JPH11270626A - 圧縮機の防振支持装置 - Google Patents
圧縮機の防振支持装置Info
- Publication number
- JPH11270626A JPH11270626A JP6984698A JP6984698A JPH11270626A JP H11270626 A JPH11270626 A JP H11270626A JP 6984698 A JP6984698 A JP 6984698A JP 6984698 A JP6984698 A JP 6984698A JP H11270626 A JPH11270626 A JP H11270626A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- elastic rubber
- rubber body
- compressor
- support device
- vibration
- Prior art date
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- Pending
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 支持高さを調整可能な圧縮機の防振支持装置
を提供する。 【解決手段】 固定台１上にスタッドボルト２を固着
し、同スタッドボルト２に中空筒状の弾性ゴム体３を装
着し、同弾性ゴム体３の上に圧縮機５を載置し支持して
なる圧縮機の防振支持装置において、前記弾性ゴム体３
の下端に、前記弾性ゴム体３の下端外周部と部分的に連
結した連結部１０により前記弾性ゴム体３と一体に形成
した高さ調整片９を設ける。
を提供する。 【解決手段】 固定台１上にスタッドボルト２を固着
し、同スタッドボルト２に中空筒状の弾性ゴム体３を装
着し、同弾性ゴム体３の上に圧縮機５を載置し支持して
なる圧縮機の防振支持装置において、前記弾性ゴム体３
の下端に、前記弾性ゴム体３の下端外周部と部分的に連
結した連結部１０により前記弾性ゴム体３と一体に形成
した高さ調整片９を設ける。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、圧縮機の防振支持
装置に係わり、より詳細には、被支持物を支持する弾性
ゴム体の構成に関する。
装置に係わり、より詳細には、被支持物を支持する弾性
ゴム体の構成に関する。
【０００２】
【従来の技術】従来の圧縮機の防振支持装置は、図５に
て示すように、薄板鋼板等の板金製の固定台１に、スタ
ッドボルト２が固定台１の上面に向けて三本固着され、
同スタッドボルト２に中空円筒状の弾性ゴム体３が三個
挿着され、同弾性ゴム体３の上に、圧縮機５の三箇所の
取付部６を、同取付部６に形成した取付孔７を前記スタ
ッドボルト２に嵌挿して載置し、取付ナット８を前記ス
タッドボルト２に螺着し、前記圧縮機３の取付部６を前
記弾性ゴム体３と前記取付ナット８で挟み込み固定して
なる構成であった。
て示すように、薄板鋼板等の板金製の固定台１に、スタ
ッドボルト２が固定台１の上面に向けて三本固着され、
同スタッドボルト２に中空円筒状の弾性ゴム体３が三個
挿着され、同弾性ゴム体３の上に、圧縮機５の三箇所の
取付部６を、同取付部６に形成した取付孔７を前記スタ
ッドボルト２に嵌挿して載置し、取付ナット８を前記ス
タッドボルト２に螺着し、前記圧縮機３の取付部６を前
記弾性ゴム体３と前記取付ナット８で挟み込み固定して
なる構成であった。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、本構成
では、圧縮機の支持高さを変えようとした場合、弾性ゴ
ム体の下にスペーサを敷いて高くしたり、弾性ゴム体を
高さの異なるものに変えたりする必要があり、管理部品
点数が増加するという問題点があった。本発明において
は、上記の問題点に鑑み、支持高さを調整可能な圧縮機
の防振支持装置を提供することを目的とする。
では、圧縮機の支持高さを変えようとした場合、弾性ゴ
ム体の下にスペーサを敷いて高くしたり、弾性ゴム体を
高さの異なるものに変えたりする必要があり、管理部品
点数が増加するという問題点があった。本発明において
は、上記の問題点に鑑み、支持高さを調整可能な圧縮機
の防振支持装置を提供することを目的とする。
【０００４】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記課題を解
決するため、固定台上にスタッドボルトを固着し、同ス
タッドボルトに中空筒状の弾性ゴム体を装着し、同弾性
ゴム体の上に圧縮機を載置し支持してなる圧縮機の防振
支持装置において、前記弾性ゴム体の下端に、前記弾性
ゴム体の下端外周部と部分的に連結した連結部により前
記弾性ゴム体と一体に形成した高さ調整片を設けた構成
となっている。
決するため、固定台上にスタッドボルトを固着し、同ス
タッドボルトに中空筒状の弾性ゴム体を装着し、同弾性
ゴム体の上に圧縮機を載置し支持してなる圧縮機の防振
支持装置において、前記弾性ゴム体の下端に、前記弾性
ゴム体の下端外周部と部分的に連結した連結部により前
記弾性ゴム体と一体に形成した高さ調整片を設けた構成
となっている。
【０００５】また、前記高さ調整片に、前記スタッドボ
ルトが挿通する挿通孔を設けた構成となっている。
ルトが挿通する挿通孔を設けた構成となっている。
【０００６】また、前記高さ調整片を、左右に分割して
設けた構成となっている。
設けた構成となっている。
【０００７】また、前記左右に分割した高さ調整片を、
薄肉部で連結した構成となっている。
薄肉部で連結した構成となっている。
【０００８】更に、前記連結部を、薄肉状に形成した構
成となっている。
成となっている。
【０００９】
【発明の実施の形態】図１乃至図４にて示す本発明の実
施例により、本発明の実施の形態について説明する。図
１の全体構成図と図２の要部断面図にて示すように、薄
板鋼板等の板金製の固定台１に、スタッドボルト２が固
定台１の上面に向けて三本固着され、同スタッドボルト
２に夫々、弾性ゴム体３が同弾性ゴム体３の中空部４を
挿通するように装着され、前記弾性ゴム体３の上に、圧
縮機５の三箇所の取付部６を、同取付部６に形成した取
付孔７を前記スタッドボルト２に挿通して載置し、取付
ナット８を前記スタッドボルト２に螺着し、前記取付部
６を前記弾性ゴム体３と前記取付ナット８で挟み込み固
定する。図３は前記弾性ゴム体３の単体状態での拡大図
で、（Ａ）は側面から見た断面図、（Ｂ）は底面図であ
る。同図３にて示すように、前記弾性ゴム体３には、中
心に前記中空部４を設け、下端に、前記弾性ゴム体３の
左右側面部と部分的に連結する薄肉状の連結部１０によ
り一体的に形成され、中央に薄肉部１１と挿通孔１２と
を備えた高さ調整片９を設けている。
施例により、本発明の実施の形態について説明する。図
１の全体構成図と図２の要部断面図にて示すように、薄
板鋼板等の板金製の固定台１に、スタッドボルト２が固
定台１の上面に向けて三本固着され、同スタッドボルト
２に夫々、弾性ゴム体３が同弾性ゴム体３の中空部４を
挿通するように装着され、前記弾性ゴム体３の上に、圧
縮機５の三箇所の取付部６を、同取付部６に形成した取
付孔７を前記スタッドボルト２に挿通して載置し、取付
ナット８を前記スタッドボルト２に螺着し、前記取付部
６を前記弾性ゴム体３と前記取付ナット８で挟み込み固
定する。図３は前記弾性ゴム体３の単体状態での拡大図
で、（Ａ）は側面から見た断面図、（Ｂ）は底面図であ
る。同図３にて示すように、前記弾性ゴム体３には、中
心に前記中空部４を設け、下端に、前記弾性ゴム体３の
左右側面部と部分的に連結する薄肉状の連結部１０によ
り一体的に形成され、中央に薄肉部１１と挿通孔１２と
を備えた高さ調整片９を設けている。
【００１０】上記構成において、次にその作用等につい
て説明する。図３にて示すように、前記高さ調整片９が
下端にある状態で前記弾性ゴム体３を装着すると、図２
にて示すように、前記圧縮機５の重量で前記弾性ゴム体
３と前記高さ調整片９とが密着することにより、前記圧
縮機５の支持高さを、前記高さ調整片９の高さ分だけ高
くすることができる。なお、前記連結部１０を、前記弾
性ゴム体３の左右側面部と連結することにより、前記連
結部１０が前記弾性ゴム体３と前記高さ調整片９との密
着を阻害することを防止することができる。また、この
状態では、前記高さ調整片９は中央の前記薄肉部１１で
繋がっているため、前記圧縮機５の振動等により前記高
さ調整片９が前記弾性ゴム体３の下端から外れることは
ない。図４の（Ｂ）にて示すように、前記高さ調整片９
を中央の薄肉部１１で切り離し左右に拡げてから、図４
の（Ａ）にて示すように装着することにより、前記圧縮
機５の支持高さを、前記高さ調整片９の高さ分だけ低く
することができる。なお、前記高さ調整片９は左右に拡
げた後、図４の（Ｃ）にて示すように、前記薄肉状の連
結部１０で切り離してから装着することにより、装着
後、前記圧縮機５の振動等により前記高さ調整片９が分
離して異物となることを防止することができる。
て説明する。図３にて示すように、前記高さ調整片９が
下端にある状態で前記弾性ゴム体３を装着すると、図２
にて示すように、前記圧縮機５の重量で前記弾性ゴム体
３と前記高さ調整片９とが密着することにより、前記圧
縮機５の支持高さを、前記高さ調整片９の高さ分だけ高
くすることができる。なお、前記連結部１０を、前記弾
性ゴム体３の左右側面部と連結することにより、前記連
結部１０が前記弾性ゴム体３と前記高さ調整片９との密
着を阻害することを防止することができる。また、この
状態では、前記高さ調整片９は中央の前記薄肉部１１で
繋がっているため、前記圧縮機５の振動等により前記高
さ調整片９が前記弾性ゴム体３の下端から外れることは
ない。図４の（Ｂ）にて示すように、前記高さ調整片９
を中央の薄肉部１１で切り離し左右に拡げてから、図４
の（Ａ）にて示すように装着することにより、前記圧縮
機５の支持高さを、前記高さ調整片９の高さ分だけ低く
することができる。なお、前記高さ調整片９は左右に拡
げた後、図４の（Ｃ）にて示すように、前記薄肉状の連
結部１０で切り離してから装着することにより、装着
後、前記圧縮機５の振動等により前記高さ調整片９が分
離して異物となることを防止することができる。
【００１１】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
支持高さを調整可能な圧縮機の防振支持装置となる。
支持高さを調整可能な圧縮機の防振支持装置となる。
【図１】本発明による圧縮機の防振支持装置の全体構成
を示し、（Ａ）は上面図、（Ｂ）は側面図である。
を示し、（Ａ）は上面図、（Ｂ）は側面図である。
【図２】本発明による圧縮機の防振支持装置の一実施例
を示す側面から見た要部断面図である。
を示す側面から見た要部断面図である。
【図３】本発明による圧縮機の防振支持装置の弾性ゴム
体の拡大図で、（Ａ）は側面から見た断面図、（Ｂ）は
底面図である。
体の拡大図で、（Ａ）は側面から見た断面図、（Ｂ）は
底面図である。
【図４】本発明による圧縮機の防振支持装置の説明図
で、（Ａ）は支持高さを低くした状態の側面から見た要
部断面図、（Ｂ）は取付前の弾性ゴム体の拡大図、
（Ｃ）は取付前に高さ調整片を分離した状態の弾性ゴム
体の拡大図である。
で、（Ａ）は支持高さを低くした状態の側面から見た要
部断面図、（Ｂ）は取付前の弾性ゴム体の拡大図、
（Ｃ）は取付前に高さ調整片を分離した状態の弾性ゴム
体の拡大図である。
【図５】従来例による圧縮機の防振支持装置の全体構成
を示し、（Ａ）は上面図、（Ｂ）は側面図である。
を示し、（Ａ）は上面図、（Ｂ）は側面図である。
１ 固定台 ２ スタッドボルト ３ 弾性ゴム体 ４ 中空部 ５ 圧縮機 ６ 取付部 ７ 取付孔 ８ 取付ナット ９ 高さ調整片 １０ 連結部 １１ 薄肉部 １２ 挿通孔
Claims (5)
- 【請求項１】 固定台上にスタッドボルトを固着し、同
スタッドボルトに中空筒状の弾性ゴム体を装着し、同弾
性ゴム体の上に圧縮機を載置し支持してなる圧縮機の防
振支持装置において、 前記弾性ゴム体の下端に、前記弾性ゴム体の下端外周部
と部分的に連結した連結部により前記弾性ゴム体と一体
に形成した高さ調整片を設けてなることを特徴とする圧
縮機の防振支持装置。 - 【請求項２】 前記高さ調整片に、前記スタッドボルト
が挿通する挿通孔を設けてなることを特徴とする請求項
１記載の圧縮機の防振支持装置。 - 【請求項３】 前記高さ調整片を、左右に分割して設け
てなることを特徴とする請求項１または請求項２記載の
圧縮機の防振支持装置。 - 【請求項４】 前記左右に分割した高さ調整片を、薄肉
部で連結してなることを特徴とする請求項３記載の圧縮
機の防振支持装置。 - 【請求項５】 前記連結部を、薄肉状に形成してなるこ
とを特徴とする請求項１乃至請求項４記載の圧縮機の防
振支持装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6984698A JPH11270626A (ja) | 1998-03-19 | 1998-03-19 | 圧縮機の防振支持装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6984698A JPH11270626A (ja) | 1998-03-19 | 1998-03-19 | 圧縮機の防振支持装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH11270626A true JPH11270626A (ja) | 1999-10-05 |
Family
ID=13414590
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP6984698A Pending JPH11270626A (ja) | 1998-03-19 | 1998-03-19 | 圧縮機の防振支持装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH11270626A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2016098886A (ja) * | 2014-11-20 | 2016-05-30 | ダイキン工業株式会社 | 圧縮機の支持構造 |
-
1998
- 1998-03-19 JP JP6984698A patent/JPH11270626A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2016098886A (ja) * | 2014-11-20 | 2016-05-30 | ダイキン工業株式会社 | 圧縮機の支持構造 |
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