JPH11265759A - 基板用可動コネクタ - Google Patents
基板用可動コネクタInfo
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- JPH11265759A JPH11265759A JP6875098A JP6875098A JPH11265759A JP H11265759 A JPH11265759 A JP H11265759A JP 6875098 A JP6875098 A JP 6875098A JP 6875098 A JP6875098 A JP 6875098A JP H11265759 A JPH11265759 A JP H11265759A
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- Japan
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- connector
- terminal
- housing
- base
- wiring board
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-
- H—ELECTRICITY
- H05—ELECTRIC TECHNIQUES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- H05K—PRINTED CIRCUITS; CASINGS OR CONSTRUCTIONAL DETAILS OF ELECTRIC APPARATUS; MANUFACTURE OF ASSEMBLAGES OF ELECTRICAL COMPONENTS
- H05K3/00—Apparatus or processes for manufacturing printed circuits
- H05K3/30—Assembling printed circuits with electric components, e.g. with resistor
- H05K3/306—Lead-in-hole components, e.g. affixing or retention before soldering, spacing means
Landscapes
- Details Of Connecting Devices For Male And Female Coupling (AREA)
- Connector Housings Or Holding Contact Members (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 車載用として最適で、半田付け部に悪影響を
及ぼさないようにする。 【解決手段】 配線用基板10に固定されるベース13
と、横向きの嵌合開口14aを有し、水平面内で移動可
能にベース13で支持されたハウジング14と、コネク
タ用端子15とを備え、上記ベース3には、ハウジング
14の横幅方向への所定の移動を許容する許容部13a
が形成されると共に、上記コネクタ用端子15は、中間
部15cが撓み可能なL字状に形成されて、ハウジング
14で保持される端子部15aと、上記ベース13を貫
通して配線用基板10に半田付けされる半田付け部15
bとを有している。
及ぼさないようにする。 【解決手段】 配線用基板10に固定されるベース13
と、横向きの嵌合開口14aを有し、水平面内で移動可
能にベース13で支持されたハウジング14と、コネク
タ用端子15とを備え、上記ベース3には、ハウジング
14の横幅方向への所定の移動を許容する許容部13a
が形成されると共に、上記コネクタ用端子15は、中間
部15cが撓み可能なL字状に形成されて、ハウジング
14で保持される端子部15aと、上記ベース13を貫
通して配線用基板10に半田付けされる半田付け部15
bとを有している。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、基板用可動コネク
タの改良に関する。
タの改良に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、図6に示すように、電気・電子機
器(例えばナビゲーションやオーディオ)を内蔵した車
載モジュール(例えばセンタークラスタやメータ類)1
を車両(例えばインストルメントパネル)2に取付ける
と同時に、車載モジュール1の第1コネクタ3を車両の
インストルメントパネル2の第2コネクタ4に嵌合させ
るようにした車載モジュールの車両取付け構造が提案さ
れている(実開昭59−20578号公報参照)。
器(例えばナビゲーションやオーディオ)を内蔵した車
載モジュール(例えばセンタークラスタやメータ類)1
を車両(例えばインストルメントパネル)2に取付ける
と同時に、車載モジュール1の第1コネクタ3を車両の
インストルメントパネル2の第2コネクタ4に嵌合させ
るようにした車載モジュールの車両取付け構造が提案さ
れている(実開昭59−20578号公報参照)。
【0003】上記のような車載モジュールの車両取付け
構造では、車載モジュール1とインストルメントパネル
2との取付け誤差等に起因する第1コネクタ4と第2コ
ネクタの水平(横)方向の嵌合不良を防止するために、
インストルメントパネル2にあけた穴2aに第2コネク
タ4全体を水平(横)方向へ可動できるように係合させ
ている。この場合、可動する第2コネクタ4にワイヤー
ハーネス5を接続しているので、可動構造及び接続構造
が大型化すると共に、第2コネクタ4の取り扱いも煩雑
になる。
構造では、車載モジュール1とインストルメントパネル
2との取付け誤差等に起因する第1コネクタ4と第2コ
ネクタの水平(横)方向の嵌合不良を防止するために、
インストルメントパネル2にあけた穴2aに第2コネク
タ4全体を水平(横)方向へ可動できるように係合させ
ている。この場合、可動する第2コネクタ4にワイヤー
ハーネス5を接続しているので、可動構造及び接続構造
が大型化すると共に、第2コネクタ4の取り扱いも煩雑
になる。
【0004】なお、コネクタの端子の連結部の途中を金
属ランス構造により係止してハウジングを可動にする構
成が一般電気機器用として提案されているが(実開昭2
−97775号公報参照)、その係止力が充分ではな
く、車載モジュールのような大きなモジュール同士に要
求される大きな可動量、振動や外力で係止力が緩むと、
半田付け部に歪みが作用して半田付け部の寿命に悪影響
を及ぼすおそれがあることから、車載用としてはそのま
ま採用することができない。
属ランス構造により係止してハウジングを可動にする構
成が一般電気機器用として提案されているが(実開昭2
−97775号公報参照)、その係止力が充分ではな
く、車載モジュールのような大きなモジュール同士に要
求される大きな可動量、振動や外力で係止力が緩むと、
半田付け部に歪みが作用して半田付け部の寿命に悪影響
を及ぼすおそれがあることから、車載用としてはそのま
ま採用することができない。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記従来の
問題を解決するためになされたもので、車載用として最
適で、半田付け部に悪影響を及ぼさない基板用可動コネ
クタ提供することを目的とするものである。
問題を解決するためになされたもので、車載用として最
適で、半田付け部に悪影響を及ぼさない基板用可動コネ
クタ提供することを目的とするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明は、配線用基板に固定されるベースと、横向
きの嵌合開口を有し、水平面内で移動可能にベースで支
持されたハウジングと、コネクタ用端子とを備え、上記
ベースには、ハウジングの横幅方向への所定の移動を許
容する許容部が形成されると共に、上記コネクタ用端子
は、中間部が撓み可能なL字状に形成されて、ハウジン
グで保持される端子部と、上記ベースを貫通して配線用
基板に半田付けされる半田付け部とを有していることを
特徴とする基板用可動コネクタを提供するものである。
に、本発明は、配線用基板に固定されるベースと、横向
きの嵌合開口を有し、水平面内で移動可能にベースで支
持されたハウジングと、コネクタ用端子とを備え、上記
ベースには、ハウジングの横幅方向への所定の移動を許
容する許容部が形成されると共に、上記コネクタ用端子
は、中間部が撓み可能なL字状に形成されて、ハウジン
グで保持される端子部と、上記ベースを貫通して配線用
基板に半田付けされる半田付け部とを有していることを
特徴とする基板用可動コネクタを提供するものである。
【0007】本発明によれば、横向きのハウジングに端
子部を保持したL字状のコネクタ用端子の半田付け部を
配線用基板に半田付けすることにより、ベースの許容部
の範囲でのハウジングの大きな移動により半田付け部を
引っ張る動き、振動や外力による応力が中間部の撓みで
吸収されるようになる。
子部を保持したL字状のコネクタ用端子の半田付け部を
配線用基板に半田付けすることにより、ベースの許容部
の範囲でのハウジングの大きな移動により半田付け部を
引っ張る動き、振動や外力による応力が中間部の撓みで
吸収されるようになる。
【0008】請求項2のように、上記ベースには、上記
コネクタ用端子の半田付け部が上方から挿入可能なアラ
イメント保持用挿入穴が形成されると共に、上記配線用
基板には、この挿入穴に一致するスルーホールが形成さ
れている構成とすることができる。
コネクタ用端子の半田付け部が上方から挿入可能なアラ
イメント保持用挿入穴が形成されると共に、上記配線用
基板には、この挿入穴に一致するスルーホールが形成さ
れている構成とすることができる。
【0009】請求項3のように、上記コネクタ用端子の
端子部と半田付け部との間の中間部は、細幅又は薄肉の
少なくとも一方に形成されて撓みやすくしている構成と
することができる。
端子部と半田付け部との間の中間部は、細幅又は薄肉の
少なくとも一方に形成されて撓みやすくしている構成と
することができる。
【0010】請求項4のように、上記コネクタ用端子
は、高さを異ならせてハウジングに上下多段で設けら
れ、長さの長い上段側のコネクタ用端子の中間部と、長
さの短い下段側のコネクタ用端子の中間部との撓みやす
さが同程度となるように設定されている構成とすること
ができる。
は、高さを異ならせてハウジングに上下多段で設けら
れ、長さの長い上段側のコネクタ用端子の中間部と、長
さの短い下段側のコネクタ用端子の中間部との撓みやす
さが同程度となるように設定されている構成とすること
ができる。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
を参照して詳細に説明する。なお、従来技術と同一構成
・作用の箇所は同一番号を付して詳細な説明は省略す
る。
を参照して詳細に説明する。なお、従来技術と同一構成
・作用の箇所は同一番号を付して詳細な説明は省略す
る。
【0012】図1に示すように、車両のインストルメン
トパネル(具体的に図示しない。)2には、自動車用ワ
イヤーハーネス等を種々の電装品に分岐接続するのに用
いられる電気接続箱6が取付けられ、この電気接続箱6
のケースには、第2コネクタ8が一体に設けられてい
る。この第2コネクタ8には、コネクタ用端子として雌
端子が設けられている。なお、第2コネクタ8は、電気
接続箱6に代えて、車載の電気・電子機器に一体に固定
されているものでも良い。
トパネル(具体的に図示しない。)2には、自動車用ワ
イヤーハーネス等を種々の電装品に分岐接続するのに用
いられる電気接続箱6が取付けられ、この電気接続箱6
のケースには、第2コネクタ8が一体に設けられてい
る。この第2コネクタ8には、コネクタ用端子として雌
端子が設けられている。なお、第2コネクタ8は、電気
接続箱6に代えて、車載の電気・電子機器に一体に固定
されているものでも良い。
【0013】上記インストルメントパネル2に取付ける
センタークラスタ(車載モジュール)1には、電気・電
子機器であるナビゲーションやオーディオ等を内蔵する
ための開口1a,1bがそれぞれ形成されると共に、こ
のセンタークラスタ1の裏面には、内蔵したナビゲーシ
ョンやオーディオ、あるいはエアコン等の操作スイッチ
類9を取付けた配線用基板10が固定され、この配線用
基板10に、センタークラスタ1をインストルメントパ
ネル2に取付けると同時に、インストルメントパネル2
の電気接続箱6の第2コネクタ8に嵌合させるようにし
た横向きの第1コネクタ7が取付けられている。なお、
11は、インストルメントパネル2に取付けたセンター
クラスタ1に連続するセンターコンソールである。
センタークラスタ(車載モジュール)1には、電気・電
子機器であるナビゲーションやオーディオ等を内蔵する
ための開口1a,1bがそれぞれ形成されると共に、こ
のセンタークラスタ1の裏面には、内蔵したナビゲーシ
ョンやオーディオ、あるいはエアコン等の操作スイッチ
類9を取付けた配線用基板10が固定され、この配線用
基板10に、センタークラスタ1をインストルメントパ
ネル2に取付けると同時に、インストルメントパネル2
の電気接続箱6の第2コネクタ8に嵌合させるようにし
た横向きの第1コネクタ7が取付けられている。なお、
11は、インストルメントパネル2に取付けたセンター
クラスタ1に連続するセンターコンソールである。
【0014】上記センタークラスタ1の配線用基板10
の第1コネクタ7は、図2〜図4に示すように、配線用
基板10にねじ12で固定されるベース13と、水平面
内で横幅方向(図2のX方向)へ移動可能にベース13
で支持されたハウジング14と、複数のコネクタ用端子
15(後述)とを備えている。
の第1コネクタ7は、図2〜図4に示すように、配線用
基板10にねじ12で固定されるベース13と、水平面
内で横幅方向(図2のX方向)へ移動可能にベース13
で支持されたハウジング14と、複数のコネクタ用端子
15(後述)とを備えている。
【0015】上記ベース13には、ハウジング14の横
幅方向への所定の移動を許容する左右一対の縦壁状許容
部13aがそれぞれ形成され、長さ方向の両側にねじ止
め穴13bが形成されると共に、横幅方向の中間位置に
保持されたハウジング14の各コネクタ用端子15に一
致するとともに配線用基板10の各スルーホール10a
に一致するアライメント保持用挿入穴13cが形成され
ている。
幅方向への所定の移動を許容する左右一対の縦壁状許容
部13aがそれぞれ形成され、長さ方向の両側にねじ止
め穴13bが形成されると共に、横幅方向の中間位置に
保持されたハウジング14の各コネクタ用端子15に一
致するとともに配線用基板10の各スルーホール10a
に一致するアライメント保持用挿入穴13cが形成され
ている。
【0016】図5に詳細に示すように、上記コネクタ用
端子(雌端子)15は、L字状に形成されて、横向きの
開口を有するハウジング14で保持される端子部15a
と、上記ベース13のアライメント保持用挿入穴13c
から配線用基板10のスルーホール10aを貫通して、
配線用基板10に半田付けされる半田付け部15bと、
この半田付け部15bと嵌合部15aとの間の可撓性の
中間部15cとを有している。
端子(雌端子)15は、L字状に形成されて、横向きの
開口を有するハウジング14で保持される端子部15a
と、上記ベース13のアライメント保持用挿入穴13c
から配線用基板10のスルーホール10aを貫通して、
配線用基板10に半田付けされる半田付け部15bと、
この半田付け部15bと嵌合部15aとの間の可撓性の
中間部15cとを有している。
【0017】この可撓性の中間部15cは、端子部15
aと半田付け部15bとの間の幅Wを細くしたり(細
幅)、厚みTを薄くしたり(薄肉)して、撓みやすくし
ている。なお、本実施形態のように、コネクタ用端子1
5の高さを異ならせてハウジング14に上下多段で設け
ている場合には、長さの長い上段側のコネクタ用端子1
5の中間部15cと、長さの短い下段側のコネクタ用端
子15の中間部15cとの撓みやすさが同程度となるよ
うに、例えば、長くて撓みやすい上段側のコネクタ用端
子15の中間部15cに対して、短くて撓みにくい下段
側のコネクタ用端子15の中間部15cをより細幅化し
たり、より薄肉化することにより、撓みやすさを調節す
ることができる。
aと半田付け部15bとの間の幅Wを細くしたり(細
幅)、厚みTを薄くしたり(薄肉)して、撓みやすくし
ている。なお、本実施形態のように、コネクタ用端子1
5の高さを異ならせてハウジング14に上下多段で設け
ている場合には、長さの長い上段側のコネクタ用端子1
5の中間部15cと、長さの短い下段側のコネクタ用端
子15の中間部15cとの撓みやすさが同程度となるよ
うに、例えば、長くて撓みやすい上段側のコネクタ用端
子15の中間部15cに対して、短くて撓みにくい下段
側のコネクタ用端子15の中間部15cをより細幅化し
たり、より薄肉化することにより、撓みやすさを調節す
ることができる。
【0018】図4に示すように、横向きの嵌合開口14
aを有するハウジング14の上部と下部には、上記各コ
ネクタ用端子15の端子部15aが上下2段で圧入され
て保持されている。
aを有するハウジング14の上部と下部には、上記各コ
ネクタ用端子15の端子部15aが上下2段で圧入され
て保持されている。
【0019】上記のような構成であれば、まず、第1コ
ネクタ7の組み付けは、上記ハウジング14の嵌合開口
14aに外方から各コネクタ用端子15の端子部15a
を圧入し、この状態で各コネクタ用端子15の半田付け
部15bをベース13の各挿入穴13cに上方から挿入
しながら、ハウジング14を許容部13aの間に嵌め込
む。
ネクタ7の組み付けは、上記ハウジング14の嵌合開口
14aに外方から各コネクタ用端子15の端子部15a
を圧入し、この状態で各コネクタ用端子15の半田付け
部15bをベース13の各挿入穴13cに上方から挿入
しながら、ハウジング14を許容部13aの間に嵌め込
む。
【0020】これにより、ベース13の底壁にハウジン
グ14の下面が当接する。このとき、コネクタ用端子1
5の端子部15aがハウジング14で保持(固定)さ
れ、コネクタ用端子15の半田付け部15bがベース1
3のアライメント保持用挿入穴13cに挿入(固定)さ
れているので、中間部15cの撓み力によりハウジング
14がベース13の許容部13aの間の中立位置に保持
されている。
グ14の下面が当接する。このとき、コネクタ用端子1
5の端子部15aがハウジング14で保持(固定)さ
れ、コネクタ用端子15の半田付け部15bがベース1
3のアライメント保持用挿入穴13cに挿入(固定)さ
れているので、中間部15cの撓み力によりハウジング
14がベース13の許容部13aの間の中立位置に保持
されている。
【0021】このようにして組み付けた第1コネクタ7
は、図3に示したように、ベース13を配線用基板10
の所定位置に当てがいながら各コネクタ用端子15の半
田付け部15bを各スルーホール10aに差し込んで、
ねじ12によりベース13を配線用基板10に固定した
後に、半田付け部15bを配線用基板10の回路に半田
付けaをする。その後、この配線用基板10をセンター
クラスタ1の所定位置に固定する。
は、図3に示したように、ベース13を配線用基板10
の所定位置に当てがいながら各コネクタ用端子15の半
田付け部15bを各スルーホール10aに差し込んで、
ねじ12によりベース13を配線用基板10に固定した
後に、半田付け部15bを配線用基板10の回路に半田
付けaをする。その後、この配線用基板10をセンター
クラスタ1の所定位置に固定する。
【0022】そして、このセンタークラスタ1をインス
トルメントパネル2に取付けると同時に、センタークラ
スタ1の第1コネクタ7をインストルメントパネル2の
第2コネクタ8に嵌合させる時に、センタークラスタ1
とインストルメントパネル2との取付け誤差等で第2コ
ネクタ8に対する第1コネクタ7の嵌合位置が一致しな
いときには、第1コネクタ7の嵌合に伴って第1コネク
タ7のハウジング14がコネクタ用端子15の中間部1
5cの撓み力によってベース13の水平面内で許容部1
3aの間でX方向へ移動するので、第1コネクタ7が第
2コネクタ8に確実に嵌合するようになる。
トルメントパネル2に取付けると同時に、センタークラ
スタ1の第1コネクタ7をインストルメントパネル2の
第2コネクタ8に嵌合させる時に、センタークラスタ1
とインストルメントパネル2との取付け誤差等で第2コ
ネクタ8に対する第1コネクタ7の嵌合位置が一致しな
いときには、第1コネクタ7の嵌合に伴って第1コネク
タ7のハウジング14がコネクタ用端子15の中間部1
5cの撓み力によってベース13の水平面内で許容部1
3aの間でX方向へ移動するので、第1コネクタ7が第
2コネクタ8に確実に嵌合するようになる。
【0023】上記構成において、横向きのハウジング1
4に端子部15aを保持したL字状のコネクタ用端子1
5の半田付け部15bを配線用基板10に半田付けaす
ることにより、ベース13の許容部13aの範囲でのハ
ウジング14の大きな移動により半田付け部15bを引
っ張る動き、振動や外力による応力が中間部15cの撓
みで吸収されるようなるから、半田付け部15bに歪み
が作用しないので、半田付け部15bの半田付けの寿命
に悪影響を及ぼさなくなる。
4に端子部15aを保持したL字状のコネクタ用端子1
5の半田付け部15bを配線用基板10に半田付けaす
ることにより、ベース13の許容部13aの範囲でのハ
ウジング14の大きな移動により半田付け部15bを引
っ張る動き、振動や外力による応力が中間部15cの撓
みで吸収されるようなるから、半田付け部15bに歪み
が作用しないので、半田付け部15bの半田付けの寿命
に悪影響を及ぼさなくなる。
【0024】また、ベース13に一体形成したアライメ
ント保持用挿入穴13cにコネクタ用端子15の半田付
け部15cを挿入することで、コネクタ用端子15から
半田付け部15cに伝わる応力が緩和できると共に、通
常の基板用コネクタではアライメント保持用挿入穴が別
部品に形成されているので、部品点数の増加が抑えられ
る。
ント保持用挿入穴13cにコネクタ用端子15の半田付
け部15cを挿入することで、コネクタ用端子15から
半田付け部15cに伝わる応力が緩和できると共に、通
常の基板用コネクタではアライメント保持用挿入穴が別
部品に形成されているので、部品点数の増加が抑えられ
る。
【0025】さらに、コネクタ用端子15の端子部15
aと半田付け部15bとの間の中間部15cを細幅又は
薄肉に形成して撓みやすくすると、中間部15cの成形
加工だけで撓みやすくできる。この成形加工を使用すれ
ば、横向きのハウジング14に上下多段でコネクタ用端
子15を設けて、コネクタ用端子15の中間部15cの
長さが上下で異なって撓み力が異なるようになっても、
上段側と下段側のコネクタ用端子15の各中間部15c
の撓みやすさが同程度となるよう簡単に設定できるの
で、ハウジング14の移動がスムーズになる。
aと半田付け部15bとの間の中間部15cを細幅又は
薄肉に形成して撓みやすくすると、中間部15cの成形
加工だけで撓みやすくできる。この成形加工を使用すれ
ば、横向きのハウジング14に上下多段でコネクタ用端
子15を設けて、コネクタ用端子15の中間部15cの
長さが上下で異なって撓み力が異なるようになっても、
上段側と下段側のコネクタ用端子15の各中間部15c
の撓みやすさが同程度となるよう簡単に設定できるの
で、ハウジング14の移動がスムーズになる。
【0026】上記実施形態では、センタークラスタ1の
配線用基板10の第1コネクタ7をインストルメントパ
ネル2の第2コネクタ8に嵌合させる構造であったが、
センタークラスタ1に代えて、メータ類の第1コネクタ
7をインストルメントパネル2の第2コネクタ8に嵌合
させる構造であっても良い。
配線用基板10の第1コネクタ7をインストルメントパ
ネル2の第2コネクタ8に嵌合させる構造であったが、
センタークラスタ1に代えて、メータ類の第1コネクタ
7をインストルメントパネル2の第2コネクタ8に嵌合
させる構造であっても良い。
【0027】
【発明の効果】以上の説明からも明らかなように、本発
明の基板用可動コネクタは、横向きのハウジングに端子
部を保持したL字状のコネクタ用端子の半田付け部を配
線用基板に半田付けすることにより、ベースの許容部の
範囲でのハウジングの大きな移動により半田付け部を引
っ張る動き、振動や外力による応力が中間部の撓みで吸
収されるようになるから、半田付け部に歪みが作用しな
いので、半田付け部の半田付けの寿命に悪影響を及ぼさ
なくなる。
明の基板用可動コネクタは、横向きのハウジングに端子
部を保持したL字状のコネクタ用端子の半田付け部を配
線用基板に半田付けすることにより、ベースの許容部の
範囲でのハウジングの大きな移動により半田付け部を引
っ張る動き、振動や外力による応力が中間部の撓みで吸
収されるようになるから、半田付け部に歪みが作用しな
いので、半田付け部の半田付けの寿命に悪影響を及ぼさ
なくなる。
【0028】また、請求項2のように、ベースにアライ
メント保持用挿入穴を形成すると、通常の基板用コネク
タではアライメント保持用挿入穴が別部品に形成されて
いるので、部品点数の増加が抑えられる。
メント保持用挿入穴を形成すると、通常の基板用コネク
タではアライメント保持用挿入穴が別部品に形成されて
いるので、部品点数の増加が抑えられる。
【0029】さらに、請求項3のように、コネクタ用端
子の中間部を細幅又は薄肉に形成すると、コネクタ用端
子の中間部の成形だけで撓みやすくできるようになる。
子の中間部を細幅又は薄肉に形成すると、コネクタ用端
子の中間部の成形だけで撓みやすくできるようになる。
【0030】さらにまた、請求項4のように、コネクタ
用端子が高さを異ならせてハウジングに上下多段で設け
られている場合、上段側と下段側のコネクタ用端子の中
間部の撓みやすさが同程度となるように設定すれば、ハ
ウジングの移動がスムーズになる。
用端子が高さを異ならせてハウジングに上下多段で設け
られている場合、上段側と下段側のコネクタ用端子の中
間部の撓みやすさが同程度となるように設定すれば、ハ
ウジングの移動がスムーズになる。
【図1】 本発明に係るセンタークラスタのインストル
メントパネル取付け構造の斜視図である。
メントパネル取付け構造の斜視図である。
【図2】 第1コネクタの組み付け斜視図である。
【図3】 ベースにハウジングを組み付ける前の第1コ
ネクタの分解斜視図である。
ネクタの分解斜視図である。
【図4】 第1コネクタの断面図である。
【図5】 コネクタ用端子の斜視図である。
【図6】 従来の車載モジュールの車両取付け構造の断
面図である。
面図である。
7 第1コネクタ 8 第2コネクタ 10 配線用基板 13 ベース 13a 許容部 13c アライメント保持用挿入穴 14 ハウジング 14a 嵌合開口 15 コネクタ用端子 15a 端子部 15b 半田付け部 15c 中間部 X 移動方向
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 高田 憲作 愛知県名古屋市南区菊住1丁目7番10号 株式会社ハーネス総合技術研究所内
Claims (4)
- 【請求項1】 配線用基板に固定されるベースと、横向
きの嵌合開口を有し、水平面内で移動可能にベースで支
持されたハウジングと、コネクタ用端子とを備え、上記
ベースには、ハウジングの横幅方向への所定の移動を許
容する許容部が形成されると共に、上記コネクタ用端子
は、中間部が撓み可能なL字状に形成されて、ハウジン
グで保持される端子部と、上記ベースを貫通して配線用
基板に半田付けされる半田付け部とを有していることを
特徴とする基板用可動コネクタ。 - 【請求項2】 上記ベースには、上記コネクタ用端子の
半田付け部が上方から挿入可能なアライメント保持用挿
入穴が形成されると共に、上記配線用基板には、この挿
入穴に一致するスルーホールが形成されている請求項1
に記載の基板用可動コネクタ。 - 【請求項3】 上記コネクタ用端子の端子部と半田付け
部との間の中間部は、細幅又は薄肉の少なくとも一方に
形成されて撓みやすくしている請求項1又は請求項2に
記載の基板用可動コネクタ。 - 【請求項4】 上記コネクタ用端子は、高さを異ならせ
てハウジングに上下多段で設けられ、長さの長い上段側
のコネクタ用端子の中間部と、長さの短い下段側のコネ
クタ用端子の中間部との撓みやすさが同程度となるよう
に設定されている請求項1〜請求項3のいずれかに記載
の基板用可動コネクタ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6875098A JPH11265759A (ja) | 1998-03-18 | 1998-03-18 | 基板用可動コネクタ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6875098A JPH11265759A (ja) | 1998-03-18 | 1998-03-18 | 基板用可動コネクタ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH11265759A true JPH11265759A (ja) | 1999-09-28 |
Family
ID=13382767
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6875098A Withdrawn JPH11265759A (ja) | 1998-03-18 | 1998-03-18 | 基板用可動コネクタ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH11265759A (ja) |
-
1998
- 1998-03-18 JP JP6875098A patent/JPH11265759A/ja not_active Withdrawn
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20050607 |