JPH11264132A - 昇降倒伏式ゲート - Google Patents

昇降倒伏式ゲート

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JPH11264132A
JPH11264132A JP6696998A JP6696998A JPH11264132A JP H11264132 A JPH11264132 A JP H11264132A JP 6696998 A JP6696998 A JP 6696998A JP 6696998 A JP6696998 A JP 6696998A JP H11264132 A JPH11264132 A JP H11264132A
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Michihiro Fujii
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 扉体を昇降開閉させるために必要な堰柱また
は門柱の高さを、従来の昇降式可動堰または水門設備よ
りも低く抑える。 【解決手段】 水路を閉塞または開放する扉体1と、扉
体1の左右、上下にそれぞれ取り付けられたローラ2,
3と、左右の上ローラ2を水路断面内では垂直方向に、
水路上部一定高さよりは斜め上方に案内するように屈折
したローラガイド4aと、水路断面内側部に水密板11
を有した戸当金物4と、水路構造物の底部に取り付けら
れた底部水密板5と、扉体左右の下ローラ3中心軸を吊
り芯とする昇降機構7とを備え、ローラガイド4aと左
右の上ローラ2とにより、扉体1の上昇操作において一
定高さまで垂直に上昇し、戸当金物4の屈折部に扉体1
左右上ローラ2が到達した段階より扉体1が傾斜倒伏す
る構成とした昇降倒伏式ゲート。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、河川等に止水、ま
たは貯水を目的として設置される昇降式水門設備に属す
る。
【0002】
【従来の技術】従来の昇降式可動堰または水門設備の例
を図13〜図16に示す。図13は正面図、図14
(a)は断面図、(b)は側面図、図15は扉体構造の
正面図及び側面図、図16は戸当金物構造の正面図、平
面図及び拡大横断面図である。これらの図において、1
6は扉体、17は戸当金物、18は堰柱、19は操作
台、20は管理階段、21は扉体16のローラである。
【0003】これらの図に示すように、従来において
は、扉体16をラツク式開閉機8並びにラック棒7等
(他にスピンドル式、油圧シリンダー式等)で垂直に上
昇・下降させることにより可動堰または水門の開閉を行
っている。したがって、この扉体16の昇降移動ガイド
となる戸当金物17を内部に設置した堰柱18(または
門柱)の高さは、図14に示すように洪水時のための余
裕高さ(ア)+扉体16の垂直高さ(イ)+操作装置上
必要となる高さ(ウ)が必要となる。このうち、扉体1
6の垂直高さ(イ)が堰柱(または門柱)18の高さに
大きく影響する。堰柱18の上部に開閉機8を設置する
ため、堰柱(または門柱)18が高くなると管理階段2
0も高くなり、操作時に困難性が生じると同時に、設備
建設費用が増加する。また、高く突出した堰柱18、並
びにその上部の操作台19は景観への影響が大きく、且
つ、垂直に吊り下げられた扉体16は人の水平視界を遮
り、非常に目立ちやすく、設置場所によっては周囲の景
観に悪い影響を与える。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、従来の昇降
式可動堰または水門設備における上記の問題点を解決し
ようとするものである。即ち、本発明は、扉体を昇降開
閉させるために必要な堰柱または門柱の高さを低く抑え
ることを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するた
め、本発明の昇降倒伏式ゲートは、水路を閉塞または開
放する扉体と、扉体の左右、上下にそれぞれ取り付けら
れたローラと、前記左右の上ローラを水路断面内では垂
直方向に、水路上部一定高さよりは斜め上方に案内する
ように屈折したローラガイドと、水路断面内側部に水密
板を有した戸当金物と、水路構造物の底部に取り付けら
れた底部水密板と、前記扉体左右の下ローラ中心軸を吊
り芯とする昇降機構とを備え、前記ローラガイドと前記
左右の上ローラとにより、前記扉体の上昇操作において
一定高さまで垂直に上昇し、前記戸当金物の屈折部に扉
体左右上ローラが到達した段階より扉体が傾斜倒伏する
構成としたものである。
【0006】前記扉体において、下ローラ中心軸を吊り
芯とするよう、扉体スキンプレートを水路上流側に傾斜
させ、下ローラより上部にある横桁をスキンプレート側
に寄せ、扉体を直接吊り上げるラック棒、またはスピン
ドル棒等と干渉しないように配置する。また、前記戸当
金物は、前記扉体が傾斜倒伏を開始するまでに、扉体の
垂直上昇に伴い左右の側部水密ゴムが戸当金物水密板よ
り離れる、水路上下流方向と同時に水路横断方向に傾斜
した部分を有する。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を、図
面に示す実施例を参照しながら具体的に説明する。図1
は、本発明実施例の昇降倒伏式ゲートの使用状態(ゲー
ト閉時)を示す概略断面図である。図2、本発明実施例
の昇降倒伏式ゲートの使用状態(ゲート開時)を示す概
略図である。また図3は、図1に示す昇降倒伏式ゲート
の使用状態(ゲート閉時)を示す概略部分正面図(下流
側より見る)である。なお、図1では左側が上流、右側
が下流側である。但し、図3において左側は下流側より
見た図であり、右側は上流側より見た図である。
【0008】本実施例の昇降倒伏式ゲートは、流路(水
路)を閉塞または開放する扉体1と、扉体1の左右両端
上部に取付けられた上部メインローラ2と、扉体1の左
右両端下部に取付けられた下部メインローラ3と、この
上下部メインローラ2,3を水路断面内部及び水路上部
一定高さまで垂直に、水路上部一定高さより上部メイン
ローラ2を斜め上方に案内するよう屈折した溝4aを有
し、且つ側部水密板を有する戸当金物4と、構造物の底
部に取り付けられた底部水密板5、下部メインローラ3
の中心を吊り芯とする昇降ブラケット6と、昇降ブラケ
ット6を昇降させるラック棒7、開閉機8、並びに戸当
金物4の水路上部部分を支持する堰柱9、堰柱9の上部
に配置され開閉機8を乗せる操作台10より構成されて
いる。操作台10には手摺10aが設けられている。ま
た、扉体1には側部水密ゴム11、底部水密ゴム12を
取り付けている。
【0009】図4は、本発明実施例の昇降倒伏式ゲート
の扉体構造概要図であり、(a)は正面図、(b)は扉
体の側面図、(c)は扉体の中央断面図、(d)は下部
メインローラ3部分の拡大断面図である。扉体1は、ス
キンプレート1aとこれの両端に配置した端縦桁1b、
端縦桁1bの内側に配置したローラ軸支持桁1c、吊り
軸支持桁1d、吊り軸支持桁1dの間に適切に配置され
た中間縦桁1e、下部横桁1f、中間横桁1g、並びに
上部横桁1hによって構成されている。
【0010】扉体1が垂直に起立した状態にある時、昇
降ブラケット6は扉体の中心より下方に配置されるた
め、昇降ブラケット6より上部に配置された中間横桁1
g、並びに上部横桁1hが昇降ブラケット6及びラック
棒7と干渉しないように、上流側に寄せて配置する。こ
のため、スキンプレート1aは上流側に一定角度で傾斜
して配置される。
【0011】上部メインローラ2が取付けられた上部メ
インローラ軸13は、端縦桁1bとローラ軸支持桁1c
によって支持されている。下部メインローラ3が取付け
られた下部メインローラ軸14は、端縦桁1bとローラ
軸支持桁1cによって支持されている。この下部メイン
ローラ軸14に昇降ブラケット6が、端縦桁1cと縦桁
1dの間に、回転自在に取付けられている。このため、
扉体1の垂直起立時、昇降ブラケット6並びにラック棒
7が上部に位置する上部メインローラ軸13と干渉する
ことがないようになっている。
【0012】側部水密ゴム11はスキンプレート1aの
両端に取付けられる。底部水密ゴム12はスキンプレー
ト1aの下端に、側部水密ゴム11と連続性を持つて取
付けられる。
【0013】図5は、本発明実施例の昇降倒伏式ゲート
の側部戸当金物の構造概要図であり、(a)は側面図、
(b)は中央断面図、(c)〜(f)は図5(a)のA
−A,B−B,C−C,D−D線における断面図であ
る。側部戸当金物4は、溝部4aと、傾斜ガイド部4b
と、取外ガイド部4cによって構成される。
【0014】メインローラ案内部である溝部4aは、上
・下部メインローラ2、3を、図5のEの位置まで垂直
に案内するようになっている。傾斜ガイド部4bは、上
部メインローラ2を上流側に斜上方に案内するようにな
っていると同時に、上部メインローラ2が垂直方向から
傾斜方向へ円滑に移行出来るように角部を曲形としてい
る。取外ガイド部4cは、上部メインローラ2の斜上方
移動を助け、且つ下部メインローラ3のストッパーの役
割をなす。また、取外ガイド部4cは、扉体1の据付
時、並びに設備の点検時に取り外せるよう、戸当金物4
にボルトで強固に取付けられている。
【0015】側部戸当金物4は、図5(a)に示すよう
に溝部4aの中途部の線P1−P1’から上流側に水平
に曲がり、線P2−P2’から線P3−P3’までは上
流側に傾斜し、線P3−P3’から線P4−P4’まで
は水平に曲がり、線P4−P4’から線P5−P5’ま
では垂直に曲がった形状を有している。そして、線P1
−P2−P3−P4−P5を含む面に対し、線P1’−
P2’−P3’−P4’−P5’を含む面は、紙面に対
して奥の方向に段差を有しており、これらの線分の間は
傾斜面となっている。
【0016】図6は、本発明実施例の昇降倒伏式ゲート
の側部水密状態の概要図である。図6(a)は扉体1が
全閉状態にある時を示す。この時、側部水密ゴム11は
側部水密板が水路縦断方向斜めの屈折線P5−P4−P
3−P2−P1のラインより下にあるため、側部水密ゴ
ム11は側部水密板に密着して水密性を確保する。図6
(b)は扉体1が垂直に上昇し、側部水密ゴム11は側
部水密板が水路縦断方向斜めの屈折線P5−P4−P3
−P2−P1のラインより上にあり、扉体1が倒伏を開
始する直前の状態を示す。側部水密板が屈折により水路
横断方向外側に逃げているため、側部水密ゴム11と側
部水密板が離れる。
【0017】図7、図8、図9は本発明実施例の昇降倒
伏式ゲートの作動状況の概要を示す。図7(a)は、昇
降倒伏式ゲート全閉の状況である。扉体1が水路構造物
に着床しており、スキンプレート1a下部の底部水密ゴ
ム12が底部水密板5に扉体1の自重により圧着し、且
つ側部水密は図6(a)の状態で水密を確保する。図7
(b)は、昇降倒伏式ゲートの開途中状況の概要を示
す。開閉機8によりラック棒7を介して昇降ブラケット
6を垂直上方に持ち上げ、扉体1を垂直上方に移動させ
る。この形式で図7(c)の状態まで扉体1を上昇させ
る。図7(c)は扉体1が倒伏を開始する直前の状態を
示す。上部メインローラ2が傾斜ガイド部4bの曲がり
部まで図5の点Eに到達するまで、扉体1は垂直に移動
する。
【0018】図8(a)は、扉体1が倒伏作動を開始し
た状態を示す。上部メインローラ2が傾斜ガイド部4b
の曲がり部に沿って水路上流側上方に移動するため、上
部メインローラ2と溝部4aの垂直部にある下部メイン
ローラ3との中心線は上流側に傾斜し、即ち、扉体1が
上流側に傾斜倒伏しながら上昇することとなる。図8
(b)は、図8(a)より更に扉体1を上昇させた状態
を示す。上部メインローラ2は、傾斜ガイド部4bの傾
斜角度に従って水路上流側斜め上方に押上られ、扉体1
は上昇と共に傾斜倒伏が進展する。
【0019】図9は昇降倒伏式ゲート全開の状況であ
る。下部メインローラ3は溝部4aの垂直ガイド部の上
限位置まで垂直に上昇する。この時、上部メインローラ
2と下部メインローラ3との中心線に対するスキンプレ
ート1aの傾斜角αと、傾斜ガイド部4bの傾斜角βが
同一とすることにより、スキンプレート1aを流路面に
対して水平に保持する。昇降倒伏式ゲートの閉作動は上
記の逆となる。
【0020】図10は、本発明実施例の昇降倒伏式ゲー
トの吊り荷重概要を示す。図10(a)は本発明の昇降
式ゲートの概要を示す。本発明の昇降倒伏式ゲートでは
下部メインローラ3の中心点を吊り位置とするため、扉
体1の自重重心位置Gは吊り位置の上方・上流側とな
る。従って、図10(b)に示すように扉体1を吊り上
げようとすると、扉体1は下部メインローラ3の中心点
を中心として上流側に回転しようとする。上部メインロ
ーラ2と下部メインローラ3が側部戸当金物の溝部4a
の垂直ガイド部にある時、上部メインローラ2は上流側
に、下部メインローラ3は下流側に押し当てられ、扉体
1の回転は止められている。上部メインローラ2が傾斜
ガイド部4bにかかると、これの傾斜板に上部メインロ
ーラ2が押し当てられ、扉体1が流路上流側に回転し傾
斜する。
【0021】図11は従来の昇降式水門設備(a)と本
発明実施例の昇降倒伏式ゲート設備(b)の正面図の比
較を示す。また図12は従来の昇降式水門設備(a)と
本発明実施例の昇降倒伏式ゲート設備(b)の側面図の
比較を示す。これらの図でも明らかなように、本発明に
より操作台の高さが従来と比較して大幅に低くなってい
る。
【0022】
【発明の効果】上述したように、本発明によれば、扉体
開時に、扉体を水平に倒伏させることにより、開閉装置
の設置位置を従来より低くし、堰柱の高さを低く抑える
ことができる。これにより、設備建設費を低減し、且つ
操作性を改善すると共に、周囲の景観への悪影響を避け
ることが出来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明実施例の昇降倒伏式ゲートの使用状態
(ゲート閉時)を示す概略断面図である。
【図2】 本発明実施例の昇降倒伏式ゲートの使用状態
(ゲート開時)を示す概略断面図である。
【図3】 本発明実施例の昇降倒伏式ゲートの使用状態
(ゲート閉時)を示す概略部分正面図である。
【図4】 本発明実施例の昇降倒伏式ゲートの扉体構造
概要図である。
【図5】 本発明実施例の昇降倒伏式ゲートの側部戸当
金物の構造概要図である。
【図6】 本発明実施例の昇降倒伏式ゲートの側部水密
状態の概要図であり、(a)は扉体1が全閉状態にある
とき、(b)は扉体1が開途中の状態で、倒伏を開始す
る直前の状態を示す。
【図7】 本発明実施例の昇降倒伏式ゲートの作動状況
の概要を示し、(a)は昇降倒伏式ゲート全閉の状況、
(b)は昇降倒伏式ゲートの開途中状況で、扉体1が垂
直上昇中の状態、(c)は昇降倒伏式ゲートの開途中状
況で、扉体1が倒伏を開始する直前の状態を示す。
【図8】 本発明実施例の昇降倒伏式ゲートの作動状況
の概要を示し、(a)は昇降倒伏式ゲートの開途中状況
で、扉体1が倒伏作動を開始した状態、(b)は昇降倒
伏式ゲートの開途中状況で、扉体1が倒伏作動中途中の
状態を示す。
【図9】 昇降倒伏式ゲート全開の状況である。
【図10】 本発明実施例の昇降倒伏式ゲートの吊り荷
重概要を示す。
【図11】 本発明実施例の昇降倒伏式ゲート設備と従
来の昇降式水門設備の比較正面図を示す。
【図12】 本発明実施例の昇降倒伏式ゲート設備と従
来の昇降式水門設備の比較側面図を示す。
【図13】 従来の昇降式水門設備の正面図である。
【図14】 従来の昇降式水門設備の側断面図である。
【図15】 従来の扉体構造の正面図及び側面図であ
る。
【図16】 従来の戸当金物構造の正面図、平面図及び
拡大断面図である。
【符号の説明】
1 昇降倒伏式ゲートの扉体、 1a スキンプレート、 1b 端縦桁、 1c 縦桁、 1d 中間縦桁、 1e 下部横桁、 1f 中間横桁、 1g 上部横桁、 2 上部メインローラ、 3 下部メインローラ、 4 昇降倒伏式ゲートの側部戸当金物、 4a 溝部、 4b 傾斜ガイド部、 4c 取外ガイド部、 5 底部水密板、 6 昇降ブラケット、 7 ラック棒、 8 開閉機、 9 昇降倒伏式ゲート設備の堰柱、 10 昇降倒伏式ゲート設備の操作台、 10a 手摺、 11 側部水密ゴム、 12 底部水密ゴム、 13 上部メインローラ軸、 14 下部メインローラ軸、 15 昇降倒伏式ゲート設備の管理階段、 16 従来の昇降式水門の扉体、 17 従来の昇降式水門の戸当金物、 18 従来の昇降式水門の堰柱、 19 従来の昇降式水門の操作台、 20 従来の昇降式水門の管理階段、 21 従来の昇降式水門の扉体のローラ

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 水路を閉塞または開放する扉体と、扉体
    の左右、上下にそれぞれ取り付けられたローラと、前記
    左右の上ローラを水路断面内では垂直方向に、水路上部
    一定高さよりは斜め上方に案内するように屈折したロー
    ラガイドと、水路断面内側部に水密板を有した戸当金物
    と、水路構造物の底部に取り付けられた底部水密板と、
    前記扉体左右の下ローラ中心軸を吊り芯とする昇降機構
    とを備え、前記ローラガイドと前記左右の上ローラとに
    より、前記扉体の上昇操作において一定高さまで垂直に
    上昇し、前記戸当金物の屈折部に扉体左右上ローラが到
    達した段階より扉体が傾斜倒伏する構成としたことを特
    徴とする昇降倒伏式ゲート。
  2. 【請求項2】 前記扉体において、下ローラ中心軸を吊
    り芯とするよう、扉体スキンプレートを水路上流側に傾
    斜させ、下ローラより上部にある横桁をスキンプレート
    側に寄せ、扉体を直接吊り上げるラック棒、またはスピ
    ンドル棒等と干渉しないように配置したことを特徴とす
    る請求項1記載の昇降倒伏式ゲート。
  3. 【請求項3】 前記戸当金物は、前記扉体が傾斜倒伏を
    開始するまでに、扉体の垂直上昇に伴い左右の側部水密
    ゴムが戸当金物水密板より離れる、水路上下流方向と同
    時に水路横断方向に傾斜した部分を有する請求項1また
    は2記載の昇降倒伏式ゲート。
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