JPH11262420A - 収納棚の固定構造 - Google Patents
収納棚の固定構造Info
- Publication number
- JPH11262420A JPH11262420A JP6863698A JP6863698A JPH11262420A JP H11262420 A JPH11262420 A JP H11262420A JP 6863698 A JP6863698 A JP 6863698A JP 6863698 A JP6863698 A JP 6863698A JP H11262420 A JPH11262420 A JP H11262420A
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- Japan
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- storage shelf
- bracket
- locking
- fixing
- wall
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 収納棚の建築物壁面への固定作業が簡単に行
なえ、且つ堅固な取付強度が得られるとともに、取り外
しも容易に行なえ、清掃をやり易くした収納棚の固定構
造を提供する。 【解決手段】 建築物壁面9又は扉に固定したブラケッ
ト1に有底箱状の収納棚2を固定する収納棚2の固定構
造において、ブラケット1の上縁に設けた係止部3に収
納棚2の背面壁上部に形成した係止片7を差し込むとと
もに、ブラケット1表面下側と収納棚2の背面壁下側と
の間に凹凸嵌合部を設定することにより、収納棚2をブ
ラケット1に着脱自在に取着する。
なえ、且つ堅固な取付強度が得られるとともに、取り外
しも容易に行なえ、清掃をやり易くした収納棚の固定構
造を提供する。 【解決手段】 建築物壁面9又は扉に固定したブラケッ
ト1に有底箱状の収納棚2を固定する収納棚2の固定構
造において、ブラケット1の上縁に設けた係止部3に収
納棚2の背面壁上部に形成した係止片7を差し込むとと
もに、ブラケット1表面下側と収納棚2の背面壁下側と
の間に凹凸嵌合部を設定することにより、収納棚2をブ
ラケット1に着脱自在に取着する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、マンション,一般
住宅等の洗面所又は浴室等に使用される収納棚の固定構
造に関する。
住宅等の洗面所又は浴室等に使用される収納棚の固定構
造に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、マンションや一般住宅等の洗面所
又は浴室等に使用される収納棚の固定構造としては、図
4に示すように、長方形の金属板を幅方向中央部を折曲
し、折曲した相互の辺がほぼ平行になるように形成し、
下方の一辺を固定片11、上方の他辺を嵌合片12と
し、固定片11の下方部に収納棚15を支持する支持片
14を固定片11に直交して設け、ブラケット13を形
成し、ブラケット13の固定片11を複数のネジ(図示
省略)で建築物の壁面に固定するとともに、収納棚15
の背面に形成した係止片16をブラケット13に形成し
た嵌合片12と建築物壁面との隙間に挿入嵌合させ、固
定片11に直交して形成した支持片14と収納棚15底
部とをネジ17により固定していた。
又は浴室等に使用される収納棚の固定構造としては、図
4に示すように、長方形の金属板を幅方向中央部を折曲
し、折曲した相互の辺がほぼ平行になるように形成し、
下方の一辺を固定片11、上方の他辺を嵌合片12と
し、固定片11の下方部に収納棚15を支持する支持片
14を固定片11に直交して設け、ブラケット13を形
成し、ブラケット13の固定片11を複数のネジ(図示
省略)で建築物の壁面に固定するとともに、収納棚15
の背面に形成した係止片16をブラケット13に形成し
た嵌合片12と建築物壁面との隙間に挿入嵌合させ、固
定片11に直交して形成した支持片14と収納棚15底
部とをネジ17により固定していた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
収納棚の固定構造においては、固定片11に直交して設
けた支持片14と収納棚15のネジ止め部位が、収納棚
15の裏面のため、作業者は身体を屈めて無理な態勢で
作業しなければならず、作業性の低下を招くという課題
があった。
収納棚の固定構造においては、固定片11に直交して設
けた支持片14と収納棚15のネジ止め部位が、収納棚
15の裏面のため、作業者は身体を屈めて無理な態勢で
作業しなければならず、作業性の低下を招くという課題
があった。
【0004】更に、複数のブラケット13を使用してい
る場合には、長期使用により左右のブラケット13にガ
タツキが生じ、収納棚15の水平支持が期待できないと
いう課題があった。
る場合には、長期使用により左右のブラケット13にガ
タツキが生じ、収納棚15の水平支持が期待できないと
いう課題があった。
【0005】また、固定片11に設けた支持片14と収
納棚15の底部とをネジ17で固定しているため、例え
ば、収納棚15に清掃を必要とした場合、支持片14と
収納棚15の底部とを容易に分離できず、収納棚15の
取外し、並びに収納棚15の清掃に手間がかかるという
課題があった。
納棚15の底部とをネジ17で固定しているため、例え
ば、収納棚15に清掃を必要とした場合、支持片14と
収納棚15の底部とを容易に分離できず、収納棚15の
取外し、並びに収納棚15の清掃に手間がかかるという
課題があった。
【0006】本発明は、このような事情に鑑みてなされ
たもので、組み立てが容易でしかも、堅固な支持強度が
得られ、更に、簡単に取り外すことができ、清掃作業も
円滑に行なえる収納棚の固定構造を提供することを目的
とする。
たもので、組み立てが容易でしかも、堅固な支持強度が
得られ、更に、簡単に取り外すことができ、清掃作業も
円滑に行なえる収納棚の固定構造を提供することを目的
とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1に記載の発明は、図1乃至図3に示すよう
に、建築物壁面9又は扉(図示省略)に固定したブラケ
ット1に有底箱状の収納棚2を固定する収納棚2の固定
構造において、前記ブラケット1の上縁に設けた係止部
3に収納棚2の背面壁上部に形成した先端が下方に向く
フック状の係止片7を差し込むとともに、ブラケット1
表面下側と収納棚2の背面壁下側との間に凹凸嵌合部
(凸状部4,凹状部8)を設定し、収納棚2をブラケッ
ト1に対して着脱自在に取着したことを特徴とする。
に、請求項1に記載の発明は、図1乃至図3に示すよう
に、建築物壁面9又は扉(図示省略)に固定したブラケ
ット1に有底箱状の収納棚2を固定する収納棚2の固定
構造において、前記ブラケット1の上縁に設けた係止部
3に収納棚2の背面壁上部に形成した先端が下方に向く
フック状の係止片7を差し込むとともに、ブラケット1
表面下側と収納棚2の背面壁下側との間に凹凸嵌合部
(凸状部4,凹状部8)を設定し、収納棚2をブラケッ
ト1に対して着脱自在に取着したことを特徴とする。
【0008】更に、請求項2に記載の発明は、ブラケッ
ト1が収納棚2の幅寸法とほぼ同等の長さを有する長尺
体で構成されるとともに、その上縁の幅方向で半分以上
に係止部3が設定されていることを特徴とする。
ト1が収納棚2の幅寸法とほぼ同等の長さを有する長尺
体で構成されるとともに、その上縁の幅方向で半分以上
に係止部3が設定されていることを特徴とする。
【0009】また、請求項3に記載の発明は、ブラケッ
ト1に設定される係止部3は、建築物壁面9又は扉(図
示省略)とブラケット1との間に係止片7の厚みに相当
して形成されていることを特徴とする。
ト1に設定される係止部3は、建築物壁面9又は扉(図
示省略)とブラケット1との間に係止片7の厚みに相当
して形成されていることを特徴とする。
【0010】以上の構成から明らかなように、請求項1
に記載の発明によれば、建築物壁面9又は扉に固定され
るブラケット1の上縁に設けた係止部3に収納棚2の背
面壁上部に折曲形成した係止片7を係着するとともに、
ブラケット1の表面下側と収納棚2の背面壁下側とを凹
凸嵌合させることにより、収納棚2を固定するという構
造であるため、従来のネジ止め固定を廃止でき、ワンタ
ッチで収納棚2をブラケット1に支持固定できる。
に記載の発明によれば、建築物壁面9又は扉に固定され
るブラケット1の上縁に設けた係止部3に収納棚2の背
面壁上部に折曲形成した係止片7を係着するとともに、
ブラケット1の表面下側と収納棚2の背面壁下側とを凹
凸嵌合させることにより、収納棚2を固定するという構
造であるため、従来のネジ止め固定を廃止でき、ワンタ
ッチで収納棚2をブラケット1に支持固定できる。
【0011】また、請求項2に記載の発明によれば、ブ
ラケット1は収納棚2の幅寸法とほぼ同等の長さを有
し、ブラケット1の上縁の幅方向で半分以上に係止部3
が設定されているため、ブラケット1の係止部3と収納
棚2の係止片7とにより、双方の係着部位を長く設定で
きるため、収納棚2の堅固な取付け強度が得られる。
ラケット1は収納棚2の幅寸法とほぼ同等の長さを有
し、ブラケット1の上縁の幅方向で半分以上に係止部3
が設定されているため、ブラケット1の係止部3と収納
棚2の係止片7とにより、双方の係着部位を長く設定で
きるため、収納棚2の堅固な取付け強度が得られる。
【0012】更に、請求項3に記載の発明によれば、ブ
ラケット1に設けられる係止部3は、建築物壁面9又は
扉とブラケット1との間に形成され、且つ収納棚2に設
ける係止片7の厚みとほぼ同一に設定されているため、
収納棚2の背面壁と係止片7との間にブラケット1の係
止部3を挾持するとともに、建築物壁面9とブラケット
1の係止部3との間で係止片7が挾まれ、収納棚2が、
がたつくことがなく、確実な取付強度が得られる。
ラケット1に設けられる係止部3は、建築物壁面9又は
扉とブラケット1との間に形成され、且つ収納棚2に設
ける係止片7の厚みとほぼ同一に設定されているため、
収納棚2の背面壁と係止片7との間にブラケット1の係
止部3を挾持するとともに、建築物壁面9とブラケット
1の係止部3との間で係止片7が挾まれ、収納棚2が、
がたつくことがなく、確実な取付強度が得られる。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係る収納棚の固定
構造について、図1乃至図3を用いて以下、詳細に説明
する。
構造について、図1乃至図3を用いて以下、詳細に説明
する。
【0014】図1は本発明に係る収納棚の固定構造の一
実施形態を示す分解斜視図、図2は収納棚の固定作業を
説明する断面図、図3は収納棚の固定構造を示す断面図
である。
実施形態を示す分解斜視図、図2は収納棚の固定作業を
説明する断面図、図3は収納棚の固定構造を示す断面図
である。
【0015】図1,図2において、符号2は、洗面所又
は浴室等の建築物壁面9に固定され、内部に洗剤,手拭
等を収納する収納棚であり、この収納棚2は、底部5,
周壁6より形成される有底箱状の樹脂成形体で、PP
(ポリプロピレン)樹脂,PE(ポリエチレン)樹脂,
ABS(アクリルニトリル−ブタジエン−スチレン共重
合体)樹脂等の汎用の合成樹脂の射出成形体から構成さ
れ、背面壁上部に先端が下方に向くフック状の係止片7
が設けられている。
は浴室等の建築物壁面9に固定され、内部に洗剤,手拭
等を収納する収納棚であり、この収納棚2は、底部5,
周壁6より形成される有底箱状の樹脂成形体で、PP
(ポリプロピレン)樹脂,PE(ポリエチレン)樹脂,
ABS(アクリルニトリル−ブタジエン−スチレン共重
合体)樹脂等の汎用の合成樹脂の射出成形体から構成さ
れ、背面壁上部に先端が下方に向くフック状の係止片7
が設けられている。
【0016】また、この収納棚2の背面壁下側には、横
方向に沿って凹状部8が複数箇所に形成されている。
方向に沿って凹状部8が複数箇所に形成されている。
【0017】一方、この収納棚2を固定するためのブラ
ケット1は、建築物壁面9にネジ10により固定され、
このブラケット1は収納棚2を係止するための適宜厚さ
を有する方形の合成樹脂によって形成されている。ま
た、このブラケット1は、収納棚2の幅とほぼ同一長さ
に形成されており、このブラケット1の上縁には、建築
物壁面9に接する側の上方部から下方部の途中まで上記
収納棚2の係止片7が嵌合可能な係止部3が切欠き形成
されているとともに、表面下側には横方向に沿って収納
棚2の凹状部8に対応する箇所に凸状部4が複数箇所に
形成されている。
ケット1は、建築物壁面9にネジ10により固定され、
このブラケット1は収納棚2を係止するための適宜厚さ
を有する方形の合成樹脂によって形成されている。ま
た、このブラケット1は、収納棚2の幅とほぼ同一長さ
に形成されており、このブラケット1の上縁には、建築
物壁面9に接する側の上方部から下方部の途中まで上記
収納棚2の係止片7が嵌合可能な係止部3が切欠き形成
されているとともに、表面下側には横方向に沿って収納
棚2の凹状部8に対応する箇所に凸状部4が複数箇所に
形成されている。
【0018】次に、この収納棚2の固定構造について、
図2,図3に基づいて説明すると、まず、ブラケット1
をネジ10により建築物壁面9に固定した後、ブラケッ
ト1の幅に収納棚2を合わせて、収納棚2の係止片7を
建築物壁面9に沿って下側にずらし、係止片7を建築物
壁面9とブラケット1の係止部3との間の空隙内に差し
込むとともに、収納棚2の下側に設けた凹状部8をブラ
ケット1の表面下側に設けた凸状部4に嵌合固定して、
図3に示すように収納棚2の固定を完了する。
図2,図3に基づいて説明すると、まず、ブラケット1
をネジ10により建築物壁面9に固定した後、ブラケッ
ト1の幅に収納棚2を合わせて、収納棚2の係止片7を
建築物壁面9に沿って下側にずらし、係止片7を建築物
壁面9とブラケット1の係止部3との間の空隙内に差し
込むとともに、収納棚2の下側に設けた凹状部8をブラ
ケット1の表面下側に設けた凸状部4に嵌合固定して、
図3に示すように収納棚2の固定を完了する。
【0019】従って、本発明による収納棚2の固定構造
によれば、ブラケット1をネジ10を介して建築物壁面
9に取り付けた後、収納棚2を下方に押し下げるだけの
簡単な操作で収納棚2を建築物壁面9に取り付けること
ができ、従来のように身体を屈めて下側から上側に向け
て無理な姿勢でネジ止め固定する取付作業に比べ、作業
性が著しく向上するという有利さがある。
によれば、ブラケット1をネジ10を介して建築物壁面
9に取り付けた後、収納棚2を下方に押し下げるだけの
簡単な操作で収納棚2を建築物壁面9に取り付けること
ができ、従来のように身体を屈めて下側から上側に向け
て無理な姿勢でネジ止め固定する取付作業に比べ、作業
性が著しく向上するという有利さがある。
【0020】更に、収納棚2は、上側の係止片7をブラ
ケット1の係止部3内に係着させるとともに、収納棚2
の下側の凹状部8とブラケット1の下側の凸条部4を利
用し、凹凸嵌合させるものであり、係着構造と嵌着構造
とを併用したため確実な取り付けが得られるとともに、
係止片7が収納棚2の幅方向に沿って長く設定されてい
るため、より堅固に取り付けることができ、収納棚2が
左右側にぐらつくことがなく、重量のある荷物類でも安
定して収納することができ、使い勝手を向上させること
ができる。
ケット1の係止部3内に係着させるとともに、収納棚2
の下側の凹状部8とブラケット1の下側の凸条部4を利
用し、凹凸嵌合させるものであり、係着構造と嵌着構造
とを併用したため確実な取り付けが得られるとともに、
係止片7が収納棚2の幅方向に沿って長く設定されてい
るため、より堅固に取り付けることができ、収納棚2が
左右側にぐらつくことがなく、重量のある荷物類でも安
定して収納することができ、使い勝手を向上させること
ができる。
【0021】更に、図3に示すように、収納棚2の係止
片7は、収納棚2の背面壁との間でブラケット1の係止
部3(図2参照)を挾持するとともに、係止片7自体は
建築物壁面9と係止部3(図2参照)との間に挾持され
ることになり、二重の係着構造が得られ、このことも収
納棚2を堅固に固定できる要因となる。
片7は、収納棚2の背面壁との間でブラケット1の係止
部3(図2参照)を挾持するとともに、係止片7自体は
建築物壁面9と係止部3(図2参照)との間に挾持され
ることになり、二重の係着構造が得られ、このことも収
納棚2を堅固に固定できる要因となる。
【0022】加えて、収納棚2の清掃時、収納棚2を建
築物壁面9から取り外すには、収納棚2自体を上方に持
ち上げて、ブラケット1の凸状部4と収納棚2の凹状部
8との嵌合を解除するとともに、係止片7を係止部3と
建築物壁面9との間のスペースから取り外せば良く、ワ
ンタッチで取り外し可能となり、収納棚2の清掃作業も
簡単且つ円滑に行なえる。
築物壁面9から取り外すには、収納棚2自体を上方に持
ち上げて、ブラケット1の凸状部4と収納棚2の凹状部
8との嵌合を解除するとともに、係止片7を係止部3と
建築物壁面9との間のスペースから取り外せば良く、ワ
ンタッチで取り外し可能となり、収納棚2の清掃作業も
簡単且つ円滑に行なえる。
【0023】尚、上述した実施の形態においては、凸状
部4,凹状部8を複数箇所設けて相互に嵌合させる構成
としたが、この実施形態に限定されることなく、ブラケ
ット1及び収納棚2の横方向の全長に亘り凸状部4及び
凹状部8を1本づつ設けた構成としても良く、また、凸
状部4を収納棚2の背面壁下側に設けるとともに、凹状
部8をブラケット1の表面下側に設ける構成を採用して
も良く、形状等の適宜変更は本発明を逸脱するものでは
ない。
部4,凹状部8を複数箇所設けて相互に嵌合させる構成
としたが、この実施形態に限定されることなく、ブラケ
ット1及び収納棚2の横方向の全長に亘り凸状部4及び
凹状部8を1本づつ設けた構成としても良く、また、凸
状部4を収納棚2の背面壁下側に設けるとともに、凹状
部8をブラケット1の表面下側に設ける構成を採用して
も良く、形状等の適宜変更は本発明を逸脱するものでは
ない。
【0024】
【発明の効果】以上説明した通り、請求項1に記載の発
明によれば、建築物壁面又は扉に固定されるブラケット
の上縁に設けた係止部に収納棚の背面壁上部に設けたフ
ック状の係止片を差し込むとともに、ブラケットの下側
表面と収納棚の背面壁下側とを凹凸嵌合させるという構
成であるため、従来のように収納棚を固定するために、
不自由な態勢で収納棚裏面側からビス止め固定するとい
う面倒な作業が廃止でき、収納棚をワンタッチで取り付
けることができ、収納棚の取付作業性が著しく向上する
という効果を有する。
明によれば、建築物壁面又は扉に固定されるブラケット
の上縁に設けた係止部に収納棚の背面壁上部に設けたフ
ック状の係止片を差し込むとともに、ブラケットの下側
表面と収納棚の背面壁下側とを凹凸嵌合させるという構
成であるため、従来のように収納棚を固定するために、
不自由な態勢で収納棚裏面側からビス止め固定するとい
う面倒な作業が廃止でき、収納棚をワンタッチで取り付
けることができ、収納棚の取付作業性が著しく向上する
という効果を有する。
【0025】更に、建築物壁面に固定されるブラケット
に対して収納棚は、収納棚の背面壁の上部でブラケット
の係止部に係着するとともに、収納棚の下側でブラケッ
トの下側と凹凸嵌合させるという構成であるため、堅固
な取付強度が確保でき、左右方向にがたつくことがな
く、使い勝手を高めることができるとともに、ワンタッ
チで取り外すことも可能であり、清掃もやり易くなる
等、使い勝手を著しく高めることができるという効果を
有する。
に対して収納棚は、収納棚の背面壁の上部でブラケット
の係止部に係着するとともに、収納棚の下側でブラケッ
トの下側と凹凸嵌合させるという構成であるため、堅固
な取付強度が確保でき、左右方向にがたつくことがな
く、使い勝手を高めることができるとともに、ワンタッ
チで取り外すことも可能であり、清掃もやり易くなる
等、使い勝手を著しく高めることができるという効果を
有する。
【0026】次いで、請求項2に記載の発明は、ブラケ
ットの長さ寸法を収納棚の幅寸法とほぼ同等長さに設定
するとともに、収納棚に設けた係止片を差し込むための
係止部をブラケットの上縁に沿う幅方向で半分以上に設
けるというものであるから、収納棚の取付強度を更に高
めることができ、より確実な取付強度が確保できるとい
う効果を有する。
ットの長さ寸法を収納棚の幅寸法とほぼ同等長さに設定
するとともに、収納棚に設けた係止片を差し込むための
係止部をブラケットの上縁に沿う幅方向で半分以上に設
けるというものであるから、収納棚の取付強度を更に高
めることができ、より確実な取付強度が確保できるとい
う効果を有する。
【0027】次いで、請求項3に記載の発明は、ブラケ
ットの係止部が建築物壁面又は扉とブラケットとの間に
形成されるとともに、この係止部が収納棚の係止片の厚
みとほぼ等しく設定されているため、収納棚の係止片を
ブラケットの係止部に差し込んだ場合、収納棚の背面壁
と係止片との間でブラケットの係止部を挾持するととも
に、建築物壁面と係止部との間で係止片をも挾持すると
いう二重の挾持構造が採用できるため、より堅固な取り
付けが期待できるという効果を有する。
ットの係止部が建築物壁面又は扉とブラケットとの間に
形成されるとともに、この係止部が収納棚の係止片の厚
みとほぼ等しく設定されているため、収納棚の係止片を
ブラケットの係止部に差し込んだ場合、収納棚の背面壁
と係止片との間でブラケットの係止部を挾持するととも
に、建築物壁面と係止部との間で係止片をも挾持すると
いう二重の挾持構造が採用できるため、より堅固な取り
付けが期待できるという効果を有する。
【図1】本発明に係る収納棚の固定構造の一実施形態を
示す分解斜視図。
示す分解斜視図。
【図2】図1に示す収納棚及びブラケットの取付状態を
示す断面図。
示す断面図。
【図3】図1に示す収納棚をブラケットに固定した状態
を示す断面図。
を示す断面図。
【図4】従来の収納棚の固定構造を示す分解斜視図。
1 ブラケット 2 収納棚 3 係止部 4 凸状部 5 底部 6 周壁 7 係止片 8 凹状部 9 建築物壁面 10 ネジ 11 固定片 12 嵌合片 13 ブラケット 14 支持片 15 収納棚 16 係止片 17 ネジ
Claims (3)
- 【請求項1】 建築物壁面又は扉に固定したブラケット
に有底箱状の収納棚を固定する収納棚の固定構造におい
て、 前記ブラケットの上縁に設けた係止部に収納棚の背面壁
上部に形成した先端が下方に向くフック状の係止片を差
し込むとともに、ブラケット表面下側と収納棚の背面壁
下側との間に凹凸嵌合部を設定することにより、収納棚
をブラケットに対して着脱自在に取着したことを特徴と
する収納棚の固定構造。 - 【請求項2】 ブラケットが収納棚の幅寸法とほぼ同等
の長さを有する長尺体で構成されるとともに、その上縁
の幅方向で半分以上に係止部が設定されていることを特
徴とする請求項1に記載の収納棚の固定方法。 - 【請求項3】 ブラケットに設定される係止部は、建築
物壁面又は扉とブラケットとの間に係止片の厚みに相当
して形成されていることを特徴とする請求項1又は2に
記載の収納棚の固定構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6863698A JPH11262420A (ja) | 1998-03-18 | 1998-03-18 | 収納棚の固定構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6863698A JPH11262420A (ja) | 1998-03-18 | 1998-03-18 | 収納棚の固定構造 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH11262420A true JPH11262420A (ja) | 1999-09-28 |
Family
ID=13379432
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6863698A Pending JPH11262420A (ja) | 1998-03-18 | 1998-03-18 | 収納棚の固定構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH11262420A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009254450A (ja) * | 2008-04-14 | 2009-11-05 | Yamaha Livingtec Corp | 棚ユニット |
JP2010273740A (ja) * | 2009-05-26 | 2010-12-09 | Panasonic Electric Works Co Ltd | 浴室用収納棚 |
EP3287379A4 (en) * | 2015-04-23 | 2018-10-03 | CRRC Meishan Co., Ltd. | Double-surface contact tray loading base |
-
1998
- 1998-03-18 JP JP6863698A patent/JPH11262420A/ja active Pending
Cited By (4)
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