JPH11254909A - 空気入りタイヤ - Google Patents

空気入りタイヤ

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JPH11254909A
JPH11254909A JP10060142A JP6014298A JPH11254909A JP H11254909 A JPH11254909 A JP H11254909A JP 10060142 A JP10060142 A JP 10060142A JP 6014298 A JP6014298 A JP 6014298A JP H11254909 A JPH11254909 A JP H11254909A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 走行によるトレッドの摩耗中後期におけるウ
エット性能および耐ハイドロプレーニング性能の低下を
抑制した空気入りタイヤを提供する。 【解決手段】 トレッド部のトレッドゴム1がトレッド
表面部のトップゴム2と、そのタイヤ半径方向内側でベ
ルトコーティングゴムに接するベースゴム3との2層構
造を有し、かつ該トレッド部が周方向に延びる複数の溝
部とこれら溝部により区分された複数の陸部とを含むト
レッドパターンを有する。前記トップゴムのトレッド幅
方向の断面形状がタイヤ半径方向内側に向かい少なくと
も1の凸型形状をなし、該凸型形状の凸部と凹部との差
ΔHと前記溝部の深さTとの比(△H/T)が0.3〜
1.0の範囲内にあり、前記トップゴムの耐摩耗性が前
記ベースゴムの耐摩耗性の50〜95%である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、空気入りタイヤに
関し、詳しくは、走行によるトレッドの摩耗中後期にお
ける湿潤路面に対する制動性、操縦安定性等(以下「ウ
エット性能」と称する)および耐ハイドロプレーニング
性能の低下を抑制した空気入りタイヤに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、空気入りタイヤのウエット性能お
よび耐ハイドロプレーニング性能を向上させるために
は、均一なトレッドゴムを使用し、パターン設計により
排水性を向上させ、また同時にトレッドのゴム質により
路面との摩擦係数μを高める手法が主に採られてきた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述の
従来の手法は、走行の初期には所望のウエット性能およ
び耐ハイドロプレーニング性能を確保することができて
も、走行を重ねることによってトレッドの溝が低減し、
またブロック剛性の極端な上昇を招くことによってウエ
ット性能および耐ハイドロプレーニング性能が著しく低
下し、初期の性能を維持することはできなかった。
【0004】そこで本発明の目的は、走行によるトレッ
ドの摩耗中後期におけるウエット性能および耐ハイドロ
プレーニング性能の低下を抑制した空気入りタイヤを提
供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明者は、従来タイヤ
の欠点である走行によるトレッドの摩耗中後期のウエッ
ト性能および耐ハイドロプレーニング性能の低下を防止
すべく鋭意検討した結果、トレッドをトップゴムとベー
スゴムの2層構造として、トップゴムのトレッド幅方向
の断面形状をタイヤ半径方向内側に向かい少なくとも1
の所定凸型形状とし、かつトップゴムの耐摩耗性をベー
スゴムよりも一定範囲低くしたところ、走行によるトレ
ッドの摩耗中後期において新たな溝が発現することによ
って特に排水性が向上し、ウエット性能および耐ハイド
ロプレーニング性能が向上することを見出し、本発明を
完成するに至った。
【0006】即ち、本発明の空気入りタイヤは、下記の
通りである。 (1)トレッド部のトレッドゴムがトレッド表面部のト
ップゴムと、そのタイヤ半径方向内側でベルトまたはブ
レーカーコーティングゴムに接するベースゴムとの2層
構造を有し、かつ該トレッド部が周方向に延びる複数の
溝部とこれら溝部により区分された複数の陸部とを含む
トレッドパターンを有する空気入りタイヤにおいて、前
記トップゴムのトレッド幅方向の断面形状がタイヤ半径
方向内側に向かい少なくとも1の凸型形状をなし、該凸
型形状の凸部と凹部との差ΔHと前記溝部の深さTとの
比(△H/T)が0.3〜1.0の範囲内にあり、前記
トップゴムの耐摩耗性が前記ベースゴムの耐摩耗性の5
0〜95%であることを特徴とする空気入りタイヤであ
る。
【0007】(2)前記空気入りタイヤにおいて、前記
トップゴムと前記ベースゴムの動的貯蔵弾性率(E’)
比(トップゴム/ベースゴム)が0.30〜1.50で
ある空気入りタイヤである。
【0008】(3)前記空気入りタイヤにおいて、前記
トップゴムおよび/または前記ベースゴムに、原料ゴム
成分100重量部に対して長さ10mm以下の短繊維が
1〜20重量部含まれている空気入りタイヤである。
【0009】(4)前記(3)の空気入りタイヤにおい
て、前記短繊維の直径が0.01〜0.1mmである空
気入りタイヤである。
【0010】(5)前記(3)または(4)の空気入り
タイヤにおいて、前記短繊維が水溶性ポリビニルアルコ
ール短繊維である空気入りタイヤである。
【0011】(6)前記空気入りタイヤにおいて、前記
トップゴムおよび/または前記ベースゴムに、原料ゴム
成分100重量部に対して総充填剤が40〜120重量
部含まれており、この総充填剤量に対するシリカの割合
が20〜90重量%で、かつシリカの配合量に対して5
〜20重量%のシランカップリング剤が配合されている
空気入りタイヤである。
【0012】(7)前記空気入りタイヤにおいて、前記
トップゴムおよび/または前記ベースゴムが独立気泡を
含み、その発泡率が5〜50%である空気入りタイヤで
ある。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、本発明を図面に基づき具体
的に説明する。本発明の空気入りタイヤの実施の形態に
おいては、トレッド部1のトレッドゴムがトレッド表面
部のトップゴム2と、そのタイヤ半径方向内側でベルト
またはブレーカーコーティングゴムに接するベースゴム
3との2層構造を有し、このトップゴム2のトレッド幅
方向の断面形状がタイヤ半径方向内側に向かい少なくと
も1の凸型形状をなす。この凸型形状の例として、図1
(イ)に示すように、周方向に延びる複数の溝部とこれ
ら溝部により区分された複数の陸部とを含むトレッドパ
ターンにおいて複数ブロック全体で一つの凸型形状を有
する場合、図2(イ)に示すように同トレッドパターン
の夫々のブロックにおいて凸型形状を有する場合、ある
いは図3(イ)に示すように2つのブロックで一つの凸
型形状を有する場合などが挙げられる。
【0014】本発明において、かかる凸型形状の凸部と
凹部との差、即ち図2(イ)のブロックの一つを拡大し
て示す図4のΔH(H2−H1)と、前記溝深さTとの
比(△H/T)は0.3〜1.0の範囲内である。この
比が0.3よりも小さいとトップゴム2の体積が少な過
ぎ、走行によるトレッドの摩耗末期に新たな溝4が形成
されず、本発明の効果が得られない。一方、1.0を超
えるものは存在せず、好ましくは0.4〜0.8であ
る。
【0015】上述のように凸型にトップゴム2を配置す
ることによって、走行中にトップゴム2の摩耗によりベ
ースゴム3が一部露出するようになるが、本発明におい
ては、トップゴム2とベースゴム3の耐摩耗性の違いに
より摩耗差が生じさせ、この結果、図1〜3の(ロ)に
示すように、トップゴム2がベースゴム3よりも早く摩
耗することで走行による摩耗中後期に新たな溝4が発生
し、排水性が向上してウエット性能および耐ハイドロプ
レーニング性能の低下を大幅に抑制することができる。
トップゴム2とベースゴム3の耐摩耗性の差は、トップ
ゴム2の耐摩耗性がベースゴム3のそれの50〜95%
である。耐摩耗性にこのような範囲の差があることによ
って、走行中の摩耗に差を生じ、目的形状である新たな
溝4、すなわち排水路が形成され、上述の効果が得られ
る。
【0016】なお、ここで、耐摩耗性とは、夫々のゴム
を単体として、ランホーン試験にてスリップ率25%時
の一定時間後の摩耗量を重量にて測定した結果から求め
られ、例えば、トップゴムの耐摩耗性がベースゴムの耐
摩耗性の50%というときは、トップゴムの摩耗量がベ
ースゴムの半分であることを意味する。
【0017】また、本発明においては、トップゴム2と
ベースゴム3の動的貯蔵弾性率(E’)比(トップゴム
/ベースゴム)が、好ましくは0.30〜1.50、よ
り好ましくは0.6〜1.0である。この弾性率比が
0.6よりも小さいと、走行初期の乾燥および湿潤路面
に対する操縦性が悪化してしまい、一方1.50よりも
大きいと、ブロックパターンの変形が非線型的となり同
様に走行初期の乾燥および湿潤路面に対する操縦性が悪
化してしまう。
【0018】また、トップゴム2およびベースゴム3の
いずれか一方または双方に、原料ゴム成分100重量部
に対して長さ10mm以下の短繊維を1〜20重量部含
めることが好ましい。この含有量が1重量部より少ない
と、ウエット性能等の向上のためトレッド表面を軟化さ
せたことによる歪み増幅によるゴムそのものの湿潤路面
での摩擦係数μ(以下「ウエットμ」と称する)の向上
に対して有効ではなく、一方、20重量部より多いと極
端にトレッドの弾性率および粘度が上昇して作業性が悪
化する。好ましくは2〜15重量部である。
【0019】用いる短繊維の直径は、好ましくは0.0
1〜0.1mmであるが、特に制限はなく、脱離後の長
尺状の空隙のサイズからこの範囲が効果的である。ま
た、短繊維の種類としては、ポリビニルアルコール、ポ
リエステル、ナイロン、アラミド、カーボン、グラス、
ポリエチレン、ポリプロピレン等周知のものを挙げるこ
とができるが、水溶性のポリビニルアルコール繊維を用
いることで走行中雨天時等の水で容易に溶解して、所望
の排水効果のある長尺状の空隙を形成せしめることがで
きる。かかる繊維長さは、好ましくは10mm以下であ
る。これより長いと著しい耐摩耗性の低下が起こるた
め、好ましくない。
【0020】また、トップゴム2およびベースゴム3の
いずれか一方または双方における充填剤の総量は、原料
ゴム成分100重量部に対して40〜120重量部であ
ることが好ましい。この総量が40重量部より少ないと
ウエットμそのものが低すぎ、一方120重量部より多
いと著しい耐摩耗性の低下が起こる。また、ウエットμ
を向上させる目的で、総充填剤の一部をシリカに置換す
ることができ、その場合の総充填剤量に対するシリカの
割合は、20〜90重量%である。20重量%より少な
いとウエットμの向上は望めず、一方90重量%より多
いと著しい耐摩耗性の低下が起こる。より好ましくは、
30〜70重量%である。
【0021】用いられるシランカップリング剤は、シリ
カの配合量に対して、好ましくは5〜20重量%、より
好ましくは8〜15重量%である。5重量%より少ない
と十分な補強性がとれず、一方20重量%より大きいと
著しい弾性率の向上および作業性の悪化が起こる。
【0022】さらに、本発明においては、トップゴム2
およびベースゴム3のいずれか一方または双方が独立気
泡を含むことができ、その発泡率は、好ましくは5〜5
0%である。この発泡率が5%より小さいとウインター
タイヤに用いられたときに発泡ゴムに基づく十分な氷上
性能を発揮できず、一方50%を超すと著しい耐摩耗の
低下が起こる。なお、上記の発泡率は、発泡率をV、発
泡ゴムのゴム固相部の密度をρ(g/cm)、発泡
ゴムの密度をρ(g/cm)として、V=(ρ
ρ−1)×100(%)で表わされる。
【0023】その他、トップゴム2およびベースゴム3
に用いられる原料ゴム、カーボンブラック、シリカなど
の材料は特に制限されるものでなく、一般に用いられる
ものを適宜用いることができる。また、本発明の空気入
りタイヤのトップゴム2およびベースゴム3のゴム組成
物の各配合系は、両者の耐摩耗性に上述のような差が生
じ得る系であればよく、例えばカーボンブラックの配合
量や油展量を大幅に変える、上記繊維の配合量を変え
る、発泡率を変える、などの手法を採用することにより
耐摩耗性に差を生じさせることができ、配合系自体特に
制限されるべきものではなく、従来より用いられている
加硫剤、加硫促進剤、老化防止剤等を用いることができ
る。さらに、タイヤ自体の構造においても、トレッド部
1以外は空気入りタイヤとして既に知られている構造を
採用することができ、特に変更を要するものではない。
【0024】
【実施例】次に、本発明を実施例に基づき説明する。タ
イヤトレッド用ゴム組成物として、下記の表1に示す配
合処方にて配合〜を夫々調製した。
【0025】
【表1】 1)日本合成ゴム(株)製 BR01 2)日本合成ゴム(株)製 T0120(スチレン量3
5%、エマルジョン) 3)日本シリカ(株)製 ニップシールAQ 4)デグッサ社製 SI69 5)ジベンゾチアゾールジスルフィド 大内新興化学工
業(株)製 NOCCELER DM 6)N−シクロヘキシル−2−ベンゾチアゾール1−ス
ルフェンアミド 大内新興化学工業(株)製 NOCC
ELER CZ 7)アゾジカルボンアミド 8)2デニール、平均長さ2mm
【0026】次に、上記配合〜のゴム組成物を夫々
下記の表2に示すように組み合わせて、図2に示す如き
トレッドを備えた空気入りタイヤ(サイズ:185/7
0R14)を試作した。かかる試作タイヤにおけるトレ
ッドのトップゴムとベースゴムの弾性率比、耐摩耗性
比、ΔH/Tの比、走行によるトレッドの摩耗中後期の
耐ハイドロプレーニング性、ウエット性能を下記の表2
に併記する。なお、耐摩耗性、耐ハイドロプレーニング
性およびウエット性能は以下のようにして測定した。
【0027】動的貯蔵弾性率(E’) 東洋精機製スペクトローメーターを用い、幅5mm、厚
さ2mm、長さ20mmの試験片を初期荷重150g、
振動数50H、動歪1%にて30℃で測定した。
【0028】耐摩耗性 ランボーン試験にてスリップ率25%時の一定時間後の
摩耗量を重量にて測定し、その量が少ないものを摩耗の
良いものとし、コントロール(比較例1)の摩耗量/比
較ゴム摩耗量×100で示した。
【0029】耐ハイドロプレーニング性 供試タイヤ4本を実車に装着し、およそ2万km走行し
てベースが十分露出したものを用いた。湿潤路面のテス
トコースのコーナーをハイドロプレーニングする速度を
次式、 (供試タイヤ速度/コントロールタイヤ速度(比較例
1))×100 に従い、指数表示した。数値が大きい程結果が良好であ
る。
【0030】ウエット性能 供試タイヤ4本を実車に装着し、湿潤路面のテストコー
スにて、直進性、コーナリング性、グリップ力、耐ハイ
ドロプレーニング性を総合的に評価し、点数化した。結
果は、コントロール(比較例1)を100として、指数
表示した。数値が大きい程良好なウエット性能を有す
る。
【0031】
【表2】
【0032】
【発明の効果】以上のように、本発明の空気入りタイヤ
においては、トレッドをトップゴムとベースゴムの2層
構造として、トップゴムのトレッド幅方向の断面形状を
タイヤ半径方向内側に向かい少なくとも1の所定凸型形
状とし、かつトップゴムの耐摩耗性をベースゴムよりも
一定範囲低くしたことによって、走行中後期のウエット
性能、耐ハイドロプレーニング性能の低下を初期性能対
比大幅に抑制することが可能となった。
【図面の簡単な説明】
【図1】(イ)本発明の一例空気入りタイヤのトレッド
部の走行初期の段階の部分断面図である。 (ロ)上記空気入りタイヤの走行によるトレッドの摩耗
後期の段階の部分断面図である。
【図2】(イ)本発明の他の一例空気入りタイヤのトレ
ッド部の走行初期の段階の部分断面図である。 (ロ)上記空気入りタイヤの走行によるトレッドの摩耗
後期の段階の部分断面図である。
【図3】(イ)本発明の更に他の一例空気入りタイヤの
トレッド部の走行初期の段階の部分断面図である。 (ロ)上記空気入りタイヤの走行によるトレッドの摩耗
後期の段階の部分断面図である。
【図4】図2(イ)のブロックの一つを拡大して示す拡
大断面図である。
【符号の説明】
1 トレッド部 2 トップゴム 3 ベースゴム 4 新たな溝

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 トレッド部のトレッドゴムがトレッド表
    面部のトップゴムと、そのタイヤ半径方向内側でベルト
    コーティングゴムに接するベースゴムとの2層構造を有
    し、かつ該トレッド部が周方向に延びる複数の溝部とこ
    れら溝部により区分された複数の陸部とを含むトレッド
    パターンを有する空気入りタイヤにおいて、 前記トップゴムのトレッド幅方向の断面形状がタイヤ半
    径方向内側に向かい少なくとも1の凸型形状をなし、該
    凸型形状の凸部と凹部との差ΔHと前記溝部の深さTと
    の比(△H/T)が0.3〜1.0の範囲内にあり、 前記トップゴムの耐摩耗性が前記ベースゴムの耐摩耗性
    の50〜95%であることを特徴とする空気入りタイ
    ヤ。
  2. 【請求項2】 前記トップゴムと前記ベースゴムの動的
    貯蔵弾性率(E’)比(トップゴム/ベースゴム)が
    0.30〜1.50である請求項1記載の空気入りタイ
    ヤ。
  3. 【請求項3】 前記トップゴムおよび/または前記ベー
    スゴムに、原料ゴム成分100重量部に対して長さ10
    mm以下の短繊維が1〜20重量部含まれている請求項
    1記載の空気入りタイヤ。
  4. 【請求項4】 前記短繊維の直径が0.01〜0.1m
    mである請求項3記載の空気入りタイヤ。
  5. 【請求項5】 前記短繊維が水溶性ポリビニルアルコー
    ル短繊維である請求項3または4記載の空気入りタイ
    ヤ。
  6. 【請求項6】 前記トップゴムおよび/または前記ベー
    スゴムにおいて、原料ゴム成分100重量部に対して総
    充填剤が40〜120重量部含まれており、この総充填
    剤量に対するシリカの割合が20〜90重量%で、かつ
    シリカの配合量に対して5〜20重量%のシランカップ
    リング剤が配合されている請求項1記載の空気入りタイ
    ヤ。
  7. 【請求項7】 前記トップゴムおよび/または前記ベー
    スゴムが独立気泡を含み、その発泡率が5〜50%であ
    る請求項1記載の空気入りタイヤ。
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