JPH11255869A - 加水分解型ポリエステルおよびそれを含有する防汚塗料用組成物 - Google Patents
加水分解型ポリエステルおよびそれを含有する防汚塗料用組成物Info
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- JPH11255869A JPH11255869A JP5932398A JP5932398A JPH11255869A JP H11255869 A JPH11255869 A JP H11255869A JP 5932398 A JP5932398 A JP 5932398A JP 5932398 A JP5932398 A JP 5932398A JP H11255869 A JPH11255869 A JP H11255869A
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Abstract
加水分解型樹脂およびそれを含有する防汚塗料用組成物
を提供する。 【解決手段】 下記式(I)で表される構造単位を有
し、かつ分子末端に両末端で合計2個以上のカルボキシ
ル基を有することを特徴とする加水分解型ポリエステ
ル。 【化1】 (式中、Rは水素原子または炭素数1〜3のアルキル基
を表し、nは0〜4の整数を表す)
Description
ステルおよびそれを含有する防汚塗料用組成物に関す
る。特に、船舶、海洋構築物、海水導入管等の各種構造
物の海中または水中に没している部分の表面に付着する
微生物、藻類等の動植物の水棲付着生物による汚損防止
に良好な結果を与える防汚塗料用の加水分解型ポリエス
テルおよびそれを含有する防汚塗料用組成物に関するも
のである。
パイプライン、観測ブイ、浮標、オイルフェンス、シル
トプロテクター、橋脚、火力または原子力発電所におけ
る冷却水路、工業用冷却水路、波力発電ブイ、海洋開発
や海洋土木工事に関連する各種機器等の、長期にわたっ
て水中に浸漬される器物、設備および構築物には、フジ
ツボ、ムラサキイ貝、ヒドロ虫、セルプラ、コケムシ、
ホヤ、海綿等の付着動物やアオサ、青のり、シオミド
ロ、ヒビミドロ、シオグサ、ミル等の藻類および藍藻
類、珪藻類、細菌類等のスライムを形成する付着微生物
(以下これらを総称して「汚損生物」ともいう)が付着
し、このために上記機器、器物、設備、構築物等は種々
の損失を被っている。
船体と海水の摩擦抵抗が増大し、船速の低下、燃料消費
量の増加を招く。そればかりでなく、船底の汚損のため
の連行休止や清掃費用等の経済的損失等、汚損生物は保
守および運航上、多大の経済損失をもたらす。また、橋
脚等の海洋に構築されている構造物では、耐久性を高め
るために塗布されている防食被覆膜が汚損生物によって
劣化あるいは腐食し、その結果、構造物の耐用期間が短
くなる。ブイ、その他の浮遊構造物は浮力の低下、水没
を起こす。
交換器等の冷却用水路においては、これらに汚損生物が
付着すると、取水時の抵抗が増したり、熱交換効率の低
下が引き起こされたり、水路から脱落した生物塊による
復水器、熱交換器の性能低下が引き起こされたり等、種
々の損失が発生する。
は水中に存在する構築物等に対する汚損生物の付着は産
業上極めて大きな損失をもたらす。従って、汚損生物の
付着防止のために、従来より、高い防汚性(生物の付着
を防止する性質)を有する防汚塗料として、防汚剤と加
水分解型樹脂とを配合した防汚塗料が使用されてきた。
は、亜酸化銅、ロダン銅等の重金属化合物、テトラメチ
ルチウラムジスルフィド、ジメチルジチオカルバミン酸
亜鉛等のカルバミン酸化合物等が使用され、加水分解型
樹脂としては、TBTOペンダントアクリル樹脂、銅ア
イオノマーアクリル樹脂、シリルエステル系アクリル樹
脂等が使用されてきた。しかしながら、上記加水分解型
樹脂を含有する防汚塗料では海洋汚染が懸念される。従
って、海洋環境への負荷を低減できる防汚塗料用の加水
分解型樹脂が望まれている。
み、本発明者らは、海洋汚染が防止できる加水分解型樹
脂について鋭意検討を行った結果、特定の構造を有する
加水分解型ポリエステルが海洋汚染が防止でき有用であ
ることを見出し、本発明を完成するに至った。
末端に両末端で合計2個以上のカルボキシル基を有する
ことを特徴とする加水分解型ポリエステル。
のアルキル基を表し、nは0〜4の整数を表す) (2) 少なくともグリコール酸残基および/または乳酸残
基を有する上記(1) に記載の加水分解型ポリエステル。 (3) 乳酸残基におけるL−乳酸残基/D−乳酸残基のモ
ル比が1〜9の範囲である上記(2) に記載の加水分解型
ポリエステル。 (4) 全構造単位中、グリコール酸残基が0〜25モル
%、かつ乳酸残基が75〜100モル%である上記(2)
または(3) に記載の加水分解型ポリエステル。 (5) 防汚剤と、上記(1) 〜(4) のいずれかに記載の加水
分解型ポリエステルとを含有することを特徴とする防汚
塗料用組成物。
る。本発明の加水分解型ポリエステルは、下記式(I)
の構造単位を有する脂肪族ポリエステルである。
素数1〜3のアルキル基を表す。炭素数1〜3のアルキ
ル基のアルキル基は、直鎖であっても分枝鎖であっても
よく、メチル基、エチル基、n−プロピル、イソプロピ
ル基が例示される。Rとしては、水素原子、メチル基、
エチル基が好ましく、特に水素原子、メチル基が好まし
い。nは好ましくは0〜4であり、特に好ましくは0で
ある。
(I)の構造単位はグリコール酸残基となり、Rがメチ
ル基、nが0である場合、式(I)の構造単位は乳酸残
基となる。
性を有するものであり、このような樹脂を防汚塗料用と
して使用すると、海中で塗膜表面から当該ポリエステル
が加水分解されて防汚成分を徐放するので、防汚性能を
持続させることができる。この防汚成分の徐放性の調整
は、当該ポリエステルの加水分解性を調整することによ
り行うことができる。また例え、汚損生物が塗膜表面に
付着したとしても、当該ポリエステルの加水分解により
汚損生物を脱落させることができる。加えて、当該ポリ
エステルは生分解性を有し、即ち生化学的に分解を受け
やすいものであるので、その生分解性に起因して、海中
での塗膜表面からの加水分解物が海洋環境を汚染するこ
とはない。
分子末端のカルボキシル基の数、式(I)の構造単位の
種類、そのモル%等により調整できる。
ルはその分子末端に両末端で合計2個以上のカルボキシ
ル基を有していることが必要である。これにより、脂肪
族ポリエステルの加水分解速度が良好となる。通常のオ
キシ酸重合体のように一方の末端のみに1個のカルボキ
シル基が存在する樹脂や、酸末端を封鎖した樹脂(両末
端ともにカルボキシル基が0個)では良好な加水分解速
度が得られないため、防汚塗料用樹脂としては不適当で
ある。
エステルが有する式(I)の構造単位は、1分子中、1
種であっても2種以上であってもよいが、加水分解速
度、塗膜硬度の点から、少なくともグリコール酸残基お
よび/または乳酸残基を有することが好ましい。
位中、0〜25モル%の範囲であることが好ましい。グ
リコール酸残基の割合が25モル%を超えると、脂肪族
ポリエステルの汎用溶剤に対する溶解性が不足し、塗料
化が困難となる恐れがある。また、乳酸残基は、全構造
単位中、75〜100モル%の範囲であることが好まし
い。乳酸残基の割合が75モル%未満であると、船底塗
料に通した良好な塗膜物性(例えば塗膜硬度、付着強
度)が得られない場合がある。なお、上記脂肪族ポリエ
ステルにおいては、グリコール酸残基および乳酸残基の
割合がそれぞれ上記範囲内であれば、これら以外の残基
が存在していてもよい。
ルが有する乳酸残基における、L−乳酸残基とD−乳酸
残基のモル比(L−乳酸残基/D−乳酸残基と示す)
は、好ましくは1〜9であり、より好ましくは1〜3で
ある。L−乳酸残基/D−乳酸残基が9より大きいと、
脂肪族ポリエステルのキシレンや酢酸ブチルなどの汎用
溶剤に対する満足な溶解性が得られないため塗料化が困
難となるおそれがある。逆に、また、L−乳酸残基/D
−乳酸残基が1より小さいと、すなわちD−乳酸残基が
過剰になるとコスト的に不利である。
エステルを単独でまたは2種以上組み合わせて使用して
もよい。
ステルを得るためには、少なくとも式(I)の構造単位
由来のオキシ酸またはその環状2量体(例えばグリコリ
ド、ラクチド等)を重合成分とすればよい。このような
オキシ酸としては、例えば、グリコール酸、乳酸、カプ
ロラクトン等が、環状2量体としては、例えば、グリコ
リド、ラクチド等がそれぞれ使用される。また、乳酸カ
ルシウム、乳酸マグネシウム、グリコール酸カルシウム
等のオキシ酸金属塩を使用できる。
子末端に両末端で合計2個以上のカルボキシル基を有す
るためには、上記オキシ酸またはその環状2量体に加え
て、少なくともジカルボン酸または酸無水物を使用し
て、分子末端のオキシ酸由来の水酸基をジカルボン酸ま
たは酸無水物と反応させるとよい。これらはいずれも環
境汚染しないモノマーであることが特に好ましく、この
ようなジカルボン酸としては、例えば、シュウ酸、コハ
ク酸、アジピン酸等の脂肪族ジカルボン酸、リンゴ酸等
のオキシ酸等が、酸無水物としては、例えば、無水シュ
ウ酸、無水コハク酸、無水アジピン酸等がそれぞれ使用
される。
に両末端で2個以上のカルボキシル基を有する限りは、
上記オキシ酸、ジカルボン酸または酸無水物以外に、多
価アルコールや上記以外のオキシ酸を使用してもよい。
これらはいずれも環境汚染しないモノマーであることが
特に好ましく、多価アルコールとしてはプロピレングリ
コール、グリセリン等が挙げられる。
は、上記オキシ酸、ジカルボン酸または酸無水物、必要
に応じて、多価アルコール等を使用し、公知の触媒を使
用して、加熱、減圧することにより直接脱水重縮合させ
る方法や、グリコリド、ラクチド、カプロラクトン等の
環状2量体、ジカルボン酸または酸無水物、必要に応じ
て、多価アルコール等を使用し、公知の開環重合触媒を
使用し、窒素雰囲気下、加熱することにより開環重合さ
せる方法等がある。
は、好ましくは0.2〜0.8dl/gであり、より好
ましくは0.3〜0.7dl/gである。還元粘度が
0.2dl/gよりも低いと、当該ポリエステルを含有
する防汚塗料では良好な塗膜物性(例えば塗膜硬度、付
着強度)が得られない場合があり、逆に、0.8dl/
gよりも高いと、当該ポリエステルを含有する防汚塗料
のコーティング適性が悪くなる場合がある。ここで、還
元粘度の測定はクロロホルムに樹脂を125mg/25
mlの濃度に溶解して、温度25℃でウベローデ粘度管
を用いて測定したものである。
防汚塗料用として用いる場合には、当該ポリエステルの
ガラス転移点(Tg)は、好ましくは30℃以上、より
好ましくは35℃以上である。Tgが30℃よりも低い
と、当該ポリエステルを含有する防汚塗料による塗膜表
面に粘着性が生じてしまい、実用上問題が生じる。ここ
で、Tgの測定はDSC測定により求めたものである。
使用されている公知の防汚剤、必要に応じてその他の塗
料添加剤と配合されることにより、生分解性を有する防
汚塗料として使用される。防汚剤としては、天然物系防
汚剤を使用することが海洋環境防止の点で好ましい。
ンニン酸、カテキン等のタンニン類、イソチオシアネー
ト類(辛味成分)、チオシアネート類、ゲラニオール、
ファルネソール等のテルペン類、2,5,6−トリブロ
モ−1−メチルグラミン等が挙げられる。その他の公知
の防汚剤としては、例えば、亜酸化銅、ロダン銅、ジン
クジメチルジチオカーバメート、テトラジメチルチウラ
ムジサルファイド等のカルバミン酸化合物等が挙げられ
る。これらの防汚剤は単独でまたは2種以上組み合わせ
て使用される。
の配合量は特に制限はないが、上記脂肪族ポリエステル
100重量部に対して、好ましくは10〜300重量
部、より好ましくは50〜200重量部である。当該配
合量が10重量部未満の場合、防汚効果が期待できず、
逆に300重量部を超えると、当該脂肪族ポリエステル
の含有割合が少なくなって、塗膜の接着性が劣ったり、
防汚成分が比較的初期に大量に溶出して防汚性能が持続
しないことがあり、好ましくない。
ものではないが、有機溶剤により希釈された溶液もしく
は分散液のように製剤化されているものが好ましい。こ
の場合の有機溶剤としては、例えば、トルエン、キシレ
ン等の芳香族系溶剤、酢酸エチル、酢酸ブチル等のエス
テル系溶剤、テトラヒドロフラン等のエーテル系溶剤、
イソプロピルアルコール、ブチルアルコール等のアルコ
ール系溶剤等が挙げられる。これらの有機溶剤は単独で
または2種以上組み合わせて使用される。
れないが、例えば、上記脂肪族ポリエステルと防汚剤と
をそれぞれ別の溶剤に溶解または分散させた後これらを
混合してもよいし、または上記脂肪族ポリエステルと防
汚剤とを同じ溶剤に逐次のたは同時に溶解または分散さ
せてもよい。この際、通常塗料に加えられている添加
剤、例えば顔料、粘度調整剤、レベリング剤等を適宜添
加することも可能である。
説明するが、本発明はこれらの実施例により特に限定さ
れるものではない。
ム4.5g、開環重合触媒としてアルミニウムアセチル
アセトナート300mgをフラスコ内に加えて、窒素雰
囲気下、190℃で1時間加熱攪拌することにより開環
重合した。その後無水コハク酸2.3gを加え、190
℃で加熱攪拌した。さらに、190℃、減圧下(1mm
Hg)で未反応モノマーを留去し、ポリエステルAを得
た。組成、還元粘度等を表1に示す。
開始剤としてリンゴ酸8.2g、開環重合触媒としてア
ルミニウムアセチルアセトナート800mgをフラスコ
内に加えて、窒素雰囲気下、190℃で1時間加熱攪拌
することにより開環重合した。その後無水コハク酸3.
5gを加え、さらに1時間加熱攪拌した。190℃、減
圧下(1mmHg)で未反応モノマーを留去し、ポリエ
ステルBを得た。組成、還元粘度等を表1に示す。
グリコリド300g、重合開始剤として乳酸カルシウム
13.4g、開環重合触媒としてアルミニウムアセチル
アセトナート800mgをフラスコ内に加えて、窒素雰
囲気下、190℃で1時間、加熱攪拌することにより開
環重合させた。その後、無水コハク酸6.9gを加え
て、1時間、190℃で攪拌した。その後190℃、減
圧下(1mmHg)で未反応モノマーを留去し、ポリエ
ステルCを得た。組成、還元粘度等を表1に示す。
合開始剤として乳酸6g、開環重合触媒としてアルミニ
ウムアセチルアセトナート800mgをフラスコ内に加
えて、窒素雰囲気下、190℃で加熱開環重合させた。
その後190℃、減圧下(1mmHg)で未反応モノマ
ーを留去し、ポリエステルDを得た。組成、還元粘度等
を表1に示す。
0g、開環重合触媒としてアルミニウムアセチルアセト
ナート800mgをフラスコ内に加えて、窒素雰囲気
下、190℃で1時間、加熱攪拌することにより開環重
合した。その後190℃、減圧下(1mmHg)で未反
応モノマーを留去し、ポリエステルEを得た。組成、還
元粘度等を表1に示す。
環重合触媒としてアルミニウムアセチルアセトナート8
00mgをフラスコに加えて、窒素雰囲気下、190℃
で、加熱攪拌することにより開環重合した。その後19
0℃、減圧下(1mmHg)で未反応モノマーを留去
し、ポリエステルFを得た。組成、還元粘度等を表1に
示す。
合開始剤として乳酸6g、開環重合触媒としてアセチル
アセトナート800mgをフラスコに加えて、窒素雰囲
気下、190℃、1時間加熱攪拌することにより開環重
合した。その後190℃、減圧下(1mmHg)で未反
応モノマーを留去し、ポリエステルGを得た。組成、還
元粘度等を表1に示す。
合開始剤としてリンゴ酸8.2g、開環重合触媒として
アルミニウムアセチルアセトナート800mgをフラス
コに加えて、窒素雰囲気下、190℃で加熱開環重合さ
せた。その後190℃、減圧下(1mmHg)で未反応
モノマーを留去し、ポリエステルHを得た。組成、還元
粘度等を表1に示す。
たポリエステルA〜Hを、それぞれキシレンに溶解させ
ようとしたが、ポリエステルD、Gは溶解しなかった。
その他の樹脂は固形分濃度50重量%の樹脂ワニスA、
B、C、E、F、Hとし、表2に記載の組成で防汚塗料
1〜11を調製した。防汚塗料の調製に際してはディス
パーを使用した。
硬質塩化ビニル板に、上記の防汚塗料1〜11を刷毛で
2回塗りを実施し、乾燥膜厚140μmでコーティング
した。48時間風乾後、瀬戸内海の岩国沖に固定してい
る筏の水面下lmに浸漬を行い、生物付着性を評価し
た。評価は目視評価を行い、5段階で評価した。結果を
表3に示す。
漬後1年経過しても生物の付着がほとんど見られなかっ
た。しかし防汚塗料8〜11においては、浸漬後3ヵ月
経過ですでに生物の付着が見られ、防汚効果の持続がな
かった。
加水分解型ポリエステルは、良好な加水分解速度を有
し、かつ良好な塗膜物性を付与できるため、防汚塗料用
樹脂として有用である。しかも生分解性を有するため、
人体や自然環境には全く悪影響を与えないものである。
従って、特に天然物系防汚剤と当該ポリエステルを含有
する組成物を防汚塗料は、海洋環境へ与える負荷の小さ
な防汚塗料となる。
Claims (5)
- 【請求項1】 下記式(I)で表される構造単位を有
し、かつ分子末端に両末端で合計2個以上のカルボキシ
ル基を有することを特徴とする加水分解型ポリエステ
ル。 【化1】 (式中、Rは水素原子または炭素数1〜3のアルキル基
を表し、nは0〜4の整数を表す) - 【請求項2】 少なくともグリコール酸残基および/ま
たは乳酸残基を有することを特徴とする請求項1に記載
の加水分解型ポリエステル。 - 【請求項3】 乳酸残基におけるL−乳酸残基/D−乳
酸残基のモル比が1〜9の範囲であることを特徴とする
請求項2に記載の加水分解型ポリエステル。 - 【請求項4】 全構造単位中、グリコール酸残基が0〜
25モル%、かつ乳酸残基が75〜100モル%である
ことを特徴とする請求項2または3に記載の加水分解型
ポリエステル。 - 【請求項5】 防汚剤と、請求項1〜4のいずれかに記
載の加水分解型ポリエステルとを含有することを特徴と
する防汚塗料用組成物。
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JP05932398A JP3924372B2 (ja) | 1998-03-11 | 1998-03-11 | 加水分解型ポリエステルおよびそれを含有する防汚塗料用組成物 |
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