JPH11263458A - 給紙装置 - Google Patents
給紙装置Info
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- JPH11263458A JPH11263458A JP6662798A JP6662798A JPH11263458A JP H11263458 A JPH11263458 A JP H11263458A JP 6662798 A JP6662798 A JP 6662798A JP 6662798 A JP6662798 A JP 6662798A JP H11263458 A JPH11263458 A JP H11263458A
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Abstract
することができる給紙装置を提供すること。 【解決手段】 給紙ユニット1によれば、装着アーム3
のアーム軸3aはユニット本体2に回転可能に取着され
ているので、かかる装着アーム3によりプリンタ20に
装着されたユニット本体2がプリンタ20に対して相対
的に回転されることにより、ユニット本体2の装着状態
がプリンタ20に対して2以上の姿態に変化される。例
えば、給紙ユニット1とプリンタ20とを共に持ち運ぶ
場合には、装着アーム3によってユニット本体2または
プリンタ20の一方を他方に対して回転し折り畳むこと
により、給紙ユニット1の装着されたプリンタ20がコ
ンパクト化される。よって、給紙ユニット1が装着され
たプリンタ20をバッグなどに収納して持ち運ぶことが
できる。しかも、給紙ユニット1とプリンタ20とを分
離して別々に持ち運ぶ場合に比べて、給紙ユニット1の
装着作業が簡略化される。
Description
給紙する給紙装置に関し、特に、印刷装置への装着状態
を2以上の姿態に変化することができる給紙装置に関す
るものである。
動給紙する給紙装置には携帯可能かつプリンタに着脱可
能に形成されたものがある。例えば、本願出願人は、携
帯可能な小型プリンタの給紙方向上流側に着脱可能に設
置され、プリンタへ印刷用紙を給紙する給紙装置を提案
している。この給紙装置は、大量印刷を行う場合にはプ
リンタの給紙方向上流側に設置されて給紙が行われ、一
方、プリンタと共に持ち運ばれる場合にはプリンタから
取り外され、バッグなどに収納されて持ち運ばれる。ま
た、この給紙装置には、その転倒を防止するための支持
板が設けられており、かかる支持板にはプリンタの外壁
面に係合可能に形成された係合フックが設けられてい
る。かかる支持板の係合フックがプリンタの外壁面に係
合されることにより、プリンタの給紙方向上流側に設置
された給紙装置の設置位置の位置ズレが防止されるので
ある。
た給紙装置は、支持板の係合フックをプリンタの外壁面
に単に引っ掛けて係合するだけでプリンタの給紙方向上
流側に設置されるので、給紙装置をプリンタと共に持ち
運ぶ際には、両者を分離した状態で持ち運ばなければな
らない。このため、給紙装置を使用して大量印刷を行う
場合には、その都度、給紙装置をプリンタに対して設置
する必要があり、給紙装置の設置作業が煩雑になってし
まうという問題点があった。特に、携帯型の小型プリン
タの場合には頻繁に持ち運ばれるので、給紙装置の設置
作業が更に煩雑になってしまうという問題点があった。
になされたものであり、印刷装置への装着状態を2以上
の姿態に変化することができる給紙装置を提供すること
を目的としている。
に請求項1に記載の給紙装置は、印刷装置へ用紙を給紙
するものであり、用紙を保持するための装置本体と、そ
の装置本体を印刷装置に装着するために、その装置本体
に回転可能に取着される一端側と印刷装置に着脱可能に
形成された他端側とを有する支持部材とを備え、その支
持部材による装置本体の印刷装置への装着状態が2以上
の姿態に変化可能に形成されている。
支持部材の他端側が印刷装置に装着されると、その支持
部材を介して装置本体が印刷装置へ装着される。印刷装
置へ給紙される用紙は、支持部材によって印刷装置に装
着された装置本体により保持されて、印刷装置へ給紙さ
れる。
取着されているので、かかる支持部材により印刷装置に
装着された装置本体が印刷装置に対して相対的に回転さ
れ、印刷装置に装着された装置本体の装着状態が2以上
の姿態に変化される。例えば、給紙装置により印刷装置
へ給紙される用紙を保持する場合には、支持部材によっ
て装置本体または印刷装置の一方が他方に対して回転さ
れて、装置本体が印刷装置に対して斜め上方へ向けて傾
斜される。一方、給紙装置が印刷装置と共に持ち運ばれ
る場合には、支持部材によって装置本体または印刷装置
の一方が他方に対して回転されて折り畳まれる。
記載の給紙装置において、前記装置本体に回転可能に取
着された前記支持部材の一端側には、その支持部材に対
する前記装置本体の相対的な回転を抑止する抑止部材が
配設されている。
記載の給紙装置において、前記支持部材の一端側は、用
紙の給紙方向に直交する用紙幅方向における前記装置本
体の両側部分の一方に対して摺動しつつ回転するように
取着され、前記抑止部材は、前記支持部材を前記装置本
体の内方へ向けて付勢する付勢部材と、その付勢部材に
よる付勢方向へ向けて前記支持部材に突設される係止爪
と、その係止爪を係止するために前記装置本体の一側部
分に凹設される2以上の係止溝とを備えている。
請求項2に記載の給紙装置と同様に作用する上、支持部
材により装置本体が印刷装置に装着された状態で、支持
部材が付勢部材による付勢力に抗して反付勢方向へ向け
て摺動されると、印刷装置の一側部分に凹設された1の
係止溝から係止爪が外れて、かかる1の係止溝による係
止爪の係止が解除される。例えば、装置本体または印刷
装置の一方が他方に対して回転され、かかる回転による
力が付勢部材による付勢力を上回った場合に、又は、支
持部材が反付勢方向へ向けて引っ張られた場合に、支持
部材が付勢部材による付勢力に抗して反付勢方向へ向け
て摺動され、1の係止溝から係止爪が外れて、係止爪の
係止が解除されるのである。かかる係止爪の係止解除
後、装置本体または印刷装置の一方が他方に対して更に
回転され、係止爪が他の係止溝に填り込むと、付勢部材
により付勢された支持部材が装置本体の内方へ向けて摺
動されて、係止爪が他の係止溝により係止される。
ら3のいずれかに記載の給紙装置において、前記支持部
材は、用紙の給紙方向に直交する用紙幅方向における前
記装置本体の両側部分にそれぞれ取着されている。よっ
て、支持部材に加わる装置本体の重量が各支持部材に分
散して負荷される。
ら4のいずれかに記載の給紙装置において、印刷装置に
着脱可能に形成された前記支持部材の他端側は、印刷装
置に装着された状態で回転可能に形成されている。即
ち、印刷装置に装置本体を装着するための支持部材はそ
の一端側および他端側のそれぞれが回転可能であるの
で、印刷装置に装着された装置本体の装着状態は多くの
姿態に変化される。
記載の給紙装置において、前記支持部材の他端側には、
その支持部材が印刷装置に装着された状態で印刷装置に
対して相対的に回転することを抑止するために、印刷装
置に係合可能に形成された係合部材が配設されている。
ついて、添付図面を参照して説明する。図1は、本発明
の給紙装置の一実施例である給紙ユニット1が装着され
た携帯型の小型プリンタ20の側面図であり、図中の矢
印は開閉扉4の開放方向を示している。図1に示すよう
に、給紙ユニット1は、印刷用紙P(図2参照)を小型
プリンタ20へ給紙する給紙装置であり、小型プリンタ
20に着脱可能に形成されている。この給紙ユニット1
は、小型プリンタ20の後面(図2右側)から上方へ向
けて傾斜した略矩形箱状のユニット本体2を備え、この
ユニット本体2は、機械的強度や耐摩耗性に優れたAB
S(アクリロニトリル・ブタジエン・スチレン)樹脂等
の合成樹脂材料で形成されている。このユニット本体2
は、印刷用紙Pが挿嵌されるとともに、かかる印刷用紙
Pを小型プリンタ20へ給紙するものであり、その下側
部分に側面視略コ字状の装着アーム3がアーム軸3aを
介して回転(回動)可能に取着されている。装着アーム
3は、ユニット本体2の両側面、即ち、図1の紙面に対
する略垂直方向(用紙幅方向)における両側面(図3お
よび図4の左右両側)にそれぞれ取着されている。尚、
図1では、その手前側、即ち、図1の紙面に対する垂直
方向における手前側に取着された装着アーム3のみを図
示している。
型プリンタ20に着脱可能に装着するためのものであ
り、ユニット本体2に使用されるABS樹脂等に比べて
機械的強度や耐摩耗性が更に優れたPOM(ポリオキシ
メチレン)樹脂等の合成樹脂材料で形成されている。よ
って、かかる装着アーム3,3により小型プリンタ20
に装着されるユニット本体2を支持する場合に、ユニッ
ト本体2の重量負荷により、装着アーム3が塑性変形ま
たは破損することを抑制することができる。装着アーム
3の上側部分には、前方(図1の左側方向)へ向けて突
出した取着部材3bが形成されている。この取着部材3
bは、小型プリンタ20のプリンタ本体21に取着(装
着)される部分であり、かかるプリンタ本体21に着脱
可能に形成されている。また、かかる取着部材3bを有
する装着アーム3の下側部分には、小型プリンタ20に
装着された給紙ユニット1のガタつきを防止するため
に、取着部材3bと略同一方向へ突出したロック部材3
cが形成されている。尚、装着アーム3についての詳細
は後述する。
けるユニット本体2の前面部分には、矢印および反矢印
方向に回転可能に形成された開閉扉4が配設されてい
る。この開閉扉4は、印刷用紙Pをユニット本体2内へ
挿嵌する際に矢印方向へ回転され開放されるものであ
り、図1中の2点差線で図示された位置まで回転させ
て、開放することができる。よって、かかる開閉扉4を
開放することにより、ユニット本体2内に印刷用紙Pを
容易に挿嵌することができる。また、給紙時にユニット
本体2内いずれかの箇所に印刷用紙Pが挟まり込んだ場
合にも、開閉扉4を開放することにより、かかる印刷用
紙Pをユニット本体2内から容易に除去することができ
る。
2内に挿嵌された印刷用紙Pを保持するための略板状の
用紙ガイド5が上方へ向けて延出されている。この用紙
ガイド5は、その下側部分がユニット本体2の内部上端
近傍にガイド支軸6を介して回転可能に取着されてお
り、かかるガイド支軸6を介して回転させることによ
り、ユニット本体2内に収納可能に形成されている。ま
た、かかる用紙ガイド5は、ユニット本体2の両側部
分、即ち、図1の紙面に対する略垂直方向における両側
部分にそれぞれ取着されている。
方へ向けて延出した延長ガイド7が取着されている。こ
の延長ガイド7は、ユニット本体2内に挿嵌される印刷
用紙Pの保持長さを大きくして、印刷用紙Pの上側部分
が垂れ下がるのを防止するためのものであり、略丸棒状
のバネ鋼材等の弾性材料で形成されている。よって、用
紙長さの大きな印刷用紙Pがユニット本体2内に挿嵌さ
れる場合であっても、延長ガイド7の延出長さ分だけ印
刷用紙Pの保持長さが延長されるので、かかる延長ガイ
ド7により印刷用紙Pの垂れ下がりを抑制することがで
きる。尚、図1では、その手前側、即ち、図1の紙面に
対する垂直方向における手前側に取着された用紙ガイド
5のみを図示している。
タ20の内部構造を概略的に示した側断面図であり、図
中の矢印は印刷用紙Pの搬送方向(給紙方向)を図示し
ている。図2に示すように、上述した用紙ガイド5の前
面(図2の左側)には印刷用紙Pが載置される略平面状
の用紙載置面5aが形成されており、かかる用紙載置面
5aに連続する上方部分には、ユニット本体2の内方へ
向けて下降傾斜して形成された傾斜面5bが形成されて
いる。なお、図2中では、その奥側、即ち、図1の紙面
に対する垂直方向における奥側に取着された用紙ガイド
5を図示している。
体2の内部には、複数枚の印刷用紙Pを積層状態で挿嵌
することができる空間である用紙挿嵌部2aが内設され
ており、この用紙挿嵌部2aの上端部には、かかる用紙
挿嵌部2aと外空間とを連通するため開口である上面視
矩形状の開口部2bが穿設されている。よって、かかる
開口部2bから印刷用紙Pの上側部分を上方へ向けて突
出させて、その印刷用紙Pの上側部分を用紙ガイド5に
より保持することができるのである。また、用紙挿嵌部
2aの略中央部分における前方(図2の左側方向)の内
壁には、用紙挿嵌部2a内に挿嵌された印刷用紙Pを押
止するための圧板8が支軸8aを介して揺動可能に軸支
されている。
嵌部2aの下側には、用紙挿嵌部2aに挿嵌された複数
枚の印刷用紙Pを一枚毎に小型プリンタ20へ給紙する
給紙ローラ9がローラ軸10を介して回転可能に軸支さ
れ、給紙ローラ9の下流側には、小型プリンタ20の挿
入口24に連通する正面視矩形状の送紙口11が穿設さ
れている(図3参照)。よって、用紙挿嵌部2aに挿嵌
された複数枚の印刷用紙Pを給紙ローラ9により一枚毎
に送紙口11へ搬送することができ、かかる送紙口11
から印刷用紙Pを小型プリンタ20の挿入口24へ給紙
することができる。従って、小型プリンタ20により大
量に印刷を行う場合に、複数枚の印刷用紙Pを小型プリ
ンタ20の挿入口24へ手差しで給紙する必要がない。
尚、給紙ローラ9は、図1の紙面に対する略垂直方向
(図3の左右方向)における両側部分に取着されている
(図3参照)。
ト1が装着される小型プリンタ20について説明する。
図2に示すように、小型プリンタ20は、略箱状体に形
成されたプリンタ本体21と、そのプリンタ本体21の
上部に着脱自在に形成され装着されたプリンタカートリ
ッジ22とを備えている。この小型プリンタ20は、プ
リンタ本体21の上部に装着されたプリンタカートリッ
ジ22の所定位置に配設されたインクカートリッジ31
からキャリッジ30に装着された印字ヘッド29へイン
クを供給して、かかるインクを印字ヘッド29の各ノズ
ル29aから印刷用紙Pへ吐出して印刷を行うものであ
る。
て、プリンタ本体21の前面下方(図1左側)には、印
刷済みの印刷用紙Pを排出するための矩形状の開口部で
ある排紙口23が穿設されており、プリンタ本体21の
後面下方(図1右側)には、未使用の印刷用紙Pが給紙
される挿入口24が穿設されている。この挿入口24か
ら給紙された印刷用紙Pの搬送方向(矢印方向)におけ
る下流側には、印刷用紙Pを搬送するための搬送ローラ
25と、その搬送ローラ25へ印刷用紙Pを押圧するた
めの押さえローラ26とが配設されており、かかる両者
が共働することによって、印刷用紙Pを押圧し挟持しつ
つ搬送することができる。
下流側には、搬送ローラ25により搬送された印刷用紙
Pをプリンタ本体21外へ排出するための排紙ローラ2
7と、その排紙ローラ27へ印刷用紙Pを押圧するため
の押さえローラ28とが配設されている。また、搬送ロ
ーラ25および排紙ローラ27の間に位置する印刷用紙
Pの上方には、キャリッジ30に着脱自在に装着された
印字ヘッド29が配設されている。印字ヘッド29は、
プリンタ本体21のフレーム(図示せず)に横架された
ガイドバー33に沿って図2の奥行き方向(図2の紙面
に対する垂直方向)に往復移動可能なキャリッジ30に
着脱自在に装着されている。この印字ヘッド29の印刷
用紙P側には、搬送ローラ25等に挟持された印刷用紙
Pへインクの吐出を行うためのノズル29aが形成され
ている。
ず)から駆動力が供給されることにより印字ヘッド29
を搭載してプリンタ本体21内を往復移動するものであ
り、搬送ローラ25や排紙ローラ27はLFモータ(図
示せず)から回転力が供給されることにより回転して印
刷用紙Pを搬送するものである。
カートリッジ31がプリンタカートリッジ22に積層状
態で装着されており、かかる各インクカートリッジ31
はプリンタカートリッジ22に着脱可能に形成されてい
る。また、各インクカートリッジ31には、その上方か
ら順にブラック、イエロー、シアンおよびマゼンタの色
のインクが充填されている。各インクカートリッジ31
には、印字ヘッド29へインク供給するためのインク供
給チューブ32の一端が継合されており、これらのイン
ク供給チューブ32の他端は、インクカートリッジ31
の下方に配設された印字ヘッド29の上部にそれぞれ継
合されている。
して、印字ヘッド29と各インクカートリッジ31とを
継合することにより、プリンタカートリッジ22の所定
位置に配設されたインクカートリッジ31から、キャリ
ッジ30に装着されて図2の奥行き方向(図2の紙面に
対する垂直方向)へ小型プリンタ20内を往復移動する
印字ヘッド29へインクを供給することができるのであ
る。
び小型プリンタ20によれば、複数枚の印刷用紙Pが積
層状態で用紙挿嵌部2aへ挿嵌されると、かかる印刷用
紙Pが用紙ガイド5,5により保持される。しかも、用
紙ガイド5,5の上方には、延長ガイド7が更に延出さ
れている。よって、給紙ユニット1の用紙挿嵌部2aに
挿嵌される印刷用紙Pの保持長さは、印刷用紙Pの給紙
方向における一対の用紙ガイド5,5の長さに加えて、
延長ガイド7の延出部分の長さだけ延長されるので、そ
の分、用紙長さの大きな印刷用紙Pを保持することがで
きる。
納された印刷用紙Pが、給紙ローラ9によって、送紙口
11および挿入口24へ一枚毎に給紙されると、印刷用
紙Pは、搬送ローラ25および押さえローラ26によっ
て、印字ヘッド29の下方へ搬送される。搬送された印
刷用紙Pは、印字ヘッド29の下方を通過する際に、キ
ャリッジ30に搭載された印字ヘッド29のノズル29
aから吐出されるインクによって印刷され、印刷済みの
印刷用紙Pは、排紙ローラ27および押さえローラ28
によって、排紙口23から排紙される。尚、各インクカ
ートリッジ31に充填されたインクは、各インク供給チ
ューブ32を介して印字ヘッド29へ供給され、印字ヘ
ッド290のノズル29aから吐出される。
給紙ユニット1の部分断面図であり、図中の矢印F1
は、延長ガイド7の収納方向を示しており、矢印F1
1,F12は、延長ガイド7による用紙ガイド5,5の
付勢方向をそれぞれ図示しており、矢印R11,R12
は、用紙ガイド5,5の収納時における回転方向をそれ
ぞれ示している。図3に示すように、上述した装着アー
ム3は、ユニット本体2の両側部分にそれぞれ取着され
ており、各装着アーム3,3はそれぞれ左右対称に形成
されている。また、上述した用紙ガイド5は、ガイド軸
6を介して、ユニット本体2の開口部2aにおける左右
両側部分にそれぞれ回転可能に取着されている。
平板状にそれぞれ形成されており、矢印R11,R12
方向へそれぞれ回転させることにより、ユニット本体2
の開口部2bを通過して、用紙挿嵌部2a内の2点鎖線
の位置にそれぞれ収納することができる。よって、給紙
ユニット1を携帯して持ち運ぶ場合に、給紙ユニット1
を小型化することができるのである。この各用紙ガイド
5,5には、印刷用紙Pを載置するための上述した用紙
載置面5a,5aがそれぞれ形成されており、かかる用
紙載置面5a,5aに印刷用紙Pが載置されることよ
り、用紙挿嵌部2a内に挿嵌される印刷用紙Pを保持す
ることができる。
は、上述した傾斜面5b,5bがそれぞれ形成されてお
り、この傾斜面5b,5bは、ユニット本体2の内方へ
向けて下降傾斜して形成されている。よって、かかる傾
斜面5b,5bにより、用紙ガイド5,5の用紙載置面
5a,5aに載置された印刷用紙Pの左右方向(用紙幅
方向)における略中央部分が撓ますことができ、印刷用
紙Pの上側部分の垂れ下がりを防止することができる。
側縁部分、及び、図3の右側に取着された用紙ガイド5
の右側縁部分には略矩形平板状の側壁板5c,5cが用
紙載置面5a,5aから略垂直方向(図3の手前側)へ
向けてそれぞれ立設されている。この各側壁板5c,5
cは、印刷表紙Pの給紙方向(図3の上下方向)に略直
交する方向における印刷用紙Pの用紙幅方向両側部分を
案内するものであり、一対の用紙ガイド5,5がユニッ
ト本体2の上方へ延出された状態で、印刷用紙Pの給紙
方向と略平行になるように形成されている。
分には、上述した延長ガイド7の両端部分がそれぞれ取
着されている。この延長ガイド7は、上述した略丸棒状
のバネ鋼材等の弾性材料が略く字状に折り曲げられて形
成されており、かかる両端部分は各用紙ガイド5,5に
回転可能に取着されている。この延長ガイド7の両端部
分には、延長ガイド7を各用紙ガイド5,5に取着する
ための連結部7a,7aが形成されている。この連結部
7a,7aは、それぞれ略同一形状に形成されており、
上述した図2に示すように延長ガイド7の端部が略鍵状
に折り曲げられて形成されており、各用紙ガイド5,5
の用紙載置面5a,5aに穿設された通穴にそれぞれ貫
通されることにより、用紙ガイド5,5および延長ガイ
ド7を連結している。
ガイド7は弾性材料で形成されており、各用紙ガイド
5,5を矢印F11,F12方向へそれぞれ付勢可能に
形成されている。即ち、延長ガイド7は、各用紙ガイド
5,5が用紙挿嵌部2aから引き出された場合に、各用
紙ガイド5,5を矢印R11,R12方向と反対方向へ
向けて付勢することができ、各用紙ガイド5,5のガタ
つきを防止することができる。よって、給紙ユニット1
が印刷用紙Pを給紙する場合に、用紙ガイド5,5がガ
タつき、矢印R11またはR12へ回転してしまうこと
防止でき、かかる用紙ガイド5,5のガタつきにより印
刷用紙Pが斜行して給紙されることを防止することがで
きる。
および延長ガイド7によれば、給紙ユニット1を携帯し
て持ち運ぶ場合に、延長ガイド7を矢印F1方向へ向け
て押し込むことにより、延長ガイド7および用紙ガイド
5,5をユニット本体2の用紙挿嵌部2a内へ収納して
小型化することができる。用紙ガイド5,5および延長
ガイド7をユニット本体2の用紙挿嵌部2a内へ収納す
る場合には、まず、延長ガイド7を矢印F1方向、即
ち、用紙挿嵌部2a内へ押し込むと、延長ガイド7が反
矢印F11および反矢印F12方向へ向けて弾性変化す
ると共に、一対の用紙ガイド5,5が矢印R11,R1
2方向へ向けて回転して、図3中の2点鎖線の位置(図
4中の実線で示す位置)に用紙ガイド5,5および延長
ガイド7が到達して用紙挿嵌部2a内に収納される。よ
って、延長ガイド7を用紙挿嵌部2a内へ押し込むこと
により、各用紙ガイド5,5をユニット本体2の用紙挿
嵌部2a内へ一括して収納することができ、給紙ユニッ
ト1を小型化することができるのである。
長ガイド7を収納した状態における給紙ユニット1を正
面視した部分断面図であり、図中の矢印F2は、延長ガ
イド7の引出方向を示しており、矢印F21,F22
は、延長ガイド7による用紙ガイド5,5の付勢方向を
それぞれ示しており、矢印R21,R22は、用紙ガイ
ド5,5の延出時における回転方向をそれぞれ示してい
る。図4に示すように、上述した一対の用紙ガイド5,
5および延長ガイド7はユニット本体2の用紙挿嵌部2
a内に収納可能に形成されている。また、かかる各用紙
ガイド5は、ガイド軸6を介して、矢印R21,R22
方向へ向けて回転して、ユニット本体2の開口部2aか
ら用紙挿嵌部2a外の2点鎖線の位置まで延出すること
ができる。
は、用紙ガイド5,5が用紙挿嵌部2a内に収納された
状態において、ユニット本体2の開口部2bを閉鎖する
ように形成され、その各端部5c1,5c1が互いに対
向するように形成されている。しかも、この状態におい
て、左側の用紙ガイド5の側壁板5cにおける端部5c
1と右側の用紙ガイド5の側壁板5cにおける端部5c
1との間には間隙2cが形成されており、かかる間隙2
cから延長ガイド7の上端部分が突出されている。よっ
て、延長ガイド7を用紙挿嵌部2a内から引き出す場合
に、その間隙2cから突出された延長ガイド7を摘んで
容易に引き出すことができるのである。
ており、各用紙ガイド5,5を矢印F21,F22方向
へそれぞれ付勢可能に形成されている。即ち、各用紙ガ
イド5,5が用紙挿嵌部2a内に収納された場合に、延
長ガイド7は各用紙ガイド5,5を矢印R21,R22
方向と反対方向へ向けて付勢するので、用紙挿嵌部2a
内における各用紙ガイド5,5のガタつきを防止するこ
とができる。よって、給紙ユニット1を携帯して持ち運
ぶ場合にも、一対の用紙ガイド5,5のガタつきが防止
されるので、その各用紙ガイド5,5がユニット本体2
内から飛び出したり、持ち運ぶ際の衝撃により用紙ガイ
ド5,5が破損してしまうことを防止することができ
る。
および延長ガイド7によれば、給紙ユニット1を使用し
て給紙を行う場合に、延長ガイド7を矢印F2方向へ向
けて引き出すことにより、延長ガイド7および用紙ガイ
ド5,5をユニット本体2の用紙挿嵌部2a内から引き
出すことができる。用紙ガイド5,5および延長ガイド
7を引き出す場合には、まず、延長ガイド7を用紙挿嵌
部2a内から矢印F2方向へ引き出すと、延長ガイド7
が反矢印F21および反矢印F22方向へ向けて弾性変
化すると共に、一対の用紙ガイド5,5が矢印R21,
R22方向へ向けて回転して、図4中の2点鎖線の位置
(図3中の実線で示す位置)に用紙ガイド5,5および
延長ガイド7が到達して用紙挿嵌部2aから外方へ向け
て延出される。よって、延長ガイド7を用紙挿嵌部2a
から引き出すことにより、各用紙ガイド5,5がユニッ
ト本体2の用紙挿嵌部2a内から一括して引き出すこと
ができ、かかる用紙ガイド5,5および延長ガイド7に
より印刷用紙Pを保持して、小型プリンタ20へ給紙を
行うことができるのである。
アーム3の拡大側面図である。上述した装着アーム3の
アーム軸3aの取着部分に対応するユニット本体2の手
前側面、即ち、図5の紙面に対する略垂直方向における
手前側面には、略V字凹状に形成された略同一形状の1
0個のラチェット溝2f1〜2f10がそれぞれ凹設さ
れている。このラチェット溝2f1〜2f10は、後述
する装着アーム3のアーム軸3aと協動して装着アーム
3がユニット本体2に対して相対的に回転することを抑
止するものである。このラチェット溝2f1〜2f10
のうちラチェット溝2f1〜2f5はアーム軸3aの上
側部分に対応するユニット本体2の側面部分に略等間隔
で周設されており、ラチェット溝2f6〜2f10はア
ーム軸3aの下側部分に対応するユニット本体2の側面
部分に略等間隔で周設されている。しかも、ラチェット
溝2f1およびラチェット溝2f6は、装着アーム3の
アーム軸3aの軸心を対称中心とした場合における点対
称の位置関係を有しており、同様に、ラチェット溝2f
2〜2f5およびラチェット溝2f6〜2f10もそれ
ぞれ点対称の位置関係を有している。
されたユニット本体2の側面と対向する装着アーム3a
のアーム軸3aの部分には、一対のラチェット爪3a
1、3a1がユニット本体2配設側へ向けて突設されて
いる(図6参照)。この一対のラチェット爪3a1,3
a1は、上述したラチェット溝2f1〜2f10と協動
することにより、装着アーム3がユニット本体2に対し
て相対的に回転することを抑止するものであり、各ラチ
ェット溝2f1〜2f10の形状に適合して形成され、
各ラチェット溝2f1〜2f10に嵌合可能にそれぞれ
形成されている。
ラチェット爪3a1,3a1はユニット本体2のラチェ
ット溝2f3,2f8にそれぞれ嵌合され係止されてお
り、装着アーム3のユニット本体2に対する相対的な回
転が抑止されている。よって、小型プリンタ20に装着
された給紙ユニット1が給紙を行う場合に、ユニット本
体2の小型プリンタ20に対する装着状態を小型プリン
タ20の後面(図5右側)から上方へ向けて傾斜した姿
態に維持されている。このため、図2に示すように給紙
ユニット1の送紙口11配設面と小型プリンタ20の挿
入口24配設面とが当接して、給紙ユニット1の送紙口
11と小型プリンタ20の挿入口24とが連通するの
で、給紙ユニット1により印刷用紙Pを小型プリンタ2
0へ給紙することができるのである。
る取着部材3bの略中央部分には、略円筒状の嵌合軸3
b1が上述したラチェット爪3a1の突設方向と略同一
方向(図5の紙面に対する略垂直方向の奥側)へ向けて
突設されている。この嵌合軸3b1は、プリンタ本体2
1に取着部材3bを取着するためのものであり、プリン
タ本体21の側面上部に凹設された円形状の嵌合穴21
a内に回転可能に嵌合されている(図6参照)。しか
も、この嵌合軸3b1はプリンタ本体21の嵌合穴21
aを図5の紙面に対する略垂直方向へ向けて摺動可能に
形成されているので、後述する装着アーム3のアーム軸
3aの摺動動作に連動して、嵌合穴21a内を摺動する
ことができる。
爪3b2が嵌合軸3b1の突設方向と略同一方向へ向け
て突設されている(図6参照)。この一対の係合爪3b
2,3b2は、嵌合軸3b1が嵌合穴21a内で回転す
ることを抑止するためのものであり、プリンタ本体21
の側面上部に凹設された嵌合穴21aの上方および下方
部分にそれぞれ凹設された一対の係合溝21b,21b
の形状に適合し、かつ、係合可能にそれぞれ形成されて
いる(図6参照)。しかも、図5に示すように、給紙ユ
ニット1が小型プリンタ20に装着された状態では、各
係合爪3b2,3b2が各係合溝21b,21bに係合
されているので、嵌合軸3b1が嵌合穴21a内で回転
することを抑止することができる。よって、装着アーム
3がプリンタ本体21に対して回転したり、ガタつくこ
とを防止することができるのである。
各係合爪3b2,3b2は、上述したアーム軸3aのラ
チェット爪3a1,3a1と略同一形状に形成されてお
り、プリンタ本体21の係合溝21b,21bは、上述
したユニット本体2のラチェット溝2f1〜2f10と
略同一形状に形成されている。また、プリンタ本体21
の嵌合穴21a、一対の係合溝21b,21bおよびロ
ック溝21cは、プリンタ本体21の両側面、即ち、図
5の紙面に対する略垂直方向における手前側面と奥側面
にそれぞれ形成されている。
3cには、プリンタ本体21の側面に凹設された矩形状
のロック溝21cに係合可能に形成されたロック爪3c
1が取着されている。よって、かかるロック部材3cの
ロック爪3c1をプリンタ本体21のロック溝21cに
係合することにより、小型プリンタ20に装着された給
紙ユニット1のガタつきを防止することができる。尚、
本実施例では、ロック部材3cのロック爪3c1はPO
M等の合成樹脂等で形成された装着アーム3に一体成形
した。しかしながら、必ずしもロック爪3c1を合成樹
脂等で形成する必要はなく、例えば、バネ鋼材等の弾性
材料で形成しても良い。
アーム3およびユニット本体2の部分断面図であり、図
3および図4の右側に図示された装着アーム3を示して
おり図中の矢印Yは、装着アーム3の摺動方向を示して
いる。図6に示すように、装着アーム3のアーム軸3a
におけるユニット本体2の側面との対向部分には、上述
した一対のラチェット爪3a1,3a1がユニット本体
2の内方(図6の左側)へ向けて突設されており、これ
らのラチェット爪3a1,3a1は上述したラチェット
溝2f3,2f8にそれぞれ嵌合されている。尚、図6
中では、プリンタ本体21の一部を2点鎖線で図示して
いる。
央部分にはユニット本体2の内方(図6の左側)へ向け
て突出した略円柱状の摺動軸3a2が形成されている。
この摺動軸3a1は、ユニット本体2の右側面に穿設さ
れた摺動穴2dに回転可能かつ摺動可能に嵌合されてお
り、ユニット本体2の摺動穴2dの縁部分に外方(図6
の右側)へ向けて立設されたガイド壁2eにより案内さ
れて、摺動穴2d内を矢印Yまたは反矢印Y方向へ向け
て摺動することができる。摺動軸3a2の右端面には円
形状のザグリ穴3a3が凹設されており、このザグリ穴
3a3の左端面であって、摺動軸3a2の上下方向略中
央部分にはザグリ穴3a3に連通した通穴3a4が穿設
されている。このザグリ穴3a3および通穴3a4には
公知の締め付け用部材であるボルト部材3dが填め込ま
れており、ザグリ穴3a3にはボルト部材3dの略円盤
状に形成されたボルト頭3d1が填り込み、通穴3a4
にはボルト部材3dの略円柱状に形成された軸部3d2
が挿入されている。
3a2の左側にはブッシュ3eおよび弾性部材3fが配
設されている。このブッシュ3eは、弾性部材3fを保
持するためのものであり、略円柱状に形成されたブッシ
ュ軸部3e1と、そのブッシュ軸部3e1の一端(図6
の左側)に一体成型された略円盤状のストッパ部3e2
とを備えている。ブッシュ軸部3e1の略中央部分には
ネジ穴3e3が穿設されており、このネジ穴3e3の内
周にはボルト部材3dの軸部3d2の外周に螺刻された
おねじに螺合可能なめねじが螺刻されている。かかるネ
ジ穴3e3には摺動軸3a2に填め込まれたボルト部材
3dの軸部3dの先端側が螺合されており、かかるボル
ト部材3dを介して、摺動軸3a2とブッシュ3dとが
連結されている。
アーム軸3aの摺動軸3a2の外径と略等しく形成され
ており、ユニット本体2の右側面に穿設された摺動穴2
dに回転可能かつ摺動可能に嵌合可能に形成されてい
る。ブッシュ3eはアーム軸部3aの摺動軸3a2にボ
ルト部材3dにより連結されているので、装着アーム3
の矢印Yまたは反矢印Y方向への摺動に連動して、摺動
穴2d内をガイド壁2eにより案内されて、矢印Yまた
は反矢印Y方向へ向けて摺動することができる。ブッシ
ュ3のストッパ部3e2は弾性部材3fがブッシュ軸部
3e1から抜け落ちることを防止するものであり、その
外径がブッシュ軸部3e1の外径より大きく形成され、
その縁部分が装着アーム3側へ向けて突出して形成され
ている。よって、ブッシュ3eのブッシュ軸部3e1に
巻着された弾性部材3fがブッシュ軸部3e1から抜け
落ちることを防止することができる。
には弾性部材3fが巻着されている。この弾性部材3f
は、ブッシュ3eを介して装着アーム3をユニット本体
2の内方(図6の左側)へ向けて付勢するものであり、
バネ鋼材等により形成された公知のコイルスプリングで
あり、その一端側(図6の左側)がブッシュ3eのスト
ッパ部3e2の右端面(図6の右側)に当接し、その他
端側(図6の右側)がユニット本体2の右内壁面に当接
して、装着アーム3をユニット本体2の内方へ向けて付
勢している。よって、弾性部材3fによって、装着アー
ム3はユニット本体2の内方へ向けて付勢されるので、
装着アーム3の一対のラチェット爪3a1,3a1がユ
ニット本体2の各ラチェット溝2f1〜2f10のいず
れかに嵌合され係止された場合に、各ラチェット溝2f
1〜2f10のいずれかに嵌合された各ラチェット爪3
a1,3a1が外れることを防止することができる。
bには、上述した略円筒状の嵌合軸3b1がアーム軸3
aの摺動軸3a2と略同一方向へ向けて突設され、この
嵌合軸3b1の上方および下方には一対の係合爪3b
2,3b2が嵌合軸3b1の突設方向と略同一方向へ向
けてそれぞれ突設されている。
ユニット本体2の部分断面図であり、図中の矢印Xは、
装着アーム3がユニット本体2に対して時計方向へ回転
される場合において、ラチェット爪3a1がラチェット
溝2f3対して相対的に移動する方向を示しており、図
中の矢印Yは、装着アーム3の摺動方向を図示してい
る。
に凹設されたラチェット溝2f3は上面視略V字状の傾
斜面が形成されており、かかるラチェット溝2f3に嵌
合する装着アーム3に突設されたラチェット爪3a1も
ラチェット溝2f3の外形に適合して略V字状に形成さ
れている。このラチェット爪3a1およびラチェット溝
2f3によれば、装着アーム3がユニット本体2に対し
て矢印X方向へ向けて相対的に回転される場合には、ラ
チェット爪3a1がラチェット溝2f3の矢印X方向側
(図7の上側)の傾斜面に沿って図7の右上方へ向けて
相対的にスライドすると共に、弾性部材3fによって矢
印Y方向へ向けて付勢された装着アーム3およびブッシ
ュ3fが弾性部材3fの付勢力に抗して反矢印Y方向へ
摺動して、ラチェット爪3a1がラチェット溝2f3か
ら外れて、ユニット本体2が装着アーム3に対して相対
的に回転可能となる。一方、装着アーム3がユニット本
体2に対して反矢印X方向へ向けて相対的に回転される
場合には、ラチェット爪3a1がラチェット溝2f3の
反矢印X方向側(図7の下側)の傾斜面に沿って図7の
右下方へ向けて相対的にスライドすると共に、弾性部材
3fによって矢印Y方向へ向けて付勢された装着アーム
3およびブッシュ3fが弾性部材3fの付勢力に抗して
反矢印Y方向へ摺動して、ラチェット爪3a1がラチェ
ット溝2f3から外れて、ユニット本体2が装着アーム
3に対して相対的に回転可能となる。尚、上述した装着
アーム3の取着部材3bにおける各係合爪3b2,3b
2は、アーム軸3aのラチェット爪3a1,3a1と略
同一形状に形成されており、プリンタ本体21の係合溝
21b,21bは、上述したユニット本体2のラチェッ
ト溝2f1〜2f10と略同一形状に形成されている。
ム3の動作について説明する。例えば、図6に示す装着
アーム3をユニット本体2に対して回転させる場合に
は、まず、装着アーム3の取着部材3b近傍を手などで
掴み、図6の紙面に対する略垂直方向へ向けて装着アー
ム3を押すか又は引くかして、装着アーム3をユニット
本体2に対して回転させる。即ち、図5に示す装着アー
ム3をユニット本体2に対して相対的に回転させる。装
着アーム3がユニット本体2に対して相対的に回転され
ると、図6に示す装着アーム3のラチェット爪3a1,
3a1がユニット本体2の側面に凹設されたラチェット
溝2f3,2f8から徐々に外れると共に、摺動軸3a
2およびブッシュ軸部3e1を介して装着アーム3およ
びブッシュ3fが反矢印Y方向へ向けて摺動される。
方向、即ち、図6の反矢印Y方向へ向けて引っ張り、装
着アーム3およびブッシュ3fを図6の反矢印Y方向へ
向けて摺動させることにより、図6に示すラチェット爪
3a1,3a1をラチェット溝2f3,2f8から外す
こともできる。
されると、ブッシュ3eにより保持された弾性部材3f
がストッパ部3e2およびユニット本体2の内壁面によ
り圧縮されて収縮されると共に、ラチェット爪3a1,
3a1がラチェット溝2f3,2f8から完全に外れて
装着アーム3がユニット本体2に対して相対的に回転可
能となる。その後、装着アーム3をユニット本体2に対
して相対的に更に回転すると、ラチェット爪3a1,3
a1がラチェット溝2f3,2f8に隣接して凹設され
たラチェット溝2f2,2f7またはラチェット溝2f
4,2f9に徐々に嵌合すると共に、ブッシュ3eが圧
縮された弾性部材3fの復元力により、矢印Y方向へ向
けて付勢される。ブッシュ3eが矢印Y方向へ向けて付
勢されると、摺動軸3a2およびブッシュ軸部3e1を
介して装着アーム3およびブッシュ3fが矢印Y方向へ
向けて摺動され、ラチェット爪3a1,3a1がラチェ
ット溝2f3,2f8に隣接して凹設されたラチェット
溝2f2,2f7またはラチェット溝2f4,2f9に
完全に嵌合され係止されて、装着アーム3のユニット本
体2に対する相対的な回転が抑止されるのである。上記
のように装着アーム3をユニット本体2に対して相対的
に回転することにより、給紙ユニット1の小型プリンタ
20に対する装着状態を複数の姿態に変化することがで
きる。
ト1を小型プリンタ20に装着する場合には、図3およ
び図4に示す装着アーム3,3をユニット本体2の外方
へ向けてそれぞれ引き出す。即ち、図3に示すユニット
本体2の左側部分に取着された装着アーム3をユニット
本体2の反配設側(図3の左側)へ向けて引き出し、ユ
ニット本体2の右側部分に取着された装着アーム3をユ
ニット本体2の反配設側(図3の右側)へ向けて引き出
す。このように、各装着アーム3,3がそれぞれユニッ
ト本体2の外方へ向けて引き出された後、各装着アーム
3,3の取着部材3b,3bが小型プリンタ20のプリ
ンタ本体21の両側部分にそれぞれ凹設された嵌合穴2
1a,21aにそれぞれ嵌合されるのである。
20に装着された給紙ユニット1の収納状態における側
面図である。図8に示すように、給紙ユニット1の装着
アーム3のラチェット爪3a1,3a1はユニット本体
2のラチェット爪2f2,2f7に嵌合され係止されて
おり、かかる装着アーム3を介して、給紙ユニット1が
小型プリンタ20の上下方向(図8の上下方向)に対し
て略平行となるように配置されている。よって、給紙ユ
ニット1の装着状態を図8に示す姿態に変化することに
より、図1および図5に示す給紙ユニット1の装着状態
に比べて、給紙ユニット1の装着された小型プリンタ2
0をコンパクト化することができる。このため、給紙ユ
ニット1を装着された小型プリンタ20を小型のバッグ
などに収納して持ち運ぶことができるのである。
20に装着された給紙ユニット1の収納状態における側
面図である。図9に示すように、給紙ユニット1の装着
アーム3のラチェット爪3a1,3a1はユニット本体
2のラチェット爪2f2,2f7に嵌合され係止され、
かつ、係合爪3b2,3b2および係合溝21b,21
bは図8の係合状態に対して略180度回転した状態で
係合されている。このため、給紙ユニット1は、装着ア
ーム3を介して小型プリンタ20の上方に配置されてい
る。よって、給紙ユニット1の装着状態を図9に示す姿
態に変化させることにより、図8に示す小型プリンタ2
0および給紙ユニット1の奥行き(図8の左右方向)幅
に比べて、図9に示す小型プリンタ20および給紙ユニ
ット1の奥行き(図9の左右方向)幅を小さくすること
ができる。よって、給紙ユニット1が装着された小型プ
リンタ20を奥行き(図9の左右方向)幅が小さく、か
つ、図9の上下方向に長く形成されたバッグなどに収納
して持ち運ぶことができるのである。
ンタ20が分離された状態における側面図である。図1
0に示すように、給紙ユニット1の装着アーム3のラチ
ェット爪3a1,3a1はユニット本体2のラチェット
爪2f1,2f6に嵌合され係止され、装着アーム3の
嵌合軸3b1および係合爪3b2,3b2がプリンタ本
体21の嵌合穴21aおよび係合溝21b,21bから
取り外されており、給紙ユニット1および小型プリンタ
20が分離されている。よって、給紙ユニット1および
小型プリンタ20分離した状態でバッグなどに収納して
持ち運ぶことができる。また、給紙ユニット1の装着状
態を図10に示す姿態に変化させることにより、装着ア
ーム3の取着部材3bがユニット本体2の前面側(図1
0の左側)から大きく突出することが防止することがで
き、給紙ユニット1をコンパクト化することができる。
ンタ20が分離された状態における側面図であり、図中
の2点鎖線は小型プリンタ20を図示している。図11
に示すように、給紙ユニット1の装着アーム3のラチェ
ット爪3a1,3a1はユニット本体2のラチェット爪
2f4,2f9に嵌合され係止され、装着アーム3の嵌
合軸3b1および係合爪3b2,3b2がプリンタ本体
21の嵌合穴21aおよび係合溝21b,21bから取
り外されており、給紙ユニット1および小型プリンタ2
0が分離されている。このように、装着アーム3をユニ
ット本体2に対して相対的に回転させて、図11に示す
状態にすることにより、装着アーム3によって、給紙ユ
ニット1のユニット本体2を机上などに倒立した状態で
支持することができるのである。
ンタ20が分離された状態における側面図であり、図中
の2点鎖線は小型プリンタ20を図示している。図12
に示すように、給紙ユニット1の装着アーム3のラチェ
ット爪3a1,3a1はユニット本体2のラチェット爪
2f5,2f10に嵌合され係止され、装着アーム3の
嵌合軸3b1および係合爪3b2,3b2がプリンタ本
体21の嵌合穴21aおよび係合溝21b,21bから
取り外されており、給紙ユニット1および小型プリンタ
20が分離されている。このように、装着アーム3をユ
ニット本体2に対して相対的に回転させて、図12に示
す状態にすることにより、装着アーム3によって、給紙
ユニット1のユニット本体2を机上などに倒立した状態
で支持することができるのである。
ニット1によれば、装着アーム3のアーム軸3aはユニ
ット本体2に回転可能に取着されているので、かかる装
着アーム3により小型プリンタ20に装着されたユニッ
ト本体2を小型プリンタ20に対して相対的に回転し
て、ユニット本体2の装着状態を小型プリンタ20に対
して2以上の姿態に変化させることができる。例えば、
給紙ユニット1と小型プリンタ20とを共に持ち運ぶ場
合には、装着アーム3によってユニット本体2または小
型プリンタ20の一方を他方に対して回転し折り畳むこ
とにより、給紙ユニット1が装着された小型プリンタ2
0をコンパクト化することができる。よって、給紙ユニ
ット1が装着された小型プリンタ20をバッグなどに収
納して容易に持ち運ぶことができる。しかも、給紙ユニ
ット1を小型プリンタ20と分離せずに持ち運ぶことが
できるので、給紙ユニット1と小型プリンタ20とを分
離して別々に持ち運ぶ場合に比べて、給紙ユニット1の
装着作業を簡略化することができる。特に、携帯型の小
型プリンタ20の場合には頻繁に持ち運ばれるので、給
紙ユニット1の設置作業が煩雑になってしまうことを防
止することができるのである。
0に装着された給紙ユニット1を使用して小型プリンタ
20へ印刷用紙Pを給紙する場合に、装着アーム3のア
ーム軸3aに配設されたラチェット爪3a1,3a1お
よびラチェット溝2f1〜2f10によって、ユニット
本体2が小型プリンタ20に対して相対的に回転するこ
とを抑止することができる。よって、小型プリンタ20
に装着されたユニット本体2のガタつきが防止されるの
で、小型プリンタ20に対するユニット本体2の位置ズ
レを防止することができ、印刷用紙Pを円滑に給紙する
ことができる。一方、給紙ユニット1を小型プリンタ2
0に装着した状態で持ち運ぶ場合にも、ラチェット爪3
a1,3a1およびラチェット溝2f1〜2f10によ
って、装着アーム3により小型プリンタ20に装着され
たユニット本体2のガタつきが防止されるので、持ち運
ぶ際の衝撃によりユニット本体2と小型プリンタ20と
が衝突して破損することを防止することができる。
3のラチェット爪3a1,3a1はユニット本体2の側
面に凹設されたラチェット溝2f1〜2f10のいずれ
かに係止されるので、ユニット本体2または小型プリン
タ20の一方が他方に対して回転することを抑止するこ
とができる。また、小型プリンタ20またはユニット本
体2の一方を他方に対して回転させることにより、又
は、装着アーム3を弾性部材3fの反付勢方向、即ち、
図6の反矢印Y方向へ引っ張ることにより、ラチェット
爪3a1,3a1およびラチェット溝2f1〜2f10
のいずれかの係止状態は解除されるので、装着アーム3
により小型プリンタ20に装着されたユニット本体2の
装着状態を容易に変化させることができる。
するための装着アーム3は印刷用紙Pの給紙方向に直交
する方向におけるユニット本体2の両側部分にそれぞれ
取着されているので、装着アーム3に加わるユニット本
体2の重量を各装着アーム3に分散して、各装着アーム
3のそれぞれに加わる負荷を低減することができる。
装着アーム3の取着部材3bは小型プリンタ20に装着
された状態で回転可能に形成されているので、装着アー
ム3のアーム軸3aおよび取着部材3bのそれぞれを回
転することにより、小型プリンタ20に装着されたユニ
ット本体2の装着状態を多くの姿態に変化させることが
できる。よって、給紙ユニット1および小型プリンタ2
0をバッグなどに収納して持ち運ぶ場合に、各種バッグ
の形状に応じてユニット本体2の小型プリンタ20に対
する装着状態を変化させることができる。
可能に形成された装着アーム3の取着部材3bには一対
の係合爪3b2,3b2および係合溝21b,21bが
配設されており、かかる一対の係合爪3b2,3b2お
よび係合溝21b,21bによって、装着アーム3が小
型プリンタ20に対して相対的に回転することを抑止す
ることができる。よって、装着アーム3の取着部材3b
を介して装着アーム3または小型プリンタ20の一方が
他方に対して回転され、ユニット本体2の小型プリンタ
20に対する装着状態が変化された場合にも、ユニット
本体2に取着された装着アーム3が小型プリンタ20に
対してガタつくことを防止することができる。
が、本発明は上述した実施例に何ら限定されるものでは
なく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲内で種々の改良変
更が可能であることは容易に推察できるものである。
3,3をユニット本体2の両側部分にそれぞれ独立して
回転可能に取着した。しかしながら、かかる一対の装着
アームは、必ずしもそれぞれ独立して回転可能にユニッ
ト本体に取着する必要はなく、例えば、一対の装着アー
ムの一方が他方に連動して回転動作するように、各装着
アームを連結しても良い。即ち、一対の装着アームにそ
れぞれ配設された一対のブッシュをそれぞれ連結シャフ
トなどを使用して連結しても良い。
軸3aに2つのラチェット爪3a1,3a1をそれぞれ
突設した。しかしながら、装着アームのアーム軸に突設
されるラチェット爪は必ずしも2つである必要はなく、
例えば、装着アームのアーム軸3aに1つ、又は、3以
上のラチェット爪を突設しても良い。
材3bに2つの係合爪3b2,3bをそれぞれ突設し
た。しかしながら、装着アームの取付部材に突設される
係合爪は必ずしも2つである必要はなく、例えば、装着
アームの取着部材に1つ、又は、3以上の係合爪を突設
しても良い。
置本体を印刷装置に装着する支持部材の一端側は装置本
体に回転可能に取着されているので、かかる支持部材に
より印刷装置に装着された装置本体が印刷装置に対して
相対的に回転して、装置本体の装着状態を印刷装置に対
して2以上の姿態に変化させることができる。例えば、
給紙装置と印刷装置とを共に持ち運ぶ場合には、支持部
材によって装置本体または印刷装置の一方を他方に対し
て回転し折り畳むことにより、給紙装置が装着された印
刷装置をコンパクト化することができる。よって、給紙
装置が装着された印刷装置をバッグなどに収納して容易
に持ち運ぶことができるという効果がある。しかも、給
紙装置を印刷装置と分離せずに持ち運ぶことができるの
で、給紙装置と印刷装置とを分離して別々に持ち運ぶ場
合に比べて、給紙装置を印刷装置に装着するための作業
を簡略化することができるという効果がある。
項1に記載の給紙装置の奏する効果に加え、支持部材の
一端側に配設された抑止部材によって、支持部材により
印刷装置に装着された装置本体が印刷装置に対して相対
的に回転することを抑止することができる。よって、給
紙装置を使用して印刷装置へ用紙を給紙する場合に、印
刷装置に装着された装置本体のガタつきが防止されるの
で、印刷装置に対する装置本体の位置ズレを防止するこ
とができ、用紙を円滑に給紙することができるという効
果がある。一方、給紙装置を印刷装置に装着した状態で
持ち運ぶ場合にも、抑止部材によって、支持部材により
印刷装置に装着された装置本体のガタつきが防止される
ので、持ち運ぶ際の衝撃により装置本体と印刷装置とが
衝突して破損することを防止することができるという効
果がある。
項2に記載の給紙装置の奏する効果に加え、付勢部材に
より付勢された支持部材の係止爪は装置本体の一側部分
に凹設された2以上の係止溝のいずれかに係止されるの
で、装置本体または印刷装置の一方が他方に対して回転
することを抑止することができるという効果がある。ま
た、印刷装置または装置本体の一方を他方に対して回転
させることにより、又は、支持部材を付勢部材の反付勢
方向へ引っ張ることにより、係止爪および2以上の係止
溝のいずれかの係止状態は解除されるので、支持部材に
より印刷装置に装着された装置本体の装着状態を容易に
変化させることができるという効果がある。
項1から3のいずれかに記載の給紙装置の奏する効果に
加え、装置本体を印刷装置に装着するための支持部材は
用紙の給紙方向に直交する方向における装置本体の両側
部分にそれぞれ取着されているので、支持部材に加わる
装置本体の重量を各支持部材に分散して、各支持部材の
それぞれに加わる負荷を低減することができるという効
果がある。
項1から4のいずれかに記載の給紙装置の奏する効果に
加え、印刷装置に着脱可能に形成された支持部材の他端
側は印刷装置に装着された状態で回転可能に形成されて
いるので、支持部材の一端側および他端側のそれぞれを
回転することにより、印刷装置に装着された装置本体の
装着状態を多くの姿態に変化させることができる。よっ
て、給紙装置および印刷装置をバッグなどに収納して持
ち運ぶ場合に、各種バッグの形状に応じて装置本体の印
刷装置に対する装着状態を変化させることができるとい
う効果がある。
項5に記載の給紙装置の奏する効果に加え、印刷装置に
装着された状態で回転可能に形成された支持部材の他端
側には係合部材が配設されており、かかる係合部材によ
って、支持部材が印刷装置に対して相対的に回転するこ
とを抑止することができる。よって、支持部材の他端側
を介して支持部材または印刷装置の一方が他方に対して
回転され、装置本体の印刷装置に対する装着状態が変化
された場合にも、装置本体に取着された支持部材が印刷
装置に対してガタつくことを防止することができるとい
う効果がある。
トが装着された小型プリンタの側面図である。
概略的に図示した側断面図である。
の部分断面図である。
おける給紙ユニットを正面視した部分断面図である。
面図である。
ユニット本体の部分断面図である。
2の部分断面図である。
紙ユニットの収納状態における側面図である。
紙ユニットの収納状態における側面図である。
た状態における側面図である。
た状態における側面図である。
た状態における側面図である。
部、係止溝) 3 装着アーム(支持部材) 3a アーム軸(支持部材の一端
側) 3a1 ラチェット爪(抑止部材の一
部、係止爪) 3b 取着部材(支持部材の他端
側) 3b2 係合爪(係合部材) 3c ロック部材 3f 弾性部材(抑止部材の一部、
付勢部材) 20 小型プリンタ(印刷装置) P 印刷用紙(用紙)
Claims (6)
- 【請求項1】 印刷装置へ用紙を給紙する給紙装置にお
いて、 用紙を保持するための装置本体と、 その装置本体を印刷装置に装着するために、その装置本
体に回転可能に取着される一端側と印刷装置に着脱可能
に形成された他端側とを有する支持部材とを備え、 その支持部材による装置本体の印刷装置への装着状態が
2以上の姿態に変化可能に形成されていることを特徴と
する給紙装置。 - 【請求項2】 前記装置本体に回転可能に取着された前
記支持部材の一端側には、その支持部材に対する前記装
置本体の相対的な回転を抑止する抑止部材が配設されて
いることを特徴とする請求項1に記載の給紙装置。 - 【請求項3】 前記支持部材の一端側は、用紙の給紙方
向に直交する用紙幅方向における前記装置本体の両側部
分の一方に対して摺動しつつ回転するように取着され、 前記抑止部材は、前記支持部材を前記装置本体の内方へ
向けて付勢する付勢部材と、その付勢部材による付勢方
向へ向けて前記支持部材に突設される係止爪と、その係
止爪を係止するために前記装置本体の一側部分に凹設さ
れる2以上の係止溝とを備えていることを特徴とする請
求項2に記載の給紙装置。 - 【請求項4】 前記支持部材は、用紙の給紙方向に直交
する用紙幅方向における前記装置本体の両側部分にそれ
ぞれ取着されていることを特徴とする請求項1から3の
いずれかに記載の給紙装置。 - 【請求項5】 印刷装置に着脱可能に形成された前記支
持部材の他端側は、印刷装置に装着された状態で回転可
能に形成されていることを特徴とする請求項1から4の
いずれかに記載の給紙装置。 - 【請求項6】 前記支持部材の他端側には、その支持部
材が印刷装置に装着された状態で印刷装置に対して相対
的に回転することを抑止するために、印刷装置に係合可
能に形成された係合部材が配設されていることを特徴と
する請求項5に記載の給紙装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP06662798A JP3852642B2 (ja) | 1998-03-17 | 1998-03-17 | 給紙装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP06662798A JP3852642B2 (ja) | 1998-03-17 | 1998-03-17 | 給紙装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH11263458A true JPH11263458A (ja) | 1999-09-28 |
JP3852642B2 JP3852642B2 (ja) | 2006-12-06 |
Family
ID=13321332
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP06662798A Expired - Fee Related JP3852642B2 (ja) | 1998-03-17 | 1998-03-17 | 給紙装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3852642B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7303190B2 (en) | 2003-08-12 | 2007-12-04 | Seiko Epson Corp | Recording apparatus including automatic feeding mechanism and automatic feeding mechanism |
-
1998
- 1998-03-17 JP JP06662798A patent/JP3852642B2/ja not_active Expired - Fee Related
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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US7303190B2 (en) | 2003-08-12 | 2007-12-04 | Seiko Epson Corp | Recording apparatus including automatic feeding mechanism and automatic feeding mechanism |
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Publication number | Publication date |
---|---|
JP3852642B2 (ja) | 2006-12-06 |
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