JPH11264122A - 道路付帯設備の修正装置 - Google Patents

道路付帯設備の修正装置

Info

Publication number
JPH11264122A
JPH11264122A JP6633798A JP6633798A JPH11264122A JP H11264122 A JPH11264122 A JP H11264122A JP 6633798 A JP6633798 A JP 6633798A JP 6633798 A JP6633798 A JP 6633798A JP H11264122 A JPH11264122 A JP H11264122A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
mold
road
guardrail
opening
frame
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP6633798A
Other languages
English (en)
Inventor
Nobuhito Kuribayashi
伸仁 栗林
Yukio Shimizu
幸夫 清水
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Izumi Seiki Seisakusho KK
Maxell Izumi Co Ltd
Original Assignee
Izumi Products Co
Izumi Seiki Seisakusho KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Izumi Products Co, Izumi Seiki Seisakusho KK filed Critical Izumi Products Co
Priority to JP6633798A priority Critical patent/JPH11264122A/ja
Publication of JPH11264122A publication Critical patent/JPH11264122A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Refuge Islands, Traffic Blockers, Or Guard Fence (AREA)
  • Straightening Metal Sheet-Like Bodies (AREA)

Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】構造が堅牢で重量が軽く、手軽に操作でき、金
型の交換も労力を要せず、ガードレール以外の道路付帯
設備の修正もできる。 【解決手段】前面に金型部に連通する開口部を有するフ
レーム本体1と、前記フレーム本体1の金型部に取り付
けられた前記道路付帯設備(ガードレールG)の表裏の
面に対応した上型3および下型4と、前記上型3を前記
下型4に接近させた状態および離した状態となるように
移動可能に支持している上型支持板(上型プレート1
1)と、前記下型4を前記フレーム本体1に固定する下
型支持板(下型プレート21)と、前記上型支持板11
を移動させるための駆動機構(加圧シリンダ13)と、
前記開口部10を上下方向に進退可能に架橋する架橋部
材(スライドロッド5)と、架橋された前記架橋部材
(スライドロッド5)をロックするクランプ機構と、を
備える構成とした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、道路に取り付けら
れているガードレールや道路標識のポール等の道路付帯
設備の変形、或いは破損したものを元の形状に復元する
道路付帯設備の修正装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、ガードレールや道路標識のポール
等の道路付帯設備に自動車等が衝突して変形したり、或
いは破損した場合は、新しいガードレールやポールと交
換され、取り外されたガードレールやポールは、そのま
ま廃材として処分されていた。しかしながら、近年地球
の環境問題の観点から資源の有効活用が見直され、しか
もコスト削減の要求から、変形したり、或いは破損した
ガードレールやポール等の道路付帯設備を修正して再使
用する試みがなされるようになった。
【0003】そのための装置として、特開平8−232
221号公報に示すようなガードレール修正装置があっ
た。このガードレール修正装置は、油圧装置を備えた自
走式の台車にガードレール修正用のアタッチメントを取
り付け、このアタッチメントに装備された雄型と雌型で
カードレールを挟み込み、台車の油圧装置でカードレー
ルをプレスして元の形状に復元するものである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来に
おけるガードレール修正装置は、現場にてガードレール
を取り付けた状態で行うため、台車に取り付けたアタッ
チメントを操作するのは熟練のオペレータが必要であ
り、台車を含めて操作するためには特殊車両の運転免許
が必要となり、一般の作業員が簡単にできることではな
かった。また、アタッチメントを取り付ける台車は、一
般の車両とは異なる建設用車両のため、台車自体の値段
が高く、さらにアタッチメントも加わるため、非常にコ
ストの高いものとなっていた。さらに、交通標識のポー
ル等は、ガードレール修正装置で修正ができないという
問題もあった。
【0005】そのため、工場に設置した油圧プレスを使
用してガードレールを修正する方法もあった。この方法
ではガードレールを修正するためには強大な荷重を必要
とするので、構造が堅牢な門型プレスを使用する場合が
あったが、門型プレスでは前面が閉じているので、ガー
ドレールの取扱い上非常に作業性が悪く、しかも広い作
業場所を必要とするという問題があり、前面が開口して
作業性の優れたC型プレスが使用されていた。しかしな
がらC型プレスでは、前面に開口部があるので、同一重
量の門型プレスに比べて強度が不足するので、強度を上
げるためにはフレーム全体を肉厚にする必要があり、そ
のため重量が重くなり現場等へ搬送する場合には非常に
困難であるという問題があった。また、金型が一体に製
作してあるので重量が重く、ガードレールの形状に合わ
せて金型を交換する場合には多大の労力を要し、簡単に
は金型の交換ができないという問題も発生していた。さ
らに、ガードレール修正装置は、ガードレールの修正の
みを行うものであり、ガードレールの支柱や交通標識の
ポール等の道路付帯設備の修正ができないので、これら
の道路付帯設備の修正ができる装置が要望されていた。
【0006】本発明は、上述した従来のガードレール修
正装置の問題点に鑑みなされたもので、構造が堅牢で重
量が軽く、現場に簡単に搬送して特別な資格を持たない
一般の作業員でも手軽に操作でき、しかも金型の交換も
労力を要せず、ガードレール以外の道路付帯設備の修正
もできる道路付帯設備の修正装置を提供するものであ
る。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、このような課
題を解決するために、変形した道路付帯設備を元の形状
にプレス成形することにより復元する道路付帯設備の修
正装置であって、前面に金型部に連通する開口部を有す
るフレーム本体と、前記フレーム本体の金型部に取り付
けられ前記道路付帯設備の表裏の面に対応した上型およ
び下型と、前記上型を前記下型に接近させた状態および
離した状態となるように移動可能に支持している上型支
持板と、前記下型を前記フレーム本体に固定する下型支
持板と、前記上型支持板を移動させるための駆動機構
と、前記開口部を上方向に進退可能に架橋する架橋部材
と、架橋された前記架橋部材をフレーム本体にロックす
るクランプ機構と、を備えたものである。
【0008】また、前記フレーム本体は、前面が開口さ
れたC型フレームと、前記C型フレームの内方に上下方
向に取り付けられた少なくとも2本の支柱と、前記支柱
の上部に固定された上部支持台と、前記支柱の下部に固
定された基台と、を備え、少なくとも2本の前記架橋部
材が前記開口部を架橋した状態で門型構造となることを
特徴とするものである。また、前記上型および下型に使
用される金型は、複数に分割してあることを特徴とする
ものである。また、前記道路付帯設備はガードレールで
あることを特徴とするものである。また、前記道路付帯
設備は道路標識用ポールや表示板であることを特徴とす
るものである。さらに、前記架橋部材の前面には、加圧
時に前記開口部を覆うフロントガードを取り付けてある
ことを特徴とするものである。
【0009】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態を図に基づい
て説明する。図1は、本発明に係る道路付帯設備の修正
装置を示す正面図、図2は、図1の道路付帯設備の修正
装置の側面図、図3は、図1の道路付帯設備の修正装置
の金型を示す斜視図、図4は、図1の道路付帯設備の修
正装置の金型の内部構造を示す要部拡大の断面図、図5
は、図1の道路付帯設備の修正装置の金型の取り付けを
示す説明図、図6乃至図9は、図1の道路付帯設備の修
正装置の金型の実施例を示す説明図、図10は、図1の
道路付帯設備の修正装置のクランプ機構の側面図、図1
1乃至図13は、図1の道路付帯設備の修正装置のクラ
ンプ機構の実施例を示す側面図、図14は、図1の道路
付帯設備のソリ修正機構を示す正面図である。
【0010】本発明に係る道路付帯設備の修正装置であ
るガードレール修正装置Aは、図1、図2に示すよう
に、C型のフレーム本体1の金型部にガードレールGの
表面と裏面に対応した上型3および下型4と、この上型
3および下型4を接近させた状態および離した状態とな
るように移動可能に支持している上型支持板である上型
プレート11と、この上型プレート11を移動させるた
めの駆動機構である加圧シリンダ13と、ガードレール
Gの加圧時にフレーム本体1の開口部10を架橋する架
橋部材である2本のスライドロッド5,5と、このスラ
イドロッド5,5をフレーム本体1にロックするクラン
プ機構30とから構成されている。そして、フレーム本
体1の後部にはフレーム本体1と一体に油圧装置6が設
けられてガードレール修正装置Aの動作に必要な油圧を
供給するようになっている。
【0011】また、フレーム本体1の両側には、ガード
レールGのソリを修正するためのソリ修正機構40が取
り付けられ、このソリ修正機構40の操作と前記油圧装
置6を操作するスイッチボックス8がフレーム本体1の
一方の側方に設けられており、このスイッチボックス8
と反対側のフレーム本体1の前面の反対側の側方に動作
表示ランプや非常停止ボタンが取り付けられたスイッチ
ボックス7が設けられている。このスイッチボックス8
とスイッチボックス7により制御される電装ボックス1
7がフレーム本体1の後方に取り付けられ、この電装ボ
ックス17には、外部よりガードレール修正装置Aを操
作するためのコントロールスイッチ18が接続ケーブル
18aを介して接続されている。さらに、フレーム本体
1の前面には安全装置として昇降可能なフロントガード
9が取り付けられ、加圧時に下降して開口部10を塞
ぎ、金型部への身体の進入を防ぐように構成されてい
る。
【0012】スイッチボックス7には、ガードレール修
正作業の完了を表示する修正完了ランプ、リセットボタ
ン、非常停止ボタンおよびその表示をする非常停止ラン
プが備えられている。また、スイッチボックス8には、
ガードレール修正装置Aを操作するために必要な操作ボ
タンが備えられており、上型プレート11を下降させて
加圧するための主降下ボタン、上型プレート11を上昇
させる主上昇ボタンを始め、ソリ修正機構40を操作す
るためのボタン類が備えられている。さらに、コントロ
ールスイッチ18は、ガードレール修正装置Aのどの位
置にいても操作できるように接続ケーブル18aで電装
ボックス17に接続されたもので、スイッチボックス8
と同様に上型プレート11を下降させて加圧するための
主降下ボタン、上型プレート11を上昇させる主上昇ボ
タン、ソリ修正機構40を下降させて加圧するソリ修正
降下ボタン、ソリ修正機構40を上昇させるソリ修正上
昇ボタン、およびソリ修正切換スイッチが備えられてい
る。
【0013】フレーム本体1は、図2に示すように、前
面が開口されたC型フレーム2と、このC型フレームの
奥に垂直に取り付けられた支柱である2本のタイロッド
14,14と、この2本のタイロッド14,14の上部
に固定された上部支持台であるクラウン15と、2本の
タイロッド14,14の下部に固定された基台であるベ
ッド27とを備えている。また、クラウン15の前面側
には少なくとも2本のスライドロッド5,5が油圧シリ
ンダ16により上下動可能に取り付けられている。この
2本のスライドロッド5,5はガードレールGの加圧時
には下降して開口部10を架橋するので、フレーム本体
1の構造は堅牢な門型構造となるものである。そのた
め、同一の圧縮能力(圧縮力45トン)を持つC型プレ
スに比べてはるかに軽量化を図ることが可能となり、ガ
ードレール修正装置Aの全体の重量も2トン以下にする
ことができるものである。これにより、一般に使用され
ている2トン車クラスのトラックで簡単にガードレール
の取り付け現場へ搬送できるようになっている。
【0014】そのため、このフレーム本体1の上面に
は、ガードレール修正装置Aを運搬する場合に、このガ
ードレール修正装置Aを吊り上げることができるように
4個のフック1aが取り付けられており、このフレーム
本体1の下部の両サイドには、トラックの荷台等に固定
するため4個のフック1b,1b・・が取り付けられて
いる。また、このフレーム本体1の下面には、フォーク
リフト等で簡単にトラックに積み込めるように、フォー
クリフト爪の案内部1c,1cも設けられている。さら
に、このフレーム本体1の下面には、ガードレール修正
装置Aを据え付けた時に、ガードレール修正装置Aを水
平に保つようにするため、高さ調整のできる複数のレベ
ルパット1d,1d,1d・・・が取り付けられてい
る。
【0015】このフレーム本体1の金型部に取り付けら
れている金型の上型3と下型4は、図3に示すように、
それぞれ同一形状に形成された10個の金型ピース3a
・・・,4a・・・に分割されて、それぞれ上型プレー
ト11、下型プレート21に取り付けられたものであ
る。この上型3と下型4の形状は、それぞれガードレー
ルGの表面と裏面の形状寸法にほぼ合わせてあるが、ガ
ードレールGの曲げ角と全く同一にした場合は、加工後
に必然的に発生するスプリングバックの影響で元の寸法
に戻らなくなるので、その対策を施したものである。
【0016】即ち、金型全体の絞り角度は、スプリング
バックを見込んでガードレールGの曲げ角より大きく設
定してある。さらに、ガードレールGのコーナー部の頂
点付近においては、図4に示すように、上型3、下型4
がガードレールGの凸部G1および凹部G2 においてそ
の突き出し側に当たらないように逃げ部を形成してい
る。そのため、ガードレールGのコーナー部の頂点付近
には無理な加工歪みがかからず、コーナー部の頂点付近
以外の直線部に印加された荷重により復元するので、強
度、外観上からも好ましい効果を与えるものである。
【0017】このように形成された上型3と下型4は、
図5に示すように、上型プレート11と下型プレート2
1に取り付けられる。まず、上型3は、各金型ピース3
a・・・の上面に取り付け用のねじ穴3b・・・が形成
されており、このねじ穴3b・・・に上型プレート11
の上部から差し込まれた取り付けボルト12・・・によ
り上型プレート11に固着される。そして、上型3は、
図5(b)のX−X断面図に示すように、金型ピース3
a・・・の上端面に形成された面取り部3cが、上型プ
レート11の両端に形成されたガイド部にガイドされる
ことにより、取り付けボルト12・・・を締めつけれ
ば、自動的に位置出しができるようになっている。この
ように上型プレート11に取り付けられた上型3は、駆
動機構である加圧シリンダ13に取り付けられ、フレー
ム本体に一体に取り付けられているタイロッド14にガ
イドされて、上下動可能となり、ガードレールGを加圧
するようになっている。
【0018】また、下型4は、各金型ピース4a・・・
の底面溝部にボルト22により取り付けられたブロック
が、下型プレート21に形成された逆T状のガイド溝2
1a,21bに挿入されることにより、前後方向の位置
出しができるようになっている。さらに、長手方向の位
置出しは、予め下型プレート21に取り付けねじ23で
固定しておいたストッパプレート24に、各金型ピース
4a・・・を押しつけた状態でもう一方の端を位置決め
プレート25を取り付けねじ26で締着すれば自動的に
位置が決まるようになっている。このように下型プレー
ト21に取り付けられた下型4は、前記タイロッド14
に固定されているベッド27に取り付けられる。そし
て、図1に示すように、この下型4の上にガードレール
Gをセットし、前記上型3でガードレールGを加圧する
ことにより、ガードレールGを修正するものである。
【0019】このように、上型3と下型4は、それぞれ
複数(10個)の金型ピース3a・・・と金型ピース4
a・・・に分割してあるので、1個の金型ピース3a,
4aの重さは上型3、下型4の重量の1/10と軽くな
っており、この1個の金型ピース3a,4aの重さは作
業員が現場で簡単に扱える重さとなっている。そのた
め、現場においてガードレールGの損傷の度合いと幅の
大きさに併せて、上型3と下型4の金型ピースの数を調
整することが容易にできるもので、例えば、損傷の度合
いが大きい場合は、金型ピースの数を少なくして大きな
修正力を発揮させ、修正の幅が大きい場合は、金型ピー
スの数を多くして効率的な修正作業ができるようになっ
ている。
【0020】また、本発明のガードレール修正装置A
は、上記上型3および下型4を変更することにより、種
々のタイプのガードレールやガードレール以外の道路附
帯設備に対応できるようになっている。図6に示す金型
は、上型3と下型4をそのまま使用し、さらに上型3に
補助型3a′,3a′と下型4に補助型4a′をボルト
等で取り付けたもので、ガードレールの絞りの浅いタイ
プに対応するものである。この補助型3a′と補助型4
a′を使用すれば、絞り寸法の異なるガードレールを修
正する場合でも、元の上型3と下型4を取り外す必要が
なく、そのまま使用でき、金型交換の手間を大幅に省く
と共に、わざわざ新しい金型を一式取り揃える必要がな
いので、大幅なコストダウンが可能となる。
【0021】図7に示す金型は、カーブしているガード
レールを修正するためのもので、上型51と下型52を
ガードレールのカーブの形状に合わせたものである。こ
の上型51と下型52の形状ば、カーブの形状に合わせ
ているで、カーブの形状にあわせて何種類かの金型が必
要とされるが、カーブの大きさについては同一金型で、
下型52の間隔を調整することで、ある程度まで対処で
きるようにしてある。
【0022】図8に示す金型は、修正不能なガードレー
ルを廃棄場所に運搬するために切断したり、或いは、修
正不能な箇所を一部切断するためのもので、上型53を
切断刃に形成し、下型54を受け台に形成したものであ
る。この上型53の下端面53aは斜面に形成して、ガ
ードレールを切断し易くしてあり、下型54の端部54
aには突起を形成して、ガードレールの切断時に上型5
3にガードレールが押されて下型54の上から逃げるの
を防止している。
【0023】さらに、図9に示す金型は、ガードレール
支柱やガイドパイプ、或いは交通標識等の支柱のように
円形のパイプを修正するもので、上型55および下型5
6はパイプの形状に応じたそれぞれ半円筒形の圧縮部5
5a,56aが備えられている。この圧縮部55a,5
6aの寸法を変えることにより、様々な太さのパイプに
対応できるものである。
【0024】次に、ガードレール修正装置Aがガードレ
ールGの加圧時に本体フレーム1の開口部10を架橋す
る2本のスライドロッド5,5について説明する。この
スライドロッド5,5は、図2に示すように、2本のタ
イロッド14の上部に固定されたクラウン15に上下動
可能にガイドされ、油圧シリンダ16に連結プレート1
6aで連結されることにより昇降するものである。この
2本のスライドロッド5,5が下降してクランプ機構3
0でフレーム本体1にロックされた状態では、フレーム
本体1は2本のタイロッド14,14と共に門型構造と
なり、極めて堅牢な構造となるものである。
【0025】この2本のスライドロッド5,5をロック
するクランプ機構30は、図10に示すように、油圧シ
リンダ31で動作するクランプ32をスライドロッド5
の径大の下端部5aと径大のガイド部5bとで形成され
るくさび状のロック溝5cに差し込むことにより、ロッ
クするものである。クランプ32は、平面形状がU字状
で、断面形状が先端側先細りのくさび状のもので、ガイ
ド材33にガイドされてロック溝5cに嵌入するように
構成されている。このクランプ機構30のロック強度
は、ロック溝5cに対するクランプ32の位置関係と油
圧シリンダ31の油圧の調整で可能となる。
【0026】また、クランプ機構30は、図11に示す
ように、クランプ34の先端側を先細りとしないで、同
一板厚で形成したもの、このクランプ34の形状に合わ
せて、ロック溝5c′も平行に形成したものである。こ
のクランプ34は、ロック溝5c′に対してどの位置に
あっても上下方向の隙間は一定なので、クランプ34の
位置調整でロック溝5c′との隙間調整はできないの
で、上端側固定ナット35,36をタブルナットにして
隙間調整するもので、ロック溝5c′とクランプ34の
隙間が適正な隙間になるようにしたものである。
【0027】また、クランプ機構30は、図12に示す
ように、クランプ37をU字状の板でなく、円筒ピン3
8を形成し、スライドロッド5の下端部にこの円筒ピン
38の先端部38aが貫通する貫通孔5eを形成したも
ので、このロックの調整は、貫通孔5eでの調整ができ
ないので、上端側固定ナット35,36をタブルナット
で調整して固定したもので、貫通孔5eと円筒ピン38
の隙間が適正な隙間になるようにしたものである。
【0028】さらに、クランプ機構30は、図13に示
すように、下端側の固定を油圧シリンダを使用せず、ス
ライドロッド5の下端部にねじ山を形成し、固定ナット
39により固定するもので、複雑なシリンダ装置を必要
とせず手軽にできるものである。また、このクランプ機
構は摺動部分がないので、摺動するための隙間を必要と
せず、確実なロックができるものである。この固定ナッ
ト39は手動で回してもよいが、電動ドライバ等を使用
すれば効率よく作業ができるものである。
【0029】このように構成されたガードレール修正装
置Aを使用してガードレールGを修正する場合は、先
ず、図1に示すように、上型3を上げた状態でガードレ
ールGの変形箇所を下型4にセットする。次いで、スイ
ッチボックス8またはコントロールスイッチ18の主降
下ボタンを押すと、最初にスライドロッド5,5が油圧
シリンダ16により下降し、このスライドロッド5,5
が下死点に達すると、図10乃至図13のクランプ機構
30によりロックされる。次いで、スイッチボックス8
またはコントロールスイッチ18の主降下ボタンを押し
続けると、スライドロッド5,5のロックが完了し、上
型3が加圧シリンダ13により下降してガードレールG
を加圧する。ガードレールGの加圧が完了すると、図示
しない完了ブザーが鳴り、スイッチボックス7の修正完
了ランプが点灯するようになっている。
【0030】そこで、主降下ボタンを押すのを止めて、
スイッチボックス8またはコントロールスイッチ18の
主上昇ボタンを押すと、上型3が上昇する。もし、ガー
ドレールGの修正箇所が他にある場合には、上型3を途
中で止め、ガードレールGの位置をずらして再度加圧す
るものである。ガードレールGの修正が全て完了した場
合は、主上昇ボタンを押し続けると、上型プレート11
が図示しないクランプ機構30のロック解除スイッチを
作動させてスライドロッド5,5のロックを解除し、ス
ライドロッド5,5が上昇する。そして、上型3が上死
点に達して主上昇ボタンを押すのを止めても、スライド
ロッド5,5も所定の位置まで上昇して停止する。
【0031】次に、このガードレール修正装置Aに取り
付けられているソリ修正機構40について説明する。こ
のソリ修正機構40は、図14に示すように、フレーム
本体1の側方に取り付けブラケット41により取り付け
られ、ガードレールGを加圧するための油圧シリンダ4
2と、油圧シリンダ42の加圧位置を調整する位置ガイ
ド43とから構成され、位置ガイド43はベアリング4
6を介して取り付けブラケット41にに固定されてい
る。また、油圧シリンダ42の先端には、プレート44
を介してガードレール加圧部45が取り付けられ、プレ
ート44により位置ガイド43と結合されている。従っ
て、ガードレール加圧部45と位置ガイド43は同時に
昇降するので、ガードレール加圧部45は位置ガイド4
3により垂直方向に動作するようになっている。さら
に、油圧シリンダ42には2個の近接スイッチ42a,
42bが移動可能に取り付けられており、この油圧シリ
ンダ42のピストンの減速位置と下限位置の調整スイッ
チとなっている。この2個の近接スイッチ42a,42
bは適宜な位置に設定することによりピストンの動作速
度と停止位置をソリ修正に最も適したものにすることが
できる。また、ソリ修正機構40は、フレーム本体1の
側方の片側に取り付けても十分な機能を果たすものであ
るが、フレーム本体1の側方の両側に取り付けたもの
は、より大きな効果を発揮するものである。
【0032】このように構成されたソリ修正機構40で
ソリの修正を行う場合には、先ず、図1に示すように、
ガードレールGのソリの生じている部分を下型4の中央
部に載せる。次いで、スイッチボックス8またはコント
ロールスイッチ18の主降下ボタンを押して上型3を下
降させて、ガードレールGを上型3と下型4で挟み込ん
で固定する。次いで、スイッチボックス8またはコント
ロールスイッチ18のソリ修正切換えスイッチを操作し
て、ソリ修正機構40の左右どちらかの選択か、両側を
動作させるかを選択する。次いで、ソリ修正下降ボタン
を押してソリ修正機構40を下降させ、ガードレールG
を加圧してソリを修正する。この修正作業でソリ修正が
完了した場合には、主上昇ボタンを押して上型3を完全
に上昇させて、下型4よりガードレールGを取り外す。
また、修正が完了しない場合は、主上昇ボタンを押して
上型3を途中まで上昇させ、ガードレールGをずらし
て、ソリの部分を下型4の中央部に載せて、再度修正作
業を繰り返し、ソリを修正するものである。
【0033】さらに、上述したガードレール修正装置A
には、図1、図2に示すように、安全装置としてのフロ
ントガード9が、フレーム本体1の前面側のスライドロ
ッド5と油圧シリンダ16の連結プレート16aに取り
付けられている。このフロントガード9は、連結プレー
ト16aに取り付けられた取り付け部9aと、この取り
付け部9aに吊り下げられた鎖状の吊り下げ部9bとか
らなり、スライドロッド5の昇降と共に動作して、ガー
ドレールGの加圧時に開口部10を覆うようになってい
る。そのため上型3が下降する加圧時に手等の身体が開
口部10に入ることを防止するものである。
【0034】上述した実施の形態によれば、ガードレー
ル修正装置Aは、フレーム本体1がC型フレーム2によ
る作業性の良さと、スライドロッド5による門型構造の
堅牢さを併せ持つので、ガードレール修正装置A全体の
重量を軽くすることができ、高負荷の作業にはスライド
ロッド5を使用した堅牢な門型構造で対処でき、比較的
低負荷の作業には、スライドロッド5を使用しないでC
型フレーム2のみの効率の良い作業ができる。また、金
型を分割しているので簡単に交換でき、様々な金型によ
り様々な形のガードレールを修正することは勿論のこ
と、ガードレールのパイプ状の支柱や道路標識等の支柱
までも修正可能とするものである。
【0035】
【発明の効果】以上のように、本発明は、前面に金型部
に連通する開口部を有するフレーム本体と、前記フレー
ム本体の金型部に取り付けられ前記道路付帯設備の表裏
の面に対応した上型および下型と、前記上型を前記下型
に接近させた状態および離した状態となるように移動可
能に支持している上型支持板と、前記下型を前記フレー
ム本体に固定する下型支持板と、前記上型支持板を移動
させるための駆動機構と、前記開口部を上方向に進退可
能に架橋する架橋部材と、架橋された前記架橋部材をフ
レーム本体にロックするクランプ機構と、を備えたこと
により、加圧時の負荷を構造的に堅牢な門型構造で受け
るので、装置全体を軽量化でき、一般のトラック(2ト
ン車クラス)での運搬が可能となり、ガードレールの取
り付け現場に持ち込んで修正作業ができるという非常に
優れた効果を奏する。
【0036】また、C型のフレーム本体を使用している
ことにより、ガードレール取り付け時には前部が開口し
ているので、作業がやり易く、広い作業場所を必要とせ
ず使用することができると共に、修正荷重があまり必要
としない場合には、門型構造とせずにC型構造のままで
修正作業ができるので、作業効率のよい修正作業ができ
る。また、前記上型および下型に使用される金型は、複
数に分割してあることにより、個別の金型ピースは軽い
ので金型の交換作業が簡単にでき、現場のガードレール
に対応した金型に容易に変更できると共に、修正する幅
と変形度合いの大きさに合わせて金型ピースの数を容易
に変更できるので、効率的な修正作業と確実な修正作業
ができるという効果を奏する。
【0037】また、金型の交換により、ガードレールだ
けでなく、支柱や標識も修正することが可能になる。さ
らに、前記架橋部材の前面には、前記開口部を覆うフロ
ントガードを取り付けてあることにより、加圧時には開
口部を塞ぐので、加圧時に作業者が誤って金型部へ手等
の身体を進入することを防止でき、安全性の向上を図る
ことができるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る道路付帯設備の修正装置を示す正
面図である。
【図2】図1の道路付帯設備の修正装置の側面図であ
る。
【図3】図1の道路付帯設備の修正装置の金型を示す斜
視図である。
【図4】図1の道路付帯設備の修正装置の金型の内部構
造を示す要部拡大の側面断面図である。
【図5】図1の道路付帯設備の修正装置の金型の取り付
けを示す説明図である。
【図6】図1の道路付帯設備の修正装置の金型の実施例
を示す説明図である。
【図7】図1の道路付帯設備の修正装置の金型の実施例
を示す説明図である。
【図8】図1の道路付帯設備の修正装置の金型の実施例
を示す説明図である。
【図9】図1の道路付帯設備の修正装置の金型の実施例
を示す説明図である。
【図10】図1の道路付帯設備の修正装置のクランプ機
構の側面図である。
【図11】図1の道路付帯設備の修正装置のクランプ機
構の実施例を示す側面図である。
【図12】図1の道路付帯設備の修正装置のクランプ機
構の実施例を示す側面図である。
【図13】図1の道路付帯設備の修正装置のクランプ機
構の実施例を示す側面図である。
【図14】図1の道路付帯設備の修正装置のソリ修正機
構を示す正面図である。
【符号の説明】
A ガードレール修正装置 G ガードレール 1 フレーム本体 2 C型フレーム 3 上型 3a 金型ピース 4 下型 4a 金型ピース 5 スライドロッド 6 油圧装置 7 スイッチボックス 8 スイッチボックス 9 フロントガード 10 開口部 11 上型プレート 12 取り付けボルト 13 加圧シリンダ 14 タイロッド 15 クラウン 16 油圧シリンダ 17 電装ボックス 18 コントロールスイッチ 21 下型プレート 24 ストッパプレート 25 位置決めプレート 27 ベッド 30 クランプ機構 31 油圧シリンダ 32 クランプ 40 ソリ修正機構 41 取り付けブラケット 42 油圧シリンダ 45 ガードレール加圧部

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】変形した道路付帯設備を元の形状にプレス
    成形することにより復元する道路付帯設備の修正装置で
    あって、 前面に金型部に連通する開口部を有するフレーム本体
    と、前記フレーム本体の金型部に取り付けられ前記道路
    付帯設備の表裏の面に対応した上型および下型と、前記
    上型を前記下型に接近させた状態および離した状態とな
    るように移動可能に支持している上型支持板と、前記下
    型を前記フレーム本体に固定する下型支持板と、前記上
    型支持板を移動させるための駆動機構と、前記開口部を
    上方向に進退可能に架橋する架橋部材と、架橋された前
    記架橋部材をフレーム本体にロックするクランプ機構
    と、を備えていることを特徴とする道路付帯設備の修正
    装置。
  2. 【請求項2】前記フレーム本体は、前面が開口されたC
    型フレームと、前記C型フレームの内方に上下方向に取
    り付けられた少なくとも2本の支柱と、前記支柱の上部
    に固定された上部支持台と、前記支柱の下部に固定され
    た基台と、を備え、少なくとも2本の前記架橋部材が前
    記開口部を架橋した状態で門型構造となることを特徴と
    する請求項1に記載の道路付帯設備の修正装置。
  3. 【請求項3】前記上型および下型に使用される金型は、
    複数に分割してあることを特徴とする請求項1または請
    求項2に記載の道路付帯設備の修正装置。
  4. 【請求項4】前記道路付帯設備はガードレールであるこ
    とを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれか1項に
    記載の道路付帯設備の修正装置。
  5. 【請求項5】前記道路付帯設備は道路標識用ポールや表
    示板であることを特徴とする請求項1乃至請求項3のい
    ずれか1項に記載の道路付帯設備の修正装置。
  6. 【請求項6】前記架橋部材の前面には、加圧時に前記開
    口部を覆うフロントガードを取り付けてあることを特徴
    とする請求項1乃至請求項5のいずれか1項に記載の道
    路付帯設備の修正装置。
JP6633798A 1998-03-17 1998-03-17 道路付帯設備の修正装置 Pending JPH11264122A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6633798A JPH11264122A (ja) 1998-03-17 1998-03-17 道路付帯設備の修正装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6633798A JPH11264122A (ja) 1998-03-17 1998-03-17 道路付帯設備の修正装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH11264122A true JPH11264122A (ja) 1999-09-28

Family

ID=13312950

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP6633798A Pending JPH11264122A (ja) 1998-03-17 1998-03-17 道路付帯設備の修正装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH11264122A (ja)

Cited By (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100381034B1 (ko) * 2000-10-26 2003-04-26 한국도로공사 도로용 가드레일 재생장치
JP2011189575A (ja) * 2010-03-12 2011-09-29 Toshiba Mach Co Ltd ダイプレートユニット、型締装置、射出成形機および射出成形方法
CN104475489A (zh) * 2014-11-17 2015-04-01 天津市金万方钢结构有限公司 金属棱板弯曲矫正装置
JP2016055312A (ja) * 2014-09-09 2016-04-21 盛岡セイコー工業株式会社 プレス金型、プレス加工機およびプレス部品
CN111360102A (zh) * 2020-03-13 2020-07-03 安徽省大愿工坊木业有限公司 一种仿古建筑铝构件的修复装置
CN112139751A (zh) * 2020-07-31 2020-12-29 四川明日宇航工业有限责任公司 一种对小曲率金属蜂窝结构零件校型的装置及方法
CN114850250A (zh) * 2022-04-28 2022-08-05 意之家商业运营海安有限公司 一种金属家具表面整平装置
CN115228976A (zh) * 2022-07-15 2022-10-25 山东大学 一种适用于板条形零件的柔性校正装置

Cited By (11)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100381034B1 (ko) * 2000-10-26 2003-04-26 한국도로공사 도로용 가드레일 재생장치
JP2011189575A (ja) * 2010-03-12 2011-09-29 Toshiba Mach Co Ltd ダイプレートユニット、型締装置、射出成形機および射出成形方法
JP2016055312A (ja) * 2014-09-09 2016-04-21 盛岡セイコー工業株式会社 プレス金型、プレス加工機およびプレス部品
CN104475489A (zh) * 2014-11-17 2015-04-01 天津市金万方钢结构有限公司 金属棱板弯曲矫正装置
CN111360102A (zh) * 2020-03-13 2020-07-03 安徽省大愿工坊木业有限公司 一种仿古建筑铝构件的修复装置
CN112139751A (zh) * 2020-07-31 2020-12-29 四川明日宇航工业有限责任公司 一种对小曲率金属蜂窝结构零件校型的装置及方法
CN112139751B (zh) * 2020-07-31 2022-02-11 四川明日宇航工业有限责任公司 一种对小曲率金属蜂窝结构零件校型的方法
CN114850250A (zh) * 2022-04-28 2022-08-05 意之家商业运营海安有限公司 一种金属家具表面整平装置
CN114850250B (zh) * 2022-04-28 2023-10-27 佛山市创通五金制品有限公司 一种金属家具表面整平装置
CN115228976A (zh) * 2022-07-15 2022-10-25 山东大学 一种适用于板条形零件的柔性校正装置
CN115228976B (zh) * 2022-07-15 2023-11-03 山东大学 一种适用于板条形零件的柔性校正装置

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CN113966259B (zh) 一种用于保险杠自动焊接的夹持装置
CN113993659B (zh) 一种用于保险杠自动焊接的夹持装置
EP2314396A1 (en) A press mould
JPH11264122A (ja) 道路付帯設備の修正装置
US5263357A (en) Haulable device for rectifying the shape of a misshapen unibody frame
CN103521555B (zh) 卡车车架校正设备和卡车车架在竖直方向尺寸的校正方法
JP2861768B2 (ja) プレスの型交換装置
CN210677534U (zh) 反变形胎架
CN205520372U (zh) 移动式车门拆卸电动设备
CN102844129B (zh) 机械冲压用模具
CN206316205U (zh) 一种生产流水线用气动冲压机
CN210334911U (zh) 一种用于保险杠自动焊接的夹持装置的底架
CN214356374U (zh) 一种汽车前舱盖辅助安装夹具
TW528693B (en) Vehicle body frame corrector
CN101072648A (zh) 车身矫直设备紧固件
CN210848837U (zh) 一种用于激光切割机的压紧机构
CN212419362U (zh) 模具维护装置
CN219213512U (zh) 预应力梁底模反拱调节装置
EP0750533B1 (en) A car body straightening and measuring apparatus
CN100416024C (zh) 用于模板系统的升降头、屋顶模板系统和制造屋顶的方法
KR100782722B1 (ko) 레일 크램핑 기능을 갖는 언로더 주행부의 밀림방지장치
CN217872841U (zh) 一种隧道工程钢拱架定位辅助装置
CN214391747U (zh) 一种具有限定结构的钣金件加工折弯装置
CN112122404B (zh) 移动式车门门框压型机
CN214683638U (zh) 一种液压折弯机