JPH1125583A - ファイル操作装置 - Google Patents

ファイル操作装置

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JPH1125583A
JPH1125583A JP9178511A JP17851197A JPH1125583A JP H1125583 A JPH1125583 A JP H1125583A JP 9178511 A JP9178511 A JP 9178511A JP 17851197 A JP17851197 A JP 17851197A JP H1125583 A JPH1125583 A JP H1125583A
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button
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JP9178511A
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Narihiro Yokoki
成浩 横木
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Original Assignee
Sharp Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 記憶媒体に対するファイル操作を専用に行
い、操作性がよく、携帯性を向上させたファイル操作装
置を提供することである。 【解決手段】 作業者はコマンドボタン10を通して複
写、移動等のファイル整理及びバックアップ等のファイ
ル操作作業用コマンドを発行する。発行されたコマンド
はCPU6及びディスクコントローラ部3を介して記憶
媒体固定部9にセットされた記憶媒体に対して実行され
る。なお、コマンド発行後の記憶媒体内のファイル内
容、ディレクトリ構造の表示は表示部4で行われる。表
示部4は、ファイルに対してはファイル名、ファイル容
量、ファイル作成日時及び選択ドライブを表示してい
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、記憶媒体に対して
ファイルの検索、複写、移動及び削除等のファイル整理
やバックアップ等のファイル操作作業を専用に行なうフ
ァイル操作装置に関する。特に、立った状態や移動して
の作業量が多い工場内での作業などのようにパソコン等
のデータ加工&作成用装置を携帯及び使用するのが困難
な環境下でファイル操作作業を行なう場合等に利用す
る。
【0002】
【従来の技術】フロッピーディスク(FD),光磁気デ
ィスク(MO)等の記憶媒体はパソコン、ワークステー
ション、及びワープロ等のデータ加工&作成用装置で作
成した文章、図形、プログラム等のデータをファイルと
して記憶するために利用されている。
【0003】これら作成されたファイルはデータ加工&
作成用装置内のデータ記憶部(一般にハードディスク)
に記憶することも可能であるが、ファイル数の増加に伴
いファイル容量が大きくなり、データ加工&作成用装置
内のデータ記憶部の容量内に納まりきらなくなった場合
に、データ記憶場所として記憶媒体を使用する。また、
データ加工&作成用装置がデータ記憶部を有しない場合
では、外部データ記憶場所として記憶媒体を頻繁に使用
する。このようにファイルを記憶媒体に記憶しておく
と、万が一データ加工&作成用装置が壊れた場合でも、
ファイルは記憶媒体により記憶されているため、他のデ
ータ加工&作成用装置を使用すれば再びデータを呼び出
すことができる。記憶媒体にファイルを記憶する場合、
比較的簡単に記憶媒体内のファイルを他のバックアップ
用記憶媒体に複写することが可能であるので、ファイル
のセキュリティー向上の意味でも広く利用されている。
【0004】このように記憶媒体を利用することによ
り、膨大な数のファイルを記憶できるだけでなく、デー
タのセキュリティー向上に対しても重要な意味を持つた
め、今後1つの記憶媒体に対する記憶容量が増大すると
予想される。それに伴い記憶できるファイル数も多くな
るので、ファイル検索、複写、移動及び削除等のファイ
ル操作作業が、今まで以上に重要となってくる。また、
1つの記憶媒体に対する記憶容量が大きくなるというこ
とは、1つの記憶媒体が破損すると、それに記憶されて
いる大量のファイルが一度に破損する危険性があるた
め、記憶媒体内のファイルを他のバックアップ用記憶媒
体に記憶する必要性がますます高くなる。
【0005】従来の技術では、記憶媒体内のファイルの
整理及びバックアップ等のファイル操作作業はパソコ
ン、ワープロ等のデータ加工&作成用装置を介して行っ
ていた。すなわち、記憶媒体をデータ加工&作成用装置
のディスクコントローラ部(いわゆるパソコンのフロッ
ピーディスクドライブ)からアクセスを行い、データ加
工&作成用装置の操作部(いわゆるパソコンのキーボー
ド)からファイル検索、複写、移動及び削除等のファイ
ル整理やバックアップ等のファイル操作作業を行ってい
た。これらのデータ加工&作成用装置には上記のファイ
ル整理やバックアップ等のファイル操作機能を付加機能
として備えているからである。
【0006】また、パソコン、ワープロ等のデータ加工
&作成用装置を介さないで、記憶媒体のファイル複写を
行う手段として、記憶媒体内のデータを複写する機能を
備えた外部入出力装置の特許が出願されている。これ
は、形状的にはパソコン等のデータ加工&作成用装置よ
りも小さく携帯性にすぐれているため、それら装置の使
用が困難な環境下でもファイル複写作業が可能となる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】ところが、記憶媒体の
データ記憶容量の増大に伴うファイルの整理及びバック
アップ等のファイル操作作業の増大のため、本来パソコ
ン、ワープロ等のデータ加工&作成用装置が有する文
章、図形、プログラム等の作成機能を利用する時間が大
幅に削減されてしまう。さらにパソコン、ワープロ等の
データ加工&作成用装置は、低コスト化のためにディス
クコントローラ部を1つしか装備していないタイプのも
のが多く、記憶媒体内のファイルを他のバックアップ用
記憶媒体に記憶する作業を行う場合は、複写元の記憶媒
体内ファイルを一旦データ加工&作成用装置内のデータ
記憶部に複写し、そこから移動先の記憶媒体に再び複写
し直すという作業を行わなければならない。そのため、
操作上複雑であるばかりでなく時間的にも多くの時間を
要する。
【0008】また、パソコンが身近にない環境下や他の
目的で使用中の環境下、あるいは移動する作業が多いた
め、パソコンを使用するのが困難な環境下では、ファイ
ルの整理及びバックアップ等のファイル操作作業を行な
うことは容易ではない。
【0009】例えば、パソコン、ワープロ等のデータ加
工&作成用装置の台数に対して従業員が多い会社又は部
署では、データ加工&作成用装置を使用するために、順
番待ちをする従業員が多数出てくる。順番待ちをする原
因の1つとして、データ加工&作成用装置を文章、図
形、プログラム等のデータ加工&作成のために使用する
従業員の他にファイルの検索、複写、移動及び削除等の
ファイル整理やバックアップ等のファイル操作作業を行
う従業員も、それらの装置を使用するからである。この
傾向は、記憶媒体のデータ記憶容量が増大すればより顕
著に現れる。
【0010】また、広い工場内で装置の管理を複数のパ
ソコンが行ない、各装置での処理結果データ及び処理条
件データをパソコン内のデータ記憶部にファイル形式で
記憶している場合を考える。作業者はパソコン内のデー
タ記憶部に記憶された上記ファイルを、記憶媒体に複写
又は移動する場合、各パソコンのデータ記憶部から記憶
媒体にファイル複写又は移動する作業に加えて、ファイ
ルを確実に複写又は移動したかを確認する作業あるいは
それらのファイルを整理する作業に多くの時間を費や
す。このような確認はパソコンで行う必要があるが、パ
ソコンの存在する場所まで移動する必要がある。その上
に、パソコンを長時間使用すると、パソコン本来の装置
を管理する機能に支障をきたす場合が発生する。このよ
うに、工場内でパソコン内のファイルを複写又は移動す
る場合は、その作業を迅速に行う必要があるため、あら
かじめ記憶媒体内のどの位置に複写又は移動するかを事
前に理解しておく必要性も生じる。
【0011】他にも、クリーン度の高い工場では、その
工場内への物の持ち込みが厳しく監視されている。パソ
コン、ワープロ等のデータ加工&作成用装置も例外では
なく、それらの持ち込み時には十分な清掃が必要とされ
る。もし、データの検索、複写、移動及び削除等のファ
イル整理やバックアップ等のファイル操作作業しか行わ
ない場合に、わざわざ上記データ加工&作成用装置を持
ち込むのは必ずしも有効な手段とはいえない。
【0012】現在、記憶媒体内のデータを複写する機能
を備えた外部入出力装置の特許が出願されている。これ
は、形状的にはパソコン、ワープロ等のデータ加工&作
成用装置よりも小さく携帯性にすぐれているため、それ
ら装置の使用が困難な環境下でも上記作業が可能とな
る。ただし、従来のデータ加工&作成用装置、記憶媒体
以外のファイル複写機能のみを備えた装置があえて必要
かどうかは、疑問の残る点である。パソコン、ワープロ
等のデータ加工&作成用装置は、文章、図形、プログラ
ム等の作成作業の際には必要不可欠であり、記憶媒体に
おいても作成された大容量のファイル記憶及びバックア
ップによるデータのセキュリティー向上のために必要不
可欠である。これに対し、ファイル複写機能専用の外部
入出力装置は、必要な時期もあれば必要でなくなる時期
もある。
【0013】例えば、会社又は部署において、データ加
工&作成用装置の使用頻度が高くなるのは、特定の期間
だけというような環境下において、そのような外部入出
力装置は常に必要というわけではない。このように複写
機能のみの専用装置は、その利用範囲が限られてくるた
め、必要でない時期が発生することが多く、その時期に
おいては、その装置の保管&管理を行わなければならな
い。さらに記憶媒体内ファイルに対する他の記憶媒体へ
のバックアップ作業時には、それらの装置が2台必要と
なり保管&管理上もますます困難となる。
【0014】本発明の目的は、記憶媒体に対するファイ
ル操作を専用に行い、操作性がよく、携帯性を向上させ
たファイル操作装置を提供することである。
【0015】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、記憶
媒体を収容固定してファイル操作を行うファイル操作手
段と、ファイル操作を実行させるコマンドを発行するコ
マンドボタンと、該コマンドボタンから発行されたコマ
ンドに基づいて、ファイル操作を前記ファイル操作手段
に実行させる制御手段とを備え、記憶媒体に対するファ
イル操作のみを専用に行うことを特徴とするファイル操
作装置である。
【0016】請求項2の発明は、請求項1記載のファイ
ル操作装置であって、前記ファイル操作手段は、2つの
記憶媒体を収容でき、2つの記憶媒体間でファイル操作
を可能としたことを特徴とする。
【0017】請求項3の発明は、請求項1記載のファイ
ル操作装置であって、複数の記憶媒体を収容保管する記
憶媒体保管手段を有することを特徴とする。
【0018】請求項4の発明は、請求項1記載のファイ
ル操作装置であって、外部接続端子を備え、前記制御手
段は、該外部接続端子を介して入力されたコマンドに基
づき前記ファイル操作手段にファイル操作させることを
特徴とする。
【0019】請求項1の発明においては、記憶媒体をセ
ットすることによりパソコン、ワープロ等のデータ加工
&作成用装置を用いずに、ファイルの検索、複写、移動
及び削除等のファイル整理やバックアップ等のファイル
操作作業が可能となる。
【0020】また、請求項2の発明においては、2枚の
記憶媒体をセットすることにより記憶媒体間でのファイ
ルの検索、複写、移動及び削除等のファイル整理やバッ
クアップ等のファイル操作作業が可能となる。
【0021】また、請求項3の発明において、記憶媒体
保管部に複数の記憶媒体を収納&保管することにより記
憶媒体収納&保管用ケースとして使用することが可能で
ある。
【0022】また、請求項4の発明において、外部端子
を設けて、外部からのコマンド入力によって、ファイル
操作が可能なるので、ファイル操作装置を外部端子で接
続して、互いにファイル操作をしたり、データ加工&作
成用装置を外部端子に接続してデータのやり取りも可能
となる。
【0023】
【発明の実施の形態】本発明は、セットされた記憶媒体
内ファイルの検索、複写、移動及び削除等のファイル整
理やバックアップ等のファイル操作作業機能を有するフ
ァイル操作装置である。以下に、本発明の実施の形態に
ついて、図面を参照しながら説明する。
【0024】図1は、本発明に係るファイル操作装置の
ブロック図である。本体には脱着可能なバッテリー1が
内蔵されON/OFFボタン7により電源を入れること
ができる。中央演算装置(以下、CPUと呼ぶ)6には
制御プログラムが内蔵されたリードオンリーメモリ(以
下、ROMと呼ぶ)2、データの一時記憶等に用いるラ
ンダムアクセスメモリ(以下、RAMと呼ぶ)8等の各
部がバス11により接続されている。CPU6と接続さ
れている他の要部としてディスクコントローラ部3、表
示部4、コマンドボタン10がある。
【0025】本件ファイル操作装置に記憶媒体をセット
する場合は、記憶媒体出入口5に記憶媒体を挿入する。
挿入された記憶媒体はファイル操作手段である記憶媒体
固定部9にセットされ、ここでディスクコントローラ部
3を通じてファイル操作が行われる。
【0026】作業者が本件ファイル操作装置を通じて記
憶媒体に対する操作を発行するのは、すべてコマンドボ
タン10を通じてである。コマンドボタン10には複
写、移動、削除及び実行ボタン等のように記憶媒体に対
する様々なファイル整理及びバックアップ等のファイル
操作作業のための機能がある。
【0027】作業者は、コマンドボタン10を通して複
写、移動等のファイル整理及びバックアップ等のファイ
ル操作作業用コマンドを発行する。発行されたコマンド
は、CPU6及びディスクコントローラ部3を介して記
憶媒体固定部9にセットされた記憶媒体に対して実行さ
れる。なお、コマンド発行後の記憶媒体内のファイル内
容、ディレクトリ構造の表示は表示部4で行われる。表
示部4はELディスプレイ、液晶ディスプレイ、プラズ
マディスプレイ等で構成されており、ファイルに対して
はファイル名、ファイル容量、ファイル作成日時及び選
択ドライブを表示している。
【0028】本件ファイル操作装置の構成図を図2に示
す。本体上部には表示部4、コマンドボタン10、ON
/OFFボタン7及びバッテリー取り出しボタン13が
付加され、前面には記憶媒体出入口5及び記憶媒体取出
しボタン24がそれぞれ2つずつと記憶媒体保管部12
及び保管用記憶媒体取出しボタン25が付加されてい
る。バッテリー取り出しボタン13を押すとバッテリー
1を取り出すことができるため、バッテリー1の交換時
にはこのボタンを押す。
【0029】本件ファイル操作装置を上部から見た図を
図3に示す。コマンドボタン10には、SHIFTボタ
ン14、削除ボタン15、移動(初期化)ボタン16、
解除ボタン17、複写(検索)ボタン18、ディレクト
リ作成ボタン19、ファイル名変更ボタン20、実行ボ
タン21、矢印ボタン22及びドライブ変更ボタン23
がある。矢印ボタン22はファイル又はディレクトリの
選択時に使用する。表示部4に四角で囲まれて表示され
ている部分又は反転表示されている部分が現在選択され
ているファイル又はディレクトリであり、矢印ボタン2
2の上向き矢印を押すと四角又は反転表示が上方のディ
レクトリ及びファイルに移動し、下向きボタンを押すと
下方のディレクトリ及びファイルに移動する。SHIF
Tボタン14を押しながら矢印ボタン22(上向き、下
向きボタン)を押すと複数のディレクトリ又はファイル
の選択が可能となる。
【0030】一方、左右の矢印ボタン22は、ディレク
トリ又はファイル選択の切り替え時に使用する。左向き
ボタンを押すとディレクトリの選択モードになり、右向
きボタンを押すとファイルの選択モードになる。解除ボ
タン17及び実行ボタン21は、それぞれコマンドボタ
ンに対する途中中断及び実行時に使用する。
【0031】また、2つの記憶媒体間でのファイル整理
及びバックアップ等のファイル操作作業を行う場合は、
2つの記憶媒体出入口5を通じて記憶媒体固定部9にそ
れぞれ記憶媒体をセットする。
【0032】本件ファイル操作装置の内部構造図を図4
に示す。本体上方にはディスクコントローラ部3及び記
憶媒体固定部9がある(図面には表示しきれていないが
2つずつある)。下方右側にはCPU6、ROM2及び
RAM8があり下方左側にはバッテリー1がある。
【0033】次に表示部4の説明を行う。図5に示すよ
うにファイル数が表示枠内に収まらなくなったら表示部
4右端にスクロールバー26が表示される。上下矢印ボ
タン22を選択することにより表示枠外のファイルを表
示させることができる。ディレクトリ構造表示に対して
もディレクトリの階層、ディレクトリ数が増えるとそれ
ぞれ横、縦方向にスクロールバー26が表示される。表
示枠外のデータを見たい場合は、それぞれ左右、上下矢
印ボタン22を選択する。表示部4には、その他にも現
在選択しているドライブの表示、バッテリーの電力切れ
に対する警告メッセージや複写、移動、削除及びファイ
ル名変更ボタンを押した時の確認メッセージ等を表示す
る。
【0034】また、ファイル操作を行わない記憶媒体
は、記憶媒体保管部12に収納&保管することができ
る。記憶媒体保管部12は、普段は図6左側に示すよう
に閉じられた状態であるが、記憶媒体を収納或いは取り
出す場合は、保管用記憶媒体取出しボタン25を押す
と、図6右側のように取り出し可能な状態になる。これ
は、複数の記憶媒体に対してファイル操作を行う場合に
使用すると便利である。つまり、現在ファイル操作を行
っている記憶媒体に対する操作が終了した場合、その記
憶媒体を記憶媒体保管部12に保管する。そしてファイ
ル操作が必要な記憶媒体を記憶媒体保管部12から取り
出すことができるからである。特に移動しながらの作業
が多い環境下では、携帯性に富んでいるため非常に有用
である。また、ファイル操作を行わない場合でも、記憶
媒体の収納ケースとして使用できるため、本件ファイル
操作装置の利用範囲が広がる。
【0035】コマンドボタン10に対するファイル複
写、移動、削除及びファイル名、ドライブ変更等の操作
方法を図7及び図8のフローチャートに基づき以下に説
明する。本件ファイル操作装置にセットした記憶媒体が
1つの場合でのファイル操作方法(図7参照)を以下に
示す。
【0036】・on/offボタン7 記憶媒体をセットした後、on/offボタン7を押す
(ステップS1)。 ・ファイルの選択(ステップS5) ファイル操作装置本体右側にある矢印ボタン(左右、上
下)22を操作することにより、目的のファイルを反転
させる。反転させたファイルが現在選択されているファ
イルである。なお、ディレクトリ構造及びファイルは表
示部4に表示される。複数のファイルを選択する場合は
SHIFTボタン14を押しながら、矢印ボタン22
(上向き、下向きボタン)を動かすとよい(図9参
照)。
【0037】・ファイルを複写する場合 複写したいファイルを選択後(ステップS5)、複写ボ
タン18を押す(ステップS15、S17)。次に複写
先のディレクトリを反転表示させた後(ステップS1
8)、実行ボタン21を押す(ステップS19、S2
1)。
【0038】・ファイルを移動する場合 移動したいファイルを選択後(ステップS5)、移動ボ
タン16を押す(ステップS15、S16)。次に移動
先のディレクトリを反転表示させた後(ステップS1
8)、実行ボタン21を押す(ステップS19、S2
1)。
【0039】・ファイルを削除する場合 削除したいファイルを選択後(ステップS5)、削除ボ
タン15を押す(ステップS9、S10)。その時点で
図10に示すように表示部4に確認メッセージが表示さ
れるので(ステップS11)、そのまま続ける場合は実
行ボタン21を再び押す(ステップS19、S21)。
解除する場合はファイル操作装置左上の解除ボタン17
を押す(ステップS19、S20)。
【0040】・ファイル名変更する場合 ファイル名変更したいファイルを選択後(複数選択は不
可)(ステップS5)、ファイル名変更ボタン20を押
す(ステップS6、S7)。この時、図11に示すよう
に表示部4右側に変更前ファイル名(現在のファイル)
と変更後ファイル名(最初はブランク)が表示され、左
側にアルファベット及び関連文字が表示される。これら
は上下、左右矢印ボタン22によりカーソル移動後実行
ボタン21を押すと反転表示されている文字が選択され
る。変更後ファイル名を入力(ステップS8)後、実行
ボタン21を押す(ステップS19、S21)と、その
変更後ファイル名が表示部右側のファイル一覧に表示さ
れる(中止したい場合は、解除ボタン17を押す(ステ
ップS19、S20))。
【0041】・ファイルを検索する場合 まず、ファイルを検索したいディレクトリを選択する
(ステップS5)。検索は選択されたディレクトリある
いはそれより下層のディレクトリにあるファイルに対し
てなされる。次に、SHIFTボタン14を押しながら
複写(検索)ボタン18を押す(ステップS12、S1
3)と、図12に示すように表示部4右側に検索するフ
ァイルの入力用画面が表示され、左側にアルファベット
及び関連文字が表示される。これらは上下、左右矢印ボ
タン22により、カーソル移動後実行ボタン21を押す
と、反転表示されている文字が選択される。検索用ファ
イル名を入力(ステップS14)後、実行ボタン21を
押す(ステップS19、S21)と、表示部4に検索結
果が表示される(図13参照)。
【0042】・ドライブ初期化を行う場合 SHIFTボタン14を押しながら移動(初期化)ボタ
ン16を押す(ステップS2、S3)と、図14に示す
ように表示部4に確認メッセージが表示される(ステッ
プS4)。そのまま続ける場合は実行ボタン21を押す
(ステップS19、S21)。解除する場合はファイル
操作装置左上の解除ボタン17を押す(ステップS1
9、S20)。
【0043】本件ファイル操作装置にセットした記憶媒
体が2つの場合の記憶媒体間での操作方法(図8参照)
を以下に説明する。なお、以下の説明においてはカレン
トの選択ドライブが2つのドライブのうち上側のドライ
ブ(Aドライブ)であることを前提とする。
【0044】・2枚の記憶媒体のセット(ステップT
1、T2) ファイル操作装置の2つの記憶媒体出入口5を通じて、
記憶媒体固定部9にそれぞれ記憶媒体をセットする(ス
テップT1)。その後、ファイル操作装置のon/of
fボタン7を押して電源を入れる(ステップT2)。こ
れで記憶媒体間でのファイル整理やバックアップ等のフ
ァイル操作作業が可能となる。
【0045】・ドライブの変更(ステップT3、T4又
はステップT21) まず、ファイル操作装置のドライブ変更ボタン23を押
す。図15に示すようにカーソルが表示部4左上のドラ
イブ選択画面に移動するので、左右矢印ボタン22を押
すことによりドライブを選択する。ここでAドライブは
本体上側のディスクコントローラ部3であり、Bドライ
ブは本体下側のディスクコントローラ部3のことであ
る。変更するドライブが決まったら最後に実行ボタン2
1を押す。
【0046】・ファイルを複写する場合(本体上側(A
ドライブ)にセットされた記憶媒体から下側(Bドライ
ブ)にセットされた記憶媒体へのファイル複写) 複写したいファイルを選択後(ステップT8)、ファイ
ル操作装置の複写ボタン18を押す(ステップT18、
T20)。複写先の指定としてドライブの変更操作によ
りBドライブを選択する(ステップT21)。複写先の
ディレクトリを反転表示により選択した(ステップT2
2)後、実行ボタン21を押す(ステップT23、T2
5)。
【0047】・ファイルを移動する場合(本体上側(A
ドライブ)にセットされた記憶媒体→下側(Bドライ
ブ)にセットされた記憶媒体) 移動したいファイルを選択後(ステップT8)、ファイ
ル操作装置の移動ボタン16を押す(ステップT18、
T19)。移動先の指定として、ドライブの変更操作に
よりBドライブを選択する(ステップT21)。移動先
のディレクトリを反転表示により選択した(ステップT
22)後、実行ボタン21を押す(ステップT23、T
25)。
【0048】・Bドライブにセットされた記憶媒体内フ
ァイルを削除する場合 ドライブの変更操作(ステップT3、T4)後、削除し
たいファイルを選択する(ステップT8)。ファイル操
作装置上の削除ボタン15を押す(ステップT12、T
13)と、図10に示すように表示部4において削除し
てよいか否かの問い合わせメッセージが表示される(ス
テップT14)。処理を続行する場合は実行ボタン21
を押す(ステップT23、T25)。解除する場合は、
解除ボタン17を押す(ステップT23、T24)。
【0049】・Bドライブにセットされた記憶媒体内フ
ァイル名の変更 ドライブの変更操作(ステップT3、T4)後、ファイ
ル名変更したいファイルを選択して(ステップT8)、
ファイル名変更ボタン20を押す(ステップT9、T1
0)。この時、図11に示すように表示部4右側に変更
前ファイル名(現在のファイル)と変更後ファイル名
(最初はブランク)が表示され、ファイル左側にアルフ
ァベット及び関連文字が表示される。これらは上下、左
右矢印ボタン22により、カーソル移動後実行ボタン2
1を押すと反転表示されている文字が選択される。変更
後ファイル名を入力(ステップT11)後、実行ボタン
21を押すと、その変更後ファイル名が表示部右側のフ
ァイル一覧に表示される(ステップT23、T25)。
なお、中止したい場合は解除ボタン17を押す(ステッ
プT23、T24)。また、本体下側(Bドライブ)に
セットされた記憶媒体内のファイルを上側(Aドライ
ブ)にセットされた記憶媒体に複写又は移動等を行うと
きは、まず、ドライブの変更操作によりBドライブに変
更しておく(ステップT3、T4)。
【0050】・Bドライブにセットされた記憶媒体内フ
ァイルを検索する場合 ドライブの変更操作(ステップT3、T4)後、ファイ
ルを検索したいディレクトリを選択する(ステップT
8)。検索は選択されたディレクトリあるいはそれより
下層のディレクトリにあるファイルに対してなされる。
次に、SHIFTボタン14を押しながら複写(検索)
ボタン18を押す(ステップT15、T16)と、図1
2に示すように表示部4右側に検索するファイルの入力
用画面が表示され、左側にアルファベット及び関連文字
が表示される。これらは上下、左右矢印ボタン22によ
り、カーソル移動後実行ボタン21を押すと、反転表示
されている文字が選択される。検索用ファイル名を入力
(ステップT17)後、実行ボタン21を押す(ステッ
プT23、T25)と、表示部4に検索結果が表示され
る(図13参照)。
【0051】・Bドライブにセットされた記憶媒体初期
化を行う場合 ドライブの変更操作(ステップT3、T4)後、SHI
FTボタン14を押しながら移動(初期化)ボタン16
を押す(ステップT5、T6)と、図14に示すように
表示部4に確認メッセージが表示される(ステップT
7)。そのまま続ける場合は実行ボタン21を押す(ス
テップT23、T25)。解除する場合はファイル操作
装置左上の解除ボタン17を押す(ステップT23、T
24)。以上の操作の組み合わせにより、記憶媒体内及
び記憶媒体間でのファイル整理及びバックアップ等のフ
ァイル操作作業が可能となる。
【0052】次に本体にデータ記憶部を有するファイル
操作装置の例について説明する。データ記憶部を付加し
たファイル操作装置の全体図及び内部構造図を図16及
び図17に示す。前述のファイル操作装置と比べてファ
イル操作機能は同じであるが、外部接続端子(コネク
タ)27、コネクタ接続部28、コネクタ引き出し用ス
ライド式ボタン30及びデータ記憶部(ハードディス
ク)29が付加されている。このようなファイル操作装
置は、記憶媒体がファイル整理やバックアップ等のファ
イル操作機能を有するシステムであると考えられるが、
このシステムの特徴として、それ単体としてファイル操
作機能を有するだけでなく、パソコンやワープロ等のデ
ータ加工&作成用装置の記憶媒体としても、そのまま使
用できるという点である。それ自身のデータ記憶部29
内のファイル操作を行いたいときは電源ボタン7をON
にした後、コマンドボタン10を操作する。操作方法は
上記のシステムと同様である。
【0053】一方、記憶媒体として使用する場合は電源
ボタン7をOFFにした状態でパソコン、ワープロ等の
データ加工&作成用装置にセットする。また、ファイル
操作装置間のファイル整理及びバックアップ等のファイ
ル操作作業を行う場合は、双方のファイル操作装置の電
源ボタン7をONにした後、一方のファイル操作装置の
外部接続端子(コネクタ)27をもう一方のファイル操
作装置のコネクタ接続部28に接続する。
【0054】外部接続端子(コネクタ)27は、通常は
図18左側に示すようにファイル操作装置内に収納され
た状態となっているが、コネクタ引き出し用スライド式
ボタン30を上方に引き上げると、図18右側に示すよ
うに外部接続端子(コネクタ)27も本体から引き出さ
れる。このとき接続元のファイル操作装置がAドライブ
となり、接続先のファイル操作装置がBドライブとなる
(図19参照)。
【0055】なお、このようなファイル操作装置はバッ
テリー1、CPU6、ROM2及びRAM8等のファイ
ル操作装置の要部を収納するスペースを確保する事が大
きな問題であるため、データ記憶容量が大きく、寸法が
大きいファイル操作装置に対して有効である。
【0056】
【発明の効果】請求項1の発明によれば、パソコン、ワ
ープロ等のデータ加工&作成用装置を介さなくてもファ
イルの整理及びバックアップ等のファイル操作作業を行
うことができるため、データ加工&作成用装置の効率的
な使用ができる。また、パソコン、ワープロ等のデータ
加工&作成用装置の使用頻度が高くなっている会社及び
部署や、パソコンが点在しているような工場では、ファ
イルの整理又はファイル内容の事前の検索が行えるだけ
でなく、携帯性にも富んでいるため作業効率の向上がは
かれる。
【0057】請求項2の発明によれば、ファイル操作手
段に記憶媒体を2つセットし、記憶媒体間のデータの複
写、移動等が可能となることにより、データ加工&作成
用装置を用いずにデータの複写、移動作業ができ、作業
の効率化がはかれる。
【0058】請求項3の発明によれば、記憶媒体保管部
に記憶媒体を収納&保管することにより、それらの収納
&保管用又は携帯用ケースとしても使用できるため、利
用範囲が広がりに伴なう使用頻度も増える。
【0059】請求項4の発明によれば、外部接続端子を
設けて、外部からのコマンド入力によって、ファイル操
作が可能とすると、ファイル操作装置を外部接続端子で
接続して、互いにファイル操作が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るファイル操作装置のブロック図で
ある。
【図2】ファイル操作装置の構成斜視図である。
【図3】ファイル操作装置の平面図である。
【図4】ファイル操作装置の内部構造図である。
【図5】表示部に表示されるスクロールバーの説明図で
ある。
【図6】記憶媒体保管部の説明図である。
【図7】記憶媒体が1つの場合のファイル操作の処理手
順を示すフローチャートである。
【図8】記憶媒体が2つの場合のファイル操作の処理手
順を示すフローチャートである。
【図9】複数のファイルを選択した場合の表示部におけ
る表示内容を示す説明図である。
【図10】ファイル削除時の表示部における確認メッセ
ージを示す説明図である。
【図11】ファイル名変更ボタンを押した場合の表示部
における表示内容を示す説明図である。
【図12】ファイル検索ボタンを押した場合の表示部に
おける表示内容を示す説明図である。
【図13】ファイル検査結果の表示部における表示内容
を示すん説明図である。
【図14】初期化ボタンを押した場合の表示部における
表示内容を示す説明図である。
【図15】ドライブ変更ボタンを押した場合の表示部に
おける表示内容を示す説明図である。
【図16】データ記憶部を有するファイル操作装置の平
面図である。
【図17】データ記憶部を有するファイル操作装置の内
部構成図である。
【図18】データ記憶部を有するファイル操作装置の外
部接続端子の引き出しを説明する説明図である。
【図19】ファイル操作装置同士の接続状態を説明する
説明図である。
【符号の説明】
3 ディスクコントローラ部 4 表示部 6 CPU 9 記憶媒体固定部 10 コマンドボタン 12 記憶媒体保管部

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 記憶媒体を収容固定してファイル操作を
    行うファイル操作手段と、 ファイル操作を実行させるコマンドを発行するコマンド
    ボタンと、 該コマンドボタンから発行されたコマンドに基づいて、
    ファイル操作を前記ファイル操作手段に実行させる制御
    手段と、 を備え、 記憶媒体に対するファイル操作のみを専用に行うことを
    特徴とするファイル操作装置。
  2. 【請求項2】 前記ファイル操作手段は、複数の記憶媒
    体を収容でき、各記憶媒体間でファイル操作を可能とし
    たことを特徴とする請求項1記載のファイル操作装置。
  3. 【請求項3】 複数の記憶媒体を収容保管する記憶媒体
    保管手段を有することを特徴とする請求項1記載のファ
    イル操作装置。
  4. 【請求項4】 外部接続端子を備え、前記制御手段は、
    該外部接続端子を介して入力されたコマンドに基づき前
    記ファイル操作手段にファイル操作させることを特徴と
    する請求項1記載のファイル操作装置。
JP9178511A 1997-07-03 1997-07-03 ファイル操作装置 Pending JPH1125583A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009054162A (ja) * 2000-05-29 2009-03-12 Sony Corp 情報処理装置および情報表示方法

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009054162A (ja) * 2000-05-29 2009-03-12 Sony Corp 情報処理装置および情報表示方法
US7891010B2 (en) 2000-05-29 2011-02-15 Sony Corporation Information providing apparatus and information providing method

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