JP2018160764A - 信号伝送回路 - Google Patents

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成司 田中
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Abstract

【課題】信号伝送回路において、CPUの入力ポートに接続されている信号ラインが断線した場合に、部品点数の増大、コスト増大を招くことなく、この断線に起因する異常を確実に検出する。【解決手段】信号伝送回路50は、CPU16aの入力ポート16a1に出力させるハイ信号およびロー信号を発生させる回路であって、電源55とグランド56との間に直列に配設された第1抵抗器57およびフォトカプラ58、ならびに出力ポート59を備えたハイ・ロー信号発生回路51と、CPU16aの入力ポート16a1とハイ・ロー信号発生回路51の出力ポート59とを接続する電線である信号ライン52と、フォトカプラ58に対して並列に設けられている並列ライン53と、並列ライン53に設けられている抵抗器であって、第1抵抗器57の抵抗値より大きい抵抗値である第2抵抗器54と、を備えている。【選択図】 図2

Description

本発明は、信号伝送回路に関する。
信号伝送回路の一形式として、特許文献1に示されているものが知られている。特許文献1の図1に示されているように、インバータ装置は、マイコン11を備えており、マイコン11の異常信号入力部は、抵抗R4、さらにフォトカプラ16を介して電源電圧VB1に接続されている。異常信号入力部には、フォトカプラ16がONの場合、電源電圧VB1(HIレベル)が印加される。一方、フォトカプラ16がOFFになると、異常信号入力部にはIGBT50の異常を示すLOレベルが入力される。フォトカプラ16はプリドライバIC13のFAIL出力部がFAIL信号(HIレベル)を出力するとOFFとなり、異常信号入力部に異常信号が入力される。このインバータ装置は、プリドライバIC13のFAIL出力部がFAIL信号を出力する場合以外に、例えば、電源電圧VB1あるいは電源電圧VB2間の断線等によりマイコン11の異常信号入力部へ電圧が印加されなくなった場合にもマイコン11は異常を検出することができ、フェールセーフの動作が可能となる。
上述した特許文献1に記載されているインバータ装置においては、例えば、電源電圧VB1あるいは電源電圧VB2間の断線等によりマイコン11の異常信号入力部へ電圧が印加されなくなった場合にも、マイコン11は異常を検出することができ、フェールセーフの動作が可能となると記載されている。しかし、フォトカプラ16とマイコン11の異常信号入力部との間が断線した場合、マイコン11の異常信号入力部は、電気的に不安定であるため、フォトカプラ16とマイコン11の異常信号入力部との間の断線に起因する異常を確実に検出できないおそれがあった。
そこで、この問題を解決するために、特許文献2に示されているものが知られている。特許文献2の図1に示されているように、信号伝送回路は、送信信号に基づいて正論理と負論理の相補信号を出力する相補信号駆動回路と、この相補信号をそれぞれ独立したチャンネルで伝送する相補信号伝送路と、相補信号伝送路の信号を受信して、両者の排他的論理和に基づいて、両者が相補信号であるか否かを判定する相補信号判定回路を設け、相補信号判定回路の出力信号と送信信号との論理積を受信信号とする。
特開2015−133783号公報 特開2012−080156号公報
本発明は、上述した問題を解消するためになされたもので、信号伝送回路において、CPUの入力ポートに接続されている信号ラインが断線した場合に、部品点数の増大、コスト増大を招くことなく、この断線に起因する異常を確実に検出することを目的とする。
上記の課題を解決するため、請求項1に係る信号伝送回路の発明は、ハイ信号およびロー信号を入力する入力ポートを有するCPUと、CPUの入力ポートに出力させるハイ信号およびロー信号を発生させる回路であって、電源とグランドとの間に直列に配設された第1抵抗器およびスイッチ、ならびに第1抵抗器とスイッチとの間に設けられて発生させたハイ信号およびロー信号を出力する出力ポートを備えたハイ・ロー信号発生回路と、CPUの入力ポートとハイ・ロー信号発生回路の出力ポートとを接続する電線である信号ラインと、スイッチに対して並列に設けられている電線であって、電線の一端が信号ラインの第1接続点に接続されているとともに電線の他端がハイ・ロー信号発生回路のスイッチと電源またはグランドとの間の部位である第2接続点に接続されている並列ラインと、並列ラインに設けられている抵抗器であって、第1抵抗器の抵抗値より大きい抵抗値である第2抵抗器と、を備えている。
これによれば、CPUの入力ポートに接続されている信号ラインが断線した場合、CPUの入力ポートは、並列ラインすなわち第2抵抗器を介して電源またはグランドに接続(プルアップまたはプルダウン)をすることが可能となる。よって、CPU(マイコン)の入力ポートに接続されている信号ラインが断線した場合に、部品点数の増大、コスト増大を招くことなく、この断線に起因する異常を確実に検出することができる。
本発明による信号伝送回路を適用した分散型電源の系統連系装置の一実施形態の概要を示す概要図である。 図1に示す信号伝送回路の概要を示す概要図である。 変形例による信号伝送回路の概要を示す概要図である。 他の変形例による信号伝送回路の概要を示す概要図である。 他の変形例による信号伝送回路の概要を示す概要図である。
以下、本発明による信号伝送回路を系統連系制御装置に適用した一実施形態を図面に基づいて説明する。
<系統連系制御装置の構成>
図1に示すように、本実施形態の系統連系制御装置は、発電装置1と、開閉器15a,15bと、制御装置16と、検出器18と、信号伝送回路50とを具備している。発電装置1は、電源10と、電力変換器11とを備えており、電力変換器11は、コンバータ12と、コンデンサ13と、インバータ14とを備えている。また、検出器18は、直流電圧検出器18aと、系統電圧検出器18bとを備えている。
(電源10)
電源10は、例えば、燃料電池を用いることができる。燃料電池は、燃料と酸化剤ガスとによって発電する分散電源であり、例えば、公知の固体酸化物形燃料電池(SOFC:Solid Oxide Fuel Cell)などの種々の燃料電池を用いることができる。また、電源10は、燃料電池以外の分散電源(例えば、太陽光発電装置)を用いることもできる。電源10として上述した分散電源を用いる場合、電源10は、直流電力を出力する。
また、電源10は、ガスエンジン発電機などを用いることもできる。電源10としてガスエンジン発電機を用いる場合、ガスエンジン発電機の交流発電機は、交流電力を出力する。上述した分散電源と同様に直流電力を出力するには、交流発電機が出力する交流電力をダイオードブリッジ等の公知の平滑回路で整流して、直流電力を生成すると良い。図1に示すように、電源10は、出力側端子10a,10bを備えている。出力側端子10aは、電源10の正極(+)に接続されており、出力側端子10bは、電源10の負極(−)に接続されている。
(電力変換器11)
電力変換器11は、電源10から出力された電力を交流電力に変換して系統電源20に接続されている負荷30に出力する。本実施形態では、電力変換器11は、電源10から出力された直流電力を昇圧し、昇圧された直流電力を交流電力に変換して、負荷30に出力する。
(コンバータ12およびコンデンサ13)
コンバータ12は、電源10から出力された直流電力を昇圧して、インバータ14に出力する。コンバータ12は、入力側端子12a,12bおよび出力側端子12c,12dを備えている。電源10の出力側端子10aと、コンバータ12の入力側端子12aとの間には、電路17aが形成されている。また、電源10の出力側端子10bと、コンバータ12の入力側端子12bとの間には、電路17bが形成されている。電源10から出力された直流電力は、電路17a,17bを介してコンバータ12に入力される。そして、コンバータ12によって昇圧された直流電力は、出力側端子12c,12dから出力される。電路17a,17bは、例えば、公知の電力用ケーブルを用いることができる。このことは、後述する電路についても同様である。
コンバータ12は、リアクトル12e、ダイオード12fおよびスイッチング素子12gを備えている。これらの素子は、公知の電力用デバイスを用いることができる。例えば、スイッチング素子12gは、公知の電界効果トランジスタ(FET:Field Effect Transistor)、絶縁ゲートバイポーラトランジスタ(IGBT:Insulated Gate Bipolar Transistor)などを用いることができる。
コンバータ12の入力側端子12aと出力側端子12cとの間には、電路17cが形成されている。また、コンバータ12の入力側端子12bと出力側端子12dとの間には、電路17dが形成されている。電路17cには、入力側端子12a側から順に、リアクトル12e、ダイオード12fが直列に設けられている。また、リアクトル12eとダイオード12fとの間の電路17cには、接続点12hが設けられており、接続点12hには、スイッチング素子12gのドレイン12g1が接続されている。スイッチング素子12gのソース12g2は、電路17dに設けられる接続点12iに接続されており、接続点12hと接続点12iとの間には、電路17eが形成されている。なお、スイッチング素子12gのゲート12g3は、駆動回路16eを介して、後述する制御装置16に接続されている。駆動回路16eは、公知のドライバ回路を用いることができる。また、コンバータ12は、電源10から出力された直流電力を昇圧することができれば良く、上述の構成に限定されるものではない。
コンバータ12の出力側端子12cと、インバータ14の入力側端子14aとの間には、電路17fが形成されている。また、コンバータ12の出力側端子12dと、インバータ14の入力側端子14bとの間には、電路17gが形成されている。電路17fと電路17gとの間には、コンデンサ13および直流電圧検出器18aが設けられている。
電路17fには、接続点13aが設けられており、接続点13aには、コンデンサ13の一端側(正極側)が接続されている。電路17gには、接続点13bが設けられており、接続点13bには、コンデンサ13の他端側(負極側)が接続されている。コンデンサ13は、公知の電解コンデンサを用いることができ、コンバータ12によって昇圧された直流電力のリップルを低減することができる。
直流電圧検出器18aは、コンバータ12によって昇圧された直流電力の直流電圧を検出する。具体的には、直流電圧検出器18aは、インバータ14の入力側端子14a,14b間に印加される直流電圧を検出する。直流電圧検出器18aは、例えば、抵抗値が既知の複数の抵抗器によって電路17fと電路17gとの間の直流電圧Vdcを分圧して、分圧された電圧値に基づいてインバータ14の入力側端子14a,14b間に印加される直流電圧Vdcを検出することができる。
制御装置16は、出力電力の目標値に基づいて、コンバータ12を駆動させるスイッチング素子12gの制御信号であるパルス幅変調(PWM:Pulse Width Modulation)信号のデューティ比を決定する。制御装置16は、ドライバ回路である駆動回路16eを介して、当該デューティ比に基づくパルス信号をスイッチング素子12gのゲート12g3に付与する。
(インバータ14)
インバータ14は、コンバータ12によって昇圧された直流電力を交流電力に変換して系統電源20に接続されている負荷30に出力する。インバータ14は、入力側端子14a,14bおよび出力側端子14c,14dを備えている。インバータ14の出力側端子14cと、系統電源20の電力系統22との間には、電路21aが形成されている。また、インバータ14の出力側端子14dと、系統電源20の電力系統22との間には、電路21bが形成されている。系統電源20の接続端子20a,20bは、電力系統22に接続されている。これにより、インバータ14から出力された交流電力は、電路21a,21bを介して負荷30に出力される。また、系統電源20の交流電力は、系統電源20の電力系統22、電路21a,21bを介して負荷30に供給可能になっている。なお、系統電源20として、例えば、電力会社が保有する配電線網から供給される商用の交流電源が挙げられる。また、負荷30は、電力を駆動源とする負荷であり、例えば、家庭用電気機器(家電製品など)、産業用電気機器(ロボットなど)などが挙げられる。
インバータ14は、複数(本実施形態では、4つ)のスイッチング素子(第1スイッチング素子14e〜第4スイッチング素子14h)を備えている。第1スイッチング素子14e〜第4スイッチング素子14hは、コンバータ12のスイッチング素子12gと同様に、公知の電界効果トランジスタ(FET)、絶縁ゲートバイポーラトランジスタ(IGBT)などを用いることができる。
図1に示すように、インバータ14の入力側端子14aと、第1スイッチング素子14eのドレイン14e1と、第3スイッチング素子14gのドレイン14g1との間には、電路17hが形成されている。また、インバータ14の入力側端子14bと、第2スイッチング素子14fのソース14f2と、第4スイッチング素子14hのソース14h2との間には、電路17iが形成されている。
第1スイッチング素子14eおよび第2スイッチング素子14fは、電路17hと電路17iとの間において直列接続されており、第1スイッチング素子14eのソース14e2と、第2スイッチング素子14fのドレイン14f1との間には、電路17jが形成されている。また、第3スイッチング素子14gおよび第4スイッチング素子14hは、電路17hと電路17iとの間において直列接続されており、第3スイッチング素子14gのソース14g2と、第4スイッチング素子14hのドレイン14h1との間には、電路17kが形成されている。つまり、直列接続された第1スイッチング素子14eおよび第2スイッチング素子14fと、直列接続された第3スイッチング素子14gおよび第4スイッチング素子14hとは、電路17hと電路17iとの間において並列接続されている。
電路17jには、接続点14iが設けられており、接続点14iと、インバータ14の出力側端子14cとの間には、電路17lが形成されている。また、電路17kには、接続点14jが設けられており、接続点14jとインバータ14の出力側端子14dとの間には、電路17mが形成されている。以上のようにして、第1スイッチング素子14e〜第4スイッチング素子14hは、フルブリッジ接続されている。
第1スイッチング素子14e〜第4スイッチング素子14hの各ゲート14e3〜14h3は、駆動回路16fを介して、制御装置16に接続されている。駆動回路16fは、公知のドライバ回路を用いることができる。第1スイッチング素子14e〜第4スイッチング素子14hは、制御装置16から出力される駆動信号(開閉信号)に基づいて駆動制御される。
例えば、第1スイッチング素子14eのゲート14e3に付与される電圧がハイレベル(所定電圧値を超えている状態)のときには、第1スイッチング素子14eのドレイン14e1とソース14e2との間が電気的に導通された状態になる。一方、第1スイッチング素子14eのゲート14e3に付与される電圧がローレベル(所定電圧値以下の状態)のときには、第1スイッチング素子14eのドレイン14e1とソース14e2との間が電気的に遮断された状態になる。以上のことは、第2スイッチング素子14f〜第4スイッチング素子14hについても同様である。制御装置16は、例えば、パルス幅変調(PWM)制御によりデューティ比を可変して、当該デューティ比に基づいて第1スイッチング素子14e〜第4スイッチング素子14hを開閉制御することができる。
インバータ14は、第1スイッチング素子14eおよび第4スイッチング素子14hの両方が電気的に導通された状態であり、かつ、第2スイッチング素子14fおよび第3スイッチング素子14gの両方が電気的に遮断された状態である第1状態と、第1スイッチング素子14eおよび第4スイッチング素子14hの両方が電気的に遮断された状態であり、かつ、第2スイッチング素子14fおよび第3スイッチング素子14gの両方が電気的に導通された状態である第2状態とを交互に繰り返すことによって、インバータ14の入力側端子14a,14bから入力された直流電力を交流電力に変換することができる。
なお、インバータ14と負荷30との間には、公知のフィルタ回路を設けることができる。フィルタ回路は、例えば、公知のLC回路(インダクタ(コイル)91およびコンデンサ92から構成された回路である。)を用いることができる。これにより、インバータ14の出力側端子14c,14dから出力されるインバータ14の出力電流に含まれる高調波成分が低減され、インバータ14の出力電流が正弦波状に整形される。
(異常検知回路)
インバータ14は、異常検知回路40が設けられている。異常検知回路40は、インバータ14に流れる電流(例えば過電流)に異常があるか否かを検知する回路である。異常検知回路40の検知結果は、制御装置16に送信される。
異常検知回路40は、図2にも示すように、検知部であるシャント抵抗41、コンパレータ42、および基準電圧回路43を備えている。シャント抵抗41は、電路17iに設けられている。異常検知回路40は、シャント抵抗41の抵抗分で発生する電流に比例した電圧に基づいて電流の異常を検出することができる。異常検知回路40は、電路17iの接続点17i1の電位を検出するものである。
コンパレータ42は、第1入力ポート42aから比較対象である入力電圧を入力するとともに第2入力ポート42bから基準電圧を入力し、基準電圧に対して入力電圧の大小を判別し、判別結果を出力ポート42cから信号伝送回路50を介してCPU16aに出力する。
第1入力ポート42aは、電路17iの接続点17i1に抵抗器49を介して接続されている。これにより、電路17iの接続点17i1の電位(電圧)を異常検知回路40で検出することができる。基準電圧回路43は、電源43aとグランド43bまたはインバータ14の入力側端子14bとの間に直列に接続された2つの抵抗器43c,43dから構成されている。2つの抵抗器43c,43dの間の接続点43eが第2入力ポート42bに接続されている。基準電圧は電源43aの電圧を2つの抵抗器43c,43dで分圧した値に設定される。
(信号伝送回路)
信号伝送回路50は、異常検知回路40からの検知結果(ハイ信号およびロー信号)をCPU16aの入力ポート16a1に伝送する回路である。異常検知回路40からの検知結果は、正常である場合には、例えばハイ信号で表し、異常である場合には、ロー信号で表すことができる。なお、異常検知回路40からの検知結果は、正常である場合には、例えばロー信号で表し、異常である場合には、ハイ信号で表すこともできる。
信号伝送回路50は、ハイ・ロー信号発生回路51と、信号ライン52と、並列ライン53と、第2抵抗器54と、を備えている。
ハイ・ロー信号発生回路51は、CPU16aの入力ポート16a1に出力させるハイ信号およびロー信号を発生させる回路であって、電源55とグランド56との間に直列に配設された第1抵抗器57およびスイッチ58、ならびに第1抵抗器57とスイッチ58との間に設けられて発生させたハイ信号およびロー信号を出力する出力ポート59を備えている。
電源55およびグランド56は、第1基板61に設けられており、CPU16aにも電源電圧が供給されている。制御装置16および駆動回路16fも第1基板61に設けられている。
ハイ・ロー信号発生回路51は、電源55とグランド56とを接続する電路51aが設けられている。電路51aは、第1基板61の導電パターン部51a1、リード線51a2、第2基板62の導電パターン部51a3、リード線51a4、および、第1基板61の導電パターン部51a5から構成されている。
第1基板61の導電パターン部51a1は、一端が電源55に接続され他端が第1基板側端子61aに接続されている。
リード線51a2は、第1基板側端子61aと着脱可能に接続されるコンタクト51a2aに一端が接続され、第2基板側端子62aと着脱可能に接続されるコンタクト51a2bに他端が接続されている。
第2基板62の導電パターン部51a3は、一端が第2基板側端子62aに接続され、他端が第2基板側端子62bに接続されている。
導電パターン部51a3には、第1抵抗器57およびスイッチであるフォトカプラ58が、電源55からグランド56に向けてこの順番で配設されている。フォトカプラ58は、公知のものであり、発光素子58aと受光素子58bとから構成されている。発光素子58aの一端は、コンパレータ42の出力ポート42cに接続されている。受光素子58bは、第1抵抗器57と第2基板側端子62bとの間の導電パターン部51a3に設けられている。
なお、導電パターン部51a3には、第1抵抗器57とフォトカプラ58との間に出力ポート59が設けられている。
リード線51a4は、一端が第2基板側端子62bと着脱可能に接続されるコンタクト51a4bに接続され、他端が第1基板側端子61bと着脱可能に接続されるコンタクト51a4aに接続されている。
第1基板61の導電パターン部51a5は、一端が第1基板側端子61bに接続され他端がグランド56に接続されている。
(信号ライン)
信号ライン52は、CPU16aの入力ポート16a1とハイ・ロー信号発生回路51の出力ポート59とを接続する電線(電路)である。信号ライン52は、第1基板61の第1導電パターン部52a、リード線52b、および、第2基板62の第2導電パターン部52cから構成されている。
第1導電パターン部52aは、第1基板61の導電パターンで構成されかつ一端がCPU16aの入力ポート16a1に接続されている。第1導電パターン部52aの他端は、第1基板61に設けられている第1基板側端子61cに接続されている。第1導電パターン部52aには、並列ライン53が接続される第1接続点52a1が設けられている。第1導電パターン部52aには、第1接続点52a1とCPU16aの入力ポート16a1との間にインバータ52a2が設けられている。インバータ52a2は、入力の論理レベルを逆転させて出力する(いわゆるNOTゲートである。)。
リード線52bは、第1基板側端子61cと着脱可能に接続される第1コンタクト52b1に一端が接続され、第2基板側端子62cと着脱可能に接続される第2コンタクト52b2に他端が接続されている。
第2導電パターン部52cは、第2基板62の導電パターンで構成されかつ他端がハイ・ロー信号発生回路51の出力ポート59に接続されている。第2導電パターン部52cの一端は、第2基板62に設けられている第2基板側端子62cに接続されている。
(並列ライン・第2抵抗器)
並列ライン53は、スイッチ58に対して並列に設けられている電線(電路)であって、一端が信号ライン52の第1接続点52a1に接続されているとともに他端がハイ・ロー信号発生回路51のスイッチ58とグランド56(または電源55)との間の部位である第2接続点51a5aに接続されている。
第2抵抗器54は、並列ライン53に設けられている抵抗器であって、第1抵抗器57の抵抗値より大きい抵抗値である。
(第1基板、第2基板)
第1基板61は、弱電回路である、制御装置16、各駆動回路16e,16f,16g、各検出器18a,18bが主として設けられている基板である。第2基板62は、第1基板61と別の基板であり、強電回路である、コンバータ12、インバータ14、開閉器15a,15bが主として設けられている基板である。第1基板61と第2基板62とは、上記したリード線51a2,52b,51a4を含むケーブル(ハーネス)によって電気的に接続されている。
(開閉器15a,15b)
開閉器15a,15bは、図1に示すように、系統電源20の電力系統22に対して発電装置1を並列または解列する。開閉器15a,15bは、発電装置1の電力変換器11と、系統電源20の電力系統22とを接続する複数(本実施形態では、2つ)の電路21a,21bにそれぞれ設けられている。具体的には、開閉器15aは、インバータ14と負荷30との間の電路21aに設けられており、開閉器15bは、インバータ14と負荷30との間の電路21bに設けられている。開閉器15a,15bは、例えば、公知の常開型の開閉器を用いることができる。開閉器15a,15bは、電力系統22から発電装置1を解列するときに、発電装置1を電路21a,21bから機械的に切り離すことができ、かつ、電気的にも完全な絶縁状態を保持することができる。
開閉器15a,15bは、駆動回路16gを介して、制御装置16に接続されている。駆動回路16gは、公知のドライバ回路を用いることができる。開閉器15a,15bは、制御装置16によって開閉制御されて、開状態または閉状態に切り替えられる。
(検出器18)
検出器18は、直流電圧検出器18aおよび系統電圧検出器18bを備えている。直流電圧検出器18aは、既述したとおりであり、重複した説明を省略する。系統電圧検出器18bは、系統電圧Vs(図1に示す電路21aと電路21bとの間の電圧)を検出する。系統電圧検出器18bは、公知の電圧検出器を用いることができる。検出器18の各検出値は、制御装置16に送信される。
(制御装置16)
図2に示すように、制御装置16は、公知のCPU(:Central Processing Unit(中央演算装置))16aを備えている。制御装置16は、種々の演算処理を行うことができ、外部機器との間で、入出力信号の授受を行うことができる。CPU16aは、ハイ信号およびロー信号を入力する入力ポート16a1を有する。
<本実施形態による作動>
(電流異常なし・断線等なし)
インバータ14に電流異常がなく、信号ライン52に断線等がない場合には、インバータ14に流れる電流が判定電流(基準電圧に相当する)より小さいので、コンパレータ42の出力ポート42cからはロー信号が出力される。すなわち、異常検知回路40は異常を検知しない。このとき、フォトカプラ58は、スイッチとしてはオフ状態である。
したがって、出力ポート59の電圧Vは、電源55の電圧をEとし、第1抵抗器57の抵抗値をR1とし、第2抵抗器54の抵抗値をR2とすれば、V=E×(R2/(R1+R2))で表される。このとき、抵抗値R2は抵抗値R1より大きい値に設定されており、フォトカプラ58がオフ状態である場合には、出力ポート59の信号レベルはハイレベルすなわちハイ信号となる。例えば、E=5V、R1=10KΩ、R2=510KΩである場合、フォトカプラ58がオフ状態である場合には、V=4.9(V)であるため、信号レベルはハイレベルとなる。したがって、インバータ52a2のハイレベルを検知できる電圧範囲が電源55の電圧E×0.7から電源55の電圧Eの範囲(E×0.7〜E)であれば、抵抗値R2は抵抗値R1の2.5倍以上に設定される。また、インバータ52a2のハイレベルを検知できる電圧範囲が電源55の電圧E×0.8から電源55の電圧Eの範囲(E×0.8〜E)であれば、抵抗値R2は抵抗値R1の4倍以上に設定される。その結果、インバータ52a2で反転されたロー信号がCPU16aの入力ポート16a1に入力する。よって、CPU16aは、インバータ14に電流異常がないと判定することができる。
(電流異常あり)
インバータ14に電流異常があり、信号ライン52に断線等がない場合には、インバータ14に流れる電流が判定電流(基準電圧に相当する)より大きいので、コンパレータ42の出力ポート42cからはハイ信号が出力される。すなわち、異常検知回路40は異常を検知する。このとき、フォトカプラ58は、スイッチとしてはオン状態である。
したがって、出力ポート59は、フォトカプラ58および電路51aを介してグランド56に接続される。よって、出力ポート59の電圧Vは、0Vであり、出力ポート59の信号レベルはローレベルすなわちロー信号となる。その結果、インバータ52a2で反転されたハイ信号がCPU16aの入力ポート16a1に入力する。よって、CPU16aは、インバータ14に電流異常があると判定することができる。
(電流異常なし・断線等あり)
インバータ14に電流異常がなく、信号ライン52に断線等がある場合には、インバータ14に流れる電流が判定電流(基準電圧に相当する)より小さいので、コンパレータ42の出力ポート42cからはロー信号が出力される。すなわち、異常検知回路40は異常を検知しない。このとき、フォトカプラ58は、スイッチとしてはオフ状態である。
一方、信号ライン52に断線等がある場合には、CPU16aの入力ポート16a1は、インバータ52a2および並列ライン53(第2抵抗器54)を介してグランド56に接続されることとなる。信号ライン52の断線等とは、断線だけでなく、上述した第1コンタクト52b1および第2コンタクト52b2のリード線52bに対する接触不良、上述した第1コンタクト52b1および第2コンタクト52b2の第1基板側端子61cおよび第2基板側端子62cに対する接触不良を含む。
よって、第1接続点52a1の電圧Vは、グランド56と同電位(例えば0V)であり、第1接続点52a1の信号レベルはローレベルすなわちロー信号となる。その結果、インバータ52a2で反転されたハイ信号がCPU16aの入力ポート16a1に入力する。よって、CPU16aは、信号ライン52に断線等があると判定することができる。
上述した実施形態から明らかなように、信号伝送回路50は、ハイ信号およびロー信号を入力する入力ポート16a1を有するCPU16aと、CPU16aの入力ポート16a1に出力させるハイ信号およびロー信号を発生させる回路であって、電源55とグランド56との間に直列に配設された第1抵抗器57およびスイッチ(フォトカプラ58)、ならびに第1抵抗器57とフォトカプラ58との間に設けられて発生させたハイ信号およびロー信号を出力する出力ポート59を備えたハイ・ロー信号発生回路51と、CPU16aの入力ポート16a1とハイ・ロー信号発生回路51の出力ポート59とを接続する電線である信号ライン52と、フォトカプラ58に対して並列に設けられている電線であって、電線の一端が信号ライン52の第1接続点52a1に接続されているとともに電線の他端がハイ・ロー信号発生回路51のフォトカプラ58とグランド56(または電源55;後述する変形例)との間の部位である第2接続点51a5aに接続されている並列ライン53と、並列ライン53に設けられている抵抗器であって、第1抵抗器57の抵抗値より大きい抵抗値である第2抵抗器54と、を備えている。
これによれば、CPU16aの入力ポート16a1に接続されている信号ライン52が断線等した場合、CPU16aの入力ポート16a1は、並列ライン53すなわち第2抵抗器54を介してグランド56(または電源55)に接続(プルダウン(またはプルアップ))をすることが可能となる。よって、CPU16a(マイクロプロセッサ、マイコン)の入力ポート16a1に接続されている信号ライン52が断線等した場合に、部品点数の増大、コスト増大を招くことなく、この断線に起因する異常を確実に検出することができる。ひいては、制御装置16はインバータ14を確実に停止することができるので、フェールセーフの観点から有効である。
また、本実施形態において、発電装置1は、CPU16aが設けられている第1基板61と、ハイ・ロー信号発生回路51が設けられている第1基板61と異なる第2基板62と、を備え、信号ライン52は、第1基板61の導電パターンで構成されかつ一端がCPU16aの入力ポート16a1に接続されている第1導電パターン部52aと、第1基板61に設けられかつ第1導電パターン部52aと接続されている第1基板側端子61cと、第2基板62の導電パターンで構成されかつ一端がハイ・ロー信号発生回路51の出力ポート59に接続されている第2導電パターン部52cと、第2基板62に設けられかつ第2導電パターン部52cと接続されている第2基板側端子62cと、リード線52bと、リード線52bの一端に接続され第1基板側端子61cと着脱可能に接続される第1コンタクト52b1と、リード線52bの他端に接続され第2基板側端子62cと着脱可能に接続される第2コンタクト52b2と、から構成されている。
これによれば、CPU16aの入力ポート16a1に接続されている信号ライン52が、第1基板61と第2基板62とを接続するリード線52bを含む構成となった場合、第1基板61とリード線52bとの接続部位すなわち第1基板側端子61cと第1コンタクト52b1との接触部位、および/または第2基板62とリード線52bとの接続部位すなわち第2基板側端子62cと第2コンタクト52b2との接触部位において、接触不良が発生した場合、この異常を確実に検出することができる。
また本実施形態において、ハイ・ロー信号発生回路51において、第1抵抗器57およびフォトカプラ58は、電源55からグランド56に向けてこの順番で配設されている。
これによれば、第2接続点51a5aは、フォトカプラ58とグランド56との間の部位となる。その結果、CPU16aの入力ポート16a1に接続されている信号ライン52が断線した場合、CPU16aの入力ポート16a1は、並列ライン53すなわち第2抵抗器54を介してグランド56に接続(プルダウン)をすることが可能となる。
なお、上述した実施形態においては、信号ライン52は一つだけではなく、複数設けられている。例えば、過電流検知のためだけでなく、パルス毎の電流下限を検知するようにしてもよく、コンバータの過電流を検知するようにしてもよい。これらの場合、部品点数の増大、コスト増大をより抑制することができるとともに、この断線に起因する異常を確実に検出することができるため、本発明の効果をより享受することができる。
<第1変形例>
なお、上述した実施形態において、ハイ・ロー信号発生回路51において、第1抵抗器57およびフォトカプラ58は、電源55からグランド56に向けてこの順番で配設されている。これに代えて、図3に示すように、第1抵抗器57およびフォトカプラ58を、電源55から電流制限抵抗93を介してグランド56に向けてフォトカプラ58および第1抵抗器57の順番で配設するようにしてもよい。
この場合、図3に示すように、並列ライン53は、信号ライン52の第1接続点52a1とハイ・ロー信号発生回路51のフォトカプラ58と電源55との間の部位である第2接続点51a1aとの間に設けられている。
(電流異常なし・断線等なし)
インバータ14に電流異常がなく、信号ライン52に断線等がない場合には、インバータ14に流れる電流が判定電流(基準電圧に相当する)より小さいので、コンパレータ42の出力ポート42cからはロー信号が出力される。すなわち、異常検知回路40は異常を検知しない。このとき、フォトカプラ58は、スイッチとしてはオフ状態である。
したがって、出力ポート59の電圧Vは、電源55の電圧をEとし、第1抵抗器57の抵抗値をR1とし、第2抵抗器54の抵抗値をR2とすれば、V=E×(R1/(R1+R2))で表される。このとき、抵抗値R2は抵抗値R1より大きい値に設定されており、フォトカプラ58がオフ状態である場合には、出力ポート59の信号レベルはローレベルすなわちロー信号となる。例えば、E=5V、R1=10KΩ、R2=510KΩである場合、フォトカプラ58がオフ状態である場合には、V=0.096(V)であるため、信号レベルはローレベルとなる。したがって、インバータ52a2のローレベルを検知できる電圧範囲が0(V)から電源55の電圧E×0.3の範囲(0〜E×0.3)であれば、抵抗値R2は抵抗値R1の2.5倍以上に設定される。また、インバータ52a2のローレベルを検知できる電圧範囲が0(V)から電源55の電圧E×0.2の範囲(0〜E×0.2)であれば、抵抗値R2は抵抗値R1の4倍以上に設定される。その結果、インバータ52a2で反転されたハイ信号がCPU16aの入力ポート16a1に入力する。よって、CPU16aは、インバータ14に電流異常がないと判定することができる。
(電流異常あり)
インバータ14に電流異常があり、信号ライン52に断線等がない場合には、インバータ14に流れる電流が判定電流(基準電圧に相当する)より大きいので、コンパレータ42の出力ポート42cからはハイ信号が出力される。すなわち、異常検知回路40は異常を検知する。このとき、フォトカプラ58は、スイッチとしてはオン状態である。
したがって、出力ポート59は、フォトカプラ58、電路51aおよび電流制限抵抗93を介して電源55に接続される。よって、出力ポート59の電圧Vは、EVであり、出力ポート59の信号レベルはハイレベルすなわちハイ信号となる。その結果、インバータ52a2で反転されたロー信号がCPU16aの入力ポート16a1に入力する。よって、CPU16aは、インバータ14に電流異常があると判定することができる。
(電流異常なし・断線等あり)
インバータ14に電流異常がなく、信号ライン52に断線等がある場合には、インバータ14に流れる電流が判定電流(基準電圧に相当する)より小さいので、コンパレータ42の出力ポート42cからはロー信号が出力される。すなわち、異常検知回路40は異常を検知しない。このとき、フォトカプラ58は、スイッチとしてはオフ状態である。
一方、信号ライン52に断線等がある場合には、CPU16aの入力ポート16a1は、インバータ52a2および並列ライン53(第2抵抗器54)を介して電源55に接続されることとなる。
よって、第1接続点52a1の電圧Vは、E(V)であり、第1接続点52a1の信号レベルはハイレベルすなわちハイ信号となる。その結果、インバータ52a2で反転されたロー信号がCPU16aの入力ポート16a1に入力する。よって、CPU16aは、信号ライン52に断線等があると判定することができる。
これによれば、ハイ・ロー信号発生回路51において、第1抵抗器57およびフォトカプラ58は、電源55からグランド56に向けて電流制限抵抗93を介し、フォトカプラ58および第1抵抗器57の順番で配設されている。
このように、第2接続点51a1aは、フォトカプラ58と電源55との間の部位となる。その結果、CPU16aの入力ポート16a1に接続されている信号ライン52が断線した場合、CPU16aの入力ポート16a1は、並列ライン53すなわち第2抵抗器54を介して電源55に接続(プルアップ)をすることが可能となる。
<第2変形例>
また、上述した実施形態において、スイッチをフォトカプラ58に代えてトランジスタやFETなどのスイッチング素子158に置き換えるようにしてもよい。
この場合、図4に示すように、スイッチング素子158は、異常検知回路40すなわちコンパレータ42からの信号を受けてフォトカプラ58と同様に開閉するように構成されるのが好ましい。
このように構成された第2変形例においても、上述した実施形態と同様な作用効果を得ることができる。
<第3変形例>
また、上述した第1変形例において、スイッチをフォトカプラ58に代えてトランジスタやFETなどのスイッチング素子158に置き換えるようにしてもよい。
この場合、図5に示すように、スイッチング素子158は、異常検知回路40すなわちコンパレータ42からの信号を受けてフォトカプラ58と同様に開閉するように構成されるのが好ましい。
このように構成された第3変形例においても、上述した第1変形例と同様な作用効果を得ることができる。
なお、本発明に係る信号伝送回路は、上述したコジェネレーションのインバータに適用したが、例えばモータを駆動させる駆動回路と電流を検出する回路とを備えた制御装置にも適用することができる。
また、本発明に係る信号伝送回路は、上述した第1基板61と第2基板62とを接続するリード線52bを含む構成だけでなく、上述した第1基板61と第2基板62とが一体となった1つの基板からなりリード線52bを含まない構成にも適用することができる。
この場合、信号ライン52は導電パターンのみで構成されるが、この信号ライン52の断線等した場合、CPU16aの入力ポート16a1は、並列ライン53すなわち第2抵抗器54を介してグランド56(または電源55)に接続(プルダウン(またはプルアップ))をすることが可能となる。よって、CPU16a(マイクロプロセッサ、マイコン)の入力ポート16a1に接続されている信号ライン52が断線等した場合に、部品点数の増大、コスト増大を招くことなく、この断線に起因する異常を確実に検出することができる。ひいては、制御装置16はインバータ14を確実に停止することができるので、フェールセーフの観点から有効である。
1…発電装置、10…電源、11…電力変換器、12…コンバータ、14…インバータ、16…制御装置、16a…CPU、50…信号伝送回路、55…電源、56…グランド、57…第1抵抗器、58…フォトカプラ(スイッチ)、59…出力ポート、51…ハイ・ロー信号発生回路、52…信号ライン、52a1…第1接続点、51a5a…第2接続点、53…並列ライン、54…第2抵抗器。

Claims (4)

  1. ハイ信号およびロー信号を入力する入力ポートを有するCPUと、
    前記CPUの前記入力ポートに出力させる前記ハイ信号およびロー信号を発生させる回路であって、電源とグランドとの間に直列に配設された第1抵抗器およびスイッチ、ならびに前記第1抵抗器と前記スイッチとの間に設けられて発生させた前記ハイ信号およびロー信号を出力する出力ポートを備えたハイ・ロー信号発生回路と、
    前記CPUの前記入力ポートと前記ハイ・ロー信号発生回路の前記出力ポートとを接続する電線である信号ラインと、
    前記スイッチに対して並列に設けられている電線であって、前記電線の一端が前記信号ラインの第1接続点に接続されているとともに前記電線の他端が前記ハイ・ロー信号発生回路の前記スイッチと前記電源または前記グランドとの間の部位である第2接続点に接続されている並列ラインと、
    前記並列ラインに設けられている抵抗器であって、前記第1抵抗器の抵抗値より大きい抵抗値である第2抵抗器と、を備えている信号伝送回路。
  2. 前記CPUが設けられている第1基板と、
    前記ハイ・ロー信号発生回路が設けられている前記第1基板と異なる第2基板と、を備え、
    前記信号ラインは、
    前記第1基板の導電パターンで構成されかつ一端が前記CPUの前記入力ポートに接続されている第1導電パターン部と、
    前記第1基板に設けられかつ前記第1導電パターン部と接続されている第1基板側端子と、
    前記第2基板の導電パターンで構成されかつ一端が前記ハイ・ロー信号発生回路の前記出力ポートに接続されている第2導電パターン部と、
    前記第2基板に設けられかつ前記第2導電パターン部と接続されている第2基板側端子と、
    リード線と、
    前記リード線の一端に接続され前記第1基板側端子と着脱可能に接続される第1コンタクトと、
    前記リード線の他端に接続され前記第2基板側端子と着脱可能に接続される第2コンタクトと、から構成されている請求項1記載の信号伝送回路。
  3. 前記ハイ・ロー信号発生回路において、前記第1抵抗器および前記スイッチは、前記電源から前記グランドに向けてこの順番で配設されている請求項1または請求項2記載の信号伝送回路。
  4. 前記ハイ・ロー信号発生回路において、前記第1抵抗器および前記スイッチは、前記電源から前記グランドに向けて前記スイッチおよび前記第1抵抗器の順番で配設されている請求項1または請求項2記載の信号伝送回路。
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