JPH1125826A - 圧力スイッチ - Google Patents

圧力スイッチ

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JPH1125826A
JPH1125826A JP18607997A JP18607997A JPH1125826A JP H1125826 A JPH1125826 A JP H1125826A JP 18607997 A JP18607997 A JP 18607997A JP 18607997 A JP18607997 A JP 18607997A JP H1125826 A JPH1125826 A JP H1125826A
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JP
Japan
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pressure
hall
reversing plate
plate
magnet
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Withdrawn
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JP18607997A
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English (en)
Inventor
Akira Sakurai
明 櫻井
Masao Futami
正男 二見
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Saginomiya Seisakusho Inc
Original Assignee
Saginomiya Seisakusho Inc
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Publication date
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  • Switches Operated By Changes In Physical Conditions (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 圧力検出スイッチとして接触式スイッチを用
いることなく、したがって長期間安定して作動するとと
もに低電流、低電圧で作動させることができ、しかも、
流体圧力が所定以上の圧力になったとき確実にそれを検
出することができ、振動によって不安定な作動を行うこ
とのないようにし、かつ高精度に組立を行うことができ
るようにした圧力スイッチを提供する。 【解決手段】 圧力導入用継手2と端子台17間の作動
室内に、所定圧力以上で反転する反転板11と、反転板
の中央部に当接し摺動自在に支持される作動軸14と、
作動軸の先端に圧接し、先端に磁石32を固定した板バ
ネ31と、作動軸の摺動により移動する板バネ先端の移
動範囲に近接する所定の位置に固定したホールIC25
とを収納することにより圧力スイッチを構成したもので
ある。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ルームエアコン、
カーエアコン用冷媒回路、車両用ブレーキ圧やオイルポ
ンプ圧力を制御するために、冷媒の圧力や各種油圧等を
検出するための圧力スイッチに関する。
【0002】
【従来の技術】ルームエアコン、カーエアコン用冷媒回
路においては、蒸発器出口圧力等の冷媒圧力を検出し、
その信号に基づき所定の作動を行うよう各種制御を行っ
ている。又、車両用ブレーキシステムにおいては、AB
S等種々のブレーキ制御を行っており、そのためにはブ
レーキ油圧を検出し、所定の圧力になるように制御を行
っている。更に、エンジンの潤滑油圧を検出し車両の各
種制御を行う等、種々の分野で気体や液体の流体圧力を
検出する必要があるため、ダイヤフラムにその圧力を受
け、ダイヤフラムの変形量を検出することにより流体圧
力の検出を行っている。
【0003】このような検出手段としては種々のものが
提案されているが、ダイヤフラムの流体圧力による変位
をダイヤフラムと連結した作動軸に伝達し、この作動軸
によりスイッチをON、OFFすることにより、流体圧
力が所定以上になったことを検出する圧力スイッチが最
も一般的である。このような圧力スイッチは、ダイヤフ
ラムのリニアな変位によりスイッチを作動しているの
で、スイッチの構成部材自体の精度、及びその取付精
度、更には、周囲温度によってその作動点が変化し、適
正な作動が行われないことがある。そのため、これらの
精度維持のための品質管理に多くの手数が必要となる。
【0004】その対策として、流体圧を受けるダイヤフ
ラムをスナップアクション式とし、流体の圧力が所定以
上の圧力になったときダイヤフラムを反転させ、それに
より作動軸を介してスイッチをON,OFF作動する圧
力スイッチも提案されている。この圧力スイッチによる
と、上記の圧力スイッチと比較して、スイッチの作動は
安定し、精度維持のための作業を減少させることが可能
となる。しかしながら、これらの圧力スイッチはいずれ
もダイヤフラムの作動を作動軸を介してスイッチをO
N,OFFさせているため、長期間使用していると、接
点が次第に消耗し、また、接点の作動の繰り返しにより
摩擦粉が発生し、これが接点表面に付着するとともに周
囲のゴミ等も付着し、接点部分の導通不良を発生するこ
ともある。又、長期間使用していると、接点部分の接触
抵抗が次第に変化し、接点を通る電流の電圧が大となり
負荷側の電圧が作動電圧を下回ることもある。
【0005】更に、近年、上記のような各種制御機器に
おいて、マイコンを使用することが多くなっており、マ
イコンを用いた制御機器は低電流、低電圧で作動するた
め、この制御機器に接続するセンサ類は簡単な手段で接
続するためにも低電流、低電圧で作動するものが好まし
い。その点、上記従来の圧力スイッチにおいては、接触
式のスイッチを用いているため、上記のような接点の接
触部での経年変化に対応するためにもその電流、電圧値
は比較的大きく設定されており、このようなスイッチを
マイコンを用いた制御機器に接続するには、この信号を
低電流、低電圧に変換する回路素子を必要としていた。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】それに対して、例え
ば、特開平1−124736号公報に示されるように、
ピエゾ抵抗効果による半導体圧力センサに替えて、流体
圧力を受けるダイヤフラムに設けた作動軸の先端に磁石
を固定し、この磁石の移動する領域に近接する位置で、
かつ所定の位置にホールICを配置し、ダイヤフラムが
所定以上変位したことをこのホールICによって無接触
で検出するようにしたものも提案されている。この圧力
検出装置においては、無接触によりダイヤフラムが所定
以上変位したことを検出することはでき、その出力は低
電流、低電圧とすることはできるものの、その作動はア
ナログ作動であるため、前記のように部品の精度及び取
付精度を要求されるほか、このようなスイッチを車両等
の振動の多い箇所に取り付けると、ダイヤフラムの振動
等によりホールICに磁石が接近及び離間を繰り返し、
誤検出及び制御機器のハンチング作動を生じる原因とな
る。
【0007】したがって本発明は、圧力検出スイッチと
して接触式スイッチを用いることなく、したがって長期
間安定して作動するとともに低電流、低電圧で作動させ
ることができ、しかも、流体圧力が所定以上の圧力にな
ったとき確実にそれを検出することができ、振動によっ
て不安定な作動を行うことのないようにし、かつ高精度
に組立を行うことができるようにした圧力スイッチを提
供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記課題を解
決するため、圧力導入用継手と端子台間の作動室内に、
所定圧力以上で反転する反転板と、反転板の中央部に当
接し摺動自在に支持される作動軸と、作動軸の先端に圧
接し、先端に磁石を固定した板バネと、作動軸の摺動に
より移動する板バネ先端の移動範囲に近接する所定の位
置に固定したホールICとを収納することにより圧力ス
イッチを構成したものである。
【0009】本発明は、上記のように構成したので、圧
力導入用継ぎ手からの流体の圧力の上昇に応じて反転板
が徐々に押圧変形され、所定圧力以上になると反転板は
反転して急激に大きく移動する。この作動は作動軸に伝
達され、板バネに固定した磁石がホールICに近接する
ので反転板の上記反転をホールICが検出し、制御装置
に信号を出力する。ホールICは無接触で反転板の作動
を検出することができ、しかも低電流、低電圧で作動す
るのでこの出力は制御装置に直接入力することができ
る。
【0010】
【発明の実施の形態】本発明の圧力スイッチの第1実施
例を、図1に添って説明する。端部に流体通路と連通す
る圧力導入用開口1を備えた継手2は、上方に反転板収
納部3を有し、その上端部外周にかしめ部4を備えてい
る。反転板収納部3の第1段部5にはOリング6が載置
され、第2段部7には後述する反転板エレメントブロッ
ク8がその組立時に載置される。
【0011】反転板エレメントブロック8は、図中下方
からキャップ10、反転板11、ストッパー12が順に
積層され、反転板11の外周は溶接によりキャップ10
とストッパー12に固定され、それによりこれらは一体
化されて反転板エレメントブロック8を構成している。
反転板はその自由状態における第1の安定状態において
中央部が下方に突出した状態に固定されており、その下
面には継手2の開口1と連通するキャップ10の開口1
3からの流体圧力を受けるように構成され、ストッパー
12はその中央部がわずかに上方に突出しているととも
に、中央部に作動軸14が貫通する通口9を形成してい
る。それにより、反転板11の下方の作動室15の流体
圧力が上昇すると反転板11の中央部は徐々に上方に移
動し、作動軸14を徐々に上昇させ、所定圧力以上にな
ると反転板11は反転し、ストッパー12で受け止めら
れて第2の安定状態となる。
【0012】継手2の第3段部の上方にはかしめ板16
が配置され、その組立時においてかしめ板16の下面は
ストッパー12の上面にOリング18を介して圧接され
る。かしめ板16の下面は前記ストッパ12と同様にそ
の中央部がわずかに上方に湾曲し、ストッパー12の上
面と同一形状とされている。また、組立時には、継手2
の上端部のかしめ部4はかしめ板16の外周上部の傾斜
肩部20に対してかしめられ固定される。かしめ板16
の中央部には貫通口21が設けられ、この貫通口21に
は前記作動軸14が貫通され、摺動自在に支持されてい
る。かしめ板16の外周にはかしめ部22を設けてい
る。
【0013】かしめ板16の上方には、端子台17が、
その下端部外周に設けた傾斜肩部19を、前記かしめ板
16のかしめ部22によりかしめられて固定されてい
る。端子台17の内部は収納室23が形成され、収納室
内壁には垂直方向に伸びる第1固定面24と、その下方
に水平方向に伸びる第2固定面29を備えている。第1
固定面24には下端部にホールIC25を固定した基板
26の上端部が固定され、基板26の中間部には入出力
端子27を固定している。入出力端子27はL字型に折
曲され、その端子台17の上壁28を貫通して端子台1
7に設けたコネクタ部30に突出している。第2固定面
29には中間部が略U字型に折り曲げられた板バネ31
の一方の端部が固定され、U字型に折り曲げられた他端
部には磁石32が固定されている。板バネ31の途中の
下面には前記作動軸14の端部が当接し、板バネの弾発
力によって、作動軸14は図中下方に押圧され、下端が
反転板11に常時圧接されている。
【0014】上記圧力スイッチ33の組立に際しては、
最初キャップ10上に反転板11を載置し、その上にス
トッパ12を載置し、これらを一体的に溶接し、反転エ
レメントブロックを形成する。継ぎ手2の第1段部5に
Oリング6を載置し、その上に上記反転エレメントブロ
ック8を載置し、作動軸14をストッパ12の通口9を
通して立設し、この上からOリング18を介在させつつ
かしめ板16の貫通口21に作動軸を貫通させつつ載置
する。この状態で継ぎ手2のかしめ部4をかしめ板16
の肩部20部分にかしめることにより、これらは一体化
する。この時Oリング6は押圧され、キャップ20の外
周下面が継ぎ手2の第2段部に当接し、端子台17内の
作動室がシールされる。端子台17には基板26及び板
バネ31の端部を固定し、この端子台17をかしめ板1
6上に載置する。その後かしめ板16のかしめ部22に
より端子台17の肩部をかしめることによって圧力スイ
ッチ33が形成される。
【0015】この圧力スイッチ33の作動に際しては、
継手2が管路に連結された状態で開口1から作動室15
内に流体が導入されると、その圧力によって反転板11
が図中上方に押圧される。それにより作動軸14が徐々
に上方に移動し、板バネ31の磁石32が次第にホール
IC25に接近するが、ホールICの受ける磁束密度が
作動値に達しないためホールIC25は作動しない。流
体圧力が更に上昇すると反転板11は更に上方に押圧さ
れ、例えば0.2mmその中央部が変位すると、反転板
11は反転し、作動軸14は急激に上昇し、板バネ31
における板バネのU字型折曲部分から、作動軸14との
接点である作用点からの距離と、板バネの端部の磁石ま
での距離との比に応じて磁石32が移動する。例えば、
図2に示すように、反転板が圧力を受けていない状態か
ら次第に圧力を受けて変形し、0.2mm変形した時点
で反転作動し、ストッパ12の内壁に当接するまで0.
4mm移動するように設定することにより全ストローク
を0.6mmに設定され、且つ、逆方向への反転に要す
るストロークを0.1mmとすると、この反転板の有効
ストロークは0.3mmに設定されることとなる。
【0016】このような反転板を用いた際に、図2、図
3(イ)に示すように、板バネのU字型折曲部分から、
作動軸14との接点である作用点からの距離Aと、板バ
ネの端部の磁石先端までの距離Bとの比が1.7に設定
したときには、有効ストロークの0.3mmに対して、
0.3×1.7=0.51(mm)だけこの間に磁石3
2が移動する。ホールIC25は磁石が上記のように移
動するに際して、有効ストロークの上記0.51mmの
中間点近傍が、図3(ロ)に示すように、ホールICの
OFF作動位置(Hi→L0 )とON作動位置(L0
Hi)の中間位置となるように対向して配置されのが好
ましい。このように磁石の変位量大きくとることによ
り、ホールIC25は反転板の作動状況を確実に検出す
ることができる。
【0017】このホールICの出力は、例えば図4
(イ)のように、磁石が近接したときに出力をHi→L
0 とすることができるが、例えば図4(ロ)に示すよう
に、ホールICの出力によってトランジスタを非導通と
するように構成することにより、図2(イ)とは逆の作
動をなすように構成することもできる。また、この圧力
スイッチの組立に際して、ホールICや磁石等のばらつ
きによる設定誤差が生じることも考えられるが、端子
台、ホールIC基板、磁石付板ばねの個々の作動位置を
測定し、それに合った軸長の作動軸を選定することによ
り上記設定誤差の吸収を容易に行うことができる。
【0018】更に、ホール素子と磁石の配置関係は、種
々の態様が考えられるが、例えば図5(イ)に示すよう
に、磁石32をホールIC25の表面と平行にS極とN
極を配置し、かつこれをホールICの表面に対して平行
に移動させる方式の他、図5(ロ)に示すようにホール
ICの表面に直角にS極とN極を配置し、かつこの状態
でホールICの表面に対して平行に移動させる方式とし
ても良い。この図5(ロ)の方式においては、図6
(イ)に示すように、磁石の移動時にホールICが磁力
線を受ける数が多くなり、そのため感度、すなわち磁石
の一定変位量に対するホールICの受ける磁束密度の変
化量を大きくすることができる。なお、図6(イ)にお
いては、便宜上、ホールICに上下方向に矢印を付して
いるが、実際には磁石側が移動するようにしている。ま
た、ホールIC25を固定する基板26を、磁石を固定
した板バネ31と平行に固定し、それによりホールIC
の表面に対して磁石が直角に離接するように配置するこ
ともできる。その際には、ホールICは磁石の磁力線を
図6(ロ)に示すように切ることとなる。なお、この図
においても、便宜上、ホールICに矢印を付している
が、実際には磁石側が移動するようにしている。なお、
図5(イ)も図6(ロ)に示すような位置関係となる。
【0019】上記実施例の圧力スイッチにおいては、反
転板をキャップ10とストッパ12間に固定して反転板
エレメントブロック8とすると共に、継手2とかしめ板
16間に狭持した例を示したが、例えば図7に示すよう
に、反転板35を反転板受け36の凹部37に収納し、
これを覆うように合成樹脂製のフイルム38を密着する
ように覆せ、フイルム38の周縁は、Oリング40を介
して継手41と端子台42間に挟み、継手41のかしめ
部43により端子台42の肩部44に対してかしめるこ
とにより狭持している。反転板35に対して作動軸14
を当接させ、この作動軸により磁石を移動させ、ホール
ICによってそれを検出する点は前記実施例と同様であ
るのでその作動の説明は省略する。
【0020】このように構成することにより、前記実施
例のように、反転板の周縁を狭持してシールする必要が
ないので、反転板に対する拘束力が減少し、作動流体が
50kg/cm2 程度の低い圧力で反転板を反転するよ
うに設定することができ、例えば、エアコン、カークー
ラ等の電子制御を行うときに使用することが可能とな
る。
【0021】上記各実施例においては、反転板の片側の
面に対して作動流体の圧力を受けるようにしたものを示
したが、例えば図8に図1の変形例として示すように、
反転板47の下面側に継手48の開口50からの高圧流
体を受けるようにし、反転板47の上面側には、ストッ
パ51の作動軸挿通孔52と作動軸との間隙、かしめ板
53の作動軸ガイド孔54と作動軸との間隙、磁石55
を先端に固定している板ばね56を収納するお椀状のカ
バー57における磁石作動室58、継手48がねじ込ま
れる連結部材60の通孔61とこれに連通する継手の通
孔62とかしめ板の通孔63の各通孔を各々介して連結
部材の通孔61から導入される低圧流体を導入すること
により、反転板は一方の面に高圧流体を、他方の面には
低圧流体を受け、両流体の差圧によって反転作動を行う
ようにすることができる。このような差圧によって作動
する圧力スイッチは、図7の実施例のような圧力スイッ
チに対しても適用することができる。
【0022】
【発明の効果】本発明のスイッチは、上記のように構成
したので、圧力検出スイッチとして接触式スイッチを用
いることなく、したがって長期間安定して作動するとと
もに低電流、低電圧で作動させることができ、しかも、
流体圧力が所定以上の圧力になったとき確実にそれを検
出することが可能となる。また、振動によってもその作
動は安定し、かつ高精度に組立を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例の断面図である。
【図2】同板ばねの部分の拡大図である。
【図3】(イ)は同実施例の圧力と作動軸の変位の作動
特性を示すグラフ、(ロ)はホールICの出力とホール
ICの受ける磁束密度との関係を示すグラフである。
【図4】同実施例のホールICの出力回路構成を示し、
(イ)はホールICに出力が生じたときに回路から出力
を発生するようにした例を示し、(ロ)はホールICに
出力が生じたときに回路からの出力を停止するようにし
た例を示す。
【図5】ホールICに対する磁石の移動方向及び磁石の
極性配置の各種実施例を示す図である。
【図6】図5におけるホールICと磁石の各種実施例に
おける、磁石の磁力線に対するホールICの関係を示す
図である。
【図7】本発明の他の実施例の断面図である。
【図8】本発明の更に多の実施例の断面図である。
【符号の説明】
1 開口 2 継手 3 反転板収納部 4 かしめ部 5 第1段部 6 Oリング 7 第2段部 8 反転板エレメントブロック 9 通口 10 キャップ 11 反転板 12 ストッパー 13 開口 14 作動軸 15 作動室 16 かしめ板 17 端子台 18 Oリング 20 傾斜肩部 21 貫通口 22 かしめ部 23 収納室 24 第1固定面 25 ホールIC 26 基板 27 入出力端子 28 上壁 29 第2固定面 30 コネクタ部 31 板バネ 32 磁石 33 圧力スイッチ
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成9年10月15日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0009
【補正方法】変更
【補正内容】
【0009】 本発明は、上記のように構成したので、
圧力導入用継手からの流体の圧力の上昇に応じて反転板
が徐々に押圧変形され、所定圧力以上になると反転板は
反転して急激に大きく移動する。この作動は作動軸に伝
達され、板バネに固定した磁石がホールICに近接する
ので反転板の上記反転をホールICが検出し、制御装置
に信号を出力する。ホールICは無接触で反転板の作動
を検出することができ、しかも低電流、低電圧で作動す
るのでこの出力は制御装置に直接入力することができ
る。フレキシブル基板は銅箔を挾んで両面樹脂層を形成
したものからなり、該銅箔の表面に形成したランド部の
裏面の樹脂層も剥離してなる請求項1記載のフレキシブ
ル基板の取付け構造。
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0014
【補正方法】変更
【補正内容】
【0014】 上記圧力スイッチ33の組立に際して
は、最初キャップ10上に反転板11を載置し、その上
にストッパ12を載置し、これらを一体的に溶接し、反
転エレメントブロックを形成する。継ぎ手2の第1段部
5にOリング6を載置し、その上に上記反転エレメント
ブロック8を載置し、作動軸14をストッパ12の通口
9を通して立設し、この上からOリング18を介在させ
つつかしめ板16の貫通口21に作動軸を貫通させつつ
載置する。この状態で継手2のかしめ部4をかしめ板1
6の肩部20部分にかしめることにより、これらは一体
化する。この時Oリング6は押圧され、キャップ20の
外周下面が継手2の第2段部に当接し、端子台17内の
作動室がシールされる。端子台17には基板26及び板
バネ31の端部を固定し、この端子台17をかしめ板1
6上に載置する。その後かしめ板16のかしめ部22に
より端子台17の肩部をかしめることによって圧力スイ
ッチ33が形成される。
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0018
【補正方法】変更
【補正内容】
【0018】 更に、ホールICと磁石の配置関係は、
種々の態様が考えられるが、例えば図5(イ)に示すよ
うに、磁石32をホールIC25の表面と平行にS極と
N極を配置し、かつこれをホールICの表面に対して平
行に移動させる方式の他、図5(ロ)に示すようにホー
ルICの表面に直角にS極とN極を配置し、かつこの状
態でホールICの表面に対して平行に移動させる方式と
しても良い。この図5(ロ)の方式においては、図6
(イ)に示すように、磁石の移動時にホールICが磁力
線を受ける数が多くなり、そのため感度、すなわち磁石
の一定変位量に対するホールICの受ける磁束密度の変
化量を大きくすることができる。なお、図6(イ)にお
いては、便宜上、ホールICに上下方向に矢印を付して
いるが、実際には磁石側が移動するようにしている。ま
た、ホールIC25を固定する基板26を、磁石を固定
した板バネ31と平行に固定し、それによりホールIC
の表面に対して磁石が直角に離接するように配置するこ
ともできる。その際には、ホールICは磁石の磁力線を
図6(ロ)に示すように切ることとなる。なお、この図
においても、便宜上、ホールICに矢印を付している
が、実際には磁石側が移動するようにしている。なお、
図5(イ)も図6(ロ)に示すような位置関係となる。
【手続補正4】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図1
【補正方法】変更
【補正内容】
【図1】

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 圧力導入用継手と端子台間の作動室内
    に、所定圧力以上で反転する反転板と、反転板の中央部
    に当接し摺動自在に支持される作動軸と、作動軸の先端
    に圧接し、先端に磁石を固定した板バネと、作動軸の摺
    動により移動する板バネ先端の移動範囲に近接する所定
    の位置に固定したホールICとを収納したことを特徴と
    する圧力スイッチ。
  2. 【請求項2】 反転板の周囲をストッパーとキャップと
    共に溶接固定し、圧力導入用継手と端子台間に密封固定
    してなる請求項1記載の圧力スイッチ。
  3. 【請求項3】 反転板を反転板受けの収納部に収納し、
    周囲を圧力導入用継手と端子台間に密封固定したフイル
    ムを該収納部を覆うように反転板に密着して設けてなる
    請求項1記載の圧力スイッチ。
  4. 【請求項4】 反転板の両側に互いにシールされた作動
    室を設け、反転板を両作動室の流体圧力の差圧によって
    作動するようにしてなる請求項1記載の圧力スイッチ。
JP18607997A 1997-06-27 1997-06-27 圧力スイッチ Withdrawn JPH1125826A (ja)

Priority Applications (1)

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JP18607997A JPH1125826A (ja) 1997-06-27 1997-06-27 圧力スイッチ

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