JP2873579B1 - 反射体を備えた足掛具 - Google Patents

反射体を備えた足掛具

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JP2873579B1
JP2873579B1 JP10061996A JP6199698A JP2873579B1 JP 2873579 B1 JP2873579 B1 JP 2873579B1 JP 10061996 A JP10061996 A JP 10061996A JP 6199698 A JP6199698 A JP 6199698A JP 2873579 B1 JP2873579 B1 JP 2873579B1
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英三 高橋
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三山工業株式会社
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Abstract

【要約】 【課題】 多数の足掛具を一列に縦設する際にその一部
の足掛具で足掛具の表・裏を取り違えて躯体に取付けた
場合でも、所望の色彩が所望の位置にあって、足掛具の
取り付け直しを行うことなく足掛具の左右の色彩による
位置が統一されると共に航路標識としての役を充分に果
たし得るばかりか意匠的にも優れた反射体を備えた足掛
具を提供する。 【解決手段】 足踏部5とその両側に位置する側部とを
有する足掛具において、平面視で略エルボ形状の反射体
12,13を上下で色を異にして一組の反射部材9を構
成し、前記足踏部と側部とのコ―ナ―でその上下面と前
後面をそれぞれ前記反射部材で覆い、一方のコ―ナ―に
おける上部の反射体の色彩と他方のコ―ナ―における下
部の反射体の色彩とをそれぞれ同一色とした反射体を備
えた足掛具。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、足踏部とその両側
に位置する側部とを有する反射体を備えた足掛具に関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】この種,従来の反射体を備えた足掛具
は、例えば特開平9ー195295号公報に示すよう
に、足踏部とその両側に位置する側部とを有する足掛具
において、平面視で略エルボ形状の反射体を上下に結合
して一組の反射部材を構成し、前記足踏部と側部とのコ
―ナ―における足踏部の上下面と前後面及び側部の上下
面と内外側面を前記反射部材で覆い、一方のコ―ナ―に
おける反射部材の色彩と他方のコ―ナ―における反射部
材の色彩とを異種にしたものがある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、前記公知の
もので、周囲の環境が暗くても昇降時に足踏部の位置が
明確に確認できることは勿論のこと、遠方,特に側方か
らのから足掛具の確認が極めて容易であり、緊急非難時
等に不便を感ずることがなく、一方のコ―ナ―の反射部
材の色彩を他方のコ―ナ―の反射部材の色彩と異種にし
たので足掛具の左右の位置が明確になり、特に護岸等に
おいては上流,下流が明確になり航路標識を兼ねさせる
こともできるものであるが、多数の足掛具を一列に縦設
する際にその一部の足掛具で足掛具の表・裏を間違えて
躯体に取付けた場合には、前記色彩の一部が逆になり、
足掛具の左右の色彩による位置が不統一となると共に航
路標識としての役を成さないばかりか意匠的にも劣化さ
れるおそれがある。
【0004】本発明は、従来の技術の有するこのような
問題点に鑑みてなされたものであり、その目的とすると
ころは、多数の足掛具を一列に縦設する際にその一部の
足掛具で足掛具の表・裏を取り違えて躯体に取付けた場
合でも、所望の色彩が所望の位置にあって、足掛具の取
り付け直しを行うことなく足掛具の左右の色彩による位
置が統一されると共に航路標識としての役を充分に果た
し得るばかりか意匠的にも優れた反射体を備えた足掛具
を提供しようとするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明における反射体を備えた足掛具は、足踏部と
その両側に位置する側部とを有する足掛具において、平
面視で略エルボ形状の反射体を上下で色を異にして一組
の反射部材を構成し、前記足踏部と側部とのコ―ナ―で
その上下面と前後面をそれぞれ前記反射部材で覆い、一
方のコ―ナ―における上部の反射体の色彩と他方のコ―
ナ―における下部の反射体の色彩とをそれぞれ同一色と
したことを特徴とするものである。
【0006】また、一方のコ―ナ―の上部及び他方のコ
―ナ―の下部の反射体を赤色とし、一方のコ―ナ―の下
部及び他方のコ―ナ―の上部の反射体を緑色としたこと
を特徴とするものである。
【0007】
【発明の実施の形態】図1ないし図6は本発明に係る反
射体を備えた足掛具の一実施例に関するものであり、図
1は足掛具の平面図、図2はその正面図、図3は側面
図、図4は反射部の平面図、図5は図4のA―A断面
図、図6は反射部の側面図を示すものである。
【0008】図において、1は足掛具の全体を示すもの
であり、該足掛具1は、平面視略コ字状をした鉄製の芯
金2に対してその脚部3の一部を除いてポリプロピレン
等の合成樹脂4を防錆被覆してなるものである。そし
て、該足掛具1は、前記脚部3の合成樹脂4の被覆を施
されていない部分を例えばマンホ―ルのコンクリ―ト内
或は護岸用のコンクリ―ト内に埋め込まれた状態でマン
ホ―ル或は護岸に固定されるものである。
【0009】5は足掛具1に形成された足踏部であり、
6はその両側に形成された側部である。そして前記足踏
部5の上面には、昇降者の足が滑べらないように多数の
滑り止め模様7がその軸線方向に形成されており、また
該足踏部5を昇降者が手で握れるような波形の握り部8
がその軸線方向に形成されている。また、足踏部5と側
部6との両コ―ナ―には後述する反射部材9,9が設置
されている。
【0010】図2に示すように前記足踏部5は、水平な
直線状の芯金2の全周を合成樹脂4で覆って構成され、
この合成樹脂4による被覆の肉厚は中央部Sから側部
6,6側に向けて1度ないし5度の角度で傾斜するよう
に側部6,6側に向けて順次厚くなっている。そして、
該足踏部5の下面にも前記滑り止め模様7を設けて足掛
具1はリバ―シブルに使用が可能なものである。
【0011】前記反射部材9は図4ないし図6に示すよ
うに、平面視で内側が略四半円弧10で外側11も略四
半円弧の略エルボ状に形成された反射体12と、略同様
の形状の反射体13とで上下に構成され、各反射体1
2,13の断面形状は略L字状に形成され、その全面は
その内面に凹凸状の反射部14を形成したポリカ―ボネ
―ト,アクリル樹脂等の高分子材料を着色して成形され
ており、反射体12と反射体13とはその色を異にして
いる。
【0012】そして、反射部材9を構成する反射体12
と反射体13とは、二色同時成形によって一体成形する
か、或は一次成形で一色の反射体を成形し且つ二次成形
で他色の反射体を成形するか、またはそれぞれを単独で
成形した後,周知の結合手段である例えば圧着,熱溶
着,係合手段等で一体化するか、等によって一組の反射
部材となるようにする。
【0013】そして、一組の反射部材9は、足踏部5と
側部6とのコ―ナ―の上・下・前面を覆う上面15と下
面16及び前面17と、足踏部5と側部6とのコ―ナ―
の後面に係止される係止部18とを備えている。また、
前記上面15と下面16にも滑り止め模様19,20が
形成されている。
【0014】前記反射部材9は、前述の如く足踏部5と
側部6とのコ―ナ―にそれぞれ設けられるものである
が、その一方の反射部材9の上部の反射体の色彩と他方
のコ―ナ―における下部の反射体の色彩とはそれぞれ同
一色となっている。
【0015】そして、図1で例えば右側の反射部材9の
上部の反射体12の色彩を赤色とし下部の反射体13の
色彩を緑色とし、左側の反射部材9の上部の反射体12
の色彩を緑色とし下部の反射体13の色彩を赤色となる
ように、反射部材9を足踏部5と側部6とのコ―ナ―に
それぞれ設けるとより有利である(反射部材9そのもの
の構成は同一であり、コ―ナ―に取付時に逆に取付ける
とよい)。
【0016】以上のような実施例において、足踏部5と
側部6とのコ―ナ―にそれぞれ設けられる反射部材9で
あって、その一方の反射部材9の上部の反射体の色彩と
他方のコ―ナ―における下部の反射体の色彩とがそれぞ
れ同一色となっているので、足掛具1を躯体に取付ける
際に、該足掛具1の表・裏を間違えて取付けた場合で
も、一方及び他方の上下の反射体の色彩は変更されるこ
とはなく、足掛具の左右の色彩による位置は統一され
る。
【0017】そして、例えば右側の反射部材9の上部の
反射体12の色彩を赤色とし下部の反射体13の色彩を
緑色とし、左側の反射部材9の上部の反射体12の色彩
を緑色とし下部の反射体13の色彩を赤色となるよう
に、反射部材9を足踏部5と側部6とのコ―ナ―にそれ
ぞれ設けた場合には、マンホ―ルにおける或は河川の上
流側・下流側に対応して足掛具を配置することにより、
マンホ―ルの補修に有利な、或は航路標識としての役も
充分に果たし得るものとなる。
【0018】
【発明の効果】請求項1に記載の本発明によれば、平面
視で略エルボ形状の反射体を上下で色を異にして一組の
反射部材を構成し、前記足踏部と側部とのコ―ナ―でそ
の上下面と前後面をそれぞれ前記反射部材で覆い、一方
のコ―ナ―における上部の反射体の色彩と他方のコ―ナ
―における下部の反射体の色彩とをそれぞれ同一色とし
たので、周囲の環境が暗くても昇降時に足踏部の位置が
明確に確認できる、遠方,特に側方からの足掛具の確認
が極めて容易であり、緊急非難時等に不便を感ずること
がないのは勿論のこと、足掛具を躯体に取付ける際に、
該足掛具の表・裏を間違えて取付けた場合でも、一方及
び他方の上下の反射体の色彩は変更されることはなく、
該足掛具の取付けを変更しなくても足掛具の左右の色彩
による位置は統一されと共に意匠的にも優れた反射体を
備えた足掛具となる。
【0019】また、請求項2に記載の本発明によれば、
上記の効果に加えてマンホ―ルの補修に有利な、或は航
路標識としての役も充分に果たし得る反射体を備えた足
掛具となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は本発明の一実施例に係る足掛具の平面図
である。
【図2】図2はその正面図である。
【図3】図3はその側面図である。
【図4】図4は本発明に係る反射部の平面図である。
【図5】図5は図4のA―A断面図である。
【図6】図6はその側面図である。
【符号の説明】
1 足掛具 5 足踏部 6 側部 9 反射部材 12,13 反射体

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】足踏部とその両側に位置する側部とを有す
    る足掛具において、平面視で略エルボ形状の反射体を上
    下で色を異にして一組の反射部材を構成し、前記足踏部
    と側部とのコ―ナ―でその上下面と前後面をそれぞれ前
    記反射部材で覆い、一方のコ―ナ―における上部の反射
    体の色彩と他方のコ―ナ―における下部の反射体の色彩
    とをそれぞれ同一色としたことを特徴とする反射体を備
    えた足掛具。
  2. 【請求項2】一方のコーナーの上部及び他方のコーナー
    の下部の反射体を赤色とし、一方のコーナーの下部及び
    のコーナーの上部の反射体を緑色としたことを特徴
    とする請求項1記載の反射体を備えた足掛具。
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