JPH11262517A - 連続オートクレーブ滅菌装置及び連続オートクレーブ滅菌方法 - Google Patents
連続オートクレーブ滅菌装置及び連続オートクレーブ滅菌方法Info
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- JPH11262517A JPH11262517A JP10089474A JP8947498A JPH11262517A JP H11262517 A JPH11262517 A JP H11262517A JP 10089474 A JP10089474 A JP 10089474A JP 8947498 A JP8947498 A JP 8947498A JP H11262517 A JPH11262517 A JP H11262517A
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Abstract
度でバラツキのない滅菌ができる滅菌装置及び滅菌方法
を提供すること。 【解決手段】昇温チャンバー2とオートクレーブチャン
バー3と冷却チャンバー4より構成され、入口10と昇
温チャンバー2の間にチャンバー用自動バルブ5、昇温
チャンバー2とオートクレーブチャンバー3の間にチャ
ンバー用自動バルブ6、オートクレーブチャンバー3と
冷却チャンバー4の間にチャンバー用自動バルブ7、冷
却チャンバー4と出口11の間にチャンバー用自動バル
ブ8がそれぞれ配置され、昇温チャンバー2及びオート
クレーブチャンバー3に熱水の供給手段を接続し、冷却
チャンバー4に冷水の供給手段と回収手段を接続し、昇
温チャンバー2と冷却チャンバー4に熱水の回収手段を
接続し、回収された冷水と熱水を再び加熱手段により加
熱して前記熱水の供給手段により昇温チャンバー2及び
オートクレーブチャンバー3内に熱水を供給する連続オ
ートクレーブ滅菌装置1。
Description
腎臓、体外循環回路、輸血液セット等の医療用具を高圧
蒸気滅菌する方法及び装置に関するもので、特に、予熱
から高圧蒸気滅菌を経て冷却乾燥の連続処理を施して、
医療用具の品質を滅菌前と同等に維持でき、滅菌効率の
良い方法及び装置を提供するものである。
従来のオートクレーブ滅菌は、完全なるバッチ式で製品
を滅菌する場合1チャンバーの容積(通常3m3 から4
m3 )になるまで製品をためておき、オートクレーブ用
圧力チャンバーの中に入れ1チャンバー毎にしか処理が
できない。このため、製造工程において、滅菌前後には
かなりの容積の保管場所が必要である。また、1チャン
バーの中で製品は静止しており、装置に起因する温度分
布のバラツキ、製品の昇華温度のバラツキ、製品個々の
F値のバラツキ等多数の滅菌不良につながる要因があ
る。このようなバッチ式の滅菌では、毎回扉を開閉し製
品を入れ、その度に必ず昇温−滅菌−冷却を繰り返さな
ければならないので、高精度な滅菌条件の再現は非常に
困難である。 (2)また、1バッチ毎に行われる昇温、冷却によるエ
ネルギー消費も大きく、製品の製造コストに大きくはね
かえる。また、バッチ式でなく水塔圧式もしくは圧力バ
ルブ式では、必ず滅菌圧力を保持するために水が必要で
あり、圧力が完全にシャットアウトできていない。さら
には、この水は被滅菌物の汚染や異物付着の原因とな
る。 (3)被滅菌物を従来の滅菌装置はチェーン等で搬送し
ているが、チェーンの伸びなどによるトラブル、メンテ
ナンスの頻度が多く、さらにチェーン等と歯車によって
発生する汚れ、異物の発生もあった。また出願人が特開
平4−126150号で提案した連続高圧蒸気滅菌装置
も、被滅菌物をパレット等で搬送しているので若干では
あるがメカトラブルの問題が懸念される。
ャンバー2とオートクレーブチャンバー3と冷却チャン
バー4より構成され、入口10と昇温チャンバー2の間
にチャンバー用自動バルブ5、昇温チャンバー2とオー
トクレーブチャンバー3の間にチャンバー用自動バルブ
6、オートクレーブチャンバー3と冷却チャンバー4の
間にチャンバー用自動バルブ7、冷却チャンバー4と出
口11の間にチャンバー用自動バルブ8がそれぞれ配置
され、昇温チャンバー2及びオートクレーブチャンバー
3に熱水の供給手段を接続し、冷却チャンバー4に冷水
の供給手段と回収手段を接続し、昇温チャンバー2と冷
却チャンバー4に熱水の回収手段を接続し、回収された
冷水と熱水を再び加熱手段により加熱して前記熱水の供
給手段により昇温チャンバー2及びオートクレーブチャ
ンバー3内に熱水を供給する連続オートクレーブ滅菌装
置1を提供する。 [2]本発明は、昇温チャンバー2とオートクレーブチ
ャンバー3と冷却チャンバー4より構成され、入口10
と昇温チャンバー2の間にチャンバー用自動バルブ5、
昇温チャンバー2とオートクレーブチャンバー3の間に
チャンバー用自動バルブ6、オートクレーブチャンバー
3と冷却チャンバー4の間にチャンバー用自動バルブ
7、冷却チャンバー4と出口11の間にチャンバー用自
動バルブ8がそれぞれ配置され、昇温チャンバー2及び
オートクレーブチャンバー3の天上部に送熱水パイプ1
6が接続され、冷却チャンバー4の天上部に送冷水パイ
プ21が接続され、昇温チャンバー2の底部にリターン
熱水パイプ18が接続され、冷却チャンバー4の底部に
冷水回収パイプ23が接続され、送熱水パイプ16の下
流に熱交換器15が接続され、熱交換器15の下流に回
収パイプ24を介してリターン熱水パイプ18と冷水回
収パイプ23の一端が接続され、送熱水パイプ16の途
中に循環用自動バルブ9、冷却水パイプ21の途中にバ
ルブ22を配置した連続オートクレーブ滅菌装置1を提
供する。 [3]本発明は、昇温チャンバー2とオートクレーブチ
ャンバー3と冷却チャンバー4を直列に接続し、昇温チ
ャンバー2から冷却チャンバー4方向に5°から10°
下方に傾斜させて配置した連続オートクレーブ滅菌装置
1を提供する。 [4]本発明は、送冷水パイプ21の途中に冷却水ポン
プ20、回収パイプ24の途中に熱水ポンプ14を配置
した[1]ないし[2]に記載の連続オートクレーブ滅
菌装置1を提供する。 [5]本発明は、(1)被滅菌物19を昇温チャンバー
2内に収納してオートクレーブ滅菌の温度、圧力に設定
する工程、(2)(1)の被滅菌物19をオートクレー
ブチャンバー3内に収納してオートクレーブ滅菌の温
度、圧力に設定する工程、(3)(2)の被滅菌物を冷
却チャンバー4内に収納して冷却ないし乾燥させて取り
出す工程、よりなる連続オートクレーブ滅菌方法であっ
て、被滅菌物19の搬送を昇温チャンバー2から冷却チ
ャンバー4方向の下方向の傾斜と昇温チャンバー2とオ
ートクレーブチャンバー3内に供給される熱水の流れに
より行う連続オートクレーブ滅菌方法を提供する。なお
本発明において前記[1]中の熱水の供給手段とは熱水
ポンプ14、熱交換器15、送熱水パイプ16、循環用
自動バルブ9であり、熱水の回収手段とはリターン熱水
パイプ18、回収パイプ24、熱水ポンプ14であり、
冷水の供給手段とは冷却水ポンプ20、送冷水パイプ2
1、バルブ22であり、冷水の回収手段とは冷水回収パ
イプ23、回収パイプ24、熱水ポンプ14である。
ブ滅菌装置1の概略図である。連続オートクレーブ滅菌
装置1は昇温チャンバー2とオートクレーブチャンバー
3と冷却チャンバー4より構成され、入口10と昇温チ
ャンバー2の間にチャンバー用自動バルブ5、昇温チャ
ンバー2とオートクレーブチャンバー3の間にチャンバ
ー用自動バルブ6、オートクレーブチャンバー3と冷却
チャンバー4の間にチャンバー用自動バルブ7、冷却チ
ャンバー4と出口11の間にチャンバー用自動バルブ8
がそれぞれ配置されている。さらに必要により冷却チャ
ンバー4の下流に乾燥チャンバー(図示せず)が配置さ
れる。この場合、チャンバー用自動バルブ8と出口11
の間に乾燥チャンバーとチャンバー用自動バルブを順次
配置する。
ンバー3の天上部には分岐した送熱水パイプ16が接続
され、送熱水パイプ16の下流は熱交換器15に接続さ
れている。冷却チャンバー4の天上部には分岐した送冷
水パイプ21が接続され、送冷水パイプ21の上流より
冷却水が供給される。冷却チャンバー4の底部には冷水
回収孔26が形成され、冷水回収孔26は冷水回収パイ
プ23と接続されている。昇温チャンバー2の底部には
熱水回収孔27が形成され、熱水回収孔27はリターン
熱水パイプ18と接続されている。熱交換器15の下流
には回収パイプ24が接続され、回収パイプ24の下流
には冷水回収パイプ23とリターン熱水パイプ18の下
流の一端が接続されている。
ぞれ循環用自動バルブ9が配置され、分岐した送冷水パ
イプ21の途中にもそれぞれバルブ22が配置されてい
る。また送冷水パイプ21の途中に冷却水ポンプ20が
配置され、回収パイプ24の途中に熱水ポンプ14が配
置されている。また回収パイプ24の途中に循環フィル
ター13を配置して、異物等を除去する。
バー3と冷却チャンバー4は直列に接続され、入口10
から出口11方向へ5°から10°下方に傾斜して配置
されている。連続オートクレーブ滅菌装置1への冷水と
熱水、蒸気等の供給と流れ、循環は冷却水ポンプ20、
熱水ポンプ14と熱交換器15により起動され、次のよ
うに行われる。送冷水パイプ21より冷却チャンバー4
内に供給された冷水は冷水回収孔26より冷水回収パイ
プ23を経て回収パイプ24へ入り、熱交換器15によ
り加熱され、熱水、蒸気等として送熱水パイプ16を経
て昇温チャンバー2、オートクレーブチャンバー3内に
供給される。昇温チャンバー2内に供給された熱水、蒸
気等は熱水回収孔27よりリターン熱水パイプ18を経
て、回収パイプ24内へ入り、再び熱交換器15により
加熱され、送熱水パイプ16を経て昇温チャンバー2、
オートクレーブチャンバー3内に供給される。他方昇温
チャンバー2とオートクレーブチャンバー3内に供給さ
れた熱水、蒸気等は昇温チャンバー2からオートクレー
ブチャンバー3へ、さらにオートクレーブチャンバー3
から冷却チャンバー4内へ移行した時に冷水回収孔26
より冷水回収パイプ23を経て回収パイプ24内へ入
り、再び熱交換器15により加熱され、送熱水パイプ1
6を経て昇温チャンバー2、オートクレーブチャンバー
3内へ供給される。
ャンバー4へ供給された冷却水と、送熱水パイプ16か
ら昇温チャンバー2及びオートクレーブチャンバー3内
に供給され、昇温チャンバー2及びオートクレーブチャ
ンバー3から冷却チャンバー4内へ移動した熱水、蒸気
等は冷水回収パイプ23から回収パイプ24へ回収され
た後、熱交換器15、送熱水パイプ16、昇温チャンバ
ー2及びオートクレーブチャンバー3へと循環され、さ
らに昇温チャンバー2内の一部の熱水は、リターン熱水
パイプ18、回収パイプ24の間を循環する。また送熱
水パイプ16から昇温チャンバー2内に供給され、リタ
ーン熱水パイプ18から回収パイプ24へ回収された熱
水、蒸気等は、熱交換器15、送熱水パイプ16、昇温
チャンバー2及びオートクレーブチャンバー3内へ循環
され、昇温チャンバー2及びオートクレーブチャンバー
3から冷却チャンバー4、冷水回収パイプ23、回収パ
イプ24または昇温チャンバー2からリターン熱水パイ
プ18を経て回収パイプ24の間を循環する。
トクレーブチャンバー3、冷却チャンバー4への搬送は
前記傾斜と前記熱水等の昇温チャンバー2からオートク
レーブチャンバー3、冷却チャンバー4方向への流れと
共に行われる。または昇温チャンバー2とオートクレー
ブチャンバー3と冷却チャンバー4に前記のように傾斜
をつけない場合は、チャンバー2とオートクレーブチャ
ンバー3と冷却チャンバー4の底部に搬送装置(例えば
ローラー、ベルトなど)を設置して、搬送装置の駆動に
より被滅菌物19の搬送を行うことができる。昇温チャ
ンバー2、オートクレーブチャンバー3及び冷却チャン
バー4内の温度と圧力、滅菌時間の制御は図2に示すよ
うにチャンバー用自動バルブ5、6、7、8、熱交換器
15、循環用自動バルブ9、バルブ22、熱水ポンプ1
4、冷却水ポンプ20を制御しながら行うことができ
る。昇温チャンバー2、オートクレーブチャンバー3、
冷却チャンバー4より入力される温度、圧力、時間等の
条件を受け各制御部では各チャンバー2、3、4の各自
動バルブ5、6、7、8、循環用自動バルブ9、各ポン
プ14、20、熱交換器15等へ適切な出力をコンピュ
ーターにより出力しコントロールする。
1を使用したオートクレーブ滅菌方法の一例について説
明する。 (1)被滅菌物19の搬入 チャンバー用自動バルブ5を開放して入口10より被滅
菌物19を昇温チャンバー2内へ入れる。チャンバー用
自動バルブ5を閉じて、熱交換器15、循環用自動バル
ブ9及び熱水ポンプ14、冷却水ポンプ20を操作して
昇温チャンバー2内をオートクレーブ滅菌の環境(温度
115℃から121℃、圧力0.6kg/cm2 から
1.5kg/cm2 )にする。 (2)昇温から滅菌 昇温チャンバー2内がオートクレーブ滅菌の環境に到達
したら、チャンバー用自動バルブ6を開いて、連続オー
トクレーブ滅菌装置1の傾斜と本体パイプ17の底を流
れる熱水、蒸気、エアー等の流れと圧力を利用して、被
滅菌物19を昇温チャンバー2からオートクレーブチャ
ンバー3内へ移動させる。チャンバー用自動バルブ6を
閉じて被滅菌物19をオートクレーブチャンバー3内で
オートクレーブ滅菌処理(温度115℃から121℃、
圧力0.6kg/cm2 から1.5kg/cm2 )す
る。 (3)冷却から取り出し オートクレーブチャンバー3内で所定時間、オートクレ
ーブ滅菌処理された被滅菌物19は、チャンバー用自動
バルブ7を開放して、前記(2)と同様にして冷却チャ
ンバー4内に送り込みチャンバー用自動バルブ7を閉じ
る。冷却チャンバー4内で冷却された被滅菌物19は、
チャンバー用自動バルブ8を開放し出口11に前記
(2)と同様にして送り出され、チャンバー用自動バル
ブ8を閉じて、一連のオートクレーブ滅菌を終了する。
組み合わせシステム化することで、オートクレーブ滅菌
の処理能力を自由に変えることができる。 本発明の装置の昇温は、昇温ゾーンのみ、冷却は冷却
ゾーンのみのため従来のバッチ式オートクレーブ滅菌の
ように、昇温したものをまた冷却するようなエネルギー
ロスの発生は、きわめて少なく非常に熱効率の良い滅菌
が可能となり、エネルギーコストの低減ができる。 従来方式のように製品が静止するのではなく、オート
クレーブ滅菌の諸条件の中を止まることなく流れていく
ことにより、製品個々の滅菌条件が結果的に均一化され
高精度でバラツキのない滅菌ができる。 従来の水塔圧方式、圧力バルブ式のようにチャンバー
内の滅菌圧力を維持するための専用の水を必要としない
ので汚染や異物の付着が生じることがなく衛生的であ
る。 従来のように被滅菌物をチェーン、パレット等で搬送
せず、熱水、蒸気と各チャンバーの傾斜のみにより搬送
するので、チェーン等のトラブル、汚れ、異物の発生が
なく、衛生的である。 また本願発明は、出願人が先に提案した特開平4−1
26150号に対して次の点で優れている。 (a)被滅菌物のハンドリングを一個毎に行うことで各
チャンバーのシールが小型化でき、市販の完成されたボ
ールバルブ等を使用できるので、安価なシール技術が採
用できる。 (b)被滅菌物のハンドリングを一個毎に行うことによ
り被滅菌物の搬送が水流及び傾きにより可能となり、安
価で確実な送りができ、メカトラブル等の心配も少なく
なった。
図
ック図
Claims (5)
- 【請求項1】昇温チャンバー2とオートクレーブチャン
バー3と冷却チャンバー4より構成され、 入口10と昇温チャンバー2の間にチャンバー用自動バ
ルブ5、 昇温チャンバー2とオートクレーブチャンバー3の間に
チャンバー用自動バルブ6、 オートクレーブチャンバー3と冷却チャンバー4の間に
チャンバー用自動バルブ7、 冷却チャンバー4と出口11の間にチャンバー用自動バ
ルブ8がそれぞれ配置され、 昇温チャンバー2及びオートクレーブチャンバー3に熱
水の供給手段を接続し、 冷却チャンバー4に冷水の供給手段と回収手段を接続
し、 昇温チャンバー2と冷却チャンバー4に熱水の回収手段
を接続し、回収された冷水と熱水を再び加熱手段により
加熱して前記熱水の供給手段により昇温チャンバー2及
びオートクレーブチャンバー3内に熱水を供給すること
を特徴とする連続オートクレーブ滅菌装置1。 - 【請求項2】昇温チャンバー2とオートクレーブチャン
バー3と冷却チャンバー4より構成され、 入口10と昇温チャンバー2の間にチャンバー用自動バ
ルブ5、 昇温チャンバー2とオートクレーブチャンバー3の間に
チャンバー用自動バルブ6、 オートクレーブチャンバー3と冷却チャンバー4の間に
チャンバー用自動バルブ7、 冷却チャンバー4と出口11の間にチャンバー用自動バ
ルブ8がそれぞれ配置され、 昇温チャンバー2及びオートクレーブチャンバー3の天
上部に送熱水パイプ16が接続され、 冷却チャンバー4の天上部に送冷水パイプ21が接続さ
れ、 昇温チャンバー2の底部にリターン熱水パイプ18が接
続され、冷却チャンバー4の底部に冷水回収パイプ23
が接続され、 送熱水パイプ16の下流に熱交換器15が接続され、熱
交換器15の下流に回収パイプ24を介してリターン熱
水パイプ18と冷水回収パイプ23の一端が接続され、 送熱水パイプ16の途中に循環用自動バルブ9、冷却水
パイプ21の途中にバルブ22を配置した、ことを特徴
とする連続オートクレーブ滅菌装置1。 - 【請求項3】昇温チャンバー2とオートクレーブチャン
バー3と冷却チャンバー4を直列に接続し、昇温チャン
バー2から冷却チャンバー4方向に5°から10°下方
に傾斜させて配置した、ことを特徴とする連続オートク
レーブ滅菌装置1。 - 【請求項4】送冷水パイプ21の途中に冷却水ポンプ2
0、回収パイプ24の途中に熱水ポンプ14を配置し
た、ことを特徴とする請求項1ないし請求項2に記載の
連続オートクレーブ滅菌装置1。 - 【請求項5】(1)被滅菌物19を昇温チャンバー2内
に収納してオートクレーブ滅菌の温度、圧力に設定する
工程、(2)(1)の被滅菌物19をオートクレーブチ
ャンバー3内に収納してオートクレーブ滅菌の温度、圧
力に設定する工程、(3)(2)の被滅菌物を冷却チャ
ンバー4内に収納して冷却ないし乾燥させて取り出す工
程、よりなる連続オートクレーブ滅菌方法であって、 被滅菌物19の搬送を昇温チャンバー2から冷却チャン
バー4方向の下方向の傾斜と昇温チャンバー2とオート
クレーブチャンバー3内に供給される熱水の流れにより
行うことを特徴とする連続オートクレーブ滅菌方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP08947498A JP3933786B2 (ja) | 1998-03-18 | 1998-03-18 | 連続オートクレーブ滅菌装置及び連続オートクレーブ滅菌方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP08947498A JP3933786B2 (ja) | 1998-03-18 | 1998-03-18 | 連続オートクレーブ滅菌装置及び連続オートクレーブ滅菌方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH11262517A true JPH11262517A (ja) | 1999-09-28 |
JP3933786B2 JP3933786B2 (ja) | 2007-06-20 |
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ID=13971733
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP08947498A Expired - Fee Related JP3933786B2 (ja) | 1998-03-18 | 1998-03-18 | 連続オートクレーブ滅菌装置及び連続オートクレーブ滅菌方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3933786B2 (ja) |
Cited By (1)
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- 1998-03-18 JP JP08947498A patent/JP3933786B2/ja not_active Expired - Fee Related
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