JPH1125797A - リミットスイッチ - Google Patents

リミットスイッチ

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Publication number
JPH1125797A
JPH1125797A JP18783197A JP18783197A JPH1125797A JP H1125797 A JPH1125797 A JP H1125797A JP 18783197 A JP18783197 A JP 18783197A JP 18783197 A JP18783197 A JP 18783197A JP H1125797 A JPH1125797 A JP H1125797A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
plunger
switch
cam
operating body
operating
Prior art date
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Pending
Application number
JP18783197A
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English (en)
Inventor
Kazumi Yoshimura
和美 吉村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Omron Corp
Original Assignee
Omron Corp
Omron Tateisi Electronics Co
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Publication date
Application filed by Omron Corp, Omron Tateisi Electronics Co filed Critical Omron Corp
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Publication of JPH1125797A publication Critical patent/JPH1125797A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 部品点数を低減して構造が簡単で、製造組立
作業が容易かつ高能率で安価にする。 【構成】 スイッチ本体1を構成するスイッチハウジン
グ3に内蔵されたスイッチ2と、上記スイッチハウジン
グに着脱可能に装着されたヘッドハウジング5と、上記
スイッチ2の操作桿2aの軸線aに対し直交する軸線b
方向へ摺動可能に上記ヘッドハウジング5に軸支される
とともに一端部9aが上記ヘッドハウジング5の外部に
導出されかつ他端部9bに曲率をもったカム部9cが形
成された金属製の操作体9と、この操作体に復帰力を付
勢する復帰スプリング11と、上記カム部とスイッチの
操作桿との間にこの操作桿と同軸状に配置されて上記ヘ
ッドハウジングに軸線方向へ摺動可能に軸支されるとと
もに基端部12aに曲率をもったカム部12cが形成さ
れた合成樹脂製のプランジヤ12とを具備する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、各種の生産設備や産
業用ロボツトなどに使用されるリミットスイッチに関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】従来、この種のリミットスイッチとし
て、図3で示すものが知られている。同図において、1
はスイッチ本体で、このスイッチ本体1はスイッチ2を
内蔵するスイッチハウジング3と、その側面開口部3a
を閉塞するカバー4から構成され、上端開口部3bには
複数のセツトボルト(図示せず)を用いてヘッドハウジ
ング5が着脱可能に取り付けられている。上記ヘッドハ
ウジング5の軸孔6にはカラ−7およびOリング8を介
して操作体9がその軸線方向へ摺動可能に軸支され、こ
の操作体9の一端部9aを上記ヘッドハウジング5の外
部へ導出させている。
【0003】上記操作体9はその軸線がスイッチ2の操
作桿2aの軸線aに対して直交する軸線bに沿って配置
され、この操作体9の他端部9bには端部外周面に曲率
をもった台形状のカム部9cが形成されるとともに、凹
所からなるばね受け座9dが形成され、このばね受け座
9dとヘッドハウジング5の内壁面に装着されたばね受
け部材10との間にコイル状の復帰スプリング11が圧
縮状態で架設されて、上記操作体9に復帰力を付勢して
いる。
【0004】他方、上記カム部9cとスイッチ2の操作
桿2aとの間にはプランジヤ12が上記スイッチ2の操
作桿2aと同軸状に配置してカラ−13を介しその軸線
a方向へ摺動可能に軸支されてスイッチハウジング1の
上端開口部3bに軸移動可能に挿通され、その基端部1
2aには上記カム部9cに当接するローラ14が回転軸
15に回転可能に軸支されるとともに、先端部12bに
は上記操作桿2aを押圧する押圧子16が固定されてい
る。なお、上記スイッチハウジング3の下端開口部3c
は電気ケーブルを接続するためのコネクタ(図示せず)
などにより密に閉塞される。
【0005】上記構成において、たとえば移動物体が操
作体9の一端部9aに当接して押圧すると、上記操作体
9が復帰スプリング11のばね力に抗して軸線a方向へ
移動して他端部9bのカム部9cがローラ14に当接
し、このローラ14を回転させながらプランジャ12を
上記操作体9の軸線bに対し直交する軸線a方向へ操作
方向の変換がなされてスイッチ2の操作桿2aを押圧
し、このスイッチ2のスイッチング動作をさせる。上記
操作体9の押圧力が解除されると、圧縮された復帰スプ
リング11のばね力により上記操作体9は原位置に復帰
するとともに、上記プランジャ12はスイッチ2に内蔵
されたばね部材(図示せず)のばね反力で原位置に復帰
する。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上記構成によれば、操
作体9の直線運動をこれに直交する方向へ操作方向を変
換してプランジャ12を直線運動させる際、ローラ14
を介してその操作方向を変換しなければならず、その変
換機構部にローラ14および回転軸15を要して部品点
数が多くなるばかりでなく、操作体9およびプランジャ
12が高硬度の鋼製材料であるために、製造組立作業が
面倒かつ非能率でコスト高となるなどの課題がある。
【0007】この発明は上記課題を解消するためになさ
れたもので、部品点数を低減させて構造が簡単であり、
製造組立作業が容易かつ高能率で安価なリミットスイッ
チを提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明によるリ
ミットスイッチは、スイッチ本体を構成するスイッチハ
ウジングに内蔵されたスイッチと、上記スイッチハウジ
ングに着脱可能に装着されたヘッドハウジングと、上記
スイッチの操作桿の軸線に対し直交する軸線方向へ摺動
可能に上記ヘッドハウジングに軸支されるとともに一端
部が上記ヘッドハウジングの外部に導出されかつ他端部
に曲率をもったカム部が形成された金属製の操作体と、
この操作体に復帰力を付勢する復帰スプリングと、上記
カム部とスイッチの操作桿との間にこの操作桿と同軸状
に配置されて上記ヘッドハウジングに軸線方向へ摺動可
能に軸支されるとともに基端部に曲率をもったカム部が
形成された合成樹脂製のプランジヤとを具備したことを
特徴とする。
【0009】請求項2の発明によるリミットスイッチは
上記操作体がステンレスから構成されていることを特徴
とする。請求項3の発明によるリミットスイッチは上記
プランジャがポリアセタール樹脂から構成されているこ
とを特徴とする。請求項4の発明によるリミットスイッ
チは上記プランジャがポリプロピレン樹脂から構成され
ていることを特徴とする。請求項5の発明によるリミッ
トスイッチは上記プランジャがポリフェニレンサルファ
イド樹脂から構成されていることを特徴とする。
【0010】
【作用】請求項1の発明において、操作体を復帰スプリ
ングのばね力に抗して軸移動させ、他端部に形成された
カム部をプランジャのカム部に当接させて上記プランジ
ャを押圧移動させ、スイッチの操作桿を押圧してスイッ
チング動作させる。この請求項1の発明によれば、上記
操作体を復帰スプリングのばね力に抗して軸移操作体の
直線運動をこれに直交する方向へ操作方向を変換してプ
ランジャを直線運動させる際、ローラなどを介すること
なく、操作体およびプランジャの各カム部を互いに当接
させて直接に押圧力を伝達して操作方向の変換を達成す
るとともに、上記プランジャを合成樹脂製とすることに
より、部品点数を低減して構造が簡単であり、製造組立
作業が容易かつ高能率で安価なリミットスイッチを提供
することができる。
【0011】上記構成において、操作体の材料として、
請求項2の発明のように鋼製材料に比較して低硬度のス
テンレスを採用することにより、製造組立作業が一層容
易かつ安価となる。また、プランジャの材料として、請
求項3ないし5の発明のようにポリアセタール樹脂、ポ
リプロピレン樹脂もしくはポリフェニレンサルファイド
樹脂を採用することにより、合成樹脂製である上記プラ
ンジャの硬度を高め、かつ、上記操作体のカム部に対す
る摩擦抵抗を少なくして円滑な摺動面をもったカム部を
上記プランジャに形成することができる。
【0012】
【実施例】
実施例1.以下、この発明の実施例を図面にしたがつて
説明する。図1はこの発明によるリミットスイッチの一
例を示す断面図である。同図において、図3と同一また
は相当部分には同一の符号を付して、その詳しい説明を
省略する。
【0013】同図で示すように、このリミットスイッチ
は、スイッチ本体1を構成するスイッチハウジング3に
内蔵されたスイッチ2と、上記スイッチハウジング3に
着脱可能に装着されたヘッドハウジング5と、上記スイ
ッチ2の操作桿2aの軸線aに対し直交する軸線b方向
へ摺動可能に上記ヘッドハウジング5に軸支されるとと
もに一端部9aが上記ヘッドハウジング5の外部に導出
されかつ他端部9bに曲率をもったカム部9cが形成さ
れた金属製の操作体9と、この操作体9に復帰力を付勢
する復帰スプリング11と、上記カム部9cとスイッチ
2の操作桿2aとの間にこの操作桿2と同軸状に配置さ
れて上記ヘッドハウジング5に軸線b方向へ摺動可能に
軸支されるとともに基端部12aに曲率をもったカム部
12cが形成された合成樹脂製のプランジヤ12とを具
備し、上記操作体9を復帰スプリング11のばね力に抗
して軸移動させ、他端部9bに形成されたカム部9cを
上記プランジャ11のカム部11aに当接させて上記プ
ランジャ11を押圧移動させ、上記スイッチ2の操作桿
2aを押圧してスイッチング動作させるように構成され
ている。
【0014】上記金属製操作体9はたとえばステンレス
から構成され、また、上記プランジャ12はたとえばポ
リアセタール樹脂、ポリプロピレン樹脂またはポリフェ
ニレンサルファイド樹脂から構成されている。
【0015】つぎに、上記構成の動作を説明する。い
ま、移動物体が操作体9の一端部9aに当接して押圧す
ると、上記操作体9が復帰スプリング11のばね力に抗
して軸線a方向へ移動して他端部9bのカム部9cがプ
ランジャ12のカム部12cに当接し、このプランジャ
12を上記操作体9の軸線aに対し直交する軸線b方向
へ操作方向の変換がなされてスイッチ2の操作桿2aを
押圧し、このスイッチ2のスイッチング動作をさせる。
上記操作体9の押圧力が解除されると、圧縮された復帰
スプリング11のばね力により上記操作体9は原位置に
復帰するとともに、上記プランジャ12はスイッチ2に
内蔵されたばね部材(図示せず)のばね反力で原位置に
復帰する。
【0016】上記構成によれば、操作体9を復帰スプリ
ング11のばね力に抗して軸移動させ、上記操作体9の
直線運動をこれに直交する方向へ操作方向を変換してプ
ランジャ12を直線運動させる際、従来のようにローラ
14などを介することなく、操作体9およびプランジャ
12の各カム部9c,12cを互いに当接させて直接に
押圧力を伝達して操作方向の変換を達成するとともに、
上記プランジャ12を合成樹脂製とすることにより、部
品点数を低減して構造が簡単であり、製造組立作業が容
易かつ高能率で安価なリミットスイッチを提供すること
ができる。
【0017】上記構成において、操作体9の材料とし
て、鋼製材料に比較して低硬度のステンレスを採用する
ことにより、製造組立作業が一層容易かつ安価となる。
また、プランジャ12の材料として、ポリアセタール樹
脂、ポリプロピレン樹脂もしくはポリフェニレンサルフ
ァイド樹脂を採用することにより、合成樹脂製である上
記プランジャ12の硬度を高め、かつ、上記操作体9の
カム部9cに対する摩擦抵抗を少なくして円滑な摺動面
をもったカム部12cを上記プランジャ12に形成する
ことができる。
【0018】なお、上記実施例において、図2で示すよ
うに、操作体9の先端部9aにローラ17を装着して、
上記操作体9の軸線bに直交する方向(矢印c方向)か
ら移動物体が操作体9のローラ17に当接して押圧する
ように構成してもほぼ同様の作用効果を奏することがで
きる。
【0019】
【発明の効果】以上説明したように、この発明によれ
ば、操作体およびプランジャの各カム部を互いに当接さ
せてローラを介することなく押圧力を伝達し、その操作
方向を変換することができるために、部品点数を低減し
て構造が簡単で、製造組立作業が容易かつ高能率で安価
なリミットスイッチを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明によるリミットスイッチの一例を示す
断面図である。
【図2】同リミットスイッチの他の例を示す断面図であ
る。
【図3】従来のリミットスイッチの一例を示す断面図で
ある。
【符号の説明】
1 スイッチ本体 2 スイッチ 2a 操作桿 3 スイッチハウジング 5 ヘッドハウジング 9 金属製操作体 9a 操作体の一端部 9b 操作体の他端部 9c 操作体のカム部 11 復帰スプリング 12 プランジャ 12a プランジャの基端部 12c プランジャのカム部 a 操作桿の軸線 b 直交軸線

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 スイッチ本体を構成するスイッチハウジ
    ングに内蔵されたスイッチと、上記スイッチハウジング
    に着脱可能に装着されたヘッドハウジングと、上記スイ
    ッチの操作桿の軸線に対し直交する軸線方向へ摺動可能
    に上記ヘッドハウジングに軸支されるとともに一端部が
    上記ヘッドハウジングの外部に導出されかつ他端部に曲
    率をもったカム部が形成された金属製の操作体と、この
    操作体に復帰力を付勢する復帰スプリングと、上記カム
    部とスイッチの操作桿との間にこの操作桿と同軸状に配
    置されて上記ヘッドハウジングに軸線方向へ摺動可能に
    軸支されるとともに基端部に曲率をもったカム部が形成
    された合成樹脂製のプランジヤとを具備し、上記操作体
    を復帰スプリングのばね力に抗して軸移動させ、他端部
    に形成されたカム部を上記プランジャのカム部に当接さ
    せて上記プランジャを押圧移動させ、上記スイッチの操
    作桿を押圧してスイッチング動作させるように構成した
    ことを特徴とする。
  2. 【請求項2】 上記操作体はステンレスから構成されて
    いることを特徴とするリミットスイッチ。
  3. 【請求項3】 上記プランジャはポリアセタール樹脂か
    ら構成されていることを特徴とするリミットスイッチ。
  4. 【請求項4】 上記プランジャはポリプロピレン樹脂か
    ら構成されていることを特徴とするリミットスイッチ。
  5. 【請求項5】 上記プランジャはポリフェニレンサルフ
    ァイド樹脂から構成されていることを特徴とするリミッ
    トスイッチ。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010103025A (ja) * 2008-10-27 2010-05-06 Omron Corp 摺動部品およびそれを備える装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2010103025A (ja) * 2008-10-27 2010-05-06 Omron Corp 摺動部品およびそれを備える装置

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