査効率
を上げること、特に、天面部における割れの検出を完全
に行う事ができるプラスチック容器の天面部の検査方法
を提供する。 【解決手段】 ワーク天面部の検査Sをワーク天面W1
の上部に配置された第1光源11を照射して第1カメラ
12によってワーク天面W1の画像を取り込んで光学的
検査を行う第1検査ステージS1と、ワーク天面W1の
側部に配置された第2光源15を照射して第2カメラ1
6によってワーク天面W1の画像を取り込んで光学的検
査を行う第2検査ステージS2と、ワーク天面W1の側
部に前記第2光源15と略90度の角度向きを変えて配
置された第3光源21を照射して第3カメラ22によっ
てワーク天面W1の画像を取り込んで光学的検査を行う
第3検査ステージS3とで構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明はプラスチック容器
の天面部の検査方法に関する。
【0002】
【従来の技術】例えば乳酸菌飲料用の小型のプラスチッ
ク容器は、通常、ブロー成形によって連続的に成形され
る。このプラスチック成形容器は中身飲料の充填に先立
って、各種の外観検査がなされる。その主なものとして
は、容器側面における成形不良や汚れ等を検査する側面
検査、容器底面の成形不良ならびに内底面の異物等を検
査する底内面検査、および容器口部における成形不良や
汚れ等を検査する天面検査がある。このうち、天面検査
では、容器口部におけるバリ(突起物)や割れ等は安全
使用上の重度の欠陥とされる。
【0003】しかるに、従来一般の天面検査としては、
被検査物であるワーク天面の上部に光源を配置して、カ
メラによってこの光源によって照射されたワーク天面の
画像を取り込んで光学的検査を行うのが通常であった。
しかしながら、このワーク天面の上部からの照射光源で
は、バリ等の突起物に対する検出は効果的であるが、天
面部に内在する割れについては、光源の照射方向が正面
となるので、照射光が透過して検出不能になることがし
ばしばあった。特に、前記のような小型のブロー成形容
器等にあっては、割れが極めて微細な線条となるので検
出率が低いという問題があった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】この発明は、このよう
な問題点に鑑み、プラスチック容器の天面部における検
査効率を上げること、特に、天面部における割れの検出
を完全に行う事ができるプラスチック容器の天面部の検
査方法を提案するものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】すなわち、この発明は、
ワーク天面の上部に配置された第1光源を照射して第1
カメラによってワーク天面の画像を取り込んで光学的検
査を行う第1検査ステージと、ワーク天面の側部に配置
された第2光源を照射して第2カメラによってワーク天
面の画像を取り込んで光学的検査を行う第2検査ステー
ジと、ワーク天面の側部に前記第2光源と略90度の角
度向きを変えて配置された第3光源を照射して第3カメ
ラによってワーク天面の画像を取り込んで光学的検査を
行う第3検査ステージとからなることを特徴とするプラ
スチック容器の天面部の検査方法に係る。
【0006】
【発明の実施の形態】以下添付の図面に従ってこの発明
を詳細に説明する。図1はこの発明の天面部の検査方法
を含むプラスチック容器の各種外観検査の全体構成を表
す概略平面図、図2はこの発明の天面検査の第1検査ス
テージを表す概略側面図、図3は同じく第2若しくは第
3検査ステージを表す概略側面図、図4は第2及び第3
検査ステージにおけるワーク天面に対する有効検出範囲
を表す概略平面図である。
【0007】図1の平面図に図示したように、プラスチ
ック容器口部における成形不良や汚れ等を検査する天面
部の検査Sは、容器側面における成形不良や汚れ等を検
査する側面検査B1,B2および容器底面の成形不良な
らびに内底面の異物等を検査する底内面検査Aと併せ
て、中身飲料の充填前の容器の外観検査の一検査として
行われる。前記外観検査の各検査は、等間隔、かつ一定
速度で搬送されるワークW(この実施例では、乳酸菌飲
料用の小型のプラスチック容器)を光電管(図示せず)
で検知し、それぞれの光源によりワークWを照射して、
それぞれのカメラで画像を取り込み、公知の手法により
画像処理を施す公知の光学的検査によって行われる。ま
た、この例の外観検査においては、底内面検査A、第1
側面検査B1、天面検査S、第2側面検査B2の順に行
われ(なお、検査順序は適宜変わる)、各検査によって
不良品と判断されたワークWは、不良品排出部Eで電磁
弁40によるエアーブロー等によって除去される。図に
おいて、符号CはワークWの搬送路(コンベア)、31
は底内面検査A用光源、32は底内面検査A用カメラ、
33は第1側面検査B1用光源、34は第1側面検査B
1用カメラ、35は第2側面検査B2用光源、36は第
2側面検査B2用カメラを表す。
【0008】そして、この発明に係る天面部の検査S方
法は、図示されるように、第1検査ステージS1と第2
検査ステージS2と第3検査ステージS3とからなる。
なお、これらの検査ステージの順序は適宜変えることが
できる。
【0009】第1検査ステージS1では、図2に示すよ
うに、ワークWの天面W1の上部に配置された第1光源
11から、該ワーク天面W1に対し垂直方向に光を照射
して、第1カメラ12によってワーク天面W1の画像を
取り込んで光学的検査を行う。この第1検査ステージS
1によって、容器口部におけるバリのような突起物欠陥
やメクレ欠陥等が検出される。なお、この第1検査ステ
ージS1は、従来の天面検査手段と同じである。
【0010】第2検査ステージS2では、図3および図
4に示すように、ワーク天面W1の側部に配置された第
2光源15から、該ワーク天面W1に対し直角方向に光
を照射して、第2カメラ16によってワーク天面W1の
画像を取り込んで光学的検査を行う。この第2検査ステ
ージS2によって、天面部W1の所定領域に内在する割
れN欠陥が検出される。このように側部の光源からワー
ク天面W1に対し直角方向に光を照射することによっ
て、天面に対し垂直方向に光を照射した場合のように光
が透過せず、従って内在する割れNを光の変化によって
検出することが可能となる。
【0011】ただし、側部から光を照射した場合には、
光の照射範囲に制限ができる。図4に示すように、第2
検査ステージS2における光源15による光の照射範
囲、つまり天面部W1における有効検査範囲(所定領
域)は、天面部W1の中央側部分を除く両側部分、すな
わち、図4の符号a−bまでの領域とc−dまでの領域
(図示で斜線で示された部分)である。これらの符号a
−bまでの領域とc−dまでの領域では、天面に内在す
る割れNを光の変化部(率)として捉え、欠陥の検出が
可能である。これに対して、天面部W1の中央側部分b
−c,d−aの領域では検出が困難である。
【0012】そこで、第3検査ステージS3では、図3
および図4に示すように、ワーク天面W1の側部に前記
第2光源15と略90度の角度向きを変えて配置された
第3光源21を照射して第3カメラに22よってワーク
天面W1の画像を取り込んで光学的検査を行う。この第
3検査ステージS3によって、少なくとも前記第2検査
ステージS2で検出不能とされた天面部W1の中央側部
分b−c,d−aの領域において、該天面部W1に内在
する割れN欠陥を検出することができる。当該第3検査
ステージS3における有効検出範囲は、図4の符号b−
cまでの領域とd−aまでの領域(図示で斜線で示され
た部分)である。このように、第2検査ステージSと第
3検査ステージS3を併せて行えば、天面W1全周の割
れ欠陥を漏れなく確実に検出することができる。
【0013】このように、この方法発明においては、第
1検査ステージS1によってバリ等の突起物欠陥やメク
レ欠陥等を検出するとともに、第2検査ステージS2お
よび第3検査ステージS3によって、従来において検出
率が低い割れ欠陥を完全に検出することができ、検査効
率は飛躍的に向上する。
【0014】
【発明の効果】以上図示し説明したように、この発明に
係るプラスチック容器の天面部の検査方法よれば、ワー
ク天面の上部に配置された第1光源を照射して行う第1
検査ステージでバリ等の突起物欠陥やメクレ欠陥等を検
出し、かつワーク天面の側部に配置された第2光源およ
び第3光源を照射して行う第2検査ステージおよび第3
検査ステージで割れ欠陥を完全に検出することができ、
検査効率は飛躍的に向上する。また、第3検査ステージ
の第3光源を第2検査ステージの第2光源と略90度の
角度向きを変えて配置するようにすれば、天面全周の割
れ欠陥を漏れなく確実に検出することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の天面部の検査方法を含むプラスチッ
ク容器の各種外観検査の全体構成を表す概略平面図であ
る。
【図2】この発明の天面検査の第1検査ステージを表す
概略側面図である。
【図3】同じく第2若しくは第3検査ステージを表す概
略側面図である。
【図4】第2及び第3検査ステージにおけるワーク天面
に対する有効検出範囲を表す概略平面図である。
【符号の説明】
11 第1光源 12 第1カメラ 15 第2光源 16 第2カメラ 21 第3光源 22 第3カメラ W ワーク W1 ワーク天面 S 天面部の検査 S1 第1検査ステージ S2 第2検査ステージ S3 第3検査ステージ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 甲斐 千束 東京都港区東新橋1丁目1番19号 株式会 社ヤクルト本社内 (72)発明者 寺本 忠義 大阪市西成区玉出西1丁目16番5号 東邦 商事株式会社内

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ワーク天面の上部に配置された第1光源
    を照射して第1カメラによってワーク天面の画像を取り
    込んで光学的検査を行う第1検査ステージと、 ワーク天面の側部に配置された第2光源を照射して第2
    カメラによってワーク天面の画像を取り込んで光学的検
    査を行う第2検査ステージと、 ワーク天面の側部に前記第2光源と略90度の角度向き
    を変えて配置された第3光源を照射して第3カメラによ
    ってワーク天面の画像を取り込んで光学的検査を行う第
    3検査ステージとからなることを特徴とするプラスチッ
    ク容器の天面部の検査方法。
JP9543698A 1998-03-23 1998-03-23 プラスチック容器の天面部の検査方法 Pending JPH11271238A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004347449A (ja) * 2003-05-22 2004-12-09 N Tech:Kk 容器の天面部の検査方法
JP2005265812A (ja) * 2004-03-22 2005-09-29 Aohata Corp 密封容器の検査方法及び内容物入り密封容器製品の製造方法
JP2013525804A (ja) * 2010-05-04 2013-06-20 サノフィ−アベンティス・ドイチュラント・ゲゼルシャフト・ミット・ベシュレンクテル・ハフツング ガラス体中の欠陥の検出用デバイス及び方法
JP2015010967A (ja) * 2013-06-29 2015-01-19 富士電機株式会社 容器ブロック体検査装置

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