JPH1125661A - 光ディスク装置 - Google Patents

光ディスク装置

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Publication number
JPH1125661A
JPH1125661A JP9173956A JP17395697A JPH1125661A JP H1125661 A JPH1125661 A JP H1125661A JP 9173956 A JP9173956 A JP 9173956A JP 17395697 A JP17395697 A JP 17395697A JP H1125661 A JPH1125661 A JP H1125661A
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JP
Japan
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signal
optical disk
optical
recording
sound
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JP9173956A
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English (en)
Inventor
Minoru Yonezawa
澤 実 米
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Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 光ディスク装置内に騒音や雑音が発生して
も、この影響を可及的に抑制することを可能にする。 【解決手段】 撮像用レンズ1と、この撮像用レンズを
介して入射された光信号を映像信号に変換する撮像素子
2と、光ディスクの情報記録面に光学ビームスポットを
形成して映像信号および音声信号を記録する信号記録部
11と、信号記録部を内部に収容する筐体部と、筐体部
の外部の音声信号を収集する集音手段6と、筐体部の内
部で発生する音を検出する検出手段9,10と、集音手
段によって集音された音声信号から検出手段によって検
出された音を除去するように音声信号の補正処理を行う
音声信号補正手段7と、映像信号と補正処理された音声
信号が光ディスクの情報記録面に記録されるように信号
記録部を制御する信号記録制御部20と、を備えている
ことを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、被写体を連続的に
撮像して映像信号に変換し、この映像信号を光ディスク
または光磁気ディスクに記録する光ディスク装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】被写体を撮像して映像信号に変換する撮
像装置と、撮像装置によって変換された映像信号を光デ
ィスクに記録する光ディスク記録装置とからなるカメラ
一体型光ディスク装置は、主に業務用の光ディスク装置
として従来提案されている。この業務用の光ディスク装
置は撮像者の肩に乗せながら撮像することも可能となる
ように構成されるもので、一般に指向性の強い集音マイ
クが前方に配置され、この集音マイクによって音声情報
が収集されて映像信号と同時に記録される。
【0003】しかしここで、光ディスク装置が小型にな
る、いわゆるハンディータイプの光ディスク装置を想定
すると、図7、図8に示すように集音マイク6が、記録
手段である光ディスク記録装置11のごく近傍に設けら
れる構成となる。このように集音マイク6が光ディスク
装置50の前方(撮像用レンズ1が設けられている方
向)または上方に配置されたときに、そもそも光ディス
ク装置50が小型であるのでスペース上の問題から、光
ディスク13の回転音など光ディスク装置50の内部の
光ディスク記録装置11で発生する騒音、すなわち録音
すべきではない情報を、収集してしまうことが避けられ
ない構成となっているのである。
【0004】ここで対象としている光ディスク記録装置
11を備えた光ディスク装置50において、録音すべき
情報のみを収集する手段として、例えば、集音マイク6
の指向性を強くして被写体の近辺の音声情報のみを効率
よく収集するように構成することも可能である。しかし
この場合、光ディスク装置50の後部(撮像用ファイン
ダ51が設けられている側)で発生する撮像者の音声な
ど、付加的に必要となる音声情報をも排除してしまう結
果となる。このように指向性を強くするとその副作用が
大きい。
【0005】また一方、光ディスク装置50の内部で発
生する音は意外に大きい雑音なのである。
【0006】例えば、光ディスク装置50が駆動された
ときに、光ディスク13はディスクモータ12によって
回転されるが、この回転時に光ディスク13の振動であ
る面振れが発生すると同時に、ディスクモータ12自体
の回転音も雑音となりうる。また、回転する光ディスク
13の情報記録面に正しくレーザビームが集光されるよ
うに駆動される対物レンズ(図示せず)のフォーカスア
クチュエータ(図示せず)は、一般にバネなどの弾性支
持部材で支持されるが、光ディスク13の回転に応じて
フォーカス方向に対物レンズが位置決めされる際に振動
し、振動音が発生する。さらには、光ディスク記録装置
の誤動作などによって、情報の記録再生を行う光学ヘッ
ド(図示せず)がこれを案内する案内軸に沿って暴走
し、ストッパ(図示せず)に衝突することも想定され、
この時の衝突音も一つの雑音として考えられる。
【0007】これらの雑音に対して、一般に光ディスク
装置は外乱の振動からその影響を免れるために、防振構
造がとられることがあり、光ディスク装置への外乱振動
の伝達を抑制するだけでなく、光ディスク装置内部から
外への外乱振動をも抑制する効果を持っている。しか
し、これで除去可能なのは概略500Hz以上の振動成
分であって、上に列記した振動源によって発生する音の
低周波成分は、いわゆる防振機構などによって除去され
ることが難しく、外部に漏れることが避けられないもの
である。
【0008】また、光ディスク装置の構成としては、光
ディスク装置の外部に対して防塵構造がとられている。
しかし、光ディスク装置の内部で発生する熱を逃すため
に、多少の隙間は許容されるように構成されるのが一般
的である。このような隙間を通過する形で、また光ディ
スク装置の外殻を伝達する形で、内部騒音はどうしても
漏れてしまい、これらの騒音や雑音が、収集すべき音声
信号に重ね合されて録音されるという問題点があった。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】上記のように、昨今の
光ディスク媒体の汎用化に伴い、撮像装置によって収集
された画像情報をも、光ディスクに手軽に記録ないし再
生する光ディスク装置が提案されている。しかし、これ
まで主に提案されているのは、業務用の光ディスク装置
であって、集音マイク部は光ディスク装置の前方などに
配置され、被写体の方向に非常に指向性が高く設けられ
ている構成となっている。
【0010】このため、集音マイクによって光ディスク
装置自体で発生する雑音などが収集されてしまうことが
少なかった。しかしいわゆるハンディータイプの光ディ
スク装置では、小型であるゆえに騒音源としての例えば
光ディスク記録装置のごく近傍に、集音マイク部が設け
られることとなり、光ディスク装置内部で発生する騒音
の影響が、収録される音声情報に混入することが避けら
れなかった。
【0011】そこで、本発明では上述した問題点を解決
するためになされたものであった。、光ディスク装置内
に騒音や雑音があった場合でも、この影響を可及的に抑
制することの可能な光ディスク装置を提供することを目
的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明による光ディスク
装置は、撮像用レンズと、この撮像用レンズを介して入
射された光信号を映像信号に変換する撮像素子と、情報
記録トラックを有する光ディスクを回転する回転駆動手
段と、前記光ディスクの情報記録面に光学ビームを集光
して光学ビームスポットを形成するスポット形成手段を
有する光学ヘッドと、前記光学ビームスポットが前記光
ディスクの情報記録面の目標位置に形成されるように前
記光学ヘッドを駆動する光学ヘッド駆動手段と、を有す
る信号記録部と、前記信号記録部を内部に収容する筐体
部と、前記筐体部の外部の音声信号を収集する集音手段
と、前記筐体部の内部で発生する音を検出する検出手段
と、前記集音手段によって集音された音声信号から前記
検出手段によって検出された音を除去するように音声信
号の補正処理を行う音声信号補正手段と、前記映像信号
と補正処理された音声信号が前記光ディスクの情報記録
面に記録されるように前記信号記録部を制御する信号記
録制御部と、を備えていることを特徴とする。
【0013】また、前記検出手段は前記筐体内部の音声
信号を収集する第2の集音手段と、この第2の集音手段
によって収集された音声信号を信号処理することによっ
てこの音声信号から前記筐体内部で発生する音を抽出す
る信号処理手段とを備えているように構成しても良い。
【0014】また、前記回転駆動手段は前記光ディスク
を回転させるディスクモータと、このディスクモータに
制御信号を送り所定の回転数となるように駆動制御する
駆動制御手段とを有し、前記検出手段は前記制御信号を
信号処理することによって前記ディスクモータの回転数
を求め、この求められた回転数に基づいて前記筐体の内
部の音を検出するように構成することも可能である。
【0015】また、前記信号記録制御部は、前記映像信
号と前記補正処理された音声信号との同期をとる同期手
段と、同期の取られた映像信号を前記光ディスクの情報
記録面に記録するように前記信号記録部を制御する映像
信号記録制御手段と、同期の取られた音声信号を前記光
ディスクの情報記録面に記録するように前記信号記録部
を制御する音声信号記録制御手段と、を備えているよう
に構成しても良い。
【0016】また、撮像用レンズと、この撮像用レンズ
を介して入射された光信号を映像信号に変換する撮像素
子と、情報記録トラックを有する光ディスクを回転する
回転駆動手段と、前記光ディスクの情報記録面に前記光
学ビームを集光して光学ビームスポットを形成するスポ
ット形成手段を有する光学ヘッドと、前記光学ビームス
ポットが前記光ディスクの情報記録面の目標位置に形成
されるように前記光学ヘッドを駆動する光学ヘッド駆動
手段と、を有する信号記録部と、前記信号記録部を内部
に収容する筐体部と、前記筐体部外殻に設けられ、この
筐体部の外部の音声信号を収集する集音手段と、前記集
音手段と前記筐体の外殻との間に設けられた防振手段
と、前記集音手段によって集音された音声信号と前記映
像信号が前記光ディスクの情報記録面に記録されるよう
に前記信号記録部を制御する信号記録制御部と、を備え
ているように構成しても良い。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照しながら本発明
の実施の形態について説明する。
【0018】図1は本発明による光ディスク装置の第1
の実施の形態の構成を示すブロック図である。撮像用レ
ンズ1を介して例えばCCD(Charge Coupled Device
)からなる固体撮像素子2に入力された被写体の映像
情報は、固体撮像素子2において映像信号となる電気信
号に変換され、映像信号として映像信号補正回路3に入
力される。この映像信号補正回路3において、映像信号
は手ブレ補正などの補正処理を受ける。一方、光ディス
ク装置外部で発生した音声情報は、外部音声集音マイク
(集音手段)6によって収集され、音声信号として音声
信号補正回路7に入力される。
【0019】一方、光ディスク装置内部で発生した騒音
を収集する目的で設けられた内部集音マイク(第2の集
音手段)9は、光ディスク装置内部での騒音および音声
情報を音声信号として収集し、その音声信号は信号処理
回路10に入力される。この信号処理回路10では、光
ディスク装置内部で発生した騒音および音声情報のう
ち、外部音声集音マイク6によって収集された音声情報
にも混入していると思われる外乱情報成分が抽出され
る。この抽出動作は、光ディスク装置内部で発生した騒
音の、外部音声集音マイク6までの伝達関数を用いてフ
ィルタ処理を行うことによって実現される。このように
して抽出された外乱情報成分が入力される音声信号補正
回路7では、同時に外部音声集音マイク6から入力され
た光ディスク装置外部の音声信号から、上記外乱情報成
分を減算などの処理によって除去することによって、純
粋に光ディスク装置外部で発生した音声信号を抽出す
る。ここで抽出された純粋な音声信号は、映像信号補正
回路3によって処理された映像信号と同様に、信号記録
制御部20の信号同期回路4に入力される。この信号同
期回路4では、音声信号と映像信号の同期を取り、フィ
ルタ演算処理などによってそれぞれの信号に生じた異な
る遅延時間を吸収し、同期させた形で、それぞれ信号記
録制御部20の音声信号記録制御回路8、映像信号記録
制御回路5に送出される。また、音声信号記録制御回路
8、映像信号記録制御回路5では、信号記録手段であ
る、光ディスク記録装置11などの記録手段に制御信号
を送りそれぞれの信号を記録するように制御する。
【0020】このような構成とすることによって、光デ
ィスク装置内部で発生した、いわゆる騒音が記録される
べき音声情報に重ね合されて記録されるのを避けること
ができ、純粋に必要な音声情報のみを記録することが可
能となる。
【0021】なお、音声信号補正回路7で実施される演
算としては、単純に、内部集音マイク9によって、光デ
ィスク装置内部で収集された音声信号を、外部音声集音
マイク6によって収集された音声信号から演算すること
で実現する構成としても構わない。ただし、外部音声が
内部集音マイク9によっても多少収集されている可能性
がある場合には、この減算によって本来記録されるべき
音声情報をも除去してしまう結果となる。これに対し
て、内部集音マイク9によって収集された音声信号に1
以下の適当な値を乗算の後、外部集音マイク6で収集さ
れた音声信号から減算することで、その影響を和らげる
構成とすることが可能である。こうした構成は、特に光
ディスク装置が外部に対して気密が保たれていないよう
に構成され、外部音声が装置内部に伝達しやすい構成と
なっているような場合に効果的である。
【0022】また、単に内部集音マイク9によって収集
された信号の位相を反転して加算する構成としても構わ
ないし、光ディスク装置内部で発生した騒音のうち、特
に低い周波数成分が内部集音マイク9に伝達される場
合、ローパス特性を有するフィルタ演算の構成としても
構わない。
【0023】さて、内部集音マイク9によって収集され
る光ディスク装置内部の音情報は、記録すべき音声情報
を補正するだけでなく、光ディスク装置の異常診断を行
うことに利用することも可能である。例えば、記録手段
である光ディスク記録装置11において、光学ヘッドが
外部から受ける振動などによって目標とするトラックに
位置決めできず、暴走してしまうことがある。例えばこ
の暴走現象が、突然発生する場合にはどうしようもない
が、徐々に状況が悪化して暴走するなどの現象に対して
は、状況の悪化に伴って、光ディスク装置の内部騒音ま
たは特定の周波数の騒音レベルが上昇するなどによっ
て、その状況の悪化が予知できる場合もある。これらの
状況悪化について、この実施の形態で示すように内部集
音マイク9を設け、光ディスク装置の内部音をモニタす
ることよって検知することが可能となるのである。
【0024】また、内部集音マイク9を設けた光ディス
ク装置の具体的構成について図2、図3に示す。図2
(a)はこの実施の形態の光ディスク装置の平面図、図
2(b)は正面図、図2(c)は側面図、図3は外観を
示す斜視図である。この実施の形態の光ディスク装置は
撮像者の右目に近接されるファインダー部51を有し、
このファインダー部51から撮像用レンズ1を見たと
き、装置の右側面が撮像者によって支持されるような構
成となっている。この実施の形態において、光ディスク
装置50に内蔵された光ディスク記録装置11に、内部
集音マイク9が設けられ、このマイク9によって収集さ
れた音声情報を用いて、光ディスク装置の前面に設けら
れた外部集音マイク6によって収集される音声信号に、
光ディスク記録装置11で発生する騒音を効果的に除去
可能な構成となっている。なお、ここで示すように、内
部集音マイク9は、光ディスク装置50に内蔵された光
ディスク記録装置11の内部に設けられても構わない
し、光ディスク記録装置11の外部に設けられる構成と
なっていても構わない。
【0025】次に本発明の光ディスク装置の第2実施の
形態について図面を参照しながら説明する。図4は第2
実施の形態の光ディスク装置の構成を示すブロック図で
ある。
【0026】本発明で対象とする光ディスク装置では、
いわゆる信号記録手段として、光ディスク記録装置11
を用いており、情報記録面を有する光ディスク13に情
報が記録される。しかし一方で、この光ディスク13は
光ディスク記録装置11に内蔵されたディスクモータ1
2によって回転駆動されるが、回転駆動される光ディス
ク13の振れ振動およびディスクモータ12の回転騒音
が光ディスク記録装置11内部で発生する騒音の支配的
要素となる。つまり、情報記録媒体である光ディスク1
3を回転駆動するディスクモータ12の回転周波数およ
びその奇数倍の周波数で、騒音のスペクトルが大きくな
っていると考えられる。このような場合、ディスクモー
タ12の回転周波数が検出可能であれば、外部音声集音
マイク6によって収集された音声情報から、光ディスク
13の回転周波数に基づく成分を除去するように信号処
理を施すことで、容易かつ効果的に光ディスク装置内部
の騒音の影響を記録される音声情報から除去することが
可能となる。
【0027】撮像用レンズ1を介して固体撮像素子2に
入力された被写体の映像情報は、固体撮像素子2で電気
信号に変換され、映像信号として映像信号補正回路3に
入力される。この映像信号補正回路3において、映像信
号は手ブレ補正などの補正処理を受ける。一方光ディス
ク装置外部で発生した音声情報は、外部音声集音マイク
6によって収集され、音声信号として音声信号補正回路
7に入力される。
【0028】一方、光ディスク装置11内部のディスク
モータ回転周波数に基づくスペクトル成分が、装置内部
の騒音において支配的である場合、このディスクモータ
12を駆動するディスクモータ駆動回路14から回転周
波数の情報が信号処理回路10に入力される。この信号
処理回路10で、ディスクモータ12の回転周波数か
ら、外部音声集音マイク6によって収集されている可能
性のある成分を推定して、音声信号補正回路7に送出す
る。この演算推定は、あらかじめ光ディスク13の回転
周波数に応じた騒音情報が、メモリなどの記憶手段に保
存されていて、これを基に推定する構成としても構わな
いし、光ディスク13の回転周波数を変数に持つ関数を
用いた関数演算によって実現する構成としても構わな
い。
【0029】このようにして抽出された外乱情報成分が
入力される音声信号補正回路7では、同時に外部音声集
音マイク6から入力された光ディスク装置外部の音声信
号から、上記外乱情報成分を減算などの処理によって除
去することによって、純粋に光ディスク装置外部で発生
した音声信号を抽出する。ここで抽出された純粋な音声
信号は、映像信号補正回路3によって処理された映像信
号と同様に、信号記録制御部20内の信号同期回路4に
入力される。この信号同期回路4では、音声信号と映像
信号の同期を取り、フィルタ演算処理などによってそれ
ぞれの信号に生じた異なる遅延時間を吸収し、同期させ
た形で、それぞれ信号記録制御部20内の音声信号記録
制御回路8、映像信号記録制御回路5に送出される。ま
た、音声信号記録制御回路8、映像信号記録制御回路5
は、信号記録手段である、光ディスク記録装置11など
の情報記録手段に制御信号を送りそれぞれの信号を記録
するように制御する。
【0030】以上のような構成とすることによって、光
ディスク装置内部で発生した、いわゆる騒音が記録され
るべき音声情報に重なって記録されてしまうのを避ける
ことができ、純粋に必要な音声情報のみを記録すること
が可能となる。
【0031】次に本発明による光ディスク装置の第3の
実施の形態について図面を参照しながら説明する。
【0032】図5、図6は本発明の第3の実施の形態の
光ディスク装置の構成を示す図である。図5(a)は本
実施の形態の光ディスク装置の平面図、図5(b)は正
面図、図5(c)は側面図、図6は外観を示す斜視図で
ある。図5に示したように外部音声集音マイク6の周囲
に防振材15を設けて、光ディスク装置50の外殻を伝
達して光ディスク記録装置11などで発生した騒音が外
部音声集音マイク6に混入するのを防いでいる。このよ
うな構成は、光ディスク装置50の気密性が比較的高く
とられており、光ディスク装置内部の騒音のうち外部音
声集音マイク6に伝達する成分のうち、光ディスク装置
の外殻などの構成部材を介して伝達する成分が支配的で
ある場合に効果的である。また、この防振材15を、圧
電フィルムなど任意に振動させることが可能な部材で構
成すれば、別途設けた光ディスク装置内部の騒音を収集
するセンサの出力によって、この内部騒音をキャンセル
するように防振材15を可動し、さらに効果的な騒音の
除去を行うことも可能である。
【0033】このような構成とすることによって、先の
実施の形態と同様に、光ディスク装置内部で発生した、
いわゆる騒音が記録されるべき音声情報に混入してしま
うのを避けることができ、純粋に必要な音声情報のみを
記録することが可能となる。
【0034】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、光
ディスク装置内部の騒音が、記録すべき音声情報に重な
って記録されるのを防止することが可能となり、純粋な
光ディスク装置外部の音声情報のみを記録することが可
能な光ディスク装置を実現することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の光ディスク装置の第1の実施の形態の
構成を示すブロック図。
【図2】本発明の光ディスク装置の第1の実施の形態の
構成を示す3面図。
【図3】本発明の光ディスク装置の第1の実施の形態の
構成を示す斜視図。
【図4】本発明の光ディスク装置の第2の実施の形態の
構成を示すブロック図。
【図5】本発明の光ディスク装置の第3の実施の形態の
構成を示す3面図。
【図6】本発明の光ディスク装置の第3の実施の形態の
構成を示す斜視図。
【図7】本発明の光ディスク装置の構成を示す3面図。
【図8】本発明の光ディスク装置の構成を示す斜視図。
【符号の説明】
1 撮像用レンズ 2 固体撮像素子 3 映像信号補正制御回路 4 信号同期回路 5 映像信号記録制御回路 6 外部音声集音マイク 7 音声信号補正回路 8 音声信号記録回路 9 内部集音マイク 10 信号処理回路 11 光ディスク記録装置 12 ディスクモータ 13 光ディスク 14 ディスクモータ駆動回路 15 防振材 20 信号記録制御部 50 光ディスク装置 51 撮像用ファインダー

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】撮像用レンズと、 この撮像用レンズを介して入射された光信号を映像信号
    に変換する撮像素子と、 情報記録トラックを有する光ディスクを回転する回転駆
    動手段と、前記光ディスクの情報記録面に光学ビームを
    集光して光学ビームスポットを形成するスポット形成手
    段を有する光学ヘッドと、前記光学ビームスポットが前
    記光ディスクの情報記録面の目標位置に形成されるよう
    に前記光学ヘッドを駆動する光学ヘッド駆動手段と、を
    有する信号記録部と、 前記信号記録部を内部に収容する筐体部と、 前記筐体部の外部の音声信号を収集する集音手段と、 前記筐体部の内部で発生する音を検出する検出手段と、 前記集音手段によって集音された音声信号から前記検出
    手段によって検出された音を除去するように音声信号の
    補正処理を行う音声信号補正手段と、 前記映像信号と補正処理された音声信号が前記光ディス
    クの情報記録面に記録されるように前記信号記録部を制
    御する信号記録制御部と、 を備えていることを特徴とする光ディスク装置。
  2. 【請求項2】前記検出手段は前記筐体内部の音声信号を
    収集する第2の集音手段と、この第2の集音手段によっ
    て収集された音声信号を信号処理することによってこの
    音声信号から前記筐体内部で発生する音を抽出する信号
    処理手段とを備えていることを特徴とする請求項1記載
    の光ディスク装置。
  3. 【請求項3】前記回転駆動手段は前記光ディスクを回転
    させるディスクモータと、このディスクモータに制御信
    号を送り所定の回転数となるように駆動制御する駆動制
    御手段とを有し、前記検出手段は前記制御信号を信号処
    理することによって前記ディスクモータの回転数を求
    め、この求められた回転数に基づいて前記筐体の内部の
    音を検出することを特徴とする請求項1記載の光ディス
    ク装置。
  4. 【請求項4】前記信号記録制御部は、前記映像信号と前
    記補正処理された音声信号との同期をとる同期手段と、
    同期の取られた映像信号を前記光ディスクの情報記録面
    に記録するように前記信号記録部を制御する映像信号記
    録制御手段と、同期の取られた音声信号を前記光ディス
    クの情報記録面に記録するように前記信号記録部を制御
    する音声信号記録制御手段と、を備えていることを特徴
    とする請求項1乃至3のいずれかに記載の光ディスク装
    置。
  5. 【請求項5】撮像用レンズと、 この撮像用レンズを介して入射された光信号を映像信号
    に変換する撮像素子と、 情報記録トラックを有する光ディスクを回転する回転駆
    動手段と、前記光ディスクの情報記録面に前記光学ビー
    ムを集光して光学ビームスポットを形成するスポット形
    成手段を有する光学ヘッドと、前記光学ビームスポット
    が前記光ディスクの情報記録面の目標位置に形成される
    ように前記光学ヘッドを駆動する光学ヘッド駆動手段
    と、を有する信号記録部と、 前記信号記録部を内部に収容する筐体部と、 前記筐体部外殻に設けられ、この筐体部の外部の音声信
    号を収集する集音手段と、 前記集音手段と前記筐体の外殻との間に設けられた防振
    手段と、 前記集音手段によって集音された音声信号と前記映像信
    号が前記光ディスクの情報記録面に記録されるように前
    記信号記録部を制御する信号記録制御部と、 を備えていることを特徴とする光ディスク装置。
JP9173956A 1997-06-30 1997-06-30 光ディスク装置 Pending JPH1125661A (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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US6744703B2 (en) 2001-02-27 2004-06-01 Hitachi, Ltd. Continuous recording apparatus by interpolating the audio signal during seeking operation
US7054248B2 (en) 2002-02-25 2006-05-30 Canon Kabushiki Kaisha Recording apparatus

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