JPH11260743A - 基板処理装置 - Google Patents

基板処理装置

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JPH11260743A
JPH11260743A JP5542598A JP5542598A JPH11260743A JP H11260743 A JPH11260743 A JP H11260743A JP 5542598 A JP5542598 A JP 5542598A JP 5542598 A JP5542598 A JP 5542598A JP H11260743 A JPH11260743 A JP H11260743A
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JP
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wafer
reaction
reaction tube
cooling
substrate
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JP5542598A
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English (en)
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Eiji Hosaka
英二 保坂
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Kokusai Electric Corp
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Kokusai Electric Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 均熱性の向上と重金属汚染の防止とを確保し
ながら、基板の冷却時間を短縮することができるように
する。 【解決手段】 ウェーハ処理装置は、ウェーハWに所定
の処理を施すための反応空間を形成する反応管21と、
この反応管21の内部に反応ガス等を導くためのガス導
入ノズル22と、処理すべきウェーハWを加熱するため
のヒータ23と、処理の済んだウェーハWを冷却するた
めの冷却媒体を反応管21に吹き付けるための冷却ノズ
ル24と、処理すべき複数のウェーハWを保持するため
のボート25とを有する。反応管21は、例えば、Si
Cによって形成されている。冷却ノズル24は、反応管
21の外部に配設され、反応管21に直接冷却媒体を吹
き付けるようになっている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、反応空間で化学反
応を使って基板に所定の処理を施す基板処理装置に係わ
り、特に、処理の終了した基板を急速に冷却するための
急冷装置に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、半導体デバイスのウェーハに所
定の処理を施すウェーハ処理装置においては、化学反応
を使って所定の処理を施すことが多い。
【0003】例えば、半導体デバイスのウェーハに所定
の薄膜を形成する成膜装置やこのウェーハを酸化する酸
化装置においては、化学反応を使って成膜処理や酸化処
理を行うことが多い。
【0004】このようなウェーハ処理装置においては、
化学反応を促進するための活性化エネルギーとして、例
えば、熱エネルギーが用いられる。この熱エネルギー
は、通常、ヒータを使って与えられる。
【0005】図2は、ヒータを使って熱エネルギーを与
える従来のウェーハ処理装置の構成を示す側面図であ
る。図には、複数のウェーハWを垂直方向に並べて処理
する縦型のウェーハ処理装置を示す。
【0006】図示のウェーハ処理装置は、石英によって
形成された反応管11と加熱源であるヒータ12との間
に、SiCによって形成された均熱管13を配設するこ
とにより、反応管11の内部(反応空間)の温度を均一
にするようになっている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな構成では、処理の済んだウェーハWを急速に冷却す
ることができないという問題があった。
【0008】すなわち、活性化エネルギーとして熱エネ
ルギーを用いるウェーハ処理装置では、処理の済んだウ
ェーハWは高温状態にある。したがって、このウェーハ
Wを反応管11から取り出すと、反り等が発生してしま
う危険性がある。
【0009】この問題を解決するには、反応管11から
ウェーハWを取り出す場合、冷却してから取り出すよう
にすればよい。しかしながら、ウェーハWを自然冷却し
たのでは、冷却時間が長くなり、1バッチ当たりのスル
ープットが低下する。
【0010】この問題を解決するためには、ウェーハW
を積極的に冷却するようにすればよい。ウェーハWを積
極的に冷却する方法としては、反応管11に冷却媒体を
吹き付ける方法が考えられる。このような構成によれ
ば、ウェーハWを急速に冷却することができるので、1
バッチ当たりのスループットが低下しないようにするこ
とができる。
【0011】しかしながら、上記構成では、反応管11
と均熱管13との間の間隔が狭いため、冷却媒体を吹き
出すための冷却ノズルを両者の間に配設することができ
ず、均熱管13の外部に配設しなければならない。これ
により、反応管11に直接冷却媒体を吹き付けることが
できず、均熱管13に吹き付けなければならない。
【0012】しかしながら、このような構成では、均熱
管13を形成するiCの熱容量が反応管11を形成する
石英の熱容量より大きいため、熱伝送率が低くなり、ウ
ェーハWを急速に冷却することができない。
【0013】この問題を解決するためには、均熱管13
を省略するようにすればよい。しかしながら、均熱管1
3を省略すると、SiCの特徴を活かすことができな
い。すなわち、反応空間の均熱性を向上させることがで
きないとともに、ヒータ12からの重金属汚染を防止す
ることができない。
【0014】そこで、本発明は、均熱性の向上と重金属
汚染の防止とを図ることができることは勿論、基板の冷
却時間を短縮することができる基板処理装置を提供する
ことを目的とする。
【0015】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に請求項1記載の記載の基板処理装置は、反応空間を形
成するための反応管等の反応空間形成手段を、所望の均
熱性を得ることができるような熱容量を有するととも
に、重金蔵汚染を防止することができる材料によって形
成することにより、均熱性の向上と重金属汚染の防止と
を図りながら、基板の冷却時間を短縮することができる
ようにしたものである。
【0016】すなわち、請求項1記載の基板処理装置
は、反応空間で化学反応を使って基板に所定の処理を施
す装置において、所望の均熱性を得ることができるよう
な熱容量を有するとともに、重金属汚染を防止すること
ができる材料によって形成され、反応空間を形成する反
応空間形成手段と、この反応空間形成手段の周囲に配設
され、基板に所定の処理を施す場合、この反応容器の内
部に収容されている基板を加熱する加熱手段と、基板の
処理が終了した場合、反応空間形成手段に冷却媒体を吹
き付けることにより、処理の済んだ基板を冷却する冷却
手段とを備えたことを特徴とする。
【0017】この基板処理装置では、基板に所定の処理
を施す場合、基板は、加熱手段により加熱される。この
場合、反応空間形成手段が、所望の均熱性を得ることが
できるような熱容量を有するとともに、ヒータ等の加熱
手段からの重金汚染を防止することができる材料によっ
て形成されているため、均熱管等の均熱手段を用いるこ
となく、反応空間の均熱性を向上させることができると
ともに、重金属汚染を防止することができる。
【0018】また、均熱手段を用いる必要がないことに
より、処理の済んだ基板を冷却する場合、冷却媒体を直
接反応空間形成手段に吹き付けることができる。この場
合、反応空間形成手段は、均熱手段より小さいので、反
応空間形成手段の熱容量を均熱手段の熱容量より小さく
することができる。これにより、反応空間形成手段の冷
却時間を均熱手段の冷却時間より短くすることができ
る。
【0019】以上から、請求項1記載の基板処理装置に
よれば、均熱性の向上と重金属汚染の防止とを図りなが
ら、基板の冷却時間を短縮することができる。
【0020】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照しながら、本発
明に係る基板処理装置の実施の形態を詳細に説明する。
【0021】図1は、本発明に係る基板処理装置の一実
施の形態の構成を示す側断面図である。なお、図には、
基板処理装置として、ウェーハ処理装置を代表として示
す。また、図には、ウェーハ処理装置として、複数のウ
ェーハWを垂直方向に並べて一度に処理する縦型のウェ
ーハ処理装置を代表として示す。
【0022】図示のウェーハ処理装置は、ウェーハWに
所定の処理を施すための反応空間を形成する管状の反応
容器(以下「反応管」という。)21と、この反応管2
1の内部に反応ガス等を導くためのガス導入ノズル22
と、処理すべきウェーハWを加熱するためのヒータ23
と、処理の済んだウェーハWを冷却するための冷却媒体
を反応管21に吹き付けるための冷却ノズル24と、処
理すべき複数のウェーハWを保持するためのボート25
とを有する。
【0023】上記反応管21は、例えば、SiCによっ
て形成されている。また、この反応管21は、台座26
を介して載置板27の上面に載置されている。この台座
26は、例えば、石英によって形成されている。
【0024】上記ガス導入ノズル22は、反応管21の
内部において、その軸芯方向に沿って配設されている。
また、このガス導入ノズル22は、ボート25の出し入
れの障害とならないように配設されている。このガス導
入ノズル22には、反応管21の内部に反応ガス等を吹
き出すためのガス吹出し孔(図示しない)が設けられて
いる。このガス吹出し孔は、例えば、ガス導入ノズル2
2の上端部に設けられている。
【0025】上記ヒータ23は、反応管21の周囲を囲
むように配設されている。また、このヒータ23は、台
座28を介して載置板27の上面に載置されている。こ
の台座28の高さは、台座26の高さより若干低くなる
ように設定されている。これにより、反応管21の下端
部は、ヒータ23の下端部から下方にはみ出さないよう
になっている。
【0026】上記冷却ノズル24は、反応管21の外部
において、その軸芯方向に沿って延在されている。この
冷却ノズル24には、反応管21に冷却媒体を吹き付け
るための複数の吹出し孔(図示せず)が形成されてい
る。この複数の吹出し孔は、冷却ノズル24の延在方向
に沿って形成されている。また、この複数の吹出し口の
形成範囲は、ほぼボート25における複数のウェーハW
の収容範囲と同じになるように設定されている。
【0027】上記ボート25は、保温筒29を介して蓋
体30に載置されている。この蓋体30は、ボート25
を反応管21の内部に搬入したとき、反応管21のボー
ト出し入れ口を塞ぐ機能を有する。この蓋体30は、ボ
ートエレベータ31に支持されている。
【0028】上記反応管21は、カバー32により被わ
れている。このカバー32は、反応管21とヒータ23
との間に配設されている。また、このカバー32は、台
座28を介して載置板27の上面に載置されている。こ
れにより、反応管21とカバー32との間に閉じた空間
Sが形成されるようになっている。上記冷却ノズル」2
4は、この空間Sの中に配設されている。なお、カバー
32は、局部的な温度差に対して強い材料、例えば、石
英により形成されている。
【0029】上記台座28には、空間Sの雰囲気を排出
するための排気配管33が接続されている。この排気配
管33には、この排気配管を介して排出される雰囲気を
冷却するためのラジエータ34が挿入されている。
【0030】なお、ガス導入ノズル22の下端部は、台
座26、28を介して反応管21の外部に導かれてい
る。また、冷却ノズル24は、台座28を介して空間S
の外部に導かれている。
【0031】上記構成において、動作を説明する。
【0032】ウェーハWに所定の処理を施す場合、ま
ず、複数のウェーハWが収容されたボート25がボート
エレベータ31により上昇させられる。これにより、ボ
ート25が反応管21の内部に搬入される。この場合、
反応管21のボート出し入れ口が蓋体30により塞がれ
る。図1は、この状態を示す。
【0033】ボート25の搬入が終了すると、ガス導入
ノズル22を介して反応管21の内部に反応ガス等が供
給される。これにより、ボート25に保持されている複
数のウェーハWに所定の処理が施される。例えば、図示
のウェーハ処理装置がCVD(Chemical Vapor Deposit
ion)装置である場合は、ウェーハWの表面に所定の薄
膜が形成される。
【0034】この場合、ウェーハWは、ヒータ23によ
り加熱される。これにより、ウェーハWの処理が促進さ
れる。また、反応管21がSiCによって構成されてい
るため、均熱管13(図2参照)を設けないにもかかわ
らず、反応管21の内部の温度がほぼ均一に設定され
る。これにより、すべてのウェーハWに対してほぼ均一
な処理が施される。また、反応管21がSiCによって
構成されていることにより、均熱管13を設けていない
にもかかわらず、ヒータ23からの金属汚染が防止され
る。
【0035】ウェーハWの処理が終了すると、冷却ノズ
ル24を介して反応管21に冷却媒体が吹き付けられ
る。これにより、反応管21が冷却される。その結果、
反応管21の内部の雰囲気が冷却され、ウェーハWが冷
却される。
【0036】この場合、反応管21は、均熱管13より
小さい。したがって、この反応管21の熱容量は、均熱
管13の熱容量より小さくなる。これにより、この反応
管21の冷却時間は、均熱管13の冷却時間より短くな
る。その結果、均熱管13に冷却媒体を吹き付けてウェ
ーハWを冷却する場合より、ウェーハWの冷却時間を短
くすることができる。
【0037】また、この場合、反応管21がカバー32
により被われているので、冷却媒体が反応管21全体に
均一に吹き付けられる。これにより、反応管21全体が
均一に冷却されるので、反応管21の内部全体が均一に
冷却される。その結果、すべてのウェーハWが均一に冷
却される。また、反応管21全体が均一に冷却されるこ
とにより、ウェーハWの冷却効率が高められる。これに
より、ウェーハWの冷却時間を短縮することができる。
【0038】また、この場合、空間Sの雰囲気が排気配
管33を介して排出されるため、反応管21により暖め
られた冷却媒体が排気配管33を介して排出される。こ
れにより、ウェーハWの冷却効率が高められる。その結
果、ウェーハWの冷却時間が短縮される。
【0039】また、この場合は、排気配管33を介して
排出さっれる雰囲気がラジエータ34により冷却される
ので、排気配管33から高温の雰囲気が排出されること
はない。
【0040】ウェーハWが所定温度まで冷却されると、
ボート25がボートエレベータ31により下降させられ
る。これにより、処理の終了したウェーハWが反応室か
ら取り出される。この場合、ウェーハWは、所定温度ま
で冷却されているので、反り等の品質低下が生じない。
以上により、1バッチ分の処理が終了する。このあと、
次の1バッチ分のウェーハWに対して、上述した処理が
実行される。以下、同様に、1バッチ分の処理が終了す
るたびに、上述した処理が繰り返される
【0041】以上詳述した本実施の形態によれば、次の
ような効果を得ることができる。
【0042】(1)まず、本実施の形態によれば、反応
管21をSiCによって形成するようにしたので、均熱
管13を設けることなく、反応管21内の均熱性を向上
させることができるとともに、ヒータ23からの重金属
汚染を防止することができる。これにより、処理の済ん
だウェーハWを冷却する場合、冷却媒体を直接反応管2
1に吹き付けることができる。この場合、反応管21は
均熱管13より小さいので、反応管21をSiCで形成
したとしても、反応管21の熱容量を均熱管13の熱容
量より小さくすることができる。これにより、反応管2
1の冷却時間を均熱管13の冷却時間より短くすること
ができる。以上から、本実施の形態によれば、均熱性の
向上と重金属汚染の防止とを図りながら、ウェーハWの
冷却時間を短縮することができる。
【0043】(2)また、本実施の形態によれば、反応
管21を載置板27に載置する場合、石英からなる台座
26を介して載置し、この台座26の高さをヒータ23
を保持する台座28の高さより若干高くなるようにした
ので、反応管21の下端部がヒータ23の下端部から下
方にはみ出さないようにすることができる。これによ
り、反応管21が局所的な温度差によって破損するのを
防止することができる。
【0044】すなわち、SiCは、局所的な温度差に対
して弱い。したがって、反応管21の下端部がヒータ2
3の下端部からはみ出すような構成では、このはみ出し
部分が温度差によって破損する危険性がある。
【0045】これに対し、本実施の形態では、反応管2
1の台座26の高さをヒータ23の台座28の高さより
若干高くすることにより、反応管21の下端部がヒータ
23の下端部からはみ出さないようにしたので、反応管
21が局所的な温度差によって破損するのを防止するこ
とができる。
【0046】(3)また、本実施の形態によれば、反応
管21をカバー32で被うことにより、反応管21の周
りに閉じた空間Sを形成するようにしたので、冷媒ノズ
ル24から吹き出された冷却媒体を反応管21全体に吹
き付けることができる。これにより、すべてのウェーハ
Wを均一に冷却することができるとともに、ウェーハW
の冷却時間を短縮することができる。
【0047】(4)また、本実施の形態によれば、空間
Sの雰囲気を排気配管33を介して排出するようにした
ので、ウェーハWの冷却時間を短縮することができる。
【0048】以上、本発明の一実施の形態を詳細に説明
したが、本発明は、上述したような実施の形態に限定さ
れるものではない。
【0049】(1)例えば、先の実施の形態では、反応
管21をSiCで形成する場合を説明した。しかしなが
ら、本発明は、所望の均熱性が得られるような熱容量を
有し、かつ、ヒータ23からの重金属汚染を防止するこ
とができる材料で形成するのであれば、SiC以外の材
料で形成してもよい。このような材料としては、例え
ば、Si3N4(窒化ケイ素)がある。
【0050】(2)また、先の実施の形態では、本発明
を、複数のウェーハを垂直方向に並べて処理する縦型の
ウェーハ処理装置に適用する場合を説明した。しかしな
がら、本発明は、複数のウェーハを水平方向に並べて処
理する横型のウェーハ処理装置にも適用することができ
る。また、本発明は、複数のウェーハを1枚ずつ処理す
る枚葉式のウェーハ処理装置にも適用することができ
る。
【0051】(3)また、先の実施の形態では、本発明
を半導体デバイスのウェーハを処理するウェーハ処理装
置に適用する場合を説明した。しかしながら、本発明
は、半導体デバイスの以外の固体デバイスの基板を処理
する基板処理装置にも適用することができる。例えば、
本発明は、液晶表示デバイスのガラス基板を処理するガ
ラス基板処理装置にも適用することができる。
【0052】(4)このほかにも、本発明は、その要旨
を逸脱しない範囲で種々様々変形実施可能なことは勿論
である。
【0053】
【発明の効果】以上詳述したように請求項1記載の基板
処理装置によれば、反応空間を形成する反応空間形成手
段を、所望の均熱性を得ることができるような熱容量を
有し、かつ、重金属汚染を防止することができる材料で
形成するようにしたので、均熱手段を設けることなく、
反応空間の均熱性を向上させることができるとともに、
重金属汚染を防止することができる。また、均熱手段を
設ける必要がないことにより、処理の済んだ基板を冷却
する場合、冷却媒体を直接反応空間形成手段に吹き付け
ることができる。この場合、反応空間形成手段は均熱手
段より小さいので、反応空間形成手段の熱容量を均熱手
段の熱容量より小さくすることができる。これにより、
反応空間形成手段の冷却時間を均熱手段の冷却時間より
短くすることができる。
【0054】以上から、請求項1記載の基板処理装置に
よれば、均熱性の向上と重金属汚染の防止とを図りなが
ら、基板の冷却時間を短縮することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る基板処理装置の一実施の形態の構
成を示す側断面図である。
【図2】従来の基板処理装置の構成を示す側断面図であ
る。
【符号の説明】
21…反応管、22…ガス導入ノズル、23…ヒータ、
24…冷却ノズル、25…ボード、26,28…台座、
27…載置板、29…保温筒、30…蓋体、31…ボー
トエレベータ、32…カバー、33…排気配管、34…
ラジエータ。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 反応空間で化学反応を使って基板に所定
    の処理を施す基板処理装置において、 所望の均熱性を得ることができるような熱容量を有する
    とともに、重金属汚染を防止することができる材料によ
    って形成され、前記反応空間を形成する反応空間形成手
    段と、 この反応空間形成手段の周囲に配設され、前記基板に所
    定の処理を施す場合、この反応容器の内部に収容されて
    いる基板を加熱する加熱手段と、 前記基板の処理が終了した場合、前記反応空間形成手段
    に冷却媒体を吹き付けることにより、処理の済んだ基板
    を冷却する冷却手段とを備えたことを特徴とする基板処
    理装置。
JP5542598A 1998-03-06 1998-03-06 基板処理装置 Pending JPH11260743A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2004090959A1 (ja) * 2003-04-01 2004-10-21 Tokyo Electron Limited 熱処理方法及び熱処理装置

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