JPH11262046A - 探査対象者用携帯装置およびそれを用いた位置探査方法 - Google Patents
探査対象者用携帯装置およびそれを用いた位置探査方法Info
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- JPH11262046A JPH11262046A JP10057151A JP5715198A JPH11262046A JP H11262046 A JPH11262046 A JP H11262046A JP 10057151 A JP10057151 A JP 10057151A JP 5715198 A JP5715198 A JP 5715198A JP H11262046 A JPH11262046 A JP H11262046A
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- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02D—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN INFORMATION AND COMMUNICATION TECHNOLOGIES [ICT], I.E. INFORMATION AND COMMUNICATION TECHNOLOGIES AIMING AT THE REDUCTION OF THEIR OWN ENERGY USE
- Y02D30/00—Reducing energy consumption in communication networks
- Y02D30/70—Reducing energy consumption in communication networks in wireless communication networks
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- Mobile Radio Communication Systems (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 探査対象者用携帯装置の省電力化並びにイン
フラ整備の負荷を低減できる位置探査方法を提供する。 【解決手段】 探査対象者用携帯装置1を携帯する探査
対象者が行方不明になると、探査者3aは位置探索セン
ターシステム4に探査対象者の識別情報を提供し、位置
探索センターシステム4はその識別情報に基づき探査対
象者の探査対象者用携帯装置1内のPHSデータ通信機
12を特定し、それが交信したPHS基地局2を割り出
し、そのPHS基地局2の通信可能領域を探査対象者の
存在領域として出力する。探査者3aは探査電波受信機
3を携帯し位置探索センターシステム4が提供した領域
に向かいその領域に到達したら探査対象者の探査対象者
用携帯装置1内のPHSデータ通信機12に電話をかけ
探査電波発信機13から探査用電波を発信させこの電波
の発信元を探査電波受信機3を用いて探査する。
フラ整備の負荷を低減できる位置探査方法を提供する。 【解決手段】 探査対象者用携帯装置1を携帯する探査
対象者が行方不明になると、探査者3aは位置探索セン
ターシステム4に探査対象者の識別情報を提供し、位置
探索センターシステム4はその識別情報に基づき探査対
象者の探査対象者用携帯装置1内のPHSデータ通信機
12を特定し、それが交信したPHS基地局2を割り出
し、そのPHS基地局2の通信可能領域を探査対象者の
存在領域として出力する。探査者3aは探査電波受信機
3を携帯し位置探索センターシステム4が提供した領域
に向かいその領域に到達したら探査対象者の探査対象者
用携帯装置1内のPHSデータ通信機12に電話をかけ
探査電波発信機13から探査用電波を発信させこの電波
の発信元を探査電波受信機3を用いて探査する。
Description
【0001】
【発明の技術分野】本発明は、探査対象者を短時間で探
査するための位置探査方法およびそれに用いる探査対象
者用携帯装置に関する。
査するための位置探査方法およびそれに用いる探査対象
者用携帯装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、徘徊老人などの位置を探査するシ
ステムとしては、例えば特開平1−66581号公報、
特開平6−188819号公報や特開平9−17267
6号公報などに開示されているようなものがある。
ステムとしては、例えば特開平1−66581号公報、
特開平6−188819号公報や特開平9−17267
6号公報などに開示されているようなものがある。
【0003】特開平1−66581号公報に開示されて
いる技術は、探査対象者に無線発信機を携帯させ、その
無線発信機が発信する電波を複数のアンテナで受信し、
三角測量の原理を応用して探査対象者の位置を検出する
ものである。
いる技術は、探査対象者に無線発信機を携帯させ、その
無線発信機が発信する電波を複数のアンテナで受信し、
三角測量の原理を応用して探査対象者の位置を検出する
ものである。
【0004】特開平6−188819号公報の開示技術
は、GPS(グローバルポジショニングシステム)受信
装置と携帯電話機能を備えた移動子局を探査対象者に携
帯させ、探査対象者が行方不明になったら、その携帯電
話を呼び出しGPS受信装置を動作させて位置情報を検
出し、その検出した位置情報を探査者に提供するもので
ある。
は、GPS(グローバルポジショニングシステム)受信
装置と携帯電話機能を備えた移動子局を探査対象者に携
帯させ、探査対象者が行方不明になったら、その携帯電
話を呼び出しGPS受信装置を動作させて位置情報を検
出し、その検出した位置情報を探査者に提供するもので
ある。
【0005】特開平9−172676号公報に開示され
ている位置探査システムは、PHS(パーソナルハンデ
ィホンシステム)通信機を探査対象者に携帯させ、その
PHS通信機と交信可能なPHS基地局の通信可能領域
に基づいて探査対象者の位置を検出するものである。
ている位置探査システムは、PHS(パーソナルハンデ
ィホンシステム)通信機を探査対象者に携帯させ、その
PHS通信機と交信可能なPHS基地局の通信可能領域
に基づいて探査対象者の位置を検出するものである。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】特開平1−66581
号公報に開示されたものは、システム導入時にアンテナ
を設置しなければならず、この設備およびその設置工事
に大きな費用を要する。また、探査中は常に電波を送信
しなければならないので、消費電力が大きくなるという
問題を有している。したがって、無線発信機を電池駆動
とした場合、大きな問題となる。
号公報に開示されたものは、システム導入時にアンテナ
を設置しなければならず、この設備およびその設置工事
に大きな費用を要する。また、探査中は常に電波を送信
しなければならないので、消費電力が大きくなるという
問題を有している。したがって、無線発信機を電池駆動
とした場合、大きな問題となる。
【0007】特開平6−188819号公報に開示のも
のは、探査対象者に携帯させる移動子局に構成の小型化
が難しいGPS受信機と携帯電話機能を備えた通信機構
とを備えなければならず、コストがかかり、小型化が難
しい上に消費電力も多くなる。よって、構成が大きくな
ることから患者はそれを携帯することに不快感を覚え、
また消費電力が多いので電池駆動では長時間の使用が困
難となる。
のは、探査対象者に携帯させる移動子局に構成の小型化
が難しいGPS受信機と携帯電話機能を備えた通信機構
とを備えなければならず、コストがかかり、小型化が難
しい上に消費電力も多くなる。よって、構成が大きくな
ることから患者はそれを携帯することに不快感を覚え、
また消費電力が多いので電池駆動では長時間の使用が困
難となる。
【0008】特開平9−172676号公報に開示のも
のは、PHS通信機が位置情報検出機能および通信機能
の双方の機能を有しているため、特開平6−18881
9号公報に開示のものに比べ小型化が可能となる。しか
しながら、PHS通信機により特定できる位置精度は1
00m範囲レベルの領域となり、これでは探査対象者を
探査する場合、その領域に入ってから実際に探査対象者
を見つけるまでに時間がかかってしまうという問題点が
ある。
のは、PHS通信機が位置情報検出機能および通信機能
の双方の機能を有しているため、特開平6−18881
9号公報に開示のものに比べ小型化が可能となる。しか
しながら、PHS通信機により特定できる位置精度は1
00m範囲レベルの領域となり、これでは探査対象者を
探査する場合、その領域に入ってから実際に探査対象者
を見つけるまでに時間がかかってしまうという問題点が
ある。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明の探査対象者用携
帯装置は、制御回路がPHS通信機能を有した通信手段
を介して入力する制御信号によって探査用電波を発信す
る特定小電力の探査電波発信機の動作を制御するので、
探査電波発信機を必要なときだけ動作させることがで
き、省電力化が図れる。また、通信手段の位置情報はP
HS通信機能を用いて交信したPHS基地局の位置情報
および通信可能領域に基づき探査用電波の受信可能領域
の広さに対応した広さの領域に画定されるので、PHS
による粗い位置探査精度を探査電波発信機で補うことが
できる。例えば、PHSで100m程度の領域まで位置
を絞り込んだ後、その領域において有効な探査用電波を
探査電波発信機から発信させ、その位置を追跡するよう
にする。この場合、探査電波発信機から発信される探査
用電波による位置探査可能領域をPHSによる位置探査
可能領域に関連づけているので、探査電波発信機から発
信される探査用電波の強度を必要以上に強くすることが
なくなり、省電力化が図れる。よって、探査対象者用携
帯装置を電池駆動とした場合、特に有効である。また、
インフラ工事等も必要なく、短時間で探査対象者を探し
だせる。また、GPS受信機がいらないので小型化が図
れ、携帯に対する不快感を著しく低減できる。
帯装置は、制御回路がPHS通信機能を有した通信手段
を介して入力する制御信号によって探査用電波を発信す
る特定小電力の探査電波発信機の動作を制御するので、
探査電波発信機を必要なときだけ動作させることがで
き、省電力化が図れる。また、通信手段の位置情報はP
HS通信機能を用いて交信したPHS基地局の位置情報
および通信可能領域に基づき探査用電波の受信可能領域
の広さに対応した広さの領域に画定されるので、PHS
による粗い位置探査精度を探査電波発信機で補うことが
できる。例えば、PHSで100m程度の領域まで位置
を絞り込んだ後、その領域において有効な探査用電波を
探査電波発信機から発信させ、その位置を追跡するよう
にする。この場合、探査電波発信機から発信される探査
用電波による位置探査可能領域をPHSによる位置探査
可能領域に関連づけているので、探査電波発信機から発
信される探査用電波の強度を必要以上に強くすることが
なくなり、省電力化が図れる。よって、探査対象者用携
帯装置を電池駆動とした場合、特に有効である。また、
インフラ工事等も必要なく、短時間で探査対象者を探し
だせる。また、GPS受信機がいらないので小型化が図
れ、携帯に対する不快感を著しく低減できる。
【0010】制御回路が、緊急スイッチが操作された際
または生体センサが異常状態を検出した際に上記通信手
段を介して予め設定された識別情報と緊急情報を所望の
連絡先へ自動的に出力するので、探査対象者の意志もし
くは探査対象者の健康状態の悪化の検出から緊急状態を
知らせることができる。また、新たに緊急情報通報専用
の通報手段を設ける必要がなく、このような機能を付加
した場合でも装置が大型化するのを防止できる。
または生体センサが異常状態を検出した際に上記通信手
段を介して予め設定された識別情報と緊急情報を所望の
連絡先へ自動的に出力するので、探査対象者の意志もし
くは探査対象者の健康状態の悪化の検出から緊急状態を
知らせることができる。また、新たに緊急情報通報専用
の通報手段を設ける必要がなく、このような機能を付加
した場合でも装置が大型化するのを防止できる。
【0011】通信手段が探査用電波を発信するようにす
れば、さらなる小型化が図れる。
れば、さらなる小型化が図れる。
【0012】上記探査対象者用携帯装置を探査対象者に
携帯させ、その探査対象者の位置を探査する位置探査方
法であって、PHS基地局の設置場所情報を有し通信手
段とPHS基地局との交信したPHS基地局の位置情報
および通信可能領域に基づき上記探査用電波の受信可能
領域の広さに対応した広さを有する位置領域を上記探査
対象者用携帯装置が存在する領域として出力する位置探
索センターシステムと、探査用電波を受信する探査電波
受信機とを備え、探査対象者が存在する領域を位置探索
センターシステムから得た後、その領域内またはその近
傍に行き、領域内またはその近傍に到着後、探査対象者
用携帯装置内の通信手段を介して探査用電波を発信さ
せ、探査電波受信機により探査電波の受信強度または受
信方向を検知して、探査対象者の位置を探し出すので、
探査電波発信機を必要なときだけ動作させることがで
き、省電力化が図れる。また、PHS通信機能を用いて
交信したPHS基地局の位置情報および通信可能領域に
基づき探査用電波の受信可能領域の広さに対応した広さ
の領域を有する位置情報が得られるので、PHSによる
粗い位置探査精度を探査電波発信機で補うことができ
る。例えば、PHSで100m程度の領域まで位置を絞
り込んだ後、その領域において有効な探査用電波を探査
電波発信機から発信させ、その位置を追跡するようにす
る。この場合、探査電波発信機から発信される探査用電
波による位置探査可能領域をPHSによる位置探査可能
領域に関連づけているので、探査電波発信機から発信さ
れる探査用電波の強度を必要以上に強くすることがなく
なり、省電力化が図れる。よって、探査対象者用携帯装
置を電池駆動とした場合、特に有効である。また、イン
フラ工事等も必要なく、短時間で探査対象者を探しだせ
る。
携帯させ、その探査対象者の位置を探査する位置探査方
法であって、PHS基地局の設置場所情報を有し通信手
段とPHS基地局との交信したPHS基地局の位置情報
および通信可能領域に基づき上記探査用電波の受信可能
領域の広さに対応した広さを有する位置領域を上記探査
対象者用携帯装置が存在する領域として出力する位置探
索センターシステムと、探査用電波を受信する探査電波
受信機とを備え、探査対象者が存在する領域を位置探索
センターシステムから得た後、その領域内またはその近
傍に行き、領域内またはその近傍に到着後、探査対象者
用携帯装置内の通信手段を介して探査用電波を発信さ
せ、探査電波受信機により探査電波の受信強度または受
信方向を検知して、探査対象者の位置を探し出すので、
探査電波発信機を必要なときだけ動作させることがで
き、省電力化が図れる。また、PHS通信機能を用いて
交信したPHS基地局の位置情報および通信可能領域に
基づき探査用電波の受信可能領域の広さに対応した広さ
の領域を有する位置情報が得られるので、PHSによる
粗い位置探査精度を探査電波発信機で補うことができ
る。例えば、PHSで100m程度の領域まで位置を絞
り込んだ後、その領域において有効な探査用電波を探査
電波発信機から発信させ、その位置を追跡するようにす
る。この場合、探査電波発信機から発信される探査用電
波による位置探査可能領域をPHSによる位置探査可能
領域に関連づけているので、探査電波発信機から発信さ
れる探査用電波の強度を必要以上に強くすることがなく
なり、省電力化が図れる。よって、探査対象者用携帯装
置を電池駆動とした場合、特に有効である。また、イン
フラ工事等も必要なく、短時間で探査対象者を探しだせ
る。
【0013】
【発明の実施の形態】本願の請求項1に係る発明は、探
査用電波を発信する特定小電力の探査電波発信機と、所
望の通信可能領域をそれぞれ有する複数のPHS基地局
と通信可能なPHS通信機能を有した通信手段と、上記
通信手段を介して入力する制御信号によって上記探査電
波発信機の動作を制御する制御回路とを含み、上記通信
手段の位置情報が、上記PHS通信機能を用いて交信し
たPHS基地局の位置情報および通信可能領域に基づき
上記探査用電波の受信可能領域の広さに対応した広さの
領域として得られるものとしている。
査用電波を発信する特定小電力の探査電波発信機と、所
望の通信可能領域をそれぞれ有する複数のPHS基地局
と通信可能なPHS通信機能を有した通信手段と、上記
通信手段を介して入力する制御信号によって上記探査電
波発信機の動作を制御する制御回路とを含み、上記通信
手段の位置情報が、上記PHS通信機能を用いて交信し
たPHS基地局の位置情報および通信可能領域に基づき
上記探査用電波の受信可能領域の広さに対応した広さの
領域として得られるものとしている。
【0014】本願の請求項2に係る発明は、上記制御回
路を緊急スイッチが操作された際、上記通信手段を介し
て緊急状態を示す緊急情報および予め設定された識別情
報を所望の連絡先へ自動的に出力するものとしている。
路を緊急スイッチが操作された際、上記通信手段を介し
て緊急状態を示す緊急情報および予め設定された識別情
報を所望の連絡先へ自動的に出力するものとしている。
【0015】本願の請求項3に係る発明は、探査対象者
の生体情報を検出する生体センサを有し、上記制御回路
を上記生体センサが異常状態を検出した際、上記通信手
段を介して所望の連絡先へ緊急情報を自動的に通報する
ものとしている。
の生体情報を検出する生体センサを有し、上記制御回路
を上記生体センサが異常状態を検出した際、上記通信手
段を介して所望の連絡先へ緊急情報を自動的に通報する
ものとしている。
【0016】本願の請求項4に係る発明は、上記通信手
段が上記探査用電波を発信するものとしている。
段が上記探査用電波を発信するものとしている。
【0017】本願の請求項5に係る発明は、請求項1、
2、3または4記載の探査対象者用携帯装置を探査対象
者に携帯させ、その探査対象者の位置を探査する位置探
査方法であって、上記PHS基地局の設置場所情報を有
し、上記通信手段と交信したPHS基地局の位置情報お
よび通信可能領域に基づき上記探査用電波の受信可能領
域の広さに対応した広さを有する位置領域を上記探査対
象者用携帯装置が存在する領域として出力する位置探索
センターシステムと、上記探査用電波を受信する探査電
波受信機とを備え、上記探査対象者が存在する領域を上
記位置探索センターシステムから得た後、その領域内ま
たはその近傍に行くステップと、上記領域内またはその
近傍に到着後、上記探査対象者用携帯装置内の通信手段
を介して上記探査用電波を発信させるステップと、上記
探査電波受信機により上記探査電波の受信強度または受
信方向を検知して、上記探査対象者の位置を探し出すス
テップとを備えている。
2、3または4記載の探査対象者用携帯装置を探査対象
者に携帯させ、その探査対象者の位置を探査する位置探
査方法であって、上記PHS基地局の設置場所情報を有
し、上記通信手段と交信したPHS基地局の位置情報お
よび通信可能領域に基づき上記探査用電波の受信可能領
域の広さに対応した広さを有する位置領域を上記探査対
象者用携帯装置が存在する領域として出力する位置探索
センターシステムと、上記探査用電波を受信する探査電
波受信機とを備え、上記探査対象者が存在する領域を上
記位置探索センターシステムから得た後、その領域内ま
たはその近傍に行くステップと、上記領域内またはその
近傍に到着後、上記探査対象者用携帯装置内の通信手段
を介して上記探査用電波を発信させるステップと、上記
探査電波受信機により上記探査電波の受信強度または受
信方向を検知して、上記探査対象者の位置を探し出すス
テップとを備えている。
【0018】
【実施例】以下、本発明を図面に示す実施例に基づいて
具体的に説明する。
具体的に説明する。
【0019】図1において、探査対象者用携帯装置1は
探査対象者に携帯され、CPU、ROM、RAM等から
なり各種の動作を制御する制御回路11とPHS通信機
能を備えた通信手段(以下「PHSデータ通信機」とい
う。)12、探査用電波を発信する特定小電力の探査電
波発信器13等からなる。特定小電力型の探査電波発信
器13はアンテナ13a等を含み、そこから発信される
探査用電波はおよそ100m範囲の受信可能領域を有す
る。
探査対象者に携帯され、CPU、ROM、RAM等から
なり各種の動作を制御する制御回路11とPHS通信機
能を備えた通信手段(以下「PHSデータ通信機」とい
う。)12、探査用電波を発信する特定小電力の探査電
波発信器13等からなる。特定小電力型の探査電波発信
器13はアンテナ13a等を含み、そこから発信される
探査用電波はおよそ100m範囲の受信可能領域を有す
る。
【0020】PHS基地局2はそれぞれ異なる所定の箇
所に設置され、位置探索センターシステム4と専用線等
で接続されている。
所に設置され、位置探索センターシステム4と専用線等
で接続されている。
【0021】位置探索センターシステム4は、PHS基
地局2の設置場所情報を有し、探査者の要求等によりP
HSデータ通信機12と交信したPHS基地局2の位置
情報および通信可能領域に基づき探査用電波の受信可能
領域の広さに対応した広さを有する位置領域を探査対象
者が存在する領域として出力する。位置検索センター4
としては、例えばPHS交換機を有するPHS通信事業
社を用いる。
地局2の設置場所情報を有し、探査者の要求等によりP
HSデータ通信機12と交信したPHS基地局2の位置
情報および通信可能領域に基づき探査用電波の受信可能
領域の広さに対応した広さを有する位置領域を探査対象
者が存在する領域として出力する。位置検索センター4
としては、例えばPHS交換機を有するPHS通信事業
社を用いる。
【0022】次に、動作を説明する。なお、本例では探
査対象者を徘徊癖のある老人とし、この老人に探査対象
者用携帯装置1が取り付けられているものとする。
査対象者を徘徊癖のある老人とし、この老人に探査対象
者用携帯装置1が取り付けられているものとする。
【0023】探査対象者用携帯装置1が取り付けられて
いる老人が徘徊を始め、行方がわからなくなると、探査
者3aは電話回線等を介して位置探索センターシステム
4に連絡をいれ、探査対象者の老人に予め設定されてい
る識別情報(探査対象者用携帯装置1内のPHSデータ
通信機12の電話番号など)を提供する。
いる老人が徘徊を始め、行方がわからなくなると、探査
者3aは電話回線等を介して位置探索センターシステム
4に連絡をいれ、探査対象者の老人に予め設定されてい
る識別情報(探査対象者用携帯装置1内のPHSデータ
通信機12の電話番号など)を提供する。
【0024】位置探索センターシステム4は提供された
識別情報に基づき徘徊している老人が携帯している探査
対象者用携帯装置1が有するPHSデータ通信機12を
特定し、その特定したPHSデータ通信機12が交信し
たPHS基地局2を割り出し、その割り出したPHS基
地局2の通信可能領域(およそ100m範囲)2aを徘
徊中の老人が存在する領域2aとして探査者3aに出力
する。
識別情報に基づき徘徊している老人が携帯している探査
対象者用携帯装置1が有するPHSデータ通信機12を
特定し、その特定したPHSデータ通信機12が交信し
たPHS基地局2を割り出し、その割り出したPHS基
地局2の通信可能領域(およそ100m範囲)2aを徘
徊中の老人が存在する領域2aとして探査者3aに出力
する。
【0025】探査者3aは探査電波受信機3を携帯し、
まず位置探索センターシステム4から提供された領域2
aに向かい、その領域2aに到達もしくはその近くに着
いたら、徘徊中の老人が携帯している探査対象者用携帯
装置1内のPHSデータ通信機12に電話をかけて探査
電波発信機13を動作させる制御信号を送り探査用電波
を発信させ、この電波の発信元すなわち徘徊老人の所在
地を探査電波受信機3を用いて探査する。
まず位置探索センターシステム4から提供された領域2
aに向かい、その領域2aに到達もしくはその近くに着
いたら、徘徊中の老人が携帯している探査対象者用携帯
装置1内のPHSデータ通信機12に電話をかけて探査
電波発信機13を動作させる制御信号を送り探査用電波
を発信させ、この電波の発信元すなわち徘徊老人の所在
地を探査電波受信機3を用いて探査する。
【0026】このように、探査電波発信機13を必要な
ときだけ動作させるので、省電力化が図れる。また、P
HS通信機能を用いて交信したPHS基地局の位置情報
および通信可能領域に基づき探査用電波の受信可能領域
の広さに対応した広さの領域を有する位置情報が得られ
るので、PHSによる粗い位置探査精度を探査電波発信
機13で補うことができる。すなわち、例えばPHSで
100m程度の領域まで位置を絞り込んだ後、その領域
において有効な探査用電波を探査電波発信機13から発
信させ、その位置を追跡する。この場合、探査電波発信
機13から発信される探査用電波による位置探査可能領
域をPHSによる位置探査可能領域に関連づけているの
で、探査電波発信機13から発信される探査用電波の強
度を必要以上に強くすることがなくなり、省電力化が図
れる。つまり、PHSによる粗い位置探査精度を補うた
めの探査電波発信機13の動作を必要最小限にでき、省
電力化が図れる。よって、探査対象者用携帯装置1を電
池駆動とした場合、特に有効である。また、固定アンテ
ナ等のインフラ工事等も必要なく、短時間で探査対象者
を探しだせる。また、従来必要とされていたGPS受信
機がいらないので小型化が図れ、携帯に対する不快感を
著しく低減できる。
ときだけ動作させるので、省電力化が図れる。また、P
HS通信機能を用いて交信したPHS基地局の位置情報
および通信可能領域に基づき探査用電波の受信可能領域
の広さに対応した広さの領域を有する位置情報が得られ
るので、PHSによる粗い位置探査精度を探査電波発信
機13で補うことができる。すなわち、例えばPHSで
100m程度の領域まで位置を絞り込んだ後、その領域
において有効な探査用電波を探査電波発信機13から発
信させ、その位置を追跡する。この場合、探査電波発信
機13から発信される探査用電波による位置探査可能領
域をPHSによる位置探査可能領域に関連づけているの
で、探査電波発信機13から発信される探査用電波の強
度を必要以上に強くすることがなくなり、省電力化が図
れる。つまり、PHSによる粗い位置探査精度を補うた
めの探査電波発信機13の動作を必要最小限にでき、省
電力化が図れる。よって、探査対象者用携帯装置1を電
池駆動とした場合、特に有効である。また、固定アンテ
ナ等のインフラ工事等も必要なく、短時間で探査対象者
を探しだせる。また、従来必要とされていたGPS受信
機がいらないので小型化が図れ、携帯に対する不快感を
著しく低減できる。
【0027】なお、都市部においてはPHS基地局2が
有する通信可能領域と特定小電力型の探査電波発信機1
3が発信する探査用電波の受信可能領域がほぼ等しいの
で、上記のようにPHSデータ通信機12が交信したP
HS基地局2の通信可能領域をそのまま徘徊中の老人が
存在する領域2aとして探査者3aに出力するようにし
たが、郊外等ではPHS基地局2の通信可能領域が探査
電波発信機13が発信する探査用電波の受信可能領域よ
り大きくなってしまう。このような場合は、例えばPH
Sデータ通信機12と交信可能なPHS基地局2を複数
局探し出し、その探し出したPHS基地局2の位置や通
信可能領域とから探査用電波の受信可能領域の広さに対
応した広さを有する領域すなわちPHSデータ通信機1
2が存在する領域を割り出すようにすればよい。
有する通信可能領域と特定小電力型の探査電波発信機1
3が発信する探査用電波の受信可能領域がほぼ等しいの
で、上記のようにPHSデータ通信機12が交信したP
HS基地局2の通信可能領域をそのまま徘徊中の老人が
存在する領域2aとして探査者3aに出力するようにし
たが、郊外等ではPHS基地局2の通信可能領域が探査
電波発信機13が発信する探査用電波の受信可能領域よ
り大きくなってしまう。このような場合は、例えばPH
Sデータ通信機12と交信可能なPHS基地局2を複数
局探し出し、その探し出したPHS基地局2の位置や通
信可能領域とから探査用電波の受信可能領域の広さに対
応した広さを有する領域すなわちPHSデータ通信機1
2が存在する領域を割り出すようにすればよい。
【0028】図2は図1に示した探査対象者用携帯装置
1に探査対象者の生態情報(脈拍、体温、SpO2(血
中酸素飽和度)、血糖値等)を検出する生体センサ15
と手動緊急スイッチ14とをさらに設け、探査者3aと
して医療センターシステム3a1を採用し、医療センタ
ーシステム3a1の要請により探査電波受信機3を備え
た救急車等(図示せず。)が探査対象者を探しに行く例
を示したものである。なお、図1と同一のものには同一
番号を附してある。
1に探査対象者の生態情報(脈拍、体温、SpO2(血
中酸素飽和度)、血糖値等)を検出する生体センサ15
と手動緊急スイッチ14とをさらに設け、探査者3aと
して医療センターシステム3a1を採用し、医療センタ
ーシステム3a1の要請により探査電波受信機3を備え
た救急車等(図示せず。)が探査対象者を探しに行く例
を示したものである。なお、図1と同一のものには同一
番号を附してある。
【0029】探査対象者等により手動緊急スイッチ14
が操作されたり、生体センサ15が異常状態を示す検出
情報を出力すると、制御回路11はPHSデータ通信機
12を介して緊急警報と探査対象者に予め設定されてい
る識別情報(氏名、探査対象者用携帯装置1内のPHS
データ通信機12の電話番号など)を医療センターシス
テム3a1に自動送信する。
が操作されたり、生体センサ15が異常状態を示す検出
情報を出力すると、制御回路11はPHSデータ通信機
12を介して緊急警報と探査対象者に予め設定されてい
る識別情報(氏名、探査対象者用携帯装置1内のPHS
データ通信機12の電話番号など)を医療センターシス
テム3a1に自動送信する。
【0030】この情報を受信した医療センターシステム
3a1は、電話回線等を介して位置探索センターシステ
ム4に連絡をいれ、探査対象者に予め設定されている識
別情報(探査対象者用携帯装置1内のPHSデータ通信
機12の電話番号など)を提供する。以下、上記と同様
に動作する。
3a1は、電話回線等を介して位置探索センターシステ
ム4に連絡をいれ、探査対象者に予め設定されている識
別情報(探査対象者用携帯装置1内のPHSデータ通信
機12の電話番号など)を提供する。以下、上記と同様
に動作する。
【0031】このように、手動緊急スイッチ14が操作
されたり、生体センサ15が異常状態を示す検出情報を
出力した場合、自動的に医療センターシステム3a1に
通報されるので、探査対象者の意志もしくは探査対象者
の健康状態の悪化の検出から緊急状態を知らせることが
できる。また、新たに緊急状態通報専用の通報手段を設
ける必要がなく、このような機能を付加した場合でも構
成の大型化を防止できる。
されたり、生体センサ15が異常状態を示す検出情報を
出力した場合、自動的に医療センターシステム3a1に
通報されるので、探査対象者の意志もしくは探査対象者
の健康状態の悪化の検出から緊急状態を知らせることが
できる。また、新たに緊急状態通報専用の通報手段を設
ける必要がなく、このような機能を付加した場合でも構
成の大型化を防止できる。
【0032】なお、探査対象者用携帯装置1に生体セン
サ15を設ける場合、生体センサ15の種類により探査
対象者への取り付け箇所が制限される場合がある。例え
ば、手首用の生体センサ15を用いた場合などは手首以
外にそれを取り付けることはできなくなってしまい、取
り付け箇所によっては探査対象者に大いなる不快感を与
えてしまう可能性がある。図3はこの問題を解消するた
めの構成を示したもので、探査対象者用携帯装置1を検
出部1aと通信部1bとに分け、検出部1aで検出した
検出情報、緊急情報は微弱電波で通信部1bに送信され
るようになっている。
サ15を設ける場合、生体センサ15の種類により探査
対象者への取り付け箇所が制限される場合がある。例え
ば、手首用の生体センサ15を用いた場合などは手首以
外にそれを取り付けることはできなくなってしまい、取
り付け箇所によっては探査対象者に大いなる不快感を与
えてしまう可能性がある。図3はこの問題を解消するた
めの構成を示したもので、探査対象者用携帯装置1を検
出部1aと通信部1bとに分け、検出部1aで検出した
検出情報、緊急情報は微弱電波で通信部1bに送信され
るようになっている。
【0033】図3において、検出部1aは手動緊急スイ
ッチ14、生体センサ15、各種の動作を制御する制御
回路16および生体センサ15の検出情報と手動緊急ス
イッチ14の操作により発生する緊急情報を微弱電波で
送信する微弱電波送信器17などからなり、リストバン
ド(図示せず。)等により探査対象者の手首に装着可能
である。
ッチ14、生体センサ15、各種の動作を制御する制御
回路16および生体センサ15の検出情報と手動緊急ス
イッチ14の操作により発生する緊急情報を微弱電波で
送信する微弱電波送信器17などからなり、リストバン
ド(図示せず。)等により探査対象者の手首に装着可能
である。
【0034】通信部1bは、制御回路11、PHSデー
タ通信機12、探査電波発信機13、アンテナ13aお
よび微弱電波送信器17から送信される微弱電波を受信
する微弱電波受信回路18等からなり、腰ベルトやポケ
ット等(ともに図示せず。)に装着可能である。
タ通信機12、探査電波発信機13、アンテナ13aお
よび微弱電波送信器17から送信される微弱電波を受信
する微弱電波受信回路18等からなり、腰ベルトやポケ
ット等(ともに図示せず。)に装着可能である。
【0035】このように、探査対象者用携帯装置1を検
出部1aと通信部1bの2つに分けたので、個々の構成
を小さく軽量化でき、装着場所の自由度が増す。よっ
て、上記問題点を解決できる。
出部1aと通信部1bの2つに分けたので、個々の構成
を小さく軽量化でき、装着場所の自由度が増す。よっ
て、上記問題点を解決できる。
【0036】なお、上記それぞれの例において、PHS
データ通信機12と探査電波発信機13を別構成のもの
として示したが、図4に示すようにPHSデータ通信機
12から特定の探査用電波を発信するようにすれば、さ
らなる小型化、低コスト化が図れる。この場合、PHS
データ通信機12から探査用電波を発信させる際、トラ
ンシーバモード(一定周波数の電波を送信するモード)
で発信させても、公衆モード(電波の周波数を複数周波
数に中から1つ選んで送信するモード)で発信させても
よいが、前者の方が受信機の構成が容易になり好まし
い。
データ通信機12と探査電波発信機13を別構成のもの
として示したが、図4に示すようにPHSデータ通信機
12から特定の探査用電波を発信するようにすれば、さ
らなる小型化、低コスト化が図れる。この場合、PHS
データ通信機12から探査用電波を発信させる際、トラ
ンシーバモード(一定周波数の電波を送信するモード)
で発信させても、公衆モード(電波の周波数を複数周波
数に中から1つ選んで送信するモード)で発信させても
よいが、前者の方が受信機の構成が容易になり好まし
い。
【0037】また、上記それぞれの例においてPHSデ
ータ通信機12として市販のPHS電話機にデータ通信
用のインターフェース(データカード)を介して制御回
路11と接続するようにしてもよいし、PHS通信機能
を有した構成を探査対象者用携帯装置1に設けるように
してもよい。なお、市販のPHS電話機を使用する場
合、そのPHS電話機を通常の電話機としても使用でき
るという利点がある。
ータ通信機12として市販のPHS電話機にデータ通信
用のインターフェース(データカード)を介して制御回
路11と接続するようにしてもよいし、PHS通信機能
を有した構成を探査対象者用携帯装置1に設けるように
してもよい。なお、市販のPHS電話機を使用する場
合、そのPHS電話機を通常の電話機としても使用でき
るという利点がある。
【0038】
【発明の効果】本発明によれば、探査対象者用携帯装置
の省電力化が図れる。また、通信手段の位置情報はPH
S通信機能を用いて交信したPHS基地局の位置情報お
よび通信可能領域に基づき探査用電波の受信可能領域の
広さに対応した広さの領域に画定されるので、探査電波
発信機が発信する探査用電波の強度をPHS基地局が有
する通信可能領域の広さに対応したものとしているの
で、PHSによる粗い位置探査精度を探査電波発信機で
補うことができる。例えば、PHSで100m程度の領
域まで位置を絞り込んだ後、その領域において有効な探
査用電波を探査電波発信機から発信させ、その位置を追
跡するようにする。この場合、探査電波発信機から発信
される探査用電波による位置探査可能領域をPHSによ
る位置探査可能領域に関連づけているので、探査電波発
信機から発信される探査用電波の強度を必要以上に強く
することがなくなり、省電力化が図れる。よって、探査
対象者用携帯装置を電池駆動とした場合、特に有効であ
る。また、インフラ工事等も必要なく、短時間で探査対
象者を探しだせる。また、GPS受信機がいらないので
小型化が図れ、携帯に対する不快感を著しく低減でき
る。
の省電力化が図れる。また、通信手段の位置情報はPH
S通信機能を用いて交信したPHS基地局の位置情報お
よび通信可能領域に基づき探査用電波の受信可能領域の
広さに対応した広さの領域に画定されるので、探査電波
発信機が発信する探査用電波の強度をPHS基地局が有
する通信可能領域の広さに対応したものとしているの
で、PHSによる粗い位置探査精度を探査電波発信機で
補うことができる。例えば、PHSで100m程度の領
域まで位置を絞り込んだ後、その領域において有効な探
査用電波を探査電波発信機から発信させ、その位置を追
跡するようにする。この場合、探査電波発信機から発信
される探査用電波による位置探査可能領域をPHSによ
る位置探査可能領域に関連づけているので、探査電波発
信機から発信される探査用電波の強度を必要以上に強く
することがなくなり、省電力化が図れる。よって、探査
対象者用携帯装置を電池駆動とした場合、特に有効であ
る。また、インフラ工事等も必要なく、短時間で探査対
象者を探しだせる。また、GPS受信機がいらないので
小型化が図れ、携帯に対する不快感を著しく低減でき
る。
【0039】緊急スイッチが操作された際または生体セ
ンサが異常状態を検出した際に通信手段を介して予め設
定された識別情報と緊急情報を所望の連絡先へ自動的に
出力するので、探査対象者の意志もしくは探査対象者の
健康状態の悪化の検出から緊急状態を知らせることがで
きる。また、新たに緊急状態通報専用の通報手段を設け
る必要がなく、このような機能を付加した場合でも構成
の大型化を多分に防止できる。
ンサが異常状態を検出した際に通信手段を介して予め設
定された識別情報と緊急情報を所望の連絡先へ自動的に
出力するので、探査対象者の意志もしくは探査対象者の
健康状態の悪化の検出から緊急状態を知らせることがで
きる。また、新たに緊急状態通報専用の通報手段を設け
る必要がなく、このような機能を付加した場合でも構成
の大型化を多分に防止できる。
【0040】通信手段が探査用電波を発信するようにす
れば、さらなる小型化が図れる。
れば、さらなる小型化が図れる。
【図1】本発明の一実施例を示す説明図。
【図2】本発明の他の実施例を示す説明図。
【図3】本発明のさらに他の実施例を示す説明図。
【図4】本発明のさらに他の実施例を示す説明図。
1 探査対象者用携帯装置 11 制御回路 12 通信手段 13 探査電波発信機 14 緊急スイッチ 15 生体センサ 2 PHS基地局 3 探査電波受信機 4 位置探索センターシステム
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 赤井 孝司 神奈川県鎌倉市七里ガ浜1−20−20 (72)発明者 彌永 秋彦 神奈川県津久井郡藤野町名倉355−1
Claims (5)
- 【請求項1】 探査用電波を発信する特定小電力の探査
電波発信機と、所望の通信可能領域をそれぞれ有する複
数のPHS基地局と通信可能なPHS通信機能を有した
通信手段と、上記通信手段を介して入力する制御信号に
よって上記探査電波発信機の動作を制御する制御回路と
を含み、 上記通信手段の位置情報が、上記PHS通信機能を用い
て交信したPHS基地局の位置情報および通信可能領域
に基づき上記探査用電波の受信可能領域の広さに対応し
た広さの領域として得られるものであることを特徴とす
る探査対象者用携帯装置。 - 【請求項2】 緊急スイッチを有し、上記制御回路は、
その緊急スイッチが操作された際、上記通信手段を介し
て緊急状態を示す緊急情報および予め設定された識別情
報を所望の連絡先へ自動的に出力するものであることを
特徴とする請求項1記載の探査対象者用携帯装置。 - 【請求項3】 探査対象者の生体情報を検出する生体セ
ンサを有し、上記制御回路は、上記生体センサが異常状
態を検出した際、上記通信手段を介して所望の連絡先へ
緊急情報を自動的に通報するものであることを特徴とす
る請求項1または2記載の探査対象者用携帯装置。 - 【請求項4】 上記通信手段が上記探査用電波を発信す
るものであることを特徴とする請求項1、2または3記
載の探査対象者用携帯装置。 - 【請求項5】 請求項1、2、3または4記載の探査対
象者用携帯装置を探査対象者に携帯させ、その探査対象
者の位置を探査する位置探査方法であって、 上記PHS基地局の設置場所情報を有し、上記通信手段
と交信したPHS基地局の位置情報および通信可能領域
に基づき上記探査用電波の受信可能領域の広さに対応し
た広さを有する位置領域を上記探査対象者用携帯装置が
存在する領域として出力する位置探索センターシステム
と、上記探査用電波を受信する探査電波受信機とを備
え、 上記探査対象者が存在する領域を上記位置探索センター
システムから得た後、その領域内またはその近傍に行く
ステップと、 上記領域内またはその近傍に到着後、上記探査対象者用
携帯装置内の通信手段を介して上記探査用電波を発信さ
せるステップと、 上記探査電波受信機により上記探査電波の受信強度また
は受信方向を検知して、上記探査対象者の位置を探し出
すステップとを備えたことを特徴とする位置探査方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10057151A JPH11262046A (ja) | 1998-03-09 | 1998-03-09 | 探査対象者用携帯装置およびそれを用いた位置探査方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10057151A JPH11262046A (ja) | 1998-03-09 | 1998-03-09 | 探査対象者用携帯装置およびそれを用いた位置探査方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH11262046A true JPH11262046A (ja) | 1999-09-24 |
Family
ID=13047578
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10057151A Pending JPH11262046A (ja) | 1998-03-09 | 1998-03-09 | 探査対象者用携帯装置およびそれを用いた位置探査方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH11262046A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2002062222A1 (fr) * | 2001-02-07 | 2002-08-15 | Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. | Systeme de traitement d'informations biologiques, terminal, processeur d'informations biologiques, procede de traitement d'informations biologiques et programme |
JP2008113115A (ja) * | 2006-10-30 | 2008-05-15 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | ガス監視装置 |
JP2014007533A (ja) * | 2012-06-22 | 2014-01-16 | Mazeran Systems Japan Kk | 徘徊者位置管理システム |
-
1998
- 1998-03-09 JP JP10057151A patent/JPH11262046A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2002062222A1 (fr) * | 2001-02-07 | 2002-08-15 | Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. | Systeme de traitement d'informations biologiques, terminal, processeur d'informations biologiques, procede de traitement d'informations biologiques et programme |
JP2008113115A (ja) * | 2006-10-30 | 2008-05-15 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | ガス監視装置 |
JP2014007533A (ja) * | 2012-06-22 | 2014-01-16 | Mazeran Systems Japan Kk | 徘徊者位置管理システム |
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