JP2001155474A - 撮像装置 - Google Patents

撮像装置

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JP2001155474A
JP2001155474A JP33698299A JP33698299A JP2001155474A JP 2001155474 A JP2001155474 A JP 2001155474A JP 33698299 A JP33698299 A JP 33698299A JP 33698299 A JP33698299 A JP 33698299A JP 2001155474 A JP2001155474 A JP 2001155474A
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hard disk
disk device
optical disk
imaging
recording
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JP33698299A
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Tetsuo Kato
哲郎 加藤
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Sony Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明は、撮像装置に関し、例えば携帯して
所望の被写体を撮像して撮像結果を記録する装置に適用
して、従来の磁気テープを使用した撮像装置と同様の使
い勝手を確保し、さらに光ディスク装置、ハードディス
ク装置に特有の長所を生かすことができるようにする。 【解決手段】 本発明は、記録手段として光ディスク装
置13を適用すると共に、この光ディスク装置13の補
助の記録手段としてハードディスク装置12を適用す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、撮像装置に関し、
例えば携帯して所望の被写体を撮像して撮像結果を記録
する装置に適用することができる。本発明は、記録手段
として光ディスク装置を適用すると共に、この光ディス
ク装置の補助の記録手段としてハードディスク装置を適
用することにより、従来の磁気テープを使用した撮像装
置と同様の使い勝手を確保し、さらに光ディスク装置、
ハードディスク装置に特有の長所を生かすことができる
ようにする。
【0002】
【従来の技術】従来、撮像装置であるカメラ一体型ビデ
オテープレコーダにおいては、記録媒体として磁気テー
プを用いて、撮像素子より得られる撮像結果をこの磁気
テープに高密度記録するようになされている。このよう
に記録媒体として磁気テープを用いた撮像装置に対し
て、近年、記録媒体としてハードディスク装置、光ディ
スク装置を使用する装置が提案されている。
【0003】すなわち図5は、ハードディスク装置を用
いた撮像装置を示す斜視図であり、この撮像装置1は、
携帯して使用できるように構成され、レンズ2により所
望の被写体の撮像結果を取得してハードディスク装置3
で記録する。ここでハードディスク装置3は、例えば撮
像装置1の後方より着脱自在に撮像装置1に保持され、
内蔵のハードディスク3Aに撮像結果を記録し、また記
録した撮像結果を外部機器に出力する。
【0004】これに対して光ディスク装置による撮像装
置においては、図5の撮像装置1において、ハードディ
スク装置3に代えて光ディスク装置4が配置され、例え
ば後方より光ディスク4Aを交換できるようになされて
いる。
【0005】このようなハードディスク装置3、光ディ
スク装置4においては、ランダムアクセス可能なことに
より、撮像装置に適用して種々に使い勝手を向上するこ
とができる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながらこのよう
な光ディスク装置、ハードディスク装置を使用した撮像
装置においては、従来の磁気テープを使用した撮像装置
と同様の使い勝手を確保し、さらに光ディスク装置、ハ
ードディスク装置に特有の長所を生かしきれていない問
題があった。
【0007】すなわちこの種の撮像装置においては、携
帯して使用することにより、振動、衝撃等を避け得ず、
光ディスク装置においては、このような振動、衝撃等に
より、所望のデータを正しく記録できなくなる恐れがあ
る。これにより撮像装置に適用した場合、従来の磁気テ
ープを使用した場合には、連続した動画である撮像結果
を確実に記録できたものが、振動等により一部を記録で
きなくなる恐れがある。
【0008】なお、半導体メモリを補助的な記録手段と
して使用して、正しく記録することが困難なデータにつ
いては、装置の空き時間を利用して再記録することによ
り、このように振動等によっても撮像結果を漏らすこと
なく記録する方法も考えられるが、半導体メモリは、光
ディスクに比して貴重であることにより、実際上、必要
な容量を装備することは困難である。
【0009】また光ディスク装置では、異なる領域を交
互にアクセスすることにより、2系統のデータを同時並
列的に記録再生することができる。しかしながら通常の
構成である1つの光ピックアップによる光ディスク装置
においては、ビデオデータのデータ転送速度に対して、
十分に余裕を持ったデータ転送速度を確保できず、これ
により結局、光ディスク装置による撮像装置において
は、このような光ディスク装置に特有の処理を実行でき
ない欠点がある。なお撮像装置に適用した場合におけ
る、このような光ディスク装置に特有な処理は、例えば
撮像結果を記録しながら、同時並列的に、記録した内容
を再生することが考えられる。また、このようにデータ
転送速度が遅いことにより、磁気テープを用いた撮像装
置のように、いわゆる4倍速等の倍速による記録再生の
処理も困難になる。
【0010】なお、複数の光ピックアップを搭載して光
ディスク装置を構成してデータ転送速度を向上すること
により、このような同時記録再生、倍速の処理等を可能
とすることが考えられるが、このようにすると光ディス
ク装置の構成が煩雑になり、さらには汎用性に欠けるよ
うになる。
【0011】これに対してハードディスク装置は、重量
を記録容量で割り算した単位容量当たりの重量が磁気テ
ープに比して重たい問題があり、これにより撮像装置に
おいて、十分な記録時間を確保するようにすると、重量
の増大を避け得ない。このように重量が増大すると、磁
気テープによる場合のような携帯性に欠けることにな
り、その分使い勝手が悪くなる。また磁気テープ、光デ
ィスク装置による場合に比して、記録容量当たりの価格
が高い欠点もある。
【0012】本発明は以上の点を考慮してなされたもの
で、従来の磁気テープを使用した撮像装置と同様の使い
勝手を確保し、さらに光ディスク装置、ハードディスク
装置に特有の長所を生かすことができる撮像装置を提案
しようとするものである。
【0013】
【課題を解決するための手段】かかる課題を解決するた
め請求項1の発明においては、撮像手段より出力される
撮像結果を記録し、また記録した撮像結果を再生して出
力するハードディスク装置と、撮像手段より出力される
撮像結果、又はハードディスク装置より出力される撮像
結果を選択的に記録し、撮像結果を記録困難な場合、エ
ラー情報を出力するハードディスク装置と、少なくとも
エラー情報に基づいて、ハードディスク装置の動作を制
御する制御手段とを一体に保持するようにする。
【0014】請求項1の構成によれば、光ディスク装置
により記録困難な場合に、制御手段の制御により、ハー
ドディスク装置で撮像結果を再生し、この再生結果を光
ディスク装置に記録し直すことができ、これにより振動
等の外乱が発生した場合でも、撮像結果を漏らすことな
く記録して、従来の磁気テープを使用した場合と同様の
使い勝手を確保することができる。
【0015】また、撮像結果を補助的にハードディスク
装置で記録して、ハードディスク装置においては、デー
タ転送速度が速いことにより、ハードディスク装置の動
作を交互に切り換えて、撮像結果を記録しながら記録し
た内容を再生することができ、これにより簡易な構成に
よる光ディスク装置により主の記録系を構成している場
合でも、光ディスク装置、ハードディスク装置に特有の
長所を生かした処理を実行することができる。またこの
データ転送速度が速いことを利用して倍速の記録、再生
を実行することができる。またこのようにハードディス
ク装置を補助的な記録手段として使用する場合には、ハ
ードディスク装置にあっては、比較的小容量のもので足
り、これによっても重量の増大等を防止して従来の磁気
テープを使用した場合と同様の使い勝手を得ることがで
きる。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、適宜図面を参照しながら本
発明の実施の形態を詳述する。
【0017】(1)第1の実施の形態の構成 図2は、本発明の第1の実施の形態に係る撮像装置を示
す斜視図である。この撮像装置11は、レンズ2を介し
て所望の被写体を撮像してビデオ信号による撮像結果を
得、この撮像結果をハードディスク装置12、光ディス
ク装置13に記録する。またこのハードディスク装置1
2、光ディスク装置13に記録した撮像結果を再生して
出力する。
【0018】ここでこれらハードディスク装置12、光
ディスク装置13は、撮像装置11の上方より着脱自在
に撮像装置11に保持される。これによりハードディス
ク装置12、光ディスク装置13は、それぞれ種々の機
器に装着されて、これら機器より出力されるデータを記
録し、また記録したデータを再生してこれらの機器に出
力できるようになされている。
【0019】さらにハードディスク装置12、光ディス
ク装置13は、被写体の鉛直方向が撮像結果において正
しく垂直方向に表示されるように撮像装置11を載置し
たとき(図2に示すように載置したときである)、撮像
結果の水平方向がハードディスクの12Aの回転軸の延
長する方向となるように、また光ディスク13Aの回転
軸の延長する方向となるように配置される。これにより
撮像装置11では、ハードディスク12A及び光ディス
ク13Aの回転軸が平行となるようになされている。
【0020】さらに矢印A及びBにより示すように、ハ
ードディスク装置12及び光ディスク装置13は、ハー
ドディスク12A及び光ディスク13Aの回転方向が逆
方向となるように、それぞれハードディスク12A及び
光ディスク13Aを回転駆動する。
【0021】すなわちこのような回転体であるハードデ
ィスク12A、光ディスク13Aの向きを変化させよう
としたとき、この変化を妨げようと、回転体には次式に
より表される力Nが働く。なおここでIは、回転体の回
転軸の周りの慣性モーメントであり、ωは、回転体の回
転の角速度である。
【0022】
【数1】
【0023】ハードディスク装置12及び光ディスク装
置13は、撮像装置11の向きを変えようとしたとき
に、それぞれハードディスク12A及び光ディスク13
Aに働くこの力Nによっては、向きを変えようとする操
作に影響を与えないように設定される。具体的に、ハー
ドディスク装置12及び光ディスク装置13は、それぞ
れこの力Nによる撮像装置11への影響が打ち消し合う
方向となるように、上述したように回転軸が平行に保持
され、さらに回転軸の回転方向が逆方向に設定される。
さらにハードディスク12A及び光ディスク13Aの重
量、半径方向の重量配分、回転速度が設定される。
【0024】図1は、撮像装置11を示すブロック図で
ある。撮像装置11において、CCD固体撮像素子15
は、レンズ2の後方に配置され、撮像面に形成される画
像を光電変換して出力することにより、レンズ2による
撮像結果を取得して出力する。
【0025】カメラ信号処理系16は、CCD固体撮像
素子15の出力信号を相関2重サンプリングして色信号
に変換し、さらにこの色信号をアナログディジタル変換
処理してディジタル色信号を生成する。カメラ信号処理
系16は、このディジタル色信号を信号処理することに
より、例えばNTSC方式のディジタルビデオ信号を生
成する。
【0026】記録回路17は、マイクを介して取得した
ディジタルオーディオ信号と共に、このディジタルビデ
オ信号をデータ圧縮し(以下、このようにデータ圧縮し
たディジタルビデオ信号及びディジタルオーディオをA
Vデータと呼ぶ)、このAVデータをハードディスク装
置12、光ディスク装置13に対応するフォーマットに
変換して出力する。具体的に、記録回路17は、AVデ
ータを所定のブロック単位で区切り、各ブロックに誤り
訂正符号を付加する。さらにこの所定ブロック単位で、
同期パターン等を付加して出力する。
【0027】信号分配回路18は、この記録回路17よ
り出力されるAVデータを切り換え回路19を介して光
ディスク装置13に出力する。これにより撮像装置11
では、光ディスク装置13により主の記録系を構成する
ようになされている。さらに信号分配回路18は、記録
回路17より出力されるAVデータをハードディスク装
置12に出力し、撮像装置11では、これにより補助の
記録系を構成するようになされている。
【0028】切り換え回路19は、信号分配回路18よ
り出力されるAVデータを光ディスク装置13に出力す
る。このとき切り換え回路19は、内蔵のバッファメモ
リにAVデータを一時保持して出力することにより、入
力時に比してデータ転送速度を増大させて間欠的にAV
データを出力する。
【0029】さらに切り換え回路19は、制御回路20
の制御により動作を切り換え、光ディスク装置13にお
いて記録困難となると、信号分配回路18から出力され
るAVデータの光ディスク装置13への出力を一時中止
し、これに変えて読み出し回路21のAVデータを光デ
ィスク装置13に出力する。
【0030】光ディスク装置13は、切り換え回路19
より出力されるAVデータをセクタ単位で順次光ディス
ク13Aに記録する。このとき光ディスク装置13は、
光ディスク13Aへの記録をモニタし、外乱により光デ
ィスク13Aに正しくデータを記録することが困難にな
ると、該当するセクタについてAVデータの記録を中止
し、制御回路20にエラーERを通知する。光ディスク
装置13は、このエラーERの通知において、併せて該
当するセクタに記録すべきAVデータを特定できるよう
に、切り換え回路19の出力データに設定されたアドレ
スを通知する。なお光ディスク装置13は、光ピックア
ップのデフォーカス量に応じて信号レベルが変化するフ
ォーカスエラー信号、光ピックアップのデトラック量に
応じて信号レベルが変化するトラッキングエラー信号を
モニタしてエラーERを出力する。
【0031】さらに光ディスク装置13は、制御回路2
0の制御により、このようにAVデータの記録を中止し
たセクタについて、AVデータの再記録が指示される
と、切り換え回路19を介して読み出し回路21より入
力されるAVデータを該当するセクタに記録する。これ
により光ディスク装置13は、振動等によりディジタル
ビデオ信号を記録できない場合でも、改めて記録し直す
ようになされている。
【0032】このようにしてAVデータを記録する際
に、十分なシーク時間を確保できるように、光ディスク
装置13は、切り換え回路19より出力されるAVデー
タのデータ転送速度に比して、約1.2倍のデータ転送
速度により間欠的に光ディスク13AにAVデータを記
録する。
【0033】また光ディスク装置13は、制御回路20
の制御により、再生が指示されると、光ディスク13A
に記録したAVデータを再生し、この撮像装置11に配
置された外部端子より外部機器に出力する。
【0034】ハードディスク装置12は、光ディスク装
置13と同時並列的に、信号分配回路18より出力され
るAVデータをハードディスク12Aに記録する。この
ときハードディスク装置12は、光ディスク装置13に
比して格段的に高いデータ転送速度でAVデータを記録
することにより、間欠的にこの出力データを記録する。
さらにハードディスク装置12は、光ディスク装置13
よりエラーERが出力されると、制御回路20により制
御される読み出し回路21により該当するセクタのAV
データを再生して読み出し回路21に出力する。これに
より撮像装置11では、光ディスク装置13を補助する
補助的な記録系としてハードディスク装置12を使用し
て、光ディスク装置13で記録できなかったAVデータ
をハードディスク装置12より改めて記録するようにな
されている。
【0035】またハードディスク装置12は、制御回路
20の制御により動作を切り換え、光ディスク装置13
においてAVデータを記録しているときに、このAVデ
ータを間欠的に記録しながら、この記録の間でハードデ
ィスク12Aに記録したAVデータを再生して出力す
る。これにより撮像装置11では、撮像結果を記録しな
がら、記録した内容を再生して出力するようになされて
いる。なおハードディスク装置12は、このようにして
再生したAVデータを出力する場合、所定のバッファメ
モリ、信号処理回路を介して、間欠的に再生したデータ
をディジタルビデオ信号に変換して連続するデータ列に
より出力するようになされている。
【0036】またハードディスク装置12は、同様の制
御回路20の制御により動作を切り換え、光ディスク装
置13による撮像結果の記録を停止した状態で、外部機
器より入力されるAVデータを上述した記録のフォーマ
ットに変換してハードディスク12Aに記録し、またハ
ードディスク12Aに記録したAVデータを再生して出
力する。このときハードディスク装置12は、制御回路
20の指示によるデータ転送速度により、AVデータを
ハードディスク12Aに記録し、また再生したAVデー
タを外部機器に出力する。これによりハードディスク装
置12は、倍速によりディジタルビデオ信号を記録し、
また記録したディジタルビデオ信号を倍速により再生し
て出力する。
【0037】読み出し回路21は、制御回路20の制御
により、光ディスク装置13よりエラーERが出力され
ると、対応するセクタのAVデータをハードディスク装
置12より再生し、切り換え回路19に出力する。これ
により読み出し回路21は、外乱等により光ディスク装
置13で記録困難なAVデータを改めて記録し直すよう
にハードディスク装置12から読み出して出力する。
【0038】制御回路20は、この撮像装置11の動作
を制御するコントローラであり、ユーザーの操作に応動
して各回路ブロックの動作を切り換える。制御回路20
は、これによりユーザーによりトリガの操作子が操作さ
れると、CCD固体撮像素子15より得られる撮像結果
を光ディスク装置13、ハードディスク装置12に記録
する。この記録時、光ディスク装置13よりエラーER
が通知されると、制御回路20は、読み出し回路21に
ハードディスク装置12の再生を指示する。これにより
制御回路20は、光ディスク装置13が正しく撮像結果
を記録困難な場合、再記録するように補助の記録系の動
作を制御する。
【0039】また制御回路20は、ユーザーにより記録
時におけるモニタが指示されると、記録と再生とでハー
ドディスク装置12の動作を交互に切り換え、これによ
り撮像結果をハードディスク装置12に記録しながら、
記録した撮像結果を外部機器に出力する。
【0040】また制御回路20は、倍速による記録再生
がユーザーにより指示されると、データ転送速度の指示
により倍速よる記録再生をハードディスク装置12に指
示する。さらにこのような倍速による記録時において
は、上述したエラーERにおける処理の場合と同様に、
ハードディスク装置12により外部より入力されるAV
データを記録しながら、この記録したAVデータを再生
して光ディスク装置13で記録するように、光ディスク
装置13、ハードディスク装置12の動作を制御する。
【0041】また制御回路20は、光ディスク装置13
のみが装填されている場合、又はハードディスク装置1
2のみが装填されている場合、これら光ディスク装置1
3又はハードディスク装置12のみを用いて撮像結果を
記録し、また記録した内容を再生して出力するようにこ
れら光ディスク装置13、ハードディスク装置12の動
作を制御する。
【0042】(2)第1の実施の形態の動作 以上の構成において、CCD固体撮像素子15より得ら
れる撮像結果は、カメラ信号処理系16によりディジタ
ルビデオ信号に変換された後、続く記録回路17により
ディジタルオーディオ信号と共にデータ圧縮されてAV
データに変換される。このAVデータは、さらに記録回
路17により光ディスク13A、ハードディスク12A
の記録に適したフォーマットに変換され、切り換え回路
19を介して間欠的に光ディスク装置13に供給されて
光ディスク13Aに記録される。これにより撮像装置1
1では、撮像結果が光ディスク装置13に記録され、ま
た必要に応じて光ディスク装置13に記録した撮像結果
が再生されて外部機器に出力される。また光ディスク装
置13においては、この撮像装置11より取り外して他
の機器に装着できることにより、この他の機器において
撮像結果を処理することができる。
【0043】また撮像結果においては、同様にして、A
Vデータが信号分配回路18を介して補助の記録系を構
成するハードディスク装置12に記録される。
【0044】このとき光ディスク装置13では、入力時
に比して高い転送速度により間欠的に光ディスク13A
に撮像結果を記録し、これにより時間的な余裕が確保さ
れる。これに対してハードディスク装置12において
は、光ディスク装置13に比して格段的に高い転送速度
により撮像結果が記録され、これによりさらに一段と十
分な時間的な余裕が確保される。
【0045】光ディスク装置13においては、トラッキ
ングエラー信号、フォーカスエラー信号のモニタ結果に
より、振動等により光ディスク13AにAVデータを記
録することが困難な状態が検出され、この検出結果がエ
ラーERとして制御回路20に通知される。この通知に
より撮像装置11では、ハードディスク装置12におけ
る時間的な余裕を利用して、ハードディスク12Aに記
録されたAVデータが再生される。されにこの再生した
AVデータが読み出し回路21、切り換え回路19を順
次介して光ディスク装置13に出力され、この光ディス
ク装置13における時間的な余裕を利用して本来記録す
べきセクタにこのAVデータが再記録される。これによ
り撮像装置11においては、転送速度の遅い構成である
光ピックアップが1つの構成による光ディスク装置13
によりAVデータを記録する場合に、振動等の外乱が発
生した場合でも、確実に撮像結果を記録することができ
る。従って撮像装置11では、磁気テープを使用する場
合と同様に信頼性により撮像結果を記録することがで
き、この点で磁気テープを用いた撮像装置と同様の使い
勝手を得ることができる。
【0046】これに対して記録再生を同時に実行する場
合、ハードディスク装置12における時間的余裕を利用
して、AVデータをハードディスク12Aに記録する処
理と、ハードディスク12Aに記録したAVデータを再
生する処理とがハードディスク装置12で交互に繰り返
し実行され、このようにして得られるAVデータが元の
データ転送速度により外部機器に出力される。これによ
り撮像装置11では、簡易な構成による光ディスク装置
を使用する場合でも、撮像結果を記録しながら、記録し
た内容を確認することができ、これにより光ディスク装
置、ハードディスク装置に特有の長所を生かすことがで
きる。
【0047】また2倍速、4倍速等の倍速による記録に
おいては、補助の記録系側であるハードディスク装置1
2により記録再生の処理を実行する。このうち記録時に
あっては、ハードディスク装置12によりディジタルビ
デオ信号を記録しながら、ハードディスク装置12にお
ける時間的な余裕を利用してハードディスク12Aに記
録したAVデータを再生し、この再生したAVデータを
光ディスク装置13で記録する。これにより磁気テープ
を用いた処理における倍速による記録再生の処理を実行
することができ、この点で磁気テープを用いた撮像装置
と同様の使い勝手を得ることができる。
【0048】かくするにつきこのような補助に記録系を
構成するハードディスク装置12においても、この撮像
装置11より取り外して他の機器に装着できることによ
り、この他の機器において撮像結果を直接処理すること
ができる。特にハードディスク装置12においては、光
ディスク装置13に比して高速度で記録した内容をダウ
ンロード、処理できることにより、このように撮像装置
11より取り外して他の機器に装着することにより、こ
の他の機器における処理を格段的に能率良く実行するこ
とができる。また主の記録系に記録した撮像結果をハー
ドディスク装置12にダウンロードした後、このように
ハードディスク装置12を他の機器に装着して処理する
ようにしても、効率良く撮像結果を処理することができ
る。
【0049】なお光ディスク装置、ハードディスク装置
にあっては、記録媒体を収納した状態で薄型化でき、こ
れによりこのように光ディスク装置、ハードディスク装
置を取り外して交換可能とすれば、撮像結果の保管、輸
送を簡略化することができる。またハードディスク装置
は、ランダムアクセス性、高速読み出し能力に優れてい
ることにより、撮像装置11より取り出してメディアの
変換、コピー等の作業を省略してそのまま編集装置で処
理することができ、これによっても使い勝手を向上する
ことができる。
【0050】このようにして光ディスク装置13を主の
記録に使用し、ハードディスク装置12を補助に記録に
より使用することにより、ハードディスク装置12にお
いては、比較的小容量の装置を適用して十分にこれらの
処理を実行することが可能となる。これにより撮像装置
11においては、磁気テープを使用する場合に比して重
量の増大を防止でき、また価格の増大を防止でき、この
点でも磁気テープを用いた撮像装置と同様の使い勝手を
得ることができる。なお、このように小容量のハードデ
ィスク装置12を使用して容量が不足する場合には、ハ
ードディスク装置12が補助的な記録系であることによ
り、ハードディスク12Aにおける領域を順次循環的に
使用して容量の不足による処理の中断を有効に回避する
ことができる。
【0051】このようにして使用するにつき撮像装置1
1では、ハードディスク装置12及び光ディスク装置1
3の回転軸が平行になるように保持され、さらにハード
ディスク12A及び光ディスク13Aの回転方向が逆向
きに設定されていることにより、撮像装置11の向きを
変えようとしたときにそれぞれハードディスク12A及
び光ディスク13Aに働く力について、これらの力によ
る撮像装置11自体への影響が打ち消し合う方向となる
ように光ディスク及びハードディスクが駆動される。こ
れにより撮像装置11の向きを変えようとしたときに、
この力Nによる不自然な動きを低減してスムーズに向
き、画角を変えることができる。
【0052】またこのように撮像装置11自体への影響
が打ち消し合う方向となるように回転体の回転方向を設
定して、ハードディスク12A及び光ディスク13Aの
重量、半径方向の重量配分、回転速度の設定により、こ
れらの力による撮像装置11自体への影響を実用上十分
に低減し、これにより撮像装置11の向きを変えようと
したときに、この力Nによる不自然な動きを防止してス
ムーズに向き、画角を変えることができる。
【0053】(3)第1の実施の形態の効果 以上の構成によれば、記録手段として光ディスク装置を
適用すると共に、この光ディスク装置の補助な記録手段
としてハードディスク装置を適用することにより、簡易
な構成による光ディスク装置により、振動等の外乱が発
生した場合でも、確実に撮像結果を記録することがで
き、これにより従来の磁気テープを使用した撮像装置と
同様の使い勝手を確保することができる。また撮像結果
を記録しながら、撮像結果を再生して確認することがで
き、さらに倍速により記録再生することができ、これに
より従来の磁気テープを使用した撮像装置と同様の使い
勝手を確保し、さらに光ディスク装置、ハードディスク
装置に特有の長所を生かすことができる。またハードデ
ィスク装置を光ディスク装置の補助的な記録系として構
成できることにより、比較的小容量のハードディスク装
置によっても、このように従来の磁気テープを使用した
撮像装置と同様の使い勝手を確保し、さらに光ディスク
装置、ハードディスク装置に特有の長所を生かすことが
できる。従ってその分、重量の増大を防止し、さらには
価格の上昇を防止でき、これによっても従来の磁気テー
プによる場合と同様の使い勝手を確保することができ
る。
【0054】またこのとき光ディスク及びハードディス
クの回転軸をほぼ平行に保持し、回転軸の回転方向を逆
向きに回転することにより、向きを変化させようとした
ときにそれぞれハードディスク及び光ディスクに働く力
Nについて、これらの力による撮像装置自体にへの影響
が打ち消し合う方向となるように設定でき、これにより
違和感無くスムーズに向き、画角を変えることができ
る。
【0055】またこのように向きを変えようとしたとき
に発生する力による影響を打ち消し合うように設定し
て、この力による撮像装置自体に与える影響が小さくな
るようように、それぞれハードディスク及び光ディスク
の重量、半径方向の重量配分、回転速度を設定したこと
により、違和感無くスムーズに向き、画角を変えること
ができる。
【0056】またハードディスク装置及び光ディスク装
置を、着脱自在に保持することにより、必要に応じてハ
ードディスク装置及び光ディスク装置を取り外して撮像
結果を他の機器により処理することができ、また保管、
輸送を簡略化することができる。
【0057】(4)第2の実施の形態 図3は、本発明の第2の実施の形態に係る撮像装置を示
す斜視図である。この実施の形態では、ハードディスク
装置12及び光ディスク装置13をそれぞれ側方より交
換可能にする点、また、ハードディスク12A及び光デ
ィスク13Aを水平に保持した点を除いて、第1の実施
の形態に係る撮像装置と同一に構成される。
【0058】図3に示すように、ハードディスク12A
及び光ディスク13Aを水平に保持するようにしても、
第1の実施の形態と同様の効果を得ることができる。
【0059】(5)第3の実施の形態 図4は、本発明の第3の実施の形態に係る撮像装置を示
す斜視図である。この実施の形態では、ハードディスク
装置12及び光ディスク装置13をそれぞれ側方より交
換可能に保持した点、ハードディスク12A及び光ディ
スク13Aがレンズ2の光軸と垂直に交差するように保
持した点を除いて、第1の実施の形態に係る撮像装置と
同一に構成される。
【0060】図4に示すように、ハードディスク装置1
2及び光ディスク装置13を側方より交換可能に、ハー
ドディスク12A及び光ディスク13Aがレンズ2の光
軸と垂直に交差するように配置しても、第1の実施の形
態と同様の効果を得ることができる。
【0061】(6)他の実施の形態 なお上述の実施の形態においては、それぞれ光ディスク
装置及びハードディスク装置を1台ずつ搭載する場合に
ついて述べたが、本発明はこれに限らず、必要に応じて
光ディスク装置及びハードディスク装置をそれぞれ複数
台搭載するようにしてもよい。
【0062】また上述の実施の形態においては、図面
上、1枚のハードディスクによりハードディスク装置を
構成する場合について述べたが、本発明はこれに限ら
ず、複数枚のハードディスクによりハードディスク装置
を構成する場合にも広く適用することができる。
【0063】また上述の実施の形態においては、ハード
ディスク装置及び光ディスク装置を着脱可能に保持する
場合について述べたが、本発明はこれに限らず、着脱困
難にハードディスク装置及び光ディスク装置を保持する
ようにしてもよい。
【0064】
【発明の効果】上述のように本発明によれば、記録手段
として光ディスク装置を適用すると共に、この光ディス
ク装置の補助の記録手段としてハードディスク装置を適
用することにより、従来の磁気テープを使用した撮像装
置と同様の使い勝手を確保し、さらに光ディスク装置、
ハードディスク装置に特有の長所を生かすことができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態に係る撮像装置を示
すブロック図である。
【図2】図1の撮像装置を示す斜視図である。
【図3】本発明の第2の実施の形態に係る撮像装置を示
す斜視図である。
【図4】本発明の第3の実施の形態に係る撮像装置を示
す斜視図である。
【図5】従来の撮像装置を示す斜視図である。
【符号の説明】
1、11、21、31……撮像装置、2……レンズ、
3、12……ハードディスク装置、3A、12A……ハ
ードディスク、4、13……光ディスク装置、4A、1
3A……光ディスク
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H04N 5/85 H04N 5/781 510J 5/91 L

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】所望の被写体を撮像して撮像結果を出力す
    る撮像手段と、 前記撮像手段より出力される前記撮像結果を記録し、ま
    た記録した撮像結果を再生して出力するハードディスク
    装置と、 前記撮像手段より出力される前記撮像結果、又は前記ハ
    ードディスク装置より出力される前記撮像結果を選択的
    に記録し、前記撮像結果を記録困難な場合、エラー情報
    を出力する光ディスク装置と、 少なくとも前記エラー情報に基づいて、前記ハードディ
    スク装置及び前記光ディスク装置の動作を制御する制御
    手段とを一体に保持することを特徴とする撮像装置。
  2. 【請求項2】前記ハードディスク装置におけるハードデ
    ィスクの回転軸、及び前記光ディスク装置における光デ
    ィスクの回転軸がほぼ平行になるように、前記ハードデ
    ィスク装置及び前記光ディスク装置を保持し、 前記ハードディスク装置及び前記光ディスク装置は、 前記ハードディスクの回転軸の回転方向と、前記光ディ
    スクの回転軸の回転方向とが逆向きになるように、前記
    ハードディスク及び前記光ディスクを回転駆動すること
    を特徴とする請求項1に記載の撮像装置。
  3. 【請求項3】前記ハードディスク及び前記光ディスク
    は、 向きを変えようとしたときに、それぞれ前記ハードディ
    スク及び前記光ディスクに働く力による撮像装置自体へ
    の影響が小さくなるようように、前記ハードディスク及
    び前記光ディスクの重量、半径方向の重量配分、回転速
    度が設定されてなることを特徴とする請求項2に記載の
    撮像装置。
  4. 【請求項4】前記ハードディスク装置及び前記光ディス
    ク装置を、着脱自在に保持したことを特徴とする請求項
    1に記載の撮像装置。
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