JPH11264147A - 反射体を備えた足掛具 - Google Patents
反射体を備えた足掛具Info
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- JPH11264147A JPH11264147A JP10085067A JP8506798A JPH11264147A JP H11264147 A JPH11264147 A JP H11264147A JP 10085067 A JP10085067 A JP 10085067A JP 8506798 A JP8506798 A JP 8506798A JP H11264147 A JPH11264147 A JP H11264147A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 足踏部と側部とのコ―ナ―における足踏部の
上下面と前面及び側部の上下面と外側面を覆う反射体を
一体成形し、脱着自在の係止部材を装備し、且つ色彩を
持たせることにより、取付け,取外しが容易で、しかも
足掛具から脱落の虞が少なく長期の使用に耐え得る反射
体を備えた足掛具を提供する。 【解決手段】 足踏部5とその両側に位置する側部6と
を有する足掛具1において、平面視が略長方形状で、断
面が略コ字状で、その上面10と下面と前面12及び一
側面13に反射部を形成し、後面及び他側面を開口し、
両開口部のコ―ナに隣接して脱着自在の係止部材16を
挿着した、高分子材料からなる有色反射体で前記足踏部
と側部とのコ―ナ―の上下面と前面及び側面を覆った反
射体を備えた足掛具。
上下面と前面及び側部の上下面と外側面を覆う反射体を
一体成形し、脱着自在の係止部材を装備し、且つ色彩を
持たせることにより、取付け,取外しが容易で、しかも
足掛具から脱落の虞が少なく長期の使用に耐え得る反射
体を備えた足掛具を提供する。 【解決手段】 足踏部5とその両側に位置する側部6と
を有する足掛具1において、平面視が略長方形状で、断
面が略コ字状で、その上面10と下面と前面12及び一
側面13に反射部を形成し、後面及び他側面を開口し、
両開口部のコ―ナに隣接して脱着自在の係止部材16を
挿着した、高分子材料からなる有色反射体で前記足踏部
と側部とのコ―ナ―の上下面と前面及び側面を覆った反
射体を備えた足掛具。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、足踏部とその両側
に位置する側部とを有する反射体を備えた足掛具に関す
るものである。
に位置する側部とを有する反射体を備えた足掛具に関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】この種,従来の反射体を備えた足掛具
は、例えば特開平9ー195295号公報に示すよう
に、足踏部とその両側に位置する側部とを有する足掛具
において、平面視で略エルボ形状の反射体素子を、一方
の反射体素子の接合部に設けた複数のフックを他方の反
射体素子の接合部に設けた複数の凹孔に係止させて両者
を上下に結合して一組の反射体を構成し、前記足踏部と
側部とのコ―ナ―における足踏部の上下面と前面及び側
部の上下面と外側面を前記反射体で覆い、一方のコ―ナ
―における反射体の色彩と他方のコ―ナ―における反射
体の色彩とを異種にしたものがある。
は、例えば特開平9ー195295号公報に示すよう
に、足踏部とその両側に位置する側部とを有する足掛具
において、平面視で略エルボ形状の反射体素子を、一方
の反射体素子の接合部に設けた複数のフックを他方の反
射体素子の接合部に設けた複数の凹孔に係止させて両者
を上下に結合して一組の反射体を構成し、前記足踏部と
側部とのコ―ナ―における足踏部の上下面と前面及び側
部の上下面と外側面を前記反射体で覆い、一方のコ―ナ
―における反射体の色彩と他方のコ―ナ―における反射
体の色彩とを異種にしたものがある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、前記公知の
もので、周囲の環境が暗くても昇降時に足踏部の位置が
明確に確認できることは勿論のこと、遠方,特に側方か
らの足掛具の確認が極めて容易であり、緊急非難時等に
不便を感ずることがなく、一方のコ―ナ―の反射体の色
彩を他方のコ―ナ―の反射体の色彩と異種にしたので足
掛具の左右の位置が明確になり、特に護岸等においては
上流,下流が明確になり航路標識を兼ねさせることもで
きるものであるが、反射体が2つの反射体素子からな
り、一方の反射体素子の接合部に設けた複数のフックを
他方の反射体素子の接合部に設けた複数の凹孔に係止さ
せて両者を上下に結合するようにしたため、足掛具の長
期の使用によって、相互の反射体素子の結合が解かれて
反射体が足掛具から脱落して、前述のような作用・効果
を奏し得なくなる虞がある。
もので、周囲の環境が暗くても昇降時に足踏部の位置が
明確に確認できることは勿論のこと、遠方,特に側方か
らの足掛具の確認が極めて容易であり、緊急非難時等に
不便を感ずることがなく、一方のコ―ナ―の反射体の色
彩を他方のコ―ナ―の反射体の色彩と異種にしたので足
掛具の左右の位置が明確になり、特に護岸等においては
上流,下流が明確になり航路標識を兼ねさせることもで
きるものであるが、反射体が2つの反射体素子からな
り、一方の反射体素子の接合部に設けた複数のフックを
他方の反射体素子の接合部に設けた複数の凹孔に係止さ
せて両者を上下に結合するようにしたため、足掛具の長
期の使用によって、相互の反射体素子の結合が解かれて
反射体が足掛具から脱落して、前述のような作用・効果
を奏し得なくなる虞がある。
【0004】本発明は、従来の技術の有するこのような
問題点に鑑みてなされたものであり、その目的とすると
ころは、足踏部と側部とのコ―ナ―における足踏部の上
下面と前面及び側部の上下面と外側面を覆う反射体を一
体成形し、脱着自在の係止部材を装備し、且つ色彩を持
たせることにより、取付け,取外しが容易で、しかも足
掛具から脱落の虞が少なく長期の使用に耐え得る反射体
を備えた足掛具を提供しようとするものである。
問題点に鑑みてなされたものであり、その目的とすると
ころは、足踏部と側部とのコ―ナ―における足踏部の上
下面と前面及び側部の上下面と外側面を覆う反射体を一
体成形し、脱着自在の係止部材を装備し、且つ色彩を持
たせることにより、取付け,取外しが容易で、しかも足
掛具から脱落の虞が少なく長期の使用に耐え得る反射体
を備えた足掛具を提供しようとするものである。
【0005】また、反射体を備えた既存の足掛具に適用
して、より有効な反射体を備えた足掛具を簡単に得られ
るようにしたものである。
して、より有効な反射体を備えた足掛具を簡単に得られ
るようにしたものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明における反射体を備えた足掛具は、足踏部と
その両側に位置する側部とを有する足掛具において、平
面視が略長方形状で、断面が略コ字状で、その上下面と
前面及び一側面に反射部を形成し、後面及び他側面を開
口し、両開口部のコ―ナ―に隣接して脱着自在の係止部
材を挿着した、高分子材料からなる有色反射体で前記足
踏部と側部とのコ―ナ―の上下面と前面及び側面を覆っ
たことを特徴とするものである。
に、本発明における反射体を備えた足掛具は、足踏部と
その両側に位置する側部とを有する足掛具において、平
面視が略長方形状で、断面が略コ字状で、その上下面と
前面及び一側面に反射部を形成し、後面及び他側面を開
口し、両開口部のコ―ナ―に隣接して脱着自在の係止部
材を挿着した、高分子材料からなる有色反射体で前記足
踏部と側部とのコ―ナ―の上下面と前面及び側面を覆っ
たことを特徴とするものである。
【0007】また、前記反射体の上下面の各内面に既存
の反射体を収容する凹部を形成したことを特徴とするも
のである。
の反射体を収容する凹部を形成したことを特徴とするも
のである。
【0008】また、一方のコ―ナ―の反射体と他方のコ
―ナ―の反射体の色彩を異種にしたことを特徴とするも
のである。
―ナ―の反射体の色彩を異種にしたことを特徴とするも
のである。
【0009】
【発明の実施の形態】図1ないし図6は本発明に係る反
射体を備えた足掛具の一実施例に関するものであり、図
1は足掛具の平面図、図2はその正面図、図3は側面
図、図4は反射体の平面図、図5は図4のA―A断面
図、図6は反射体の側面図を示すものである。
射体を備えた足掛具の一実施例に関するものであり、図
1は足掛具の平面図、図2はその正面図、図3は側面
図、図4は反射体の平面図、図5は図4のA―A断面
図、図6は反射体の側面図を示すものである。
【0010】図において、1は足掛具の全体を示すもの
であり、該足掛具1は、平面視略コ字状をした鉄製の芯
金2に対してその脚部3の一部を除いてポリプロピレン
等の合成樹脂4を防錆被覆してなるものである。そし
て、該足掛具1は、前記脚部3の合成樹脂4の被覆を施
されていない部分を例えばマンホ―ルのコンクリ―ト内
或は護岸用のコンクリ―ト内に埋め込まれた状態でマン
ホ―ル或は護岸に固定されるものである。
であり、該足掛具1は、平面視略コ字状をした鉄製の芯
金2に対してその脚部3の一部を除いてポリプロピレン
等の合成樹脂4を防錆被覆してなるものである。そし
て、該足掛具1は、前記脚部3の合成樹脂4の被覆を施
されていない部分を例えばマンホ―ルのコンクリ―ト内
或は護岸用のコンクリ―ト内に埋め込まれた状態でマン
ホ―ル或は護岸に固定されるものである。
【0011】5は足掛具1に形成された足踏部であり、
6はその両側に形成された側部である。そして前記足踏
部5の上面には、昇降者の足が滑べらないように多数の
滑り止め模様7がその軸線方向に形成されており、また
該足踏部5を昇降者が手で握れるような波形の握り部8
がその軸線方向に形成されている。また、足踏部5と側
部6との両コ―ナ―には後述する反射体9,9が設置さ
れている。
6はその両側に形成された側部である。そして前記足踏
部5の上面には、昇降者の足が滑べらないように多数の
滑り止め模様7がその軸線方向に形成されており、また
該足踏部5を昇降者が手で握れるような波形の握り部8
がその軸線方向に形成されている。また、足踏部5と側
部6との両コ―ナ―には後述する反射体9,9が設置さ
れている。
【0012】図2に示すように前記足踏部5は、水平な
直線状の芯金2の全周を合成樹脂4で覆って構成され、
この合成樹脂4による被覆の肉厚は中央部Sから側部
6,6側に向けて1度ないし5度の角度で傾斜するよう
に側部6,6側に向けて順次厚くなっている。そして、
該足踏部5の下面にも前記滑り止め模様7を設けて足掛
具1はリバ―シブルに使用が可能なものである。
直線状の芯金2の全周を合成樹脂4で覆って構成され、
この合成樹脂4による被覆の肉厚は中央部Sから側部
6,6側に向けて1度ないし5度の角度で傾斜するよう
に側部6,6側に向けて順次厚くなっている。そして、
該足踏部5の下面にも前記滑り止め模様7を設けて足掛
具1はリバ―シブルに使用が可能なものである。
【0013】前記反射体9は図4ないし図6に示すよう
に、平面視が略長方形状で、断面が略コ字状で、その上
下面10,11と前面12及び一側面13に反射部を形
成し、後面及び他側面が開口14,15している。ま
た、該反射体9はポリカ―ボネ―ト,アクリル樹脂等の
高分子材料を着色して成形されている。
に、平面視が略長方形状で、断面が略コ字状で、その上
下面10,11と前面12及び一側面13に反射部を形
成し、後面及び他側面が開口14,15している。ま
た、該反射体9はポリカ―ボネ―ト,アクリル樹脂等の
高分子材料を着色して成形されている。
【0014】そして、この反射体9は、足踏部5と側部
6とのコ―ナ―の上・下・前面及び一側面を覆うと共
に、前記開口部14,15のコ―ナに隣接して脱着自在
の係止部材16を備え、該係止部材16が足踏部5と側
部6とのコ―ナ―の後面に当接することによって、反射
体9は足掛具1に取付けられることになる。また、反射
体9の前記上面10と下面11にも滑り止め模様17,
18が形成されている。なお、19,19は反射体9の
上面10と下面11に形成された後述する既存の目玉状
の反射体を収容する凹部である。
6とのコ―ナ―の上・下・前面及び一側面を覆うと共
に、前記開口部14,15のコ―ナに隣接して脱着自在
の係止部材16を備え、該係止部材16が足踏部5と側
部6とのコ―ナ―の後面に当接することによって、反射
体9は足掛具1に取付けられることになる。また、反射
体9の前記上面10と下面11にも滑り止め模様17,
18が形成されている。なお、19,19は反射体9の
上面10と下面11に形成された後述する既存の目玉状
の反射体を収容する凹部である。
【0015】前記有色反射体9は、前述の如く足踏部5
と側部6とのコ―ナ―にそれぞれ設けられるものである
が、その色彩は両コ―ナ―で同一色でもよく、或は図1
で例えば右側の反射体9の色彩を赤色とし、左側の反射
体9の色彩を緑色となるように、反射体9を足踏部5と
側部6とのコ―ナ―にそれぞれ設けるとより足掛具1に
方向性が持たされて有利でものである。
と側部6とのコ―ナ―にそれぞれ設けられるものである
が、その色彩は両コ―ナ―で同一色でもよく、或は図1
で例えば右側の反射体9の色彩を赤色とし、左側の反射
体9の色彩を緑色となるように、反射体9を足踏部5と
側部6とのコ―ナ―にそれぞれ設けるとより足掛具1に
方向性が持たされて有利でものである。
【0016】以上のような実施例において、平面視が略
長方形状で、断面が略コ字状で、その上下面10,11
と前面12及び一側面13に反射部を形成し、後面及び
他側面を開口し、両開口部14,15のコ―ナ―に隣接
して脱着自在の係止部材16を挿着した、高分子材料か
らなる有色反射体で前記足踏部5と側部6とのコ―ナ―
の上下面と前面及び側面を覆ったので、周囲の環境が暗
くても昇降時に足踏部の位置が明確に確認でき、遠方,
特に側方からの足掛具1の確認が極めて容易であり、緊
急非難時等に不便を感ずることがないことは勿論のこ
と、この反射体9を前記コ―ナ―に取付ける際には、略
コ字状の反射体9の前記開口部14,15を強制的に拡
開してから係止部材16をコ―ナ―内側に係止すればよ
く、その取付作業及び取外作業は極めて容易であり、有
色の反射体9であることからその存在が明確でより有効
な反射体となり、しかも係止部材16によって反射体9
が足掛具1から脱落するのが防止されて確実に固定さ
れ、足掛具1は長期の使用に耐え得るものとなる。
長方形状で、断面が略コ字状で、その上下面10,11
と前面12及び一側面13に反射部を形成し、後面及び
他側面を開口し、両開口部14,15のコ―ナ―に隣接
して脱着自在の係止部材16を挿着した、高分子材料か
らなる有色反射体で前記足踏部5と側部6とのコ―ナ―
の上下面と前面及び側面を覆ったので、周囲の環境が暗
くても昇降時に足踏部の位置が明確に確認でき、遠方,
特に側方からの足掛具1の確認が極めて容易であり、緊
急非難時等に不便を感ずることがないことは勿論のこ
と、この反射体9を前記コ―ナ―に取付ける際には、略
コ字状の反射体9の前記開口部14,15を強制的に拡
開してから係止部材16をコ―ナ―内側に係止すればよ
く、その取付作業及び取外作業は極めて容易であり、有
色の反射体9であることからその存在が明確でより有効
な反射体となり、しかも係止部材16によって反射体9
が足掛具1から脱落するのが防止されて確実に固定さ
れ、足掛具1は長期の使用に耐え得るものとなる。
【0017】そして、一方のコ―ナ―の反射体9と他方
のコ―ナ―の反射体9の色彩を異種にした場合には足掛
具1に方向性を持たせることができ、例えば右側の反射
材9の色彩を赤色とし、左側の反射部材9の色彩を緑色
とすると、マンホ―ルにおける或は河川の上流側・下流
側に対応して足掛具1を配置することにより、マンホ―
ルの補修に有利な、或は航路標識としての役も充分に果
たし得るものとなる。
のコ―ナ―の反射体9の色彩を異種にした場合には足掛
具1に方向性を持たせることができ、例えば右側の反射
材9の色彩を赤色とし、左側の反射部材9の色彩を緑色
とすると、マンホ―ルにおける或は河川の上流側・下流
側に対応して足掛具1を配置することにより、マンホ―
ルの補修に有利な、或は航路標識としての役も充分に果
たし得るものとなる。
【0018】図7及び図8は反射体を備えた既存の足掛
具に本発明に係る反射体9を付加したものの説明用の図
である。そして反射体9自体はこれまでに説明したもの
と実質的に同一であるので、その図を一部省略すると共
に、同一符号を付してその説明を省略する。
具に本発明に係る反射体9を付加したものの説明用の図
である。そして反射体9自体はこれまでに説明したもの
と実質的に同一であるので、その図を一部省略すると共
に、同一符号を付してその説明を省略する。
【0019】既存の「反射体を備えた足掛具」として
は、実公平4ー4040号公報に示すように、足踏部の
両端近傍上下面に目玉状の反射体を設けたものが周知で
ある。そして、図7及び図8は、前記足掛具の要部であ
る足踏部の一端近傍の概略図であり、図において足踏部
5と側部6とのコ―ナ―にはその上下面に目玉状の反射
体20が設けられている。そして、該反射体20は前記
反射体9の上下面10,11に形成された凹部19内に
収容され、該反射体9は係止部材16によって足掛具1
に固定される。
は、実公平4ー4040号公報に示すように、足踏部の
両端近傍上下面に目玉状の反射体を設けたものが周知で
ある。そして、図7及び図8は、前記足掛具の要部であ
る足踏部の一端近傍の概略図であり、図において足踏部
5と側部6とのコ―ナ―にはその上下面に目玉状の反射
体20が設けられている。そして、該反射体20は前記
反射体9の上下面10,11に形成された凹部19内に
収容され、該反射体9は係止部材16によって足掛具1
に固定される。
【0020】既存の足掛具において、足踏部の両端近傍
上下面に目玉状の反射体20を設けただけのものでは、
足掛具の近傍でその上下方向では反射体20によって足
掛具の存在が確認されるが、多少離れた位置からの足掛
具の存在が不明確となる虞があったり、長期の使用によ
り反射体20が足掛具から脱落した場合にその補修が面
倒である。ところが、該反射体20を本発明に係る反射
体9の上下面10,11に形成された凹部19内に収容
できるようにすると、反射体9がその上下面と前面及び
一側面に反射部を形成しているため、多少離れた位置か
らの足掛具の存在も充分に確認でき、しかも反射体20
が足掛具から脱落しているものにおいても、反射機能を
果たし得るものとなる。
上下面に目玉状の反射体20を設けただけのものでは、
足掛具の近傍でその上下方向では反射体20によって足
掛具の存在が確認されるが、多少離れた位置からの足掛
具の存在が不明確となる虞があったり、長期の使用によ
り反射体20が足掛具から脱落した場合にその補修が面
倒である。ところが、該反射体20を本発明に係る反射
体9の上下面10,11に形成された凹部19内に収容
できるようにすると、反射体9がその上下面と前面及び
一側面に反射部を形成しているため、多少離れた位置か
らの足掛具の存在も充分に確認でき、しかも反射体20
が足掛具から脱落しているものにおいても、反射機能を
果たし得るものとなる。
【0021】
【発明の効果】請求項1に記載の本発明によれば、平面
視が略長方形状で、断面が略コ字状で、その上下面と前
面及び一側面に反射部を形成し、後面及び他側面を開口
し、両開口部のコ―ナ―に隣接して脱着自在の係止部材
を挿着した、高分子材料からなる有色反射体で前記足踏
部と側部とのコ―ナ―の上下面と前面及び側面を覆った
ので、周囲の環境が暗くても昇降時に足踏部の位置が明
確に確認でき、遠方,特に側方からの足掛具の確認が極
めて容易であり、緊急非難時等に不便を感ずることがな
いことは勿論のこと、この反射体を前記コ―ナ―に取付
ける際には、略コ字状の反射体の前記開口部を強制的に
拡開してから係止部材をコ―ナ―内側に係止すればよ
く、その取付作業及び取外作業は極めて容易であり、有
色の反射体であることからその存在が明確でより有効な
反射体となり、しかも係止部材によって反射体が足掛具
から脱落するのが防止されて確実に固定され、足掛具は
長期の使用に耐え得るものである。
視が略長方形状で、断面が略コ字状で、その上下面と前
面及び一側面に反射部を形成し、後面及び他側面を開口
し、両開口部のコ―ナ―に隣接して脱着自在の係止部材
を挿着した、高分子材料からなる有色反射体で前記足踏
部と側部とのコ―ナ―の上下面と前面及び側面を覆った
ので、周囲の環境が暗くても昇降時に足踏部の位置が明
確に確認でき、遠方,特に側方からの足掛具の確認が極
めて容易であり、緊急非難時等に不便を感ずることがな
いことは勿論のこと、この反射体を前記コ―ナ―に取付
ける際には、略コ字状の反射体の前記開口部を強制的に
拡開してから係止部材をコ―ナ―内側に係止すればよ
く、その取付作業及び取外作業は極めて容易であり、有
色の反射体であることからその存在が明確でより有効な
反射体となり、しかも係止部材によって反射体が足掛具
から脱落するのが防止されて確実に固定され、足掛具は
長期の使用に耐え得るものである。
【0022】また、請求項2に記載の本発明によれば、
上記の効果に加えて、既存の反射体を備えた足掛具に更
に反射体を付加することにより、より反射機能を充実さ
せた反射体を備えた足掛具となる。
上記の効果に加えて、既存の反射体を備えた足掛具に更
に反射体を付加することにより、より反射機能を充実さ
せた反射体を備えた足掛具となる。
【0023】また、請求項3に記載の本発明によれば、
上記の効果に加えて、足掛具に方向性を持たせることが
でき、例えば右側の反射材の色彩を赤色とし、左側の反
射部材の色彩を緑色とすると、マンホ―ルにおける或は
河川の上流側・下流側に対応して足掛具を配置すること
により、マンホ―ルの補修に有利な、或は航路標識とし
ての役も充分に果たし得る反射体を備えた足掛具とな
る。
上記の効果に加えて、足掛具に方向性を持たせることが
でき、例えば右側の反射材の色彩を赤色とし、左側の反
射部材の色彩を緑色とすると、マンホ―ルにおける或は
河川の上流側・下流側に対応して足掛具を配置すること
により、マンホ―ルの補修に有利な、或は航路標識とし
ての役も充分に果たし得る反射体を備えた足掛具とな
る。
【図1】図1は本発明の一実施例に係る足掛具の平面図
である。
である。
【図2】図2はその正面図である。
【図3】図3はその側面図である。
【図4】図4は本発明に係る反射部の平面図である。
【図5】図5は図4のA―A断面図である。
【図6】図6はその側面図である。
【図7】図7は本発明の他の実施例に係る足掛具の要部
平面図である。
平面図である。
【図8】図8はその正面図である。
1 足掛具 5 足踏部 6 側部 9 反射体 10 反射体の上面 11 反射体の下面 12 反射体の前面 13 反射体の一側面 14,15 開口部 16 係止部材 19 凹部 20 既存の反射体
Claims (3)
- 【請求項1】足踏部とその両側に位置する側部とを有す
る足掛具において、平面視が略長方形状で、断面が略コ
字状で、その上下面と前面及び一側面に反射部を形成
し、後面及び他側面を開口し、両開口部のコ―ナ―に隣
接して脱着自在の係止部材を挿着した、高分子材料から
なる有色反射体で前記足踏部と側部とのコ―ナ―の上下
面と前面及び側面を覆ったことを特徴とする反射体を備
えた足掛具。 - 【請求項2】前記反射体の上下面の各内面に既存の反射
体を収容する凹部を形成したことを特徴とする請求項1
記載の反射体を備えた足掛具。 - 【請求項3】一方のコ―ナ―の反射体と他方のコ―ナ―
の反射体の色彩を異種にしたことを特徴とする請求項1
または請求項2記載の反射体を備えた足掛具。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10085067A JP2875249B1 (ja) | 1998-03-17 | 1998-03-17 | 反射体を備えた足掛具 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10085067A JP2875249B1 (ja) | 1998-03-17 | 1998-03-17 | 反射体を備えた足掛具 |
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JP2875249B1 JP2875249B1 (ja) | 1999-03-31 |
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1998
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Publication number | Publication date |
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JP2875249B1 (ja) | 1999-03-31 |
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