JPH07160464A - 表示制御装置 - Google Patents

表示制御装置

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JPH07160464A
JPH07160464A JP5310846A JP31084693A JPH07160464A JP H07160464 A JPH07160464 A JP H07160464A JP 5310846 A JP5310846 A JP 5310846A JP 31084693 A JP31084693 A JP 31084693A JP H07160464 A JPH07160464 A JP H07160464A
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JP
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data
window
display
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JP5310846A
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Katsunori Tanokura
克則 田野倉
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Casio Computer Co Ltd
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Casio Computer Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ウィンドウなどの画面上に表示されているデ
ータの一部が該画面から消去されるとき、その消去され
るデータを同一スクリーン上で確認できるようにする。 【構成】 メインウィンドウW1 において文書作成中
に、サブウィンドウWs の生成を指示すると、該サブウ
ィンドウWs が画面上に生成・表示され、上記メインウ
ィンドウW1 からスクロールされて消えていた3行のデ
ータ「AA・・・A」、「BB・・・B」、「CC・・
・C」がそのサブウィンドウWs に表示される(図3
(a))。その後、メインウィンドウW1 で新たに「K
K・・・K」、「LL・・・L」の2行を順次データ入
力していくと、この入力に伴うスクロールの結果、メイ
ンウィンドウW1 から消去されてしまう「DD・・・
D」、「EE・・・E」の2行のデータがサブウィンド
ウWs の方に表示される(図3(b)、(c))。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、情報処理装置の表示部
の画面表示を制御する表示制御装置に係わり、詳しく
は、画面上でスクロールが発生した場合に、画面の表示
制御を行う表示制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】コンピュータなどの情報処理装置におい
て、表示部として使用されているCRT(cathode ray
tube)や液晶ディスプレイなどの画面は、その表示サイ
ズが限定されている。
【0003】このため、上述の情報処理装置を用いて、
例えば、文書作成等を行ったとき、そのとき作成すべき
文書が一画面内に収まらなかったリ、複数ページにまた
がる場合が生じると、文書の作成中に文頭部分が上方に
自動的にスクロールされ、表示部の画面上から消えてし
まう。したがって、このスクロールされた内容を画面上
で確認できなくなる。このため、このような場合に対処
するために、一般にキー入力部に設けられた「上向き
(上矢印)のカーソル・キー」または「前頁キー」等の
操作により、画面に表示されている内容を一行単位で下
方にスクロールさせるか、または表示画面を前ページの
内容に切り換えることにより、画面上から消えてしまっ
たデータを確認できるようになっている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述の
ような方法を用いてスクロールにより画面上から消去さ
れた内容を参照した場合には、当然、キー入力部の「上
向きのカーソル・キー」または「前頁キー」の押下に伴
って、表示部の画面上に示されているカーソルの位置が
変化してしまう。このため、上述のようにして画面から
消去されたデータを確認した後に、文書の作成を再開す
るには、今度は、「下向き(下矢印)のカーソル・キ
ー」を押下して表示画面を上方にスクロールさせるか、
または「次頁キー」を押下して表示画面を次ページのも
のに切り換えなければならない。これでは、目的の文書
を効率よく作成していくことは到底望めず、特に、その
文書の作成を、スクロールにより画面から消えてしまう
前の内容を随時確認しながら進めていきたいときには非
常に不便である。
【0005】また、コマンド入力画面において、あるコ
マンドを実行した際、その実行結果が現在の画面に収ま
りきらない場合には、該実行結果は画面上で自動的にス
クロールされてしまい、その前半部分は、画面上から消
えてしまい2度と確認できない(逆スクロールができな
い)という問題もあった。
【0006】本発明の課題は、このような実情に基づい
て為されたものであり、データ入力やコマンド入力等に
伴い情報処理装置の表示部の画面表示が変化し、これに
よりそれまで該画面に表示されていた一部のデータが該
画面から消去されるような場合、それらのデータを該画
面上の所定領域で確認できるようにすることである。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、情報処理装置
において表示部の画面表示を制御する表示制御装置を前
提とする。
【0008】記憶手段は、表示部の画面上で所定のユー
ザのキー入力操作等により表示の変化が発生した場合、
これにより該画面上から消去されてしまうデータを記憶
する。この場合、上記画面は表示部のスクリーン全体で
あってもよく、そのスクリーンの一部に表示されるウィ
ンドウであってもよい。
【0009】該表示の変化は、例えば、画面上でワープ
ロソフトやエディタを起動して、文書やプログラム(ソ
ースプログラム)などを作成しているときに新たに入力
されたデータを現在の画面に表示しきれなくなった場
合、またはあるコマンド(例えば、ファイル名の一覧表
示やファイルの内容の表示などを指示するコマンド)を
実行させたときその実行結果を現在の画面だけでは表示
しきれなくなった場合等において発生する画面スクロー
ル等によって起こる。記憶手段は、例えば、所定記憶容
量のRAM(ランダム・アクセス・メモリ)から成り、
上記画面表示の変化に伴って発生する消去データを、例
えば、ビットマップ形式で記憶する。
【0010】制御手段は、予め定められた条件が満足さ
れたときに、該記憶手段に格納されているデータ(前記
消去データ)を、上記表示部の画面上の一部(例えば、
新たに生成する所定サイズのウィンドウ)に表示させ
る。
【0011】上記予め定められた条件には、例えば、あ
る特定のキー操作等によりユーザから上記消去データを
画面表示させる旨の指示が行われたかつ上記消去データ
が記憶手段に格納されている場合、または単に上記消去
データが発生しこのデータが記憶手段に格納された時点
等が該当する。
【0012】
【作用】例えば、ユーザのデータ入力やコマンド入力等
により画面上でスクロールが発生し、これにより該画面
から消去されるデータが発生する場合、またはウィンド
ウのサイズ縮小やウィンドウの表示位置の移動などに伴
って、該ウィンドウ内の一部のデータが画面から消去さ
れる場合等において、記憶手段はこれらの消去データを
記憶する。
【0013】このとき、制御手段は、前述したような条
件が満足されているとき、自動的またはユーザの指示に
従ってそれらの消去データを記憶手段から読み出し、こ
れを画面の一部に表示させる。
【0014】したがって、画面全体または画面の一部に
オープンされたウィンドウ内で作成中の文書やプログラ
ムの一部またはコマンドの実行結果等の一部が、ユーザ
の所定の操作に伴って現在の作業画面から消去されてし
まう場合が発生しても、これらの消去されてしまうデー
タを画面上の一部で確認することができる。
【0015】
【実施例】以下、本発明の実施例について、図面を参照
しながら詳細に説明する。図1は、本発明の一実施例で
ある情報処理装置のシステム構成を示すブロック図であ
る。
【0016】同図に示すように、この情報処理装置は、
CPU(中央処理装置)1のほかに、表示部2、表示メ
モリ3、キー入力部4、画面記憶部5、表示指示部6、
及びスクロール表示部7、を有しており、これら各ブロ
ック2〜7がバス8を介して相互に接続された構成とな
っている。また、この情報処理装置は、ウィンドウシス
テムとなっている。
【0017】同図において、CPU1は、不図示の主記
憶装置上にロードされたプログラムを実行して、後述す
るように、システム内の他のブロック2〜7の制御を行
う。表示部2は、所定の解像度を有するCRTディスプ
レイや液晶ディスプレイ等の表示装置であり、画面上に
ウィンドウを表示する。
【0018】表示メモリ3は、ビデオRAM(Video RA
M)であり、表示部2の画面に表示されるイメージデータ
をビットマップ形式で記憶する。キー入力部4は、キー
ボード等から成り、上記主記憶装置上にロードされる各
種アプリケーションプログラムの起動を指示するコマン
ド等の入力や、表示部2の該アプリケーションプログラ
ム実行画面上でのデータ入力に用いられる各種キーを備
えている。また、画面のスクロールを指示するキーも備
えている。また、これは本発明の特徴であるが、ウィン
ドウ上で表示データのスクロールが発生し、かつ、該ウ
ィンドウから消去されるデータが発生した場合、表示部
2の画面に新たな別のウィンドウ(以後、サブウィンド
ウと記述する)をオープンし、このサブウィンドウに上
記消去されたスクロールデータを表示させる旨を指示入
力するためのキー(以後、便宜上、サブウィンドウ表示
指示キーと表現する)も備えている。これは、例えば、
あるファンクションキーに割り当てられる。
【0019】画面記憶部5は、所定記憶容量のRAMで
あり表示部2にオープンされているウィンドウにおいて
スクロールによりその画面から消去されるデータが発生
した場合、そのデータを最新のものから優先して所定容
量分記憶する。この消去データの記憶は、CPU1の制
御により行われる。すなわち、CPU1は、表示部2の
画面に表示されている各ウィンドウについてその現在の
表示行数を管理しており、コマンドの実行や新たなデー
タ入力等により、それらのウィンドウ(以後、このよう
なアプリケーションプログラムの実行やコマンドの実行
等が行われるウィンドウをメインウィンドウと表現す
る)からスクロールされて消えてしまう表示データ(消
去データ)が発生する場合、これを検出する。CPU1
は、また、キー入力部4から上方へのスクロールを指示
するキーの押下情報を入力した場合、表示部2のメイン
ウィンドウに表示されているデータの一部が、その指示
されたスクロール操作によりメインウィンドウから消去
される場合にも、この消去データを検出する。そして、
これらの消去データを画面記憶部5に書き込む。
【0020】表示指示部6は、キー入力部4において上
記サブウィンドウ表示指示キーが操作されたことがCP
U1により検出され、かつ画面記憶部5に上記消去デー
タが格納されたときに、CPU1により起動される。そ
して起動されたときには、スクロール表示部7に対して
表示部2の画面に新たなウィンドウ(上記サブウィンド
ウ)をオープンさせ、このサブウィンドウに上記メイン
ウィンドウからスクロールにより消去されてしまうデー
タを表示させるように指示する。
【0021】スクロール表示部7は、表示指示部6から
該指示を受けると、表示メモリ3に上記サブウィンドウ
のイメージデータを描画すると共に、画面記憶部5から
上記メインウィンドウからスクロールにより消去された
データ(消去データ)を読み出し、これを上記表示メモ
リ上のサブウィンドウ内に描画する。これにより、表示
部2の画面には上記サブウィンドウが新たにオープンさ
れ、該サブウィンドウ内に上記消去データが表示され
る。
【0022】なお、キー入力部4における上方へのスク
ロールに関与するキーとしては、表示部2のウィンドウ
に示されているカーソルがそのウィンドウ画面の任意の
行に位置している場合には、「次頁キー」などが相当す
る。また、カーソルがウィンドウ画面の最終行(最下位
行)に位置している場合には、「下向きのカーソル・キ
ー」、「改行キー」、「改頁キー」などが相当する。ま
た、さらに、カーソルがウィンドウ画面の最終行の行末
に位置している場合には、その状態において操作される
種々の文字キーや数字キーなど(この状態で文字キーや
数字キーなどが押下されれば、カーソルが行の先頭に移
って改行または改頁されるため)のデータ入力キーが相
当する。
【0023】次に、図2は本実施例の発明の要部に係わ
る画面記憶部5の動作を説明する模式図である。同図に
おいて、W1 は表示部2の画面にオープンされた,メイ
ンウィンドウを示している。尚、同図において、
「A」、「B」・・・「J」のアルファベットは、キー
入力データまたは空白データ(未入力データ)のいずれ
かを示し、同一アルファベットが必ずしも同一データを
示すものではないものとする。
【0024】同図(a)に示すように、該メインウィン
ドウW1 の全行にわたってデータ(情報)が表示されて
いるときに、キー入力部4においてメインウィンドウW
1 に対して一行上方スクロールを伴うデータ入力のキー
操作が行われると、同図(b)に示すようにメインウィ
ンドウW1 に表示されているデータが1行づつ上方にス
クロールされ、メインウィンドウW1 の画面からそれま
で最上位行に表示されていた「AA・・・A」のデータ
が消去される。
【0025】このとき、このスクロールによりメインウ
ィンドウW1 の画面から消え去った行のデータ「AA・
・・A」は、CPU1の制御により画面記憶部5に記憶
される。
【0026】以後、同様にして、キー入力部4からメイ
ンウィンドウW1 に対して1行上方スクロールが伴うデ
ータ入力のキー操作を連続して行うと、同図(c)、
(d)に示すように該メインウィンドウW1 の画面の最
上位行に表示されていたデータ「BB・・・B」、「C
C・・・C」が順次上方スクロールされて、メインウィ
ンドウW1 の画面上から消えて行く。この場合、これら
の画面に表示されなくなった行データは、同図(c)、
(d)に示すように、CPU1の制御の下で上記行デー
タ「AA・・・A」に続いて画面記憶部5に順次記憶さ
れていく。
【0027】続いて、図3は、上述した図2(d)に示
す状態のときに、キー入力部4から前記サブウィンドウ
表示指示キーの操作が行われたときの、本実施例の表示
制御方法を説明する図である。
【0028】サブウィンドウ表示指示キーの操作が行わ
れると、図3(a)に示すように、表示部2の画面上に
おいて上記メインウィンドウW1 の右上方に新たにサブ
ウィンドウWs が生成(オープン)され、このサブウィ
ンドウWs にそれまで画面記憶部5に格納されていたメ
インウィンドウW1 から消去された3行のスクロールデ
ータ「AA・・・A」、「BB・・・B」、及び「CC
・・・C」が表示される。尚、本例においては、画面記
憶部5の記憶容量は、メインウィンドウW1 の3行分し
かないものとする。
【0029】続いて、キー入力部4からメインウィンド
ウW1 に対して1行上方スクロールが伴う新たなデータ
入力のキー操作が行われると、図3(b)に示すように
該メインウィンドウW1 の画面全体が上方に一行スクロ
ールされると共に、上記サブウィンドウWs においても
一行上方スクロールが行われ、該サブウィンドウWs
ら最初のスクロールデータ「AA・・・A」が消え、代
わりにメインウィンドウW1 において新たに消え去った
スクロールデータ「DD・・・D」がサブウィンドウW
s の三行目に表示される。このとき、画面記憶部5に
は、同図(b)の右方に示すように「BB・・・B」、
「CC・・・C」及び「DD・・・D」の3行分のスク
ロールデータが記憶されている。
【0030】さらに、続いて、キー入力部4からメイン
ウィンドウW1 に対して1行上方スクロールが伴うデー
タ入力のキー操作が行われると、上記と同様な動作が再
びメインウィンドウW1 とサブウィンドウWs の双方に
対して行われる。この結果、同図(c)に示すように、
メインウィンドウW1 から最上行のデータ「EE・・・
E」が消え、これがサブウィンドウWs の最下位行(3
行目)に表示される。また、これにより、該サブウィン
ドウWs から2番目のスクロールデータ「BB・・・
B」が消え去る。このとき、画面記憶部5には、同図
(c)の右方に示すように「CC・・・C」、「DD・
・・D」及び「EE・・・E」の3行分のスクロールデ
ータが記憶されている。
【0031】このように、本実施例においては、表示部
2の画面にオープンされているメインウィンドウW1
おいて画面スクロールが行われ、該画面スクロールによ
り該メインウィンドウW1 の画面から消去されるスクロ
ールデータが発生すると、この表示データを画面記憶部
5に自動的にセーブする。そして、キー入力部4から上
方スクロールが伴うキー操作が行われると、表示部2の
画面上のなるべくメインウィンドウW1 と重ならない適
切な位置にサブウィンドウWs を生成し、このサブウィ
ンドウWs にそれまで画面記憶部5に格納されていた全
てのスクロールデータを表示させる。そして、以後、メ
インウィンドウW1 においてスクロール操作が行われる
と、該メインウィンドウW1 とサブウィンドウWs で連
動してスクロール表示が行われ、該スクロールによりメ
インウィンドウW1 の画面から消去されたデータがサブ
ウィンドウWs に表示される。
【0032】尚、上記図2及び図3においては、あたか
も1つの行の全カラムにデータ入力が行われているよう
に示されているが、両図は、1つの行に1文字が入力さ
れる場合も含むものである。
【0033】次に、上述した図3に示す表示制御を実現
している本実施例のシステムの動作を、図4のフローチ
ャートを参照しながら説明する。このフローチャート
は、ユーザが表示部2の画面上にメインウィンドウをオ
ープンさせ、該メインウィンドウ内で、文書やプログラ
ムなどを作成していたときに行われる。
【0034】すなわち、CPU1は、キー入力部4か
ら、キー操作の割り込みを受けると、該割り込みと共に
受け取るキー操作情報を解析し、キー入力部4において
スクロールを伴うキーが操作されたか否かを判別する
(S11)。そして、CPU1は、キー入力部6におい
てスクロールを伴うキー入力が有ったと判別すると表示
部2の画面の上記スクロールを伴うキーの操作が行われ
たメインウィンドウに対しその操作に対応するスクロー
ル表示を開始させる(S12)。続いて、CPU1は、
このスクロールにおいてメインウィンドウに表示されて
いるデータの一部が、そのメインウィンドウ画面の表示
範囲を越えてスクロールされたか否かを判別し(S1
3)、表示範囲を越えてスクロールされるデータが「有
り」と判別した場合には、そのスクロールされてメイン
ウィンドウの画面上から消えた部分のデータを画面記憶
部2に記憶させる(S14)。
【0035】以上の動作は、図2に示す動作に該当する
ものである。すなわち、例えば、図2(a)に示すよう
にユーザがメインウィンドウW1 においてワープロ編集
などを行って文書を作成している過程において、該メイ
ンウィンドウW1 の画面の全表示範囲にわたってデータ
入力がなされているときに、さらにその文書の次行デー
タ「HH・・・H」をユーザが入力すると、図2(b)
に示すように、その表示部2の画面が上方に1行スクロ
ールされ、このスクロールによってメインウィンドウW
1 上には表示できなくなる先頭行(画面の最上部)のデ
ータ「AA・・・A」が、画面記憶部5に自動的に記憶
される。以下、同様にして、行データ「II・・・
I」、「JJ・・・J」を順次、追加・入力していく
と、図2(c)、(d)に示すようにスクロールによっ
てメインウィンドウW1 の画面から消去されていく行の
データ「BB・・・B」、「CC・・・C」が、画面記
憶部5に記憶されていく。
【0036】次に、再び図4の説明に戻ると、CPU1
は、上述のようにしてスクロールされてメインウィンド
ウの画面上から消えた部分のデータを画面記憶部5に記
憶させた後(S14)、表示部2の画面に現在「サブ・
ウィンドウ」が表示されているか否かを判別する(S1
5)。そしてサブウィンドウが表示されていなければ、
さらに、そのスクロールされてメインウィンドウから消
去された部分の表示指示が為されているか、すなわちキ
ー入力部4において上記サブウィンドウ表示指示キーが
操作されているか否かを判別する(S16)。そして、
CPU1は、キー入力部6においてサブウィンドウ表示
指示キーがユーザによって操作されているときには、表
示指示部6を介してスクロール表示部4にまず表示部5
の画面上の一部にサブ・ウィンドウを生成・表示させ
(S17)、次に該サブウィンドウ内に画面記憶部5に
記憶されているメインウィンドウからスクロールにより
消去された部分のデータを表示させる(S18)。
【0037】これにより、例えば、メインウィンドウW
1 の画面が図2(d)に示す状態にあるときに、サブウ
ィンドウ表示指示キーを操作すると、図3(a)に示す
ように、スクロールによりメインウィンドウW1 から消
去されていた3行のデータ「AA・・・A」、「BB・
・・B」、「CC・・・C」が新たに生成されたサブウ
ィンドウWs 内に表示される。
【0038】次に、CPU1は、メインウィンドウに上
記スクロールに対応する画面を表示させる(S20)。
一方、CPU1は、上記ステップS16においてサブウ
ィンドウの表示指示がなされていない場合には、直ちに
上記ステップS20の処理を行う。したがって、この場
合には、例えば、図2(b)、(c)、(d)に示すよ
うに画面記憶部5にメインウィンドウW1 から消去され
るデータが記憶されるのみで、表示部2の画面にはサブ
ウィンドウの表示は行われない。
【0039】また、一方、CPU1は、上記ステップS
15の処理において、表示部2の画面に現在サブ・ウィ
ンドウが表示されていないと判別すると表示指示部6を
介してスクロール表示部7に上記ステップS12におけ
るスクロール処理の結果、メインウィンドウから消去さ
れるデータをサブ・ウィンドウ内に表示させる(S1
9)。スクロール表示部7は、画面記憶部5から上記サ
ブウィンドウに表示させるべきデータを読み出し、この
表示制御を行う。
【0040】これにより、例えば、図3(b)または
(c)に示すように、1行スクロールにより、メインウ
ィンドウW1 から消去されてしまった行データ「DD・
・・D」、「EE・・・E」がサブウィンドウWs に表
示される。
【0041】CPU1は、このステップS19の処理の
後上記ステップS20の処理を行いメイン・ウィンドウ
に、上記ステップS12のスクロール処理に対応する画
面を表示させる(S20)。
【0042】これにより、例えば、図3(b)、(c)
に示すように、メインウィンドウW 1 において画面全体
が一行上方にスクロールし、その最下位行に新たな入力
データが表示される。
【0043】尚、上記実施例においては、主に上方スク
ロールが行われた場合についてのみ説明を行ったが、下
方スクロールの場合にも、上記と同様な方法によりスク
ロールの結果メインウィンドウから消去されてしまうデ
ータをサブウィンドウに表示させる制御することができ
る。また、スクロール動作のみに限らず、ウィンドウの
サイズの縮小やウィンドウの表示位置の移動に伴って、
該ウィンドウから消去されるデータが発生する場合に
も、本発明は適用可能である。また、画面記憶部5の容
量も3行分に限定されるものではなく、システムに適し
た容量に設定してよい。また、本実施例においては、ユ
ーザからの指示があったときにのみサブウィンドウを生
成するようにしているが、これを消去データが発生した
時点で自動的に生成・表示するようにしてもよい。
【0044】
【発明の効果】本発明によれば、表示部の画面上に表示
されているデータの一部が、ユーザの所定の操作等に伴
って、その画面から消去されてしまうときには、その消
去されるデータを保持しておき、必要に応じて、この保
持しておいたデータを該画面上の一部に表示させるの
で、例えば、文書のワープロ編集や大きなファイルやプ
ログラムのエディタ編集など、さらにはコマンドの実行
結果の確認を行う場合やウィンドウに関与する所定の操
作を行った場合などにおいて、作業画面上から消えて見
えなくなってしまう部分をスクリーンの一部で確認をす
ることができるため、画面上での各種作業を効率よく行
うことが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例のシステム構成を示すブロッ
ク図である。
【図2】表示部の画面上に表示されるデータと画面記憶
部に記憶されるデータとの関係を示す図である。
【図3】本実施例における画面表示制御の一具体例を説
明する模式図である。
【図4】CPUの制御により行われるスクロール画面の
表示制御の動作を説明するためのフローチャートであ
る。
【符号の説明】
1 CPU 2 表示部 3 表示メモリ 4 キー入力部 5 画面記憶部 6 表示指示部 7 スクロール表示部

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 情報処理装置において表示部の画面表示
    を制御する表示制御装置であって、 表示変化に伴って該表示部の画面上から消去されるデー
    タを記憶する記憶手段と、 予め定められた条件が満足されたときに、該記憶手段に
    格納されているデータを、上記表示部の画面上の一部に
    表示させる制御手段と、 を有することを特徴とする表示制御装置。
JP5310846A 1993-12-10 1993-12-10 表示制御装置 Pending JPH07160464A (ja)

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JP5310846A JPH07160464A (ja) 1993-12-10 1993-12-10 表示制御装置

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007531128A (ja) * 2004-03-31 2007-11-01 インターナショナル・ビジネス・マシーンズ・コーポレーション 画面から見えなくなっているエンティティの動的実体化(情報を表示する方法及び装置)
JP5668180B1 (ja) * 2013-05-20 2015-02-12 楽天株式会社 情報処理装置

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