JPH11268874A - 紡糸巻取機 - Google Patents
紡糸巻取機Info
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- JPH11268874A JPH11268874A JP10072068A JP7206898A JPH11268874A JP H11268874 A JPH11268874 A JP H11268874A JP 10072068 A JP10072068 A JP 10072068A JP 7206898 A JP7206898 A JP 7206898A JP H11268874 A JPH11268874 A JP H11268874A
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- guide
- bobbin
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- B65H—HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL, e.g. SHEETS, WEBS, CABLES
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-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B65—CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
- B65H—HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL, e.g. SHEETS, WEBS, CABLES
- B65H67/00—Replacing or removing cores, receptacles, or completed packages at paying-out, winding, or depositing stations
- B65H67/04—Arrangements for removing completed take-up packages and or replacing by cores, formers, or empty receptacles at winding or depositing stations; Transferring material between adjacent full and empty take-up elements
- B65H67/044—Continuous winding apparatus for winding on two or more winding heads in succession
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B65—CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
- B65H—HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL, e.g. SHEETS, WEBS, CABLES
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- B65H67/04—Arrangements for removing completed take-up packages and or replacing by cores, formers, or empty receptacles at winding or depositing stations; Transferring material between adjacent full and empty take-up elements
- B65H67/044—Continuous winding apparatus for winding on two or more winding heads in succession
- B65H67/048—Continuous winding apparatus for winding on two or more winding heads in succession having winding heads arranged on rotary capstan head
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
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- B65H—HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL, e.g. SHEETS, WEBS, CABLES
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- B65H2701/30—Handled filamentary material
- B65H2701/31—Textiles threads or artificial strands of filaments
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- Replacing, Conveying, And Pick-Finding For Filamentary Materials (AREA)
- Guides For Winding Or Rewinding, Or Guides For Filamentary Materials (AREA)
- Winding Filamentary Materials (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 糸掛け時やメンテナンス時の作業が容易に行
える紡糸巻取機を提供する。 【解決手段】 連続供給される糸条Ｙを綾振りするトラ
バース装置１６と、トラバース装置１６で綾振りされた
糸条Ｙが巻き上げられると共に巻き上げ幅の外側に糸掛
け部Ｓが設けられたボビンＢと、ボビンＢが装着され、
ボビンＢを回転させるボビンホルダ１１と、ボビンＢに
所定の圧力を加えるコンタクトローラ１３と、糸条Ｙを
トラバース装置１６から離脱させた位置に変更させる糸
外しガイド３３と、糸外しガイド３３で変更した糸条Ｙ
をボビンＢの糸掛け部Ｓに向かって移動させる糸寄せガ
イド４５と、糸寄せガイド４５で移動させた糸条Ｙを一
時的に支承する糸引き止めガイド４４とを備え、トラバ
ース装置１６、コンタクトローラ１３、糸外しガイド３
３、糸寄せガイド４４及び糸引き止めガイド４５が糸条
Ｙの糸道に対して片側に寄せられている紡糸巻取機であ
る。
える紡糸巻取機を提供する。 【解決手段】 連続供給される糸条Ｙを綾振りするトラ
バース装置１６と、トラバース装置１６で綾振りされた
糸条Ｙが巻き上げられると共に巻き上げ幅の外側に糸掛
け部Ｓが設けられたボビンＢと、ボビンＢが装着され、
ボビンＢを回転させるボビンホルダ１１と、ボビンＢに
所定の圧力を加えるコンタクトローラ１３と、糸条Ｙを
トラバース装置１６から離脱させた位置に変更させる糸
外しガイド３３と、糸外しガイド３３で変更した糸条Ｙ
をボビンＢの糸掛け部Ｓに向かって移動させる糸寄せガ
イド４５と、糸寄せガイド４５で移動させた糸条Ｙを一
時的に支承する糸引き止めガイド４４とを備え、トラバ
ース装置１６、コンタクトローラ１３、糸外しガイド３
３、糸寄せガイド４４及び糸引き止めガイド４５が糸条
Ｙの糸道に対して片側に寄せられている紡糸巻取機であ
る。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、紡糸された糸条を
巻き取るテイクアップワインダ等の紡糸巻取機に係り、
特にその紡糸巻取機の空ボビンへの糸掛け時及び満パッ
ケージから空ボビンへの糸渡し時に使用する装置に関す
るものである。
巻き取るテイクアップワインダ等の紡糸巻取機に係り、
特にその紡糸巻取機の空ボビンへの糸掛け時及び満パッ
ケージから空ボビンへの糸渡し時に使用する装置に関す
るものである。
【０００２】
【従来の技術】テイクアップワインダ等の紡糸巻取機
は、機台に、２本のボビンホルダが突設されたタレット
板が設けられ、そのタレット板が１８０度回転して、ボ
ビンホルダを巻取位置と待機位置とに切り替えるように
され、そのボビンホルダの上部に、ボビンホルダに装着
されたボビンに接するコンタクトローラが設けられて構
成され、紡糸されて連続的に供給される糸条を、トラバ
ース装置で綾振りながら巻き取ってパッケージとするも
のである。
は、機台に、２本のボビンホルダが突設されたタレット
板が設けられ、そのタレット板が１８０度回転して、ボ
ビンホルダを巻取位置と待機位置とに切り替えるように
され、そのボビンホルダの上部に、ボビンホルダに装着
されたボビンに接するコンタクトローラが設けられて構
成され、紡糸されて連続的に供給される糸条を、トラバ
ース装置で綾振りながら巻き取ってパッケージとするも
のである。
【０００３】この紡糸巻取機において、パッケージが満
巻となるとタレット板を回転して待機位置の空ボビンを
巻取位置に切り替えて巻取を行うと共に待機位置の満パ
ッケージをボビンホルダから外して空ボビンを挿通して
待機状態として連続的に糸条を巻き取るようになってい
る。
巻となるとタレット板を回転して待機位置の空ボビンを
巻取位置に切り替えて巻取を行うと共に待機位置の満パ
ッケージをボビンホルダから外して空ボビンを挿通して
待機状態として連続的に糸条を巻き取るようになってい
る。
【０００４】この巻取位置と待機位置の切り替えの際、
満パッケージに巻いた糸条を、新たに巻き取る空ボビン
に糸渡しする必要があり、そのため、トラバース装置か
ら糸を外す糸外しガイド、外した糸を空ボビンの糸捕捉
溝位置まで移動させる糸寄せガイド及び移動した糸をト
ラバース装置に渡すまでの間、一時的に支承しておく糸
引き止めガイドが設けられている。これらのガイドは、
満パッケージから空ボビンへの糸渡し時以外にも、最初
に空ボビンへ糸条を装着する糸掛け時にも利用される。
満パッケージに巻いた糸条を、新たに巻き取る空ボビン
に糸渡しする必要があり、そのため、トラバース装置か
ら糸を外す糸外しガイド、外した糸を空ボビンの糸捕捉
溝位置まで移動させる糸寄せガイド及び移動した糸をト
ラバース装置に渡すまでの間、一時的に支承しておく糸
引き止めガイドが設けられている。これらのガイドは、
満パッケージから空ボビンへの糸渡し時以外にも、最初
に空ボビンへ糸条を装着する糸掛け時にも利用される。
【０００５】
【発明が解決しようとする課題】ところで、従来の紡糸
巻取機は、トラバース装置、コンタクトローラ、糸外し
ガイド、糸寄せガイド及び糸引き止めガイドが糸道を挟
んで両側に配置されていたため、糸掛け時やメンテナン
ス時に、作業が困難となりやすい。
巻取機は、トラバース装置、コンタクトローラ、糸外し
ガイド、糸寄せガイド及び糸引き止めガイドが糸道を挟
んで両側に配置されていたため、糸掛け時やメンテナン
ス時に、作業が困難となりやすい。
【０００６】そこで、本発明の目的は、上記課題を解決
し、糸掛け時やメンテナンス時の作業が容易に行える紡
糸巻取機を提供することにある。
し、糸掛け時やメンテナンス時の作業が容易に行える紡
糸巻取機を提供することにある。
【０００７】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明は、請求項１の発明は、連続供給される糸条を
綾振りするトラバース装置と、トラバース装置で綾振り
された糸条が巻き上げられると共に巻き上げ幅の外側に
糸掛け部が設けられたボビンと、ボビンが装着され、ボ
ビンを回転させるボビンホルダと、ボビンに所定の圧力
を加えるコンタクトローラと、糸条をトラバース装置か
ら離脱させた位置に変更させる糸外しガイドと、糸外し
ガイドで変更した糸条をボビンの糸掛け部に向かって移
動させる糸寄せガイドと、糸寄せガイドで移動させた糸
条を一時的に支承する糸引き止めガイドとを備え、トラ
バース装置、コンタクトローラ、糸外しガイド、糸寄せ
ガイド及び糸引き止めガイドが糸条の糸道に対して片側
に寄せられている紡糸巻取機である。
に本発明は、請求項１の発明は、連続供給される糸条を
綾振りするトラバース装置と、トラバース装置で綾振り
された糸条が巻き上げられると共に巻き上げ幅の外側に
糸掛け部が設けられたボビンと、ボビンが装着され、ボ
ビンを回転させるボビンホルダと、ボビンに所定の圧力
を加えるコンタクトローラと、糸条をトラバース装置か
ら離脱させた位置に変更させる糸外しガイドと、糸外し
ガイドで変更した糸条をボビンの糸掛け部に向かって移
動させる糸寄せガイドと、糸寄せガイドで移動させた糸
条を一時的に支承する糸引き止めガイドとを備え、トラ
バース装置、コンタクトローラ、糸外しガイド、糸寄せ
ガイド及び糸引き止めガイドが糸条の糸道に対して片側
に寄せられている紡糸巻取機である。
【０００８】請求項２の発明は、糸寄せガイド及び糸引
き止めガイドが糸条のトラバース方向と直交する方向で
かつ糸条を横断する方向に進退し、糸寄せガイド及び糸
引き止めガイドで糸条を捕捉し、糸寄せガイド及び糸引
き止めガイドが糸道に対してトラバース装置側に寄った
状態で糸条が糸引き止めガイドに一時的に支承される請
求項１記載の紡糸巻取機である。
き止めガイドが糸条のトラバース方向と直交する方向で
かつ糸条を横断する方向に進退し、糸寄せガイド及び糸
引き止めガイドで糸条を捕捉し、糸寄せガイド及び糸引
き止めガイドが糸道に対してトラバース装置側に寄った
状態で糸条が糸引き止めガイドに一時的に支承される請
求項１記載の紡糸巻取機である。
【０００９】請求項３の発明は、糸寄せガイド及び糸引
き止めガイドが、糸外しガイドと連結され、糸外しガイ
ドと一体に進退するよう構成されている請求項２記載の
紡糸巻取機である。
き止めガイドが、糸外しガイドと連結され、糸外しガイ
ドと一体に進退するよう構成されている請求項２記載の
紡糸巻取機である。
【００１０】請求項４の発明は、糸引き止めガイドが、
ボビンの軸方向に位置調整可能に設けられている請求項
３記載の紡糸巻取機である。
ボビンの軸方向に位置調整可能に設けられている請求項
３記載の紡糸巻取機である。
【００１１】
【発明の実施の形態】以下、本発明の好適一実施の形態
を添付図面に基づいて詳述する。
を添付図面に基づいて詳述する。
【００１２】先ず、図１，図７により本発明における紡
糸巻取機の基本構成を説明する。
糸巻取機の基本構成を説明する。
【００１３】図１及び図７において、機台１０には、複
数のボビンＢが挿通される２本のボビンホルダ１１が突
設されたタレット板１２が回転自在に設けられ、そのタ
レット板１２が１８０度づつ回転して、ボビンホルダ１
１を巻取位置Ｗｐと待機位置Ｓｐとに切り替えるように
なっている。
数のボビンＢが挿通される２本のボビンホルダ１１が突
設されたタレット板１２が回転自在に設けられ、そのタ
レット板１２が１８０度づつ回転して、ボビンホルダ１
１を巻取位置Ｗｐと待機位置Ｓｐとに切り替えるように
なっている。
【００１４】この巻取位置Ｓｐ上には、パッケージＰの
巻き取りと共に上昇し、空ボビンＢへの切替時に降下す
るスライドボックス１４が機台１０に昇降動自在に設け
られ、そのスライドボックス１４内の下部に、ボビンＢ
（パッケージＰ）と接して回転するコンタクトローラ１
３が回転自在に支持される。
巻き取りと共に上昇し、空ボビンＢへの切替時に降下す
るスライドボックス１４が機台１０に昇降動自在に設け
られ、そのスライドボックス１４内の下部に、ボビンＢ
（パッケージＰ）と接して回転するコンタクトローラ１
３が回転自在に支持される。
【００１５】スライドボックス１４のコンタクトローラ
１３上には、互いに逆方向に回転する二枚のブレードか
らなる羽根式のトラバース装置１６が設けられ、連続供
給される糸条Ｙの糸道に対して、トラバース装置１６及
びコンタクトローラ１３が、片側に寄せられて設けられ
ている。トラバース装置１６の上部には、上部糸ガイド
装置２０が、糸条Ｙに対してトラバース装置１６側に集
中して配置される。
１３上には、互いに逆方向に回転する二枚のブレードか
らなる羽根式のトラバース装置１６が設けられ、連続供
給される糸条Ｙの糸道に対して、トラバース装置１６及
びコンタクトローラ１３が、片側に寄せられて設けられ
ている。トラバース装置１６の上部には、上部糸ガイド
装置２０が、糸条Ｙに対してトラバース装置１６側に集
中して配置される。
【００１６】また、機台１０には、揺動可能にアーム２
１が設けられ、そのアーム２１に、下部糸ガイド装置２
１ａが設けられる。
１が設けられ、そのアーム２１に、下部糸ガイド装置２
１ａが設けられる。
【００１７】下部糸ガイド装置２１ａは、アーム２１に
スライド自在に設けられ、糸切替え時に待機位置Ｓｐに
移った満パッケージに巻き取られている糸条が満パッケ
ージの糸層端部に落ちないようにする糸落ち防止ガイド
と、糸条を空ボビンに形成された糸捕捉溝（糸掛け部）
と実質的に一致させる糸シフトガイドとから構成され
る。
スライド自在に設けられ、糸切替え時に待機位置Ｓｐに
移った満パッケージに巻き取られている糸条が満パッケ
ージの糸層端部に落ちないようにする糸落ち防止ガイド
と、糸条を空ボビンに形成された糸捕捉溝（糸掛け部）
と実質的に一致させる糸シフトガイドとから構成され
る。
【００１８】なお、２２は紡糸巻取の運転条件などの設
定を行う制御盤、２３は仕切カバーである。
定を行う制御盤、２３は仕切カバーである。
【００１９】この紡糸巻取機において、タレット板１２
は、１８０度回転して、ボビンホルダ１１を巻取位置Ｗ
ｐと待機位置Ｓｐとに切り替えるようにされ、糸条Ｙの
巻取の際に、巻取位置Ｗｐのボビンホルダ１１が回転さ
れると共にそのボビンホルダ１１の上部のコンタクトロ
ーラ１３がボビンＢ（パッケージＰ）に接して回転し、
ボビンＢに所定の圧力を加え、図７に示すように紡糸さ
れて連続的に供給される複数の糸条Ｙを、トラバース装
置で綾振りながら巻き取ってパッケージＰとするもので
ある。
は、１８０度回転して、ボビンホルダ１１を巻取位置Ｗ
ｐと待機位置Ｓｐとに切り替えるようにされ、糸条Ｙの
巻取の際に、巻取位置Ｗｐのボビンホルダ１１が回転さ
れると共にそのボビンホルダ１１の上部のコンタクトロ
ーラ１３がボビンＢ（パッケージＰ）に接して回転し、
ボビンＢに所定の圧力を加え、図７に示すように紡糸さ
れて連続的に供給される複数の糸条Ｙを、トラバース装
置で綾振りながら巻き取ってパッケージＰとするもので
ある。
【００２０】この紡糸巻取機において、パッケージＰが
満巻となるとタレット板１２を回転して待機位置Ｓｐの
空ボビンＢを巻取位置Ｗｐに切り替えて巻き取りを行う
と共に待機位置Ｓｐの満パッケージＰをボビンホルダ１
１から外して空ボビンＢを挿通して待機状態Ｓｐとして
連続的に糸条Ｙを巻き取るようになっている。
満巻となるとタレット板１２を回転して待機位置Ｓｐの
空ボビンＢを巻取位置Ｗｐに切り替えて巻き取りを行う
と共に待機位置Ｓｐの満パッケージＰをボビンホルダ１
１から外して空ボビンＢを挿通して待機状態Ｓｐとして
連続的に糸条Ｙを巻き取るようになっている。
【００２１】この巻取位置Ｗｐと待機位置Ｓｐの切り替
えの際、満パッケージＰに巻いた糸条Ｙを、新たに巻き
取る空ボビンＢに糸渡しする必要があり、そのため、上
部糸ガイド装置２０は、トラバース装置１６から糸条Ｙ
を外すと共に、外した糸を空ボビンＢの糸捕捉溝位置ま
で移動させて、再度その移動した糸をトラバース装置１
６に渡すまでの間一時的に支承しておくように糸をガイ
ドするようになっている。
えの際、満パッケージＰに巻いた糸条Ｙを、新たに巻き
取る空ボビンＢに糸渡しする必要があり、そのため、上
部糸ガイド装置２０は、トラバース装置１６から糸条Ｙ
を外すと共に、外した糸を空ボビンＢの糸捕捉溝位置ま
で移動させて、再度その移動した糸をトラバース装置１
６に渡すまでの間一時的に支承しておくように糸をガイ
ドするようになっている。
【００２２】以下、この上部糸ガイド装置２０を説明す
る。
る。
【００２３】さて、本発明の上部糸ガイド装置２０は、
糸道（パッケージ形成中の糸道）に対して、羽根式トラ
バース装置１６と共に片側に集中して位置するようにス
ライドボックス１４内に配置され、スライドボックス１
４のトラバース装置１６等を覆う開閉カバー１４ａを開
放した際に、糸道の反対側（トラバース装置１６が設け
られた側と反対側、すなわち開閉カバー１４ａ側）に部
材が配置されないようにしたものである。
糸道（パッケージ形成中の糸道）に対して、羽根式トラ
バース装置１６と共に片側に集中して位置するようにス
ライドボックス１４内に配置され、スライドボックス１
４のトラバース装置１６等を覆う開閉カバー１４ａを開
放した際に、糸道の反対側（トラバース装置１６が設け
られた側と反対側、すなわち開閉カバー１４ａ側）に部
材が配置されないようにしたものである。
【００２４】この上部糸ガイド装置２０は、図３に拡大
して示すように、支持板２４に進退自在に設けられたへ
字状の糸外し用プレート２５と、その糸外し用プレート
２５に設けられると共にボビンＢの糸掛け部Ｓ（図６）
に対応する位置に設けられ、その糸外し用プレート２５
の前進時に糸条Ｙを捕捉することができる位置まで前進
される糸引き止めガイド２６と、糸外しガイド２５に、
その糸引き止めガイド２６と対向するよう且つトラバー
ス方向に往復動自在に設けられて、糸条Ｙを、ボビンＢ
の糸掛け部Ｓに寄せて糸引き止めガイド２６に係合する
ための糸寄せガイド２７とから構成される。
して示すように、支持板２４に進退自在に設けられたへ
字状の糸外し用プレート２５と、その糸外し用プレート
２５に設けられると共にボビンＢの糸掛け部Ｓ（図６）
に対応する位置に設けられ、その糸外し用プレート２５
の前進時に糸条Ｙを捕捉することができる位置まで前進
される糸引き止めガイド２６と、糸外しガイド２５に、
その糸引き止めガイド２６と対向するよう且つトラバー
ス方向に往復動自在に設けられて、糸条Ｙを、ボビンＢ
の糸掛け部Ｓに寄せて糸引き止めガイド２６に係合する
ための糸寄せガイド２７とから構成される。
【００２５】この上部糸ガイド装置２０の詳細を図２に
より説明する。
より説明する。
【００２６】スライドボックス１４の枠体３０には、支
持板２４が支持され、その支持板２４の下方に一対のレ
ール３２にて糸道に対して進退自在に糸外し用プレート
２５が設けられる。
持板２４が支持され、その支持板２４の下方に一対のレ
ール３２にて糸道に対して進退自在に糸外し用プレート
２５が設けられる。
【００２７】この糸外し用プレート２５は、その先端
に、トラバース装置１６から糸を外す（糸道Ｙをトラバ
ース装置１６から離脱した位置に変更させる）ための断
面円形の糸外しガイド３３を有すると共に後述する羽根
式トラバース装置１６に位置して開口部３４が形成され
る。
に、トラバース装置１６から糸を外す（糸道Ｙをトラバ
ース装置１６から離脱した位置に変更させる）ための断
面円形の糸外しガイド３３を有すると共に後述する羽根
式トラバース装置１６に位置して開口部３４が形成され
る。
【００２８】糸外し用プレート２５は、一対のリンク機
構３５を介して支持板２４に連結され、そのリンク機構
３５が連結棒３６に連結され、その連結棒３６に進退用
シリンダ３７が連結され、シリンダ３７のロッド３８の
伸長で連結棒３６，リンク機構３５を介して糸外し用プ
レート２５が図示の実線の位置から２点鎖線に示した位
置２５Ｐに前進するようになっている。また連結棒３６
と支持板２４とはスプリング３９で連結され、そのスプ
リング３９のスプリング力で、糸外しガイド２５が前進
位置から実線の後退した位置に戻されるようになってい
る。
構３５を介して支持板２４に連結され、そのリンク機構
３５が連結棒３６に連結され、その連結棒３６に進退用
シリンダ３７が連結され、シリンダ３７のロッド３８の
伸長で連結棒３６，リンク機構３５を介して糸外し用プ
レート２５が図示の実線の位置から２点鎖線に示した位
置２５Ｐに前進するようになっている。また連結棒３６
と支持板２４とはスプリング３９で連結され、そのスプ
リング３９のスプリング力で、糸外しガイド２５が前進
位置から実線の後退した位置に戻されるようになってい
る。
【００２９】糸外しガイド３３は、トラバース方向に延
びた全糸条共通のバーとして構成され、待機位置では、
糸条Ｙに対してトラバース装置１６側に位置しており、
糸外し用プレート２５が前進すると、糸外し用プレート
２５に連結されているため、プレート２５に伴ってトラ
バース方向と直交する方向でかつ糸条を横断する方向に
動かされ、トラバース装置１６から糸条Ｙを離すように
作用する。
びた全糸条共通のバーとして構成され、待機位置では、
糸条Ｙに対してトラバース装置１６側に位置しており、
糸外し用プレート２５が前進すると、糸外し用プレート
２５に連結されているため、プレート２５に伴ってトラ
バース方向と直交する方向でかつ糸条を横断する方向に
動かされ、トラバース装置１６から糸条Ｙを離すように
作用する。
【００３０】糸外し用プレート２５の下方のスライドボ
ックス１４の枠体３０には、前述の羽根式トラバース装
置１６が取り付けられる。このトラバース装置１６は、
糸条を案内すると共にトラバース範囲Ｔを規定するトラ
バースガイド部材４０と、トラバースガイド部材４０の
糸移動面４１に出没して糸を左右に移動するための２枚
のブレード４２ａ，４２ｂとからなり、一方のブレード
４２ａが、図でみて反時計方向に回転し、他方のブレー
ド４２ｂが時計方向に回転するようにされると共に、そ
れぞれのトラバース端で、２枚のブレード４２ａ，４２
ｂが交差して糸のトラバース方向を切り替えるようにな
っている。
ックス１４の枠体３０には、前述の羽根式トラバース装
置１６が取り付けられる。このトラバース装置１６は、
糸条を案内すると共にトラバース範囲Ｔを規定するトラ
バースガイド部材４０と、トラバースガイド部材４０の
糸移動面４１に出没して糸を左右に移動するための２枚
のブレード４２ａ，４２ｂとからなり、一方のブレード
４２ａが、図でみて反時計方向に回転し、他方のブレー
ド４２ｂが時計方向に回転するようにされると共に、そ
れぞれのトラバース端で、２枚のブレード４２ａ，４２
ｂが交差して糸のトラバース方向を切り替えるようにな
っている。
【００３１】糸外し用プレート２５には、トラバース範
囲Ｔを外れた位置で、かつボビンＢのスリット等の糸掛
け部Ｓに対応する位置に位置するように、Ｌ字状の糸引
き止めガイド４４が、巻き取るパッケージ数に対応して
設けられる。糸引き止めガイド４４は、待機位置では、
糸条Ｙに対してトラバース装置１６側に位置しており、
糸外し用プレート２５が前進すると、糸外し用プレート
２５に連結されているため、プレート２５に伴って動か
され、糸係合部４４ａ（図６参照）が糸外しガイド３３
でトラバース装置１６から外された糸条を越えた位置に
移動する。
囲Ｔを外れた位置で、かつボビンＢのスリット等の糸掛
け部Ｓに対応する位置に位置するように、Ｌ字状の糸引
き止めガイド４４が、巻き取るパッケージ数に対応して
設けられる。糸引き止めガイド４４は、待機位置では、
糸条Ｙに対してトラバース装置１６側に位置しており、
糸外し用プレート２５が前進すると、糸外し用プレート
２５に連結されているため、プレート２５に伴って動か
され、糸係合部４４ａ（図６参照）が糸外しガイド３３
でトラバース装置１６から外された糸条を越えた位置に
移動する。
【００３２】この糸引き止めガイド４４は、図６に示し
た長穴５５によりボビンＢの軸方向に微調整可能に設け
られ、糸係合部４４ａの先端がトラバース端に調整され
る。この糸係合部４４ａで糸条Ｙが一時的に支承される
ようになっている。
た長穴５５によりボビンＢの軸方向に微調整可能に設け
られ、糸係合部４４ａの先端がトラバース端に調整され
る。この糸係合部４４ａで糸条Ｙが一時的に支承される
ようになっている。
【００３３】糸外し用プレート２５には、糸引き止めガ
イド４４に対向し、常時は他方のトラバース範囲Ｔ外に
位置し、作動時には、糸引き止めガイド４４に向かって
移動し、糸を糸掛け部Ｓ位置に寄せる糸寄せガイド４５
が設けられる。この糸寄せガイド４５は、全糸条共通の
棒状のアッパーガイド４６に設けられ、そのアッパーガ
イド４６が、ガイドレール４７にてボビン軸方向に移動
自在に設けられると共に、糸外し用プレート２５に設け
た糸寄せ用シリンダ４８にてトラバース方向に往復移動
されるようになっている。
イド４４に対向し、常時は他方のトラバース範囲Ｔ外に
位置し、作動時には、糸引き止めガイド４４に向かって
移動し、糸を糸掛け部Ｓ位置に寄せる糸寄せガイド４５
が設けられる。この糸寄せガイド４５は、全糸条共通の
棒状のアッパーガイド４６に設けられ、そのアッパーガ
イド４６が、ガイドレール４７にてボビン軸方向に移動
自在に設けられると共に、糸外し用プレート２５に設け
た糸寄せ用シリンダ４８にてトラバース方向に往復移動
されるようになっている。
【００３４】糸寄せガイド４５は、待機位置では、糸条
Ｙに対してトラバース装置１６側に位置し、糸条Ｙと接
触しないが、糸外し用プレート２５が前進すると、プレ
ート２５に連結されているため、プレート２５に伴って
動かされ、糸外しガイド３３でトラバース装置１６から
外された糸条と係合する位置に移動する。
Ｙに対してトラバース装置１６側に位置し、糸条Ｙと接
触しないが、糸外し用プレート２５が前進すると、プレ
ート２５に連結されているため、プレート２５に伴って
動かされ、糸外しガイド３３でトラバース装置１６から
外された糸条と係合する位置に移動する。
【００３５】また、糸外し用プレート２５には、糸寄せ
ガイド４５が、糸引き止めガイド４４側へ移動したこと
を検出する近接スイッチ５０が設けられると共にアッパ
ーガイド４６に検出体５１が取り付けられる。
ガイド４５が、糸引き止めガイド４４側へ移動したこと
を検出する近接スイッチ５０が設けられると共にアッパ
ーガイド４６に検出体５１が取り付けられる。
【００３６】次に本発明の作用を述べる。
【００３７】先ず、図１，図７に示すように紡糸され連
続的に供給される糸条Ｙは、羽根式トラバース装置１６
で綾振りされながら巻取位置ＷｐのボビンＢに巻き取ら
れてパッケージＰとされる。巻取中、巻取位置Ｗｐのボ
ビンホルダ１１が回転され、コンタクトローラ１３が、
その巻取中のパッケージＰに接して回転されてボビンホ
ルダ１１の回転を制御すると共に巻径の増加と共にスラ
イドボックス１４を上昇させていく。
続的に供給される糸条Ｙは、羽根式トラバース装置１６
で綾振りされながら巻取位置ＷｐのボビンＢに巻き取ら
れてパッケージＰとされる。巻取中、巻取位置Ｗｐのボ
ビンホルダ１１が回転され、コンタクトローラ１３が、
その巻取中のパッケージＰに接して回転されてボビンホ
ルダ１１の回転を制御すると共に巻径の増加と共にスラ
イドボックス１４を上昇させていく。
【００３８】この巻取中、パッケージＰが、図３に示す
ように満巻となった時に、図１に示したタレット板１２
が回転されて待機位置Ｓｐの空ボビンＢが巻取位置Ｗｐ
に、満巻パッケージＰは待機位置Ｓｐに、軌跡Ｌに示す
ように移動され、スライドボックス１４が下降し、コン
タクトローラ１３と空ボビンＢとが接触する。続いて、
図４に示すように糸外しガイド３３が糸条Ｙ側に前進し
てトラバース装置１６から糸Ｙを外す。
ように満巻となった時に、図１に示したタレット板１２
が回転されて待機位置Ｓｐの空ボビンＢが巻取位置Ｗｐ
に、満巻パッケージＰは待機位置Ｓｐに、軌跡Ｌに示す
ように移動され、スライドボックス１４が下降し、コン
タクトローラ１３と空ボビンＢとが接触する。続いて、
図４に示すように糸外しガイド３３が糸条Ｙ側に前進し
てトラバース装置１６から糸Ｙを外す。
【００３９】すなわち、図２で説明したように、進退用
シリンダ３７のロッド３８が伸長し、連結棒３６を図で
みて左方向に移動し、リンク機構３５を介して糸外しガ
イド３３を、２点鎖線に示した位置２５Ｐに前進させ
る。
シリンダ３７のロッド３８が伸長し、連結棒３６を図で
みて左方向に移動し、リンク機構３５を介して糸外しガ
イド３３を、２点鎖線に示した位置２５Ｐに前進させ
る。
【００４０】この糸外しガイド３３が前進し、糸条Ｙが
トラバース装置１６から外れるまでは、糸条Ｙは、トラ
バース範囲Ｔ内にあり、同時に糸引き止めガイド４４と
糸寄せガイド４６の間に位置している。
トラバース装置１６から外れるまでは、糸条Ｙは、トラ
バース範囲Ｔ内にあり、同時に糸引き止めガイド４４と
糸寄せガイド４６の間に位置している。
【００４１】この状態で、糸寄せ用シリンダ４８を伸長
させると、アッパーガイド４６が、移動し、トラバース
範囲Ｔ内にある糸条Ｙが糸寄せガイド４５に係合され
て、最終的に糸引き止めガイド４４と糸寄せガイド４５
の間で捕捉された状態となる。
させると、アッパーガイド４６が、移動し、トラバース
範囲Ｔ内にある糸条Ｙが糸寄せガイド４５に係合され
て、最終的に糸引き止めガイド４４と糸寄せガイド４５
の間で捕捉された状態となる。
【００４２】この状態で、糸Ｙは、トラバース範囲Ｔを
外れ、ボビンＢの糸掛け部Ｓの位置となる。
外れ、ボビンＢの糸掛け部Ｓの位置となる。
【００４３】また、この状態となると、図２で説明した
近接スイッチ５０が動作し、糸外しガイド３３が後退
し、図５に示すように糸条Ｙがトラバース装置１６側に
屈曲され、図６に示すように、糸条Ｙが、糸寄せガイド
４５と糸引き止めガイド４４とで捕捉された状態で、糸
引き止めガイド４４の糸係合部４４ａに押し当てられ、
支承されるようになっている。
近接スイッチ５０が動作し、糸外しガイド３３が後退
し、図５に示すように糸条Ｙがトラバース装置１６側に
屈曲され、図６に示すように、糸条Ｙが、糸寄せガイド
４５と糸引き止めガイド４４とで捕捉された状態で、糸
引き止めガイド４４の糸係合部４４ａに押し当てられ、
支承されるようになっている。
【００４４】続いて、下部糸ガイド装置２１ａの糸シフ
トガイドの動作により糸条Ｙは空ボビンＢの糸掛け部Ｓ
に糸掛けがなされると共に、満巻パッケージＰにつなが
る糸は、張力で切れて、空ボビンＢの糸条Ｙと分離され
る。
トガイドの動作により糸条Ｙは空ボビンＢの糸掛け部Ｓ
に糸掛けがなされると共に、満巻パッケージＰにつなが
る糸は、張力で切れて、空ボビンＢの糸条Ｙと分離され
る。
【００４５】その後、糸寄せ用シリンダ４８が縮退して
糸寄せガイド４５が後退すると、糸条Ｙが糸寄せガイド
４５の後退動作に伴って糸引き止めガイド４４の糸係合
部４４ａを滑り落ちながら移動し、糸寄せガイド４５が
糸引き止めガイド４４から離れると、糸条が糸係合部４
４ａから外れ、直ちに糸条Ｙがトラバース装置１６に捕
捉されて綾振られ、その新たなボビンＢに糸条Ｙが巻き
取られることとなる。
糸寄せガイド４５が後退すると、糸条Ｙが糸寄せガイド
４５の後退動作に伴って糸引き止めガイド４４の糸係合
部４４ａを滑り落ちながら移動し、糸寄せガイド４５が
糸引き止めガイド４４から離れると、糸条が糸係合部４
４ａから外れ、直ちに糸条Ｙがトラバース装置１６に捕
捉されて綾振られ、その新たなボビンＢに糸条Ｙが巻き
取られることとなる。
【００４６】糸外しガイド３３、糸引き止めガイド、糸
寄せガイド４５は、巻取中の糸道に対して片側である後
方にあり、トラバース装置１６側に設けられ、糸道の前
方である反対側はオープンスペースとなっている。この
ためメンテナンス時や糸掛け作業時に、その作業が容易
に行える。
寄せガイド４５は、巻取中の糸道に対して片側である後
方にあり、トラバース装置１６側に設けられ、糸道の前
方である反対側はオープンスペースとなっている。この
ためメンテナンス時や糸掛け作業時に、その作業が容易
に行える。
【００４７】また、空ボビンの糸掛け部Ｓに糸を捕捉さ
せた後、糸をトラバース範囲内に移動する際、糸引き止
めガイド４４によって糸が巻取中の糸道に対してトラバ
ース装置１６側に寄せられ、糸寄せガイド４５が巻取中
の糸道よりトラバース装置１６側にあるため、糸が糸引
き止めガイド４４から外れてトラバース装置１６で綾振
りされるようになったとき、その糸が糸寄せガイド４５
と干渉することがなく、巻取糸を傷めることがない。ま
た、図６に示すように、糸引き止めガイド４４は、長穴
５５で糸外しガイド２５の軸方向に取付位置を微調整で
きるようになっており、糸寄せガイド４５のトラバース
方向への進退動作の微調整が可能となり、糸掛け部Ｓで
バンチ巻を形成した後、本捲きに移行する際に形成され
るスパイラル部分の範囲を調整することができ、スパイ
ラル部分を後で切断しやすいように形成することが可能
となる。
せた後、糸をトラバース範囲内に移動する際、糸引き止
めガイド４４によって糸が巻取中の糸道に対してトラバ
ース装置１６側に寄せられ、糸寄せガイド４５が巻取中
の糸道よりトラバース装置１６側にあるため、糸が糸引
き止めガイド４４から外れてトラバース装置１６で綾振
りされるようになったとき、その糸が糸寄せガイド４５
と干渉することがなく、巻取糸を傷めることがない。ま
た、図６に示すように、糸引き止めガイド４４は、長穴
５５で糸外しガイド２５の軸方向に取付位置を微調整で
きるようになっており、糸寄せガイド４５のトラバース
方向への進退動作の微調整が可能となり、糸掛け部Ｓで
バンチ巻を形成した後、本捲きに移行する際に形成され
るスパイラル部分の範囲を調整することができ、スパイ
ラル部分を後で切断しやすいように形成することが可能
となる。
【００４８】糸引き止めガイド４４及び糸寄せガイド４
５が、糸外しガイド３３と連動してトラバース方向と直
交する方向に進退するように構成されているため、糸引
き止めガイド４４用として、また糸寄せガイド４５用と
して、別途、該方向に駆動する手段を設ける必要がな
く、ガイドの動作制御も簡単になる。前記実施の形態で
は、糸外しガイド３３がトラバース装置１６に接近して
設けられていたが、このように接近させた方がコンパク
ト化に有利であると共に、糸道の微調整もしやすくな
る。
５が、糸外しガイド３３と連動してトラバース方向と直
交する方向に進退するように構成されているため、糸引
き止めガイド４４用として、また糸寄せガイド４５用と
して、別途、該方向に駆動する手段を設ける必要がな
く、ガイドの動作制御も簡単になる。前記実施の形態で
は、糸外しガイド３３がトラバース装置１６に接近して
設けられていたが、このように接近させた方がコンパク
ト化に有利であると共に、糸道の微調整もしやすくな
る。
【００４９】前記実施の形態では、パッケージ径の増大
と共にコンタクトローラ等を備えたスライドボックスが
上昇するものを例示したが、コンタクトローラ等を備え
たボックスが固定でタレット板がパッケージ径の増大と
共に回転するものであってもよい。
と共にコンタクトローラ等を備えたスライドボックスが
上昇するものを例示したが、コンタクトローラ等を備え
たボックスが固定でタレット板がパッケージ径の増大と
共に回転するものであってもよい。
【００５０】本装置は、前記実施の形態で例示した満パ
ッケージから空パッケージへの糸渡しの時だけでなく、
糸掛け時にも使用するものであるため、自動切替方式で
はない紡糸巻取機にも適用可能である。
ッケージから空パッケージへの糸渡しの時だけでなく、
糸掛け時にも使用するものであるため、自動切替方式で
はない紡糸巻取機にも適用可能である。
【００５１】
【発明の効果】以上要するに本発明によれば、糸道の一
方側にトラバース装置や糸外しガイド等が集中して設け
られ、糸道の他方がオープンスペースになっているので
メンテナンスや糸掛け作業が行いやすい。
方側にトラバース装置や糸外しガイド等が集中して設け
られ、糸道の他方がオープンスペースになっているので
メンテナンスや糸掛け作業が行いやすい。
【図１】本発明の一実施の形態を示す正面図である。
【図２】図１の上部糸ガイド装置の詳細を示す平面図で
ある。
ある。
【図３】図１の要部の拡大正面図である。
【図４】図３の上部ガイド装置の糸外し用プレートを作
動させた状態を示す正面図である。
動させた状態を示す正面図である。
【図５】図４の糸寄せガイドを作動させた状態を示す正
面図である。
面図である。
【図６】図５の状態での糸引き止めガイドとパッケージ
の関係を示す正面図である。
の関係を示す正面図である。
【図７】図１の紡糸巻取機を示す斜視図である。
１０ 機台 １１ ボビンホルダ １３ コンタクトローラ １６ トラバース装置 ２０ 上部糸ガイド装置 ３３ 糸外しガイド ４４ 糸引き止めガイド ４５ 糸寄せガイド Ｂ ボビン Ｐ パッケージ Ｗｐ 巻取位置 Ｓｐ 待機位置 Ｙ 糸条
Claims (4)
- 【請求項１】 連続供給される糸条を綾振りするトラバ
ース装置と、トラバース装置で綾振りされた糸条が巻き
上げられると共に巻き上げ幅の外側に糸掛け部が設けら
れたボビンと、ボビンが装着され、ボビンを回転させる
ボビンホルダと、ボビンに所定の圧力を加えるコンタク
トローラと、糸条をトラバース装置から離脱させた位置
に変更させる糸外しガイドと、糸外しガイドで変更した
糸条をボビンの糸掛け部に向かって移動させる糸寄せガ
イドと、糸寄せガイドで移動させた糸条を一時的に支承
する糸引き止めガイドとを備え、トラバース装置、コン
タクトローラ、糸外しガイド、糸寄せガイド及び糸引き
止めガイドが糸条の糸道に対して片側に寄せられている
ことを特徴とする紡糸巻取機。 - 【請求項２】 糸寄せガイド及び糸引き止めガイドが糸
条のトラバース方向と直交する方向でかつ糸条を横断す
る方向に進退し、糸寄せガイド及び糸引き止めガイドで
糸条を捕捉し、糸寄せガイド及び糸引き止めガイドが糸
道に対してトラバース装置側に寄った状態で糸条が糸引
き止めガイドに一時的に支承される請求項１記載の紡糸
巻取機。 - 【請求項３】 糸寄せガイド及び糸引き止めガイドが、
糸外しガイドと連結され、糸外しガイドと一体に進退す
るよう構成されている請求項２記載の紡糸巻取機。 - 【請求項４】 糸引き止めガイドが、ボビンの軸方向に
位置調整可能に設けられている請求項３記載の紡糸巻取
機。
Priority Applications (6)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP07206898A JP3211766B2 (ja) | 1998-03-20 | 1998-03-20 | 紡糸巻取機 |
| TW088101726A TW387857B (en) | 1998-03-20 | 1999-02-04 | Filament yarn take-up winder |
| EP99102879A EP0943573B1 (en) | 1998-03-20 | 1999-03-03 | Filament yarn take-up winder |
| DE69917702T DE69917702T2 (de) | 1998-03-20 | 1999-03-03 | Filamentgarnaufwickelmaschine |
| KR10-1999-0009103A KR100447521B1 (ko) | 1998-03-20 | 1999-03-18 | 방사권취기 |
| CNB991030737A CN1136139C (zh) | 1998-03-20 | 1999-03-19 | 纺丝卷取机 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP07206898A JP3211766B2 (ja) | 1998-03-20 | 1998-03-20 | 紡糸巻取機 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH11268874A true JPH11268874A (ja) | 1999-10-05 |
| JP3211766B2 JP3211766B2 (ja) | 2001-09-25 |
Family
ID=13478726
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP07206898A Expired - Fee Related JP3211766B2 (ja) | 1998-03-20 | 1998-03-20 | 紡糸巻取機 |
Country Status (6)
| Country | Link |
|---|---|
| EP (1) | EP0943573B1 (ja) |
| JP (1) | JP3211766B2 (ja) |
| KR (1) | KR100447521B1 (ja) |
| CN (1) | CN1136139C (ja) |
| DE (1) | DE69917702T2 (ja) |
| TW (1) | TW387857B (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100447521B1 (ko) * | 1998-03-20 | 2004-09-08 | 무라타 기카이 가부시키가이샤 | 방사권취기 |
| JP2012236673A (ja) * | 2011-05-11 | 2012-12-06 | Tmt Machinery Inc | 糸条巻取機 |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN112678618B (zh) * | 2021-01-11 | 2022-06-28 | 青岛睿杰塑料机械有限公司 | 一种塑料管材用智能的自动化盘管设备 |
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| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5531757Y2 (ja) * | 1976-04-26 | 1980-07-29 | ||
| DE3132853A1 (de) * | 1981-08-20 | 1983-03-03 | Neumünstersche Maschinen- und Apparatebau GmbH (Neumag), 2350 Neumünster | Spulmaschine fuer automatische spulenwechsel |
| JPS59190164A (ja) * | 1983-04-11 | 1984-10-27 | Murata Mach Ltd | 糸条巻取機 |
| JPS60183472A (ja) * | 1984-03-02 | 1985-09-18 | Teijin Seiki Co Ltd | レボルビング型自動ワインダにおける糸掛け方法 |
| EP0374536B1 (de) * | 1988-12-22 | 1994-03-30 | B a r m a g AG | Aufspulmaschine |
| DE4203196A1 (de) * | 1991-02-09 | 1992-08-13 | Barmag Barmer Maschf | Aufspulmaschine |
| KR970003444B1 (ko) * | 1993-07-15 | 1997-03-18 | 대우전자 주식회사 | 투사형 화상표시장치용 액츄에이터어레이의 실장방법 |
| JP3284806B2 (ja) * | 1995-01-18 | 2002-05-20 | 村田機械株式会社 | 巻取機のボビン位置制御方法 |
| JP3211766B2 (ja) * | 1998-03-20 | 2001-09-25 | 村田機械株式会社 | 紡糸巻取機 |
-
1998
- 1998-03-20 JP JP07206898A patent/JP3211766B2/ja not_active Expired - Fee Related
-
1999
- 1999-02-04 TW TW088101726A patent/TW387857B/zh not_active IP Right Cessation
- 1999-03-03 EP EP99102879A patent/EP0943573B1/en not_active Expired - Lifetime
- 1999-03-03 DE DE69917702T patent/DE69917702T2/de not_active Expired - Lifetime
- 1999-03-18 KR KR10-1999-0009103A patent/KR100447521B1/ko not_active IP Right Cessation
- 1999-03-19 CN CNB991030737A patent/CN1136139C/zh not_active Expired - Lifetime
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100447521B1 (ko) * | 1998-03-20 | 2004-09-08 | 무라타 기카이 가부시키가이샤 | 방사권취기 |
| JP2012236673A (ja) * | 2011-05-11 | 2012-12-06 | Tmt Machinery Inc | 糸条巻取機 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| EP0943573B1 (en) | 2004-06-02 |
| TW387857B (en) | 2000-04-21 |
| DE69917702D1 (de) | 2004-07-08 |
| CN1136139C (zh) | 2004-01-28 |
| EP0943573A3 (en) | 2000-06-28 |
| JP3211766B2 (ja) | 2001-09-25 |
| KR19990077993A (ko) | 1999-10-25 |
| EP0943573A2 (en) | 1999-09-22 |
| DE69917702T2 (de) | 2005-07-14 |
| CN1229759A (zh) | 1999-09-29 |
| KR100447521B1 (ko) | 2004-09-08 |
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