JPH11258556A - コンタクトレンズ用液剤 - Google Patents

コンタクトレンズ用液剤

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JPH11258556A
JPH11258556A JP10061807A JP6180798A JPH11258556A JP H11258556 A JPH11258556 A JP H11258556A JP 10061807 A JP10061807 A JP 10061807A JP 6180798 A JP6180798 A JP 6180798A JP H11258556 A JPH11258556 A JP H11258556A
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    • C11D3/0005Other compounding ingredients characterised by their effect
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    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C11ANIMAL OR VEGETABLE OILS, FATS, FATTY SUBSTANCES OR WAXES; FATTY ACIDS THEREFROM; DETERGENTS; CANDLES
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 コンタクトレンズの保存時に、そのベースカ
ーブの変化をいちじるしく低減させることができ、すぐ
れた防腐・抗菌効果を有するコンタクトレンズ用液剤を
提供すること。 【解決手段】 式(I): 【化4】 で表わされる繰り返し単位を有するポリアリルアミンを
含有してなるコンタクトレンズ用液剤(ただし、コンタ
クトレンズ用流通保存液を除く)。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、コンタクトレンズ
用液剤に関する。さらに詳しくは、たとえばコンタクト
レンズの保存、洗浄、殺菌消毒などに好適に使用しうる
コンタクトレンズ用液剤に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、コンタクトレンズ、とくに酸素
透過性硬質コンタクトレンズでは、シリコーン成分が含
有されていることがほとんどであるため、レンズ表面が
疎水性となり、初期装用時の濡れ性がわるく、このこと
によって装用感が低下したり、充分な視力がえられない
といった問題が発生しやすくなる。
【0003】そこで、前記酸素透過性硬質コンタクトレ
ンズは、患者が装用せずに保存するあいだの表面水濡れ
性を保持するために、表面処理が施されていたり、たと
えば生理食塩水などの保存液に浸漬されるなどする。
【0004】しかしながら、このような生理食塩水など
を用いて保存したばあいは、コンタクトレンズの重要な
規格の1つであるベースカーブが変化してしまうばあい
があるといった問題がある。
【0005】さらに、たとえばコンタクトレンズの保存
時などに、保存液内で雑菌が繁殖する可能性もあるの
で、かかる雑菌の繁殖を防止するために、たとえば防腐
剤などが添加されている。
【0006】しかしながら、かかる防腐剤は、その防腐
効果が不充分であったり、なかには安全性や耐久性に乏
しいものもあり、雑菌の繁殖を防止する手段としては有
効とはいえない。
【0007】またとくに、ソフトコンタクトレンズのば
あい、前記のごとき保存液に防腐剤を添加して用いる
と、かかる防腐剤がソフトコンタクトレンズに吸着した
り、レンズ内部に取り込まれることがある。したがっ
て、たとえば防腐剤をポリマー化して用いる方法の開発
などが待ち望まれている。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、前記従来技
術に鑑みてなされたものであり、コンタクトレンズ、と
くに酸素透過性硬質コンタクトレンズの保存時に、その
ベースカーブの変化をいちじるしく低減させることがで
き、さらにすぐれた防腐効果やすぐれた抗菌効果および
これらの効果の耐久性を有するコンタクトレンズ用液剤
を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は、式(I):
【0010】
【化2】
【0011】で表わされる繰り返し単位を有するポリア
リルアミンを含有してなるコンタクトレンズ用液剤(た
だし、コンタクトレンズ用流通保存液を除く)に関す
る。
【0012】
【発明の実施の形態】本発明のコンタクトレンズ用液剤
(ただし、コンタクトレンズ用流通保存液を除く)は、
前記したように、式(I):
【0013】
【化3】
【0014】で表わされる繰り返し単位を有するポリア
リルアミンを含有したものである。
【0015】本発明のコンタクトレンズ用液剤におい
て、保存時にコンタクトレンズのベースカーブの変化を
低減させ、さらに防腐効果や抗菌効果を付与するための
有効成分としてポリアリルアミンが用いられる。
【0016】ポリアリルアミンの重量平均分子量は、コ
ンタクトレンズのベースカーブの安定化効果を充分にう
るには、また防腐効果および抗菌効果を充分にうるに
は、ある程度の分子量が必要であることを考慮すると、
500程度以上、好ましくは1000程度以上であるこ
とが望ましく、また水などの媒体に対する溶解性が低下
し、均一なコンタクトレンズ用液剤がえられにくくなる
おそれが生じることや、粘度の上昇による取扱い性の問
題などを考慮すると、200000程度以下、好ましく
は100000程度以下であることが望ましい。
【0017】前記ポリアリルアミンのコンタクトレンズ
用液剤中の含有量は、かかるポリアリルアミンを用いた
ことによる保存時のコンタクトレンズのベースカーブの
変化を低減させる効果、さらには防腐効果および抗菌効
果を充分に発現させるためには、0.01w/v%以
上、好ましくは0.1w/v%以上であることが望まし
く、またコンタクトレンズ用液剤の粘度が上昇しすぎ、
乾燥時にコンタクトレンズが汚れやすくなるなどの取扱
い上の問題が生じるおそれをなくすためには、10w/
v%以下、好ましくは3w/v%以下であることが望ま
しい。
【0018】本発明のコンタクトレンズ用液剤には、前
記ポリアリルアミンのほかに、たとえば防腐剤、キレー
ト化剤などが含有されていてもよい。
【0019】前記防腐剤は、コンタクトレンズ用液剤が
細菌に汚染されるのを防ぎ、かつ保存時にコンタクトレ
ンズが雑菌で汚染されるのを防止するという性質を有す
るものであり、本発明においては、ポリアリルアミンの
防腐効果および抗菌効果をさらに向上させることができ
る。
【0020】防腐剤は、眼科生理学的に許容しうるもの
であればよく、とくに限定はないが、その代表例として
は、たとえば硝酸フェニル水銀、酢酸フェニル水銀、チ
メロサールなどの水銀系防腐剤;塩化ベンザルコニウ
ム、臭化ピリジニウムなどの界面活性剤系防腐剤;クロ
ロヘキシジン、ポリヘキサメチレンビグアニド、クロロ
ブタノールなどのアルコール系防腐剤;メチルパラベ
ン、プロピルパラベン、ジメチロールジメチルヒダント
イン、イミダゾリウムウレアなどがあげられる。
【0021】前記防腐剤のコンタクトレンズ用液剤中の
含有量は、さらなる防腐効果を発現させるためには、
0.00001w/v%以上、好ましくは0.0000
3w/v%以上であることが望ましく、またかかる防腐
剤の含有量があまりにも多いばあいには、かかる防腐剤
が直接目に入ってしまったばあいに目に障害を与えるお
それが生じるようになったり、防腐剤の種類によっては
コンタクトレンズの規格や性質に悪影響を与えるおそれ
が生じるようになる傾向があるので、0.5w/v%以
下、好ましくは0.3w/v%以下であることが望まし
い。
【0022】前記キレート化剤は、コンタクトレンズ用
液剤や付着した涙液中に含まれるカルシウムなどがコン
タクトレンズに沈着するのを防ぐという性質を有するも
のである。
【0023】キレート化剤は、眼科生理学的に許容しう
るものであればよく、とくに限定はないが、その代表例
としては、たとえばエチレンジアミン四酢酸およびその
ナトリウム塩、フィチン酸、クエン酸などがあげられ
る。
【0024】前記キレート化剤のコンタクトレンズ用液
剤中の含有量は、カルシウムなどがコンタクトレンズに
沈着するのを防ぐ効果を充分に発現させるためには、
0.001モル/リットル以上、好ましくは0.001
5モル/リットル以上であることが望ましく、またかか
るキレート化剤の含有量があまりにも多いばあいには、
それ以上含有させることによる効果の向上が小さく、か
えって不経済となるので、0.1モル/リットル以下、
好ましくは0.05モル/リットル以下であることが望
ましい。
【0025】さらに、本発明のコンタクトレンズ用液剤
には、前記防腐剤およびキレート化剤のほかにも、たと
えば緩衝剤、等張化剤、増粘剤、界面活性剤などの配合
剤が含有されていてもよい。
【0026】前記緩衝剤は、えられるコンタクトレンズ
用液剤のpHを、涙液に近い約5〜9の範囲で一定に
し、また外的要因によるpHの変化を抑え、保存時のコ
ンタクトレンズの形状、光学性を保護するという性質を
有するものである。
【0027】緩衝剤は、眼科生理学的に許容しうるもの
であればよく、とくに限定はないが、その代表例として
は、たとえばホウ酸とそのナトリウム塩、リン酸とその
ナトリウム塩、クエン酸とそのナトリウム塩、乳酸とそ
のナトリウム塩、グリシン、グルタミン酸などのアミノ
酸とそのナトリウム塩、リンゴ酸とそのナトリウム塩な
どがあげられる。
【0028】前記緩衝剤のコンタクトレンズ用液剤中の
含有量は、充分な緩衝効果を付与せしめるためには、
0.005モル/リットル以上、好ましくは0.01モ
ル/リットル以上であることが望ましく、またかかる緩
衝剤の含有量があまりにも多いばあいには、緩衝効果が
あまり高くならず、かえって浸透圧を高めるなどコンタ
クトレンズの形状に影響を及ぼすようになる傾向がある
ので、0.5モル/リットル以下、好ましくは0.15
モル/リットル以下であることが望ましい。
【0029】前記等張化剤は、えられるコンタクトレン
ズ用液剤の浸透圧を、涙液の浸透圧(280〜300m
Os/kg)に近づけ、保存時にコンタクトレンズの形
状がより維持されやすくなるようにするという性質を有
するものである。
【0030】等張化剤は、眼科生理学的に許容しうるも
のであればよく、とくに限定はないが、その代表例とし
ては、たとえば塩化ナトリウム、塩化カリウム、塩化カ
ルシウムなどの無機塩および前記緩衝剤があげられる。
【0031】前記等張化剤のコンタクトレンズ用液剤中
の含有量は、充分な浸透圧を付与せしめるためには、
0.01モル/リットル以上、好ましくは0.05モル
/リットル以上であることが望ましく、またかかる等張
化剤の含有量があまりにも多いばあいには、浸透圧が高
くなり、コンタクトレンズの形状に影響を及ぼすように
なる傾向があるので、0.5モル/リットル以下、好ま
しくは0.15モル/リットル以下であることが望まし
い。
【0032】前記増粘剤は、保存時にコンタクトレンズ
を外部からの物理的な力から守るという性質を有するも
のである。
【0033】増粘剤は、眼科生理学的に許容しうるもの
であればよく、とくに限定はないが、その代表例として
は、たとえばポリビニルアルコール、ポリ−N−ビニル
ピロリドン、ポリアクリルアミドおよびその加水分解
物、ポリアクリル酸、キサンタンガム、ヒドロキシエチ
ルセルロース、カルボキシメチルセルロース、メチルヒ
ドロキシエチルセルロース、メチルヒドロキシプロピル
セルロース、メチルセルロース、アルギン酸ナトリウ
ム、ポリエチレングリコール、ゼラチン、コンドロイチ
ン硫酸ナトリウム、アラビアガム、ガールガムなどの粘
性基剤があげられる。
【0034】前記増粘剤のコンタクトレンズ用液剤中の
含有量は、保存時にコンタクトレンズを外的応力から充
分に保護せしめるためには、0.01w/v%以上、好
ましくは0.02w/v%以上であることが望ましく、
またかかる増粘剤の含有量があまりにも多いばあいに
は、えられるコンタクトレンズ用液剤がゲル化し、保存
性が低下する傾向があるので、10w/v%以下、好ま
しくは5w/v%以下であることが望ましい。
【0035】前記界面活性剤は、えられるコンタクトレ
ンズ用液剤の洗浄効果を高める性質を有するものであ
る。
【0036】界面活性剤は、眼科生理学的に許容しうる
ものであればよく、とくに限定はない。たとえばアニオ
ン系界面活性剤、ノニオン系界面活性剤、アニオン系界
面活性剤とノニオン系界面活性剤とからなるものなどが
あげられるが、本発明においては、いずれの界面活性剤
を用いてもよい。
【0037】アニオン系界面活性剤の代表例としては、
たとえばアルキル硫酸ナトリウム、アルキルベンゼンス
ルホン酸ナトリウム、アルキロイルメチルタウリンナト
リウム、アルキロイルザルコシンナトリウム、α−オレ
フィンスルホン酸ナトリウム、ポリオキシエチレンアル
キルエーテルリン酸ナトリウム、ポリオキシエチレンア
ルキルエーテル硫酸ナトリウム、ポリオキシエチレンア
ルキルフェニルエーテル硫酸ナトリウム、ジ(ポリオキ
シエチレンアルキルエーテル)リン酸ナトリウムなどが
あげられるが、これらのなかでもアルキル硫酸ナトリウ
ム、アルキルベンゼンスルホン酸ナトリウム、α−オレ
フィンスルホン酸ナトリウム、ポリオキシエチレンアル
キルエーテル硫酸ナトリウム、ポリオキシエチレンアル
キルフェニルエーテル硫酸ナトリウムは、すぐれた洗浄
効果を呈し、ノニオン系界面活性剤を併用したばあいに
は、短時間の浸漬保存で有効な洗浄効果を示すようにな
る。
【0038】前記アニオン系界面活性剤のコンタクトレ
ンズ用液剤中の含有量は、充分な洗浄効果を付与するた
めには、0.01w/v%以上、好ましくは0.02w
/v%以上であることが望ましく、またかかるアニオン
系界面活性剤の含有量があまりにも多いばあいには、洗
浄効果があまり高くならず、かえって手荒れの原因とな
ることがあるので、10w/v%以下、好ましくは5w
/v%以下であることが望ましい。
【0039】前記ノニオン系界面活性剤の代表例として
は、たとえば高級アルキルアミンのポリエチレングリコ
ール付加物、高級脂肪酸アミドのポリエチレングリコー
ル付加物、高級脂肪酸のポリグリセリンエステル、高級
脂肪酸のポリエチレングリコールエステル、高級脂肪酸
のポリアルキレングリコール、ポリエチレングリコール
コポリマーエステル、高級脂肪酸のポリエチレングリコ
ールの付加した多価アルコールエステル、高級アルコー
ルのポリエチレングリコールエーテル、高級アルコール
のポリグリセリンエーテル、アルキルフェノールのポリ
エチレングリコールエーテル、アルキレンフェノールの
ポリエチレングリコールエーテルのホルムアルデヒド縮
合物、ポリプロピレングリコール−ポリエチレングリコ
ール共重合体、リン酸エステル、ヒマシ油、硬化ヒマシ
油、ポリエチレングリコールソルビタンアルキルエステ
ル、ステロールのポリエチレングリコール付加物、ポロ
クサマーなどがあげられる。これらのなかでは、高級ア
ルコールのポリエチレングリコールエーテル、高級脂肪
酸のポリエチレングリコールエステル、高級脂肪酸のポ
リグリセリンエステル、アルキルフェノールのポリエチ
レングリコールエーテル、ポリエチレングリコールソル
ビタンアルキルエステル、ポロクサマーは、すぐれた洗
浄効果を呈するので好ましい。
【0040】前記ノニオン系界面活性剤のコンタクトレ
ンズ用液剤中の含有量は、充分な洗浄効果を付与するた
めには、0.01w/v%以上、好ましくは0.02w
/v%以上であることが望ましく、またかかるノニオン
系界面活性剤の含有量があまりにも多いばあいには、洗
浄効果があまり高くならず、かえって手荒れの原因とな
ることがあるので、10w/v%以下、好ましくは5w
/v%以下であることが望ましい。
【0041】また、アニオン系界面活性剤とノニオン系
界面活性剤とを併用するばあい、アニオン系界面活性剤
およびノニオン系界面活性剤の含有量は、それぞれ前記
した範囲内でかつ、合計量が0.02〜20w/v%、
好ましくは0.05〜10w/v%であることが望まし
い。
【0042】なお、前記防腐剤、キレート化剤、緩衝
剤、等張化剤、増粘剤および界面活性剤は、それぞれ単
独でまたは2種以上を混合して用いることができる。
【0043】本発明のコンタクトレンズ用液剤は、前記
したように、ポリアリルアミンを有効成分として含有
し、さらに必要に応じて、防腐剤、キレート化剤、その
ほかの配合剤などの成分を含有したものであるが、これ
らの媒体として、たとえば蒸留水、精製水などの水など
が配合されていればよい。なお、かかる水などの水性媒
体は、コンタクトレンズ用液剤の全量が100%となる
ようにして用いればよい。
【0044】本発明のコンタクトレンズ用液剤は、たと
えば所定量の水性媒体中にポリアリルアミンを入れ、さ
らに必要に応じて防腐剤、キレート化剤、緩衝剤、等張
化剤、増粘剤、界面活性剤などの配合剤を入れ、充分に
混合撹拌して溶解させ、濾過することによって調製する
ことができる。
【0045】なお、本発明のコンタクトレンズ用液剤の
粘度にはとくに限定がないが、コンタクトレンズを保存
する際の取扱い性などを考慮すると、25℃で200c
P程度以下であることが好ましい。
【0046】また、コンタクトレンズ用液剤のpHは、
涙液のpHと同程度の5〜9であることが好ましい。
【0047】かくしてえられる本発明のコンタクトレン
ズ用液剤にコンタクトレンズを浸漬させることにより、
種々のコンタクトレンズを、そのベースカーブをほとん
ど変化させることなく保存することができるほか、コン
タクトレンズ用液剤自身が雑菌に汚染されるのを防ぎ、
種々のコンタクトレンズの洗浄または殺菌消毒を行なう
ことができる。
【0048】このように、本発明のコンタクトレンズ用
液剤は、たとえばコンタクトレンズの保存液、洗浄液、
殺菌消毒液や、保存、洗浄および殺菌消毒から選ばれた
少なくとも2つの用途に用いられる液剤などとして(た
だし、コンタクトレンズ用流通保存液としてを除く)好
適に使用することができる。
【0049】なお、本発明のコンタクトレンズ用液剤を
使用するには、たとえば所定の容器に、コンタクトレン
ズと、該コンタクトレンズが浸漬されうる量の前記コン
タクトレンズ用液剤とを入れ、密封するなどして保存、
洗浄、殺菌消毒などすればよい。
【0050】また、本発明のコンタクトレンズ用液剤に
対して用いられるコンタクトレンズにはとくに限定がな
く、含水性、非含水性、また軟質、硬質にかかわらず、
いかなる種類のものも適用することができるが、なかで
も、たとえばシロキサニル(メタ)アクリレート系モノ
マー、シロキサニルスチレン系モノマー、シロキサニル
フマレート、シロキサニルイタコネートなどのシリコー
ン化合物を含有した重合成分を重合させてえられた酸素
透過性硬質コンタクトレンズのばあいであっても、保存
時にそのベースカーブの変化がいちじるしく低減され
る。
【0051】
【実施例】つぎに、本発明のコンタクトレンズ用液剤を
実施例に基づいてさらに詳細に説明するが、本発明はか
かる実施例のみに限定されるものではない。
【0052】実施例1 ポリアリルアミン(重量平均分子量:約10000、以
下、ポリアリルアミン(1)という)を蒸留水に添加
し、室温でまたはやや加温しながら約60分間撹拌して
ポリアリルアミン(1)を溶解させ、さらにこれを濾過
し、ポリアリルアミン(1)の含有量が0.5w/v%
のコンタクトレンズ用保存液300mlを調製した。
【0053】えられたコンタクトレンズ用保存液の溶解
性、外観、臭気、pHおよび粘度を以下の方法にしたが
って調べた。その結果を表1に示す。
【0054】(イ)溶解性 コンタクトレンズ用保存液中の不溶物の有無を目視にて
調べ、以下の評価基準に基づいて評価した。
【0055】(評価基準) A:不溶物がまったくない。 B:わずかに不溶物が認められる。 C:不溶物がいちじるしい。
【0056】(ロ)外観 コンタクトレンズ用保存液の外観を目視にて観察し、以
下の評価基準に基づいて評価した。
【0057】(評価基準) A:均一で透明である。 B:わずかに白濁している。 C:白濁がいちじるしい。
【0058】(ハ)臭気 5cmの距離から、コンタクトレンズ用保存液の臭気を
調べ、以下の評価基準に基づいて評価した。
【0059】(評価基準) A:臭気がまったくない。 B:わずかに臭気が認められる。 C:臭気がいちじるしい。
【0060】(ニ)pH ガラス電極型pHメーター(HORIBA pH ME
TER F−13、(株)堀場製作所製)にて25℃で
のコンタクトレンズ用保存液のpHを測定した。
【0061】(ホ)粘度 B型粘度計にて25℃でのコンタクトレンズ用保存液の
粘度(cP)を測定した。
【0062】さらに、シロキサニルメタクリレート50
重量部、トリフルオロエチルメタクリレート40重量
部、メチルメタクリレート10重量部およびエチレング
リコールジメタクリレート5重量部からなる重合成分を
共重合させたのち成形し、厚さ0.12mmの酸素透過
性硬質コンタクトレンズを製造した。
【0063】この酸素透過性硬質コンタクトレンズを、
前記コンタクトレンズ用保存液について5枚ずつ用意
し、それぞれのベースカーブをあらかじめ測定した。
【0064】つぎに、コンタクトレンズ用ケースに、前
記酸素透過性硬質コンタクトレンズおよびコンタクトレ
ンズ用保存液を入れ、この酸素透過性硬質コンタクトレ
ンズをコンタクトレンズ用保存液に浸漬させ、密封して
40℃で保持し、2週間後および4週間後に、それぞれ
のベースカーブを測定した。
【0065】保持後のベースカーブとあらかじめ測定し
たベースカーブとの差からベースカーブの変化量を求
め、5枚のコンタクトレンズの平均変化量を算出し、保
持前の5枚のコンタクトレンズのベースカーブの平均値
から、以下の式に基づいてベースカーブの変化率(%)
を求めた。その結果を表1に示す。
【0066】ベースカーブの変化率(%)={(ベース
カーブの平均変化量)/(保持前のベースカーブの平均
値)}×100
【0067】比較例1 実施例1のコンタクトレンズ用保存液のかわりに生理食
塩水を用い、実施例1と同様にしてベースカーブの変化
率を求めた。その結果を表1に示す。
【0068】実施例2 実施例1における0.5w/v%のポリアリルアミン
(1)に加えて、ポリヘキサメチレンビグアニド0.5
ppm(重量)およびエチレンジアミン四酢酸1w/v
%(0.033モル/リットル)を用いたほかは、実施
例1と同様にしてコンタクトレンズ用洗浄・殺菌消毒液
300mlを調製した。
【0069】えられたコンタクトレンズ用洗浄・殺菌消
毒液の溶解性、外観、臭気、pHおよび粘度を実施例1
と同様にして調べた。その結果を表1に示す。
【0070】また、前記コンタクトレンズ用洗浄・殺菌
消毒液を用い、実施例1と同様にしてベースカーブの変
化率を求めた。その結果を表1に示す。
【0071】実施例3 実施例1における0.5w/v%のポリアリルアミン
(1)に加えて、ポロクサマー0.1w/v%およびエ
チレンジアミン四酢酸0.1w/v%(0.0033モ
ル/リットル)を用い、さらに塩化ナトリウム1モル/
リットルを用いて等張化させたほかは、実施例1と同様
にしてコンタクトレンズ用洗浄・殺菌消毒液300ml
を調製した。
【0072】えられたコンタクトレンズ用洗浄・殺菌消
毒液の溶解性、外観、臭気、pHおよび粘度を実施例1
と同様にして調べた。その結果を表1に示す。
【0073】また、前記コンタクトレンズ用洗浄・殺菌
消毒液を用い、実施例1と同様にしてベースカーブの変
化率を求めた。その結果を表1に示す。
【0074】比較例2 ポリアリルアミン(1)を用いなかったほかは、実施例
3と同様にしてコンタクトレンズ用液剤300mlを調
製した。
【0075】えられたコンタクトレンズ用液剤を用い、
実施例1と同様にしてベースカーブの変化率を求めた。
その結果を表1に示す。
【0076】
【表1】
【0077】表1に示された結果から、実施例1〜3で
えられたコンタクトレンズ用液剤は、いずれも適切なp
Hおよび粘度を有し、溶解性および外観にすぐれ、臭気
がまったくないものであることがわかる。
【0078】また、実施例1〜3でえられたコンタクト
レンズ用液剤を用いてコンタクトレンズを保存したばあ
いには、比較例1の生理食塩水または比較例2のポリア
リルアミンが含まれていないコンタクトレンズ用液剤を
用いたばあいと比べて、2週間保存したときはもちろん
のこと、4週間保存したときであっても、いずれもコン
タクトレンズのベースカーブの変化率がいちじるしく小
さいことがわかる。
【0079】さらに、実施例1でえられたコンタクトレ
ンズ用保存液について、米国薬局方(United S
tates Pharmacopoeia)にしたが
い、生物チャレンジ試験法(organism cha
llenge test)を用いてつぎのような防腐効
力試験を行ない、その防腐・抗菌性を調べた。
【0080】調製したコンタクトレンズ用保存液を試料
として、グラム陽性(Staphylococcus
aureus)およびグラム陰性(Escherich
iacoli)の増殖性細菌(vegetative
bacteria)をそれぞれ1.0×106個接種し
たのち、37℃で24時間放置し、24時間経過後の細
菌の数をそれぞれ測定した。
【0081】その結果、グラム陽性細菌は2.0×10
3個、グラム陰性細菌は2.4×103個といずれもいち
じるしく減少しており、かかるコンタクトレンズ用保存
液が防腐効果および抗菌効果にすぐれたものであること
がわかる。
【0082】
【発明の効果】本発明のコンタクトレンズ用液剤は、溶
解性および外観にすぐれ、臭気がほとんどないうえ、防
腐効果および抗菌効果に長期間にわたって安定してすぐ
れたものであり、かかるコンタクトレンズ用液剤を用い
てコンタクトレンズ、とくに酸素透過性硬質コンタクト
レンズの保存を行なうと、コンタクトレンズの重要な規
格の1つであるベースカーブの変化がいちじるしく低減
される。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 式(I): 【化1】 で表わされる繰り返し単位を有するポリアリルアミンを
    含有してなるコンタクトレンズ用液剤(ただし、コンタ
    クトレンズ用流通保存液を除く)。
  2. 【請求項2】 ポリアリルアミンの含有量が0.01〜
    10w/v%である請求項1記載のコンタクトレンズ用
    液剤。
  3. 【請求項3】 防腐剤、キレート化剤、緩衝剤、等張化
    剤、増粘剤および界面活性剤の少なくとも1種を含有し
    てなる請求項1記載のコンタクトレンズ用液剤。
  4. 【請求項4】 保存液、洗浄液、殺菌消毒液または保
    存、洗浄および殺菌消毒から選ばれた少なくとも2つの
    用途に用いられる液剤である請求項1記載のコンタクト
    レンズ用液剤。
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