JPH11260629A - 磁性体保持機構 - Google Patents

磁性体保持機構

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JPH11260629A
JPH11260629A JP8267798A JP8267798A JPH11260629A JP H11260629 A JPH11260629 A JP H11260629A JP 8267798 A JP8267798 A JP 8267798A JP 8267798 A JP8267798 A JP 8267798A JP H11260629 A JPH11260629 A JP H11260629A
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JP
Japan
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magnetic
yoke
magnetic material
magnets
holding mechanism
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Withdrawn
Application number
JP8267798A
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English (en)
Inventor
Nobuhiko Kawai
伸彦 河合
Teruo Okawa
輝雄 大川
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Murata Manufacturing Co Ltd
Original Assignee
Murata Manufacturing Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 薄板状の磁性体を任意の姿勢で保持すること
が可能な磁性体保持機構を提供する。 【解決手段】 磁性体吸着ヨーク1の両面側に、磁性体
吸着ヨーク1を介して互いに対向するように2つの磁石
2,3を配設し、かつ、2つの磁石2,3の磁性体吸着
ヨーク1と対向する面2a,3aと逆の面2b,3b側
に2つのヨーク(対向ヨーク)4,5を配設するととも
に、磁性体吸着ヨーク1、対向ヨーク4,5、及び2つ
の磁石2,3の位置関係を調節可能とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、磁性体保持機構に
関し、詳しくは、Fe系材料などの磁性体を磁力により
保持して搬送したりする場合に用いられる磁性体保持機
構に関する。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】従来、
磁力を利用して磁性体を保持する磁性体保持機構として
は、例えば、図9に示すように、磁石51の互いに対向
するS極面とN極面にヨーク52,53を貼り合わせ、
磁性体60をヨーク52,53の端面に吸着させて保持
するように構成された磁性体保持機構が用いられてい
る。
【0003】しかし、上記従来の磁性体保持機構におい
ては、図10に示すように、薄板状の磁性体60の端面
側を2つのヨーク52,53のいずれか一方の端面に吸
着保持させる場合、磁界の分布により磁性体60にモー
メントが働き、磁性体60を安定して保持することがで
きないという問題点がある。本発明は、上記問題点を解
決するものであり、磁性体を任意の姿勢で保持すること
が可能な磁性体保持機構を提供することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の磁性体保持機構は、磁性体を磁力により吸
着して保持する板状のヨーク(磁性体吸着ヨーク)と、
前記磁性体吸着ヨークの両面側に、磁性体吸着ヨークを
介して互いに対向するように配設された2つの磁石と、
前記2つの磁石の、磁性体吸着ヨークと対向する面と逆
の面側に、前記2つの磁石を前記磁性体吸着ヨークとの
間に挟み込むように配設された2つのヨーク(対向ヨー
ク)とを具備しており、かつ、磁性体吸着ヨーク、対向
ヨーク、及び2つの磁石の位置関係を調節することがで
きるように構成されていることを特徴としている。
【0005】本発明の磁性体保持機構は、磁性体吸着ヨ
ークの両面側に、磁性体吸着ヨークを介して互いに対向
するように2つの磁石を配設し、かつ、2つの磁石の磁
性体吸着ヨークと対向する面と逆の面側に2つのヨーク
(対向ヨーク)を配設するとともに、磁性体吸着ヨー
ク、対向ヨーク、及び2つの磁石の位置関係を調節可能
としているので、これらの位置関係を調節して、磁性体
にかかる磁気力ベクトルの向きや大きさを制御すること
が可能になる。したがって、磁性体が薄板状であるよう
な場合にも、磁性体を任意の姿勢で保持することができ
るようになる。
【0006】また、請求項2の磁性体保持機構は、前記
2つの磁石の、磁性体吸着ヨークを介して互いに対向す
る面を同極としたことを特徴としている。2つの磁石
の、磁性体吸着ヨークを介して互いに対向する面を同極
とすることにより、磁界を磁性体吸着ヨークの磁性体が
吸着されるべき端面に集中させやすくなり、より確実に
磁性体を保持することが可能になる。
【0007】また、請求項3の磁性体保持機構は、前記
2つの磁石として、磁束密度の異なる2つの磁石を用い
たことを特徴としている。磁束密度の異なる2つの磁石
を用いることにより、保持すべき磁性体にかかる磁界を
制御する方法の自由度が増大し、本発明をより実効あら
しめることができる。
【0008】また、請求項4の磁性体保持機構は、前記
磁性体吸着ヨーク及び対向ヨークの少なくとも一つの厚
みを他のヨークと異ならせたことを特徴としている。磁
性体吸着ヨーク及び対向ヨークの少なくとも一つの厚み
を他のヨークと異ならせるようにした場合にも、保持す
べき磁性体にかかる磁界を制御する方法の自由度が大き
くなり、磁性体をより確実に所定の姿勢で保持すること
ができるようになる。
【0009】また、請求項5の磁性体保持機構は、前記
磁性体吸着ヨークの、磁性体が吸着保持される端面の厚
み方向の寸法を他の部分より小さくしたことを特徴とし
ている。磁性体吸着ヨークの、磁性体が吸着保持される
端面(保持端面)の厚み方向の寸法を他の部分より小さ
くすることにより、磁性体吸着ヨークの保持端面に出入
りする磁界を効率よく集中させることが可能になり、さ
らに安定して磁性体を保持することが可能になる。
【0010】また、請求項6の磁性体保持機構は、前記
磁性体吸着ヨーク及び対向ヨークの少なくとも一つの透
磁率を他のヨークと異ならせたことを特徴としている。
磁性体吸着ヨーク及び対向ヨークの少なくとも一つの透
磁率を他のヨークと異ならせた場合にも、保持すべき磁
性体にかかる磁界の制御方法の自由度を増大させること
が可能になり、本発明をより実効あらしめることができ
る。
【0011】また、請求項7の磁性体保持機構は、磁性
体吸着ヨークに吸着保持された磁性体に接して、磁性体
を補助的に保持し、磁性体吸着ヨークに磁性体が所定の
姿勢で保持されるようにする非磁性体からなる補助保持
手段を具備することを特徴としている。磁性体を補助的
に保持する非磁性体からなる補助保持手段を備えた構成
とした場合、磁性体吸着ヨークにより磁性体を吸着保持
するとともに、補助保持手段により磁性体を補助的に保
持して、任意の姿勢で磁性体吸着ヨークに保持させるこ
とが可能になる。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を示し
てその特徴とするところをさらに詳しく説明する。
【0013】[実施形態1]図1は本発明の一実施形態
にかかる磁性体保持機構の概略構成を示す斜視図、図2
はその側面図である。この磁性体保持機構は、磁性体1
0を磁力により吸着して保持するための板状のヨーク
(磁性体吸着ヨーク)1と、磁性体吸着ヨーク1の上下
両面側に、磁性体吸着ヨーク1を介して互いに対向する
ように配設された2つの磁石2,3と、2つの磁石2,
3の、磁性体吸着ヨーク1と対向する面2a,3aと逆
の面2b,3b側に配設された2つの板状のヨーク(対
向ヨーク)4,5とを具備している。
【0014】そして、磁性体吸着ヨーク1、対向ヨーク
4,5、及び2つの磁石2,3は、積層方向に直角の方
向(図1,図2などにおいて、矢印Aで示す方向)に移
動させて、それらの相互の位置関係を調節することがで
きるように構成されている。
【0015】また、この実施形態の磁性体保持機構は、
磁性体吸着ヨーク1に吸着・保持された磁性体10に接
して、これを補助的に保持し、磁性体吸着ヨーク1に磁
性体10が所定の姿勢で保持されるようにする非磁性体
からなる補助保持手段6を備えている。
【0016】また、2つの磁石2,3は、磁性体吸着ヨ
ーク1の磁性体10が吸着保持される端面(保持端面)
1aに磁界を集中させることができるように、磁性体吸
着ヨーク1を介して互いに対向する面2a,3aが同極
(この実施形態ではいずれもN極とした。ただし、S極
とすることも可能である)となるように配設されてい
る。
【0017】なお、この実施形態1では、2つの磁石
2,3として、同じ磁束密度を有し、寸法も同じものが
用いられている。また、磁性体吸着ヨーク1及び2つの
対向ヨーク4,5として、同じ透磁率のものが用いられ
ており、かつ、対向ヨーク4,5としては、同一寸法の
ものが用いられている。
【0018】この実施形態の磁性体保持機構において
は、図2に示すように、磁性体10に対して、次のよう
な力が働く。 磁性体吸着ヨーク1から対向ヨーク4及び対向ヨーク
5に向かう磁界による磁気力(図3に矢印で示す方向
の力) 磁性体吸着ヨーク1から受ける抗力(図3に矢印で
示す方向の力) 重力(図3に矢印で示す方向の力) 補助保持手段6から受ける抗力(図3に矢で示す方
向の力)
【0019】そして、磁性体吸着ヨーク1、対向ヨーク
4,5、及び2つの磁石2,3の位置関係を調節して、
上記の磁気力を制御し、磁性体10に働く力及び力の
モーメントとつり合わせることにより、磁性体10を磁
性体吸着ヨーク1により所定の姿勢(この実施形態では
水平の姿勢)で安定して吸着保持することが可能にな
る。
【0020】なお、図4に示すように、磁性体吸着ヨー
ク1,上側の磁石2,及び上側の対向ヨーク4の位置
を、下側の磁石3及び対向ヨーク5に対して磁性体10
側(図4では左側)に移動させた場合、磁力(磁力線)
が図5に示すように作用し、磁性体吸着ヨーク1及び磁
性体10の当接部を中心として、上向きの力のモーメン
ト(重力によるモーメントに対向するモーメント)を働
かせることができる。
【0021】また、図6に示すように、磁性体吸着ヨー
ク1,上側の磁石2,及び上側の対向ヨーク4の位置
を、下側の磁石3及び対向ヨーク5に対して磁性体10
の逆側(図6では右側)に移動させた場合、磁力(磁力
線)が図7に示すように作用し、磁性体吸着ヨーク1及
び磁性体10の当接部を中心として、下向きの力のモー
メント(重力によるモーメントに対向するモーメント)
を働かせることが可能になり、磁性体10を補助保持手
段6に押し付けて安定保持することができる。
【0022】[実施形態2]図8は本発明の他の実施形
態にかかる磁性体保持機構の概略構成を示す図である。
この実施形態2の保持機構においては、磁性体吸着ヨー
クとして、その上下両面の一端部側にテーパ12を設け
ることにより、磁性体10を磁力により吸着保持する端
面(保持端面)11aの厚み方向の寸法を他の部分より
小さくした磁性体吸着ヨーク11が用いられている。な
お、その他の部分の構成は、上記実施形態1の磁性体保
持機構と同様であることから、重複を避けるため、説明
を省略する。
【0023】この実施形態2の磁性体保持機構のよう
に、磁性体10が吸着保持される保持端面11aの面積
を絞った磁性体吸着ヨーク11を用いることにより、保
持端面11aに出入りする磁界をさらに集中させること
が可能になり、より安定して磁性体を保持することがで
きるようになる。
【0024】なお、この実施形態2では、磁性体吸着ヨ
ーク11の両面側にテーパ12を設けることにより保持
端面11aを絞るようにした場合について説明したが、
保持端面の厚み方向の寸法を他の部分より小さくする方
法については特に制約はなく、テーパを片面側だけに設
けるようにしたり、段差を設けたりすることも可能であ
る。
【0025】なお、上記実施形態1及び2では、2つの
磁石2,3として、同じ磁束密度を有し、寸法も同じも
のを用い、また、磁性体吸着ヨーク1及び2つの対向ヨ
ーク4,5として、同じ透磁率のものを用い、かつ、2
つの対向ヨーク4,5として、同一寸法のものを用いた
場合について説明したが、磁石2,3として、磁束密度
の異なるものを用いたり、磁性体吸着ヨーク1及び2つ
の対向ヨーク4,5として、透磁率及び寸法の異なるも
のを用いることも可能であり、そうすることにより、保
持すべき磁性体にかかる磁界を制御する方法の自由度を
増やして、本発明をより実効あらしめることが可能にな
る。また、上記実施形態では、補助保持手段を備えた磁
性体保持機構を例にとって説明したが、場合によっては
補助保持手段を省略することも可能である。また、上記
実施形態では、磁性体吸着ヨーク、対向ヨーク、及び2
つの磁石をの位置関係を、それらの積層方向に直角の方
向(図1,図2などにおいて、矢印Aで示す方向)に移
動させて、それらの相互の位置関係を調節できるように
した場合について説明したが、場合によっては、積層方
向に位置を変えることができるように構成することも可
能である。
【0026】本発明は、さらにその他の点においても上
記実施形態に限定されるものではなく、磁性体吸着ヨー
ク、対向ヨーク、磁石などの各部材の具体的な形状、保
持すべき磁性体の形状などに関し、発明の要旨の範囲内
において、種々の応用、変形を加えることが可能であ
る。
【0027】
【発明の効果】上述のように、本発明の磁性体保持機構
は、磁性体吸着ヨークの両面側に、磁性体吸着ヨークを
介して互いに対向するように2つの磁石を配設し、か
つ、2つの磁石の磁性体吸着ヨークと対向する面と逆の
面側に2つのヨーク(対向ヨーク)を配設するととも
に、磁性体吸着ヨーク、対向ヨーク、及び2つの磁石の
位置関係を調節可能としているので、これらの位置関係
を調節して、磁性体にかかる磁気力ベクトルの向きや大
きさを制御することが可能になる。したがって、磁性体
が薄板状であるような場合にも、磁性体を任意の姿勢で
保持することができる。なお、本発明の磁性体保持機構
は、搬送装置その他、磁性体を所定の姿勢で保持するこ
とが必要となるような種々の用途に広く利用することが
可能である。
【0028】また、請求項2の磁性体保持機構のよう
に、2つの磁石の、磁性体吸着ヨークを介して互いに対
向する面を同極とした場合、磁界を磁性体吸着ヨークの
磁性体が吸着されるべき端面に集中させやすくなり、よ
り確実に磁性体を保持することが可能になる。
【0029】また、請求項3の磁性体保持機構のよう
に、2つの磁石として、磁束密度の異なる2つの磁石を
用いるようにした場合、保持すべき磁性体にかかる磁界
を制御する方法の自由度が増大し、本発明をより実効あ
らしめることができる。
【0030】また、請求項4の磁性体保持機構のよう
に、磁性体吸着ヨーク及び対向ヨークの少なくとも一つ
の厚みを他のヨークと異ならせるようにした場合にも、
保持すべき磁性体にかかる磁界を制御する方法の自由度
が大きくなり、磁性体をより確実に所定の姿勢で保持す
ることができるようになる。
【0031】また、請求項5の磁性体保持機構のよう
に、磁性体吸着ヨークの、磁性体が吸着保持される端面
(保持端面)の厚み方向の寸法を他の部分より小さくし
た場合、磁性体吸着ヨークの保持端面に出入りする磁界
を効率よく集中させることが可能になり、さらに安定し
て磁性体を保持することが可能になる。
【0032】また、請求項6の磁性体保持機構のよう
に、磁性体吸着ヨーク及び対向ヨークの少なくとも一つ
の透磁率を他のヨークと異ならせた場合にも、保持すべ
き磁性体にかかる磁界の制御方法の自由度を増大させる
ことが可能になり、本発明をより実効あらしめることが
できる。
【0033】また、請求項7の磁性体保持機構のよう
に、磁性体吸着ヨークに吸着保持された磁性体に接し
て、磁性体を補助的に保持する非磁性体からなる補助保
持手段を備えた構成とした場合、磁性体吸着ヨークによ
り磁性体を吸着保持するとともに、補助保持手段により
磁性体を補助的に保持して、任意の姿勢で磁性体吸着ヨ
ークに保持させることが可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態にかかる磁性体保持機構の
構成を示す斜視図である。
【図2】本発明の一実施形態にかかる磁性体保持機構の
構成を示す側面図である。
【図3】本発明の一実施形態にかかる磁性体保持機構の
動作原理を示す図である。
【図4】本発明の一実施形態にかかる磁性体保持機構の
一使用態様を示す図である。
【図5】本発明の一実施形態にかかる磁性体保持機構の
使用時の磁界の状態を示す図である。
【図6】本発明の一実施形態にかかる磁性体保持機構の
他の使用態様を示す図である。
【図7】本発明の一実施形態にかかる磁性体保持機構の
使用時の磁界の状態を示す図である。
【図8】本発明の他の実施形態にかかる磁性体保持機構
の構成を示す側面図である。
【図9】従来の磁性体保持機構を示す図である。
【図10】従来の磁性体保持機構により磁性体を保持し
た状態を示す図である。
【符号の説明】
1 ヨーク(磁性体吸着ヨーク) 1a 磁性体が吸着保持される端面
(保持端面) 2,3 磁石 2a,3a 磁石の磁性体吸着ヨークと対向
する面 2b,3b 磁石の磁性体吸着ヨークと対向
する面と逆側の面 4,5 ヨーク(対向ヨーク) 6 補助保持手段 10 磁性体 11 磁性体吸着ヨーク 11a 磁性体が吸着保持される端面
(保持端面) 12 テーパ

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】磁性体を磁力により吸着して保持する板状
    のヨーク(磁性体吸着ヨーク)と、 前記磁性体吸着ヨークの両面側に、磁性体吸着ヨークを
    介して互いに対向するように配設された2つの磁石と、 前記2つの磁石の、磁性体吸着ヨークと対向する面と逆
    の面側に、前記2つの磁石を前記磁性体吸着ヨークとの
    間に挟み込むように配設された2つのヨーク(対向ヨー
    ク)とを具備しており、かつ、 磁性体吸着ヨーク、対向ヨーク、及び2つの磁石の位置
    関係を調節することができるように構成されていること
    を特徴とする磁性体保持機構。
  2. 【請求項2】前記2つの磁石の、磁性体吸着ヨークを介
    して互いに対向する面を同極としたことを特徴とする請
    求項1記載の磁性体保持機構。
  3. 【請求項3】前記2つの磁石として、磁束密度の異なる
    2つの磁石を用いたことを特徴とする請求項1又は2記
    載の磁性体保持機構。
  4. 【請求項4】前記磁性体吸着ヨーク及び対向ヨークの少
    なくとも一つの厚みを他のヨークと異ならせたことを特
    徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の磁性体保持機
    構。
  5. 【請求項5】前記磁性体吸着ヨークの、磁性体が吸着保
    持される端面の厚み方向の寸法を他の部分より小さくし
    たことを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載の磁
    性体保持機構。
  6. 【請求項6】前記磁性体吸着ヨーク及び対向ヨークの少
    なくとも一つの透磁率を他のヨークと異ならせたことを
    特徴とする請求項1〜5のいずれかに記載の磁性体保持
    機構。
  7. 【請求項7】磁性体吸着ヨークに吸着保持された磁性体
    に接して、磁性体を補助的に保持し、磁性体吸着ヨーク
    に磁性体が所定の姿勢で保持されるようにする非磁性体
    からなる補助保持手段を具備することを特徴とする請求
    項1〜6のいずれかに記載の磁性体保持機構。
JP8267798A 1998-03-13 1998-03-13 磁性体保持機構 Withdrawn JPH11260629A (ja)

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Effective date: 20050607