JPH1126728A - 半導体装置及びその製造方法 - Google Patents
半導体装置及びその製造方法Info
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- JPH1126728A JPH1126728A JP9182479A JP18247997A JPH1126728A JP H1126728 A JPH1126728 A JP H1126728A JP 9182479 A JP9182479 A JP 9182479A JP 18247997 A JP18247997 A JP 18247997A JP H1126728 A JPH1126728 A JP H1126728A
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Abstract
物質を工夫して、ゲート絶縁膜、ゲート電極、素子周辺
のシリコン基板への不純物の拡散を減少させる。 【解決手段】トレンチの形成されたシリコン基板1上
に、ゲート絶縁膜5、その上に浮遊ゲート電極6が積層
しており、トレンチ側の側面は、熱酸化により酸化され
(物質X)、ゲート絶縁膜5やゲート電極6、近傍の基
板は埋め込み材の物質Aを介して他の埋め込み材の物質
Bと対向する。物質Aに、不純物拡散性が低い物質、た
とえば窒化シリコンを適用すれば、物質B中の不純物が
ゲート絶縁膜5等に拡散する効率を低くし、メモリセル
特性の劣化を防ぐ。
Description
離を用いた半導体装置及びその製造方法に関する。
いた不揮発性半導体記憶装置のメモリセルの断面図であ
る。シリコン基板901上にトレンチ902が形成さ
れ、その中に絶縁物質903が埋め込まれており、これ
が素子分離となっている。
膜と呼ばれる薄い酸化膜(トンネル酸化膜)904が形
成され、その上に浮遊ゲート電極905が形成されてい
る。浮遊ゲート電極905上には、SiO2 /Si3 N
4 /SiO2 積層膜(ONO膜)906が形成され、そ
の上に絶縁物質903上を含んで連続的に制御ゲート電
極907が形成されている。トレンチ902内の絶縁物
質903は、その上部が浮遊ゲート電極905の側部と
接触するに至るまでトレンチ902内に埋め込まれてい
る。
は、TEOS(tetraethoxysilane)やBPSG(borop
hospho silicate glass)などのシリコン酸化膜系の単
一の物質が使用されていた。この埋め込まれたシリコン
酸化膜系単一物質(903)は、基板に直接、もしくは
基板を直接酸化したシリコン酸化膜を介在させて、トン
ネル酸化膜904、および浮遊ゲート電極であるポリシ
リコン層(905)の側面部に接している構造となって
いる。
(a)〜(e)を用いて説明する。
リコン基板901の表面を酸化する(酸化膜911)。
ここで各種のウェル、チャネルインプランテーション
(チャネル領域の形成)を行う。次いで酸化膜911を
除去し、周辺回路のゲート絶縁膜およびトンネル絶縁膜
(トンネル酸化膜904)を形成する。次に、浮遊ゲー
ト電極となるポリシリコン(905)、さらにマスク材
となる窒化シリコン膜912を堆積し、図示しないレジ
ストを塗布しパターニングを行う。次に、図40(b)
に示すように、図示しないレジストパターンをマスクに
して窒化シリコン膜912、ポリシリコン905、トン
ネル酸化膜904を順次エッチングし、さらに露出した
シリコン基板901をエッチングし、これにより、基板
にトレンチ902を形成する。次いで、図示しないレジ
ストパターンを剥離する。
チ902の内壁表面を酸化する(酸化膜913)。次い
で、基板の上方にたとえばTEOSなどのシリコン酸化
膜を堆積する。この工程により、トレンチ902内は一
種類の絶縁物質903、すなわちシリコン酸化膜903
で埋め込まれる。
P(chemical mechanical polishing )の技術を用い
て、シリコン酸化膜903の表面を平坦にする。酸化膜
903はたとえば窒化シリコン膜912の表面が露出さ
れるまで削られ、トレンチ902の内部を埋め込む形状
にされる。
ク材としての窒化シリコン膜912を除去して素子分離
が完成する。この後、不揮発性半導体記憶装置であれ
ば、ONO膜、制御ゲート電極となるポリシリコン層な
どが堆積された後、ゲート形状にパターニングされてメ
モリセルが形成される。
は、埋め込み材であるシリコン酸化膜は、ゲート絶縁膜
及びゲート電極の各部分に直に接している。あるいは、
熱酸化した膜(酸化膜913)を介してシリコン基板、
ゲート電極であるポリシリコン、ゲート絶縁膜に接して
いた。すなわち、埋め込み材は、トレンチ底部からゲー
ト絶縁膜あるいはゲート電極に至るトレンチ内壁近傍に
亘って、シリコン酸化膜系単一物質である。
膜中の不純物、例えば水素や金属などが容易にトンネル
酸化膜およびゲート電極/ゲート絶縁膜界面へ拡散し、
これらの不純物がトランジスタ、あるいは不揮発性メモ
リにおける動作の劣化を招く恐れがある。
膜中の不純物が素子近傍の基板の表面に拡散し、これが
トランジスタ、メモリセルの拡散層のジャンクションリ
ーク特性を劣化する原因ともなっていた。このジャンク
ションリーク特性の劣化は、メモリセル特性の劣化を意
味する。
あり、その課題は、埋め込み素子分離においてトレンチ
内に埋め込まれる絶縁物質を工夫して、ゲート絶縁膜
(不揮発性メモリでいうトンネル酸化膜)、ゲート電
極、素子周辺のシリコン基板への不純物の拡散を減少さ
せることである。
は、半導体基板と、前記基板上に設けられたゲート絶縁
膜及びゲート絶縁膜上のゲート電極と、前記ゲート電極
及びゲート絶縁膜と隣り合い前記基板に達するトレンチ
と、前記トレンチ内に埋め込まれた素子分離用の物質と
を具備し、前記トレンチ内に埋め込まれている物質が複
数種存在し、少なくとも前記ゲート絶縁膜からそのゲー
ト電極および基板との界面に亘る部分に接する領域と、
それ以外の領域とで互いに異なる物質が埋め込まれてい
ることを特徴とする。
体基板にトレンチを形成する工程と、前記トレンチ内壁
を酸化することにより物質Xをトレンチ内壁に被覆する
工程と、少なくとも前記トレンチ内壁の所定領域に沿う
ように素子分離用の第1の物質Aを形成する工程と、前
記第1の物質Aの形成されたトレンチ内を素子分離用の
第2の物質Bで埋め込み形成する工程とを具備したこと
を特徴とする。
いてトレンチ内に埋め込まれる絶縁物質を複数にし、不
純物のバリア性が高い物質とそうでない物質を組み合わ
せることによって、ゲート絶縁膜(不揮発性メモリでい
えばトンネル酸化膜)、ゲート電極、およびシリコン基
板への不純物の拡散を減少させる。また、一部の構成
は、加えて、埋め込み材のエッチングレートを下げると
共に、つなぎ目の形状を良くする熱工程を酸素雰囲気中
で信頼性よく実行できるような構成にする。
Mのメモリセルを例にとって説明する。図1において、
(a)は、この発明の第一の実施形態に係るNAND型
EEPROMの平面図、(b)は(a)の1B−1B断
面図、(c)は(a)の1C−1C断面図である。シリ
コン基板1上には、トレンチ素子分離3によって分離さ
れた素子領域4が形成されている。ここでは、トレンチ
素子分離3によってストライプ状にメモリセルの素子領
域4が形成されている。素子領域4において、ソース,
ドレイン拡散層9の間のチャネル領域上にはゲート絶縁
膜5を介在させて浮遊ゲート電極FGとなる導体層6が
形成されている。浮遊ゲート電極FG(6)上には層間
の絶縁膜7を介在させて制御ゲート電極CGとなる導体
層8が形成されている。この制御ゲート電極CG(8)
は、ストライプ状の素子領域4と交差する方向に連続し
て形成されている(図1(b)参照)。この例では8本
の制御ゲート電極CG1〜8それぞれに対応して設けら
れた浮遊ゲートFGを有する積層ゲート構造のメモリセ
ルを1つのメモリセルユニットとしている。メモリセル
ユニットの一端は、選択ゲートSG1を介在させてビッ
ト線コンタクトとなるドレインDにつながり、メモリセ
ルユニットの他端は、選択ゲートSG2を介在させて拡
散ソース線Sにつながる(図1(c)参照)。なお、図
1(c)には、層間絶縁膜10を介してビット線コンタ
クトDに接続されるビット線BLを図示しているが、図
1(a)ではビット線コンタクトDを示すのみとしてい
る。
の実施形態に係るNAND型EEPROMが有するメモ
リセルの基本的な構造を説明する。トレンチの形成され
たシリコン基板1上に、トレンチ形成前に形成されたゲ
ート絶縁膜(トンネル絶縁膜またはトンネル酸化膜)
5、その上に、浮遊ゲート電極FG(6)が積層してお
り、これら積層構造のトレンチ側の側面は、熱酸化によ
り酸化されている(物質X)。この外側に、第一の埋め
込み材となる物質Aがある。
部分を拡大して示す断面図である。第二の埋め込み材と
なる物質Bは、物質Aの外側にあり、ゲート絶縁膜(ト
ンネル絶縁膜)5や浮遊ゲート電極6、シリコン基板1
とは、物質Aを介してのみ対向している。そのため、物
質B中の不純物がトンネル絶縁膜5に拡散しようとする
ときは、必ず物質A内を通過しなければならない。ここ
で物質Aに、不純物拡散性が低い物質、たとえば窒化シ
リコンを適用すれば、物質B中の不純物がトンネル絶縁
膜5等に拡散する効率を低くし、メモリセル特性の劣化
を防ぐことができる。
はなく、物質Xの一部をオキシナイトライド化したもの
に置き換えることでも、前記と同様の効果が得られる。
これを示す構成が図3である。
レンチ素子分離の埋め込み材として存在し、上述した相
互の位置関係と、相互の物質の関係を提供することによ
り、メモリセルの特性劣化の要因となる不純物拡散の悪
影響を大幅に減じる。この作用は、後述する浮遊ゲート
あるいは制御ゲート電極の形状が異なる構成でも同様の
効果を発揮するものである。以降、この発明の各実施形
態は、この図1(a)の1B−1B断面と同様な部分を
有するメモリセル断面構造により説明をしていく。
AND型EEPROMの断面図である。トンネル絶縁膜
付近の構造は、図2と同じであるが、さらに物質Aは、
トレンチの内壁全体に、直接または熱酸化膜を介して堆
積されている。このため、物質Bは、浮遊ゲート電極
6、トンネル絶縁膜5、シリコン基板1のいずれに対し
ても、物質Aを介してのみ対向している。そのため、物
質B中の不純物がトンネル絶縁膜5、浮遊ゲート電極6
およびシリコン基板1に拡散しようとするときは、必ず
物質A内を通過しなければならない。
質、たとえば窒化シリコンあるいはオキシナイトライド
を適用すれば、物質B中の不純物がトンネル絶縁膜等に
拡散する効率を低くし、メモリセル特性の劣化を防ぐこ
とができる。また、物質B中の不純物がシリコン基板に
拡散する効率も低くなるので、ジャンクションのリーク
量を減らす効果も期待できる。
施形態に係るNAND型EEPROMのメモリセルの製
造方法を工程順に説明する。まず、図5に示すように、
P型シリコン基板1の表面を酸化し、各種のウェル、チ
ャンネルインプランテーション(チャネル領域の形成)
を行う。次いで上記酸化した膜を除去し、周辺回路のゲ
ート酸化膜およびトンネル絶縁膜5(酸化膜)を形成す
る。次に、浮遊ゲートとなる導体層6例えばポリシリコ
ンを形成し、さらにその上にマスク材となる窒化シリコ
ン膜51を堆積し、その上にレジストを塗布しパターニ
ングを行う(図示せず)。次に、レジストパターンをマ
スクにして窒化シリコン膜51、ポリシリコン膜
(6)、酸化膜(5)を順次エッチングし、さらに露出
したシリコン基板1をエッチングし、トレンチを基板に
形成する。次いで、レジストパターンを剥離する。
表面を酸化する(物質X)。次いで、たとえば窒化シリ
コンなどの物質Aを埋め込みトレンチ内に一様に堆積す
る。次いで、図7に示すように、この物質Aの上方にた
とえばTEOSなどの物質Bを堆積する。この工程によ
り、トレンチ内は二種類の物質で埋め込まれ、物質Bは
トンネル酸化膜(5)には直接接していない。
リシリコンを露出させる前に800℃〜1000℃程度
の熱工程を所定時間加え、これにより、物質Bの焼き鈍
し、いわゆるデンシファイを行う。この際、先の物質A
に、酸化剤が通りにくい耐酸化性の物質、例えば窒化シ
リコンを用いると、この熱工程においてシリコン基板1
の酸化や結晶欠陥を招くことなく、従来の構造では適応
不可能であった酸化雰囲気を適用できる。
うことにより、埋め込み材の対ウェット処理エッチング
レートが下がり、また埋め込み材のつなぎ目もふさがり
易くなるため、トレンチにおける埋め込み形状が良くな
る。
用いるポリッシングなどにより、埋め込み絶縁膜を平坦
化し、その後マスク材(窒化シリコン膜51)を剥離し
て浮遊ゲート(6)を露出させる。その後、埋め込み絶
縁膜のエッチバック、層間の絶縁膜(ONO膜)7の形
成、制御ゲートとなる導体層8の形成などを経て、NA
ND型EEPROMのメモリセルが完成する(図9)。
EPROMのメモリセルに限定される製造方法ではな
く、NOR型EEPROM、DINOR型EEPRO
M、AND型EEPROMのメモリセルやさらにはMO
S(MIS)構造のトランジスタ一般の製造方法といえ
る。すなわち、この発明の構成により、MOS(MI
S)構造を有する半導体装置において、物質B中の不純
物が酸化膜(5)等に拡散する効率を低くし、メモリセ
ル特性の劣化を防ぐことができる。また、物質B中の不
純物がシリコン基板に拡散する効率も低くなるので、ジ
ャンクションのリーク量を減らす効果も期待できる。
る。物質Aにオキシナイトライドを使用する場合は、図
6の工程まで終了後、トレンチ側面の酸化膜(物質X)
のオキシナイトライド化を行う。次いで、図10のよう
に物質Bを堆積する。後は、前記の実施例と同じであ
る。
るNAND型EEPROMの断面図である。トンネル絶
縁膜(5)付近の構造は、図2と同じような条件であ
り、物質Aは、浮遊ゲート電極(6)の側壁全体に、直
接または熱酸化膜(物質X)を介して堆積されている。
しかし、シリコン基板1と接する大部分には物質Aは存
在しない。一方、物質Bは、浮遊ゲート(6)、トンネ
ル絶縁膜(5)のいずれに対しても、物質Aを介しての
み対向している。そのため、物質B中の不純物がトンネ
ル絶縁膜(5)、浮遊ゲート(6)に拡散しようとする
ときは、必ず物質A内を通過しなければならない。ここ
で物質Aに、不純物拡散性が低い物質、たとえば窒化シ
リコンを適用すれば、物質Bの不純物がトンネル絶縁膜
(5)等に拡散する効率を低くし、メモリセル特性の劣
化を防ぐことができる。
の実施形態に係るNAND型EEPROMのメモリセル
の製造方法を工程順に説明する。
に、内壁表面が酸化されたトレンチに関し、物質Bたと
えばTEOSなどを堆積する。この後、図12に示すよ
うに、全面エッチングをすることにより、物質Bの埋め
込み高さを、トンネル酸化膜(5)の位置より少し下方
側の、シリコン基板1にかかるところまでエッチングに
より調節する。
シリコンなどの物質Aを埋め込みトレンチ内に一様に堆
積する。そして、全面エッチングバックによる側壁残し
エッチングを行い、浮遊ゲート(6)及びトンネル絶縁
膜(5)の側壁部に物質Aが残る構造にする。この後
に、再び物質Bを全面に堆積する。
どにより埋め込み絶縁膜を平坦化し、その後マスク材を
剥離して浮遊ゲート(6)を露出させる。その後、埋め
込み絶縁膜のエッチバック、ONO膜形成、制御ゲート
堆積などを経て、NAND型EEPROMのメモリセル
が完成する。(図15) なお、ここでも図14までの工程は、NAND型EEP
ROMのメモリセルに限定される製造方法ではなく、ト
ランジスタ一般の製造方法といえる。すなわち、この発
明の構成により、物質B中の不純物が酸化膜(5)等に
拡散する効率を低くし、トランジスタ特性の劣化を防ぐ
ことができる。また、物質B中の不純物がチャネル付近
のシリコン基板に拡散する効率は、従来に比べ低くなる
ので、ジャンクションのリーク量を減らす効果も期待で
きる。
るNAND型EEPROMの断面図である。ここではト
レンチ内の埋め込み材である絶縁膜が、トンネル絶縁膜
(5)及び浮遊ゲート(6)にかからない下方と、トン
ネル絶縁膜(5)及び浮遊ゲート(6)に接する上方と
で物質の種類が異なっている。この場合は、下方部にあ
る物質が物質B、上方部にある物質が物質Aに対応す
る。この構造では、第二、第三の実施形態例と同様に、
物質B中の不純物がトンネル絶縁膜(5)、浮遊ゲート
(6)に拡散しょうとするときは、必ず物質A内を通過
しなければならない。ここで物質Aに、不純物拡散性が
低い物質、たとえば窒化シリコンを適用すれば、物質中
の不純物がトンネル絶縁膜(5)等に拡散する効率を低
くし、メモリセル特性の劣化を防ぐことができる。さら
に、物質B中の不純物がチャネル付近のシリコン基板
(1)に拡散する効率は、従来に比べ低くなるため、ジ
ャンクションのリーク量を減らす効果も期待できる。
態に係るNAND型EEPROMのメモリセルの製造方
法を工程順に説明する。
に、内壁表面が酸化されたトレンチに関し、物質Bたと
えばTEOSなどを堆積する。この後、図12に示すよ
うに、全面エッチングをすることにより、物質Bの埋め
込み高さを、トンネル酸化膜(5)の位置より少し下方
側の、シリコン基板1にかかるところまでエッチングに
より調節する。
Aを埋め込みトレンチ内に一様に堆積する。次に、図1
7に示すように、この物質Aをポリッシングにより平坦
化し、浮遊ゲート(6)を露出させる。これにより、平
坦化が終了する。ここまでの工程は、NAND型EEP
ROMのメモリセルに限定される製造方法ではなく、ト
ランジスタ一般の製造方法といえる。すなわち、この発
明の構成により、物質B中の不純物が酸化膜(5)等に
拡散する効率を低くし、トランジスタ特性の劣化を防
ぎ、また、ジャンクションのリーク量を減らす。
るNAND型EEPROMの断面図である。トンネル絶
縁膜(5)付近の構造は図2と同様であるが、この例で
は、浮遊ゲート(6)側面部を覆っていたシリコン窒化
膜とシリコン酸化膜が除去されており、この部分を浮遊
ゲート・制御ゲート間のキャパシタンスとして使用す
る。このため、カップリング比を大きくしてメモリセル
としての電気的特性を改善することができる。
の実施形態に係るNAND型EEPROMのメモリセル
の製造方法を工程順に説明する。まず、図19に示すよ
うに、シリコン基板1上に酸化膜5を形成し、次いで浮
遊ゲートとなる導体層6例えばポリシリコン膜を形成
し、さらにその上にマスク材となる窒化シリコン膜51
を堆積する。
膜51上にレジストを塗布しパターニングを行う(図示
せず)。次に、レジストパターンをマスクにして窒化シ
リコン膜51、ポリシリコン膜(6)、酸化膜(5)を
順次エッチングし、さらに露出したシリコン基板1をエ
ッチングし、トレンチを基板に形成する。次いで、レジ
ストパターンを剥離する。
い、トレンチの内壁表面を酸化し、シリコン酸化膜を形
成する(物質X)。次いで、図22に示すように、トレ
ンチ内壁を覆うシリコン窒化膜を堆積する(物質A)。
その後、例えばTEOS膜等の埋め込み材(物質B)で
トレンチを埋め込み、その後、例えば埋め込み材をポリ
ッシングすることにより、図23に示されるように平坦
化する。
化膜51を除去する。その際、多少オーバーエッチング
することでマスク材となっているシリコン窒化膜51は
完全に除去され、トレンチ内壁及びゲート側面部を覆う
シリコン窒化膜(物質A)も後退する。次いで、浮遊ゲ
ートとなるポリシリコン膜(6)の側面部に残るシリコ
ン酸化膜(物質X,B)を除去するため、例えば、希フ
ッ酸による処理を行う。このようにして、ポリシリコン
層側面部分の一部の表面からシリコン酸化膜を除去す
る。
成、制御ゲートとなる第2導体層8、例えばポリシリコ
ン層形成等を行い、図18に示されるような不揮発性半
導体記憶装置のメモリセルが完成する。なお、この例で
は、図23からシリコン窒化膜の除去を行ったが、この
工程の前にトレンチ埋め込み材のエッチバックを行って
もよい。
るNAND型EEPROMの断面図である。ここでのN
AND型EEPROMも前記図18と同様な工程により
製造される。ただし、図23に示すようにトレンチ埋め
込み材を平坦化した後に、図26に示すように、トレン
チ埋め込み材のエッチバックを行っている。さらにその
後、シリコン窒化膜のエッチングを行うが、この例で
は、このときのシリコン窒化膜のエッチング量を増やし
て、ゲート絶縁膜及びゲート電極に接する部分よりもト
レンチ内壁を覆うシリコン窒化膜をさらに後退させてい
る。
けるシリコン酸化膜(物質X,B)の除去、層間の絶縁
膜(ONO膜)7の形成、制御ゲートとなる第2導体層
8、例えばポリシリコン層形成等を行い、図25に示さ
れるような不揮発性半導体記憶装置のメモリセルが完成
する。
(6)及びその下の酸化膜(5)は、物質B(TEOS
膜等の埋め込み材)との間に、物質A(シリコン窒化
膜)とそれに続く、制御ゲート(8)の層間の絶縁膜
(ONO膜)7が存在するから、物質B中の不純物が酸
化膜(5)等に拡散する効率を低くし、メモリセル特性
の劣化を防ぐことができる。
(6)及びその下の酸化膜(5)は、物質B(TEOS
膜等の埋め込み材)との間に、制御ゲート(8)の層間
の絶縁膜(ONO膜)7が存在するから、物質B中の不
純物が酸化膜(5)等に拡散する効率を低くし、メモリ
セル特性の劣化を防ぐことができる。
も、シリコン基板(1)と物質B(TEOS膜等の埋め
込み材)との間に物質A(シリコン窒化膜)が存在す
る。よって、物質B中の不純物がシリコン基板(1)に
拡散する効率も低くなるので、ジャンクションのリーク
量を減らす効果が期待できる。
ポリシリコンを露出させる前に熱工程を加えるデンシフ
ァイ処理を酸化雰囲気で実施できる。すなわち、先の物
質Aに、酸化材が通りにくい物質、例えば窒化シリコン
を用いると、このデンシファイ処理における熱工程にお
いて、従来の構造では適応不可能であった酸化雰囲気を
適用できる。こうして第二の実施形態でも述べたよう
に、酸化雰囲気での熱工程を採用することにより、埋め
込み材の対ウェット処理エッチングレートが下がり、ま
た埋め込み材のつなぎ目もふさがり易くなるため、トレ
ンチにおける埋め込み形状が良くなる。
るNAND型EEPROMの断面図である。トンネル絶
縁膜(5)付近の構造は図2と同様である。この図27
の構成を前記図4と比較すると、浮遊ゲート(6)の形
状が異なり、浮遊ゲート・制御ゲート間のキャパシタン
スが高められていることがわかる。このため、カップリ
ング比を大きくしてメモリセルとしての電気的特性を改
善することができる。
の実施形態に係るNAND型EEPROMのメモリセル
の製造方法を工程順に説明する。まず、図28に示すよ
うに、シリコン基板1上に酸化膜5を形成し、次いで浮
遊ゲートの一部となる導体層6a例えばポリシリコン膜
を形成し、さらにその上にマスク材となる窒化シリコン
膜51を堆積し、窒化シリコン膜51上にレジストを塗
布しパターニングを行う(図示せず)。次に、レジスト
パターンをマスクにして窒化シリコン膜51、ポリシリ
コン膜(6a)、酸化膜(5)を順次エッチングし、さ
らに露出したシリコン基板1をエッチングし、トレンチ
を基板に形成する。次いで、レジストパターンを剥離す
る。
い、トレンチの内壁表面を酸化し、シリコン酸化膜を形
成する(物質X)。次いで、トレンチ内壁を覆うシリコ
ン窒化膜を堆積する(物質A)。その後、例えばTEO
S膜等の埋め込み材(物質B)でトレンチを埋め込み、
その後、窒化シリコン膜51が完全に除去されるまで埋
め込み材をポリッシングすることにより平坦化する。
した部分に再び浮遊ゲートの残りの一部となる導体層6
b例えばポリシリコン膜を形成し、先に作ったポリシリ
コン膜(6a)上に6bが積み増しされる。
スリットを形成するためのマスク材となる窒化シリコン
膜52をパターニングし、浮遊ゲート6のスリットを形
成する。
ン膜52を除去した後、層間の絶縁膜(ONO膜)7を
形成する。次いで制御ゲートとなる第2導体層8、例え
ばポリシリコン層の形成等を行い、図27に示されるよ
うな不揮発性半導体記憶装置のメモリセルが完成する。
と同様な効果が期待できる。すなわち、物質B中の不純
物が酸化膜(5)等に拡散する効率を低くし、メモリセ
ル特性の劣化を防ぐことができる。また、物質B中の不
純物がシリコン基板(1)に拡散する効率も低くなるの
で、ジャンクションのリーク量を減らす効果が期待でき
る。また、物質Bを堆積した後、平坦化によりポリシリ
コンを露出させる前の熱処理(デンシファイ)工程にお
いて、酸化雰囲気を適用して埋め込み形状を良くするこ
ともできる。
るNAND型EEPROMの断面図である。前記図27
と同様な積み増し浮遊ゲートの構造を有する。トンネル
絶縁膜(5)付近の構造は、図2と同じような条件であ
り、物質Aは、浮遊ゲート電極(6)の側壁全体に、直
接または熱酸化膜(物質X)を介して堆積されている。
しかし、シリコン基板1と接する部分には物質Aは存在
しない。一方物質Bは、浮遊ゲート(6)、トンネル絶
縁膜(5)のいずれに対しても、物質Aを介してのみ対
向している。そのため、物質B中の不純物がトンネル絶
縁膜(5)、浮遊ゲート(6)に拡散しようとするとき
は、必ず物質A内を通過しなければならない。ここで物
質Aに、不純物拡散性が低い物質、たとえば窒化シリコ
ンを適用すれば、物質Bの不純物がトンネル絶縁膜
(5)等に拡散する効率を低くし、メモリセル特性の劣
化を防ぐことができる。さらに、物質B中の不純物がチ
ャネル付近のシリコン基板(1)に拡散する効率は、従
来に比べ低くなる。よって、ジャンクションのリーク量
を減らす効果も期待できる。
の実施形態に係るNAND型EEPROMのメモリセル
の製造方法を工程順に説明する。まず、図34に示すよ
うに、シリコン基板1上に酸化膜5を形成し、次いで浮
遊ゲートの一部となる導体層6a例えばポリシリコン膜
を形成し、さらにその上にマスク材となる窒化シリコン
膜51を堆積し、窒化シリコン膜51上にレジストを塗
布しパターニングを行う(図示せず)。次に、レジスト
パターンをマスクにして窒化シリコン膜51、ポリシリ
コン膜(6a)、酸化膜(5)を順次エッチングし、さ
らに露出したシリコン基板1をエッチングし、トレンチ
を基板に形成する。次いで、レジストパターンを剥離す
る。次に、熱酸化を行い、トレンチの内壁表面を酸化
し、シリコン酸化膜を形成する(物質X)。次いで、物
質BたとえばTEOSなどを堆積する。この後、全面エ
ッチングをすることにより、物質Bの埋め込み高さを、
トンネル酸化膜(5)の位置より少し下方側の、シリコ
ン基板1にかかるところまでエッチングにより調節す
る。
シリコンなどの物質Aを埋め込みトレンチ内に一様に堆
積する。そして、全面エッチングバックによる側壁残し
エッチングを行い、ポリシリコン膜(6a)及びトンネ
ル絶縁膜(5)の側壁部に物質Aが残る構造にする。こ
の後に、再び物質Bを全面に堆積する。次に、ポリッシ
ングなどによりマスク材としての窒化シリコン膜51が
完全に除去されるまで、埋め込み絶縁膜を平坦化し、浮
遊ゲート(6a)を露出させる。
した部分に再び浮遊ゲートの残りの一部となる導体層6
b例えばポリシリコン膜を形成し、先に作ったポリシリ
コン膜(6a)上に6bが積み増しされる。
スリットを形成するためのマスク材となる窒化シリコン
膜52をパターニングし、浮遊ゲート(6)のスリット
を形成する。その後、図32に示すように、窒化シリコ
ン膜52を除去した後、層間の絶縁膜(ONO膜)7を
形成する。次いで制御ゲートとなる第2導体層8、例え
ばポリシリコン層の形成等を行い、図33に示されるよ
うな不揮発性半導体記憶装置のメモリセルが完成する。
同様な効果が得られる。すなわち、TEOS等の物質B
は、浮遊ゲート、トンネル絶縁膜のいずれに対しても、
シリコン窒化膜等の緻密な膜質の物質Aを介してのみ対
向している。そのため、物質Bの不純物がトンネル絶縁
膜等に拡散する効率を低くし、メモリセル特性の劣化を
防ぐことができる。
ば、トレンチ素子分離においてトレンチ内に埋め込まれ
る絶縁物質を複数にし、不純物のバリア性が高い物質と
そうでない物質を組み合わせることによって、ゲート絶
縁膜、ゲート電極、および基板への不純物の拡散を減少
させる。また、耐酸化性材料によりトレンチ内壁面が保
護される一部の構成は、シリコン基板の過剰な酸化を防
ぐ構成となることから、上述の効果に加えて、埋め込み
材のエッチングレートを下げると共に、つなぎ目の形状
を良くする酸素雰囲気中での熱工程(埋め込み材のデン
シファイ)を信頼性よく達成することができる。この結
果、高信頼性の半導体装置及びその製造方法が提供でき
る。
AND型EEPROMの平面図、(b)は(a)の1B
−1B断面図、(c)は(a)の1C−1C断面図。
断面図。
断面図であり、図2の応用例を示す。
EPROMの断面図。
断面図。
断面図。
断面図。
断面図。
断面図。
方法の工程途中を示す断面図。
EEPROMの断面図。
1の断面図。
2の断面図。
3の断面図。
4の断面図。
EEPROMの断面図。
面図。
EEPROMの断面図。
1の断面図。
2の断面図。
3の断面図。
4の断面図。
5の断面図。
6の断面図。
EEPROMの断面図。
面図。
EEPROMの断面図。
1の断面図。
2の断面図。
3の断面図。
4の断面図。
5の断面図。
EEPROMの断面図。
1の断面図。
2の断面図。
3の断面図。
4の断面図。
5の断面図。
導体記憶装置のメモリセルの断面図。
モリセルの製造方法を工程順に示す断面図。
Claims (18)
- 【請求項1】 半導体基板と、前記基板上に設けられた
ゲート絶縁膜及びゲート絶縁膜上のゲート電極と、前記
ゲート電極及びゲート絶縁膜と隣り合い前記基板に達す
るトレンチと、前記トレンチ内に埋め込まれた素子分離
用の物質とを具備し、 前記トレンチ内に埋め込まれている物質が複数種存在
し、少なくとも前記ゲート絶縁膜からそのゲート電極お
よび基板との界面に亘る部分に接する領域と、それ以外
の領域とで互いに異なる物質が埋め込まれていることを
特徴とする半導体装置。 - 【請求項2】 半導体基板と、前記基板に設けられた素
子分離用の物質が埋め込まれたトレンチと、前記トレン
チ相互間の基板上に設けられたゲート絶縁膜及びその上
のゲート電極を含む素子を複数配列してなるアレイ部を
具備し、 前記トレンチ内に埋め込まれている物質が複数種存在
し、前記ゲート絶縁膜からそのゲート電極および基板と
の界面に亘る部分に接する領域と、それ以外の領域とで
互いに異なる物質が埋め込まれていることを特徴とする
半導体装置。 - 【請求項3】 前記半導体基板をシリコン基板、前記ト
レンチと隣り合うシリコン基板、ゲート絶縁膜およびゲ
ート電極の積層構造を熱酸化することで生成した酸化膜
を物質Xとしたとき、前記トレンチ内に埋め込まれてい
る複数の物質は、物質Xを介して少なくとも前記ゲート
絶縁膜に接する第1の物質Aと、それ以外の部分にある
第2の物質B(C,D…)を含むことを特徴とする請求
項1または2記載の半導体装置。 - 【請求項4】 前記半導体基板をシリコン基板、前記ト
レンチと隣り合うシリコン基板、ゲート絶縁膜およびゲ
ート電極の積層構造を熱酸化することで生成した酸化膜
を物質Xとしたとき、前記トレンチ内に埋め込まれてい
る複数の物質は、物質Xを介して少なくとも前記シリコ
ン基板に接する第1の物質Aと、前記トレンチ内中央部
分にある第2の物質B(C,D…)を含むことを特徴と
する請求項1または2記載の半導体装置。 - 【請求項5】 前記第1の物質Aが前記トレンチの内壁
全面に直接または前記物質Xを介して接しており、前記
第2の物質Bは少なくとも前記第1の物質Aを介して前
記半導体基板に対向していることを特徴とする請求項3
または4記載の半導体装置。 - 【請求項6】 前記第1の物質Aが前記ゲート絶縁膜お
よびその近傍のゲート電極側面部と基板部分に直接また
は前記物質Xを介して接しており、前記第2の物質Bは
少なくとも物質Aを介してゲート絶縁膜およびゲート電
極に対向していることを特徴とする請求項3または4記
載の半導体装置。 - 【請求項7】 前記第2の物質Bが前記トレンチ内の下
方部に位置し、前記第1の物質Aが前記トレンチ内の上
方部を占め、かつ直接または前記物質Xを介して前記ゲ
ート絶縁膜に接していることを特徴とする請求項3に記
載の半導体装置。 - 【請求項8】 前記第1の物質Aは、耐酸化性材料であ
ることを特徴とする請求項3ないし7いずれか記載の半
導体装置。 - 【請求項9】 前記第1の物質Aは前記第2の物質B中
の不純物に対するバリア材料であることを特徴とした請
求項3ないし7いずれか記載の半導体装置。 - 【請求項10】 前記第1の物質Aがシリコンナイトラ
イド、前記第2の物質Bがシリコンオキサイドであるこ
とを特徴とする、請求項3ないし7いずれか記載の半導
体装置。 - 【請求項11】 前記第1の物質Aがオキシナイトライ
ド、前記第2の物質Bがシリコンオキサイドであること
を特徴とする、請求項3ないし7いずれか記載の半導体
装置。 - 【請求項12】 前記アレイ部は不揮発性半導体記憶装
置のセルアレイを構成しており、前記ゲート電極を前記
セルアレイの浮遊ゲート電極とし、この浮遊ゲート電極
の側面部の少なくとも一部は、層間の絶縁膜を介して前
記セルアレイの制御ゲート電極に覆われていることを特
徴とする請求項2記載の半導体装置。 - 【請求項13】 前記浮遊ゲート電極の側面部から前記
ゲート絶縁膜およびその近傍の基板に亘る部分が、前記
層間の絶縁膜を介して前記セルアレイの制御ゲート電極
に覆われていることを特徴とする請求項12記載の半導
体装置。 - 【請求項14】 半導体基板にトレンチを形成する工程
と、 前記トレンチ内壁を酸化することにより物質Xをトレン
チ内壁に被覆する工程と、 少なくとも前記トレンチ内壁の所定領域に沿うように素
子分離用の第1の物質Aを形成する工程と、 前記第1の物質Aの形成されたトレンチ内を素子分離用
の第2の物質Bで埋め込み形成する工程とを具備したこ
とを特徴とする半導体装置の製造方法。 - 【請求項15】 前記半導体基板にトレンチを形成する
工程の前に、前記半導体基板上にゲート絶縁膜及びゲー
ト電極となる部材を形成する工程をさらに具備し、前記
トレンチの内壁の所定領域はこれらゲート絶縁膜とゲー
ト電極の側面部を含むことを特徴とする請求項14記載
の半導体装置の製造方法。 - 【請求項16】 前記トレンチ内壁の所定領域は、前記
トレンチの内壁全面であることを特徴とする請求項14
または15に記載の半導体装置の製造方法。 - 【請求項17】 前記ゲート電極は不揮発性半導体記憶
装置の浮遊ゲート電極であり、前記ゲート電極の側面部
に沿って形成された前記第1の物質Aを後退させる工程
と、層間の絶縁膜を介して前記ゲート電極を覆う前記不
揮発性半導体記憶装置の制御ゲート電極となる部材を形
成する工程をさらに具備することを特徴とする請求項1
5記載の半導体装置の製造方法。 - 【請求項18】 前記第1の物質Aが耐酸化性の材料で
あり、前記第2の物質Bで埋め込み形成する工程は、前
記トレンチ内に堆積された前記第2の物質Bに対し、酸
化雰囲気中、800℃〜1000℃の温度で熱工程を加
える処理を含むことを特徴とする請求項14または17
記載の半導体装置の製造方法。
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