JPH11257033A - 駆動プーリに対して軸をハイドロリック式に回転角調節する装置 - Google Patents
駆動プーリに対して軸をハイドロリック式に回転角調節する装置Info
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- JPH11257033A JPH11257033A JP10359053A JP35905398A JPH11257033A JP H11257033 A JPH11257033 A JP H11257033A JP 10359053 A JP10359053 A JP 10359053A JP 35905398 A JP35905398 A JP 35905398A JP H11257033 A JPH11257033 A JP H11257033A
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- Y10T—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER US CLASSIFICATION
- Y10T74/00—Machine element or mechanism
- Y10T74/21—Elements
- Y10T74/2101—Cams
- Y10T74/2102—Adjustable
Abstract
(57)【要約】
【課題】 駆動プーリに対して軸をハイドロリック式に
回転角調節する装置を改良して、各回転位置において容
積車に対する内側車もしくは軸の確実な固定を可能に
し、ひいては運転時における不都合な位置変位を確実に
阻止することができる装置を提供する。 【解決手段】 回転位置を固定する手段が、リングピス
トン２８を有しており、該リングピストン２８が、ウェ
ブ又はベーン又は容積車の少なくとも１つの端面２７と
共働するようになっている。
回転角調節する装置を改良して、各回転位置において容
積車に対する内側車もしくは軸の確実な固定を可能に
し、ひいては運転時における不都合な位置変位を確実に
阻止することができる装置を提供する。 【解決手段】 回転位置を固定する手段が、リングピス
トン２８を有しており、該リングピストン２８が、ウェ
ブ又はベーン又は容積車の少なくとも１つの端面２７と
共働するようになっている。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、駆動プーリに対し
て軸特に内燃機関のカム軸をハイドロリック式に回転角
調節する装置であって、軸と回動不能に結合された内側
部分が設けられていて、該内側部分が、少なくともほぼ
半径方向に延びるウェブ又はベーンを有しており、さら
に駆動される容積車が設けられていて、該容積車が全周
にわたって分配配置された複数の容積室を有しており、
該容積室が、その中で角度運動可能に案内されたウェブ
又はベーンによって、それぞれ２つの圧力室に分割され
ており、該圧力室の圧力負荷時に、内側部分が容積車に
対して相対的に回動させられるようになっており、さら
に、容積車に対する内側部分の回転位置を固定する手段
が設けられている形式のものに関する。
て軸特に内燃機関のカム軸をハイドロリック式に回転角
調節する装置であって、軸と回動不能に結合された内側
部分が設けられていて、該内側部分が、少なくともほぼ
半径方向に延びるウェブ又はベーンを有しており、さら
に駆動される容積車が設けられていて、該容積車が全周
にわたって分配配置された複数の容積室を有しており、
該容積室が、その中で角度運動可能に案内されたウェブ
又はベーンによって、それぞれ２つの圧力室に分割され
ており、該圧力室の圧力負荷時に、内側部分が容積車に
対して相対的に回動させられるようになっており、さら
に、容積車に対する内側部分の回転位置を固定する手段
が設けられている形式のものに関する。
【０００２】
【従来の技術】このような形式の装置は例えば米国特許
第４８５８５７２号明細書に基づいて公知である。この
ような形式の装置では、内側部分がカム軸の端部と回動
不能に結合されており、この内側部分はその外側に、全
周にわたって分配配置された複数の半径方向スロットを
有しており、これらのスロット内においてベーンエレメ
ントが半径方向シフト可能に案内されている。この内側
部分は容積車によって取り囲まれ、この容積車はハイド
ロリック式に負荷可能な複数の容積室を有しており、こ
れらの容積室はそれぞれベーンによって、該ベーンに対
して互いに逆向きに作用する２つの圧力室に分割され
る。これらの圧力室の圧力負荷によって、圧力差に関連
して容積車は、内側部分に対してひいてはカム軸に対し
て回動させられることができる。さらに容積車には所定
の角度位置に２つの半径方向孔が設けられており、両半
径方向孔においてはそれぞれ、ハイドロリック式に負荷
可能なピストンが案内されており、このピストンは装置
の所属の終端位置において、内側部分の半径方向の凹設
部に挿入されることができる。これらのピストンは圧縮
ばねエレメントによって内側部分に向かって負荷され、
逆方向においては、内側部分における孔のハイドロリッ
ク式の負荷によってシフト可能である。これらのばね負
荷されたピストンによって装置はその２つの終端位置に
おいて、圧力室を負荷するための圧力が規定レベルに達
するまで、ロックされるようになっている。規定レベル
に達した場合に初めて、ピストンは圧縮ばねの作用に抗
して押し戻され、そして容積車に対する内側部分の回動
を可能にする。このような装置によって特に、内燃機関
の始動時におけるバタツキによるノイズが防止されるよ
うになっており、このようなノイズは内燃機関の始動時
及び運転時における交番するモーメント負荷によって生
じる。
第４８５８５７２号明細書に基づいて公知である。この
ような形式の装置では、内側部分がカム軸の端部と回動
不能に結合されており、この内側部分はその外側に、全
周にわたって分配配置された複数の半径方向スロットを
有しており、これらのスロット内においてベーンエレメ
ントが半径方向シフト可能に案内されている。この内側
部分は容積車によって取り囲まれ、この容積車はハイド
ロリック式に負荷可能な複数の容積室を有しており、こ
れらの容積室はそれぞれベーンによって、該ベーンに対
して互いに逆向きに作用する２つの圧力室に分割され
る。これらの圧力室の圧力負荷によって、圧力差に関連
して容積車は、内側部分に対してひいてはカム軸に対し
て回動させられることができる。さらに容積車には所定
の角度位置に２つの半径方向孔が設けられており、両半
径方向孔においてはそれぞれ、ハイドロリック式に負荷
可能なピストンが案内されており、このピストンは装置
の所属の終端位置において、内側部分の半径方向の凹設
部に挿入されることができる。これらのピストンは圧縮
ばねエレメントによって内側部分に向かって負荷され、
逆方向においては、内側部分における孔のハイドロリッ
ク式の負荷によってシフト可能である。これらのばね負
荷されたピストンによって装置はその２つの終端位置に
おいて、圧力室を負荷するための圧力が規定レベルに達
するまで、ロックされるようになっている。規定レベル
に達した場合に初めて、ピストンは圧縮ばねの作用に抗
して押し戻され、そして容積車に対する内側部分の回動
を可能にする。このような装置によって特に、内燃機関
の始動時におけるバタツキによるノイズが防止されるよ
うになっており、このようなノイズは内燃機関の始動時
及び運転時における交番するモーメント負荷によって生
じる。
【０００３】さらに装置は、圧力レベルがある一定の値
つまり確実な保持及び調節作用を得るのに十分な値に達
するまで、規定の回転位置において保持されることが望
まれている。この場合しかしながら次のような欠点があ
る。すなわちこのような装置によっては、装置の各調節
範囲の終端位置においてしかロックが可能でない。さら
にこの公知の装置は、半径方向孔に基づいて製作費が高
く、孔及びピストンを収容するために容積車において比
較的大きなウェブ幅を必要とし、ひいてはこのようなウ
ェブ幅によって、容積室の幅が減じられ、かつ装置の調
節範囲が著しく制限される。
つまり確実な保持及び調節作用を得るのに十分な値に達
するまで、規定の回転位置において保持されることが望
まれている。この場合しかしながら次のような欠点があ
る。すなわちこのような装置によっては、装置の各調節
範囲の終端位置においてしかロックが可能でない。さら
にこの公知の装置は、半径方向孔に基づいて製作費が高
く、孔及びピストンを収容するために容積車において比
較的大きなウェブ幅を必要とし、ひいてはこのようなウ
ェブ幅によって、容積室の幅が減じられ、かつ装置の調
節範囲が著しく制限される。
【０００４】ドイツ連邦共和国特許出願公開第３９３７
６４４号明細書に基づいて公知の、駆動プーリに対して
カム軸をハイドロリック式に回転角調節する装置では、
カム軸と回動不能に結合可能な内側部分に、半径方向に
延びる複数のウェブが堅く取り付けられており、これら
のウェブは、該ウェブを取り囲む容積車の容積室内に回
動可能に配置されていて、これらの容積室を各２つの圧
力室に分割している。しかしながらこの公知の構成で
は、容積車に対する軸の回転位置を固定する手段は設け
られていない。
６４４号明細書に基づいて公知の、駆動プーリに対して
カム軸をハイドロリック式に回転角調節する装置では、
カム軸と回動不能に結合可能な内側部分に、半径方向に
延びる複数のウェブが堅く取り付けられており、これら
のウェブは、該ウェブを取り囲む容積車の容積室内に回
動可能に配置されていて、これらの容積室を各２つの圧
力室に分割している。しかしながらこの公知の構成で
は、容積車に対する軸の回転位置を固定する手段は設け
られていない。
【０００５】
【発明が解決しようとする課題】ゆえに本発明の課題
は、冒頭に述べた形式の、駆動プーリに対して軸をハイ
ドロリック式に回転角調節する装置を改良して、各回転
位置において容積車に対する内側車もしくは軸の確実な
固定を可能にし、ひいては運転時における不都合な位置
変位を確実に阻止することができる装置を提供すること
である。
は、冒頭に述べた形式の、駆動プーリに対して軸をハイ
ドロリック式に回転角調節する装置を改良して、各回転
位置において容積車に対する内側車もしくは軸の確実な
固定を可能にし、ひいては運転時における不都合な位置
変位を確実に阻止することができる装置を提供すること
である。
【０００６】
【課題を解決するための手段】この課題を解決するため
に本発明の構成では、回転位置を固定する手段が、リン
グピストンを有しており、該リングピストンが、ウェブ
又はベーン又は容積車の少なくとも１つの端面と共働す
るようにした。
に本発明の構成では、回転位置を固定する手段が、リン
グピストンを有しており、該リングピストンが、ウェブ
又はベーン又は容積車の少なくとも１つの端面と共働す
るようにした。
【０００７】
【発明の効果】回転位置を固定する手段が、容積車及び
内側部分のウェブ又はベーンの共通の軸方向の端面に接
触しているハイドロリック式に負荷可能なリングピスト
ンを有していることによって、両エレメントつまり容積
車及び内側部分の相互のいかなる角度位置においても、
ロックもしくはクランプが可能になる。これによって、
両構成エレメントを任意の角度位置において相互に固定
することが可能になるのみならず、内燃機関の弁駆動装
置における使用時には、内燃機関の始動時におけるバタ
ツキによるノイズ、つまり装置の両終端位置の一方にお
いてモーメント負荷の変動に起因して生じるノイズを回
避することができる。したがって、すべての回転位置に
おいて、ハイドロリック式の緊締を代用又は助成するク
ランプ作用を得ることができ、このクランプ作用は高い
調整精度をもった運転を可能にする。
内側部分のウェブ又はベーンの共通の軸方向の端面に接
触しているハイドロリック式に負荷可能なリングピスト
ンを有していることによって、両エレメントつまり容積
車及び内側部分の相互のいかなる角度位置においても、
ロックもしくはクランプが可能になる。これによって、
両構成エレメントを任意の角度位置において相互に固定
することが可能になるのみならず、内燃機関の弁駆動装
置における使用時には、内燃機関の始動時におけるバタ
ツキによるノイズ、つまり装置の両終端位置の一方にお
いてモーメント負荷の変動に起因して生じるノイズを回
避することができる。したがって、すべての回転位置に
おいて、ハイドロリック式の緊締を代用又は助成するク
ランプ作用を得ることができ、このクランプ作用は高い
調整精度をもった運転を可能にする。
【０００８】本発明による装置にはさらに、特に簡単に
構成することができ、ひいては安価に製造可能であると
いう利点がある。取付けもしくは組立ては、組付けが面
倒な小さなピストンとばねエレメントとを省くことによ
って、著しく簡単かつ迅速にひいては安価になる。さら
にまた、容積車のウェブに付加的な孔を設ける必要がな
いので、ウェブを比較的細く構成することができ、これ
によって容積室の数が同じ場合にはより大きな容積室幅
もしくはより大きな容積室角度が可能になり、ひいては
装置のより大きな調節範囲が可能になる。
構成することができ、ひいては安価に製造可能であると
いう利点がある。取付けもしくは組立ては、組付けが面
倒な小さなピストンとばねエレメントとを省くことによ
って、著しく簡単かつ迅速にひいては安価になる。さら
にまた、容積車のウェブに付加的な孔を設ける必要がな
いので、ウェブを比較的細く構成することができ、これ
によって容積室の数が同じ場合にはより大きな容積室幅
もしくはより大きな容積室角度が可能になり、ひいては
装置のより大きな調節範囲が可能になる。
【０００９】装置のリングピストンは、リング円板とし
て安価に構成することができる。
て安価に構成することができる。
【００１０】本発明による装置を特に簡単かつ安価に構
成するためには、内側部分に対して容積車を固定もしく
はクランプするために働くリングピストンが、同時に圧
力室の端面側のシール装置として働くように配置されて
いると、有利である。
成するためには、内側部分に対して容積車を固定もしく
はクランプするために働くリングピストンが、同時に圧
力室の端面側のシール装置として働くように配置されて
いると、有利である。
【００１１】リングピストンは、圧力室とは反対の側に
おいて、容積車と結合されたカバーエレメントによって
案内されかつ保持されるようになっていると、製造技術
的に有利である。
おいて、容積車と結合されたカバーエレメントによって
案内されかつ保持されるようになっていると、製造技術
的に有利である。
【００１２】相対的に可動な２つの構成エレメントの確
実なロックもしくはクランプであって、特に、圧力室内
において十分な圧力レベルが得られるまで回転位置変化
を阻止するロックもしくはクランプは、リングピストン
がばねエレメントの作用によって、容積車及び内側部分
のウェブ又はベーンとクランプ作用をもって接触するよ
うになっていると、生ぜしめられる。
実なロックもしくはクランプであって、特に、圧力室内
において十分な圧力レベルが得られるまで回転位置変化
を阻止するロックもしくはクランプは、リングピストン
がばねエレメントの作用によって、容積車及び内側部分
のウェブ又はベーンとクランプ作用をもって接触するよ
うになっていると、生ぜしめられる。
【００１３】リングピストン及び対応するピストン面は
この場合有利には次のように、すなわち両構成部材の相
対的なシフトのために十分な圧力レベルが圧力室に存在
している場合に、ピストンリングのクランプ作用が消滅
するように、設計されている。
この場合有利には次のように、すなわち両構成部材の相
対的なシフトのために十分な圧力レベルが圧力室に存在
している場合に、ピストンリングのクランプ作用が消滅
するように、設計されている。
【００１４】
【発明の実施の形態】次に図面につき本発明の実施の形
態を説明する。
態を説明する。
【００１５】図１及び図２には符号１で、図示されてい
ない自体公知の内燃機関のカム軸が示されている。この
カム軸１はその一方の端部に、環状の肩部２から延びる
円錐形区分３を有しており、この円錐形区分３はねじ山
付ピン４に移行している。このねじ山付ピン４の自由端
部を起点として、カム軸内には、互いに間隔をおいて軸
方向に延びていて端部側において閉鎖されている２つの
孔５，６が配置されており、これらの孔５，６はカム軸
軸受７の領域にまで達している。このカム軸軸受７の領
域においてカム軸１はその外周部に、互いに間隔をおい
て位置する２つのリング溝８，９を備えており、両リン
グ溝８，９はそれぞれ半径方向孔１０；１１を介して、
軸方向孔５，６と接続されている。カム軸１の円錐形区
分３の領域にはその外周部に、同様に２つの環状のリン
グ溝１２；１３が形成されており、これらのリング溝１
２；１３は、同様に略示された半径方向孔を介して、軸
方向孔５；６のうちのいずれか一方とそれぞれ接続され
ている。リング溝１２はこの場合軸方向孔５を介して、
カム軸軸受の領域におけるリング溝８と接続されてお
り、これに対してリング溝１３は軸方向孔６を介して、
カム軸軸受の領域におけるリング溝９と接続されてい
る。
ない自体公知の内燃機関のカム軸が示されている。この
カム軸１はその一方の端部に、環状の肩部２から延びる
円錐形区分３を有しており、この円錐形区分３はねじ山
付ピン４に移行している。このねじ山付ピン４の自由端
部を起点として、カム軸内には、互いに間隔をおいて軸
方向に延びていて端部側において閉鎖されている２つの
孔５，６が配置されており、これらの孔５，６はカム軸
軸受７の領域にまで達している。このカム軸軸受７の領
域においてカム軸１はその外周部に、互いに間隔をおい
て位置する２つのリング溝８，９を備えており、両リン
グ溝８，９はそれぞれ半径方向孔１０；１１を介して、
軸方向孔５，６と接続されている。カム軸１の円錐形区
分３の領域にはその外周部に、同様に２つの環状のリン
グ溝１２；１３が形成されており、これらのリング溝１
２；１３は、同様に略示された半径方向孔を介して、軸
方向孔５；６のうちのいずれか一方とそれぞれ接続され
ている。リング溝１２はこの場合軸方向孔５を介して、
カム軸軸受の領域におけるリング溝８と接続されてお
り、これに対してリング溝１３は軸方向孔６を介して、
カム軸軸受の領域におけるリング溝９と接続されてい
る。
【００１６】円錐形区分３にはカム軸の自由端部を基点
として、内側部分１４が設けられており、この内側部分
１４は、ねじ山付ピン４に螺合したナット１５によって
固定されている。このナット１５によって同時に、内側
部分とカム軸の円錐形区分３との間における力伝達結合
部が生ぜしめられ、その結果、相対回動不能な結合部が
得られる。内側部分１４の外周部からは、この実施例で
は、それぞれ９０°だけずらされて配置された半径方向
の４つのベーンもしくはウェブ１６ａ〜１６ｄが延びて
いる。これらのウェブ１６ａ〜１６ｄはその外周部で、
駆動プーリとして働くポット形の容積車（Zellenrad）
１８の内側面１７に密に接触している。この容積車１８
は底部１９を有しており、この底部１９からは、ウェブ
１６ａ〜１６ｄを取り囲む環状の縁部２０が延びてい
る。この環状の縁部２０はその外側面に歯列２１を備え
ており、この歯列２１は、軸駆動のために働く図示され
ていない歯付きベルトと共働する。しかしながらこの実
施例とは異なり、容積車の駆動を例えばチェーン伝動装
置又は歯車伝動装置を介して行うことも可能である。
として、内側部分１４が設けられており、この内側部分
１４は、ねじ山付ピン４に螺合したナット１５によって
固定されている。このナット１５によって同時に、内側
部分とカム軸の円錐形区分３との間における力伝達結合
部が生ぜしめられ、その結果、相対回動不能な結合部が
得られる。内側部分１４の外周部からは、この実施例で
は、それぞれ９０°だけずらされて配置された半径方向
の４つのベーンもしくはウェブ１６ａ〜１６ｄが延びて
いる。これらのウェブ１６ａ〜１６ｄはその外周部で、
駆動プーリとして働くポット形の容積車（Zellenrad）
１８の内側面１７に密に接触している。この容積車１８
は底部１９を有しており、この底部１９からは、ウェブ
１６ａ〜１６ｄを取り囲む環状の縁部２０が延びてい
る。この環状の縁部２０はその外側面に歯列２１を備え
ており、この歯列２１は、軸駆動のために働く図示され
ていない歯付きベルトと共働する。しかしながらこの実
施例とは異なり、容積車の駆動を例えばチェーン伝動装
置又は歯車伝動装置を介して行うことも可能である。
【００１７】容積車１８もしくは環状の縁部２０の内側
面を起点として、全周にわたって分配されていてそれぞ
れ９０°だけずらされて配置された４つのベーンもしく
はウェブ２２ａ〜２２ｄが延びており、これらのウェブ
２２ａ〜２２ｄは、内側部分の外周部２３に密に接触し
ており、そしてこれらのウェブ２２ａ〜２２ｄによっ
て、容積車の４つの容積室（Zellen）が形成される。内
側部分のウェブ１６ａ〜１６ｄとウェブ２２ａ〜２２ｄ
とによって、各容積室においてはそれぞれ２つの圧力室
２４ａ〜２４ｄ，２５ａ〜２５ｄが形成され、かつ周方
向において制限される。容積車１８もしくは環状の縁部
２０には、軸端部とは反対の側にリング状の延長部２６
が形成されている。ウェブ１６ａ〜１６ｄ，２２ａ〜２
２ｄの、軸端部とは反対側の端面と、縁部２０の、リン
グ状の延長部２６の内周面にまで達する領域は、平らに
加工されており、かつ共通の端面２７を形成している。
この端面２７には、リングピストンとして機能する円板
２８が接触しており、この円板２８は、環状の縁部２６
の内周面２９にまで達している。リングピストンとして
機能するこの円板２８は、その内側面で、カム軸の円錐
形区分３にまで達しており、そこで環状のシール部材３
０によってカム軸及び内側部分に対してシールされてい
る。円板２８は軸端部とは反対の側において、容積車と
結合された環状のカバーエレメント３１によって、軸方
向において固定される。このリング状のカバーエレメン
トは、図示の実施例では全周にわたって分配配置された
複数のねじによって、リング状の延長部２６の領域にお
いて、容積車とねじ結合されている。そして円板２８は
その外周部における環状のシール部材３２によって、リ
ング状の延長部２６及びカバーエレメント３１に対して
シールされている。カバーエレメントにおいて内周部に
は環状の肩部３３が形成されており、この肩部３３に
は、図示の実施例では皿ばねとして形成されたばねエレ
メント３４が接触している。このばねエレメント３４は
その内周部の領域において、端面側で円板２８に支持さ
れている。皿ばね３４によって円板２８は、共通の端面
２７に向かって押圧される。
面を起点として、全周にわたって分配されていてそれぞ
れ９０°だけずらされて配置された４つのベーンもしく
はウェブ２２ａ〜２２ｄが延びており、これらのウェブ
２２ａ〜２２ｄは、内側部分の外周部２３に密に接触し
ており、そしてこれらのウェブ２２ａ〜２２ｄによっ
て、容積車の４つの容積室（Zellen）が形成される。内
側部分のウェブ１６ａ〜１６ｄとウェブ２２ａ〜２２ｄ
とによって、各容積室においてはそれぞれ２つの圧力室
２４ａ〜２４ｄ，２５ａ〜２５ｄが形成され、かつ周方
向において制限される。容積車１８もしくは環状の縁部
２０には、軸端部とは反対の側にリング状の延長部２６
が形成されている。ウェブ１６ａ〜１６ｄ，２２ａ〜２
２ｄの、軸端部とは反対側の端面と、縁部２０の、リン
グ状の延長部２６の内周面にまで達する領域は、平らに
加工されており、かつ共通の端面２７を形成している。
この端面２７には、リングピストンとして機能する円板
２８が接触しており、この円板２８は、環状の縁部２６
の内周面２９にまで達している。リングピストンとして
機能するこの円板２８は、その内側面で、カム軸の円錐
形区分３にまで達しており、そこで環状のシール部材３
０によってカム軸及び内側部分に対してシールされてい
る。円板２８は軸端部とは反対の側において、容積車と
結合された環状のカバーエレメント３１によって、軸方
向において固定される。このリング状のカバーエレメン
トは、図示の実施例では全周にわたって分配配置された
複数のねじによって、リング状の延長部２６の領域にお
いて、容積車とねじ結合されている。そして円板２８は
その外周部における環状のシール部材３２によって、リ
ング状の延長部２６及びカバーエレメント３１に対して
シールされている。カバーエレメントにおいて内周部に
は環状の肩部３３が形成されており、この肩部３３に
は、図示の実施例では皿ばねとして形成されたばねエレ
メント３４が接触している。このばねエレメント３４は
その内周部の領域において、端面側で円板２８に支持さ
れている。皿ばね３４によって円板２８は、共通の端面
２７に向かって押圧される。
【００１８】圧力室２４ａ〜２４ｄは、内側部分１４内
を延びる各１つの半径方向孔３５ａ〜３５ｄを介してリ
ング溝１２と接続されている。圧力室２５ａ〜２５ｄは
同様に、各１つの半径方向孔３６ａ〜３６ｄを介してリ
ング溝１３と接続されている。
を延びる各１つの半径方向孔３５ａ〜３５ｄを介してリ
ング溝１２と接続されている。圧力室２５ａ〜２５ｄは
同様に、各１つの半径方向孔３６ａ〜３６ｄを介してリ
ング溝１３と接続されている。
【００１９】カム軸軸受７におけるリング溝８；９は、
略示された各１つの圧力媒体導管３７；３８を介して、
図示の実施例では４ポート３位置方向切換え制御弁とし
て形成された制御弁３９と接続されている。この制御弁
３９は一方では圧力媒体源４０と接続されており、この
圧力媒体源４０は例えば、内燃機関のカム軸駆動装置内
部における使用時には、潤滑剤ポンプである。制御弁３
９は他方では、例えば圧力媒体タンクである圧力媒体戻
り部４１に接続されている。制御弁３９の中立的な切換
え位置ＩＩでは、圧力媒体源４０もしくは圧力媒体戻り
部４１と各圧力室２４ａ〜２４ｄ；２５ａ〜２５ｄとの
間における圧力媒体接続は中断されている。
略示された各１つの圧力媒体導管３７；３８を介して、
図示の実施例では４ポート３位置方向切換え制御弁とし
て形成された制御弁３９と接続されている。この制御弁
３９は一方では圧力媒体源４０と接続されており、この
圧力媒体源４０は例えば、内燃機関のカム軸駆動装置内
部における使用時には、潤滑剤ポンプである。制御弁３
９は他方では、例えば圧力媒体タンクである圧力媒体戻
り部４１に接続されている。制御弁３９の中立的な切換
え位置ＩＩでは、圧力媒体源４０もしくは圧力媒体戻り
部４１と各圧力室２４ａ〜２４ｄ；２５ａ〜２５ｄとの
間における圧力媒体接続は中断されている。
【００２０】制御弁３９の切換え位置Ｉにおいて圧力媒
体源４０は、リング溝９と軸方向孔６とリング溝１３と
を介して圧力室２５ａ〜２５ｄに接続されており、これ
に対して圧力室２４ａ〜２４ｂは、リング溝１２と軸方
向孔５とリング溝８とを介して圧力媒体戻り部４１に接
続されている。圧力室２５ａ〜２５ｄにおける圧力が、
圧力媒体源との接続に基づいて所定の圧力レベルを上回
ると、リングピストン２８は皿ばね３４の作用に抗して
端面２７から持ち上げられ、その結果内側部分は容積車
に対して、図１に示された配置形式及び視線方向では、
圧力室における圧力差に基づいて時計回り方向に回動す
る。
体源４０は、リング溝９と軸方向孔６とリング溝１３と
を介して圧力室２５ａ〜２５ｄに接続されており、これ
に対して圧力室２４ａ〜２４ｂは、リング溝１２と軸方
向孔５とリング溝８とを介して圧力媒体戻り部４１に接
続されている。圧力室２５ａ〜２５ｄにおける圧力が、
圧力媒体源との接続に基づいて所定の圧力レベルを上回
ると、リングピストン２８は皿ばね３４の作用に抗して
端面２７から持ち上げられ、その結果内側部分は容積車
に対して、図１に示された配置形式及び視線方向では、
圧力室における圧力差に基づいて時計回り方向に回動す
る。
【００２１】制御弁の切換え位置ＩＩＩにおいて圧力負
荷が逆転すると、所定の圧力レベルが得られた時に内側
部分は、容積車に対して逆方向に回動する。
荷が逆転すると、所定の圧力レベルが得られた時に内側
部分は、容積車に対して逆方向に回動する。
【００２２】皿ばね３４のプレロード（Vorspannung）
は、装置全体の寸法比に関連してかつリングピストン２
８の負荷される端面に関連して次のように、すなわち、
圧力媒体供給が規定された運転圧に達した場合に、円板
もしくはリングピストンの持ち上がりが可能になるよう
に、ひいては内側部分と容積車との相対的な回動が解放
されるように、設定される。
は、装置全体の寸法比に関連してかつリングピストン２
８の負荷される端面に関連して次のように、すなわち、
圧力媒体供給が規定された運転圧に達した場合に、円板
もしくはリングピストンの持ち上がりが可能になるよう
に、ひいては内側部分と容積車との相対的な回動が解放
されるように、設定される。
【００２３】上に述べた実施例とは異なり、図３に示さ
れた実施例では、リングピストンとして働く円板２８の
負荷は両方の端面において、ハイドロリック的に行われ
る。そのために円板の、共通の端面２７とは反対の側に
は、圧縮ばねは配置されておらず、その代わりに、円板
と、カム軸もしくは円錐形区分３にまで達するカバーエ
レメント３１ａとの間における中間室４２が、ハイドロ
リック的に負荷されることができ、したがってこの中間
室４２は圧力室４３として働く。この圧力室４３は、図
示の実施例では２ポート２位置方向切換え制御弁として
形成された第２の制御弁４４を介して、圧力媒体源４０
と接続されている。
れた実施例では、リングピストンとして働く円板２８の
負荷は両方の端面において、ハイドロリック的に行われ
る。そのために円板の、共通の端面２７とは反対の側に
は、圧縮ばねは配置されておらず、その代わりに、円板
と、カム軸もしくは円錐形区分３にまで達するカバーエ
レメント３１ａとの間における中間室４２が、ハイドロ
リック的に負荷されることができ、したがってこの中間
室４２は圧力室４３として働く。この圧力室４３は、図
示の実施例では２ポート２位置方向切換え制御弁として
形成された第２の制御弁４４を介して、圧力媒体源４０
と接続されている。
【００２４】この第２の制御弁４４は次のように、すな
わちそのばね負荷された中立位置Ａにおいては圧力室３
４と圧力媒体源４０との間における接続が開放され、か
つ遮断位置Ｂにおいてはこの接続が遮断されるように、
構成されている。この圧力室に関連して、リングピスト
ンとして働く円板２８の、相応に大きく形成された有効
なハイドロリック的な面によって、極めて小さな系圧に
おいて確実なクランプを達成することが保証される。第
１の制御弁３９の操作による、容積車１８に対する内側
部分１４の回動は、圧力室３４に向けられた側における
明らかに大きなハイドロリック的な作用面に基づいて、
第２の制御弁４４が遮断位置Ｂにもたらされた場合に初
めて可能である。これによって適当な圧力監視時には、
回動の解放もしくはクランプの中断が、規定された低い
圧力レベルの存在時に初めて可能になる、ということを
保証することができる。
わちそのばね負荷された中立位置Ａにおいては圧力室３
４と圧力媒体源４０との間における接続が開放され、か
つ遮断位置Ｂにおいてはこの接続が遮断されるように、
構成されている。この圧力室に関連して、リングピスト
ンとして働く円板２８の、相応に大きく形成された有効
なハイドロリック的な面によって、極めて小さな系圧に
おいて確実なクランプを達成することが保証される。第
１の制御弁３９の操作による、容積車１８に対する内側
部分１４の回動は、圧力室３４に向けられた側における
明らかに大きなハイドロリック的な作用面に基づいて、
第２の制御弁４４が遮断位置Ｂにもたらされた場合に初
めて可能である。これによって適当な圧力監視時には、
回動の解放もしくはクランプの中断が、規定された低い
圧力レベルの存在時に初めて可能になる、ということを
保証することができる。
【００２５】図３に示された実施例によるハイドロリッ
ク式の制御とは異なり、図４に示されたハイドロリック
式の制御は、第２の制御弁の機能が一体に組み込まれて
いる制御弁４５によって行われる。この場合制御弁４５
は例えば６ポート３位置方向切換え制御弁として形成さ
れており、円板における圧力室４３は制御弁の中立位置
ＩＩにおいて常に圧力を負荷されている。切換え弁であ
る制御弁４５の切換え位置Ｉ，ＩＩＩにおいては、これ
に対して圧力媒体源とリングピストンにおける圧力室と
の間の圧力媒体接続は中断されており、その結果クラン
プは解除され、容積車に対する内側部分の回動が可能に
なる。
ク式の制御とは異なり、図４に示されたハイドロリック
式の制御は、第２の制御弁の機能が一体に組み込まれて
いる制御弁４５によって行われる。この場合制御弁４５
は例えば６ポート３位置方向切換え制御弁として形成さ
れており、円板における圧力室４３は制御弁の中立位置
ＩＩにおいて常に圧力を負荷されている。切換え弁であ
る制御弁４５の切換え位置Ｉ，ＩＩＩにおいては、これ
に対して圧力媒体源とリングピストンにおける圧力室と
の間の圧力媒体接続は中断されており、その結果クラン
プは解除され、容積車に対する内側部分の回動が可能に
なる。
【００２６】上に述べた実施例とは異なり、リングピス
トンもしくは円板は、内側部分のウェブ又はベーンと又
は容積車と回動不能に結合されていて、クランプ作用を
得るためにそれぞれ他方の部材（容積車又は内側部分）
の端面とだけ共働するように構成することも可能であ
る。
トンもしくは円板は、内側部分のウェブ又はベーンと又
は容積車と回動不能に結合されていて、クランプ作用を
得るためにそれぞれ他方の部材（容積車又は内側部分）
の端面とだけ共働するように構成することも可能であ
る。
【図１】軸端部から見た本発明による装置の第１実施例
を示す図である。
を示す図である。
【図２】図１のＩＩ−ＩＩ線に沿った断面図である。
【図３】本発明の第２実施例を示す、図２に相当する断
面図である。
面図である。
【図４】ハイドロリック式の制御形式の別の実施例を示
す図である。
す図である。
１ カム軸、 ２ 肩部、 ３ 円錐形区分、 ４ ね
じ山付ピン、 ５，６孔、 ７ カム軸軸受、 ８，９
リング溝、 １０，１１ 半径方向孔、１２，１３
リング溝、 １４ 内側部分、 １５ ナット、 １６
ａ〜１６ｄウェブ、 １７ 内側面、 １８ 容積車、
１９ 底部、 ２０ 縁部、２１ 歯列、 ２２ａ〜
２２ｄ ウェブ、 ２３ 外周部、 ２４ａ〜２４ｃ，
２５ａ〜２５ｃ 圧力室、 ２６ 延長部、 ２７ 端
面、 ２８ 円板（リングピストン）、２９ 内周面、
３０ シール部材、 ３１，３１ａ カバーエレメン
ト、 ３２ シール部材、 ３３ 肩部、 ３４ ばね
エレメント（皿ばね）、 ３５ａ〜３５ｄ，３６ａ〜３
６ｄ 半径方向孔、 ３７，３８ 圧力媒体導管、 ３
９ 制御弁、 ４０ 圧力媒体源、 ４１ 圧力媒体戻
り部（圧力媒体タンク）、 ４２ 中間室、 ４３ 圧
力室、 ４４ 制御弁、 ４５ 制御弁
じ山付ピン、 ５，６孔、 ７ カム軸軸受、 ８，９
リング溝、 １０，１１ 半径方向孔、１２，１３
リング溝、 １４ 内側部分、 １５ ナット、 １６
ａ〜１６ｄウェブ、 １７ 内側面、 １８ 容積車、
１９ 底部、 ２０ 縁部、２１ 歯列、 ２２ａ〜
２２ｄ ウェブ、 ２３ 外周部、 ２４ａ〜２４ｃ，
２５ａ〜２５ｃ 圧力室、 ２６ 延長部、 ２７ 端
面、 ２８ 円板（リングピストン）、２９ 内周面、
３０ シール部材、 ３１，３１ａ カバーエレメン
ト、 ３２ シール部材、 ３３ 肩部、 ３４ ばね
エレメント（皿ばね）、 ３５ａ〜３５ｄ，３６ａ〜３
６ｄ 半径方向孔、 ３７，３８ 圧力媒体導管、 ３
９ 制御弁、 ４０ 圧力媒体源、 ４１ 圧力媒体戻
り部（圧力媒体タンク）、 ４２ 中間室、 ４３ 圧
力室、 ４４ 制御弁、 ４５ 制御弁
フロントページの続き (71)出願人 598173269 ヒドラウリク リング ゲゼルシャフト ミット ベシュレンクテル ハフツング ドイツ連邦共和国 ニュルティンゲン ヴ ェーバーシュトラーセ 17 (72)発明者 アルフレート トルツミール ドイツ連邦共和国 グラーフェンベルク アルプシュトラーセ ９ (72)発明者 ヴォルフガング シュテファン ドイツ連邦共和国 ボル ドーベルシュト ラーセ 26 (72)発明者 アクセル−ヴィリー ヨヒム ドイツ連邦共和国 ニュルティンゲン イ ム ミュールガルテン ５
Claims (8)
- 【請求項１】 駆動プーリ（１８）に対して軸（１）特
に内燃機関のカム軸（１）をハイドロリック式に回転角
調節する装置であって、軸と回動不能に結合された内側
部分（１４）が設けられていて、該内側部分（１４）
が、少なくともほぼ半径方向に延びるウェブ（１６ａ〜
１６ｄ）又はベーンを有しており、さらに駆動される容
積車（１８）が設けられていて、該容積車（１８）が全
周にわたって分配配置された複数の容積室を有してお
り、該容積室が、その中で角度運動可能に案内されたウ
ェブ又はベーンによって、それぞれ２つの圧力室（２４
ａ〜２４ｄ，２５ａ〜２５ｄ）に分割されており、該圧
力室（２４ａ〜２４ｄ，２５ａ〜２５ｄ）の圧力負荷時
に、内側部分が容積車に対して相対的に回動させられる
ようになっており、さらに、容積車に対する内側部分の
回転位置を固定する手段が設けられている形式のものに
おいて、回転位置を固定する手段が、リングピストン
（２８）を有しており、該リングピストン（２８）が、
ウェブ又はベーン又は容積車の少なくとも１つの端面
（２７）と共働することを特徴とする、駆動プーリに対
して軸をハイドロリック式に回転角調節する装置。 - 【請求項２】 リングピストン（２８）が、ウェブ又は
ベーンと容積車との共通の端面（２７）と共働する、請
求項１記載の装置。 - 【請求項３】 リングピストン（２８）が圧力室（２４
ａ〜２４ｄ，２５ａ〜２５ｄ）を、軸方向の端面（２
７）の領域においてシールする、請求項１又は２記載の
装置。 - 【請求項４】 リングピストン（２８）が圧力室（２４
ａ〜２４ｄ，２５ａ〜２５ｄ）とは反対の側において、
容積車（１８）と結合されたカバーエレメント（３１，
３１ａ）と接触する、請求項１から３までのいずれか１
項記載の装置。 - 【請求項５】 リングピストン（２８）がばねエレメン
ト（３４）の作用によって、容積車及びウェブ又はベー
ンとクランプ作用をもって接触する、請求項１から４ま
でのいずれか１項記載の装置。 - 【請求項６】 ばねエレメントが皿ばね（３４）として
形成されていて、リングピストン（２８）とシールエレ
メント（３１）との間に配置されている、請求項１から
５までのいずれか１項記載の装置。 - 【請求項７】 リングピストン（２８）のクランプ作用
が、ばねエレメント（３４）の作用に抗して、圧力室
（２４ａ〜２４ｄ，２５ａ〜２５ｄ）の一部を圧力負荷
することによってハイドロリック式に消滅可能である、
請求項１から６までのいずれか１項記載の装置。 - 【請求項８】 リングピストン（２８）が、圧力室（２
４ａ〜２４ｄ，２５ａ〜２５ｄ）とは反対の側における
ハイドロリック式の圧力負荷によって、クランプ作用を
もった接触状態にもたらされる、請求項１から７までの
いずれか１項記載の装置。
Applications Claiming Priority (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| DE19756015A DE19756015A1 (de) | 1997-12-17 | 1997-12-17 | Vorrichtung zur hydraulischen Drehwinkelverstellung einer Welle zu einem Antriebsrad |
| DE19756015.6 | 1997-12-17 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH11257033A true JPH11257033A (ja) | 1999-09-21 |
| JP4204124B2 JP4204124B2 (ja) | 2009-01-07 |
Family
ID=7852184
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP35905398A Expired - Fee Related JP4204124B2 (ja) | 1997-12-17 | 1998-12-17 | 駆動プーリに対して軸をハイドロリック式に回転角調節する装置 |
Country Status (7)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US6053138A (ja) |
| EP (1) | EP0924392B1 (ja) |
| JP (1) | JP4204124B2 (ja) |
| KR (1) | KR100504643B1 (ja) |
| CN (1) | CN1157529C (ja) |
| DE (2) | DE19756015A1 (ja) |
| ES (1) | ES2155276T3 (ja) |
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| JP2000282821A (ja) * | 1999-03-31 | 2000-10-10 | Aisin Seiki Co Ltd | 弁開閉時期制御装置 |
| US6336433B1 (en) * | 1999-04-14 | 2002-01-08 | Daimlerchrysler Ag | Apparatus for adjusting the relative angle of a cam shaft |
| WO2001000967A1 (fr) * | 1999-06-25 | 2001-01-04 | Mitsubishi Denki Kabushiki Kaisha | Mécanisme de blocage pour dispositif de réglage de soupape |
| DE19929394A1 (de) * | 1999-06-26 | 2000-12-28 | Schaeffler Waelzlager Ohg | Verfahren zur Ansteuerung einer Vorrichtung zum Variieren der Ventilsteuerzeiten einer Brennkraftmaschine, insbesondere einer Nockenwellen-Verstelleinrichtung mit hydraulisch entriegelbarer Startverriegelung |
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| US6311655B1 (en) | 2000-01-21 | 2001-11-06 | Borgwarner Inc. | Multi-position variable cam timing system having a vane-mounted locking-piston device |
| DE60013549T2 (de) * | 1999-12-28 | 2005-02-03 | Borgwarner Inc., Auburn Hills | Variable Ventilsteuerungseinrichtung mit einem Verriegelungsschieber |
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| US6263846B1 (en) | 1999-12-28 | 2001-07-24 | Borgwarner Inc. | Control valve strategy for vane-type variable camshaft timing system |
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| US6763791B2 (en) | 2001-08-14 | 2004-07-20 | Borgwarner Inc. | Cam phaser for engines having two check valves in rotor between chambers and spool valve |
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| JP3906763B2 (ja) * | 2002-08-28 | 2007-04-18 | アイシン精機株式会社 | 弁開閉時期制御装置 |
| US6883479B2 (en) * | 2002-11-04 | 2005-04-26 | Borgwarner Inc. | VCT phaser having an electromagnetic lock system for shift and lock operation |
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| DE102004049785B4 (de) | 2004-10-12 | 2006-09-21 | Hydraulik-Ring Gmbh | Nockenwellenversteller mit Veränderungssicherung |
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| US7240651B1 (en) | 2006-03-30 | 2007-07-10 | Ford Global Technologies, Llc | Variable cam timing damper |
| JP4640616B2 (ja) * | 2006-08-23 | 2011-03-02 | アイシン精機株式会社 | 弁開閉時期制御装置 |
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| DE102009051310A1 (de) | 2009-10-29 | 2011-05-05 | Schaeffler Technologies Gmbh & Co. Kg | Befestigungsanordnung eines Nockenwellenverstellers |
| DE102010045358A1 (de) * | 2010-04-10 | 2011-10-13 | Hydraulik-Ring Gmbh | Schwenkmotornockenwellenversteller mit einem Hydraulikventil |
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| DE102012212268B4 (de) | 2012-07-13 | 2021-02-18 | Schaeffler Technologies AG & Co. KG | Antriebssystem für eine Elektrische Achse mit Zwei-Gang-Getriebe |
| DE102012214764B4 (de) * | 2012-08-20 | 2018-04-26 | Schaeffler Technologies AG & Co. KG | Befestigungsanordnung zur Verbindung eines Nockenwellenverstellers mit einem Nockenwellenende einer Nockenwelle |
| JP6769253B2 (ja) * | 2016-11-14 | 2020-10-14 | アイシン精機株式会社 | 弁開閉時期制御装置 |
| CN107320209A (zh) * | 2017-06-21 | 2017-11-07 | 泉州臻美智能科技有限公司 | 一种基于涡卷弹簧储能液压泵驱动的牙刷 |
| CN114060116A (zh) * | 2020-08-04 | 2022-02-18 | 深圳臻宇新能源动力科技有限公司 | 可变气门正时组件、油液系统以及车辆 |
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|---|---|---|---|---|
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| JPH0192504A (ja) * | 1987-09-30 | 1989-04-11 | Aisin Seiki Co Ltd | 弁開閉時期制御装置 |
| DE3937644A1 (de) * | 1989-11-11 | 1991-05-16 | Bayerische Motoren Werke Ag | Vorrichtung zur hydraulischen drehwinkelverstellung einer welle relativ zu einem antriebsrad, insbesondere nockenwelle fuer brennkraftmaschinen |
| US5205248A (en) * | 1990-11-16 | 1993-04-27 | Atsugi Unisia Corp. | Intake- and/or exhaust-valve timing control system for internal combustion engines |
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