JPH11255008A - 車両用シート - Google Patents

車両用シート

Info

Publication number
JPH11255008A
JPH11255008A JP8048298A JP8048298A JPH11255008A JP H11255008 A JPH11255008 A JP H11255008A JP 8048298 A JP8048298 A JP 8048298A JP 8048298 A JP8048298 A JP 8048298A JP H11255008 A JPH11255008 A JP H11255008A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
seat
seat cushion
slider
vehicle
lock
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP8048298A
Other languages
English (en)
Inventor
Katsunori Nakane
根 克 典 中
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Ikeda Corp
Original Assignee
Ikeda Bussan Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Ikeda Bussan Co Ltd filed Critical Ikeda Bussan Co Ltd
Priority to JP8048298A priority Critical patent/JPH11255008A/ja
Publication of JPH11255008A publication Critical patent/JPH11255008A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Seats For Vehicles (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 ワンボックスカー等に設置される車両用シー
トで、シートを取外すことなく、円滑な操作で、荷物室
スペースを広く確保できる車両シートを提供する。 【解決手段】 シートクッション11のフロント側両側
にスライダー30が設置され、このスライダー30はロ
アレール21に対して摺動可能で且つ所定位置でロック
可能であり、このスライダー30にヒンジピン31を介
してシートクッション11が回動可能であると共に、シ
ートバック12の上部両側にロックピン14が設けられ
ており、このロックピン14はロアレール21のフロン
ト側両側に設けられたロック片40の係合孔41内に係
着固定される。

Description

【発明の詳細な説明】
【発明の属する技術分野】本発明は、車両用シートに関
するもので、更に詳細に説明すると、車両のフロアパネ
ル面に車両の前後方向に沿って設けられたロアレールに
スライド可能に設置されるシートクッションと、このシ
ートクッションに前後傾動可能に取付けられるシートバ
ックとを備えた車両用シートに関する。
【0002】
【従来の技術】例えば、図8に示すように、ワンボック
スカー1等では、多数の乗員が搭乗できるように多数の
車両用シート2が設置されているが、同時に多くの荷物
類を搭載できるように、荷物室Rを有効に確保するよう
な構成になっている。従来より、図9(a)に示すよう
に、乗員が着座可能な車両用シート2を荷物室Rを確保
するために、図9(b)に示すように、シートクッショ
ン2aに対してシートバック2bを前方に倒し込んで荷
物室Rの有効スペースを確保するようにしている。
【0003】また、図9(c)に示すように、シートク
ッション2aに対してシートバック2bを倒し込んだ状
態で前方に跳上げ操作することにより、車両の後部側に
広いスペースの荷物室Rを確保することが可能となり、
また、図9(d)に示すように、車両のフロア面からシ
ートクッション2a、シートバック2bを取外すことに
より、更に多大なスペースの荷物室Rを確保するような
試みも実施されている。
【0004】また、図10(a),(b),(c)に示
すように、車両のフロアに固定されている車両用シート
3の場合には、図10(a)に示す着座状態より、図1
0(b)に示すようにシートクッション3aを略180
゜前方に回動操作した後、図10(c)に示すように、
シートバック3bについても略90゜前倒操作して、夫
々シートクッション3a、シートバック3bの背面側を
荷物室とする構造のものもある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】このように、従来のワ
ンボックスカー等においては、荷物室Rのスペースを有
効に確保するために、図9(a),(b),(c),
(d)に示すように、車両用シート2のシートバック2
bを前倒し状態とするか、または垂直状に跳上げ状態と
するか、あるいは跳上げ状態とした車両用シート2を取
外すことにより車室内の有効スペースを確保する試みが
実施されているが、図9(b),(c)に示す状態で
は、車両のフロア面がフラット状とならず、荷物類の搭
載に不便を感じることが多く、荷物室Rとして多大なス
ペースを確保できるものではなかった。
【0006】更に、図9(d)に示す車両用シート2を
取外す方式においては、荷物室Rのスペースを有効に確
保できるものの、車両用シート2の取外し及び取付作業
が非常に面倒であると共に、荷物類を外部に下ろした
後、乗員がすぐに搭乗できず、再度面倒な車両用シート
2の取付作業が必要となり、使い勝手上問題があった。
【0007】また、図10(a),(b),(c)に示
す固定式の車両用シート3においては、車両用シート3
の前後位置調整ができないため、車両用シート3の最適
位置を選択できないものであった。しかも、シートクッ
ション3aを回動操作する際、まず、シートバック3b
が干渉しない位置までリクライニング操作した後、シー
トクッション3aを前方側に略180゜倒し、その後、
シートバック3bを前方に倒してフラット状に規制する
折畳み作業が面倒であるという問題点があった。
【0008】本発明の目的は、車両の前後方向にスライ
ド可能な車両用シートにおいて、シートを取外すことな
く、フラットな荷物室底面を形成できると共に、荷物室
スペースを有効に確保でき、しかも、車両用シートの展
開作業も円滑に行なえる車両用シートを提供するもので
ある。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は上述せる課題に
鑑みてなされたもので、本発明の請求項1に記載の車両
用シートは、車両のフロアパネル面に車両の前後方向に
沿って設けられたロアレールにスライド可能に設置され
るシートクッションと、このシートクッションに前後傾
動可能に取付けられるシートバックとを備えた車両用シ
ートにおいて、前記ロアレールのフロント側には、前記
シートバックの上側部に設けられたロックピンを固定す
るロック片が設けられ、前記シートクッションのフロン
ト側には、ロアレールに対して摺動可能なロック機構付
きスライダーが設置され、該スライダーに設けたヒンジ
部にシートクッションの前端側を回動可能に支持し、前
記シートバックをシートクッションの上面に倒した状態
で、シートクッションとシートバックとを前方に跳上
げ、シートバックの上側部に設けられたロックピンを前
記ロアレールのフロント側のロック片に固定した状態
で、スライダーのロック機構を解除してスライダーをロ
アレールに沿って後方側に摺動させてシートクッション
とシートバックの背面側を上面としてフロア面に展開可
能に構成されていることを特徴とする。
【0010】本発明の請求項2に記載の車両用シート
は、車両のフロアパネル面に車両の前後方向に沿って設
けられたロアレールにスライド可能に設置されるシート
クッションと、このシートクッションに前後傾動可能に
取付けられるシートバックとを備えた車両用シートにお
いて、前記ロアレールのフロント側の両側には、前記シ
ートバックの上部両側に設けられたロックピンを固定す
るロック片が夫々設けられ、前記シートクッションのフ
ロント側には、ロアレールに対して摺動可能なロック機
構付きスライダーが設置され、該スライダーに設けたヒ
ンジ部にシートクッションの前端側を回動可能に支持
し、前記シートバックをシートクッションの上面に倒し
た状態で、シートクッションとシートバックとを前方に
跳上げ、シートバックの上部両側に設けられたロックピ
ンを前記ロアレールのフロント側のロック片に夫々固定
した状態で、スライダーのロック機構を解除してスライ
ダーをロアレールに沿って後方側に摺動させてシートク
ッションとシートバックの背面側を上面としてフロア面
に展開操作することにより、底面をフラット状とした荷
物室を構成することを特徴とする。
【0011】本発明の車両用シートによれば、シートク
ッションに対してシートバックを前方向に倒した後、シ
ートクッションのロック機構を解除して跳上げ可能な状
態とする。そして、シートクッションのフロント側に取
付けられているスライダーを基にシートバック及びシー
トクッションを前方に跳上げ、その後、シートバックの
上側部に設けられているロックピンをロアレールのフロ
ント側に設けられたロック片に係着固定する。
【0012】次いで、車両床面のロアレールに対してロ
ックされているスライダーのロック機構を解除した後、
スライダーをロアレールに沿って後方へスライド操作し
て、ロック片が前端及びスライダーが後端となるよう
に、シートクッション及びシートバックを車両床面にフ
ラット状に展開操作すれば、シートクッション及びシー
トバックの背面が荷物室のフラットな底面となり、広い
荷物室スペースを確保することができる。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係る車両用シート
の実施の形態について、図面を参照しながら詳細に説明
する。図1は本発明に係る車両用シートの側面から見た
構成説明図、図2は本発明に係る車両用シートにおける
シートクッションに取付けられるスライダーを示す要部
断面図、図3乃至図6は本発明に係る車両用シートの展
開作業手順を示すもので、図3はシートバックを前方に
倒し込み、シートクッションとフロアとのロックを解除
した状態を示す説明図、図4はシートバックとシートク
ッションとを前方に跳上げた状態を示す説明図、図5は
シートクッションを後方へ引寄せる状態を示す説明図、
図6はシートクッション及びシートバックをフロア面に
フラット状に展開操作した状態を示す説明図、図7は前
席側シートとの関係を示す説明図である。
【0014】図1及び図2において、本発明に係る車両
用シート10は、乗員が着座するシートクッション11
と、乗員の背もたれとなるシートバック12とがリクラ
イニングデバイス13を介して取付けられており、この
車両用シート10は、車両の前後方向に沿ってスライド
可能なスライド機構並びにそのロック機構が備わってい
る。
【0015】即ち、車両のフロアパネル20面に前後方
向に沿って延びる左右一対のロアレール21が固定され
ており、且つ、車両用シート10のシートクッション1
1のリヤ側底面の係止爪(図示せず)と係着してシート
クッション11を所定箇所にロックするストライカー2
2がフロアパネル20面の左右2箇所に取付けられてい
る。
【0016】また、シートクッション11のフロント側
両側部には、ロック機能を備えたスライダー30が設置
されている。このスライダー30は、ロアレール21に
沿って前後方向に摺動可能であり、スライダー30の上
端部分にヒンジピン31がシートクッション11の側部
に設置されており、このヒンジピン31を基にシートク
ッション11は回動可能に支持されている。
【0017】更に、このスライダー30には、ロックピ
ン32が押圧スプリング33により下方向に付勢されて
設けられ、スライダー30のロック孔34及びロアレー
ル21のロック孔23内にロックピン32が侵入するこ
とにより、スライダー30が所定位置でロックされる。
そして、操作用レバー35を引上げることにより、押圧
スプリング33のバネ圧に抗して各ロック孔34,23
からロックピン32を引抜き、ロック解除状態となる。
【0018】更に、ロアレール21のフロント側両側部
には、ロック片40が設けられており、このロック片4
0の係合孔41内にシートバック12の上部両側に設け
られたロックピン14を係着することにより、ロック片
40とシートバック12の両端側を固定できる構成にな
っている。
【0019】ところで、本発明に係る車両用シート10
は、フロアパネル20から取外すことなく、スライド機
構を有効に利用して、簡単且つ迅速な操作で荷物室スペ
ースを有効に確保できることを特徴としており、そのた
めの作業手順について図3乃至図6を基に説明する。
【0020】まず、図3に示すように、リクライニング
デバイス13を操作レバー13aの操作により、シート
バック12をシートクッション11上側に前倒し状態と
した後、図示しない操作部材により、シートクッション
11とフロアパネル20のストライカー22との係合を
解除する。
【0021】その後、図4に示すように、シートクッシ
ョン11及びシートバック12を図4中矢印方向に前方
に回動操作して、シートバック12の上部両側に設けら
れたロックピン14をロック片40の係合孔41内に係
着し、ロック爪42を操作することにより、シートバッ
ク12をロックする。
【0022】このとき、シートクッション11に設けら
れているスライダー30は、図2に示すように、ロック
ピン32がロック孔34,23内に侵入しており、スラ
イダー30がロアレール21に固定されているため、ス
ライダー30及びロック片40によりシートクッション
11、シートバック12が跳上げ状態で支持されてい
る。
【0023】その後、スライダー30のロック状態を解
除する。即ち、操作レバー35を操作して、ロックピン
32をロック孔34,23から引抜き、スライダー30
がロアレール21に沿って摺動可能な状態とした後、図
5に示すように、スライダー30を矢印方向、即ち車両
の後方側にスライド操作する。
【0024】そして、図6に示すように、車両のフロア
パネル20の上面にシートクッション11及びシートバ
ック12の表面側を当接させ、シートクッション11及
びシートバック12の背面側を上側に向けて展開状とす
る。尚、この時、ロアレール21に設けるロック孔23
が後部側に設定されていれば、図6に示す状態でシート
クッション11を確実に固定できる。
【0025】このように、本発明に係る車両用シート1
0によれば、スライド機構を利用して、シートクッショ
ン11及びシートバック12をフラット状に展開できる
ため、底面がフラット状をなす荷物室R空間を広く確保
することができ、多くの荷物類を搭載でき、且つ搭載作
業も円滑に行なえるという利点がある。
【0026】更に、シートバック12を前方に倒し込
み、シートバック12とシートクッション11とを跳上
げ状態とした後、シートバック12のロックピン14を
ロック片40に固定した状態で、スライダー30のロッ
クを解除してロアレール21に沿って後方側にスライド
操作するだけでよく、従来のように人手により取外して
荷物室Rスペースを確保するというものではなく、スラ
イド機構を有効に利用できるため、円滑な操作性が期待
できる。次に、図7に示すように、前席側シート50の
シートバック51を前方に倒せば、荷物室Rのスペース
をより広く確保することができる。
【0027】
【発明の効果】以上が、本発明に係る車両用シートの実
施の形態であるが、本発明の請求項1に記載の車両用シ
ートよれば、車両のフロアパネル面に車両の前後方向に
沿って設けられたロアレールにスライド可能に設置され
るシートクッションと、このシートクッションに前後傾
動可能に取付けられるシートバックとを備えた車両用シ
ートにおいて、前記ロアレールのフロント側には、前記
シートバックの上側部に設けられたロックピンを固定す
るロック片が設けられ、前記シートクッションのフロン
ト側には、ロアレールに対して摺動可能なロック機構付
きスライダーが設置され、該スライダーに設けたヒンジ
部にシートクッションの前端側を回動可能に支持し、前
記シートバックをシートクッションの上面に倒した状態
で、シートクッションとシートバックとを前方に跳上
げ、シートバックの上側部に設けられたロックピンを前
記ロアレールのフロント側のロック片に固定した状態
で、スライダーのロック機構を解除してスライダーをロ
アレールに沿って後方側に摺動させてシートクッション
とシートバックの背面側を上面としてフロア面に展開可
能に構成されているので、シートを取外すことなく、フ
ラットな荷物室底面を形成できると共に、荷物室スペー
スを有効に確保でき、しかも、車両用シートの展開作業
も円滑に行なえる。
【0028】また、本発明の請求項2に記載の車両用シ
ートよれば、車両のフロアパネル面に車両の前後方向に
沿って設けられたロアレールにスライド可能に設置され
るシートクッションと、このシートクッションに前後傾
動可能に取付けられるシートバックとを備えた車両用シ
ートにおいて、前記ロアレールのフロント側の両側に
は、前記シートバックの上部両側に設けられたロックピ
ンを固定するロック片が夫々設けられ、前記シートクッ
ションのフロント側には、ロアレールに対して摺動可能
なロック機構付きスライダーが設置され、該スライダー
に設けたヒンジ部にシートクッションの前端側を回動可
能に支持し、前記シートバックをシートクッションの上
面に倒した状態で、シートクッションとシートバックと
を前方に跳上げ、シートバックの上部両側に設けられた
ロックピンを前記ロアレールのフロント側のロック片に
夫々固定した状態で、スライダーのロック機構を解除し
てスライダーをロアレールに沿って後方側に摺動させて
シートクッションとシートバックの背面側を上面として
フロア面に展開操作することにより、底面をフラット状
とした荷物室を構成するので、シートを取外すことなく
大きな荷物室スペースを有効に確保でき、使い勝手に優
れた車両用シートを得ることができる。更に、シートク
ッションとシートバックを前方に跳上げた状態とした後
は、ロアレールに沿ってスライダーを摺動させるだけで
よいため、シートに備わっているスライド機構を有効に
利用でき、円滑な操作性を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る車両用シートの実施の形態を示す
側面図。
【図2】本発明に係る車両用シートのスライダーの構成
を示す断面図。
【図3】本発明に係る車両用シートの展開作業手順を示
すもので、シートバックを前方に倒し込み、シートクッ
ションのロックを解除した状態を示す説明図。
【図4】本発明に係る車両用シートの展開作業手順を示
すもので、シートクッションとシートバックとを跳上げ
た状態を示す説明図。
【図5】本発明に係る車両用シートの展開作業手順を示
すもので、シートクッションの後方側へのスライド操作
を示す説明図。
【図6】本発明に係る車両用シートの展開作業手順を示
すもので、展開完了時の状態を示す説明図。
【図7】本発明に係る車両用シートの展開状態を示す変
形態様を示す側面図。
【図8】従来のワンボックスカーの側面図。
【図9】従来の前倒し、取外し式車両用シートを示すも
ので、(a)は着座状態の側面図、(b)はシートバッ
クを前倒させた状態の側面図、(c)はシートクッショ
ンを倒立させた状態の側面図、(d)は取外した状態の
側面図。
【図10】従来の固定式車両用シートの展開操作を示す
もので、(a)は着座状態の側面図、(b)はシートク
ッションを180°前倒させた状態の側面図、(c)は
シートバックを前倒させた状態の側面図。
【符号の説明】
10 車両用シート 11 シートクッション 12 シートバック 13 リクライニングデバイス 14 ロックピン 20 フロアパネル 21 ロアレール 22 ストライカー 23 ロック孔 30 スライダー 31 ヒンジピン 32 ロックピン 33 押圧スプリング 34 ロック孔 40 ロック片 41 係合孔 42 ロック爪 50 前席側シート 51 シートバック

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車両のフロアパネル面に車両の前後方向
    に沿って設けられたロアレールにスライド可能に設置さ
    れるシートクッションと、このシートクッションに前後
    傾動可能に取付けられるシートバックとを備えた車両用
    シートにおいて、 前記ロアレールのフロント側には、前記シートバックの
    上側部に設けられたロックピンを固定するロック片が設
    けられ、前記シートクッションのフロント側には、ロア
    レールに対して摺動可能なロック機構付きスライダーが
    設置され、該スライダーに設けたヒンジ部にシートクッ
    ションの前端側を回動可能に支持し、前記シートバック
    をシートクッションの上面に倒した状態で、シートクッ
    ションとシートバックとを前方に跳上げ、シートバック
    の上側部に設けられたロックピンを前記ロアレールのフ
    ロント側のロック片に固定した状態で、スライダーのロ
    ック機構を解除してスライダーをロアレールに沿って後
    方側に摺動させてシートクッションとシートバックの背
    面側を上面としてフロア面に展開可能に構成されている
    ことを特徴とする車両用シート。
  2. 【請求項2】 車両のフロアパネル面に車両の前後方向
    に沿って設けられたロアレールにスライド可能に設置さ
    れるシートクッションと、このシートクッションに前後
    傾動可能に取付けられるシートバックとを備えた車両用
    シートにおいて、 前記ロアレールのフロント側の両側には、前記シートバ
    ックの上部両側に設けられたロックピンを固定するロッ
    ク片が夫々設けられ、前記シートクッションのフロント
    側には、ロアレールに対して摺動可能なロック機構付き
    スライダーが設置され、該スライダーに設けたヒンジ部
    にシートクッションの前端側を回動可能に支持し、前記
    シートバックをシートクッションの上面に倒した状態
    で、シートクッションとシートバックとを前方に跳上
    げ、シートバックの上部両側に設けられたロックピンを
    前記ロアレールのフロント側のロック片に夫々固定した
    状態で、スライダーのロック機構を解除してスライダー
    をロアレールに沿って後方側に摺動させてシートクッシ
    ョンとシートバックの背面側を上面としてフロア面に展
    開操作することにより、底面をフラット状とした荷物室
    を構成することを特徴とする車両用シート。 【0001】
JP8048298A 1998-03-12 1998-03-12 車両用シート Pending JPH11255008A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8048298A JPH11255008A (ja) 1998-03-12 1998-03-12 車両用シート

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8048298A JPH11255008A (ja) 1998-03-12 1998-03-12 車両用シート

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH11255008A true JPH11255008A (ja) 1999-09-21

Family

ID=13719508

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP8048298A Pending JPH11255008A (ja) 1998-03-12 1998-03-12 車両用シート

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH11255008A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010234941A (ja) * 2009-03-31 2010-10-21 Ts Tech Co Ltd シート装置

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010234941A (ja) * 2009-03-31 2010-10-21 Ts Tech Co Ltd シート装置

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US7040684B2 (en) Easy entry seat with seat back mounted floor latch
EP1097058B1 (en) Kneeling and tumbling automotive seat assembly
EP1393968B1 (en) Vehicle seat
US5380060A (en) Vehicle seat assembly with folding seat back and integral child seat and interlock mechanism
US6981731B2 (en) Retractable seat assembly for a motor vehicle
JPS63137054A (ja) 車両用シ−ト
US6688666B2 (en) Second row fold and pivot seat assembly
JP5326818B2 (ja) 乗物シート用リクライニング装置
GB2382983A (en) Vehicle seat system
JPH0880774A (ja) 自動車用の取外し可能な後部座席
JPH11255008A (ja) 車両用シート
JP3708403B2 (ja) 三人掛けシート
JP2009292407A (ja) 車両用シート
JP3456523B2 (ja) 自動車の格納式リアシート
JP2017210081A (ja) 乗物用シート
JP2003276482A (ja) 車両用リヤシート
JP3541602B2 (ja) 車両用シート装置
JP2003246232A (ja) 車両のシート構造
JPH07172223A (ja) 車両用多目的シート
JPH09118159A (ja) 車両用リヤシート構造
JP3815004B2 (ja) 車両用シートの脱着機構
JPH0233528B2 (ja) Jidoshanoshiitosochi
JP3517136B2 (ja) 自動車用シートの支持装置
JPH10297325A (ja) 車両用シートのシートスライド装置
JPH07164940A (ja) 車両のシート構造