JPH11258878A - 画像形成装置 - Google Patents
画像形成装置Info
- Publication number
- JPH11258878A JPH11258878A JP10082856A JP8285698A JPH11258878A JP H11258878 A JPH11258878 A JP H11258878A JP 10082856 A JP10082856 A JP 10082856A JP 8285698 A JP8285698 A JP 8285698A JP H11258878 A JPH11258878 A JP H11258878A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- image forming
- intermediate transfer
- toner
- image
- primary transfer
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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Landscapes
- Control Or Security For Electrophotography (AREA)
- Color Electrophotography (AREA)
- Discharging, Photosensitive Material Shape In Electrophotography (AREA)
- Electrostatic Charge, Transfer And Separation In Electrography (AREA)
- Cleaning In Electrography (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 中間転写体が感光体と接触したままで、感光
体上のトナーバターンが中間転写体に転写されにくくし
て回収トナー量を抑えて飛散量の増加を防ぐ。 【解決手段】 通常作像動作時以外の任意のタイミング
で行う各色トナーの画像形成時濃度調整で感光体ドラム
１上に形成される色階調トナーパターン作成時に、感光
体ドラム１から中間転写体５上へトナー画像転写を行う
一次転写バイアスを、通常作像動作時に印加する極性と
は逆極性で印加する。この逆極性印加と感光体クリーニ
ング前除電器７への印加電流切り換えを、一次転写を行
う転写部材６から感光体クリーニング前除電器７の間の
距離を作像時における感光体ドラム１の回転速度で除し
て得られる時間差をもって行う。
体上のトナーバターンが中間転写体に転写されにくくし
て回収トナー量を抑えて飛散量の増加を防ぐ。 【解決手段】 通常作像動作時以外の任意のタイミング
で行う各色トナーの画像形成時濃度調整で感光体ドラム
１上に形成される色階調トナーパターン作成時に、感光
体ドラム１から中間転写体５上へトナー画像転写を行う
一次転写バイアスを、通常作像動作時に印加する極性と
は逆極性で印加する。この逆極性印加と感光体クリーニ
ング前除電器７への印加電流切り換えを、一次転写を行
う転写部材６から感光体クリーニング前除電器７の間の
距離を作像時における感光体ドラム１の回転速度で除し
て得られる時間差をもって行う。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、電子写真方式ある
いは静電記録方式を用いた画像形成装置に関する。
いは静電記録方式を用いた画像形成装置に関する。
【０００２】
【従来の技術】従来の電子写真方式あるいは静電記録方
式を用いた画像形成装置においては、感光体上に各色階
調トナーパターンを形成して、そのパターン濃度を検出
し、その検出結果に基づいて感光体上での作像条件調整
行う、いわゆる作像プロセス調整動作（プロコン動作）
を行っているが、このプロコン動作時には、（１）感光
体上に形成したトナーパターン画像をそのまま中間転写
体上に転写して、中間転写体クリーニング装置によりク
リーニングするか、（２）中間転写体を感光体から離間
させることにより、感光体上のトナーパターンを感光体
クリーニング装置によりクリーニングするかの、いずれ
かの方式が用いられてきている。
式を用いた画像形成装置においては、感光体上に各色階
調トナーパターンを形成して、そのパターン濃度を検出
し、その検出結果に基づいて感光体上での作像条件調整
行う、いわゆる作像プロセス調整動作（プロコン動作）
を行っているが、このプロコン動作時には、（１）感光
体上に形成したトナーパターン画像をそのまま中間転写
体上に転写して、中間転写体クリーニング装置によりク
リーニングするか、（２）中間転写体を感光体から離間
させることにより、感光体上のトナーパターンを感光体
クリーニング装置によりクリーニングするかの、いずれ
かの方式が用いられてきている。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、中間転
写体上に各色トナー画像を重ね転写してフルカラー画像
を得ている画像形成装置においては、中間転写体上への
各色トナー画像重ね転写動作時には、中間転写体クリー
ニング部材が離間状態である必要があり、また中間転写
体上に形成された重ね画像を転写紙上に転写した後は、
中間転写体上の転写残トナーを除去するために、中間転
写体クリーニング部材が当接状態となる必要があるた
め、中間転写体クリーニング部材及び同装置には、基本
的に接離動作が必須となる。この場合、中間転写体クリ
ーニング部に回収されたクリーニングトナーの量が多量
であればあるほど、接離動作に伴うトナーの飛散量も増
大する。従って、実際に転写紙上に形成される画像分の
転写残トナー以外に回収されるクリーニングトナーの量
を増大させてしまう上記（１）の方式では、クリーニン
グ部材の接離動作時に飛散トナーも増大し易いという不
利な点がある。
写体上に各色トナー画像を重ね転写してフルカラー画像
を得ている画像形成装置においては、中間転写体上への
各色トナー画像重ね転写動作時には、中間転写体クリー
ニング部材が離間状態である必要があり、また中間転写
体上に形成された重ね画像を転写紙上に転写した後は、
中間転写体上の転写残トナーを除去するために、中間転
写体クリーニング部材が当接状態となる必要があるた
め、中間転写体クリーニング部材及び同装置には、基本
的に接離動作が必須となる。この場合、中間転写体クリ
ーニング部に回収されたクリーニングトナーの量が多量
であればあるほど、接離動作に伴うトナーの飛散量も増
大する。従って、実際に転写紙上に形成される画像分の
転写残トナー以外に回収されるクリーニングトナーの量
を増大させてしまう上記（１）の方式では、クリーニン
グ部材の接離動作時に飛散トナーも増大し易いという不
利な点がある。
【０００４】また上記（２）の方式においては、上記
（１）の方式のような不具合は発生しないものの、中間
転写体保持機構内に中間転写体を感光体に対して接離さ
せる機構を設ける必要があるため、機構が複雑化し、加
えて転写機構部での部品点数の増加により、中間転写体
上での各色トナー画像重ねが基本となるフルカラー機で
は、この重ね転写位置精度に関わる部品の公差について
も、より高精度なものが要求され、結果として重ね転写
位置精度の安定化という点で不利な点がある。
（１）の方式のような不具合は発生しないものの、中間
転写体保持機構内に中間転写体を感光体に対して接離さ
せる機構を設ける必要があるため、機構が複雑化し、加
えて転写機構部での部品点数の増加により、中間転写体
上での各色トナー画像重ねが基本となるフルカラー機で
は、この重ね転写位置精度に関わる部品の公差について
も、より高精度なものが要求され、結果として重ね転写
位置精度の安定化という点で不利な点がある。
【０００５】本発明は、上記従来の問題点に鑑み、中間
転写体が感光体と接触した状態のままでも、感光体上の
トナーバターンが中間転写体に転写されにくくして回収
しなければならないクリーニングトナー量を少ない量に
抑え、中間転写体クリーニング部の接離動作時のトナー
飛散量の増加を防ぎ、中間転写体を感光体に対し接離す
るための機構も不要とし、さらに中間転写体上での各色
トナー画像重ね転写位置精度の安定化をも達成できる画
像形成装置を提供することを目的とする。
転写体が感光体と接触した状態のままでも、感光体上の
トナーバターンが中間転写体に転写されにくくして回収
しなければならないクリーニングトナー量を少ない量に
抑え、中間転写体クリーニング部の接離動作時のトナー
飛散量の増加を防ぎ、中間転写体を感光体に対し接離す
るための機構も不要とし、さらに中間転写体上での各色
トナー画像重ね転写位置精度の安定化をも達成できる画
像形成装置を提供することを目的とする。
【０００６】
【課題を解決するための手段】本発明の画像形成装置の
うち請求項１に係るものは、上記目的を達成するため
に、感光体上に形成したトナー画像を、中間転写体上に
各色ごとに重ねて転写し、該中間転写体上に形成された
重ね画像を一括して転写紙上に転写して画像形成を行う
画像形成装置において、上記感光体上に各色濃度調整に
伴う色階調トナーパターンを作成する時に、上記感光体
から上記中間転写体上へのトナー画像転写を行う一次転
写バイアスの極性を、通常作像動作時とは逆の極性とし
て印加するようにしたことを特徴とする。
うち請求項１に係るものは、上記目的を達成するため
に、感光体上に形成したトナー画像を、中間転写体上に
各色ごとに重ねて転写し、該中間転写体上に形成された
重ね画像を一括して転写紙上に転写して画像形成を行う
画像形成装置において、上記感光体上に各色濃度調整に
伴う色階調トナーパターンを作成する時に、上記感光体
から上記中間転写体上へのトナー画像転写を行う一次転
写バイアスの極性を、通常作像動作時とは逆の極性とし
て印加するようにしたことを特徴とする。
【０００７】同請求項２に係るものは、上記請求項１の
動作が感光体クリーニング性能に影響を及ぼすことを防
止するために、上記一次転写バイアスの逆極性印加を行
う際に、上記感光体を除電するために一次転写工程を行
う部位と感光体クリーニング工程を行う部位に挟まれる
領域に配置した感光体クリーニング前除電器への印加電
流を、上記一次転写バイアスの極性切り換えに対して、
所定の時間差をもって切り換えるようにしたことを特徴
とする。
動作が感光体クリーニング性能に影響を及ぼすことを防
止するために、上記一次転写バイアスの逆極性印加を行
う際に、上記感光体を除電するために一次転写工程を行
う部位と感光体クリーニング工程を行う部位に挟まれる
領域に配置した感光体クリーニング前除電器への印加電
流を、上記一次転写バイアスの極性切り換えに対して、
所定の時間差をもって切り換えるようにしたことを特徴
とする。
【０００８】同請求項３に係るものは、感光体クリーニ
ング部到達感光体表面電位レベルを、より確実に通常作
像動作時の同到達電位レベルと同レベルに変換すること
を可能とするために、上記一次転写バイアスの極性切り
換えに対する上記感光体クリーニング前除電器への印加
電流切り換え時間差を、一次転写を行う帯電器と上記感
光体クリーニング前除電器との間の距離を作像時の上記
感光体の回転速度で除した値のものとしたことを特徴と
する。
ング部到達感光体表面電位レベルを、より確実に通常作
像動作時の同到達電位レベルと同レベルに変換すること
を可能とするために、上記一次転写バイアスの極性切り
換えに対する上記感光体クリーニング前除電器への印加
電流切り換え時間差を、一次転写を行う帯電器と上記感
光体クリーニング前除電器との間の距離を作像時の上記
感光体の回転速度で除した値のものとしたことを特徴と
する。
【０００９】
【発明の実施の形態】以下本発明の実施の形態を図面を
参照して説明する。図１は、本発明に係る画像形成装置
の一実施形態とその動作を示すための概略構成図であ
る。図中１が感光体ドラムで、主帯電器２により一様に
帯電した回転する感光体ドラム１上に、図示せぬ原稿読
み取り系及び書き込み系を介して、図中の矢印の方向か
ら送られて来た原稿画像光３にて露光し、これにより形
成した静電潜像を現像部４で１色ずつトナー像化した画
像を、感光体ドラム１と同期して回転する中間転写体５
上に転写部材６に掛けた電流（一次転写バイアス）によ
り、各色ごと、順次転写してゆく（一次転写）。
参照して説明する。図１は、本発明に係る画像形成装置
の一実施形態とその動作を示すための概略構成図であ
る。図中１が感光体ドラムで、主帯電器２により一様に
帯電した回転する感光体ドラム１上に、図示せぬ原稿読
み取り系及び書き込み系を介して、図中の矢印の方向か
ら送られて来た原稿画像光３にて露光し、これにより形
成した静電潜像を現像部４で１色ずつトナー像化した画
像を、感光体ドラム１と同期して回転する中間転写体５
上に転写部材６に掛けた電流（一次転写バイアス）によ
り、各色ごと、順次転写してゆく（一次転写）。
【００１０】この一次転写工程で転写されずに感光体ド
ラム１上に残ったトナーは、感光体クリーニング前除電
器７による除電を受けた後、感光体クリーニング装置８
によりクリーニングされる。クリーニング後の感光体ド
ラム１は、除電ランプ９により再度除電された後、再
び、主帯電器２による帯電から始まる上記作像動作を繰
り返す。
ラム１上に残ったトナーは、感光体クリーニング前除電
器７による除電を受けた後、感光体クリーニング装置８
によりクリーニングされる。クリーニング後の感光体ド
ラム１は、除電ランプ９により再度除電された後、再
び、主帯電器２による帯電から始まる上記作像動作を繰
り返す。
【００１１】このようなサイクル中で、中間転写体５上
には多色のトナー重ね画像が形成されることになるが、
この中間転写体５上の多色重ねトナー画像は、次に、給
紙経路１０から送られて来た転写紙１１の給紙タイミン
グと同期する形で上昇した二次転写部材１２に掛けた電
流（二次転写バイアス）により、一括して中間転写体５
上から転写紙１１に転写される（二次転写）。画像の転
写を受けた転写紙１１は、転写紙搬送装置１３により定
着装置１４に送り込まれ、加熱、加圧されて画像を定着
させられた後、排紙部１５に排紙される。
には多色のトナー重ね画像が形成されることになるが、
この中間転写体５上の多色重ねトナー画像は、次に、給
紙経路１０から送られて来た転写紙１１の給紙タイミン
グと同期する形で上昇した二次転写部材１２に掛けた電
流（二次転写バイアス）により、一括して中間転写体５
上から転写紙１１に転写される（二次転写）。画像の転
写を受けた転写紙１１は、転写紙搬送装置１３により定
着装置１４に送り込まれ、加熱、加圧されて画像を定着
させられた後、排紙部１５に排紙される。
【００１２】一方、二次転写工程で転写されずに中間転
写体５上に残ったトナーは、二次転写工程開始から所定
の時間差をもって中間転写体５上に当接して中間転写体
５上をクリーニングするクリーニング部材１７及び入口
シール部材１８を備えた中間転写体クリーニング装置１
６によりクリーニングされる。クリーニング部材１７及
び入口シール部材１８は、次の一次転写画像に必要とな
る領域をクリーニングした後に、中間転写体５表面から
離間し、中間転写体５上での多色重ねトナー画像形成が
再度繰り返し可能な状態で待機する。
写体５上に残ったトナーは、二次転写工程開始から所定
の時間差をもって中間転写体５上に当接して中間転写体
５上をクリーニングするクリーニング部材１７及び入口
シール部材１８を備えた中間転写体クリーニング装置１
６によりクリーニングされる。クリーニング部材１７及
び入口シール部材１８は、次の一次転写画像に必要とな
る領域をクリーニングした後に、中間転写体５表面から
離間し、中間転写体５上での多色重ねトナー画像形成が
再度繰り返し可能な状態で待機する。
【００１３】また本実施形態装置では、通常作像動作時
以外の任意のタイミングで、各色トナーの画像形成時濃
度調整を行っている。すなわち、感光体ドラム１上に各
色トナー階調パターンを形成し、この階調パターンを感
光体１の周囲で現像部４による現像工程位置と転写部材
６による一次転写工程位置に挟まれる領域内で所定の位
置に配置したトナーパターン濃度検出用センサー（図示
せず）で検出して得られる感光体ドラム１上のトナーパ
ターン濃度データを用いて濃度調整を実施している。
以外の任意のタイミングで、各色トナーの画像形成時濃
度調整を行っている。すなわち、感光体ドラム１上に各
色トナー階調パターンを形成し、この階調パターンを感
光体１の周囲で現像部４による現像工程位置と転写部材
６による一次転写工程位置に挟まれる領域内で所定の位
置に配置したトナーパターン濃度検出用センサー（図示
せず）で検出して得られる感光体ドラム１上のトナーパ
ターン濃度データを用いて濃度調整を実施している。
【００１４】上述の各色濃度調整に伴い感光体ドラム１
上に形成される色階調トナーパターン作成時には、感光
体ドラム１から中間転写体５上へのトナー画像転写を行
う一次転写バイアスを、通常作像動作時に印加する極性
とは逆の極性で印加する。このようにすると、中間転写
体５が感光体ドラム１と接触した状態のままでも感光体
ドラム１上のトナーパターンが中間転写体５上に転写さ
れにくくなり、中間転写体クリーニング装置１６で回収
しなければならないクリーニングトナーの量が少ない量
に抑えられ、その結果、中間転写体クリーニング部材１
７及び入口シール部材１８の接離動作時におけるトナー
飛散量の増加も防げる。もちろん中間転写体５を感光体
ドラム１に対し接離するための機構も不要であり、中間
転写体５上での各色トナー画像重ね転写位置精度も比較
的容易に安定化する。
上に形成される色階調トナーパターン作成時には、感光
体ドラム１から中間転写体５上へのトナー画像転写を行
う一次転写バイアスを、通常作像動作時に印加する極性
とは逆の極性で印加する。このようにすると、中間転写
体５が感光体ドラム１と接触した状態のままでも感光体
ドラム１上のトナーパターンが中間転写体５上に転写さ
れにくくなり、中間転写体クリーニング装置１６で回収
しなければならないクリーニングトナーの量が少ない量
に抑えられ、その結果、中間転写体クリーニング部材１
７及び入口シール部材１８の接離動作時におけるトナー
飛散量の増加も防げる。もちろん中間転写体５を感光体
ドラム１に対し接離するための機構も不要であり、中間
転写体５上での各色トナー画像重ね転写位置精度も比較
的容易に安定化する。
【００１５】また、一次転写バイアスの逆極性印加と感
光体クリーニング前除電器７への印加電流切り換えを、
所定の時間差をもつように組み合わせて行う。このよう
にすると、感光体クリーニング装置８に到達する時の、
感光体ドラム１の表面電位レベルを、通常の作像動作の
場合における感光体クリーニング装置８に到達する時の
電位レベルと同レベルに変換することができ、上述した
一次転写バイアスの逆極性印加が感光体ドラム１のクリ
ーニング性能に影響を及ぼすことを防止できる。
光体クリーニング前除電器７への印加電流切り換えを、
所定の時間差をもつように組み合わせて行う。このよう
にすると、感光体クリーニング装置８に到達する時の、
感光体ドラム１の表面電位レベルを、通常の作像動作の
場合における感光体クリーニング装置８に到達する時の
電位レベルと同レベルに変換することができ、上述した
一次転写バイアスの逆極性印加が感光体ドラム１のクリ
ーニング性能に影響を及ぼすことを防止できる。
【００１６】さらに、上述の一次転写バイアスの逆極性
切り換えに対する感光体クリーニング前除電器７への印
加電流切り換え時間差ｔを、一次転写を行う転写部材６
から感光体クリーニング前除電器７の間の距離ｘを作像
時における感光体ドラム１の回転速度ｖで除した値、す
なわちｔ＝ｘ／ｖとして、一次転写位置において、一次
転写バイアス逆極性切り換えの影響を受けてその表面帯
電状態が通常作像動作時とは異なる状態に変化した感光
体ドラム１の表面領域が、感光体クリーニング前除電器
７の位置に到達したと同時に、感光体クリーニング前除
電器７への印加電流切り換えが行われるようにする。こ
のようにすると、感光体クリーニング装置８に到達した
際の感光体ドラム１の表面電位レベルを、より確実に通
常作像動作時の同部到達電位レベルと同レベルに変換す
ることができる。
切り換えに対する感光体クリーニング前除電器７への印
加電流切り換え時間差ｔを、一次転写を行う転写部材６
から感光体クリーニング前除電器７の間の距離ｘを作像
時における感光体ドラム１の回転速度ｖで除した値、す
なわちｔ＝ｘ／ｖとして、一次転写位置において、一次
転写バイアス逆極性切り換えの影響を受けてその表面帯
電状態が通常作像動作時とは異なる状態に変化した感光
体ドラム１の表面領域が、感光体クリーニング前除電器
７の位置に到達したと同時に、感光体クリーニング前除
電器７への印加電流切り換えが行われるようにする。こ
のようにすると、感光体クリーニング装置８に到達した
際の感光体ドラム１の表面電位レベルを、より確実に通
常作像動作時の同部到達電位レベルと同レベルに変換す
ることができる。
【００１７】
【発明の効果】請求項１に係る画像形成装置は、以上説
明してきたように、各色濃度調整に伴い感光体上に形成
される色階調トナーパターン作成時に、感光体から中間
転写体上へのトナー画像転写を行う一次転写バイアスを
通常作像動作時に印加する極性とは逆の極性で印加する
ようにしたので、中間転写体が感光体と接触した状態の
ままでも、感光体上のトナーパターンが中間転写体に転
写されにくくなり、中間転写体クリーニング部で回収し
なければならないクリーニングトナーの量を少ない量に
抑えることが可能となり、その結果として中間転写体ク
リーニング部の接離動作時のトナー飛散量の増加も防
げ、また中間転写体を感光体に対し接離するための機構
も不要となるため、中間転写体上での各色トナー画像の
重ね転写位置精度安定化についても比較的容易に達成す
ることができるという効果がある。
明してきたように、各色濃度調整に伴い感光体上に形成
される色階調トナーパターン作成時に、感光体から中間
転写体上へのトナー画像転写を行う一次転写バイアスを
通常作像動作時に印加する極性とは逆の極性で印加する
ようにしたので、中間転写体が感光体と接触した状態の
ままでも、感光体上のトナーパターンが中間転写体に転
写されにくくなり、中間転写体クリーニング部で回収し
なければならないクリーニングトナーの量を少ない量に
抑えることが可能となり、その結果として中間転写体ク
リーニング部の接離動作時のトナー飛散量の増加も防
げ、また中間転写体を感光体に対し接離するための機構
も不要となるため、中間転写体上での各色トナー画像の
重ね転写位置精度安定化についても比較的容易に達成す
ることができるという効果がある。
【００１８】請求項２に係る画像形成装置は、以上説明
してきたように、一次転写バイアスの逆極性印加と感光
体クリーニング前除電器印加電流切り換えを、所定の時
間差をもつように組み合わせて行うようにしているの
で、上記共通の効果に加え、一次転写バイアスの逆極性
印加を行う時の感光体クリーニング部に到達した際の感
光体の表面電位レベルを通常作像動作時の同部到達電位
レベルと同レベルに変換可能となり、その結果として、
一次転写バイアスの逆極性印加動作が感光体クリーニン
グ性能に影響を及ぼすことを防止できるという効果があ
る。
してきたように、一次転写バイアスの逆極性印加と感光
体クリーニング前除電器印加電流切り換えを、所定の時
間差をもつように組み合わせて行うようにしているの
で、上記共通の効果に加え、一次転写バイアスの逆極性
印加を行う時の感光体クリーニング部に到達した際の感
光体の表面電位レベルを通常作像動作時の同部到達電位
レベルと同レベルに変換可能となり、その結果として、
一次転写バイアスの逆極性印加動作が感光体クリーニン
グ性能に影響を及ぼすことを防止できるという効果があ
る。
【００１９】請求項３に係る画像形成装置は、以上説明
してきたように、一次転写バイアス逆極性印加と感光体
クリーニング前除電器印加電流切り換えを、一次転写を
行う帯電器と感光体クリーニング前除電器との間の距離
を作像時の感光体の回転速度で除した値のものとし、一
次転写位置において一次転写バイアス逆極性切り換えの
影響を受けてその表面帯電状態が通常作像動作時とは異
なる状態に変化した感光体表面領域が感光体クリーニン
グ前除電器位置に到達したと同時に、感光体クリーニン
グ前除電器への印加電流切り換えが行われるようにして
いるので、上記共通の効果に加え、感光体クリーニング
部到達時の感光体表面電位レベルをより確実に通常作像
動作時の同部到達電位レベルと同レベルに変換すること
が可能となり、その結果として、一次転写バイアスの逆
極性印加と感光体クリーニング前除電器印加電流切り換
えによる感光体クリーニング性能への影響防止効果を、
効率良く利用できるようになるという効果がある。
してきたように、一次転写バイアス逆極性印加と感光体
クリーニング前除電器印加電流切り換えを、一次転写を
行う帯電器と感光体クリーニング前除電器との間の距離
を作像時の感光体の回転速度で除した値のものとし、一
次転写位置において一次転写バイアス逆極性切り換えの
影響を受けてその表面帯電状態が通常作像動作時とは異
なる状態に変化した感光体表面領域が感光体クリーニン
グ前除電器位置に到達したと同時に、感光体クリーニン
グ前除電器への印加電流切り換えが行われるようにして
いるので、上記共通の効果に加え、感光体クリーニング
部到達時の感光体表面電位レベルをより確実に通常作像
動作時の同部到達電位レベルと同レベルに変換すること
が可能となり、その結果として、一次転写バイアスの逆
極性印加と感光体クリーニング前除電器印加電流切り換
えによる感光体クリーニング性能への影響防止効果を、
効率良く利用できるようになるという効果がある。
【図１】本発明に係る画像形成装置の一実施形態とその
動作を示すための概略構成図である。
動作を示すための概略構成図である。
１ 感光体ドラム ２ 主帯電器 ３ 原稿画像光 ４ 現像部 ５ 中間転写体 ６ 転写部材 ７ 感光体クリーニング前除電器 ８ 感光体クリーニング装置 ９ 除電ランプ １０ 給紙経路 １１ 転写紙 １２ 二次転写部材 １３ 転写紙搬送装置 １４ 定着装置 １５ 排紙部 １６ 中間転写体クリーニング装置 １７ クリーニング部材 １８ 入口シール部材
フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 ＦＩ Ｇ０３Ｇ 21/14 Ｇ０３Ｇ 21/00 ３７２
Claims (3)
- 【請求項１】 感光体上に形成したトナー画像を、中間
転写体上に各色ごとに重ねて転写し、該中間転写体上に
形成された重ね画像を一括して転写紙上に転写して画像
形成を行う画像形成装置において、上記感光体上に各色
濃度調整に伴う色階調トナーパターンを作成する時に、
上記感光体から上記中間転写体上へのトナー画像転写を
行う一次転写バイアスの極性を、通常作像動作時とは逆
の極性として印加するようにしたことを特徴とする画像
形成装置。 - 【請求項２】 上記一次転写バイアスの逆極性印加を行
う際に、上記感光体を除電するために一次転写工程を行
う部位と感光体クリーニング工程を行う部位に挟まれる
領域に配置した感光体クリーニング前除電器への印加電
流を、上記一次転写バイアスの極性切り換えに対して、
所定の時間差をもって切り換えるようにしたことを特徴
とする請求項１の画像形成装置。 - 【請求項３】 上記一次転写バイアスの極性切り換えに
対する上記感光体クリーニング前除電器への印加電流切
り換え時間差を、一次転写を行う帯電器と上記感光体ク
リーニング前除電器との間の距離を作像時の上記感光体
の回転速度で除した値のものとしたことを特徴とする請
求項２の画像形成装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10082856A JPH11258878A (ja) | 1998-03-13 | 1998-03-13 | 画像形成装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10082856A JPH11258878A (ja) | 1998-03-13 | 1998-03-13 | 画像形成装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH11258878A true JPH11258878A (ja) | 1999-09-24 |
Family
ID=13786011
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP10082856A Pending JPH11258878A (ja) | 1998-03-13 | 1998-03-13 | 画像形成装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH11258878A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2001035169A1 (en) * | 1999-11-11 | 2001-05-17 | Seiko Epson Corporation | Image forming device and image forming method |
| US6529695B2 (en) * | 2000-10-12 | 2003-03-04 | Konica Corporation | Image-forming apparatus |
-
1998
- 1998-03-13 JP JP10082856A patent/JPH11258878A/ja active Pending
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2001035169A1 (en) * | 1999-11-11 | 2001-05-17 | Seiko Epson Corporation | Image forming device and image forming method |
| US6633737B1 (en) | 1999-11-11 | 2003-10-14 | Seiko Epson Corporation | Image forming device having transfer registration control |
| US7184677B2 (en) | 1999-11-11 | 2007-02-27 | Seiko Epson Corporation | Image forming apparatus for transferring respective toner colors on a transfer medium |
| US6529695B2 (en) * | 2000-10-12 | 2003-03-04 | Konica Corporation | Image-forming apparatus |
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