JPH11266591A - モータ駆動装置 - Google Patents

モータ駆動装置

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JPH11266591A
JPH11266591A JP10082477A JP8247798A JPH11266591A JP H11266591 A JPH11266591 A JP H11266591A JP 10082477 A JP10082477 A JP 10082477A JP 8247798 A JP8247798 A JP 8247798A JP H11266591 A JPH11266591 A JP H11266591A
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靖史 那須
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 部品点数を少なくして、なお誤動作が防止で
き、かつ、正転時と逆転時とで電流検知のバラツキを防
止することのできる直流モータ駆動装置を提供するこ
と。 【解決手段】 直流電源Eの後段側に極性反転スイッチ
S1を設置し、更にこの出力側に駆動対象となる直流モ
ータMを設置し、更にその後段側にブリッジ回路21と
電流検知回路31を設ける。ブリッジ回路の動作によ
り、直流モータの回転方向によらずに、電流検知回路に
は常に同一方向の電圧が印加される構成とした。また、
当電流検知回路を、2個のトランジスタQ1,Q2及び
数個の素子で構成し、オン・オフの切換えが無接点スイ
ッチで行える構成とした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、可逆的に回転駆動
するモータの駆動、停止を制御するモータ駆動装置に係
り、特に、簡単な回路構成で、且つ過電流発生時には確
実に所定の位置でモータの回転駆動を停止させる技術に
関する。
【0002】
【従来の技術】例えば、自動車に搭載されるドアミラー
は、モータを回転駆動させることにより、起立位置(通
常の使用状態)、格納位置(折り畳んだ状態)を遠隔操
作により自動で切り換えることができる。ドアミラーの
駆動操作は、車両用バッテリより得られる直流電源に直
流モータを接続し、この極性をスイッチ操作で切り換え
ることにより、回転方向を変化させ、起立方向、格納方
向にそれぞれ回転させることができる。このようなモー
タ駆動装置として、従来より例えば、特開平4−110
245号公報「電動格納ドアミラー制御装置」(以下、
従来例という)に記載されたものが知られている。図2
は、この従来例に記載されたの回路構成を示す説明図で
あり、バッテリよりの直流電源Eの極性を可逆的に切り
換えてモータMに供給することにより、該モータMを起
立方向、及び格納方向へ回転させることができるもので
ある。同図に示すように、このドアミラー制御装置は、
直流電源の極性を反転して接続する極性切り換えスイッ
チ回路101と、モータMに流れる電流値が所定値を越
えたか否かを検出する過電流検出センサ102と、過電
流作動回路103と、4個のダイオードによるブリッジ
回路として形成される一方向電流回路104と、遅延回
路105と、リレー回路106と、リレー接点107
と、から構成されている。
【0003】上記構成において、いま、極性切り換えス
イッチ回路101の接点をa11、a12側に接続すると、
過電流検出センサ102を介してモータMにはI11の方
向に電流が流れ、モータMは起立方向に回転する。そし
て、ドアミラーが最終端に達してモータMの回転が強制
的に阻止されると、電流値が増大するので、過電流検出
センサ102の両端電圧が上昇し、過電流作動回路10
3のトランジスタQ11、Q12が導通する。これにより、
リレー回路106のリレーRがオンとなるので、リレー
接点107は、接点b21から接点a21、接点b22から接
点a22に切り換えられ、モータMへ流れ込む電流は遮断
されるので、停止状態となる。また、極性切り換えスイ
ッチ回路101の接点を反対側、即ち、b11、b12側に
接続すると、モータMにはI12の方向に電流が流れるか
らドアミラーは格納方向に回転し、最終端に達すると、
前記と同様の手順でリレー接点107が遮断され、モー
タMは停止することになる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記し
た従来例に記載された回路では、ドアミラーが最終端に
達したところで電流を遮断させることができるものの、
過電流作動回路103、遅延回路105、リレー回路1
06等、複雑な回路を使用しているので、部品点数が多
くなり、回路規模が大きくなるばかりでなく、コストア
ップにつながる。
【0005】また、モータMへの電流の供給、遮断はリ
レー接点107により切り換えられる構成とされている
ので、誤動作が発生することが多々あり得る。即ち、図
2に示した回路の直流電源Eは車両に搭載されるバッテ
リが使用され、一般に車両に搭載されるバッテリは電源
電圧が変動することが多々あり、電圧が低下した場合に
は、リレーコイルに電圧が供給されているにも関わら
ず、振動等に起因してリレー接点107が外れてしまう
等の誤動作を引き起こしてしまう。このような場合に
は、スイッチ回路101を投入してもモータMが回転し
ないことや、反対に、過電流を検出したにも関わらずモ
ータMへの電流供給が遮断されないことがある。
【0006】更に、過電流動作回路103に搭載される
トランジスタQ11、Q12は、過電流が検出された時に共
に導通されるようになっており、起立時には、トランジ
スタQ11に電流が流れ、格納時にはトランジスタQ12に
電流が流れる。従って、各トランジスタQ11、Q12は同
一の特性を有する部品を使用することになるが、実際に
は若干の特性の相違があるので、検出誤差が発生する。
即ち、トランジスタQ11、Q12は同一規格の部品を使用
するものの、実際には同一の電圧が印加されたときに導
通するとは限らないから、起立時と格納時で遮断する電
流値が異なってしまい、電流検知にバラツキがでやすい
という欠点がある。
【0007】この発明はこのような従来の課題を解決す
るためになされたものであり、その目的とするところ
は、部品点数を少なくし、誤動作を防止し、且つ、電流
の検知にバラツキのないモータ駆動装置を提供すること
にある。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本願請求項1に記載の発明は、直流モータを可逆的
に回転駆動させると共に、過電流を検出した際には電圧
の供給を停止させるモータ駆動装置において、直流電源
と、該直流電源の出力側に設置され、極性を可逆的に切
り換える極性反転スイッチと、前記極性反転スイッチの
出力側に設置される直流モータと、直流モータの後段側
に設置され、前記極性反転スイッチの接続状態に関わら
ず常に同一の方向に電流を流すブリッジ回路と、該ブリ
ッジ回路の後段側に設置され、電流値が一定レベルより
も大きくなった際には電流を遮断して前記直流モータの
回転を停止させる電流検知回路と、を有し、前記電流検
知回路は、電源投入時に導通して前記直流モータに駆動
電流を流す第1の無接点スイッチと、過電流発生時に前
記第1の無接点スイッチの導通を遮断する第2の無接点
スイッチと、を少なくとも有することが特徴である。
【0009】また、請求項2に記載の発明では、前記電
流検知回路は、第1の抵抗(R1)と第1のトランジス
タ(Q1)との直列接続、第2の抵抗(R2)と第2の
トランジスタ(Q2)との直列接続、及び第3の抵抗
(R3)と第4の抵抗(R4)との直列接続、の3系統
の並列接続回路にて構成され、且つ、前記第4の抵抗に
対して並列的にコンデンサ(C1)が配置され、更に、
第3の抵抗と第4の抵抗の接続点は第2のトランジスタ
のベースに接続され、第2の抵抗と第2のトランジスタ
の接続点は第1のトランジスタのベースに接続されたこ
とを特徴とする。
【0010】請求項3に記載の発明は、前記第2のトラ
ンジスタがオンとされた際に、前記電流検知回路を流れ
る電流が前記直流モータの駆動電流よりも小さくなるよ
うに、前記第2〜第4の抵抗の抵抗値を設定することを
特徴とする。
【0011】上述の如く構成された本発明によれば、直
流電源より供給される電圧は極性反転スイッチにより可
逆的に直流モータに印加されるので、このスイッチ操作
により直流モータの回転方向を反転させることができ
る。また、直流モータの後段側では、ブリッジ回路によ
り極性反転スイッチの接続状態に関わらす常時一定の方
向に電圧が印加されることになるから、ブリッジ回路の
後段側に設置された電流検知回路では常に同一方向から
電流が流れ込むことになる。従って、正転用、逆転用に
それぞれ電流検知回路を設置する必要が無いので部品点
数を削減することができ、且つ、正転時、逆転時共に同
一の回路素子から構成される電流検知回路にて過電流を
検知して直流モータへの電流供給を遮断するので、正転
時、逆転時共に同一の過電流値にてモータを停止させる
ことができる。
【0012】また、電源投入時には第1の無接点スイッ
チが導通されることにより、直流モータに電源電圧が供
給され、また、第2の無接点スイッチが導通されて第1
の無接点スイッチが遮断されて直流モータへの電流供給
が停止される構成であるので、リレー接点と比較した場
合、バッテリの電圧変動及び機械的な振動に強く、確実
に導通、遮断が切り換えられるようになる。
【0013】更に、請求項2,3に記載の発明では、2
個のトランジスタQ1,Q2、各抵抗R1〜R4、及び
コンデンサC1にて電流検知回路が構成され、電源投入
時には第1のトランジスタQ1がオンとなるので抵抗R
1、トランジスタQ1を経由するルートで電流が流れ、
これにより直流モータが駆動することになる。また、モ
ータの回転が最終端に達した場合等、回路に過電流が発
生すると、第2のトランジスタQ2がオンとなりこれに
より第1のトランジスタQ1がオフとなる。このとき暗
電流が流れるが、この電流値は直流モータの駆動電流よ
りも小さいので該直流モータの駆動は停止されることに
なる。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態を図面に
基づいて説明する。図1は、本発明が適用されたモータ
駆動装置の一実施形態の構成を示す回路図であり、バッ
テリ電源Eより供給される電圧を可逆的に直流モータM
に供給することにより、該モータMを正転、逆転させる
ことができると共に、モータMが回転して最終端に達し
た際にはモータMを停止させることができるものであ
る。
【0015】図示のように、この駆動装置は、電源Eの
出力端を可逆的に切り換えるスイッチS1(極性反転ス
イッチ)と、該スイッチS1の接点c1側に接続される
直流モータMと、スイッチS1の接点c2側に接続され
るPTC素子(電流の増加に伴って抵抗値が増大する素
子)と、D1〜D4からなるブリッジ回路21と、この
ブリッジ回路の後段側に配置される電流検出回路31
と、に大別して構成されている。
【0016】電流検出回路31は、ブリッジ回路21を
構成するダイオードD1(D3)のカソード側(これを
点P1とする)と、ダイオードD2(D4)のアノード
側(これを点P2とする)との間に設置されており、主
として3系統に分岐して構成されている。即ち、点P1
は、抵抗R1を介してトランジスタQ1のコレクタに接
続され、このエミッタは点P2に接続されている。ま
た、点P1は抵抗R2を介してトランジスタQ1のベー
ス及びトランジスタQ2のコレクタにそれぞれ接続さ
れ、該トランジスタQ2のエミッタは点P2に接続され
ている。更に、点P1は抵抗R3を介して、トランジス
タQ2のベース及び抵抗R4に接続され、トランジスタ
Q2のエミッタ及び抵抗R4の他端側は点P2に接続さ
れている。また、抵抗R4の両端にはコンデンサC1が
並列的に配置されている。
【0017】また、上記において、抵抗R1は、各抵抗
R2,R3,R4と比べて十分に小さい抵抗値に設定さ
れている。即ち、R1≪R2,R3,R4とされてい
る。
【0018】次に、上記の如く構成された本実施形態の
作用について説明する。いま、スイッチS1を接点a
1、a2側に接続すると、電流は、電源Eから接点a
1、c1、直流モータM、ダイオードD1、抵抗R3、
コンデンサC1、ダイオードD2、PTC、接点c2、
a2を介して流れることになる。即ち、電源投入時にお
いては、各トランジスタQ1,Q2は共にオフ状態とさ
れ、かつ、コンデンサC1には電荷は蓄積されていない
ので、電源投入時において電流検出回路31では、抵抗
R3、コンデンサC1に電流が流れることになる。
【0019】そして、この電流値をI1とすると、抵抗
R3の両端にはI1*R3の電圧が印加されることにな
り、点P1、P2間にはこの電圧I1*R3が加えられ
ることになるから、トランジスタQ1のベース、エミッ
タ間にもこの電圧が印加され、該トランジスタQ1は導
通状態とされる。即ち、抵抗R1、トランジスタQ1を
経由して電流が流れることになり、また、上記したよう
に、抵抗R1の抵抗値は小さい値に設定されているから
電圧降下は小さく、この経路を流れる電流によりモータ
Mは駆動を続けることになる。なお、電源投入から一定
時間経過すると、コンデンサC1は飽和するから導通が
遮断され、抵抗R3を流れる電流は抵抗R4を経由して
点P2へと導かれることになる。つまり、モータM駆動
時には抵抗R3、R4を介して微弱な電流が流れること
になる。
【0020】そして、モータMが最終端に達して強制的
に停止させられると、過電流が発生するから、抵抗R1
を通過する電流値が増大すると共に、抵抗R3,R4を
経由して流れる電流値もまた増大することになる。従っ
て、抵抗R4の両端電圧が増大し、この電圧が一定値を
越えるとトランジスタQ2が導通され、トランジスタQ
1のベース、エミッタ間が短絡状態とされるから該トラ
ンジスタQ1の導通が阻止されることになる。これによ
り、抵抗R1、トランジスタQ1を介して流れる電流が
遮断され、流れる電流は、抵抗R3、R4を介して流れ
る分、及び抵抗R2、トランジスタQ2を介して流れる
分のみとなる。ここで、抵抗R2、R3,R4の抵抗値
はそれぞれ大きい値に設定されているから、電流値は極
めて小さくなりモータMの回転が停止されることにな
る。つまり、抵抗R2、トランジスタQ2、及び、抵抗
R3、R4を介して流れる電流は暗電流となる。
【0021】一方、スイッチS1の接続を反転させる
と、今度は、接点a2、c2、PTC、ダイオードD
3、点P1、点P2、ダイオードD4、直流モータM、
接点c1、a1を介して電流が流れることになり、モー
タMには前記とは反対の方向に電流が流れることにな
る。即ち、モータMは逆転する。ここで、スイッチS1
の反転動作中は回路に電流が流れないので、コンデンサ
C1に蓄積された電荷は放電され、スイッチS1が反転
した時に再びコンデンサC1に電流が流れるようにな
る。
【0022】この際、電流検知回路31へ流れる電流の
方向は、モータMの正転時と同一方向であるから、前記
と同様の手順で、モータMは回転し、最終端に達したと
ころで停止することになる。つまり、正転用、逆転用そ
れぞれに電流検知回路31を用意する必要が無く、1つ
の回路で正転用、逆転用を兼用することができるのであ
る。
【0023】このようにして、本実施形態におけるモー
タ駆動装置では、トランジスタQ1、Q2(第1,第2
の無接点スイッチ)及び、その他数個の部品のみで電流
検知回路を形成しているので、部品点数を著しく削減す
ることができ、小型化、コストダウンを図ることができ
るようになる。また、無接点スイッチを使用しているの
で、バッテリ電圧の変動や機械的な振動によっても誤動
作を引き起こすことが少なく、信頼性が向上する。更
に、モータMの正転時、逆転時それぞれにおいて、同一
の回路構成にて電流を検知し、モータMを停止させるの
で、回路素子のバラツキの影響を受けることは無く、確
実に所定の位置にて直流モータMの回転を停止させるこ
とができる。また、コンデンサC1は、電流ノイズのフ
ィルタとしても役立たせることができる。
【0024】なお、本発明は、自動車のドアミラーの回
転を制御する際に使用するモータ駆動装置のみならず、
その他の直流モータの回転制御についても適用すること
ができることは勿論である。
【0025】
【発明の効果】以上説明したように、本発明のモータ駆
動装置では、直流モータの後段側にブリッジ回路を設置
し、このブリッジ回路の後段側に電流検知回路を搭載し
ている。そして、この電流検知回路は、第1の無接点ス
イッチ、第2の無接点スイッチ及びその他数個の素子の
みによって構成されるので、従来と比較して部品点数を
著しく削減することができるようになり、回路の小規模
化が可能となり、且つ、コストダウンを図ることができ
るようになる。また、第1の無設定スイッチにより導通
され、第2の無接点スイッチにて導通が遮断される構成
であるので、従来のリレー接点と比較すると、バッテリ
の電圧変動や機械的な振動の影響を受けにくく、誤動作
を防止することができる。
【0026】更に、直流モータの回転方向に関わらず電
流検知回路には常に一定方向の電圧が印加されることに
なるので、過電流を検出してモータを停止させる電流検
知回路を、正転用、逆転用それぞれ別個に設ける必要が
無く、一つの回路で兼用することができ、回路素子のバ
ラツキの影響を受けることが無い。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明が適用されたモータ駆動装置の一実施形
態の構成を示す回路図。
【図2】従来におけるモータ駆動装置の構成を示す回路
図。
【符号の説明】
21 ブリッジ回路 31 電流検知回路 R1〜R4 抵抗 D1〜D4 ダイオード Q1 第1のトランジスタ(第1の無接点スイッチ) Q2 第2のトランジスタ(第2の無接点スイッチ) C1 コンデンサ PTC PTC素子 E 直流電源 M 直流モータ S1 スイッチ(極性反転スイッチ)

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 直流モータを可逆的に回転駆動させると
    共に、過電流を検出した際には電圧の供給を停止させる
    モータ駆動装置において、 直流電源と、 該直流電源の出力側に設置され、極性を可逆的に切り換
    える極性反転スイッチと、 前記極性反転スイッチの出力側に設置される直流モータ
    と、 直流モータの後段側に設置され、前記極性反転スイッチ
    の接続状態に関わらず常に同一の方向に電流を流すブリ
    ッジ回路と、 該ブリッジ回路の後段側に設置され、電流値が一定レベ
    ルよりも大きくなった際には電流を遮断して前記直流モ
    ータの回転を停止させる電流検知回路と、 を有し、 前記電流検知回路は、電源投入時に導通して前記直流モ
    ータに駆動電流を流す第1の無接点スイッチと、過電流
    発生時に前記第1の無接点スイッチの導通を遮断する第
    2の無接点スイッチと、を少なくとも有することを特徴
    とするモータ駆動装置。
  2. 【請求項2】 前記電流検知回路は、第1の抵抗(R
    1)と第1のトランジスタ(Q1)との直列接続、第2
    の抵抗(R2)と第2のトランジスタ(Q2)との直列
    接続、及び第3の抵抗(R3)と第4の抵抗(R4)と
    の直列接続、の3系統の並列接続回路にて構成され、且
    つ、前記第4の抵抗に対して並列的にコンデンサ(C
    1)が配置され、更に、第3の抵抗と第4の抵抗の接続
    点は第2のトランジスタのベースに接続され、第2の抵
    抗と第2のトランジスタの接続点は第1のトランジスタ
    のベースに接続されたことを特徴とする請求項1記載の
    モータ駆動装置。
  3. 【請求項3】 前記第2のトランジスタがオンとされた
    際に、前記電流検知回路を流れる電流が前記直流モータ
    の駆動電流よりも小さくなるように、前記第2〜第4の
    抵抗の抵抗値を設定することを特徴とする請求項2記載
    のモータ駆動装置。
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