JPH11261736A - 電話装置 - Google Patents

電話装置

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JPH11261736A
JPH11261736A JP7304398A JP7304398A JPH11261736A JP H11261736 A JPH11261736 A JP H11261736A JP 7304398 A JP7304398 A JP 7304398A JP 7304398 A JP7304398 A JP 7304398A JP H11261736 A JPH11261736 A JP H11261736A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 着信要求を転送することによって通話料金が
高額になる場合に有効な電話装置を提供すること。 【解決手段】交換機20は発信元端末11、交換機24
は発信元端末11の直接の発信先である発信先端末1
1、交換機26は発信先端末11の転送先として登録さ
れた転送先端末13を、それぞれ収容している。交換機
20は、発信先端末11からの発信を受け付けると、交
換機24に発信先端末12の番号を送信する。交換機2
4はこれを受信すると、発信先端末12の転送情報を転
送情報メモリ23から読み出して交換機20に送り返
す。交換機20はこの転送情報に基づいて料金情報メモ
リ19を参照し、発信先端末12との通話料金と転送先
端末13との通話料金を比較する。転送先通話料金が発
信先通話料金よりも所定の金額以上高い場合は、発信元
端末11にその旨を通知する。発信者は、通知された内
容を考慮して、端末13へ転送するか、転送しないで終
了するかあるいは伝言装置22にメッセージを残すこと
を選択することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、着信要求を他の端
末に転送する電話装置に関わり、詳細には、発信者が通
話料金に基づいて着信要求を他の端末に転送するかしな
いかを選択できる電話装置に関する。
【0002】
【従来の技術】電話装置が行うサービスとして、着信者
が不在の場合には、予め登録しておいた他の端末に着信
要求を転送させる転送サービスがある。着信者は、外出
先で電話を受けたいような場合には、あらかじめ外出先
の電話番号を転送先として登録しておくことができる。
例えば、東京から大阪へ出張する場合に、東京の事業所
から大阪の事業所へ転送するように登録することができ
る。また、会議中に緊急の電話がかかってくる場合は、
自分の席の電話機から会議室の電話機へ転送するように
登録することができる。着信者は、転送先の電話番号を
登録しておけば、本来の場所とは異なる場所で電話を受
けることができるとともに、連絡先をわざわざ通知する
といった手間を省くことができるので便利である。さら
に、最近では、携帯電話機のような移動体端末を転送先
として登録することで、移動先でも連絡を取り合うこと
ができるようになっている。
【0003】このような転送サービスには、着信者の都
合に合わせて多様なサービスが提供されている。例え
ば、着信端末の使用状況にかかわりなく、予め登録さ
れている転送先端末に着信要求を転送する不在転送サー
ビス、着信した時間帯に応じて、着信要求を転送先端
末に転送する夜間転送サービスがある。さらに、着信
端末が話し中である場合は、発信者に話中音を聞かせず
に転送先端末に着信要求を転送する話中転送サービス、
着信端末が一定時間を経過しても応答がない場合に、
発信端末の呼び出しを中止して転送先端末へ着信要求を
転送する不応答転送サービスがある。
【0004】このように、着信端末の使用状況に応じて
転送サービスの種類が多くなっている。しかし、これら
の転送サービスでは、発信者からの呼び出しにて着信端
末に着信すると、予め登録されている転送情報に基づい
て、一律にその着信要求を転送先の端末に転送してい
た。例えば、通話内容や使用状況によっては、発信者が
その転送を望まない場合がある。このような場合であっ
ても、自動的に転送されてしまうので、発信者は転送さ
れた時点で通話を切断しない限り、転送先で呼び出され
た相手と通話をしなければならなかった。
【0005】このような転送サービスでは、発信者が自
分の意志で着信要求を転送するか否かについて選択する
ことができない。そこで、転送サービスを行う場合に
は、発信者の意思を尊重して、発信者が着信要求を転送
するか否かを選択することができる電話装置が必要にな
る。例えば、特開平5−63826号公報では、発信者
が転送サービスを利用するか否かを決定することができ
る電話装置が提案されている。
【0006】この電話装置では、各端末毎に転送情報を
登録する転送登録手段を備えている。加入者は、転送サ
ービスを利用しようとするときは、転送先の端末の番号
を転送情報として登録しておく。ここでは、一例とし
て、自分の席の端末Bにかかってきた着信を会議室の端
末Cに転送するように登録しているものとする。
【0007】電話装置は、発信端末Aから端末Bに対す
る着信要求を受信すると、端末Bに転送登録がされてい
るか否かを判断する。ここで、端末Bに転送登録がされ
ていない場合は、通常と同様に端末Bを呼び出す。これ
に対し、端末Bに転送登録がされている場合は、着信要
求を転送する旨を発信端末Aに通知する。ここでは、会
議室の端末Cが転送先として登録されているので、転送
される旨を発信者に通知する。この通知は、通常の呼出
音とは異なる信号音を発信者に送信することで行うこと
ができる。
【0008】発信者は、この信号音に基づいて所定の操
作を行うことで、転送するか否かを決定することができ
る。転送するか否かの指定は、例えば発信端末Aのプッ
シュボタンを利用して特定の番号を発信したり、受話器
を掛けることで行う。電話装置は、着信転送を希望する
特定番号を受信したときは転送サービスを実行する。す
なわち、登録されている会議室の端末Cに着信要求を転
送して、発信端末Aと会議室の端末Cとを接続する。こ
れに対し、受話器が掛けられた場合は、転送を行わずに
回線を切断する。これにより、発信者は自己の呼び出し
が転送されることを知って、転送するか否かを選択する
ことができる。
【0009】ここで、例えば転送先が会議室の端末Cで
はなく外線先となる他の事業所の端末Dが登録されてい
る場合を考える。事業所の内線サービスを利用すると、
通話料金は通常無料である。よって、自分の席の端末B
から会議室の端末Cを転送先とした場合のように、同一
の内線電話網を介する他の端末が転送先であるときは、
発信者は転送先の相手とも無料で通話することができ
る。これに対し、外線端末のように公衆回線網を介する
他の端末Dを、転送先として登録している場合は、公衆
回線網は有料なのでその通話は課金されることになる。
すなわち、転送先によって通話料金が無料であったり有
料であったりするので、発信者が知らないうちに通話料
金が課金されてしまうという問題があった。
【0010】そこで、着信要求の転送先が有料回線の場
合には、その旨を発信者に通知した上で、発信者が転送
サービスを利用するか否かを選択できる電話装置が必要
となる。例えば、特開平7−105845号公報では、
着信転送先が有料回線を経由するときは転送サービスに
関する規制情報を登録しておいて、発信者の意思で転送
サービスの可否を決定できるようにする電話装置が提案
されている。
【0011】図9は、この電話装置の構成の概要を表わ
したものである。電話装置58は、端末51と端末52
を収容し、これらの発信や着信の接続を行う主スイッチ
53と、この主スイッチ53を制御するための呼制御装
置56とを備えている。転送情報メモリ57は、有料回
線に着信要求が転送されるときの規制情報を記憶するた
めのものである。規制情報とは、転送先が有料であると
きは転送処理を行うか否かについて予め規定したもので
ある。なお、規制情報は各端末に対応して記憶されてい
る。電話装置58は、企業内電話網へ接続するための回
線54と、公衆電話網へ接続するための回線55とを収
容している。ここでは、端末51を発信端末、端末52
を着信端末として説明する。
【0012】図10は、電話装置58が転送サービスを
行う際の処理の流れについて表わしたものである。以
下、発信者が端末51から端末52を呼び出した場合に
ついて説明する。発信者が、発信端末51から着信端末
52を呼び出すと、呼制御装置56は、発信先端末番号
を受信する(ステップS501)。そして、図示しない
記憶装置のデータを読み出して、着信端末52が転送登
録をしているか否かを判別する(ステップS502)。
着信端末52が転送登録をしていない場合は(ステップ
502;N)、通常と同様に発信先である着信端末52
を呼び出す(ステップS503)。ここでは、着信端末
52が、着信端末52の使用状況にかかわりなく図示し
ない他の端末に着信要求を転送する不在転送サービスが
登録されているものとする。
【0013】ステップS502で、呼制御装置56は、
着信端末52が不在転送登録をしていることを判別する
と(ステップS502;Y)、転送先との通話料金が有
料か無料かを判断する(ステップS504)。着信端末
52の転送登録先が企業内電話網59を介する内線端末
であれば、その通話料金は無料であるので(ステップS
504;N)、そのまま転送先端末を呼び出す(ステッ
プ509)。これに対し、転送登録先が公衆電話網60
を介する端末であるときは、通話料金は有料となるので
(ステップS504;Y)、転送情報メモリ57の規制
情報を読みに行く(ステップS505)。
【0014】端末52に対応する規制情報が、転送先が
有料回線の場合は着信転送を規制するものである場合は
(ステップS505;Y)、発信端末51に規制音を送
出して(ステップS506)、着信転送処理を中止す
る。これに対し、有料回線の場合に規制しないものであ
る場合は(ステップS505;N)、発信端末51に特
殊音を送出して(ステップS507)、着信転送を行う
か否かの実行許可信号を要求する。
【0015】発信者は、転送先が有料である旨の特殊音
を聞いて、有料の場合でも転送したい場合は、発信端末
51から実行許可信号に該当するダイヤル番号を送出す
る。一方、有料であるので転送したくないと考える場合
は、発信端末51の受話器を掛ければよい。
【0016】図10のステップS508にて、呼制御装
置56は、発信者からの実行許可信号を受信すると(ス
テップS508;Y)、転送登録先の端末に着信要求を
転送する(ステップS509)。これに対し、発信者が
受話器を掛けた場合は、回線を切断する。一方、発信者
が、一定の時間を経過してもダイヤル操作を行わない場
合は(ステップS508;N)、発信端末51へ規制音
を送出して(ステップS506)、着信転送処理を中止
する。
【0017】
【発明が解決しようとする課題】このような電話装置5
8は、発信先端末との通話料金が無料であるのに、転送
先端末との通話料金が有料となる場合に、その旨を発信
者に通知して、発信者が転送するか否かについて選択す
ることができるとしたものである。
【0018】ここで、通話料金については、多様な料金
体系が設けられているものの、通常は発信者が負担する
ものであり、着信者が応答した時点から通話が終了した
時点までの通話時間に応じて通話料金が計算される。ま
た、普通は端末間の距離に比例して、単位時間の課金料
は高くなるように設定されている。よって、発信者は、
発信先や通話時間を考慮することで、通話料金を管理す
ることが多い。
【0019】例えば、東京都に設置された端末から呼び
出した千葉県の端末が、沖縄県の端末に転送登録をして
いるものとする。このような場合、発信者は、東京都か
ら千葉県に電話をかけた場合の通話料金を想定している
にも関わらず、沖縄県の転送登録先に着信転送された結
果、予想以上の高額な通話料金が課金されることにな
る。また、転送されたことは知っていても、具体的な通
話料金を意識しなかったために、うっかり長い間通話を
してしまう場合もある。これでは、転送されることによ
り、発信者が自分でかけた通話の通話料金を管理するこ
とができなくなるという問題があった。
【0020】一方、発信者の要件によっては、相手が不
在であるとわかった時点で、転送サービスを利用するよ
りも、例えば留守番電話サービスを利用してメッセージ
を残すほうが便利な場合もある。しかし、従来の転送サ
ービスでは、着信者が不在で転送サービスが登録されて
いる場合には、転送を選択しないと、通話が切断される
ことになる。従って、発信者は同じ用件で再度相手に電
話をかけ直さなければならず、煩雑であった。
【0021】そこで、本発明の目的は、着信要求を転送
することによって通話料金が高額になる場合にこの旨を
発信者に通知する電話装置を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0022】請求項1記載の発明は、(イ)発信元端末
から発信先として指定された発信先端末へ着信する着信
要求を他の端末に転送するための転送情報を予め記憶し
た転送情報記憶手段と、(ロ)発信元端末から発信先端
末へ着信要求があったとき、発信元端末と発信先端末と
の間の通話料金としての発信先通話料金と、発信元端末
と転送情報に基づく転送先端末との間の通話料金として
の転送先通話料金とを比較する通話料金比較手段と、
(ハ)この通話料金比較手段の比較の結果として転送先
通話料金が発信先通話料金よりも予め定めた所定の金額
以上高いときこれを発信元端末に通知する転送情報通知
手段とを電話装置に具備させる。
【0023】すなわち請求項1記載の発明では、着信要
求があったときに発信先通話料金と転送先通話料金とを
比較して、転送先の通話料金が発信先の通話料金よりも
予め定めた所定の金額以上高い場合は、発信者にこの旨
を通知することとした。これにより、発信者は、自分の
かけた通話が転送されることと、転送されることにより
通話料金が高額になることを知ることができる。これに
より、発信者は、転送情報の通知を受けた上で転送する
か否かを選択することが可能となるので、転送した場合
であっても、自分でかけた通話の通話料金を管理するこ
とができる。
【0024】請求項2記載の発明は、(イ)発信元端末
から発信先として指定された発信先端末へ着信する着信
要求を他の端末に転送するための転送情報を予め記憶し
た転送情報記憶手段と、(ロ)発信元端末から発信先端
末へ着信要求があったとき、発信元端末と発信先端末と
の間の通話料金としての発信先通話料金と、発信元端末
と転送情報に基づく転送先端末との間の通話料金として
の転送先通話料金とを比較する通話料金比較手段と、
(ハ)この通話料金比較手段の比較の結果として転送先
通話料金が発信先通話料金よりも高くなる割合が予め定
められた所定のしきい値を越えたときこれを発信元端末
に通知する転送情報通知手段とを電話装置に具備させ
る。
【0025】すなわち請求項2記載の発明では、着信要
求があったときに発信先通話料金と転送先通話料金とを
比較して、転送先の通話料金が発信先の通話料金よりも
高くなる割合が予め定めた所定のしきい値を越えたと
き、発信者にこの旨を通知することとした。例えば、発
信先通話料金と転送先通話料金との差額と、発信先通話
料金と転送先通話料金との割合について考える。差額が
10円となる場合には、発信先通話料金が10円で転送
先通話料金が20円である場合もあれば、発信先通話料
金が100円で転送先通話料金が110円である場合も
ある。前者は転送することにより通話料金が2倍になっ
ているのに対し、後者は1.1倍に過ぎない。発信者に
よっては、予定の2倍の通話料金を請求される場合には
高いと感じるが、1.1倍の通話料金を請求される場合
はほとんど変わりないと感じる場合もある。そこで、予
め転送先通話料金が発信先通話料金の2倍以上高くなる
ときに発信者に通知するように設定しておけば、通話料
金の割合に応じて比較することができる。
【0026】請求項3記載の発明は、(イ)発信元端末
から発信先として指定された発信先端末へ着信する着信
要求を他の端末に転送するための転送情報を予め記憶し
た転送情報記憶手段と、(ロ)この転送情報記憶手段に
より転送情報を記憶した発信先端末に対する発信元端末
からのメッセージを記憶するためのメッセージ記憶手段
と、(ハ)発信元端末から発信先端末へ着信要求があっ
たとき、発信元端末と発信先端末との間の通話料金とし
ての発信先通話料金と、発信元端末と転送情報に基づく
転送先端末との間の通話料金としての転送先通話料金と
を比較する通話料金比較手段と、(ニ)この通話料金比
較手段の比較の結果として転送先通話料金が発信先通話
料金よりも予め定めた所定の金額以上高いときこれを発
信元端末に通知する転送情報通知手段と、(ホ)転送情
報通知手段の通知を受信した発信元端末が、着信要求を
転送先端末に転送するかあるいはメッセージ記憶手段に
より発信先端末に対するメッセージを記憶するかを選択
する発信元端末選択手段とを電話装置に具備させる。
【0027】すなわち請求項3記載の発明では、転送先
の通話料金が発信先の通話料金よりも所定の金額以上高
い場合は発信者にこの旨を通知し、発信者が着信要求を
転送するかあるいは伝言メッセージを残すかを選択する
ことができることとした。これにより、発信者が、転送
先との通話料金が高額であるので転送を中止したいと思
った場合は、着信転送を行わないで、伝言メッセージを
残しておくことができる。これに対し、高額であっても
早急に連絡をとる必要があるので通話をしたいと思った
場合には、着信転送を選択することができる。これによ
り、着信者と発信者の双方の都合を考慮した転送サービ
スを提供することができる。
【0028】請求項4記載の発明は、(イ)発信元端末
から発信先として指定された発信先端末へ着信する着信
要求を他の端末に転送するための転送情報を予め記憶し
た転送情報記憶手段と、(ロ)発信元端末から発信先端
末へ着信要求があったとき、発信元端末と発信先端末と
の間の通話料金としての発信先通話料金と、発信元端末
と転送情報に基づく転送先端末との間の通話料金として
の転送先通話料金とを比較する通話料金比較手段と、
(ハ)通話料金比較手段の比較した結果を発信元端末に
対して通知するか否かを選択するための通知情報を記憶
した通知情報記憶手段と、(ニ)通話料金比較手段の比
較の結果として転送先通話料金が発信先通話料金よりも
予め定めた所定の金額以上高いときこれを通知情報記憶
手段の記憶した通知情報に従って発信元端末に通知する
転送情報通知手段を電話装置に具備させる。
【0029】すなわち請求項4記載の発明では、発信元
端末別に、転送情報の通知を要求するかあるいは要求し
ないかについての通知情報を記憶しておき、この通知情
報に基づいて転送情報を通知することとした。よって、
例えば、一定期間の間、連続して転送登録をしている端
末を発信先とするような場合には、予め通話料金の比較
結果を通知しない要求を登録しておけばよい。これによ
り、発信の度に通知を受けて転送を要求しなくても、自
動的に転送されるので、操作が煩雑になることを回避す
ることができる。
【0030】請求項5記載の発明は、(イ)発信元端末
から発信先として指定された発信先端末へ着信する着信
要求を他の端末に転送するための転送情報を予め記憶し
た転送情報記憶手段と、(ロ)発信元端末から発信先端
末へ着信要求があったとき、発信元端末と発信先端末と
の間の通話料金としての発信先通話料金と、発信元端末
と転送情報に基づく転送先端末との間の通話料金として
の転送先通話料金とを比較する通話料金比較手段と、
(ハ)この通話料金比較手段の比較の結果として転送先
通話料金が発信先通話料金よりも予め定めた所定の金額
以上高いときこれを発信元端末に通知する転送情報通知
手段と、(ニ)転送情報通知手段の通知を受信した発信
元端末が、着信要求を転送先端末に転送するかあるいは
着信要求を転送先端末に転送しないで発信元端末と発信
先端末との間の回線を切断するかを選択する発信元端末
選択手段と、(ホ)転送情報通知手段の通知の後の所定
の時間を経過したとき、かつ発信元端末選択手段の選択
が行われなかったときは、発信元端末と発信先端末との
間の回線を切断する切断手段を電話装置に具備させる。
【0031】すなわち請求項5記載の発明では、転送情
報の通知を受けた発信者が、所定の時間を経過しても特
定の操作を行わなかった場合には、発信元端末と発信先
端末との接続回線を切断することとした。よって、慣れ
ないために発信者が誤まったダイヤル操作をしてしまっ
たような場合でも、着信要求は転送されないので、発信
者の意図に反して高額な通話料金が課せられることを防
止することができる。
【0032】請求項6記載の発明は、請求項1〜請求項
5記載の電話装置で、通話料金比較手段は、端末間の通
話料金を端末番号と対応づけて記憶した通話料金記憶テ
ーブルを有することを特徴としている。
【0033】すなわち請求項6記載の発明では、端末間
の通話料金を端末番号と対応づけて記憶した通話料金テ
ーブルに基づいて通話料金を比較することとした。発信
者の意図した発信先通話料金と、転送された後の転送先
通話料金の、両方の通話料金を通知することとすれば、
発信者は、具体的にどの程度の差額であるのかを知るこ
とができる。よって、通話内容の重要性に応じて、臨機
応変に着信要求を転送するか否かについて、決定するこ
とができる。
【発明の実施の形態】 【実施例】
【0034】図1は、本発明の一実施例における交換機
としての電話装置の概要を表わしたものである。交換機
20(東京都に設置されているものとする)は、発信元
となる端末11を収容している。端末11は、例えば通
話料金情報を表示する表示手段14を備えており、本実
施例では文字情報を表示するための液晶ディスプレイを
内臓させている。主スイッチ17は、端末11と接続回
線15との間を接続し、端末11と接続制御装置18と
の間で送受信される各種信号を中継している。また、接
続制御装置18からの指示を受けて表示手段14に料金
情報の表示を行っている。接続制御装置18は、図示し
ないCPU(中央処理装置)を備えており、同じく図示
しない記憶装置に記憶されたプログラムや料金情報メモ
リ19のデータを使用して、端末間の発信や着信を制御
する交換処理を行う。すなわち、端末から受信するダイ
ヤル情報から主スイッチ17を制御して、該当する回線
の接続や切断を行う。料金情報メモリ19は、発信先の
地域番号毎に単位時間の通話料金を記憶するものであ
り、交換機20の保守者によって登録や削除が行われ
る。接続回線15は、主スイッチ17に収容され、端末
11と他の交換機24に収容されている端末12とを接
続するためのものである。
【0035】図2は、図1に示した料金情報メモリ19
の構成を表わしたものである。本実施例では、料金情報
メモリ31に、「発信先地域番号」32と「発信先地域
番号32ごとの通話料金」33とが対応づけて記憶され
るようになっている。例えば、東京都に設置された交換
機20の端末11から同じ交換機20の端末に発信する
場合は、発信先地域番号は「03(東京都)」であるの
で、通話料金が「60秒/10円」であることが記憶さ
れている。同じように、東京都に設置された交換機20
の端末11から千葉県に設置された交換機24の端末1
2に発信する場合は、発信先地域番号は「0471(千
葉県)」であるので、通話料金が「30秒/10円」で
あることが記憶されている。さらに、東京都に設置され
た交換機20の端末11から沖縄県の交換機26の端末
13に発信する場合は、発信先地域番号は「098(沖
縄県)」であるので、通話料金が「4秒/10円」であ
ることが記憶されている。東京都の端末11から発信し
た場合の通話料金は、これらの発信先地域番号別の料金
と実際に要した通話時間とに基づいて計算される。
【0036】図1に戻り、交換機24(千葉県に設置さ
れているものとする)について説明する。交換機24
は、交換機20と同様に、主スイッチ24と図示しない
CPU(中央処理装置)を有する接続制御装置および料
金情報メモリとで構成されている。また、交換機24
は、東京都に設置された交換機20の端末11の発信先
となる端末12を収容している。また、交換機24は、
この交換機24に収容された各端末に対して伝言メッセ
ージを録音するための伝言装置22を収容している。こ
の伝言装置22に録音されたメッセージは、各端末番号
に対応して再生することができる。転送情報メモリ23
は、所定の転送サービスを実施するための転送情報を、
各端末毎に記憶するためのものである。転送情報は、端
末12から所定の操作を行うことで登録または削除する
ことができる。なお、接続回線15は、端末12と東京
都に設置された交換機20に収容されている端末11と
を接続するためのものである。接続回線16は、端末1
2と沖縄県に設置された交換機26に収容されている端
末13とを接続するためのものである。
【0037】図3は、図1に示した転送情報メモリ23
の構成を表わしたものである。本実施例では、「着信電
話機」42と「転送先端末の番号情報」43とが、対応
づけて記録されるようになっている。ここでは、すでに
端末12から不在転送を登録するための操作がなされて
おり、電話機12と不在転送先番号情報「098−OO
O−OOOO」(沖縄県)とが記憶されている。
【0038】図1に戻り、説明を続ける。交換機26
(沖縄県に設置されているものとする)は、交換機20
と同様に、主スイッチ24と図示しないCPU(中央処
理装置)を有する接続制御装置および料金情報メモリと
で構成されている。また、端末13を収容している。こ
の端末13は、端末12の着信転送先として登録されて
いる。接続回線16は、端末13と千葉県に設置された
交換機24に収容されている端末12とを接続するため
のものである。
【0039】図4は、以上のように構成された発信端末
側の交換機20の動作について説明したものである。以
下、東京都の発信者が千葉県を発信先として電話をかけ
た場合の手順に沿って説明する。
【0040】発信者は、発信元の端末11から発信先の
端末12を呼び出すための電話番号をダイヤルする。こ
こでは、発信元である東京の地域番号(03)とは異な
る千葉県の番号(0471−OOO−OOOO)をダイ
ヤルしたものとする。交換機20が、この発信先端末番
号を受信すると(S101;Y)、前記したCPUは、
発信先の端末12が所属する千葉県の交換機24を判別
する。そして交換機24へ、接続回線15を介して、発
信先端末番号(千葉県0471−OOO−OOOO)を
送信する(S102)。
【0041】図5は、着信端末側の交換機24が、発信
端末側の交換機20から発信先端末番号を受信した後の
処理の流れを表わしたものである。千葉県の交換機24
は、東京都の交換機20から、接続回線15を介して、
発信先端末番号(千葉県0471−OOO−OOOO)
を受信する(ステップS201;Y)。そして、受信し
た発信先端末番号に基づいて、転送情報メモリ21を参
照し(ステップS202)、端末12が転送登録をして
いるか否かを判別する(ステップS203)。
【0042】図5のステップS203にて、千葉県の交
換機24は、端末12が転送登録をしていないと判別し
た場合は(ステップS203N)、通常と同様に、発信
先の端末12を呼び出す(ステップS204)。これに
端末12が応答すれば、発信元端末11と発信先端末1
2との間で、通話が可能になる。通話料金は、発信先の
端末12が応答した時点から通話が終了するまでの時間
と、通話料金テーブル31に基づいて、課金される。
【0043】一方、ステップS203にて、発信先の交
換機24は、端末12が転送登録をしていると判別した
場合は(ステップS203Y)、発信先の端末を呼び出
さずに、不在転送先番号を発信元の交換機に送信する
(ステップS205)。本実施例では、端末12が、不
在転送登録をしており、転送先として沖縄県の番号「0
98−000−0000」が登録されている。よって、
千葉県の交換機24から、接続回線15を介して、東京
都の交換機20へ不在転送先番号(沖縄県098−OO
O−OOOO)が送信される。
【0044】図6は、発信端末側の交換機20が着信端
末側の交換機24に発信先端末番号を送信した後の動作
の流れを説明したものである。東京都の交換機20は、
沖縄県の交換機24から不在転送先番号情報を受信する
と(ステップS301;Y)、先に発信元の端末11が
ダイヤルした発信先端末番号(千葉県0471−OOO
−OOOO)と、受信した不在転送先番号(沖縄県09
8−OOO−OOOO)とから、それぞれの地域番号を
判別する。ここでは、発信先端末番号として「047
1」が、不在転送先番号として「098」が、それぞれ
の地域番号として判別される。
【0045】図6のステップ302にて、交換機20
は、地域番号の判別結果に基づいて、料金情報メモリ1
9から各地域番号に対応した単位時間の通話料金情報を
読み出す(ステップS302)。そして、不在転送を行
った場合の転送先端末と、不在転送を行わない場合の発
信先端末との通話料金との通話料金とを比較する(ステ
ップS303)。
【0046】ここで、不在転送を行った場合の通話料金
と、不在転送を行わない場合の通話料金との比較は、発
信元端末を起点として、単位時間あたりの転送先通話料
金と発信先通話料金とを比較することよって行う。そし
て、転送先通話料金が発信先通話料金よりも低額または
同額あるいは高額であるかを判別する。この判別を行う
ための所定の金額は、予め交換機20の保守者が設定す
るものとするが、発信元端末を介して発信者が設定する
こととしてもよい。
【0047】判別のための金額として、ここでは、通話
料金が1円でも高い場合は高額であると判別するように
設定している。しかし、発信先通話料金と転送先通話料
金との差が微少であるにも関わらず、わざわざ発信者に
通知していると、発信者によっては却って操作が面倒に
なる場合がある。よって、誰もがこのくらいの差額であ
れば転送するだろうと思われる金額を、平均的な許容範
囲として想定し、設定しておくこともできる。例えば、
高額でないと許容される差額を10円に設定しておけ
ば、転送先と発信先との通話料金の差額が10円未満の
場合は低額で、10円以上の場合は高額と判別されるこ
とになる。よって、差額が微差(10円未満)であると
きは、発信者に通知されることなく自動的に転送される
ので、操作が煩雑になることを回避できる。
【0048】また、通話料金の差額が10円である場合
に、もともと通話料金が安い短距離通話では高いと感じ
る場合もあるのに対し、もともと通話料金の高い長距離
通話の場合には10円程度の差額は気にならない場合も
ある。このような場合には、通話料金の具体的な差額で
比較するのではなく、通話料金の割合で比較するように
設定することもできる。転送先通話料金が発信先通話料
金よりも2倍以上高くなるかどうかで判別することとす
れば、それぞれの基準に応じて判断することができるか
らである。
【0049】さらに、転送先通話料金が発信先通話料金
よりも高くなる割合が同一であっても、通話料金が10
円から20円になる場合と、通話料金が100円から2
00円になる場合とでは、発信者が受ける印象は、また
異なるものである。通話料金の差額は、前者が10円で
あるのに対し、後者は100円である。例えば、10分
間通話すると、前者は予想より200円分だけ高く課金
されるのに対して、後者は1000円分も高く課金され
ることになる。このように、転送することによって通話
料金が高くなる場合に、発信者が高額であるから転送を
中止したいと感じる料金は、発信先と転送先及び通話料
金体系等によって異なるものである。よって、これらの
状況に応じて任意に通話料金の比較基準を設けること
で、きめの細かい転送情報の通知サービスを提供するこ
とができる。
【0050】ステップS303の通話料金の比較処理
で、転送先端末との通話料金が、発信先端末との通話料
金よりも、低額もしくは同額であると判別された場合は
(ステップS303;N)、そのまま転送サービスを実
行する。発信者の意図に関わらず高額の通話料金が課さ
れることはないからである。よって、東京都の交換機2
0は、転送先端末の呼び出しを要求する信号を、接続回
線15を介して千葉県の交換機24へ送信する(ステッ
プS306)。この転送先端末呼出要求信号は、予め特
定の番号を定めておくものとする。
【0051】図8は、着信端末側の交換機24が、不在
転送先番号を発信端末側の交換機20へ送信した後の動
作の流れを説明したものである。千葉県の交換機24
は、東京都の交換機20から、接続回線15を介して特
定の信号が送られてくるのを待機している。そこで、転
送先端末呼出要求信号を受信すると(S401;Y)、
転送情報メモリ21の不在転送情報に基づいて、転送先
の端末13が所属する沖縄県の交換機25へ、接続回線
16を介して発信する(S402)。
【0052】沖縄県の交換機26は、転送登録先番号
(沖縄県098−OOO−OOOO)を受信すると、該
当する転送先の端末13を呼び出す。これに端末13が
応答すれば、発信元の端末11と転送先の端末13との
間で、通話が可能になる。
【0053】通話料金は、転送先の端末13が応答した
時点から通話が終了するまでの時間に応じて課金され
る。しかし、転送先通話料金の単位時間あたりの料金
は、発信先通話料金と比較して同額または低額であるか
ら、発信者がたとえ転送されたことに気が付かないで通
話をしたとしても、予想以上の通話料金を請求されるこ
とはない。
【0054】一方、図6のステップS302にて、本実
施例では、図2の料金情報メモリ31を参照すると、地
域番号「0471(千葉県)」通話料金が「30秒/1
0円」であり、地域番号「098(沖縄県)」通話料金
が「4秒/10円」と設定されている。よって、転送先
通話料金と発信先通話料金とを比較すると、転送先端末
との通話料金が発信先端末との通話料金よりも、高額に
なることがわかる。なお、ここでは一般的な地域番号ご
との通話料金を比較しているので、例えば夜間割引サー
ビスのような特定の料金サービスに発信者が加入してい
る場合には、かかる情報を記憶した通話料金テーブルに
基づいて比較すればよい。
【0055】従って、不在転送先である登録先通話料金
の方が発信先通話料金よりも高額と判別されるので(ス
テップ303;Y)、接続制御装置18は、その旨を発
信元である端末11の表示手段14へ通知する(ステッ
プS304)。
【0056】図7は、発信先に転送登録がされている旨
を通知するための端末11に内蔵された液晶ディスプレ
イの表示内容を表わしたものである。液晶ディスプレイ
45には、発信先端末12で不在転送が登録されている
こと、発信先の通話料金と転送先の通話料金とをそれぞ
れ表示して、通話料金に差分があることを表示する。ま
た、発信者が、転送サービスを利用するか、伝言メッセ
ージを残すか、あるいは受話器を掛けて回線を切断する
かについて選択できることを表示する。選択の手段とし
ては、例えば端末11からプッシュボタンを操作して行
うことができる。ここでは、転送先を呼び出す場合は
「特定番号『0』をダイヤル」し、転送先を呼び出さな
い場合には「受話器を掛ける」という操作を指定してい
る。また、伝言メッセージを残す場合には「特定番号
『1』をダイヤルする」という操作を指定している。こ
れらの情報により、発信者は自分の発信した呼出につい
ての転送情報を入手して、通話料金を考慮した上で、転
送するか否かを選択することができる。
【0057】なお、発信先に転送登録がされている旨を
通知するための表示手段としては、発信元の端末11に
内臓させた液晶ディスプレイ45以外に、電話端末と接
続されたパーソナルコンピューターのディスプレイ等に
表示させることもできる。さらに、数種類のアナウンス
を送出できるアナウンス手段を設けることによって、音
声による転送情報の通知を行うことも可能である。
【0058】発信者が着信転送を希望する場合は、表示
画面45に表示された指示に従い、第一特定番号「0」
を発信する。交換機20は、第一特定番号「0」を受信
すると(ステップS305;Y)、転送先端末の呼出を
要求する信号としての転送先端末呼出要求信号を、接続
回線5を介して千葉県の交換機24へ送信する(ステッ
プS306)。この転送先端末呼出要求信号は、あらか
じめ特定の番号を決めておくものとする。
【0059】図8のステップS401にて、千葉県の交
換機24は、東京都の交換機20から転送先端末呼出要
求信号を受信すると(S401;Y)、転送情報メモリ
21の不在転送情報に基づいて、転送先の端末13が所
属する沖縄県の交換機25へ接続回線16を介して発信
する(S402)。転送登録先番号(沖縄県098−O
OO−OOOO)を受信した交換機26が、転送先の端
末13を呼び出して、これに端末13が応答すれば、東
京都の端末11と沖縄県の端末13との間で、通話が可
能になる。
【0060】通話料金は、転送先の端末13が応答した
時点から通話が終了するまでの時間に応じて課金され
る。転送先端末13との通話料金は、発信先端末12と
の通話料金と比較して高額であるが、発信者は表示画面
45で具体的な通話料金を認識しているので、転送先と
の通話料金をある程度予測することができる。
【0061】一方、図6のステップS304の通知に基
づいて、発信者が着信転送を行わずに伝言メッセージを
希望する場合がある。この場合は、表示画面45に表示
された指示に従い、第二特定番号「1」を発信する。交
換機20は、発信元の端末11からの第二特定番号を受
信すると(ステップS307;Y)、伝言装置との接続
を要求する信号としての伝言装置接続要求信号を、接続
回線15を介して交換機24に送信する(ステップS3
08)。この伝言装置接続要求信号は、あらかじめ特定
の番号を決めておくものとする。
【0062】図8のステップS403にて、千葉県の交
換機24は、伝言装置接続要求信号を受信すると(ステ
ップ403;Y)、接続回線15と伝言装置20とを接
続する。そして、伝言装置20から発信元の端末11に
伝言メッセージを催促するアナウンスを送信する(ステ
ップS404)。発信者は、このアナウンスに従って、
伝言メッセージを伝言装置20に録音することができ
る。着信者は、その後、自分の端末12から所定のダイ
ヤル操作をすることで、録音されたメッセージを聞くこ
とができる。
【0063】交換機20は、図6のステップS304に
て、転送情報の通知を受けた発信者が、特定の操作をせ
ずに受話器を掛けた場合は(ステップS309;Y)、
端末11と接続回線15との間を切断する。そして、接
続回線15の開放要求を交換機24に対して行う(ステ
ップS310)。
【0064】一方、転送情報の通知を受けた発信者が、
すぐには転送するか否かを決めかねたり、このようなダ
イヤル操作に不慣れなために、特定の操作を行わない場
合がある。従って、転送情報を通知してから一定の時間
が経過しても、特定の操作が行われない場合は(ステッ
プS305;N、ステップS307;N、ステップS3
09;Y)、発信元の端末11と接続回線15との間を
切断し、接続回線15の開放要求を交換機24に対して
行う(ステップS310)。これにより、発信者からの
特定の操作による意思表示がない限り、通話料金が高額
になる場合の着信転送を回避することができるからであ
る。また、これとは逆に一定時間が経過しても特定の操
作が行なわれない場合は、転送を行なうようにし、日本
語の表示を理解できない外国人や漢字を理解できない幼
児等に配慮した構成としても良い。
【0065】これに対し、千葉県の交換機24の側で
も、所定の時間内に東京都の交換機20からの転送先呼
出要求信号または伝言装置接続要求信号を受信しない場
合には(ステップS401;N、ステップS403;
N、ステップS405;Y)、交換機20に対して、接
続回線15の開放要求を行う(ステップS406)。
【0066】第一の変形例
【0067】先の実施例では、図6のステップS303
で通話料金が同額あるいは低額であると判別したとき、
またステップS305で発信者からの転送要求を意味す
る第一特定番号を受信したときは、東京都の交換機20
から千葉県の交換機24を介して沖縄県の交換機26を
呼び出すこととした。しかしながら、転送先によって
は、発信先の交換機を経由することで、かえって接続回
線を非効率的に使用する結果になる場合がある。そこ
で、第一の変形例の電話装置では、発信先の交換機を経
由せずに、転送先の交換機を直接呼び出すようにして、
より効率的に接続回線を使用するようにしている。
【0068】例えば、東京都の端末11が沖縄県の端末
13(098−000−0000)を発信先としたとこ
ろ、沖縄県の端末13が千葉県の端末12(0471−
000−0000)を転送先として登録しているものと
する。
【0069】東京都の交換機20は、端末11からの発
信先端末番号を受信すると、該当する沖縄県の交換機2
6に送信する。この発信先端末番号を受信した沖縄県の
交換機26は、端末13についての転送情報を確認し
て、転送先端末番号(千葉県0471−000−000
0)を送り返す。
【0070】東京都の交換機20は、この転送情報を受
信すると、図2の料金情報メモリを参照して、発信先の
通話料金(沖縄県4秒/10円)よりも転送先の通話料
金(千葉県30秒/10円)の方が低額であることを判
別する。転送先の通話料金が発信先の通話料金よりも低
額なので、そのまま転送サービスを実行する。
【0071】ここで、東京都の交換機20は、沖縄県の
交換機26を介さずに、転送先の端末12が所属する千
葉県の交換機24に対して転送登録先番号(千葉県04
71−OOO−OOOO)を発信することとする。これ
を受信した交換機24が、転送先の端末12を呼び出し
て、これに端末12が応答すれば、東京都の端末11と
転送先の千葉県の端末12との間で、通話が可能にな
る。
【0072】また、発信先の通話料金よりも転送先の通
話料金が高額であるときは、発信者が転送を指示した場
合に、直接転送先の交換機に転送登録先番号を送信す
る。これに対し、発信者が伝言メッセージを指示した場
合には、伝言装置接続要求信号を発信先の交換機に送信
すれば良い。従って、伝言装置を利用する場合のみ、発
信先の交換機に伝言装置接続要求信号を送信し、そうで
ない場合は、直接転送先の交換機に転送先登録番号を送
信するので、効率的に接続回線を使用することができ
る。
【0073】第二の変形例
【0074】先の実施例では、図6のステップS303
で通話料金が高額であると判別したときは、転送情報を
通知することとした。しかし、発信先によっては、高額
であっても常に転送しなければならないような場合があ
り、かかる場合にも、毎回転送要求を送信しないと通話
ができないとすると、操作が煩雑になってしまう。そこ
で、第二の変形例の電話装置では、発信者が予め登録し
た通知情報に従って、通話料金を比較した結果を通知す
るようにしている。
【0075】図11は、通話料金の比較結果を通知する
かあるいは通知しないかについての通知情報を予め登録
した場合の電話装置の概要を表わしたものである。東京
都の交換機20は、転送情報を通知するための情報を記
憶する転送情報通知メモリ27を備えている。転送情報
通知メモリ27は、転送先の通話料金が高額である場合
に、通話料金の比較結果の通知を要求するかあるいは要
求しないかについての情報を、発信元端末別に記憶した
ものである。通知情報は、発信元端末からの所定のダイ
ヤル操作で登録や削除を行うことができる。
【0076】図12は、通知情報メモリの構成を表わし
たものである。通知情報メモリ61には、「発信元電話
機」62と「通知情報の有無」63とが対応づけて記憶
されるようになっている。ここでは、すでに発信元端末
11から通話料金の比較結果を通知しないための操作が
なされており、発信元として「電話機11」、通知情報
として「通知を必要としない旨(不要)」が記憶されて
いる。なお、既定値としては通話料金の比較結果を通知
するように登録しておいてもよい。
【0077】実施例と同様に、東京都の交換機20に収
容された端末11を発信元、千葉県の交換機24に収容
された端末12を発信先、沖縄県の交換機26に収容さ
れた端末13を転送先として説明する。千葉県の交換機
24から転送情報を受信した東京都の交換機20は、通
話料金を比較する。転送先の通話料金が発信先の通話料
金よりも高額であるので、通知情報メモリを参照して、
発信元端末11に通知するかどうかを判別する。
【0078】図12に示した通知情報メモリ61を参照
すると、端末11は通話料金の比較結果を通知しない旨
を登録しているので、交換機20は、転送先呼出要求信
号を千葉県の交換機24に対して送信する。千葉県の交
換機24が、沖縄県の交換機25へ発信し、端末13を
呼び出せば、東京都の端末11と転送先の端末13との
間で、通話が可能になる。この場合、通話料金の比較結
果は通知されずに転送されるので、発信者は、その都
度、所定の操作で転送要求を行わなければならないとい
った作業を省くことができる。発信者が自動転送を中止
したくなった場合には、所定のダイヤル操作により通知
情報メモリ27の内容を訂正すればよい。
【0079】これに対し、端末11が通話料金の比較結
果を通知する旨を登録している場合には、実施例と同様
に図7に示した通話料金の比較結果が端末11に通知さ
れる。なお、図12の通知情報メモリ61を発信電話機
と発信先電話番号に対応させて比較結果の通知の有無を
登録できるメモリ構成としても良い。また、このメモリ
には登録を行っている場合は、“通話料金の比較結果”
と、“無条件に転送を行う旨”を表示した上で転送する
ようにしても良い。
【0080】なお、以上説明した実施例および変形例で
は、着信端末の使用状況にかかわりなく、予め登録され
ている他の特定の端末に着信要求を転送する不在転送サ
ービスを行う電話装置について説明したが、着信した時
間帯に応じて着信要求を他の特定の端末に転送する夜間
転送サービス、また、着信端末が話し中である場合は、
発信者に話中音を聞かせずに他の特定の端末に着信要求
を転送する話中転送サービス、あるいは着信端末が一定
時間を経過しても応答がない場合に発信端末の呼び出し
を中止して他の特定の端末を呼び出す不応答転送サービ
スを行う電話装置についても、本発明を適用することは
可能である。
【0081】また、本実施例では、図5のステップS2
03で、発信先の端末12が転送登録をしていない場合
は、通常と同様に、端末12に着信させることとした。
しかし、端末12が転送登録をしていない場合には、不
在転送先番号情報として端末12自身の電話番号(千葉
県0471−000−0000)を送信してもよい。発
信側の交換機20は、発信先と転送先の番号から通話料
金が同額であることを判別し、発信先である端末12と
の接続を要求すればよいので、他の端末と同様に一律に
処理することができる。
【0082】さらに、実施例および変形例では、それぞ
れ別々の交換機に収容された各端末について説明した
が、各端末は1つの交換機に収容されていてもよい。さ
らに、沖縄県の交換機26に収容された有線端末13を
転送先として説明したが、転送先が携帯電話機のような
移動体端末である場合にも本発明を適用することができ
る。
【0083】また、実施例および変形例では、発信元と
なる東京都の交換機20が、通話料金を比較して転送す
るか通知するかを判別したが、これを発信先の千葉県の
交換機24で行うこととしてもよい。すなわち、発信元
となる交換機20が、発信先端末番号情報と発信元端末
番号情報とを送信して、着信側の交換機24が、転送情
報と通話料金情報とに基づいて通話料金が高額になるか
否かを判別する。そして、その結果を発信元となる交換
機20に送信して、発信端末に通知させることも可能で
ある。
【0084】また、実施例および変形例では、沖縄県の
交換機26に収容された端末13を転送先として説明し
たが、この端末13がさらに他の端末を転送先として登
録している場合にも、本発明を適用することができる。
この場合には、沖縄県の交換機26が、端末13の転送
登録情報を発信元である端末11に送信して、発信元端
末11が、転送するか転送しないかを選択すれば良い。
ここで、発信者が伝言メッセージを残す場合には、最初
の発信先である端末12に対して残してもよいし、ある
いは転送先の端末13に残してもよい。
【0085】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1記載の発
明によれば、着信転送を行ったときの通話料金が着信転
送を行わない場合の通話料金よりも所定の金額以上高く
なる場合は、発信者にこの旨を通知することとした。こ
れにより、発信者は、自分がかけた通話の通話料金は自
分で管理することができる。さらに、通話料金が同額も
しくは低額の場合は自動的に着信転送されるので、発信
者と着信者のそれぞれの都合を考慮した転送サービスを
提供することができるという効果がある。
【0086】また、請求項2載の発明によれば、着信転
送を行ったときの通話料金が着信転送を行わない場合の
通話料金よりも高くなる割合が、所定のしきい値以上で
あるとき、これを通知することとした。これにより、例
えば、発信先があまり固定されておらず、近距離から遠
距離まで幅広い範囲を対象とするような場合であって
も、近距離には近距離に応じた基準で、遠距離には遠距
離に応じた基準でそれぞれ判断することができる。
【0087】また、請求項3載の発明によれば、着信転
送を行ったときの通話料金が着信転送を行わない場合の
通話料金よりも所定の金額以上高いときに、発信者が伝
言メッセージを残すか否かについて選択できることとし
た。これにより、たとえば急用あるいは重要な用件の場
合にのみ転送サービスを利用して、それほど急用でない
用件の場合は伝言メッセージを残しておくことができ
る。
【0088】また、請求項4記載の発明によれば、発信
元端末別に、通話料金の比較結果を通知するか否かを判
別するための通知情報を記憶しておき、この通知情報に
基づいて通話料金の比較結果を通知することとした。こ
れにより、例えば、発信先ごとに通知の有無を分けて登
録したり、時期に応じて登録することとすれば、より細
やかなサービスを提供することができるという利点があ
る。
【0089】また、請求項5記載の発明によれば、所定
の時間内に発信元端末からの特定信号を受信しなかった
場合には、発信元端末と発信先端末との接続回線を切断
することとした。これにより、発信者が所定の操作をし
て意思表示をした場合にのみ転送されることになるの
で、発信者の意思に関わらず高額の通話料金が課される
ことを防止することができる。
【0090】また、請求項6記載の発明によれば、着信
転送を行ったときの通話料金と着信転送を行わない場合
の通話料金とを比較する際に、端末間の通話料金と端末
番号とを対応づけて記憶した通話料金テーブルを参照し
て行うこととした。今日では、多種多様な通話料金サー
ビスが設けられているので、発信者は、自分の希望に添
った料金サービスを利用することができるようになって
いる。このように発信者毎に異なる料金情報を記憶した
通話料金テーブルを参照することによって、より確実な
通話料金を比較することが可能となり、通話料金の比較
結果の通知における信頼性を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例における電話装置の構成の概
要を表わした構成図である。
【図2】本実施例における料金情報メモリの内容を示す
説明図である。
【図3】本実施例における転送情報メモリの内容を示す
説明図である。
【図4】発信先端末番号を受信した場合の、発信端末側
の交換機の処理の流れを表わした流れ図である。
【図5】発信先端末番号を受信した場合の、着信端末側
の交換機の処理の流れを表わした流れ図である。
【図6】不在転送先番号情報を受信した場合の、発信端
末側の交換機の処理の流れを表わした流れ図である。
【図7】不在転送登録がされている場合に発信者にその
旨を通知するための液晶ディスプレイの表示内容を表わ
した平面図である。
【図8】不在転送先番号情報を送信した後の、着信端末
側の交換機の処理の流れを表わした流れ図である。
【図9】従来の転送サービスの一例における電話装置の
構成の概要を表わした構成図である。
【図10】従来の電話装置における着信転送処理の主な
流れを表わした流れ図である。
【図11】第二の変形例における電話装置の構成の概要
を表わした構成図である。
【図12】第二の変形例における通知情報メモリの内容
を示す説明図である。
【符号の説明】
11 発信元の端末 12 発信先の端末 13 転送先の端末 14 転送情報表示手段 15 発信元と発信先とを接続する接続回線 16 発信先と転送先とを接続する接続回線 17 発信元の主スイッチ 18 接続制御装置 19 料金情報メモリ 20 発信元の電話装置 21 発信先の主スイッチ 22 伝言装置 23 転送情報メモリ 24 発信先の電話装置 25 転送先の主スイッチ 26 転送先の電話装置

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 発信元端末から発信先として指定された
    発信先端末へ着信する着信要求を他の端末に転送するた
    めの転送情報を予め記憶した転送情報記憶手段と、 発信元端末から発信先端末へ着信要求があったとき、発
    信元端末と発信先端末との間の通話料金としての発信先
    通話料金と、発信元端末と前記転送情報に基づく転送先
    端末との間の通話料金としての転送先通話料金とを比較
    する通話料金比較手段と、 この通話料金比較手段の比較の結果として前記転送先通
    話料金が前記発信先通話料金よりも予め定めた所定の金
    額以上高いときこれを発信元端末に通知する転送情報通
    知手段とを具備することを特徴とする電話装置。
  2. 【請求項2】 発信元端末から発信先として指定された
    発信先端末へ着信する着信要求を他の端末に転送するた
    めの転送情報を予め記憶した転送情報記憶手段と、 発信元端末から発信先端末へ着信要求があったとき、発
    信元端末と発信先端末との間の通話料金としての発信先
    通話料金と、発信元端末と前記転送情報に基づく転送先
    端末との間の通話料金としての転送先通話料金とを比較
    する通話料金比較手段と、 この通話料金比較手段の比較の結果として前記転送先通
    話料金が前記発信先通話料金よりも高くなる割合が予め
    定められた所定のしきい値を越えたときこれを発信元端
    末に通知する転送情報通知手段とを具備することを特徴
    とする電話装置。
  3. 【請求項3】 発信元端末から発信先として指定された
    発信先端末へ着信する着信要求を他の端末に転送するた
    めの転送情報を予め記憶した転送情報記憶手段と、 この転送情報記憶手段により転送情報を記憶した発信先
    端末に対する発信元端末からのメッセージを記憶するた
    めのメッセージ記憶手段と、 発信元端末から発信先端末へ着信要求があったとき、発
    信元端末と発信先端末との間の通話料金としての発信先
    通話料金と、発信元端末と前記転送情報に基づく転送先
    端末との間の通話料金としての転送先通話料金とを比較
    する通話料金比較手段と、 この通話料金比較手段の比較の結果として前記転送先通
    話料金が前記発信先通話料金よりも予め定めた所定の金
    額以上高いときこれを発信元端末に通知する転送情報通
    知手段と、 前記転送情報通知手段の通知を受信した発信元端末が、
    前記着信要求を前記転送先端末に転送するかあるいは前
    記メッセージ記憶手段により発信先端末に対するメッセ
    ージを記憶するかを選択する発信元端末選択手段とを具
    備することを特徴とする電話装置。
  4. 【請求項4】 発信元端末から発信先として指定された
    発信先端末へ着信する着信要求を他の端末に転送するた
    めの転送情報を予め記憶した転送情報記憶手段と、 発信元端末から発信先端末へ着信要求があったとき、発
    信元端末と発信先端末との間の通話料金としての発信先
    通話料金と、発信元端末と前記転送情報に基づく転送先
    端末との間の通話料金としての転送先通話料金とを比較
    する通話料金比較手段と、 前記通話料金比較手段の比較した結果を発信元端末に対
    して通知するか否かを判断するための通知情報を記憶し
    た通知情報記憶手段と、 前記通話料金比較手段の比較の結果として前記転送先通
    話料金が前記発信先通話料金よりも予め定めた所定の金
    額以上高いときこれを前記通知情報記憶手段の記憶した
    通知情報に従って発信元端末に通知する転送情報通知手
    段とを具備することを特徴とする電話装置。
  5. 【請求項5】 発信元端末から発信先として指定された
    発信先端末へ着信する着信要求を他の端末に転送するた
    めの転送情報を予め記憶した転送情報記憶手段と、 発信元端末から発信先端末へ着信要求があったとき、発
    信元端末と発信先端末との間の通話料金としての発信先
    通話料金と、発信元端末と前記転送情報に基づく転送先
    端末との間の通話料金としての転送先通話料金とを比較
    する通話料金比較手段と、 この通話料金比較手段の比較の結果として前記転送先通
    話料金が前記発信先通話料金よりも予め定めた所定の金
    額以上高いときこれを発信元端末に通知する転送情報通
    知手段と、 前記転送情報通知手段の通知を受信した発信元端末が、
    前記着信要求を前記転送先端末に転送するかあるいは前
    記着信要求を前記転送先端末に転送しないで発信元端末
    と発信先端末との間の回線を切断するかを選択する発信
    元端末選択手段と、前記転送情報通知手段の通知の後の
    所定の時間を経過したとき、かつ前記発信元端末選択手
    段の選択が行われなかったときは、発信元端末と発信先
    端末との間の回線を切断する切断手段とを具備すること
    を特徴とする電話装置。
  6. 【請求項6】 前記通話料金比較手段は、端末間の通話
    料金を端末番号と対応づけて記憶した通話料金記憶テー
    ブルを有することを特徴とする請求項1〜請求項5記載
    の電話装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014007592A (ja) * 2012-06-25 2014-01-16 Hitachi Ltd 通話システム
JP2014236424A (ja) * 2013-06-04 2014-12-15 Necプラットフォームズ株式会社 キーテレホンシステム、サービス機能案内方法およびサービス機能案内プログラム

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