JPH11255785A - リン酸トリエステルの製造法 - Google Patents

リン酸トリエステルの製造法

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JPH11255785A
JPH11255785A JP6118098A JP6118098A JPH11255785A JP H11255785 A JPH11255785 A JP H11255785A JP 6118098 A JP6118098 A JP 6118098A JP 6118098 A JP6118098 A JP 6118098A JP H11255785 A JPH11255785 A JP H11255785A
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phosphoric acid
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steam
acid triester
reaction mixture
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JP6118098A
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Takashi Mizooku
隆司 溝奥
Shinji Yano
真司 矢野
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Kao Corp
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Kao Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 異臭等の原因となる過酸化物、カルボニル化
合物等を実質的に含まず、香粧品、化粧品等に使用でき
る、高品質のリン酸トリエステルの製造法の提供。 【解決手段】 次の一般式(1) 【化1】R1−O(AO)n−H (1) (式中、R1 は炭素数1〜12の直鎖または分岐鎖のア
ルキル基を示し、Aは炭素数2または3の直鎖または分
岐鎖のアルキレン基を示し、nはアルキレンオキサイド
の平均付加モル数を示す1〜10の数を示し、n個のA
は同一でも異なってもよい。)で表わされる有機ヒドロ
キシル化合物とリン酸化剤とを反応させ、得られたリン
酸トリエステルを含有する反応混合物を水蒸気と接触さ
せることを特徴とするリン酸トリエステルの製造法。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、匂い等の品質に優
れたリン酸トリエステルの製造法に関する。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】アルキ
ルオキシアルキレン基を有するリン酸トリエステルは、
高極性で皮膚親和性に優れ、しかも低粘度、低沸点であ
りかつ安全性に優れるため、化粧料及び外用剤等の用途
が知られている(特開平9−241119号公報)。と
ころでかかるアルキルオキシアルキレン基を有するリン
酸トリエステルの製法としては、例えばルイス酸を触媒
としてオキシハロゲン化リン等のリン酸化剤と有機ヒド
ロキシル化合物とを反応させる方法等が知られている。
【0003】しかしながら、上記のようにして得られた
アルキルオキシアルキレン基を有するリン酸トリエステ
ル中には、反応時に副生する過酸化物、カルボニル化合
物等が含有されており、これが匂い等の品質面に悪影響
を及ぼすため、化粧料等の基剤成分として用いる上での
問題となっていた。
【0004】従って、本発明の目的は、異臭の原因とな
る過酸化物、カルボニル化合物等を実質的に含まず、香
粧品、化粧品等に使用できる高品質のリン酸トリエステ
ルを製造する方法を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、有機ヒド
ロキシル化合物とリン酸化剤とを反応させ、得られたリ
ン酸トリエステルを含有する反応混合物(以下「粗リン
酸トリエステル」という)を水蒸気と接触させることに
より、過酸化物やカルボニル化合物等が効率的に除去さ
れ、匂い等の点でほとんど問題のない高品質のリン酸ト
リエステルが得られることを見出し、本発明を完成させ
た。
【0006】すなわち本発明は、次の一般式(1)
【0007】
【化2】R1−O(AO)n−H (1)
【0008】(式中、R1 は炭素数1〜12の直鎖また
は分岐鎖のアルキル基を示し、Aは炭素数2または3の
直鎖または分岐鎖のアルキレン基を示し、nはアルキレ
ンオキサイドの平均付加モル数を示す1〜10の数を示
し、n個のAは同一でも異なってもよい。)で表わされ
る有機ヒドロキシル化合物とリン酸化剤とを反応させ、
得られた粗リン酸トリエステルを水蒸気と接触させるこ
とを特徴とするリン酸トリエステルの製造法を提供する
ものである。
【0009】
【発明の実施の形態】本発明において用いられる一般式
(1)で表わされる有機ヒドロキシル化合物中、R1
示される炭素数1〜12の直鎖または分岐鎖のアルキル
基としては、例えばメチル基、エチル基、n−プロピル
基、イソプロピル基、n−ブチル基、イソブチル基、s
ec−ブチル基、tert−ブチル基、ペンチル基、ヘ
キシル基、ヘプチル基、オクチル基、2−エチルヘキシ
ル基、ノニル基、イソノニル基、デシル基、ウンデシル
基及びドデシル基等が挙げられる。これらのうち炭素数
1〜4の直鎖または分岐鎖のものが好ましく、特にエチ
ル基及びn−ブチル基が好ましい。
【0010】またAは炭素数2または3の直鎖または分
岐鎖のアルキレン基であり、具体的にはエチレン基、ト
リメチレン基またはプロピレン基が挙げられる。このう
ちエチレン基が好ましい。nはアルキレンオキサイドの
付加モル数を示す1〜10の数を示し、1〜4が好まし
く、特に2〜3が好ましい。n個のAは同一でも異なっ
ていてもよいが、同一であることが好ましい。
【0011】本発明においては、まず有機ヒドロキシル
化合物(1)とリン酸化剤とを反応させて粗リン酸トリ
エステルとする。ここでリン酸化剤としては例えばオキ
シハロゲン化リン、三ハロゲン化リン等が挙げられる
が、このうちオキシハロゲン化リンが好ましく、オキシ
塩化リンが特に好ましい。
【0012】かかる反応方法としては、例えばG. M. Ko
solapoffの「Organophosphorus Compounds」(John Wil
ey & Sons. Inc., New York, 1950)に記載されている
ような(a)第3級アミンの存在下における有機ヒドロ
キシル化合物(1)とオキシハロゲン化リン等のリン酸
化剤とを反応させる方法、(b)オキシハロゲン化リン
等のリン酸化剤と有機ヒドロキシル化合物(1)のナト
リウムアルコキシドとを反応させる方法、(c)オキシ
ハロゲン化リン等のリン酸化剤と過剰の有機ヒドロキシ
ル化合物(1)とを反応させる方法、(d)有機ヒドロ
キシル化合物(1)と三ハロゲン化リン等のリン酸化剤
とを反応させてホスファイトとし、次いで適当な酸化剤
で酸化する方法等が挙げられ、これらのいずれの方法を
用いることができる。
【0013】本発明の方法により製造されるリン酸トリ
エステルを構成する3個の有機ヒドロキシル化合物残基
は、同一でも異なっていてもよい。かかる反応におい
て、リン酸トリエステルの3個の有機ヒドロキシル化合
物残基が同一のものを合成する場合は、1種類の有機ヒ
ドロキシル化合物(1)を用い、異なるものを合成する
場合は2種類以上の有機ヒドロキシル化合物を用いる。
3個の有機ヒドロキシル化合物は同一でも異なっていて
も、化粧料等に配合した場合の性能に差異はないが、合
成の容易さの点で同一であることが好ましい。
【0014】有機ヒドロキシル化合物(1)とリン酸化
剤とを反応させるときのモル比は、3〜30:1が好ま
しく、6〜9:1が特に好ましい。有機ヒドロキシル化
合物(1)を2種類以上用いる場合は、その合計が上記
モル比となることが好ましい。まず例えば非極性溶媒ま
たは無溶媒で、有機ヒドロキシル化合物にリン酸化剤を
添加し、例えば好ましくは40〜90℃、特に好ましく
は40〜80℃で、好ましくは2〜20時間、特に好ま
しくは3〜18時間反応させる。次いで酸価当量中和、
過剰の有機ヒドロキシル化合物をトッピングすることに
より(留去)、粗リン酸トリエステルを得ることができ
る。
【0015】次いで粗リン酸トリエステルを水蒸気と接
触させる。これにより臭気の原因となる過酸化物やカル
ボニル化合物を実質的に含まないリン酸トリエステルを
得ることができる。水蒸気との接触は例えば蒸留器を用
いて行うことができるが、その形式は特に限定されず、
バッチ式、薄膜式等いずれであってもよい。
【0016】粗リン酸トリエステル100重量部と接触
させる水蒸気の量は20〜500重量部、特に20〜1
00重量部が好ましい。また粗リン酸トリエステル10
0gに対する水蒸気の流量は10〜200g/hr、特に
10〜100g/hrが好ましい。水蒸気を接触させると
きの圧力は0.0267〜26.7kPa、特に0.13
3〜13.3kPaが好ましい。また温度は80〜150
℃、特に80〜120℃が好ましい。かかる圧力及び温
度条件であれば、過酸化物やカルボニル化合物を効率よ
く留去することができるとともに、リン酸トリエステル
の分解を抑制することができる。
【0017】水蒸気との接触を上記範囲で行えば、過酸
化物価及びカルボニル価が極めて低く、匂い等の点でほ
とんど問題のない高品質なリン酸トリエステルが得られ
る。本発明における目的リン酸トリエステルの過酸化物
価〔日本油化学協会制定“基準油脂分析試験法”(1986
年)過酸化物価測定法(コードナンバー 2.4.12
−86)に準ずる、以下同じ〕は0.5ミリ当量/kg以
下、特に0.2ミリ当量/kg以下が好ましい。またカル
ボニル価〔前掲書、カルボニル価測定法(コードナンバ
ー 2.4.22−73)に準ずる、以下同じ〕は0.
5μmol/g以下、特に0.2μmol/g以下が好まし
い。過酸化物価及びカルボニル価がかかる範囲であれ
ば、匂い等の点でほとんど問題のない高品質のリン酸ト
リエステルとなる。
【0018】かくして得られたリン酸トリエステルは、
匂い等の品質に優れ、化粧料、外用剤等の各種用途に用
いることができる。
【0019】
【実施例】実施例1 1リットル4ツ口フラスコに、エチルカルビトール60
0g(4.47mol)を入れ、窒素を50ml/min 吹き
込みながら、減圧8.00kPa下で攪拌した。そこへ、
オキシ塩化リン114g(0.745mol)を反応液を
室温に保ちながら滴下し、60℃で5時間熟成した。そ
の後16%NaOH水溶液15.1g(0.061mo
l)を添加して反応終了物を中和し、過剰のエチルカル
ビトールを留去し、粗リン酸トリエステルを得た。この
粗リン酸トリエステル100gを500ml反応容器に入
れ、120℃、6.67kPaで水蒸気50gと、水蒸気
流量10g/hrで接触させた。得られたトリス(エトキ
シエトキシエチル)ホスフェートの過酸化物価は0.1
ミリ当量/kg、カルボニル価は0.1μmol/gであっ
た。また、このものの匂いの官能評価は良好であった。
【0020】実施例2 実施例1において、エチルカルビトールの代わりにn−
ブチルカルビトールを用いた以外は実施例1と同様にし
て反応、精製を行った。得られたトリス(n−ブトキシ
エトキシエチル)ホスフェートの過酸化物価は0.1ミ
リ当量/kg、カルボニル価は0.1μmol/gであっ
た。また、このものの匂いの官能評価は良好であった。
【0021】実施例3 実施例1において、水蒸気50gを20gとした以外
は、実施例1と同様にして反応、精製を行った。得られ
たトリス(エトキシエトキシエチル)ホスフェートの過
酸化物価は0.1ミリ当量/kg、カルボニル価は0.2
μmol/gであった。また、このものの匂いの官能評価
は良好であった。
【0022】比較例1 1リットル4ツ口フラスコに、エチルカルビトール60
0g(4.47mol)を入れ、窒素を50ml/min 吹き
込みながら、減圧8.00kPa下で攪拌した。そこへ、
オキシ塩化リン114g(0.745mol)を反応液を
室温に保ちながら滴下し、60℃で5時間熟成した。そ
の後16%NaOH水溶液15.1g(0.061mo
l)を添加して、反応終了物を中和し、過剰のエチルカ
ルビトールを留去した。得られたトリス(エトキシエト
キシエチル)ホスフェートの過酸化物価は0.67ミリ
当量/kg、カルボニル価は1.0μmol/gであった。
また、このものの匂いの官能評価では異臭が認められ
た。
【0023】
【発明の効果】本発明によれば、悪臭の原因となる、過
酸化物、カルボニル化合物を実質的に含まず、香粧品、
化粧品等の用途に十分に使用することが可能な、高品質
のリン酸トリエステルを製造することができる。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 次の一般式(1) 【化1】R1−O(AO)n−H (1) (式中、R1 は炭素数1〜12の直鎖または分岐鎖のア
    ルキル基を示し、Aは炭素数2または3の直鎖または分
    岐鎖のアルキレン基を示し、nはアルキレンオキサイド
    の平均付加モル数を示す1〜10の数を示し、n個のA
    は同一でも異なってもよい。)で表わされる有機ヒドロ
    キシル化合物とリン酸化剤とを反応させ、得られたリン
    酸トリエステルを含有する反応混合物を水蒸気と接触さ
    せることを特徴とするリン酸トリエステルの製造法。
  2. 【請求項2】 リン酸化剤がオキシハロゲン化リンであ
    る請求項1記載のリン酸トリエステルの製造法。
  3. 【請求項3】 反応混合物と水蒸気との接触が、反応混
    合物100重量部に対して水蒸気20〜500重量部
    を、0.0267〜26.7kPa、80〜150℃で接
    触させるものである請求項1または2記載のリン酸トリ
    エステルの製造法。
  4. 【請求項4】 目的物の過酸化物価を0.5ミリ当量/
    kg以下及びカルボニル価を0.5μmol/g以下とする
    ものである請求項1〜3のいずれか1項記載のリン酸ト
    リエステルの製造法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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EP1262485A1 (en) * 2001-05-31 2002-12-04 Kao Corporation Process for preparing phosphoric ester

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