JPH11256751A - 勾配屋根上の屋上建築 - Google Patents

勾配屋根上の屋上建築

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JPH11256751A
JPH11256751A JP10531898A JP10531898A JPH11256751A JP H11256751 A JPH11256751 A JP H11256751A JP 10531898 A JP10531898 A JP 10531898A JP 10531898 A JP10531898 A JP 10531898A JP H11256751 A JPH11256751 A JP H11256751A
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roof floor
rooftop
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Kentaro Takeuchi
賢太郎 竹内
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  • Steps, Ramps, And Handrails (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】一戸建住宅、文化住宅、アパート、小規模商工
業域の建物等の勾配屋根で、屋上がない所、庭が狭い
所、日照条件が悪い所、又は、これらに関係なく屋上を
必要とする所に屋上を設置する。屋上が空間に広がりと
変化を与え、土地に代わるエリアができ、ライフスタイ
ルが狭い土地から広い屋上に移行し、環境面だけでな
く、生活面からもゆとりと開放感の場を提供する。 【構成】勾配屋根の屋根に負担を掛けず、屋根より浮か
した上部の位置に屋根上全域、又は部分的にわたって、
家の外部の周囲を覆う形で、鉄骨を適度に組み合わせた
構造上に屋上を設置する。屋上への昇降は、一般的に利
用価値がある選択した場所からの階段とエレベータを併
用するが、階段だけにして使用することもできる。屋上
には床板、柵、階段は踏面、柵を設置し、屋上に仕切塀
を効果的な所に設けるようにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】本発明は、勾配屋根の上部に屋根に負担が
掛からないように、屋根より浮かした位置に屋上を設置
する。従って、一戸建住宅、文化住宅、アパート、小規
模商工業域の建物等の勾配屋根で、屋上がない所、庭が
狭い所、日照条件が悪い所、又は、これらに関係なく屋
上を必要とする所に適用するものである。
【0002】従来、市街地の一戸建住宅、文化住宅、ア
パートは一般的に庭が狭く、ベランダもやっと洗濯物を
干せる程度である。又、勾配屋根の屋根上の一部を直接
利用して、一角をベランダ風屋上に仕立てている光景は
見かける。
【0003】本発明は、一戸建住宅、文化住宅、アパー
ト等の庭が狭い所、日照条件が悪い所に屋上を設置する
ことで、屋上が空間に広がりと変化を与える。土地に代
わるエリアができ、ライフスタイルが狭い土地から広い
屋上に移行し、環境面だけでなく、生活面からもゆとり
と開放感の場を提供する。
【0004】 勾配屋根の屋根に屋上の重量負担が掛
からないように、屋根より浮かした上部の位置に屋根上
全域、又は部分的にわたって屋上を設置する。屋上の総
重量を支えるため地面上、又は地中よりの基礎に、鉄骨
の柱を取り付ける。家の外部の周囲を覆う形で、鉄骨を
縦、横に何本か、又、必要に応じては斜め、筋交いに入
れて強度的に安定したものを、組み合わせた構造上に屋
上を設ける。一般的には、鉄骨が露出した状態で設置す
る。鉄骨は防錆処理がされており、仕上げ塗装色が建物
(家の外壁)と調和し、鉄骨の組み合わせ構造も強度だ
けでなく、同様に美観への考慮も必要である。又、窓、
扉、ベランダ部などに面する所に鉄骨が直接通る、鉄骨
の組み合わせ構造は極力避ける工夫をし、生活上支障が
ないようにする。鉄骨を外部から見えないように壁板材
で覆ったり、敷地全域が建物(家)で、土地に余裕がな
い場合の屋上設置など、特別な実施方法もある。 屋上への昇降は、一般的には各階のベランダ、又は
玄関、庭先からの一番よく利用する場所からの一つの階
段、及び、二つ以上の場所からの階段とエレベータを併
用するのが便利である。エレベータ設置はなしで、階段
だけにして使用することもできる。屋上には床板、柵、
階段は踏面、柵を設置し、近所合壁が接近している所は
プライバシー保護用として、屋上に仕切塀を必要で効果
的な所に設けるようにした。屋上の床板、柵、階段の踏
面、柵は防錆処理し、床板、踏面表面は断熱消音性にす
る。屋上には水道、排水溝、照明、コンセント等を設置
する。
【0005】 階段、又はエレベータを利用すること
で各階、部屋からの屋上へのアクセスが自由にでき、屋
上をライフスタイルの空間として利用できる。 生活面では、物置棚や物置き場所・干し物(洗濯
物,布団類,その他)・農園などができる。 趣味では、一部のスポーツ・園芸・観覧(風景,天
文)・ペット類の飼育・日光浴・プール遊びなどが楽し
める。 ナチュラル志向のアウトドアの気分が楽しめる。 その他、多目的屋上としても利用できる。
【0006】 まず、どの程度の屋上の広さにするか
を敷地の大きさ、家の大きさ、隣の家との接近度、周囲
の環境等を照合して決定する。屋上に配備する積載量、
設備等を含んだ屋上の総重量を検討の上、支える鉄骨の
大きさ、使用本数を選定し、協調した物を使用するよう
にする。基礎は強固で屋上を支えるのに適正であるこ
と。家の外部の周囲を覆う形で、鉄骨を組み合わせた構
造上に屋上を設ける。鉄骨は防錆処理がされており、仕
上げ塗装色が建物(家の外壁)と調和し、鉄骨の組み合
わせ構造も強度だけでなく、同様に美観への考慮も必要
である。又、窓、扉、ベランダ部などに面する所に鉄骨
が直接通る、鉄骨の組み合わせ構造は極力避ける工夫を
し、生活上支障がないようにする。 鉄骨が見えるのが気になる場合は、防錆処理だけで
仕上げ塗装をやめ、壁板材で鉄骨が見えないように地面
上から軒下、又は屋上までの家の周囲を必要箇所に応じ
て覆うようにする。但し、床下、天井の空気孔、窓、
扉、ベランダ等は塞がないようにする。壁板材より、は
み出る部分の鉄骨は仕上げ塗装が必要である。特に屋上
まで覆う場合は、空気の流通を良くするために壁板材に
空気孔を設けるようにする。一般的には、鉄骨が露出し
た状態で設置する。 敷地全域にわたって建物(家)があり、屋上を支え
る鉄骨、基礎の設置場所に余裕がない場合は、許せる範
囲で建物(家)に接触、或いは、食い込む形で、建物
(家)域に侵入する格好をとることになる。これは、あ
くまで敷地全域が建物(家)で、殆ど土地に余裕がない
状態であるが、どうしても屋上を設置したい場合の、特
別な実施方法である。勿論、この場合は建物(家)の破
壊部分補修も、同時に実施する必要がある。 屋上への昇降は、一般的には各階のベランダ、又は
玄関、庭先からの一番よく利用する場所からの一つの階
段、及び、二つ以上の場所からの階段とエレベータを併
用するのが便利である。エレベータ設置はなしで、階段
だけにして使用することもできる。屋上には床板、柵、
階段は踏面、柵を設置し、近所合壁が接近している所は
プライバシー保護用として、屋上に仕切塀を必要で効果
的な所に設けるようにする。屋上の床板、柵、階段の踏
面、柵は防錆処理、仕上げ塗装ができている物。又は錆
が出ない材質の物を選定し、床板、踏面は断熱性、消音
性等にも富んだ材質の物を使用するか、床板、踏面の表
面上に断熱性、消音性に富んだ材質の物を接着するよう
にする。 屋上には水道の配管、同時に排水溝、これは雨水の
水はけ用としても配備する。又、屋上は昼夜利用するた
め夜問用照明、コンセント等を設置する。各家、各自に
合った生活、趣味などの状況から必要な各設備等を配備
し、利用できるようにする。又、多目的屋上としての機
能を活用できる設置条件を整理した配慮が必要である。
これは各家、各自によって選択することであって、実
施、利用方法については、この限りではない。
【0007】 限られた狭い敷地でも、最大で、その
敷地に近い広さの屋上を利用することができ、生活環
境、エリアの幅を広げることができ効果的である。 屋上は生活、趣味面などの利用範囲が広く、活用性
がある。 屋上を各家、各自に合った利用法が可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】 家の屋根上に屋上を設置した斜視図
【図2】 家の屋根上に屋上を設置した正面図
【図3】 家の屋根上に屋上を設置した側面図
【符号の説明】
A: 屋上 B: 鉄骨 C: 階段 D: エレベータ E: 屋上仕切塀 F: 屋根 G: ベランダ H: 基礎 1: 屋上床板 2: 屋上柵 3: 階段踏面 4: 階段柵
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成10年6月15日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】特許請求の範囲
【補正方法】変更
【補正内容】
【特許請求の範囲】
【請求項2】屋上への昇降は、一般的には各階のベラン
ダ、又は玄関、庭先などの利用価値がある選択した場所
からの階段とエレベータを併用するが、階段だけにして
使用することもできる。屋上には床板、柵、階段は踏
面、柵を設置し、近所合壁が接近している所はプライバ
シー保護用として、屋上に仕切塀を効果的な所に設ける
ようにしたものを特徴とする請求項1記載の勾配屋根上
の屋上建築。
【手続補正書】
【提出日】平成10年12月24日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】特許請求の範囲
【補正方法】変更
【補正内容】
【特許請求の範囲】

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】勾配屋根の屋根に負担が掛からないよう
    に、屋根より浮かした上部の位置に屋根上全域、又は部
    分的にわたって屋上を設置する。屋上は屋上の支えを適
    正にするため地面上、又は地中よりの基礎に、鉄骨の柱
    を取り付け、家の外部の周囲を覆う形で、鉄骨を適度に
    組み合わせた構造上に設けたもの。
  2. 【請求項2】屋上への昇降は、一般的には各階のベラン
    ダ、又は玄関、庭先などの利用価値がある選択した場所
    からの階段とエレベータを併用するが、階段だけにして
    使用することもできる。屋上には床板、柵、階段は踏
    面、柵を設置し、近所合壁が接近している所はプライバ
    シー保護用として、屋上に仕切塀を効果的な所に設ける
    ようにしたものを特徴とする。
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