JPH11256035A - 難燃性ポリエーテルイミド樹脂組成物 - Google Patents
難燃性ポリエーテルイミド樹脂組成物Info
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- JPH11256035A JPH11256035A JP10345007A JP34500798A JPH11256035A JP H11256035 A JPH11256035 A JP H11256035A JP 10345007 A JP10345007 A JP 10345007A JP 34500798 A JP34500798 A JP 34500798A JP H11256035 A JPH11256035 A JP H11256035A
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- functionalized polysiloxane
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- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C08—ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
- C08L—COMPOSITIONS OF MACROMOLECULAR COMPOUNDS
- C08L79/00—Compositions of macromolecular compounds obtained by reactions forming in the main chain of the macromolecule a linkage containing nitrogen with or without oxygen or carbon only, not provided for in groups C08L61/00 - C08L77/00
- C08L79/04—Polycondensates having nitrogen-containing heterocyclic rings in the main chain; Polyhydrazides; Polyamide acids or similar polyimide precursors
- C08L79/08—Polyimides; Polyester-imides; Polyamide-imides; Polyamide acids or similar polyimide precursors
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Abstract
(57)【要約】 (修正有)
【解決手段】 ポリエーテルイミド樹脂60〜90重量
部と芳香族ポリカーボネート樹脂10〜40重量部と難
燃性を示す官能化ポリシロキサン重合体0.1〜4重量
部とを含む熱可塑性樹脂組成物。 【効果】 特に航空機械室内装品用として、高温での高
い強度と難燃性に優れている。
部と芳香族ポリカーボネート樹脂10〜40重量部と難
燃性を示す官能化ポリシロキサン重合体0.1〜4重量
部とを含む熱可塑性樹脂組成物。 【効果】 特に航空機械室内装品用として、高温での高
い強度と難燃性に優れている。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は難燃性を呈する熱可
塑性ポリエーテルイミド樹脂組成物に関する。
塑性ポリエーテルイミド樹脂組成物に関する。
【0002】
【従来の技術】ポリエーテルイミド樹脂は、例えば高温
での高い強度などの、高温用途での使用に適した物理的
性質を呈する。航空機機室内装品のようなある種の用途
には、高温耐性に加えて難燃性が要求される。ポリエー
テルイミド樹脂とポリカーボネート樹脂とシロキサンポ
リエーテルイミド共重合体を含む難燃性ポリマーブレン
ドが本願出願人に譲渡された米国特許第5051483
号に開示されている。
での高い強度などの、高温用途での使用に適した物理的
性質を呈する。航空機機室内装品のようなある種の用途
には、高温耐性に加えて難燃性が要求される。ポリエー
テルイミド樹脂とポリカーボネート樹脂とシロキサンポ
リエーテルイミド共重合体を含む難燃性ポリマーブレン
ドが本願出願人に譲渡された米国特許第5051483
号に開示されている。
【0003】この米国特許第5051483号に開示さ
れたポリマーブレンドは航空機内装品に適用可能な耐燃
性条件を満足することが判明しているが、一段と向上し
た難燃性或いは低コストで向上した難燃性を与えるポリ
エーテルイミド樹脂組成物が望まれている。
れたポリマーブレンドは航空機内装品に適用可能な耐燃
性条件を満足することが判明しているが、一段と向上し
た難燃性或いは低コストで向上した難燃性を与えるポリ
エーテルイミド樹脂組成物が望まれている。
【0004】
【発明の概要】本発明は下記成分を含んでなる熱可塑性
樹脂組成物に関する。 (a)ポリエーテルイミド樹脂、(b)芳香族ポリカー
ボネート樹脂、及び(c)当該熱可塑性樹脂組成物の難
燃性を改善するのに有効な量の官能化ポリシロキサン重
合体。
樹脂組成物に関する。 (a)ポリエーテルイミド樹脂、(b)芳香族ポリカー
ボネート樹脂、及び(c)当該熱可塑性樹脂組成物の難
燃性を改善するのに有効な量の官能化ポリシロキサン重
合体。
【0005】本発明の熱可塑性樹脂組成物は高い高温強
度、良好な耐衝撃性及び改善された難燃性を示す。
度、良好な耐衝撃性及び改善された難燃性を示す。
【0006】 〔発明の詳細な説明〕好ましい実施形態では、熱可塑性
樹脂組成物は、ポリエーテルイミド樹脂と芳香族ポリカ
ーボネート樹脂の合計100pbwを基準にして、60
〜90pbw、さらに好ましくは70〜80pbwのポ
リエーテルイミド樹脂、10〜40pbw、さらに好ま
しくは20〜30pbwの芳香族ポリカーボネート樹
脂、及び0.1〜4.0pbw、さらに好ましくは0.
2〜1pbwの官能化ポリシロキサン重合体を含んでな
る。
樹脂組成物は、ポリエーテルイミド樹脂と芳香族ポリカ
ーボネート樹脂の合計100pbwを基準にして、60
〜90pbw、さらに好ましくは70〜80pbwのポ
リエーテルイミド樹脂、10〜40pbw、さらに好ま
しくは20〜30pbwの芳香族ポリカーボネート樹
脂、及び0.1〜4.0pbw、さらに好ましくは0.
2〜1pbwの官能化ポリシロキサン重合体を含んでな
る。
【0007】好ましい実施形態では、熱可塑性樹脂組成
物は本質的にポリエーテルイミド樹脂と芳香族ポリカー
ボネート樹脂と官能化ポリシロキサン重合体からなる。
本発明の熱可塑性樹脂組成物のポリエーテルイミド樹脂
成分として使用するのに好適なポリエーテルイミド樹脂
は公知の化合物であり、その製造及び性質は例えば米国
特許第3803085号及び同第3905942号など
に記載されている。なお、これらの米国特許の開示内容
は文献の援用によって本明細書に取り込まれる。
物は本質的にポリエーテルイミド樹脂と芳香族ポリカー
ボネート樹脂と官能化ポリシロキサン重合体からなる。
本発明の熱可塑性樹脂組成物のポリエーテルイミド樹脂
成分として使用するのに好適なポリエーテルイミド樹脂
は公知の化合物であり、その製造及び性質は例えば米国
特許第3803085号及び同第3905942号など
に記載されている。なお、これらの米国特許の開示内容
は文献の援用によって本明細書に取り込まれる。
【0008】好ましい実施形態において、本発明のポリ
エーテルイミド樹脂成分は次の式(I)の構造単位を複
数乃至1000もしくはそれ以上、好ましくは10〜1
000含んでいる。
エーテルイミド樹脂成分は次の式(I)の構造単位を複
数乃至1000もしくはそれ以上、好ましくは10〜1
000含んでいる。
【0009】
【化7】
【0010】式中、二価基Tは式(I)の各アリールイ
ミド部分のアリール環の3,3′位、3,4′位、4,
3′位又は4,4′位を橋かけするもので、Tは−O−
又は式−O−Z−O−の基であり、Zは以下の式(II)
ミド部分のアリール環の3,3′位、3,4′位、4,
3′位又は4,4′位を橋かけするもので、Tは−O−
又は式−O−Z−O−の基であり、Zは以下の式(II)
【0011】
【化8】
【0012】からなる群から選択される二価基であり、
Xは以下の式(III)
Xは以下の式(III)
【0013】
【化9】
【0014】の二価基からなる群から選択されるもので
あり、yは1〜約5の整数であり、qは0又は1であ
り、Rは(a)炭素原子数6〜約20の芳香族炭化水素
基及びそのハロゲン化誘導体、(b)炭素原子数2〜約
20のアルキレン基、(c)炭素原子数3〜約20のシ
クロアルキレン基、及び(d)次の一般式(IV)
あり、yは1〜約5の整数であり、qは0又は1であ
り、Rは(a)炭素原子数6〜約20の芳香族炭化水素
基及びそのハロゲン化誘導体、(b)炭素原子数2〜約
20のアルキレン基、(c)炭素原子数3〜約20のシ
クロアルキレン基、及び(d)次の一般式(IV)
【0015】
【化10】
【0016】の二価基からなる群から選択される二価有
機基であって、Qは式(V)
機基であって、Qは式(V)
【0017】
【化11】
【0018】からなる群から選択されるものであり、
y′は約1〜約5の整数である。ある実施形態では、ポ
リエーテルイミド樹脂は上記のエーテルイミド単位に加
えて次の式(VI)のポリイミド繰返し単位もさらに含ん
だコポリマーであってもよい。
y′は約1〜約5の整数である。ある実施形態では、ポ
リエーテルイミド樹脂は上記のエーテルイミド単位に加
えて次の式(VI)のポリイミド繰返し単位もさらに含ん
だコポリマーであってもよい。
【0019】
【化12】
【0020】式中、Rは上記の式(I)で定義した通り
であり、Mは以下に示す式(VII)、式(VIII)及び式
(IX)からなる群から選択される。
であり、Mは以下に示す式(VII)、式(VIII)及び式
(IX)からなる群から選択される。
【0021】
【化13】
【0022】
【化14】
【0023】
【化15】
【0024】ポリエーテルイミド樹脂は、例えば米国特
許第3847867号、同第3814869号、同第3
850885号、同第3852242号、同第3855
178号及び同第3983093号に開示されているよ
うな公知の方法で製造される。これらの米国特許の開示
内容は文献の援用によって本明細書に取り込まれる。好
ましい実施形態では、ポリエーテルイミド樹脂は、下記
の式(X)の芳香族ビス(エーテル無水物)を下記の式
(XI)の有機ジアミンと反応させる。
許第3847867号、同第3814869号、同第3
850885号、同第3852242号、同第3855
178号及び同第3983093号に開示されているよ
うな公知の方法で製造される。これらの米国特許の開示
内容は文献の援用によって本明細書に取り込まれる。好
ましい実施形態では、ポリエーテルイミド樹脂は、下記
の式(X)の芳香族ビス(エーテル無水物)を下記の式
(XI)の有機ジアミンと反応させる。
【0025】
【化16】
【0026】(XI) H2N−R−NH2 式中、T及びRは上記の式(I)で定義した通りであ
る。一般に、反応は約100℃〜約250℃の温度にお
いて式(X)の無水物と式(XI)のジアミンが相互作用
を起こすようにo−ジクロロベンゼン、m−クレゾール
/トルエンなどの周知の溶剤を用いて実施することがで
きる。別法として、ポリエーテルイミド樹脂は芳香族ビ
ス(エーテル無水物)とジアミンとの溶融重合によって
も製造でき、成分混合物を撹拌しながら高温で加熱する
ことによってなされる。一般に溶融重合では約200℃
〜400℃の温度を用いる。反応に連鎖停止剤及び枝分
れ剤を使用してもよい。
る。一般に、反応は約100℃〜約250℃の温度にお
いて式(X)の無水物と式(XI)のジアミンが相互作用
を起こすようにo−ジクロロベンゼン、m−クレゾール
/トルエンなどの周知の溶剤を用いて実施することがで
きる。別法として、ポリエーテルイミド樹脂は芳香族ビ
ス(エーテル無水物)とジアミンとの溶融重合によって
も製造でき、成分混合物を撹拌しながら高温で加熱する
ことによってなされる。一般に溶融重合では約200℃
〜400℃の温度を用いる。反応に連鎖停止剤及び枝分
れ剤を使用してもよい。
【0027】具体的な芳香族ビス(エーテル無水物)と
有機ジアミンは例えば米国特許第3972902号及び
同第4455410号に開示されており、その開示内容
は文献の援用によって本明細書に取り込まれる。式
(X)の芳香族ビス(エーテル無水物)の具体例には、
2,2−ビス(4−(3,4−ジカルボキシフェノキ
シ)フェニル)プロパン二無水物、4,4′−ビス
(3,4−ジカルボキシフェノキシ)ジフェニルエーテ
ル二無水物、4,4′−ビス(3,4−ジカルボキシフ
ェノキシ)ジフェニルスルフィド二無水物、4,4′−
ビス(3,4−ジカルボキシフェノキシ)ベンゾフェノ
ン二無水物、4,4′−ビス(3,4−ジカルボキシフ
ェノキシ)ジフェニルスルホン二無水物、2,2−ビス
[4−(2,3−ジカルボキシフェノキシ)フェニル]
プロパン二無水物、4,4′−ビス(2,3−ジカルボ
キシフェノキシ)ジフェニルエーテル二無水物、4,
4′−ビス(2,3−ジカルボキシフェノキシ)ジフェ
ニルスルフィド二無水物、4,4′−ビス(2,3−ジ
カルボキシフェノキシ)ベンゾフェノン二無水物、4,
4′−ビス(2,3−ジカルボキシフェノキシ)ジフェ
ニルスルホン二無水物、4−(2,3−ジカルボキシフ
ェノキシ)−4′−(3,4−ジカルボキシフェノキ
シ)ジフェニル−2,2−プロパン二無水物、4−
(2,3−ジカルボキシフェノキシ)−4′−(3,4
−ジカルボキシフェノキシ)ジフェニルエーテル二無水
物、4−(2,3−ジカルボキシフェノキシ)−4′−
(3,4−ジカルボキシフェノキシ)ジフェニルスルフ
ィド二無水物、4−(2,3−ジカルボキシフェノキ
シ)−4′−(3,4−ジカルボキシフェノキシ)ベン
ゾフェノン二無水物、及び4−(2,3−ジカルボキシ
フェノキシ)−4′−(3,4−ジカルボキシフェノキ
シ)ジフェニルスルホン二無水物、並びにこれらの各種
混合物がある。
有機ジアミンは例えば米国特許第3972902号及び
同第4455410号に開示されており、その開示内容
は文献の援用によって本明細書に取り込まれる。式
(X)の芳香族ビス(エーテル無水物)の具体例には、
2,2−ビス(4−(3,4−ジカルボキシフェノキ
シ)フェニル)プロパン二無水物、4,4′−ビス
(3,4−ジカルボキシフェノキシ)ジフェニルエーテ
ル二無水物、4,4′−ビス(3,4−ジカルボキシフ
ェノキシ)ジフェニルスルフィド二無水物、4,4′−
ビス(3,4−ジカルボキシフェノキシ)ベンゾフェノ
ン二無水物、4,4′−ビス(3,4−ジカルボキシフ
ェノキシ)ジフェニルスルホン二無水物、2,2−ビス
[4−(2,3−ジカルボキシフェノキシ)フェニル]
プロパン二無水物、4,4′−ビス(2,3−ジカルボ
キシフェノキシ)ジフェニルエーテル二無水物、4,
4′−ビス(2,3−ジカルボキシフェノキシ)ジフェ
ニルスルフィド二無水物、4,4′−ビス(2,3−ジ
カルボキシフェノキシ)ベンゾフェノン二無水物、4,
4′−ビス(2,3−ジカルボキシフェノキシ)ジフェ
ニルスルホン二無水物、4−(2,3−ジカルボキシフ
ェノキシ)−4′−(3,4−ジカルボキシフェノキ
シ)ジフェニル−2,2−プロパン二無水物、4−
(2,3−ジカルボキシフェノキシ)−4′−(3,4
−ジカルボキシフェノキシ)ジフェニルエーテル二無水
物、4−(2,3−ジカルボキシフェノキシ)−4′−
(3,4−ジカルボキシフェノキシ)ジフェニルスルフ
ィド二無水物、4−(2,3−ジカルボキシフェノキ
シ)−4′−(3,4−ジカルボキシフェノキシ)ベン
ゾフェノン二無水物、及び4−(2,3−ジカルボキシ
フェノキシ)−4′−(3,4−ジカルボキシフェノキ
シ)ジフェニルスルホン二無水物、並びにこれらの各種
混合物がある。
【0028】上記の式(X)に包含される芳香族ビス
(エーテル無水物)の好ましいクラスには、Tが次の式
(XII) のものがある。
(エーテル無水物)の好ましいクラスには、Tが次の式
(XII) のものがある。
【0029】
【化17】
【0030】式中、各々のYは以下の式(XIII)からな
る群から独立に選択される。
る群から独立に選択される。
【0031】
【化18】
【0032】ポリエーテルイミド/ポリイミドコポリマ
ーを用いる場合、ピロメリト酸無水物のような二無水物
をビス(エーテル無水物)と組合せて使用する。ビス
(エーテル無水物)は、双極性非プロトン溶媒存在下で
のニトロ置換フェニルジニトリルと二価フェノール化合
物の金属塩との反応生成物の加水分解及びその後での脱
水反応によって製造することができる。
ーを用いる場合、ピロメリト酸無水物のような二無水物
をビス(エーテル無水物)と組合せて使用する。ビス
(エーテル無水物)は、双極性非プロトン溶媒存在下で
のニトロ置換フェニルジニトリルと二価フェノール化合
物の金属塩との反応生成物の加水分解及びその後での脱
水反応によって製造することができる。
【0033】式(XI)の好適な有機ジアミンには、例え
ば、m−フェニレンジアミン、p−フェニレンジアミ
ン、4,4′−ジアミノジフェニルプロパン、4,4′
−ジアミノジフェニルメタン(慣用名「4,4′−メチ
レンジアニリン」)、4,4′−ジアミノジフェニルス
ルフィド、4,4′−ジアミノジフェニルスルホン、
4,4′−ジアミノジフェニルエーテル(慣用名「4,
4′−オキシジアニリン」)、1,5−ジアミノナフタ
レン、3,3−ジメチルベンジジン、3,3−ジメトキ
シベンジジン、2,4−ビス(β−アミノ−t−ブチ
ル)トルエン、ビス(p−β−アミノ−t−ブチルフェ
ニル)エーテル、ビス(p−β−メチル−o−アミノフ
ェニル)ベンゼン、1,3−ジアミノ−4−イソプロピ
ルベンゼン、1,2−ビス(3−アミノプロポキシ)エ
タン、ベンジジン、m−キシリレンジアミン、2,4−
ジアミノトルエン、2,6−ジアミノトルエン、ビス
(4−アミノシクロヘキシル)メタン、3−メチルヘプ
タメチレンジアミン、4,4−ジメチルヘプタメチレン
ジアミン、2,11−ドデカンジアミン、2,2−ジメ
チルプロピレンジアミン、1,18−オクタメチレンジ
アミン、3−メトキシヘキサメチレンジアミン、2,5
−ジメチルヘキサメチレンジアミン、2,5−ジメチル
ヘプタメチレンジアミン、3−メチルヘプタメチレンジ
アミン、5−メチルノナメチレンジアミン、1,4−シ
クロヘキサンジアミン、1,18−オクタデカンジアミ
ン、ビス(3−アミノプロピル)スルフィド、N−メチ
ル−ビス(3−アミノプロピル)アミン、ヘキサメチレ
ンジアミン、ヘプタメチレンジアミン、ノナメチレンジ
アミン、デカメチレンジアミン及びこれらのジアミンの
混合物がある。
ば、m−フェニレンジアミン、p−フェニレンジアミ
ン、4,4′−ジアミノジフェニルプロパン、4,4′
−ジアミノジフェニルメタン(慣用名「4,4′−メチ
レンジアニリン」)、4,4′−ジアミノジフェニルス
ルフィド、4,4′−ジアミノジフェニルスルホン、
4,4′−ジアミノジフェニルエーテル(慣用名「4,
4′−オキシジアニリン」)、1,5−ジアミノナフタ
レン、3,3−ジメチルベンジジン、3,3−ジメトキ
シベンジジン、2,4−ビス(β−アミノ−t−ブチ
ル)トルエン、ビス(p−β−アミノ−t−ブチルフェ
ニル)エーテル、ビス(p−β−メチル−o−アミノフ
ェニル)ベンゼン、1,3−ジアミノ−4−イソプロピ
ルベンゼン、1,2−ビス(3−アミノプロポキシ)エ
タン、ベンジジン、m−キシリレンジアミン、2,4−
ジアミノトルエン、2,6−ジアミノトルエン、ビス
(4−アミノシクロヘキシル)メタン、3−メチルヘプ
タメチレンジアミン、4,4−ジメチルヘプタメチレン
ジアミン、2,11−ドデカンジアミン、2,2−ジメ
チルプロピレンジアミン、1,18−オクタメチレンジ
アミン、3−メトキシヘキサメチレンジアミン、2,5
−ジメチルヘキサメチレンジアミン、2,5−ジメチル
ヘプタメチレンジアミン、3−メチルヘプタメチレンジ
アミン、5−メチルノナメチレンジアミン、1,4−シ
クロヘキサンジアミン、1,18−オクタデカンジアミ
ン、ビス(3−アミノプロピル)スルフィド、N−メチ
ル−ビス(3−アミノプロピル)アミン、ヘキサメチレ
ンジアミン、ヘプタメチレンジアミン、ノナメチレンジ
アミン、デカメチレンジアミン及びこれらのジアミンの
混合物がある。
【0034】式(I)の範疇に含まれる特に好ましいポ
リエーテルイミド樹脂の具体例は、Rがパラフェニレ
ン、メタフェニレン又はパラフェニレンとメタフェニレ
ンの混合物であって、Tが−O−Z−O−でZが次の式
(XIV)であり、式(XIV)の二価基が式(I)の各アリ
ールイミド部分のアリール環の3,3′位を橋かけして
いる繰返し単位を含んでなるものである。
リエーテルイミド樹脂の具体例は、Rがパラフェニレ
ン、メタフェニレン又はパラフェニレンとメタフェニレ
ンの混合物であって、Tが−O−Z−O−でZが次の式
(XIV)であり、式(XIV)の二価基が式(I)の各アリ
ールイミド部分のアリール環の3,3′位を橋かけして
いる繰返し単位を含んでなるものである。
【0035】
【化19】
【0036】一般に、有用なポリエーテルイミド樹脂
は、25℃のm−クレゾール中で測定して、約0.2d
l/gを超える固有粘度[η]、好ましくは約0.35
〜約0.67dl/gの固有粘度[η]を有する。好ま
しい実施形態では、本発明樹脂のポリエーテルイミド樹
脂は、ポリスチレン標準を用いたゲルパーミエーション
クロマトグラフィーで測定して、約10000〜150
000の重量平均分子量を有する。
は、25℃のm−クレゾール中で測定して、約0.2d
l/gを超える固有粘度[η]、好ましくは約0.35
〜約0.67dl/gの固有粘度[η]を有する。好ま
しい実施形態では、本発明樹脂のポリエーテルイミド樹
脂は、ポリスチレン標準を用いたゲルパーミエーション
クロマトグラフィーで測定して、約10000〜150
000の重量平均分子量を有する。
【0037】本発明の熱可塑性樹脂組成物の芳香族ポリ
カーボネート樹脂成分として使用するのに好適な芳香族
ポリカーボネート樹脂は公知の化合物であり、その製造
及び性質は例えば米国特許第3169121号、同第4
487896号及び同第5411999号などに記載さ
れている。なお、これらの米国特許の開示内容は文献の
援用によって本明細書に取り込まれる。
カーボネート樹脂成分として使用するのに好適な芳香族
ポリカーボネート樹脂は公知の化合物であり、その製造
及び性質は例えば米国特許第3169121号、同第4
487896号及び同第5411999号などに記載さ
れている。なお、これらの米国特許の開示内容は文献の
援用によって本明細書に取り込まれる。
【0038】芳香族ポリカーボネート樹脂は概して二価
フェノールをカーボネート前駆体と反応させることによ
って製造される。好適な二価フェノールには、例えば、
2,2−ビス(4−ヒドロキシフェニル)プロパン
(「ビスフェノールA」)、2,2−ビス(3,5−ジ
メチル−4−ヒドロキシフェニル)プロパン、ビス(2
−ヒドロキシフェニル)メタン、4,4−ビス(4−ヒ
ドロキシフェニル)ヘプタン、3,5,3′,5′−テ
トラクロロ−4,4′−ジヒドロキシフェニルプロパ
ン、2,6−ジヒドロキシナフタレン、ヒドロキノン、
2,4′−ジヒドロキシフェニルスルホンの1又はそれ
以上がある。非常に好ましい実施形態では、二価フェノ
ールは2,2−ビス(4−ヒドロキシフェニル)プロパ
ンである。
フェノールをカーボネート前駆体と反応させることによ
って製造される。好適な二価フェノールには、例えば、
2,2−ビス(4−ヒドロキシフェニル)プロパン
(「ビスフェノールA」)、2,2−ビス(3,5−ジ
メチル−4−ヒドロキシフェニル)プロパン、ビス(2
−ヒドロキシフェニル)メタン、4,4−ビス(4−ヒ
ドロキシフェニル)ヘプタン、3,5,3′,5′−テ
トラクロロ−4,4′−ジヒドロキシフェニルプロパ
ン、2,6−ジヒドロキシナフタレン、ヒドロキノン、
2,4′−ジヒドロキシフェニルスルホンの1又はそれ
以上がある。非常に好ましい実施形態では、二価フェノ
ールは2,2−ビス(4−ヒドロキシフェニル)プロパ
ンである。
【0039】カーボネート前駆体はハロゲン化カルボニ
ル、炭酸エステル又はハロホルメートの1又はそれ以上
である。好適なハロゲン化カルボニルには例えば臭化カ
ルボニル及び塩化カルボニルがある。好適な炭酸エステ
ルには、例えば炭酸ジフェニル、炭酸ジクロロフェニ
ル、炭酸ジナフチル、炭酸フェニルトリル及び炭酸ジト
リルなどがある。好適なハロホルメートには、二価フェ
ノール類(例えばヒドロキノンなど)又はグリコール類
(例えばエチレングリコールやネオペンチルグリコール
など)のビスハロホルメートがある。非常に好ましい実
施形態では、カーボネート前駆体は塩化カルボニルであ
る。
ル、炭酸エステル又はハロホルメートの1又はそれ以上
である。好適なハロゲン化カルボニルには例えば臭化カ
ルボニル及び塩化カルボニルがある。好適な炭酸エステ
ルには、例えば炭酸ジフェニル、炭酸ジクロロフェニ
ル、炭酸ジナフチル、炭酸フェニルトリル及び炭酸ジト
リルなどがある。好適なハロホルメートには、二価フェ
ノール類(例えばヒドロキノンなど)又はグリコール類
(例えばエチレングリコールやネオペンチルグリコール
など)のビスハロホルメートがある。非常に好ましい実
施形態では、カーボネート前駆体は塩化カルボニルであ
る。
【0040】好適な芳香族ポリカーボネート樹脂には、
線状芳香族ポリカーボネート樹脂、枝分れ芳香族ポリカ
ーボネート樹脂がある。好適な線状芳香族ポリカーボネ
ート樹脂には、例えばビスフェノールAポリカーボネー
ト樹脂がある。好適な枝分れ状芳香族ポリカーボネート
は公知であり、多官能性芳香族化合物を二価フェノール
及びカーボネート前駆体と反応させて枝分れポリマーを
形成することによって作られる。例えば米国特許第35
44514号、同第3635895号及び同第4001
184号を参照されたい。これらの米国特許の開示内容
は文献の援用によって本明細書に取り込まれる。多官能
性化合物は概して芳香族であって3以上の官能基を含ん
でおり、官能基はカルボキシル、無水カルボン酸、フェ
ノール、ハロホルミル又はそれらの混合物である。かか
る多官能性芳香族化合物の例には、1,1,1−トリ
(4−ヒドロキシフェニル)エタン、1,3,5−トリ
ヒドロキシベンゼン、トリメリト酸無水物、トリメリト
酸、トリメリチルトリクロライド、4−クロロホルミル
フタル酸無水物、ピロメリト酸、ピロメリト酸二無水
物、メリト酸、メリト酸無水物、トリメシン酸、ベンゾ
フェノンテトラカルボン酸、ベンゾフェノンテトラカル
ボン酸二無水物などがある。好ましい多官能性芳香族化
合物は1,1,1−トリ(4−ヒドロキシフェニル)エ
タン、トリメリト酸無水物又はトリメリト酸、或いはこ
れらのハロホルミル誘導体である。
線状芳香族ポリカーボネート樹脂、枝分れ芳香族ポリカ
ーボネート樹脂がある。好適な線状芳香族ポリカーボネ
ート樹脂には、例えばビスフェノールAポリカーボネー
ト樹脂がある。好適な枝分れ状芳香族ポリカーボネート
は公知であり、多官能性芳香族化合物を二価フェノール
及びカーボネート前駆体と反応させて枝分れポリマーを
形成することによって作られる。例えば米国特許第35
44514号、同第3635895号及び同第4001
184号を参照されたい。これらの米国特許の開示内容
は文献の援用によって本明細書に取り込まれる。多官能
性化合物は概して芳香族であって3以上の官能基を含ん
でおり、官能基はカルボキシル、無水カルボン酸、フェ
ノール、ハロホルミル又はそれらの混合物である。かか
る多官能性芳香族化合物の例には、1,1,1−トリ
(4−ヒドロキシフェニル)エタン、1,3,5−トリ
ヒドロキシベンゼン、トリメリト酸無水物、トリメリト
酸、トリメリチルトリクロライド、4−クロロホルミル
フタル酸無水物、ピロメリト酸、ピロメリト酸二無水
物、メリト酸、メリト酸無水物、トリメシン酸、ベンゾ
フェノンテトラカルボン酸、ベンゾフェノンテトラカル
ボン酸二無水物などがある。好ましい多官能性芳香族化
合物は1,1,1−トリ(4−ヒドロキシフェニル)エ
タン、トリメリト酸無水物又はトリメリト酸、或いはこ
れらのハロホルミル誘導体である。
【0041】本発明で使用するのに好ましいポリカーボ
ネートはビスフェノールAとホスゲンから得られるもの
で、一般に、25℃の塩化メチレン中で約0.3〜約
1.5dl/gの固有粘度を有する。好ましい実施形態
では、ポリカーボネート樹脂の重量平均分子量はポリス
チレンを標準とするゲルパーミエーションクロマトグラ
フィーで測定して約30000g/mol以上、さらに
好ましくは約35000〜約40000g/molであ
る。
ネートはビスフェノールAとホスゲンから得られるもの
で、一般に、25℃の塩化メチレン中で約0.3〜約
1.5dl/gの固有粘度を有する。好ましい実施形態
では、ポリカーボネート樹脂の重量平均分子量はポリス
チレンを標準とするゲルパーミエーションクロマトグラ
フィーで測定して約30000g/mol以上、さらに
好ましくは約35000〜約40000g/molであ
る。
【0042】本願発明の組成物の官能化ポリシロキサン
重合体成分として使用するのに好適な官能化ポリシロキ
サン重合体は、1分子当たり1又はそれ以上の官能基を
含む官能化線状又は枝分れポリシロキサン重合体であ
る。好適な官能基には、例えばH、(C2 〜C20)アル
ケニル、(C2 〜C20)アルキニル、(C1 〜C20)ア
ルコキシル、アミノ、アミノアルキルアミド及びエポキ
シがある。好ましい実施形態では、ポリシロキサン重合
体は約1500g/mol以上の重量平均分子量を有す
る。好適な官能化ポリシロキサン流体は公知の化合物で
あり、公知の方法で製造され、多数の供給元から市販さ
れている。
重合体成分として使用するのに好適な官能化ポリシロキ
サン重合体は、1分子当たり1又はそれ以上の官能基を
含む官能化線状又は枝分れポリシロキサン重合体であ
る。好適な官能基には、例えばH、(C2 〜C20)アル
ケニル、(C2 〜C20)アルキニル、(C1 〜C20)ア
ルコキシル、アミノ、アミノアルキルアミド及びエポキ
シがある。好ましい実施形態では、ポリシロキサン重合
体は約1500g/mol以上の重量平均分子量を有す
る。好適な官能化ポリシロキサン流体は公知の化合物で
あり、公知の方法で製造され、多数の供給元から市販さ
れている。
【0043】好ましい実施形態では、官能化ポリシロキ
サン重合体は下記構造式(XVII)の官能化線状ポリシロ
キサン重合体を含んでなる。
サン重合体は下記構造式(XVII)の官能化線状ポリシロ
キサン重合体を含んでなる。
【0044】
【化20】
【0045】R1 、R2 、R3 、R4 、R5 、R6 、R
7 、R8 、R9 及びR10は、該官能化ポリシロキサン重
合体が1分子当たり1以上の官能基を有するように
R1 、R 2 、R3 、R4 、R5 、R6 、R7 、R8 、R
9 及びR10の少なくとも1つは官能基であることを条件
として、各々独立に(C1 〜C20)アルキル、或いは
H、(C2 〜C20)アルケニル、(C2 〜C20)アルキ
ニル、(C1 〜C20)アルコキシル、アミノ、アミノア
ルキルアミド及びエポキシから選択される官能基であ
り、かつa及びbは該官能化ポリシロキサン重合体が1
モル当たり約1500〜約30000gの重量平均分子
量を呈するように選択される整数である。
7 、R8 、R9 及びR10は、該官能化ポリシロキサン重
合体が1分子当たり1以上の官能基を有するように
R1 、R 2 、R3 、R4 、R5 、R6 、R7 、R8 、R
9 及びR10の少なくとも1つは官能基であることを条件
として、各々独立に(C1 〜C20)アルキル、或いは
H、(C2 〜C20)アルケニル、(C2 〜C20)アルキ
ニル、(C1 〜C20)アルコキシル、アミノ、アミノア
ルキルアミド及びエポキシから選択される官能基であ
り、かつa及びbは該官能化ポリシロキサン重合体が1
モル当たり約1500〜約30000gの重量平均分子
量を呈するように選択される整数である。
【0046】好ましい実施形態では、官能基はH、アミ
ノ、アミノアルキル及びエポキシから選択される。非常
に好ましい実施形態では、R5 はHであり、R1 、
R2 、R3 、R4 、R 8 、R9 及びR10は各々独立に
(C1 〜C20)アルキル、さらに好ましくはメチルであ
り、bは0であり、aは官能化線状ポリシロキサン重合
体が約1500〜約30000g/mol、さらに好ま
しくは約3000〜約12000g/molの重量平均
分子量を呈するように選択される整数である。
ノ、アミノアルキル及びエポキシから選択される。非常
に好ましい実施形態では、R5 はHであり、R1 、
R2 、R3 、R4 、R 8 、R9 及びR10は各々独立に
(C1 〜C20)アルキル、さらに好ましくはメチルであ
り、bは0であり、aは官能化線状ポリシロキサン重合
体が約1500〜約30000g/mol、さらに好ま
しくは約3000〜約12000g/molの重量平均
分子量を呈するように選択される整数である。
【0047】本発明の熱可塑性樹脂組成物は、任意成分
として、当技術分野で公知の各種添加剤、例えば酸化防
止剤、充填材及び強化材(ケイ酸塩、TiO2 、ガラス
繊維、カーボンブラック、グラファイト、タルク、マイ
カなど)、その他UV吸収剤、光安定剤、滑剤、可塑
剤、顔料、染料、着色剤及び帯電防止剤などの添加剤、
並びにシロキサン−ポリエーテルイミド共重合体を始め
とする追加の難燃剤を含んでいてもよい。
として、当技術分野で公知の各種添加剤、例えば酸化防
止剤、充填材及び強化材(ケイ酸塩、TiO2 、ガラス
繊維、カーボンブラック、グラファイト、タルク、マイ
カなど)、その他UV吸収剤、光安定剤、滑剤、可塑
剤、顔料、染料、着色剤及び帯電防止剤などの添加剤、
並びにシロキサン−ポリエーテルイミド共重合体を始め
とする追加の難燃剤を含んでいてもよい。
【0048】本発明の組成物の製造は、普通、上記成分
のブレンドの形成に好適な条件下で成分を混ぜることに
よってなされる。好適な条件には、例えば一軸又は二軸
押出機、ミキシングボール又は成分に剪断を加えること
のできる同様の混合装置での溶液ブレンディング又は溶
融ブレンディングが包含される。二軸押出機が一軸押出
機に比べて混合能力に優れているので往々にして好まし
い。組成物中の揮発性不純物を除去するため押出機の少
なくとも1箇所のガス抜き口を介してメルトを真空に引
くのが往々にして有利である。
のブレンドの形成に好適な条件下で成分を混ぜることに
よってなされる。好適な条件には、例えば一軸又は二軸
押出機、ミキシングボール又は成分に剪断を加えること
のできる同様の混合装置での溶液ブレンディング又は溶
融ブレンディングが包含される。二軸押出機が一軸押出
機に比べて混合能力に優れているので往々にして好まし
い。組成物中の揮発性不純物を除去するため押出機の少
なくとも1箇所のガス抜き口を介してメルトを真空に引
くのが往々にして有利である。
【0049】本発明の組成物は、例えば射出成形や押出
等の様々な手段によって、例えば航空機内装品(例え
ば、壁パネル、客席上方のストレージロッカー、給仕ト
レイ、シート背面など)のような有用な賦形品へと成形
することができる。
等の様々な手段によって、例えば航空機内装品(例え
ば、壁パネル、客席上方のストレージロッカー、給仕ト
レイ、シート背面など)のような有用な賦形品へと成形
することができる。
【0050】
【実施例】実施例1〜3並びに比較例C1及びC2 本発明の実施例1〜3並びに比較例C1及びC2の熱可
塑性樹脂を表1に示す相対量(各々、個々の熱可塑性樹
脂100pbwを基準としたpbwで表す)の成分を混
合して製造した。熱可塑性樹脂組成物に使用した成分は
以下の通りであった。
塑性樹脂を表1に示す相対量(各々、個々の熱可塑性樹
脂100pbwを基準としたpbwで表す)の成分を混
合して製造した。熱可塑性樹脂組成物に使用した成分は
以下の通りであった。
【0051】PEI: 2,2−ビス[4−(3,4−
ジカルボキシフェノキシ)フェニル]プロパン二無水物
とメタフェニレンジアミンとの縮合によって製造したメ
ルトインデックス0.9g/minのポリエーテルイミ
ド樹脂。 PC: ビスフェノールAとホスゲンから得た重量平均
分子量約35000g/molのポリカーボネート樹
脂。
ジカルボキシフェノキシ)フェニル]プロパン二無水物
とメタフェニレンジアミンとの縮合によって製造したメ
ルトインデックス0.9g/minのポリエーテルイミ
ド樹脂。 PC: ビスフェノールAとホスゲンから得た重量平均
分子量約35000g/molのポリカーボネート樹
脂。
【0052】PMHS: 重量平均分子量約7000g
/molのトリメチルシリルオキシ末端ポリ(メチルハ
イドロジェンシロキサン)ポリマー。 Si−PEI: 2,2−ビス(2,3−ジカルボキシ
フェノキシフェノール)プロパン二無水物とメタフェニ
レンジアミンとアミノプロピル末端D10ポリジメチルシ
ロキサンとの縮合によって製造した、ポリジメチルシロ
キサン由来の構造単位を34重量%含み、分子量約60
000g/molのシロキサン/ポリエーテルイミド共
重合体。
/molのトリメチルシリルオキシ末端ポリ(メチルハ
イドロジェンシロキサン)ポリマー。 Si−PEI: 2,2−ビス(2,3−ジカルボキシ
フェノキシフェノール)プロパン二無水物とメタフェニ
レンジアミンとアミノプロピル末端D10ポリジメチルシ
ロキサンとの縮合によって製造した、ポリジメチルシロ
キサン由来の構造単位を34重量%含み、分子量約60
000g/molのシロキサン/ポリエーテルイミド共
重合体。
【0053】比較例C1及びC2並びに実施例1〜3の
組成物の試験片をモールド成形し、米連邦航空法規(F
AR:Federal Aviation Regulations)点火及び燃焼長
さ試験(FAR25.853a,Appendix F,Part I参照)、オハイ
オ州立大学(OSU)放熱試験(FAR25.853a,Appendix
F,Part V参照)、米連邦標準局(NBS:National Bur
eau of Standards)煙室試験(FAR25.853a,Appendix F,
Part IV 参照)のプロトコルに準じて耐燃性を測定し
た。
組成物の試験片をモールド成形し、米連邦航空法規(F
AR:Federal Aviation Regulations)点火及び燃焼長
さ試験(FAR25.853a,Appendix F,Part I参照)、オハイ
オ州立大学(OSU)放熱試験(FAR25.853a,Appendix
F,Part V参照)、米連邦標準局(NBS:National Bur
eau of Standards)煙室試験(FAR25.853a,Appendix F,
Part IV 参照)のプロトコルに準じて耐燃性を測定し
た。
【0054】比較例C1及びC2並びに実施例1〜3の
組成物からモールド成形した試験片の試験結果を表1
に、各々キロワット/平方メートル単位で表した2分及
びピークOSU放熱値(「kW/m2」)、秒単位で表
したFAR着火消炎時間(「FAR,IF(s)」)、
インチ単位で表したFAR燃焼長さ(「FAR,BL
(in)」)、特有光学濃度で表した1.5分及び4.
0分及び最大NBS煙濃度(「Ds-1.5,Ds-4.0,D
s-max」)、並びに分単位で表した最大煙濃度相当時間
(tDs-max,(min)」)として示す。
組成物からモールド成形した試験片の試験結果を表1
に、各々キロワット/平方メートル単位で表した2分及
びピークOSU放熱値(「kW/m2」)、秒単位で表
したFAR着火消炎時間(「FAR,IF(s)」)、
インチ単位で表したFAR燃焼長さ(「FAR,BL
(in)」)、特有光学濃度で表した1.5分及び4.
0分及び最大NBS煙濃度(「Ds-1.5,Ds-4.0,D
s-max」)、並びに分単位で表した最大煙濃度相当時間
(tDs-max,(min)」)として示す。
【0055】
【表1】
【0056】実施例1、2及び3の各組成物は比較例C
1の組成物に比べて改善された難燃性、すなわち、低い
OSU放熱値、短いFAR着火消炎時間及び短いFAR
燃焼長さを示した。実施例1,2及び3の各組成物は比
較例C2の組成物と同等もしくはそれに極めて近いOS
U放熱値、FAR着火消炎時間及びFAR燃焼長さを示
し、比較例C2の組成物と比べてNBS煙濃度試験で改
善された性能を示した。
1の組成物に比べて改善された難燃性、すなわち、低い
OSU放熱値、短いFAR着火消炎時間及び短いFAR
燃焼長さを示した。実施例1,2及び3の各組成物は比
較例C2の組成物と同等もしくはそれに極めて近いOS
U放熱値、FAR着火消炎時間及びFAR燃焼長さを示
し、比較例C2の組成物と比べてNBS煙濃度試験で改
善された性能を示した。
Claims (10)
- 【請求項1】 下記成分を含んでなる熱可塑性樹脂組成
物。(a)ポリエーテルイミド樹脂、(b)芳香族ポリ
カーボネート樹脂、及び(c)当該熱可塑性樹脂組成物
の難燃性を改善するのに有効な量の官能化ポリシロキサ
ン重合体。 - 【請求項2】 当該組成物が、ポリエーテルイミド樹脂
と芳香族ポリカーボネート樹脂の合計100pbwを基
準にして、ポリエーテルイミド樹脂60〜90重量部、
芳香族ポリカーボネート樹脂10〜40重量部、及び官
能化ポリシロキサン重合体0.1〜4.0重量部を含ん
でなる、請求項1記載の組成物。 - 【請求項3】 当該組成物が、ポリエーテルイミド樹脂
と芳香族ポリカーボネート樹脂の合計100pbwを基
準にして、官能化ポリシロキサン重合体を0.2〜1.
0重量部を含む、請求項2記載の組成物。 - 【請求項4】 前記ポリエーテルイミド樹脂が式(I)
の構造単位を含んでなる、請求項1記載の組成物。 【化1】 式中、二価基Tは式(I)の各アリールイミド部分のア
リール環の3,3′位、3,4′位、4,3′位又は
4,4′位を橋かけするもので、Tは−O−又は式−O
−Z−O−の基であり、Zは以下の式(II) 【化2】 からなる群から選択される二価基であり、Xは以下の式
(III) 【化3】 の二価基からなる群から選択されるものであり、yは1
〜約5の整数であり、qは0又は1であり、Rは(a)
炭素原子数6〜約20の芳香族炭化水素基及びそのハロ
ゲン化誘導体、(b)炭素原子数2〜約20のアルキレ
ン基、(c)炭素原子数3〜約20のシクロアルキレン
基、及び(d)次の一般式(IV) 【化4】 の二価基からなる群から選択される二価有機基であっ
て、Qは式(V) 【化5】 からなる群から選択されるものであり、y′は約1〜約
5の整数である。 - 【請求項5】 前記ポリエーテルイミド樹脂が2,2−
ビス[4−(3,4−ジカルボキシフェノキシ)フェニ
ル]プロパン二無水物とメタフェニレンジアミンとの溶
融重合で生じた反応生成物である、請求項1記載の組成
物。 - 【請求項6】 前記芳香族ポリカーボネート樹脂が二価
フェノールと、ハロゲン化カルボニル、炭酸エステル、
ハロホルメート及びそれらの混合物から選択されるカー
ボネート前駆体との反応で作られたものである、請求項
1記載の組成物。 - 【請求項7】 前記官能化ポリシロキサン重合体が下記
構造式の官能化線状ポリシロキサン重合体を含んでな
る、請求項1記載の組成物。 【化6】 R1 、R2 、R3 、R4 、R5 、R6 、R7 、R8 、R
9 及びR10は、該官能化ポリシロキサン重合体が1分子
当たり1以上の官能基を有するようにR1 、R 2 、
R3 、R4 、R5 、R6 、R7 、R8 、R9 及びR10の
少なくとも1つは官能基であることを条件として、各々
独立に(C1 〜C20)アルキル、或いはH、(C2 〜C
20)アルケニル、(C2 〜C20)アルキニル、(C1 〜
C20)アルコキシル、アミノ、アミノアルキルアミド及
びエポキシから選択される官能基であり、かつa及びb
は該官能化ポリシロキサン重合体が1モル当たり約15
00〜約30000gの重量平均分子量を呈するように
選択される整数である。 - 【請求項8】 R5 がHであり、R1 、R2 、R3 、R
4 、R8 、R9 及びR10が各々独立に(C1 〜C20)ア
ルキルであり、bが0であり、aが該官能化ポリシロキ
サン重合体が約1500〜約30000g/molの重
量平均分子量を呈するように選択される整数である、請
求項7記載の組成物。 - 【請求項9】 前記官能化ポリシロキサンがトリメチル
シリルオキシ末端ポリ(メチルハイドロジェンシロキサ
ン)重合体を含んでなる、請求項1記載の組成物。 - 【請求項10】 前記官能化ポリシロキサン重合体が1
モル当たり約3000〜約12000gの重量平均分子
量を有する、請求項9記載の組成物。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
US08/984,913 US6310145B1 (en) | 1997-12-04 | 1997-12-04 | Flame retardant polyetherimide resin composition with polycarbonate and polysiloxane |
US08/984913 | 1997-12-04 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH11256035A true JPH11256035A (ja) | 1999-09-21 |
Family
ID=25531009
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10345007A Withdrawn JPH11256035A (ja) | 1997-12-04 | 1998-12-04 | 難燃性ポリエーテルイミド樹脂組成物 |
Country Status (5)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US6310145B1 (ja) |
EP (1) | EP0921161B1 (ja) |
JP (1) | JPH11256035A (ja) |
DE (1) | DE69818782D1 (ja) |
SG (1) | SG71871A1 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US8097229B2 (en) | 2006-01-17 | 2012-01-17 | Headwaters Technology Innovation, Llc | Methods for manufacturing functionalized inorganic oxides and polymers incorporating same |
WO2020194996A1 (ja) | 2019-03-27 | 2020-10-01 | 積水化学工業株式会社 | 樹脂組成物及び成形体 |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US20030004268A1 (en) * | 2001-05-14 | 2003-01-02 | General Electric Company | Polyimide blends, method of making, and articles made therefrom |
US7649040B2 (en) * | 2002-04-11 | 2010-01-19 | Sabic Innovative Plastics Ip B.V. | Flame retardant fiber reinforced composition with improved flow |
US20050038145A1 (en) * | 2003-08-11 | 2005-02-17 | General Electric Company | Flame retardant fiber reinforced composition with improved flow |
US20040232598A1 (en) * | 2003-05-20 | 2004-11-25 | Constantin Donea | Flame resistant thermoplastic composition, articles thereof, and method of making articles |
US7279594B2 (en) * | 2004-12-13 | 2007-10-09 | General Electric Company | Thermoplastic composition, articles thereof, and method of making the articles |
US20070049706A1 (en) * | 2005-08-26 | 2007-03-01 | Srinivas Siripurapu | Low smoke polycarbonate composition, method of manufacture and product made therefrom |
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