JPH11255343A - 用紙サイズ検知装置 - Google Patents

用紙サイズ検知装置

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JPH11255343A
JPH11255343A JP10060752A JP6075298A JPH11255343A JP H11255343 A JPH11255343 A JP H11255343A JP 10060752 A JP10060752 A JP 10060752A JP 6075298 A JP6075298 A JP 6075298A JP H11255343 A JPH11255343 A JP H11255343A
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JP
Japan
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paper
tray
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sheet
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Application number
JP10060752A
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English (en)
Inventor
Hitoshi Kasono
仁 加園
Hiroyasu Ishizuka
浩康 石塚
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Fujifilm Business Innovation Corp
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Fuji Xerox Co Ltd
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Publication date
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  • Handling Of Cut Paper (AREA)
  • Paper Feeding For Electrophotography (AREA)
  • Sheets, Magazines, And Separation Thereof (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 用紙トレイが多種の用紙サイズに対応可能で
あっても、その用紙トレイを正確かつ確実に検知できる
ようにする。 【解決手段】 用紙トレイ1内でこの用紙トレイに収納
される用紙の大きさに応じてセットされる第1および第
2の仕切り板1a,1bと、これらのセット位置を認識
する第1および第2の認識手段2,3と、予め用紙の縦
方向寸法に対応する縦基準値と横方向寸法に対応する横
基準値とを記憶している記憶手段4と、前記第1および
第2の認識手段2,3での認識結果と前記記憶手段4が
記憶している縦基準値および横基準値とを基に前記用紙
トレイ1内に収納された用紙の用紙サイズを識別するサ
イズ識別手段5とから用紙サイズ検知装置を構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、用紙上に可視画像
を出力する画像出力装置にて用いられるもので、その用
紙の用紙サイズを検知する用紙サイズ検知装置に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】一般に、複写機やプリンタ装置等の画像
出力装置では、給紙トレイ(用紙トレイ)内の用紙サイ
ズを検知する用紙サイズ検知装置を備えており、この用
紙サイズ検知装置を用いて用紙サイズを検知することに
よって、多種の用紙サイズへの対応を可能にしている。
【0003】用紙サイズ検知装置としては、例えば特開
平6−144640号公報に開示されているように、用
紙トレイ内で用紙の幅方向(主走査方向)の大きさに合
わせてセットされる仕切り板と、この仕切り板のセット
位置を検出するための可変抵抗器とを有するものがあ
る。これら仕切り板と可変抵抗器との間は、アクチュエ
ータやリンク等を介して連動するようになっている。こ
れは、用紙トレイ(仕切り板を含む)が用紙補給のため
に引出し自在に構成されるのに対して、可変抵抗器がケ
ーブル配線等の観点から用紙トレイとは別体に固設され
るためである。
【0004】このような構成の用紙サイズ検知装置で
は、用紙トレイ内に用紙が収納され、その用紙の大きさ
に合わせて仕切り板がセットされ、さらにその用紙トレ
イが所定位置(画像出力装置内等)にセットされると、
仕切り板と可変抵抗器との間の連動により、そのときの
仕切り板のセット位置に対応して可変抵抗器における抵
抗値が変化する。そして、このときの可変抵抗器におけ
る抵抗値、すなわち可変抵抗器による仕切り板のセット
位置の検出結果から、用紙トレイ内の用紙サイズを演算
により求める。具体的には、予め設定されている基準
値、例えば収納可能な用紙の最大サイズおよび最小サイ
ズに対応する抵抗値を基に、可変抵抗器による検出結果
に対応する用紙サイズを算出する。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た従来の用紙サイズ検知装置では、用紙サイズを主走査
方向における仕切り板のセット位置のみから求めている
ので、例えばA4長手方向とA3短手方向のように、異
なる用紙サイズであっても同寸法の部分を主走査方向に
して収納された場合にはこれらを識別することができ
ず、結果として用紙サイズを誤って検知してしまう可能
性がある。特に、近年では、画像出力装置が対応すべき
用紙サイズの種類が増えつつあることから、このように
用紙サイズを誤って検知する可能性が非常に高くなって
きている。
【0006】また、従来の用紙サイズ検知装置では、用
紙サイズを演算により求めるようになっているので、例
えば仕切り板が用紙の大きさに合わせてセットされてい
ない場合や、用紙トレイが所定位置にセットされていな
い場合(用紙トレイが画像出力装置内に完全に収まらず
中途半端な位置で止められた場合等)であっても、その
ときの可変抵抗器での検出結果から用紙サイズを算出し
てしまい、結果として用紙トレイ内の用紙とは異なる用
紙サイズを検知してしまうおそれがある。
【0007】このように、用紙トレイ内の用紙サイズを
正しく検知できなかった場合、用紙サイズ検知装置を搭
載する画像出力装置においては、用紙のミスフィードが
発生したり、適切な画像出力ができなくなってしまう。
【0008】そこで、本発明は、用紙トレイが多種の用
紙サイズに対応可能であっても、その用紙トレイに収納
される用紙の用紙サイズを誤って検知することなく、正
確かつ確実に検知することのできる用紙サイズ検知装置
を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記目的を達
成するために案出された用紙サイズ検知装置で、用紙上
に可視画像を出力する画像出力装置にて用いられるもの
であって、用紙を収納する用紙トレイと、前記用紙トレ
イ内で一方向に移動可能に設けられるとともに、その用
紙トレイに収納される用紙の前記一方向の大きさに応じ
てセットされる第1の仕切り板と、前記第1の仕切り板
のセット位置を認識する第1の認識手段と、前記用紙ト
レイ内で前記一方向と略直交する他の方向に移動可能に
設けられるとともに、その用紙トレイに収納される用紙
の前記他の方向の大きさに応じてセットされる第2の仕
切り板と、前記第2の仕切り板のセット位置を認識する
第2の認識手段と、前記用紙トレイに収納され得る用紙
の縦方向寸法に対応する縦基準値および横方向寸法に対
応する横基準値を予め記憶している記憶手段と、前記第
1および第2の認識手段での認識結果と前記記憶手段が
記憶している縦基準値および横基準値とを基に、前記用
紙トレイ内に収納された用紙の用紙サイズを識別するサ
イズ識別手段とを備えることを特徴とするものである。
【0010】上記構成の用紙サイズ検知装置によれば、
用紙トレイ内に用紙が収納され、その用紙の大きさに合
わせて第1および第2の仕切り板がセットされると、第
1および第2の認識手段が、それぞれのセット位置を認
識する。そして、サイズ識別手段は、それぞれの認識結
果と記憶手段が記憶している記憶内容とを基に、用紙ト
レイ内の用紙の用紙サイズを識別する。例えば、サイズ
識別手段は、第1および第2の認識手段での認識結果、
すなわち二方向の仕切り板セット位置と、記憶手段内の
縦基準値および横基準値とを比較して、これらの間で一
致するものがあるか否かを判断し、一致するものがあれ
ば、一致した縦基準値および横基準値によって特定され
る用紙サイズを、用紙トレイ内の用紙の用紙サイズとし
て識別する。したがって、この用紙サイズ検知装置で
は、予め多種の用紙サイズの縦基準値および横基準値を
記憶手段に記憶しておけば、これらの用紙サイズのうち
のどの用紙サイズの用紙が用紙トレイに収納されている
か、あるいはこれら以外の用紙サイズの用紙が用紙トレ
イに収納されているかが分かるようになる。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、図面に基づき本発明に係わ
る用紙サイズ検知装置について説明する。本実施の形態
の用紙サイズ検知装置は、複写機やプリンタ装置等の画
像出力装置にて用いられるもので、可視画像が出力され
る用紙の用紙サイズを検知するものである。そのため
に、この用紙サイズ検知装置では、図1に示すように、
画像出力装置から引出し自在に設けられた用紙トレイ1
と、この用紙トレイ1とは別体で固設されたサイドセン
サ2,エンドセンサ3,メモリ部4および制御部5と、
を備えている。
【0012】用紙トレイ1は、用紙を収納するためのも
のであり、上述したように用紙補給のため画像出力装置
のユーザが画像出力装置内の所定位置にセットされた状
態から装置外に引き出せるようになっているものであ
る。ただし、用紙トレイ1は、多種の用紙サイズの収納
に対応できるようになっており、そのためにサイドガイ
ド1aおよびエンドガイド1bが設けられている。
【0013】サイドガイド1aは、図2に示すように、
用紙トレイ1内で一方向(図中A方向)に移動可能に設
けられるとともに、用紙トレイ1に収納される用紙のA
方向の大きさに応じてセットされ、このセットによりA
方向における用紙の収納位置を規制するものである。な
お、サイドガイド1aは、ユーザによって移動およびセ
ットが行われるものとする。
【0014】エンドガイド1bは、用紙トレイ1内でサ
イドガイド1aの移動方向と略直交する他の方向(図中
B方向)に移動可能に設けられるとともに、用紙トレイ
1に収納される用紙のB方向の大きさに応じてセットさ
れ、このセットによりB方向における用紙の収納位置を
規制するものである。なお、エンドガイド1bも、ユー
ザによって移動およびセットが行われるものとする。
【0015】一方、図1において、サイドセンサ2は、
用紙トレイ1が所定位置にセットされた状態で、その用
紙トレイ1内におけるサイドガイド1aのセット位置を
認識するものである。そのために、サイドセンサ2は、
図3に示すように、アクチュエータ2aと、可変抵抗器
2bと、から構成されている。
【0016】アクチュエータ2aは、サイドガイド1a
に連動して所定方向(図中C方向)に移動するものであ
る。詳しくは、図4を示すように、リンク機構,ワイ
ヤ,用紙トレイ1側に設けられたアクチュエータ等の介
在部材2cを介して、サイドガイド1aのセット位置に
対応する位置に移動するものである。ただし、アクチュ
エータ2aは、用紙トレイ1が引出し自在であることを
考慮して、一方向に付勢されており、用紙トレイ1が所
定位置にセットされると、サイドガイド1aのセット位
置に対応した位置に移動するようになっている。
【0017】可変抵抗器2bは、図3に示すように、ア
クチュエータ2aに連動して所定方向(図中C方向)に
スライドするレバー2dを有しており、このレバー2d
のスライド位置に応じて抵抗値が変化するものである。
つまり、可変抵抗器2bは、サイドガイド1aのセット
位置に対応する抵抗値を出力するものである。
【0018】また図1において、エンドセンサ3は、用
紙トレイ1が所定位置にセットされた状態で、その用紙
トレイ1内におけるエンドガイド1bのセット位置を認
識するものである。このエンドセンサ3も、アクチュエ
ータ3aと可変抵抗器3bとから構成されているが、こ
れらはサイドセンサ2における場合と同様のものである
ため、ここではその詳細な説明を省略する。ただし、エ
ンドセンサ3については、用紙トレイ1が引出し自在で
あることを考慮して、図4に示すように、介在部材3c
による変換によって、エンドガイド1bとアクチュエー
タ3aとの移動方向(図中B方向とC方向)がそれぞれ
略直交しているものとする。
【0019】メモリ部4は、例えばRAM(Random Acc
ess Memory)やROM(Read OnlyMemory)等からなる
もので、予め図5に示すようなマトリクステーブルを記
憶しているものである。このマトリクステーブルは、用
紙トレイ1に収納され得る用紙の縦基準値および横基準
値を互いに関連付けるためのものである。縦基準値およ
び横基準値とは、用紙の縦方向寸法および横方向寸法に
対応する値であり、その用紙を用紙トレイ1に収納した
場合の可変抵抗器2b,3bにおける抵抗値に対応する
値である。したがって、このマトリクステーブルによれ
ば、例えば、縦基準値が「G−E1」、横基準値が「G
−S1」であれば、これに対応する用紙サイズが「A3
サイズ」であることが分かる。
【0020】制御部5は、CPU(Central Processing
Unit)等からなるもので、詳細を後述するように、サイ
ドセンサ2およびエンドセンサ3での認識結果と、メモ
リ部4が記憶しているマトリクステーブルとを基に、用
紙トレイ1に収納された用紙の用紙サイズを識別するも
のである。
【0021】次に、以上のように構成された用紙サイズ
検知装置において、用紙トレイ1内に用紙の用紙サイズ
を検知する場合における処理動作例について、図6のフ
ローチャートを参照しながら説明する。
【0022】この用紙サイズ検知装置では、ユーザによ
り用紙トレイ1内に用紙が収納され、その用紙の大きさ
に合わせてサイドガイド1aおよびエンドガイド1bが
セットされ、さらに用紙トレイ1が所定位置にセットさ
れると(ステップ101、以下ステップをSと略す)、
その用紙トレイ1内の用紙サイズの検知を開始する。な
お、この検知開始は、用紙サイズ検知装置の上位装置、
例えば画像出力装置の制御部(CPU)からの指示に従
って行うようにしてもよい。また、このとき、用紙トレ
イ1が所定位置にセットされたか否かをマイクロスイッ
チ等の検出手段によって検出するようにしてもよく、こ
の場合には後述する用紙サイズの検知精度をさらに向上
させることができる。
【0023】ここで、サイドセンサ2は、用紙トレイ1
内におけるサイドガイド1aのセット位置を認識する
(S102)。詳しくは、用紙トレイ1が所定位置にセ
ットされると、その用紙トレイ1におけるサイドガイド
1aのセット位置に応じてアクチュエータ2aが移動す
るので、可変抵抗器2bは、そのアクチュエータ2aの
移動位置、すなわちサイドガイド1aのセット位置に対
応する抵抗値を出力する。
【0024】また、これと同様に、エンドセンサ3も、
用紙トレイ1内におけるエンドガイド1bのセット位置
を認識する(S103)。なお、これらの認識は、どち
らかを先に行ってもよく、またそれぞれを同時に行って
もよい。
【0025】サイドガイド1aおよびエンドガイド1b
のセット位置がそれぞれに認識されると、次いで、制御
部5は、それぞれの認識結果とメモリ部4内のマトリク
ステーブルとのチェックを行う(S104)。詳しく
は、それぞれの認識結果、すなわち可変抵抗器2b,3
bが出力する抵抗値に対してA/D変換を行うととも
に、そのA/D変換後の抵抗値とマトリクステーブルに
登録されている縦基準値および横基準値とを比較して、
これらの間で一致するものがあるか否かを判断する(S
105)。
【0026】そして、これらの間で一致するものがあれ
ば、制御部5は、一致した縦基準値および横基準値によ
って特定される用紙サイズを、用紙トレイ1内の用紙の
用紙サイズとして識別し(S106)、その識別結果を
用紙サイズ検知装置の上位装置(画像出力装置の制御部
等)へ通知する。
【0027】ただし、制御部5は、それぞれの抵抗値と
縦基準値および横基準値との比較の結果、これらの間で
一致するものがない場合、すなわちマトリクステーブル
に該当する縦基準値および横基準値が登録されていない
場合には、用紙トレイ1内に用紙が収納されていない
か、あるいは用紙トレイ1が未セットであると判断す
る。つまり、このような場合に、制御部5は、用紙トレ
イ1の用紙収納状態にエラーが発生していると判断し
(S107)、その旨のエラー情報を用紙サイズ検知装
置の上位装置へ通知する。
【0028】以上のように、本実施の形態の用紙サイズ
検知装置では、サイドセンサ2がサイドガイド1aのセ
ット位置を、またエンドセンサ3がエンドガイド1bの
セット位置を、それぞれ認識するとともに、制御部5が
これらの認識結果とメモリ部4内のマトリクステーブル
とを基に、用紙トレイ1内の用紙の用紙サイズを検知す
るようになっている。
【0029】したがって、この用紙サイズ検知装置で
は、サイドガイド1aとエンドガイド1bとのセット位
置、すなわち用紙の縦方向の大きさと横方向の大きさと
を基に用紙サイズを識別するので、例えばA4長手方向
とA3短手方向のように、異なる用紙サイズにおける同
寸法部分を同一方向にして収納された場合であっても、
他の方向の認識結果より、それぞれのサイズを正確かつ
確実に識別することができ、従来のように用紙サイズを
誤って検知してしまうことがなくなる。
【0030】また、この用紙サイズ検知装置では、サイ
ドセンサ2およびエンドセンサ3による認識結果と予め
マトリクステーブルに登録されている縦基準値および横
基準値との比較結果から用紙サイズを識別するようにな
っている。よって、例えばサイドガイド1aあるいはエ
ンドガイド1bが用紙の大きさに合わせてセットされて
いない場合や、用紙トレイ1が画像出力装置内の所定位
置にセットされていない場合には、該当する縦基準値お
よび横基準値がマトリクステーブル上に存在しないの
で、エラーである旨のエラー情報を出力することとな
り、結果として用紙トレイ1内の用紙とは異なる用紙サ
イズを検知してしまうことがない。
【0031】さらに、この用紙サイズ検知装置では、予
め多種の用紙サイズの縦基準値および横基準値をマトリ
クステーブルに登録してメモリ部4に記憶しておけば、
これらの用紙サイズのうちのどの用紙サイズの用紙が用
紙トレイ1に収納されているか、あるいはこれら以外の
用紙サイズの用紙が用紙トレイ1に収納されているかが
分かるようになっている。換言すると、用紙トレイ1が
多種の用紙サイズに対応するものであっても、予め各用
紙サイズの縦基準値および横基準値をマトリクステーブ
ルに登録しておけば、それぞれの用紙サイズを正確かつ
確実に検知することができるようになる。したがって、
対応すべき用紙サイズの種類が増えつつある状況下にお
いても、マトリクステーブルの登録内容を変更(追加)
すれば、用紙サイズの増加に容易に対応することができ
るので、用紙サイズ検知装置としての汎用性を確保する
こともできる。
【0032】また、この用紙サイズ検知装置では、サイ
ドセンサ2およびエンドセンサ3による認識結果が、マ
トリクステーブルに登録されている縦基準値および横基
準値に対応しない場合に、制御部5が用紙トレイ1内に
用紙が収納されていないと判断してエラー情報を出力す
るようになっている。そのため、例えば用紙トレイ1や
サイドガイド1a,エンドガイド1b等のセットミスが
あった場合であっても、そのことがエラー情報により分
かるようになる。したがって、エラー情報の通知があっ
た場合には、画像出力装置での出力処理を行わないよう
にすれば、画像出力装置において用紙のミスフィードや
不適切な画像出力(用紙と画像の大きさが合致していな
い等)の発生を未然に防ぐことができるようになる。
【0033】つまり、本実施の形態の用紙サイズ検知装
置を用いれば、用紙トレイ1が多種の用紙サイズに対応
可能であっても、その用紙トレイ1に収納される用紙の
用紙サイズを誤って検知することなく、正確かつ確実に
検知することができるようになる。
【0034】なお、本実施の形態では、サイドセンサ2
とエンドセンサ3とがそれぞれアクチュエータ2a,3
aと可変抵抗器2b,3bとから構成される場合につい
て説明したが、本発明は、これに限定されるものではな
い。すなわち、サイドセンサ2およびエンドセンサ3
は、それぞれがサイドガイド1aまたはエンドガイド1
bのセット位置を認識するものであれば、他のもの(例
えばレーザ等を用いた変位計など)であってもよい。
【0035】
【発明の効果】以上に説明したように、本発明の用紙サ
イズ検知装置は、第1および第2の認識手段での認識結
果、すなわち二方向の仕切り板セット位置と、記憶手段
内の縦基準値および横基準値とを基に、サイズ識別手段
が用紙トレイ内の用紙の用紙サイズを識別するようにな
っている。したがって、この用紙サイズ検知装置を用い
れば、異なる用紙サイズの同寸法部分を同方向に収納さ
れたり、仕切り板のセットミス等があった場合でも、用
紙トレイに収納される用紙の用紙サイズを誤って検知す
ることがなく、正確かつ確実な用紙サイズの検知を実現
することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係わる用紙サイズ検知装置の実施の
形態の一例の機能構成を示すブロック図である。
【図2】 図1の用紙サイズ検知装置における用紙トレ
イの概略構成を示す平面図である。
【図3】 図1の用紙サイズ検知装置におけるセンサ
(サイドセンサ)の概略構成を示す斜視図である。
【図4】 図1の用紙サイズ検知装置におけるガイドと
センサの間の介在部材の概要を示す斜視図である。
【図5】 図1の用紙サイズ検知装置のメモリ部が記憶
するマトリクステーブルの具体例を示す説明図である。
【図6】 図1の用紙サイズ検知装置において、用紙ト
レイ内に用紙の用紙サイズを検知する場合における処理
動作例を示すフローチャートである。
【符号の説明】
1…用紙トレイ、1a…サイドガイド、1b…エンドガ
イド、2…サイドセンサ、2a,3a…アクチュエー
タ、2b,3b…可変抵抗器、3…エンドセンサ、4…
メモリ部、5…制御部

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 用紙上に可視画像を出力する画像出力装
    置にて用いられる用紙サイズ検知装置であって、 用紙を収納する用紙トレイと、 前記用紙トレイ内で一方向に移動可能に設けられるとと
    もに、該用紙トレイに収納される用紙の前記一方向の大
    きさに応じてセットされる第1の仕切り板と、 前記第1の仕切り板のセット位置を認識する第1の認識
    手段と、 前記用紙トレイ内で前記一方向と略直交する他の方向に
    移動可能に設けられるとともに、該用紙トレイに収納さ
    れる用紙の前記他の方向の大きさに応じてセットされる
    第2の仕切り板と、 前記第2の仕切り板のセット位置を認識する第2の認識
    手段と、 前記用紙トレイに収納され得る用紙の縦方向寸法に対応
    する縦基準値および横方向寸法に対応する横基準値を予
    め記憶している記憶手段と、 前記第1および第2の認識手段での認識結果と前記記憶
    手段が記憶している縦基準値および横基準値とを基に、
    前記用紙トレイ内に収納された用紙の用紙サイズを識別
    するサイズ識別手段とを備えることを特徴とする用紙サ
    イズ検知装置。
  2. 【請求項2】 前記サイズ識別手段は、前記第1および
    第2の認識手段での認識結果が、前記記憶手段が記憶し
    ている縦基準値および横基準値に対応しない場合に、前
    記用紙トレイ内に用紙が収納されていないと判断するも
    のであることを特徴とする請求項1記載の用紙サイズ検
    知装置。
JP10060752A 1998-03-12 1998-03-12 用紙サイズ検知装置 Pending JPH11255343A (ja)

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