JPH11255043A - 車両用イグニッションスイッチ装置 - Google Patents

車両用イグニッションスイッチ装置

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JPH11255043A
JPH11255043A JP6082598A JP6082598A JPH11255043A JP H11255043 A JPH11255043 A JP H11255043A JP 6082598 A JP6082598 A JP 6082598A JP 6082598 A JP6082598 A JP 6082598A JP H11255043 A JPH11255043 A JP H11255043A
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JP
Japan
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terminal
key
key cylinder
ignition
ignition switch
Prior art date
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Abandoned
Application number
JP6082598A
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English (en)
Inventor
Hatsuki Morimoto
波津樹 森本
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Sumitomo Wiring Systems Ltd
Original Assignee
Sumitomo Wiring Systems Ltd
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Publication date
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Publication of JPH11255043A publication Critical patent/JPH11255043A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 イグニッションスイッチと電源分配器とを接
続する大径の電源線を不要とする。 【解決手段】 イグニッションスイッチのキーシリンダ
10の背面側に電源分配器のケース11を設け、キーシ
リンダ内に設ける固定接点13〜16に、上記ケース内
に収容するバスバー22、24、25、26を直接的に
接続し、これら固定接点と接続したバスバーを分岐さ
せ、各分岐回路にヒューズ27、28を介設し、ヒュー
ズ下流のバスバー回路を負荷側の電線とコネクタ接続す
る構成としている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、車両用イグニッシ
ョンスイッチ装置に関し、特に、イグニッションスイッ
チ装置と電源分配器と接続形態を改良するものである。
【0002】
【従来の技術】図8に示すように、イグニッションスイ
ッチ1のキーシリンダ2には4つのキーセットポジショ
ンP1〜P4が設けられており、P1はオフ(通電な
し)、P2はアクセサリー(直接車両運転に関係しない
電気回路への通電)、P3はイグニッションオン(車両
の運転に必要な電気回路への通電)、P4はスタータ
(エンジンスタート回路への通電)である。なお、負荷
の大きな車両ではイグニッションを2種類に分割する場
合もある。
【0003】上記キーシリンダ2のキー孔2aにキー3
を差し込んで回転操作すると、キーシリンダ2内に収容
されているスイッチボデー(図示せず)が連動して回転
する。キー3をスイッチ位置P1〜P4のいずれかに位
置させると、スイッチボデーに設けた可動接点が、必要
に応じた固定接点(電源種)と接続して、図9に示すよ
うに、電源を分配している。
【0004】上記イグニッションスイッチ1に設けられ
た固定接点のうちバッテリ端子Bは電線W1を介して電
源4と接続され、他の固定接点、即ち、ACC端子(ア
クセサリー端子)、IGON(イグニッション端子)端
子、STA端子(スタータ端子)は電線W2,W3,W
4を介して電源分配器(ジョイントボックスあるいはフ
ューズボックス)5と接続されている。該電源分配器5
でさらに回路が細分化され、細分化された各回路はヒュ
ーズ6を介して負荷側へと接続されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】このように、イグニッ
ションスイッチ1の固定端子(電源種)は電線W2〜W
4からなるワイヤハーネスW/Hを介して電源分配器5
と接続されており、これら各電線W2〜W4は、それぞ
れ接続する負荷の電流値の和で求められる大電流を流す
大径電線(芯線直径2.0mm〜5.0mm)で形成す
る必要がある。
【0006】イグニッションスイッチ1と電源分配器5
との配置位置が近接していると、接続する上記電線W2
〜W4を短くすることができるが、遠く離れている場
合、電線W2〜W4が長くなる。これら大径電線は高価
であるためコスト高になると共に、重量が増加する問題
もある。
【0007】本発明は上記した問題に鑑みてなされたも
ので、イグニッションスイッチの固定端子と電源分配器
の回路との接続形態を改良して、上記大径電線を使用す
ることにより発生する問題を無くすことを課題としてい
る。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、本発明は、イグニッションスイッチのキーシリンダ
の背面側に電源分配器のケースを設け、キーシリンダ内
に設ける固定接点に、上記ケース内に収容するバスバー
を直接的に接続し、これら固定接点と接続したバスバー
を分岐させ、各分岐回路にヒューズを介設し、ヒューズ
下流のバスバー回路を負荷側の電線とコネクタ接続する
構成としていることを特徴とする車両用イグニッション
スイッチ装置を提供している。
【0009】上記キーシリンダと電源分配器のケースと
は一体成形してもよいし、別体で形成して連結して一体
化してもよい。
【0010】上記のようにイグニッションスイッチ装置
と電源分配器を統合した構成とすると、イグニッション
スイッチのキーシリンダ内に設ける固定接点(電源種)
と電源分配器の回路とを接続する大径電線からなる電源
線を不要とすることができる。
【0011】上記電源分配器のケースには、キーシリン
ダ内に固定されたバッテリ端子、アクセサリー端子、イ
グニッション端子、スタータ端子と夫々接続するバスバ
ー、および上記アクセサリー端子とイグニッション端子
に接続したバスバーの分岐回路に介設するヒューズのみ
を収容している。即ち、電源分配器のケースはキーシリ
ンダと一体化するため、キーシリンダの配置位置を規制
しないために、出来るだけ小型化することが好ましい。
よって、リレー、一次ヒューズ下流回路の分岐回路、信
号回路等は収容していない。
【0012】なお、上記電源分配器のケースに取り付け
るヒューズは、キーシリンダのキー嵌合面に対して、上
面、下面、同一側の側面、反対側の側面などいずれの面
でもよい。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態を図面を
参照して説明する。
【0014】図1乃至図4は第1実施形態を示し、イグ
ニッションスイッチのキーシリンダ10の背面側に電源
分配器のケース11を一体的に設けている。キーシリン
ダ10のスイッチ機構は従来と同様である。即ち、その
先端面にキー穴10aを設けたキー嵌合面10aを備
え、キー穴11にキー3を差し込み回転操作することに
より、「OFF」位置P1、「ACC」位置P2、「O
N」位置P3、「STA」位置P4にキーをセットする
ことができる。上記キーと連動するスイッチボデー12
がキーシリンダ10内に回転自在に収容され、該スイッ
チボデー12に取り付けた可動接点が、キーシリンダ1
0内に固定している図2(B)に示す固定接点(固定し
た端子13〜16)と接離して所要回路を開閉を行うよ
うにしている。
【0015】上記固定接点としてバッテリ端子13、A
CC端子14、イグニッション端子15、スタータ端子
16があり、これら端子13〜16はキー3の回転操作
位置(キーポジション)P1〜P2に応じて接続され
る。即ち、図4に示すように、キーをP2のACC位置
にセットするとバッテリ端子13とACC端子14とが
接続される。キーをP3のON位置にセットすると、バ
ッテリ端子13、アクセサリー端子14およびイグニッ
ション端子15が接続される。キーをP4のSTA位置
にセットするとバッテリ端子13、イグニッション端子
15、スタータ端子16が接続される。キーがP1のオ
フ位置の時、端子13〜16は接続されない。
【0016】上記端子13〜16をキーシリンダ10の
背面側に設けたケース11側まで延在させ、ケース11
内に収容している内部回路と直接的に接続している。即
ち、ケース11内には車両に搭載した電源(バッテリ
ー)20に接続した電線21にコネクタ接続されるバス
バー22、エンジンスタート回路の電線23にコネクタ
接続されるバスバー24、さらに、アクセサリー端子1
4と接続されるバスバー25、イグニッション端子15
と接続されるバスバー26を内部回路として収容してい
る。
【0017】なお、上記ケース11内に収容するバスバ
ー22、24、25、26は、キーシリンダ10内に配
置している端子13〜16と中継端子等を介して接続し
てもよいが、これらバスバーの上流端をキーシリンダ1
0内へと延在させて、その先端に端子13〜16を形成
してもよい。
【0018】上記アクセサリー端子14、イグニッショ
ン端子15と接続したバスバー25、26は、図3に示
すように複数回路(図示では4回路)に分岐させて、分
岐回路25a、26aを形成している。これら分岐回路
には夫々一次ヒューズ27、28を介設している。各ヒ
ューズ下流側の回路はケース11に形成したコネクタ嵌
合部18に嵌合するコネクタ29を介してワイヤハーネ
スW/Hの各電線30と夫々接続している。これら電線
30は各負荷へと接続される。
【0019】上記ヒューズ27、28は図1に示すよう
に、キーシリンダ10のキー嵌合面10aに対して上方
位置に設けたヒューズ嵌合部11aに取り付けられる。
【0020】上記構成の電源分配器とイグニッションス
イッチとを統合した装置において、キー操作による電源
の分配は従来と同一であり、キーポジションP1は電源
20はいずれの回路とも接続せず、電源OFF状態とな
る。キーポジションP2ではバッテリ端子13とアクセ
サリー端子14とが接続して、バスバー25が電源20
と接続し、バスバー25に電流が流れる。バスバー25
に流れた電流は分岐回路25aに分岐され、ヒューズ2
7を通り、ケース11外部のワイヤハーネスをへて車両
の運転とは関係のない負荷側へと通電がなされる。キー
ポジションP3ではバッテリ端子13はアクセサリー端
子14およびイグニッション端子15と接続し、バスバ
ー25、26に電流が流れる。バスバー25、26に流
れた電流は分岐回路25a、26aへと分岐され、夫々
ヒューズ27、28を通り、ケース11外部のワイヤハ
ーネスをへて車両の運転上で必要な負荷側へ通電され
る。キーポジションP4の位置で、バッテリ端子13は
イグニッション端子15、スタータ端子16と接続し
て、バスバー26、24に電流が流れる。バスバー24
からケース11外部の電線23へと電流が流れ、エンジ
ンスタート回路に通電される。
【0021】上記のように、イグニッションスイッチに
設ける端子13〜16をキーシリンダ10と一体化した
電源分配器のケース11に収容したバスバー22、2
4、25、26と直接的に接続しているため、従来必要
とされたキーシリンダと電源分配器とを接続する長尺な
大径電線からなる電源線を不要とすることができる。
【0022】図5および図6は第2実施形態を示し、キ
ーシリンダ10の背面側に電源分配器のケース11を一
体成形して設け、キーシリンダ10のキー嵌合面10a
と同一側にヒューズ取付部11aを形成している。
【0023】該第2実施形態は負荷の大きな車両用で、
イグニッション系を2種類に分割し、キーポジションと
してイグニッションーAとイグニッションーBとを設け
ている。即ち、キーシリンダ10内に設ける固定端子と
して、バッテリ端13、アクセサリー端子14、イグニ
ッションーA端子15−AとイグニッションーB端子1
5−Bとスタータ端子16を設けている。これら端子1
4〜16は全て、ケース11内に収容したバスバー4
0、41、42、43、44と接続しており、バッテリ
端子13と接続したバスバー40とスタータ端子16と
接続したバスバー44はヒューズを介さずに、ケース1
1の外面に設けたコネクタ45、46を介してバッテリ
20およびエンジンスタート回路の電線23と接続して
いる。
【0024】アクセサリー端子14、イグニッションー
A端子15−A、イグニッションーB端子15−Bと夫
々接続したバスバー41、42、43には上記第1実施
形態と同様に分岐回路41a、42a、43aを設け、
これら分岐回路に夫々ヒューズ47、48、49を介設
し、これらヒューズを上記ヒューズ嵌合部11aに取り
付けている。
【0025】図7(A)(B)はキーシリンダ10と統
合した電源分配器のケース11に設けるヒューズ嵌合部
11aの位置を変えた変形例を示す。図7(A)ではキ
ー嵌合面10aに対して直交する一側面にヒューズ嵌合
部11aを配置しており、図7(B)ではキー嵌合面1
0に対して背面側にヒューズ嵌合部11aを配置してい
る。
【0026】
【発明の効果】以上の説明より明らかなように、本発明
によれば、イグニッションスイッチと、電源分配器とを
統合し、イグニッションスイッチのキーシリンダと電源
分配器のケースとを一体化し、キーシリンダ内の固定接
点(電源種)にケース内に収容するバスバーを直接的に
電気接続しているため、従来分離して配置していた場合
に必要であった大径の電源線を不要とすることができ
る。その結果、従来より、電線コストを低下できると共
に、軽量化を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の第1実施形態を示す概略斜視図であ
る。
【図2】 (A)はイグニッションスイッチのキー嵌合
面を示す正面図、(B)はスイッチボデーの概略図であ
る。
【図3】 第1実施形態の概略構成図である。
【図4】 第1実施形態の電源分配図である。
【図5】 第2実施形態を示す概略斜視図である。
【図6】 第2実施形態の概略構成図である。
【図7】 (A)(B)は本発明の変形例を示す概略斜
視図である。
【図8】 従来例を示す斜視図である。
【図9】 従来の電気回路を示す概略図である。
【符号の説明】
3 キー 10 キーシリンダ 10b キー穴 11 電源分配器のケース 13 バッテリ端子 14 アクセサリー端子 15 イグニッション端子 16 スタータ端子 20 電源 22、24、25、26 バスバー 27、28 ヒューズ

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 イグニッションスイッチのキーシリンダ
    の背面側に電源分配器のケースを設け、キーシリンダ内
    に設ける固定接点に、上記ケース内に収容するバスバー
    を直接的に接続し、これら固定接点と接続したバスバー
    を分岐させ、各分岐回路にヒューズを介設し、ヒューズ
    下流のバスバー回路を負荷側の電線とコネクタ接続する
    構成としていることを特徴とする車両用イグニッション
    スイッチ装置。
  2. 【請求項2】 上記電源分配器のケースには、キーシリ
    ンダ内に固定されたバッテリ端子、アクセサリー端子、
    イグニッション端子、スタータ端子と夫々接続するバス
    バー、および上記アクセサリー端子とイグニッション端
    子に接続したバスバーの分岐回路に介設するヒューズの
    みを収容している請求項1に記載の車両用イグニッショ
    ンスイッチ装置。
JP6082598A 1998-03-12 1998-03-12 車両用イグニッションスイッチ装置 Abandoned JPH11255043A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012109169A (ja) * 2010-11-19 2012-06-07 Yuhshin Co Ltd スイッチ装置
JP2016112965A (ja) * 2014-12-12 2016-06-23 ボルボトラックコーポレーション ヒールパッドの昇降システム

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012109169A (ja) * 2010-11-19 2012-06-07 Yuhshin Co Ltd スイッチ装置
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