JPH11254734A - Ledアレイプリンタ - Google Patents

Ledアレイプリンタ

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JPH11254734A
JPH11254734A JP5845798A JP5845798A JPH11254734A JP H11254734 A JPH11254734 A JP H11254734A JP 5845798 A JP5845798 A JP 5845798A JP 5845798 A JP5845798 A JP 5845798A JP H11254734 A JPH11254734 A JP H11254734A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
correction data
led
temperature
led array
spot diameter
Prior art date
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Application number
JP5845798A
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English (en)
Inventor
Takehisa Maeda
雄久 前田
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Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 画像形成条件の変更を問わず、実際の画像形
成時のヘッド温度を考慮して極力スポット径のばらつき
を解消することができ、画像上の濃度のばらつきや縦す
じの発生を低減し得るLEDアレイプリンタを提供す
る。 【解決手段】 画像形成条件Cy 毎に予め設定された所
望の均一なスポット径Dとするための補正データM
ny(S17)は、複数のLED素子が点灯する実際の画
像形成時、例えば、ヘッド温度が一番高くなる全点灯時
を想定した所定の動作温度Tが考慮されている(S1)
ので、このような補正データMnyを用いてスポット径補
正することで実際の画像形成時にはスポット径のばらつ
きが極力低減される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、光書込手段として
LEDアレイヘッドを用いて電子写真法により画像を形
成するLEDアレイプリンタに関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、電子写真法により画像を形成す
るプリンタでは、光書込手段としてレーザ光源とそのレ
ーザ光を偏向走査させるポリゴンミラー等によるレーザ
走査光学系を用いるのが主流であるが、近年では、装置
全体の小型・簡易化等を図るため、光書込手段としてL
EDアレイヘッドを用いたLEDアレイプリンタも注目
されている。LEDアレイヘッドは、多数のLED素子
をライン状に配設させたものであり、各LED素子を画
像データに応じて点灯制御することにより感光体上に対
する光書込みが行われ、静電潜像が形成される。
【0003】ここに、LEDアレイは多数のLED素子
に関してその特性が全て均一となるように製造すること
は事実上、不可能であり、よって、形成されるドット径
も各LED素子によって異なるのが通常である。特に、
1ドット2値(オン・オフ情報のみを有する)記録方式
で面積階調法により階調を表現する方式のプリンタで
は、ドット径のばらつきが濃度のばらつきとなって現
れ、階調表現の画質劣化を引き起こすことになる。ま
た、LEDアレイプリンタでは、副走査方向には常に同
じLED素子で画像を形成することになるので、ドット
径のばらつきがあると副走査方向に連続することから縦
ライン(副走査ライン)画像に縦すじが発生してしま
う。縦すじには白く画像が抜ける白すじと隣接ドット間
が狭まる(重なる)ことによる黒すじ(従って、他の部
分より濃くなるすじ)とがある。
【0004】そこで、従来にあっては、よりよい画像品
質を得るために各LED素子の点灯光量が均一となるよ
うに補正されたLEDアレイヘッドを用いるようにした
ものが提案されている(特開平5−4376号公報、特
開平5−50653号公報等参照)。ところが、全ての
LED素子に関して光量が均一となるように補正した場
合、そのスポット径の違いにより、形成されるドット径
も異なってくる事態を生ずることがある。特に、1ドッ
ト2値記録方式で面積階調法により階調を表現する方式
のプリンタでは、その高密度化が進むとドット径のばら
つきが濃度ばらつきとなって現われ、階調表現の画質劣
化を引き起こす。
【0005】このようなことから、LEDアレイプリン
タに関しては、各LED素子の光量のばらつきは問わ
ず、そのスポット径(ドット径)を全て均一にさせるよ
うに光量補正されたLEDアレイヘッドを用いるように
したものが特開平4−305667号公報に記載されて
いる。同公報方式によれば、スポット径が全て均一とな
るように光量補正されたLEDアレイヘッドを用いるの
で、印画濃度のばらつきを少なくすることができる。従
って、1ドット2値記録方式で面積階調法により高画質
の階調を表現する場合にも、全てのドット径が揃うの
で、高品質の画像が得られる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところが、特開平4−
305667号公報に示される方式は、デジタル特性を
有する感光体を用いることを前提としており、所期の効
果を十分に発揮させるためには、閾値が一定であるデジ
タル感光体を大量に用意しなければならない。しかし、
閾値が一定なデジタル感光体を大量に用意することは生
産技術上の問題に起因する個々の製品のばらつき等によ
って現実には困難であり、汎用性に欠ける対応策であ
る。
【0007】このような点を考慮して、用いる感光体の
特性の違いを問わず、かつ、画像形成条件の変更を問わ
ず、全てのLED素子に関して常に所望の均一なスポッ
ト径を得ることができるようにするため、各LED素子
について各種画像形成条件毎に予め設定された所望の均
一なスポット径とするための補正データを記憶部に格納
しておき、指定された画像形成条件に応じて各LED素
子について対応する補正データを読み出して点灯動作を
制御するようにしたものが本出願人により提案されてい
る。ところが、この提案例による場合も、その補正デー
タはLEDアレイヘッドの温度状況を考慮していないた
め、任意個数のLED素子が点灯する実際の画像形成時
には光量のばらつきに伴いスポット径にもばらつきを生
じてしまうことがある。即ち、補正データは各LED素
子を1つずつ順次点灯させながら取得されたものである
のに対して、実際に画像を形成する際には、唯一のLE
D素子のみが点灯することはまれであり、多くの場合
は、複数のLED素子が同時に点灯する。ここに、各L
ED素子を点灯させるドライバICはその温度上昇に伴
い電流量が増加し、LED素子の光量が上がることにな
る。特に、1つのドライバICで複数のLED素子を点
灯させる構成の場合、或る1つのLED素子のみを点灯
させる場合と受持ちの複数のLED素子を同時に点灯さ
せる場合とでは、ヘッド温度、具体的にはドライバIC
の温度状況が異なるため、LED素子の光量が変化して
しまう。この結果、前述のようにLEDアレイヘッド上
の全てのLED素子についてそのスポット径が一定とな
るような補正を施しても、実際の画像形成時ではヘッド
温度の状況が異なるため、スポット径の一定性を維持す
ることはできないものとなる。特に、各ドライバIC、
各LED素子毎に光量の増加する割合等が異なるため、
点灯条件によって各LED素子のスポット径にばらつき
を生じてしまい、結果的に、形成される画像に濃度のば
らつき、縦すじを生じてしまう。特に、ヘッド温度が最
も高くなる全ドット(全ての素子)同時点灯の場合には
補正調整時との条件が大きく異なるため、画像に濃度ば
らつきを生じやすくなる。また、1ドット点灯1ドット
消灯の繰返し(1素子置き点灯)や1ドット点灯2ドッ
ト消灯(2素子置き点灯)の場合には画像上、縦すじが
目立ちやすいものとなる。
【0008】ちなみに、特開平2−55158号公報に
よれば、LEDアレイプリンタに関して、温度に対する
発光ダイオードアレイの発光時間を予めROMに記憶さ
せておき、検出された発光ダイオードアレイの温度に応
じて発光時間情報を読み出して発光時間を変化させるこ
とにより、いかなる温度に対しても光強度を一定に保て
るようにしている。ところが、同公報方式は発光ダイオ
ードアレイにおける個々の発光ダイオード(LED素
子)は全て同一発光特性を有することを前提としてアレ
イ全体で補正しているだけであるので、個々のLED素
子の点灯状態は考慮されていないものである。
【0009】そこで、本発明は、画像形成条件の変更を
問わず、実際の画像形成時のヘッド温度を考慮して極力
スポット径のばらつきを解消することができ、画像上の
濃度のばらつきや縦すじの発生を低減し得るLEDアレ
イプリンタを提供することを目的とする。
【0010】より具体的には、ヘッド温度上昇が一番大
きい場合や縦すじが一番目立つ場合に対処し得るLED
アレイプリンタを提供することを目的とする。
【0011】また、様々な形成画像パターンや環境に対
処し得るLEDアレイプリンタを提供することを目的と
する。
【0012】さらには、目的とする所望の均一なスポッ
ト径が変更される場合にも容易に対処することができ、
或いは、より正確にスポット径の補正を行い得るLED
アレイプリンタを提供することを目的とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明は、
画像データに応じて点灯制御される多数のLED素子が
ライン状に配設されたLEDアレイヘッドを用いて電子
写真法により画像を形成するLEDアレイプリンタにお
いて、前記LEDアレイヘッドの実際の画像形成時の動
作温度に対してLEDアレイヘッド中の各LED素子に
ついて各種画像形成条件毎に予め設定された所望の均一
なスポット径とするための補正データを記憶した記憶部
と、所望の画像形成条件を指定するための指定手段と、
前記LEDアレイヘッドの動作時に前記指定手段により
指定された画像形成条件に応じて各LED素子について
対応する補正データを前記記憶部から読み出す補正デー
タ読出手段と、読み出された補正データを用いて前記L
EDアレイヘッドの各LED素子の点灯動作を制御する
駆動制御手段とを備えた。
【0014】従って、各種画像形成条件毎に予め設定さ
れた所望の均一なスポット径とするための補正データは
複数のLED素子が点灯する実際の画像形成時を想定し
た所定の動作温度を考慮したものであるので、実際の画
像形成時にはスポット径のばらつきが極力低減され、結
果として、画像上の濃度のばらつきや縦すじの発生が低
減される。
【0015】請求項2記載の発明は、画像データに応じ
て点灯制御される多数のLED素子がライン状に配設さ
れたLEDアレイヘッドを用いて電子写真法により画像
を形成するLEDアレイプリンタにおいて、前記LED
アレイヘッドの実際の画像形成時の動作温度に対してL
EDアレイヘッド中の各LED素子について各種画像形
成条件毎及び各種スポット径毎に各々の均一なスポット
径とするための補正データを記憶した記憶部と、所望の
画像形成条件及びスポット径を指定するための指定手段
と、前記LEDアレイヘッドの実際の画像形成時に前記
指定手段により指定された画像形成条件及びスポット径
に応じて各LED素子について対応する補正データを前
記記憶部から読み出す補正データ読出手段と、読み出さ
れた補正データを用いて前記LEDアレイヘッドの各L
ED素子の点灯動作を制御する駆動制御手段とを備え
た。
【0016】従って、基本的には、請求項1記載の発明
の場合と同様であるが、加えて、各種スポット径毎の補
正データも記憶部に記憶されているので、所望の均一な
スポット径が変更になった場合にもそのスポット径で均
一化されるように各LED素子を点灯動作させることが
できる。
【0017】請求項3記載の発明は、請求項1又は2記
載のLEDアレイプリンタにおけるLEDアレイヘッド
の動作温度は、LEDアレイヘッド中の全てのLED素
子を同時点灯させた場合の温度である。従って、LED
アレイヘッドの温度上昇が一番大きくなる厳しい温度条
件を想定した補正データを利用するので、実際にはこの
温度条件以下の状況で動作することとなるため、画像上
の濃度ばらつきが最悪になる場合を回避することがで
き、スポット径のばらつきを極力低減させることができ
る。
【0018】請求項4記載の発明は、請求項1又は2記
載のLEDアレイプリンタにおけるLEDアレイヘッド
の動作温度は、LEDアレイヘッド中のLED素子を1
素子置きに点灯させた場合の温度である。従って、画像
上、縦すじが目立ちやすい1ドット点灯1ドット消灯な
る点灯条件による温度を想定した補正データを利用する
ので、実際にはこれより縦すじが目立たない状況で動作
することになるため、画像上の縦すじが最悪になる場合
を回避することができる。
【0019】請求項5記載の発明は、請求項1又は2記
載のLEDアレイプリンタにおけるLEDアレイヘッド
の動作温度は、LEDアレイヘッド中のLED素子を2
素子置きに点灯させた場合の温度である。従って、画像
上、縦すじが目立ちやすい1ドット点灯2ドット消灯な
る点灯条件による温度を想定した補正データを利用する
ので、実際にはこれより縦すじが目立たない状況で動作
することになるため、画像上の縦すじが最悪になる場合
を回避することができる。
【0020】請求項6記載の発明は、画像データに応じ
て点灯制御される多数のLED素子がライン状に配設さ
れたLEDアレイヘッドを用いて電子写真法により画像
を形成するLEDアレイプリンタにおいて、前記LED
アレイヘッドの温度を検出する温度検出部と、前記LE
Dアレイヘッドの予め設定された各種温度毎及び各種画
像形成条件毎にLEDアレイヘッド中の各LED素子に
ついて予め設定された所望の均一なスポット径とするた
めの補正データを記憶した記憶部と、所望の画像形成条
件を指定するための指定手段と、前記温度検出部により
検出された前記LEDアレイヘッドの温度及び前記指定
手段により指定された画像形成条件に応じて各LED素
子について対応する補正データを前記記憶部から読み出
す補正データ読出手段と、読み出された補正データを用
いて前記LEDアレイヘッドの各LED素子の点灯動作
を制御する駆動制御手段とを備えた。
【0021】従って、画像データに応じてLED素子の
点灯状況、環境が変動しても、実際に温度検出部により
検出されたLEDアレイヘッドの温度に応じて所望の均
一なスポット径となるようにより適正に対応する補正デ
ータを記憶部から読み出し、その補正データを用いて駆
動制御手段がLED素子の点灯動作を制御するので、ス
ポット径のばらつきを極力低減させることができ、結果
として、画像上の濃度のばらつきや縦すじの発生が低減
される。
【0022】請求項7記載の発明は、画像データに応じ
て点灯制御される多数のLED素子がライン状に配設さ
れたLEDアレイヘッドを用いて電子写真法により画像
を形成するLEDアレイプリンタにおいて、前記LED
アレイヘッドの温度を検出する温度検出部と、前記LE
Dアレイヘッドの予め設定された各種温度毎、各種画像
形成条件毎及び各種スポット径毎にLEDアレイヘッド
中の各LED素子について各々の均一なスポット径とす
るための補正データを記憶した記憶部と、所望の画像形
成条件及びスポット径を指定するための指定手段と、前
記温度検出部により検出された前記LEDアレイヘッド
の温度、前記前記指定手段により指定された画像形成条
件及びスポット径に応じて各LED素子について対応す
る補正データを前記記憶部から読み出す補正データ読出
手段と、読み出された補正データを用いて前記LEDア
レイヘッドの各LED素子の点灯動作を制御する駆動制
御手段とを備えた。
【0023】従って、基本的には、請求項6記載の発明
の場合と同様であるが、加えて、各種スポット径毎の補
正データも記憶部に記憶されているので、所望の均一な
スポット径が変更になった場合にもそのスポット径で均
一化されるように各LED素子を点灯動作させることが
できる。
【0024】請求項8記載の発明は、請求項1ないし7
の何れか一に記載のLEDアレイプリンタにおけるLE
Dアレイヘッドの温度は、LEDアレイヘッドに搭載さ
れて各LED素子を点灯させるドライバICの温度であ
る。従って、LEDアレイヘッドにおいて最も光量変動
に関与するドライバICの温度を考慮しているので、よ
り正確なスポット径補正を行うことができる。
【0025】請求項9記載の発明は、請求項6又は7記
載のLEDアレイプリンタにおいて、LEDアレイヘッ
ドに搭載されて各LED素子を点灯させるドライバIC
毎に温度検出部を設け、記憶部には各ドライバICにつ
いて各種温度毎に各ドライバICが受け持つ各LED素
子について予め設定された所望の均一なスポット径とす
るための補正データを記憶し、前記各温度検出部により
検出された温度に応じて対応するドライバICが受け持
つ各LED素子について対応する補正データを前記記憶
部から読み出すようにした。従って、複数のドライバI
Cを用いて点灯駆動させる場合に個々のドライバICや
LED素子の光量の増加する割合が違っていても、これ
らの事情を考慮したより正確なスポット径の補正を行う
ことができる。
【0026】請求項10記載の発明は、請求項1ないし
9の何れか一に記載のLEDアレイプリンタにおける各
LED素子は、1ドット2値方式の画像データにより点
灯制御される。従って、スポット径を均一化させるため
の補正データ等を設定する上で、或る一つのスポット径
を考慮すればよいので、制御系全体を簡素化させること
ができる。
【0027】
【発明の実施の形態】本発明の第一の実施の形態を図1
ないし図8に基づいて説明する。本実施の形態の画像形
成装置は、1ドット2値方式で面積階調法(誤差拡散法
など)により階調を表現するLEDアレイプリンタに適
用されている。
【0028】まず、図1はLEDアレイプリンタの書込
み部の概略構造を示し、像担持体であるドラム状の感光
体1に近接対峙させてLEDアレイヘッド2が設けられ
ている。このLEDアレイヘッド2はLEDアレイ3と
レンズアレイ4とにより構成されている。LEDアレイ
3は特に図示しないが多数のLED素子5(図2等参
照)をベース基板6の主走査線上に所定ピッチで1直線
に配設させてなる。
【0029】このようなLEDアレイ3に対してはLE
Dアレイ制御部7が接続されている。このLEDアレイ
制御部7には画像データが与えられているとともに、そ
の制御を受け持つコントローラ部8が接続されている。
これにより、基本的には、外部装置、例えばフレームメ
モリ、スキャナ等から画像データがコントローラ部8か
らの8分割同期信号/HSYNC(ライン同期信号/L
SYNCを8分割した信号)をトリガとして主走査1ラ
イン毎にLEDアレイ制御部7に送出され、LEDアレ
イ3上の各LED素子5がその画像データに応じて発光
し、その発光光がレンズアレイ4を通して感光体1上に
照射結像されることで静電潜像が形成される。8分割同
期信号/HSYNCは後述するように光量制御を点灯時
間制御により行うための信号である。
【0030】図2は前記LEDアレイ制御部7中に含ま
れて駆動手段となるLEDアレイ駆動部11の構成を示
すブロック図である。このLEDアレイ駆動部11は周
知構成のものであり、シフトレジスタ12とラッチ13
とANDゲート14とLEDドライバ15とにより構成
されている。ここに、本実施の形態では、8分割同期信
号/HSYNCを用いるため、図3に示す駆動タイミン
グのように、シフトレジスタ12は8分割同期信号/H
SYNCによってリセットされるように構成されてい
る。シフトレジスタ12はクロック信号CLOCKによ
って“0”又は“1”なる1ドット2値の画像データを
ドット1から順番に入力し、内部ではその各ドットデー
タを各レジスタに送るように動作する。N個分の全ての
ドットデータが送られるとラッチ13がそのデータをラ
ッチし、ストローブパルスSTBがANDゲート14に
入力されると、画像データの“1”が送られたドット
(LED素子)のみがLEDドライパ15によってスト
ローブパルスSTBの幅だけ発光することを基本とす
る。
【0031】このようなLEDアレイ駆動部11に対し
ては、図4に示すように、ストローブパルス発生部21
がセレクタ22を介して接続されている。ストローブパ
ルス発生部21は例えばカウンタ、コンパレータ等によ
り構成されており、STB0〜STB7なる8種類のス
トローブパルスを発生する。これらのストローブパルス
STB0〜STB7は、各々異なっており、ストローブ
パルスSTB0の幅をtとしたとき、STB1=2t,
STB2=4t,STB3=8t,STB4=16t,
STB5=32t,STB6=64t,STB7=12
8tなる2のべき乗関係に設定されている。前記セレク
タ22は、1ライン分を8分割同期信号/HSYNCに
より8分割した各分割タイミングを順にT0〜T7とし
た時、タイミングT0ではストローブパルスSTB0、
タイミングT1ではストローブパルスSTB1、…、タ
イミングT7ではストローブパルスSTB7を各々AN
Dゲート14に対して出力するようにセレクト動作す
る。
【0032】また、LEDアレイ駆動部11に対して
は、別系統として多値変換部23がセレクタ24を介し
て接続されている。多値変換部23は例えばANDゲー
トにより構成されており、8ビットのデータb0〜b7
をセレクタ24に出力する。セレクタ24はこれらの8
ビットのデータb0〜b7をタイミングT0ではb0、
タイミングT1ではb1、…、タイミングT7ではb7
をシフトレジスタ12に対して出力する。前記多値変換
部23の入力側には1ビット2値の画像データを1ライ
ン分取り込むためにFIFO(First-In First-Ou
t)メモリ25と、記憶部である補正データ記憶部26
とが並列的に接続されている。この補正データ記憶部2
6は例えばROM構成のもので、後述する測定方法によ
りLEDアレイ3中の各ドット用の各LED素子5につ
いて実際の画像形成時を想定して予め設定された所定の
動作温度に対して各種画像形成条件毎に予め設定された
所望の均一なスポット径Dとするための補正データが記
憶されている。また、この補正データ記憶部26は指定
手段として機能する画像書込条件設定部27が接続され
ている。ここに、画像形成動作においては、この画像書
込条件設定部27により画像形成条件が指定された場
合、指定されたその画像形成条件に応じて各LED素子
5について対応する補正データを補正データ記憶部26
中から読み出して多値変換部23に出力させる補正デー
タ読出手段の機能を備えている。また、多値変換部2
3、セレクタ24及びLEDアレイ駆動部11が読み出
された補正データを用いてLEDアレイ3の各LED素
子5の点灯動作を制御する駆動制御手段としての機能を
果たす。
【0033】ここに、前記補正データ記憶部26に予め
書込み記憶される補正データの取得について説明する。
補正データの取得は、工場出荷前に図5に示すように、
当該光書込装置31とスポット径補正データ生成装置3
2とを用いて実行される。このスポット径補正データ生
成装置32はインタフェース(図示せず)により光書込
装置31の多値変換部23と着脱自在に接続されてお
り、マイクロコンピュータを内蔵したコントローラ33
と、各LED素子5が点灯した時のスポット径を測定し
てその測定結果をコントローラ33に出力するスポット
径測定装置34と、このスポット径測定装置34による
測定条件としてLEDアレイヘッド2側の温度、スポッ
ト径及び測定条件の設定とその制御を行うための測定条
件設定部35と、コントローラ33制御の下に光書込装
置31の多値変換部23に8ビットの補正データを出力
する補正データ設定部36と、補正データが確定した場
合にその補正データを記憶する補正データ記憶装置37
とにより構成されている。
【0034】また、光書込装置31側にあっては、LE
Dアレイヘッド2に関して所定の温度に加熱するための
ヒータとその温度を監視する温度検出器、例えばサーミ
スタとの組合せによる温度調節装置38が付加されてお
り、スポット径補正データ生成装置32側の前記測定条
件設定部35と相互に続されている。
【0035】ここに、各LED素子5の光量の補正デー
タは点灯時間を変化させる8ビット(b0〜b7)のデ
ータであり、1ライン中の点灯を8分割同期信号/HS
YNCに従い8分割したタイミングT0〜T7に対し
て、最下位ビットb0がT0、b1がT1、…、最上位
ビットb7がT0に各々割り当てられており、8ビット
中でビットが立っている(1である)部分のみ、そのタ
イミングTxにおけるストローブパルスSTBx分だけ
点灯させるデータとされている。図6は一例として、ド
ット1(No.1のLED素子5)を補正データ“12
8”(=“10000000”)で点灯させた時の駆動
タイミングを示す。1つのライン同期信号/LSYNC
が出力されている間に、これを8分割した8分割同期信
号/HSYNCのタイミングT0〜T7に従い対応する
ストローブパルスSTB0〜STB7がストローブパル
ス発生部21及びセレクタ22から出力される。ドット
1用の点灯信号は8分割同期信号/HSYNC毎に毎回
出され、多値変換部23でAND処理を受けることによ
り、補正データ“128”を示すビットが立っているb
7(=T7)のタイミングでストローブパルスSTB7
に応じた点灯幅で点灯する。この場合、補正データが
“127”(=“01111111”)であれば、ビッ
トが立っているb0〜b6(=T0〜T6)のタイミン
グで各ストローブパルスSTB0〜STB6に応じた点
灯幅で点灯する。また、例えば、補正データが“12
9”(=“10000001”)であれば、ビットが立
っているb0,b7(=T0,T7)の2箇所のタイミ
ングで各ストローブパルスSTB0,STB7に応じた
点灯幅で点灯する。このような光量可変方式は、1ドッ
ト多値表現による階調法において1ドット多値光量を得
る手法として知られているもので(文献「LEDアレイ
書き込み方式のカラー電子写真プリンタ」p.205〜
206、電子写真学会誌第24巻第3号(1995)参照)、
本実施の形態の1ドット2値表現のスポット径を変更す
るための補正データにもそのまま簡単に適用できる。
【0036】このような前提の下、LEDアレイヘッド
2が予め設定された規定温度(所定の動作温度)Tの場
合において、N個の全てのLED素子5について常に所
望のスポット径Dとなるようなスポット径補正データを
各種画像形成条件毎に取得する処理を図7に示すフロー
チャートを参照して説明する。ここで、規定温度TはL
EDアレイ3におけるN個の全てのLED素子5が同時
に点灯した場合にとり得るヘッド温度とする。また、露
光条件等の画像形成条件に対応する測定条件をCy (y
=1〜Y:Yは任意)とする。
【0037】まず、規定温度Tが設定されたかをチェッ
クする(ステップS1)。この規定温度Tは全てのLE
D素子5が同時に点灯した場合を想定した温度であり、
実際の画像形成動作においてヘッド温度が一番高くなる
条件に相当する。規定温度Tが測定条件設定部35によ
り設定されると(S1のY)、温度制御装置38のヒー
タがオンする(S2)。これにより、LEDアレイヘッ
ド2は加熱され、その温度が上昇する。そして、測定条
件設定部35では温度制御装置38のサーミスタからの
検知信号を受け、測定された温度Tt が規定温度Tに殆
ど等しいか否かをチェックする(S3)。殆ど等しくな
るという判断については、本来的には両者が完全に等し
いか否かの判断とすべきであるが、温度制御、温度検出
精度の問題で必ずしも等しくならないので、許容し得る
範囲内のデータとなった場合には等しいという判断をさ
せるものである。Tt ≒Tとなったら(S3のY)、ヒ
ータをオフさせる(S4)。なお、この後も補正データ
取得処理が継続されている間は、Tt <Tとなる度に
(S5)、再度、ヒータをオンさせ(S6)、Tt ≒T
となったかを監視し(S7)、Tt ≒Tとなったら(S
7のY)、ヒータをオフさせる(S8)処理を常に繰返
し、ヘッド温度を規定温度Tに維持する。
【0038】ステップS4の処理を経て、ヘッド温度が
規定温度Tになった後は、規定スポット径Dが設定され
たかをチェックする(S9)。規定スポット径Dは実際
の画像書込時に狙いとするスポット径(ドット径)を意
味する。規定スポット径Dが測定条件設定部35により
設定されると(S9のY)、測定条件Cy (ここでは、
y=1)が測定条件設定部35により設定されたかをチ
ェックする(S10)。この条件を設定するのは、どこ
を閾値とするかでスポット径(ドット径)が変わってく
るためであり、実際の画像書込み時の露光条件の一つに
合わせて設定される。
【0039】このようにして、各種設定が終了すると、
ドット1(No.1のLED素子5)を対象とさせるた
めにn=1に設定する(S11)。次に、補正データM
ny(測定条件Cy におけるn番目のLED素子5用の補
正データを意味する)を仮に“128”(=“1000
0000”)に設定する(S12)。もっとも、この数
値“128”に限定する意味はなく、8ビットデータで
示される“0”〜“255”の範囲内の数値であれば任
意であるが、本実施の形態のように中間値“128”に
設定して増減調整しやすくしたり、既存の実験データ等
に基づき所望のスポット径Dにするのに最も近いと予想
される数値を用いるのが好ましい。この補正データMny
が補正データ設定部36に設定され、多値変換部23に
与えられる。
【0040】次に、この補正データMnyが与えられたド
ットn、ここでは、ドット1(No.1のLED素子
5)をLEDアレイ駆動部11により点灯させる(S1
3)。この時のドット1の点灯タイミングが図6に示さ
れている。この時のドットnのスポット径Dd をスポッ
ト径測定装置34により測定し(S14)、測定結果を
コントローラ33に送出する。測定結果を受けたコント
ローラ33ではそのスポット径Dd が規定スポット径D
に殆ど等しいか否かをチェックする(S15)。未だ、
殆ど等しくない場合には(S15のN)、両者の大小関
係に応じて、補正データMnyを大きくしたり或いは小さ
くして(例えば、Mny=“129”に変更したり、Mny
=“127”に変更したりする…もっとも、増減幅は1
ずつに限らない)(S16)、その補正データに従い点
灯するドットnのスポット径Dd を測定し直し(S1
4)、これをスポット径Dd が規定スポット径Dに殆ど
等しくなるまで繰り返す。ここに、ステップS15の判
断については、本来的には、両者が完全に等しいか否か
の判断とすべきであるが、補正データMnyのビット数、
スポット径Dd の測定誤差等の関係で必ずしも等しくな
らないことも考えられるので、許容し得る近似範囲内の
データとなった場合には正常時であると判断するように
している。この近似範囲は、補正データMnyのビット
数、スポット径Ddの測定誤差、実際に画像を形成した
時の狙いの画質として許容し得るドット径のばらつき範
囲等を考慮して決定される。
【0041】測定されたスポット径Dd が規定スポット
径Dにほぼ等しくなった場合(S15のY)、ドットn
に対する補正データMnyを補正データ記憶装置37に記
憶する(S17)。このときの補正データMnyはその時
点で補正データ設定部36に設定されていた数値であ
る。この後、ドットn、ここでは、ドット1(No.1
のLED素子5)を消灯し(S18)、次のドットn、
ここでは、ドット2(No.2のLED素子5)を対象
とさせるためにnを+1だけインクリメントする(S1
9)。この時点で、新たなドットnが総数Nを超えてい
るか否かをチェックし(S20)、超えていなければ、
ドットnについてステップS12ないしS19の処理を
同様に繰り返す。このようにして、規定温度Tにおい
て、測定条件Cy (y=1)における全てのドットnに
ついてそのスポット径Dd を規定スポット径Dとするた
めの補正データMny(ここでは、Mn1)が補正データ記
憶装置37に格納される。
【0042】この後、他の測定条件Cy があるか否かを
チェックし(S21)、あればそれらの測定条件をCy
(y=2),Cy (y=3),…,Cy (y=Y)の如
く、順に設定し(S10)、これらの各測定条件毎に前
述した補正データMnyの取得処理、格納処理を繰返し、
最後に、ヒータをオフさせて(S22)、終了する。
【0043】よって、全ての測定が終了した後には、補
正データ記憶装置37には、 温度T;規定スポット径D; 測定条件 補正データ C1112131 … MN12122232 … MN2 … CY1Y2Y3Y … MNY の如く、各測定条件Cy をアドレスとする形で各LED
素子5毎の補正データMnyが格納されていることにな
る。このような補正データ記憶装置37に格納されてい
る補正データMnyがROMライタ等を用いて光書込装置
31におけるLEDアレイ制御部7中の補正データ記憶
部26に書き込まれ、実際の画像書込み時の使用に供さ
れる。
【0044】このような補正データMnyが書き込まれて
いる補正データ記憶部26を用いて光書込装置31によ
り実際に光書込みを行う際の処理例を説明する。画像書
込みに際しては、画像書込条件設定部27により所望の
画像形成条件を設定する。この条件は、測定条件Cy
対応しており、例えば、測定条件C2 を設定すると、補
正データ記憶部26からは各LED素子5毎の補正デー
タMn2がM12,M22,M32,…,MN2の如く読み出され
て多値変換部23に出力される。いま、一例として、M
12=“128”(=“10000000”),M22
“145”(=“10010001”),M32=“12
5”(=“01111101”)とすると、この時の点
灯駆動タイミングは図8に示すようになる。
【0045】即ち、1ビット2値の画像データがFIF
Oメモリ25に1ライン分入力され、このFIFOメモ
リ25からは8分割同期信号/HSYNCのタイミング
でその画像データが繰返し出力される。一方、補正デー
タ記憶部26からは各ドット(各LED素子5)用の8
ビットの補正データが画像データと同様に8分割同期信
号/HSYNCのタイミングで繰返し出力される。そし
て、多値変換部23で画像データと補正データとのAN
Dがとられ、8ビットデータ(b0〜b7)としてセレ
クタ24に送られる。セレクタ24ではタイミングT0
で最下位ビットb0、タイミングT1ではビットb1、
…、タイミングT7では最上位ビットb7を出力する。
一方、ストローブパルス発生部21からは各タイミング
T0〜T7で各々異なるパルス幅のストローブパルスS
TB0〜STB7が出力され、ANDがとられるタイミ
ングで点灯する。ドット1の場合であれば、タイミング
T7でストローブパルスSTB7に従い点灯し、ドット
2の場合であれば、タイミングT0,T4,T7でスト
ローブパルスSTB4,STB7に従い点灯し、ドット
3の場合であれば、タイミングT0,T2,T3,T
4,T5,T6でストローブパルスSTB0,STB
2,STB3,STB4,STB5,STB6に従い点
灯し、結果として、1ライン内では何れも規定温度Tに
おいて規定スポット径Dで均一化されるように点灯制御
される。
【0046】従って、本実施の形態によれば、各LED
素子5についてそのスポット径を均一化させるための補
正データが予め補正データ記憶部26に記憶されている
が、この補正データは各LED素子5を単に単独点灯さ
せて取得されたものではなく、LEDアレイヘッド2に
おいて全てのLED素子5が同時点灯して一番温度が高
くなる場合に相当する規定温度Tなる条件下で取得され
た補正データであり、実際の画像書込み時には画像デー
タがどのようなものであっても少なくともこの規定温度
Tよりも高くならない状況下で動作することになるの
で、ヘッド温度を加味しても各LED素子5のスポット
径のばらつきを抑えることができる。よって、形成され
る画像上の濃度のばらつきや縦すじの発生を抑制するこ
とができる。また、画像データを多値で扱う場合にも同
様の効果が得られるが、本実施の形態のように1ドット
2値の画像データによれば、1つのスポット径だけを考
慮すればよいので、画像をより安定させて、縦すじの発
生を抑制することができる。
【0047】なお、本実施の形態では、規定温度Tとし
て温度が最も高くなる全LED素子点灯時の温度を想定
したが、この他、例えば、1ドット点灯1ドット消灯
(1素子置き点灯)の繰返し、或いは、1ドット点灯2
ドット消灯(2素子置き点灯)の繰返しの場合に想定さ
れるヘッド温度としてもよい。この場合でも、図7中に
示したフローチャート中、規定温度Tの設定値が変わる
だけで、同様の処理を経て補正データを取得できる。即
ち、1ドット点灯1ドット消灯や1ドット点灯2ドット
消灯なる点灯パターンは、画像上、縦すじが最も目立つ
パターンであるが、補正データはこのような状況時のヘ
ッド温度を想定して取得されたものとなるので、縦すじ
に関して実際の画像データのパターンがどのようなもの
であってもこれ以上に悪くなることはなく、結果とし
て、縦すじの発生を極力低減させることができる。
【0048】また、LEDアレイヘッド2の温度として
は、ベース基板6の温度等よりも、各LED素子5を点
灯させるためのドライバIC(LEDドライバ15)自
身の温度とした方が、より正確に実際の温度上昇による
スポット径の変化に対応した補正を行うことができる。
【0049】本発明の第二の実施の形態を図9に基づい
て説明する。前記実施の形態で示した部分と同一部分は
同一符号を用いて示し、説明も省略する(以降の各実施
の形態でも順次同様とする)。
【0050】本実施の形態は、基本的には、前記第一の
実施の形態と同様であるが、補正データ記憶部26には
規定温度Tにおいて各種画像形成条件Cy 毎に各種スポ
ット径Dx で均一とするための補正データMnxy が格納
されている。画像形成動作においては、前記画像書込条
件設定部27により所望の画像形成条件及びスポット径
が指定された場合、指定されたその画像形成条件及びス
ポット径に応じて、各LED素子5について対応する補
正データを補正データ記憶部26中から読み出して多値
変換部23に出力させる補正データ読出手段の機能を備
えている。また、多値変換部23、セレクタ24及びL
EDアレイ駆動部11が読み出された補正データを用い
てLEDアレイ3の各LED素子5の点灯動作を制御す
る駆動制御手段としての機能を果たす。
【0051】ここに、前記補正データ記憶部26に予め
書込み記憶される補正データの取得について説明する。
補正データの取得は、前記第一の実施の形態の場合と同
様に、工場出荷前に図5に示したように、当該光書込装
置31とスポット径補正データ生成装置32とを用いて
実行される。また、LEDアレイヘッド2が予め設定さ
れた規定温度(所定の動作温度)Tの場合において、N
個の全てのLED素子5について常に所望のスポット径
x となるような補正データを取得する処理を図9のフ
ローチャートに示す。
【0052】この処理は、基本的には図7の場合と同様
であるが、ステップS9における規定スポット径Dの設
定に代えて、ステップS9aで示すように規定スポット
径Dx の設定とされている。これは、測定条件設定部3
5の操作により規定スポット径として各種スポット径を
指定し、各種測定条件毎及び各種スポット径毎の補正デ
ータMnxy を取得し得ることを意味する。このスポット
径の数は任意であり、ステップS21の処理の後に、他
の規定スポット径Dx が有るか否かのチェック処理が付
加され(S23)、有る分だけステップS9a〜S21
の処理が繰返される。これにより、補正データ記憶装置
37には各種測定条件毎及び各種スポット径毎にそのス
ポット径で均一とするための補正データMnxy が各LE
D素子5毎に記憶されることになる。なお、ステップS
12a,S16a,S17aでは補正データとして図7
の場合のMnyに代えてMnxy が用いられる。また、ステ
ップS15aではスポット径としてDx が用いられる。
【0053】よって、全ての測定が終了した後には、補
正データ記憶装置37には、 規定スポット径D1 ; 測定条件 補正データ C1111211311 … MN112112212312 … MN12 … CY11Y21Y31Y … MN1Y 規定スポット径D2 ; 測定条件 補正データ C1121221321 … MN212122222322 … MN22 … CY12Y22Y32Y … MN2Y … 規定スポット径DX ; 測定条件 補正データ C11X12X13X1 … MNX121X22X23X2 … MNX2 … CY1XY2XY3XY … MNXY の如く、各規定スポット径Dx 及び測定条件Cy をアド
レスとする形で各LED素子5毎の補正データMnxy
格納されていることになる。このような補正データ記憶
装置37に格納されている補正データMnxy がROMラ
イタ等を用いて光書込装置31におけるLEDアレイ制
御部7中の補正データ記憶部26に書き込まれ、実際の
画像書込み時の使用に供される。
【0054】従って、本実施の形態によれば、前記第一
の実施の形態の場合と同様な効果が得られるが、各種規
定スポット径Dx も考慮しているため、規定スポット径
を変更したい場合にも簡単かつ適正に対応し得る。
【0055】本発明の第三の実施の形態を図10及び図
11に基づいて説明する。本実施の形態では、図10に
示すように、LEDアレイヘッド2に対してそのヘッド
温度を検出する温度検出部28が付加されている。ま
た、補正データ記憶部26には予め設定された各種測定
条件(画像形成条件)Cy 毎及び各種規定温度Tz 毎に
均一な規定スポット径Dとするための各LED素子5の
補正データMnyz が格納されている。この補正データ記
憶部26と温度検出部28との間には検出されたヘッド
温度に応じて温度条件を指定する温度条件設定部29が
接続されている。また補正データ記憶部26に対して指
定手段として機能する画像書込条件設定部27が接続さ
れている。画像形成動作においては、常時、温度検出部
28からの検出出力値を受けることで、現在のヘッド温
度条件が温度条件設定部29により指定され、かつ、画
像書込条件設定部27により画像形成条件が指定される
と、指定されたそのヘッド温度、画像形成条件に応じ
て、各LED素子5について対応する補正データを補正
データ記憶部26中から読み出して多値変換部23に出
力させる補正データ読出手段の機能を備えている。ま
た、多値変換部23、セレクタ24及びLEDアレイ駆
動部11が読み出された補正データを用いてLEDアレ
イ3の各LED素子5の点灯動作を制御する駆動制御手
段としての機能を果たす。
【0056】ここに、前記補正データ記憶部26に予め
書込み記憶される補正データの取得について説明する。
補正データの取得は、前記第一の実施の形態の場合と同
様に、工場出荷前に図5に示したように、当該光書込装
置31とスポット径補正データ生成装置32とを用いて
実行される。また、各種測定条件Cy なる条件下にLE
Dアレイヘッド2が各種規定温度Tz の場合において、
各測定条件Cy 、各規定温度Tz 毎にN個の全てのLE
D素子5について常に所望のスポット径Dとなるような
補正データを取得する処理を図11のフローチャートに
示す。
【0057】この処理は、基本的には図7の場合と同様
であるが、ステップS1における規定温度Tの設定に代
えて、ステップS1aで示すように規定温度Tz の設定
とされている。これは、測定条件設定部35の操作によ
り規定温度として各種温度を指定し、各種画像形成条件
毎及び各種規定温度毎の補正データMnyz を取得し得る
ことを意味する。この規定温度数は任意であり、ステッ
プS22の処理の後に、他の規定温度Tz が有るか否か
のチェック処理が付加され(S24)、有る分だけステ
ップS1a〜S22の処理が繰返される。これにより、
補正データ記憶装置37には各種規定温度Tz 毎(例え
ば、10℃刻み)に規定スポット径Dとするための補正
データMnyz が各LED素子5毎に記憶されることにな
る。
【0058】なお、本実施の形態の場合、ステップS3
a,S5a,S7aでは規定温度Tに代えて規定温度T
z が用いられる。
【0059】よって、全ての測定が終了した後には、補
正データ記憶装置37には、 規定温度T1 ; 測定条件 補正データ C1111211311 … MN112121221321 … MN21 … CY1Y12Y13Y1 … MNY1 規定温度T2 ; 測定条件 補正データ C1112212312 … MN122122222322 … MN22 … CY1Y22Y23Y2 … MNY2 … 規定温度TZ ; 測定条件 補正データ C111Z21Z31Z … MN1Z212Z22Z32Z … MN2Z … CY1YZ2YZ3YZ … MNYZ の如く、各規定温度Tz 及び測定条件Cy をアドレスと
する形で各LED素子5毎の補正データMnyz が格納さ
れていることになる。このような補正データ記憶装置3
7に格納されている補正データMnyz がROMライタ等
を用いて光書込装置31におけるLEDアレイ制御部7
中の補正データ記憶部26に書き込まれ、実際の画像書
込み時の使用に供される。
【0060】このような補正データMnyz が書き込まれ
ている補正データ記憶部26を用いて光書込装置31に
より実際に光書込みを行う際には、画像書込条件設定部
27により画像形成条件Cy を設定し、さらに温度検出
部28から現在のヘッド温度に関する検出出力値が温度
条件設定部29に送られ、この温度条件設定部29がそ
の温度と補正データ記憶部26に格納されている各種規
定温度の条件とを照らし合わせ、検出された温度に最も
近い規定温度Tz を補正データ記憶部26に対して指定
することで、その規定温度Tz 及び画像形成条件Cy
対応する補正データMnyz が読み出されて多値変換部2
3に出力される。後の処理は第一の実施の形態の場合と
同様である。
【0061】従って、本実施の形態による場合も、基本
的には前述した実施の形態の場合と同様な効果が得られ
るが、特に、本実施の形態では、予め各種規定温度Tz
毎の補正データを補正データ記憶部26に格納してお
き、実際の画像書込み時には温度検出部28により検出
された現在のヘッド温度に応じて適正な補正データを選
択して利用するので、画像データに応じてLED素子5
の点灯状況、環境が変動しても、スポット径のばらつき
を極力低減させることができ、結果として、画像上の濃
度のばらつきや縦すじの発生を低減させることができ
る。特に、できるだけ多くの種類の規定温度Tz に対す
る補正データMnyz を取得して補正データ記憶部26に
格納しておけば、より精度の高い光量補正を行うことが
できる。
【0062】本発明の第四の実施の形態を図12に基づ
いて説明する。本実施の形態は、前記第三の実施の形態
をベースとし、前記第二の実施の形態の要素を加味した
ものである。また、本実施の形態の補正データ記憶部2
6には予め設定された各種規定温度Tz 及び各種測定条
件(画像形成条件)Cy 毎に、各LED素子5について
予め設定された所望の各種スポット径Dx で均一とさせ
るための補正データMnxyzが格納されている。画像形成
動作においては、常時、温度検出部28からの検出出力
値を受けることで、現在のヘッド温度条件が温度条件設
定部29により指定され、かつ、画像書込条件設定部2
7により画像形成条件及びスポット径が指定されると、
指定されたそのヘッド温度、画像形成条件及びスポット
径に応じて、各LED素子5について対応する補正デー
タを補正データ記憶部26中から読み出して多値変換部
23に出力させる補正データ読出手段の機能を備えてい
る。また、多値変換部23、セレクタ24及びLEDア
レイ駆動部11が読み出された補正データを用いてLE
Dアレイ3の各LED素子5の点灯動作を制御する駆動
制御手段としての機能を果たす。
【0063】ここに、前記補正データ記憶部26に予め
書込み記憶される補正データの取得について説明する。
補正データの取得は、前記第一の実施の形態の場合と同
様に、工場出荷前に図5に示したように、当該光書込装
置31とスポット径補正データ生成装置32とを用いて
実行される。また、LEDアレイヘッド2が各種規定温
度Tz 、各種測定条件Cy 、及び、各種規定スポット径
x の場合において、各規定温度Tz 毎、各測定条件C
y 及び各規定スポット径Dx 毎にN個の全てのLED素
子5について常に所望のその規定スポット径となるよう
な補正データを取得する処理を図12のフローチャート
に示す。
【0064】この処理は、基本的には図11の場合と同
様であり、ステップS1aで示すように各種の規定温度
z を設定し得る処理が含まれている。また、ステップ
S9における規定スポット径Dの設定に代えて、ステッ
プS9aで示すように規定スポット径Dx の設定とされ
ている。これは、測定条件設定部35の操作により規定
スポット径として各種スポット径を指定し、各種スポッ
ト径毎の補正データMnxyzを取得し得ることを意味す
る。各種スポット径の数は任意であり、ステップS21
の処理の後に、他の規定スポット径Dx が有るか否かの
チェック処理が付加され(S23)、有る分だけステッ
プS9a〜S21の処理が繰返される。これにより、補
正データ記憶装置37には各種規定温度Tz 毎(例え
ば、10℃刻み)、各種測定条件Cy 毎及び各種規定ス
ポット径Dx 毎にその規定スポット径Dx とするための
補正データMnxyzが各LED素子5毎に記憶されること
になる。
【0065】なお、本実施の形態のステップS12c,
S16c,S17cでは補正データとしてMnxyzが用い
られる。
【0066】よって、全ての測定が終了した後には、補
正データ記憶装置37には、 規定温度T1 ;スポット径D1 ; 測定条件 補正データ C1111121113111 … MN1112112121213121 … MN121 … CY11Y121Y131Y1 … MN1Y1 規定温度T1 ;スポット径D2 ; 測定条件 補正データ C1121122113211 … MN2112122122213221 … MN221 … CY12Y122Y132Y1 … MN2Y1 … 規定温度T1 ;スポット径DX ; 測定条件 補正データ C11X112X113X11 … MNX1121X212X213X21 … MNX21 … CY1XY12XY13XY1 … MNXY1 … 規定温度T2 ;スポット径DX ; 測定条件 補正データ C11X122X123X12 … MNX1221X222X223X22 … MNX22 … CY1XY22XY23XY2 … MNXY2 … 規定温度TZ ;スポット径DX ; 測定条件 補正データ C11X1Z2X1Z3X1Z … MNX1Z21X2Z2X2Z3X2Z … MNX2Z … CY1XYZ2XYZ3XYZ … MNXYZ の如く、各規定温度Tz 、各測定条件Cy 及び各規定ス
ポット径Dx をアドレスとする形で各LED素子5毎の
補正データMnxyzが格納されていることになる。このよ
うな補正データ記憶装置37に格納されている補正デー
タMnxyzがROMライタ等を用いて光書込装置31にお
けるLEDアレイ制御部7中の補正データ記憶部26に
書き込まれ、実際の画像書込み時の使用に供される。
【0067】このような補正データMnxyzが書き込まれ
ている補正データ記憶部26を用いて光書込装置31に
より実際に光書込みを行う際には、画像書込条件設定部
27により所望の測定条件Cy 及び規定スポット径Dx
が指定され、かつ、温度検出部28から現在のヘッド温
度に関する検出出力値が温度条件設定部29に送られる
ので、この温度条件設定部29がその温度と補正データ
記憶部26に格納されている各種規定温度の条件とを照
らし合わせ、検出された温度に最も近い規定温度Tz
補正データ記憶部26に対して指定することで、その規
定温度Tz 、指定された測定条件Cy 及び規定スポット
径Dx に対応する補正データMnxyzが読み出されて多値
変換部23に出力される。後の処理は第三の実施の形態
の場合と同様である。
【0068】従って、本実施の形態によれば、前記第三
の実施の形態の場合と同様な効果が得られるが、各種規
定スポット径Dx を考慮しているため、規定スポット径
を変更したい場合にも簡単かつ適正に対応し得る。
【0069】本発明の第五の実施の形態を図13に基づ
いて説明する。本実施の形態は、基本的には前述した第
三の実施の形態をベースとするものであるが、LEDア
レイ3においてベース基板6上には各々複数個ずつLE
D素子5の点灯を受け持つ複数、例えば、M個のドライ
バIC(LEDドライバ15に相当する)が搭載されて
おり、各ドライバIC毎にその温度を検出する温度検出
部28が設けられている。即ち、M個の温度検出部28
が設けられている。このようなドライバ構成に対応させ
て、補正データ記憶部26では各ドライバICについて
各種測定条件(画像形成条件)Cy 及び各種規定温度T
z 毎に各ドライバICが受け持つ各LED素子5につい
て予め設定された所望の均一な規定スポット径Dとする
ための補正データMnpyzが格納されている。
【0070】画像形成動作においては、各ドライバIC
毎にその温度が異なる場合があり、よって、各々のドラ
イバICに対応する温度検出部28からの温度情報の出
力を受け、温度条件設定部29により各々のドライバI
Cの温度が指定されると、指定されたドライバICとそ
の温度、及び、指定された測定条件に応じて、各LED
素子5について対応する補正データを補正データ記憶部
26中から読み出して多値変換部23に出力させる補正
データ読出手段の機能を備えている。また、多値変換部
23、セレクタ24及びLEDアレイ駆動部11が読み
出された補正データを用いてLEDアレイ3の各LED
素子5の点灯動作を制御する駆動制御手段としての機能
を果たす。
【0071】ここに、前記補正データ記憶部26に予め
書込み記憶される補正データの取得について説明する。
補正データの取得は、前記第一の実施の形態の場合と同
様に、工場出荷前に図5に示したように、当該光書込装
置31と補正データ生成装置32とを用いて実行され
る。また、本実施の形態では、LEDアレイ3における
LED素子5の総数をL、ドライバICの数をP、各ド
ライバICが受け持つLED素子5の数をNとし、L=
N×Pなる前提の下、各ドライバICが各種規定温度T
z の場合において、各ドライバIC毎で各測定条件Cy
毎、及び、各規定温度Tz 毎にN個ずつのLED素子5
について常に所望の規定スポット径Dとなるような補正
データを取得する処理を図13のフローチャートに示
す。
【0072】まず、1つ目のドライバICを対象とする
ため、p=1に設定する(S25)。ついで、或る規定
温度Tz が設定されたかをチェックする(S1a)。規
定温度Tz が測定条件設定部35により設定されると
(S1aのY)、温度制御装置38のヒータがオンする
(S2)。これにより、LEDアレイヘッド2は加熱さ
れ、その温度が上昇する。そして、測定条件設定部35
では温度制御装置38のp個目、ここでは1つ目のドラ
イバICに対応するサーミスタからの検知信号を受け、
測定された温度Tpt、ここではT1tが規定温度Tに殆ど
等しいか否かをチェックする(S3b)。Tpt≒Tz
なったら(S3bのY)、ヒータをオフさせる(S
4)。なお、この後も補正データ取得処理が継続されて
いる間は、Tpt<Tz となる度に(S5b)、再度、ヒ
ータをオンさせ(S6)、Tpt≒Tz となったかを監視
し(S7b)、Tpt≒Tz となったら(S7bのY)、
ヒータをオフさせる(S8)処理を常に繰返し、ドライ
バIC温度を規定温度Tz に維持する。
【0073】ステップS4の処理を経て、ドライバIC
温度が規定温度Tz になった後は、規定スポット径が設
定されたかをチェックする(S9)。規定スポット径D
が設定されると(S9のY)、測定条件Cy が設定され
たかをチェックる(S10)。
【0074】このようにして、各種設定が終了すると、
そのICドライバが受け持つ1つ目のドット1(No.
1のLED素子5)を対象とさせるためにn=1に設定
する(S11)。次に、補正データMnpyz(p番目のド
ライバICに属するn番目のLED素子5用の規定温度
z 及び測定条件Cy に対する補正データを意味する)
を仮に“128”(=“10000000”)に設定す
る(S12d)。
【0075】次に、この補正データMnpyzが与えられた
ドットn、ここでは、ドット1(No.1のLED素子
5)をLEDアレイ駆動部11により点灯させる(S1
3)。この時のドット1の点灯タイミングが図6に示さ
れている。この時のドットnのスポット径Dd をスポッ
ト径測定装置34により測定し(S14)、測定結果を
コントローラ33に送出する。測定結果を受けたコント
ローラ33ではそのスポット径Dd が規定スポット径D
に殆ど等しいか否かをチェックする(S15)。未だ、
殆ど等しくない場合には(S15のN)、両者の大小関
係に応じて、補正データMnpyzの値を大きくしたり或い
は小さくして(例えば、Mnpyz=“129”に変更した
り、Mnpyz=“127”に変更したりする)(S16
d)、その補正データに従い点灯するドットnのスポッ
ト径Dd を測定し直し(S14)、これをスポット径D
d が規定スポット径Dに殆ど等しくなるまで繰り返す。
【0076】測定されたスポット径Dd が規定スポット
径Dにほぼ等しくなった場合(S15のY)、ドットn
に対する補正データMnpyzを補正データ記憶装置37に
記憶する(S17d)。この時の補正データMnpyzはそ
の時点で補正データ設定部36に設定されていた数値で
ある。この後、ドットn、ここでは、ドット1(No.
1のLED素子5)を消灯し(S18)、次のドット
n、ここでは、ドット2(No.2のLED素子5)を
対象とさせるためにnを+1だけインクリメントする
(S19)。この時点で、新たなドットnがこのドライ
バICに属するLED素子5の総数Nを超えているか否
かをチェックし(S20)、超えていなければ、ドット
nについてステップS12dないしS19の処理を同様
に繰り返す。そして、他の測定条件があるか否かをチェ
ックし(S21)、あれば、ステップS10〜S20の
処理を繰返す。新たな他の測定条件が無ければ、ヒータ
をオフする(S22)。
【0077】次に、他の規定温度の条件があるか否かを
チェックし(S24)、あれば、ステップS1a〜S2
2の処理を繰返す。新たな他の規定温度の条件が無けれ
ば、次のドライバICを対象とするため、pを+1だけ
インクリメントし(S26)、このドライバICの数p
がその総数Pを超えるまで(S27)、上述したステッ
プS1a〜S26の処理を繰返す。これにより、或る規
定温度Tz 及び測定条件Cy においてそのスポット径D
d を規定スポット径Dとするための補正データMnpyz
補正データ記憶装置37に格納される。
【0078】よって、全ての測定が終了した後には、補
正データ記憶装置37には、 規定温度T1 ;ドライバIC No.1; 測定条件 補正データ C1111121113111 … MN1112112121213121 … MN121 … CY11Y121Y131Y1 … MN1Y1 規定温度T2 ;ドライバIC No.1; 測定条件 補正データ C1111221123112 … MN1122112221223122 … MN122 … CY11Y221Y231Y2 … MN1Y2 … 規定温度TZ ;ドライバIC No.1; 測定条件 補正データ C1111Z211Z311Z … MN11Z2112Z212Z312Z … MN12Z … CY11YZ21YZ31YZ … MN1YZ … 規定温度TZ ;ドライバIC No.2; 測定条件 補正データ C1121Z221Z321Z … MN21Z2122Z222Z322Z … MN22Z … CY12YZ22YZ32YZ … MN2YZ … 規定温度TZ ;ドライバIC No.P; 測定条件 補正データ C11P1Z2P1Z3P1Z … MNP1Z21P2Z2P2Z3P2Z … MNP2Z … CY1PYZ2PYZ3PYZ … MNPYZ の如く、ドライバICのNo.p、各規定温度Tz 及び
各測定条件Cy をアドレスとする形で各LED素子5毎
の補正データMnpyzが格納されていることになる。この
ような補正データ記憶装置37に格納されている補正デ
ータMnpyzがROMライタ等を用いて光書込装置31に
おけるLEDアレイ制御部7中の補正データ記憶部26
に書き込まれ、実際の画像書込み時の使用に供される。
【0079】このような補正データMnpyzが書き込まれ
ている補正データ記憶部26を用いて光書込装置31に
より実際に光書込みを行う際には、各ドライバIC対応
の温度検出部28から現在のドライバIC温度に関する
検出出力値が温度条件設定部29に送られるので、この
温度条件設定部29がその温度と補正データ記憶部26
に格納されている各種規定温度の条件とを照らし合わ
せ、各ドライバIC毎に検出された温度に最も近い規定
温度Tz を補正データ記憶部26に対して指定すること
で、その規定温度Tz 及び指定された測定条件Cy に対
応する補正データMnpyzが読み出されて多値変換部23
に出力される。後の処理は第三の実施の形態の場合と同
様である。
【0080】従って、本実施の形態による場合も、基本
的には前記第三の実施の形態の場合と同様な効果が得ら
れるが、特に、本実施の形態では、各ドライバIC毎に
細分化して各種測定条件Cy 毎、及び、各種規定温度T
z 毎の補正データを補正データ記憶部26に格納してお
き、実際の画像書込み時には各ドライバIC毎に設けら
れた温度検出部28により検出された現在のドライバI
C温度に応じて適正な補正データを選択して利用するの
で、より実際のヘッド駆動状況に応じた木目細かいスポ
ット径制御を行うことができ、結果として、画像上の濃
度のばらつきや縦すじの発生を極減させることができ
る。
【0081】
【発明の効果】請求項1記載の発明によれば、LEDア
レイヘッドの実際の画像形成時の動作温度に対してLE
Dアレイヘッド中の各LED素子について各種画像形成
条件毎に予め設定された所望の均一なスポット径とする
ための補正データを記憶した記憶部と、所望の画像形成
条件を指定するための指定手段と、LEDアレイヘッド
の動作時に指定手段により指定された画像形成条件に応
じて各LED素子について対応する補正データを記憶部
から読み出す補正データ読出手段と、読み出された補正
データを用いてLEDアレイヘッドの各LED素子の点
灯動作を制御する駆動制御手段とを備えることで、各種
画像形成条件毎に予め設定された所望の均一なスポット
径とするための補正データは複数のLED素子が点灯す
る実際の画像形成時を想定した所定の動作温度が考慮さ
れているので、このような補正データを用いることで実
際の画像形成時にはスポット径のばらつきを極力低減さ
せることができ、結果として、画像上の濃度のばらつき
や縦すじの発生を低減させることができる。
【0082】請求項2記載の発明によれば、LEDアレ
イヘッドの実際の画像形成時の動作温度に対してLED
アレイヘッド中の各LED素子について各種画像形成条
件毎及び各種スポット径毎に各々のスポット径で均一と
するための補正データを記憶した記憶部と、所望の画像
形成条件及びスポット径を指定するための指定手段と、
LEDアレイヘッドの実際の画像形成時に指定手段によ
り指定された画像形成条件及びスポット径に応じて各L
ED素子について対応する補正データを記憶部から読み
出す補正データ読出手段と、読み出された補正データを
用いてLEDアレイヘッドの各LED素子の点灯動作を
制御する駆動制御手段とを備えたので、基本的には、請
求項1記載の発明の場合と同様な効果が得られるが、加
えて、各種スポット径毎の補正データも記憶部に記憶さ
れているので、所望のスポット径が変更になった場合に
もそのスポット径で均一化されるように各LED素子を
点灯動作させることができる。
【0083】請求項3記載の発明によれば、請求項1又
は2記載のLEDアレイプリンタにおけるLEDアレイ
ヘッドの動作温度が、LEDアレイヘッド中の全てのL
ED素子を同時点灯させた場合の温度であるので、LE
Dアレイヘッドの温度上昇が一番大きくなる厳しい温度
条件を想定した補正データを利用することとなり、実際
にはこの温度条件以下の状況で動作することとなるた
め、画像上の濃度ばらつきが最悪になる場合を回避する
ことができ、スポット径のばらつきを極力低減させるこ
とができる。
【0084】請求項4記載の発明によれば、請求項1又
は2記載のLEDアレイプリンタにおけるLEDアレイ
ヘッドの動作温度が、LEDアレイヘッド中のLED素
子を1素子置きに点灯させた場合の温度であるので、画
像上、縦すじが目立ちやすい1ドット点灯1ドット消灯
なる点灯条件による温度を想定した補正データを利用す
ることとなり、実際にはこれより縦すじが目立たない状
況で動作することになるため、画像上の縦すじが最悪に
なる場合を回避することができる。
【0085】請求項5記載の発明によれば、請求項1又
は2記載のLEDアレイプリンタにおけるLEDアレイ
ヘッドの動作温度が、LEDアレイヘッド中のLED素
子を2素子置きに点灯させた場合の温度であるので、画
像上、縦すじが目立ちやすい1ドット点灯2ドット消灯
なる点灯条件による温度を想定した補正データを利用す
ることとなり、実際にはこれより縦すじが目立たない状
況で動作することになるため、画像上の縦すじが最悪に
なる場合を回避することができる。
【0086】請求項6記載の発明によれば、LEDアレ
イヘッドの温度を検出する温度検出部と、LEDアレイ
ヘッドの予め設定された各種温度毎及び各種画像形成条
件毎にLEDアレイヘッド中の各LED素子について予
め設定された所望の均一なスポット径とするための補正
データを記憶した記憶部と、所望の画像形成条件を指定
するための指定手段と、温度検出部により検出されたL
EDアレイヘッドの温度及び指定手段により指定された
画像形成条件に応じて各LED素子について対応する補
正データを記憶部から読み出す補正データ読出手段と、
読み出された補正データを用いてLEDアレイヘッドの
各LED素子の点灯動作を制御する駆動制御手段とを備
えたので、画像データに応じてLED素子の点灯状況、
環境が変動しても、実際に温度検出部により検出された
LEDアレイヘッドの温度に応じて所望の均一なスポッ
ト径となるようにより適正に対応する補正データを記憶
部から読み出し、その補正データを用いて駆動制御手段
がLED素子の点灯動作を制御するので、スポット径の
ばらつきを極力低減させることができ、結果として、画
像上の濃度のばらつきや縦すじの発生を低減させること
ができる。
【0087】請求項7記載の発明によれば、LEDアレ
イヘッドの温度を検出する温度検出部と、LEDアレイ
ヘッドの予め設定された各種温度毎、各種画像形成条件
毎及び各種スポット径毎にLEDアレイヘッド中の各L
ED素子について各々のスポット径で均一とするための
補正データを記憶した記憶部と、所望の画像形成条件及
びスポット径を指定するための指定手段と、温度検出部
により検出されたLEDアレイヘッドの温度、指定手段
により指定された画像形成条件及びスポット径に応じて
各LED素子について対応する補正データを記憶部から
読み出す補正データ読出手段と、読み出された補正デー
タを用いてLEDアレイヘッドの各LED素子の点灯動
作を制御する駆動制御手段とを備えたので、基本的に
は、請求項6記載の発明の場合と同様な効果が得られる
が、加えて、各種スポット径毎の補正データも記憶部に
記憶されているので、所望のスポット径が変更になった
場合にもそのスポット径で均一化されるように各LED
素子を点灯動作させることができる。
【0088】請求項8記載の発明によれば、請求項1な
いし7の何れか一に記載のLEDアレイプリンタにおけ
るLEDアレイヘッドの温度が、LEDアレイヘッドに
搭載されて各LED素子を点灯させるドライバICの温
度であるので、LEDアレイヘッドにおいて最も光量変
動に関与するドライバICの温度が考慮されているた
め、より正確なスポット径補正を行うことができる。
【0089】請求項9記載の発明によれば、請求項6又
は7記載のLEDアレイプリンタにおいて、LEDアレ
イヘッドに搭載されて各LED素子を点灯させるドライ
バIC毎に温度検出部を設け、記憶部には各ドライバI
Cについて各種温度毎に各ドライバICが受け持つ各L
ED素子について予め設定された所望の均一なスポット
径とするための補正データを記憶し、各温度検出部によ
り検出された温度に応じて対応するドライバICが受け
持つ各LED素子について対応する補正データを記憶部
から読み出すようにしたので、複数のドライバICを用
いて点灯駆動させる場合に個々のドライバICやLED
素子の光量の増加する割合が違っていても、これらの事
情を考慮したより正確なスポット径の補正を行うことが
できる。
【0090】請求項10記載の発明によれば、請求項1
ないし9の何れか一に記載のLEDアレイプリンタにお
ける各LED素子は、1ドット2値方式の画像データに
より点灯制御されるので、スポット径を均一化させるた
めの補正データ等を設定する上で、或る一つのスポット
径を考慮すればよいことから、制御系全体を簡素化させ
ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第一の実施の形態のLEDアレイプリ
ンタの書込み部の概略構造を制御系ブロックとともに示
す斜視図である。
【図2】LEDアレイ駆動部の構成を示すブロック図で
ある。
【図3】その駆動タイミングを示すタイムチャートであ
る。
【図4】LEDアレイ制御部の構成を示すブロック図で
ある。
【図5】光書込装置及び光量測定装置を示すブロック構
成図である。
【図6】発光時間可変による光量制御方式を示すタイム
チャートである。
【図7】補正データを取得するための処理を示すフロー
チャートである。
【図8】補正データに伴う各ドットの点灯タイミング例
を示すタイムチャートである。
【図9】本発明の第二の実施の形態の補正データを取得
するための処理を示すフローチャートである。
【図10】本発明の第三の実施の形態のLEDアレイ制
御部の構成を示すブロック図である。
【図11】補正データを取得するための処理を示すフロ
ーチャートである。
【図12】本発明の第四の実施の形態の補正データを取
得するための処理を示すフローチャートである。
【図13】本発明の第五の実施の形態の補正データを取
得するための処理を示すフローチャートである。
【符号の説明】
2 LEDアレイヘッド 5 LED素子 26 記憶部 27 指定手段 28 温度検出部

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 画像データに応じて点灯制御される多数
    のLED素子がライン状に配設されたLEDアレイヘッ
    ドを用いて電子写真法により画像を形成するLEDアレ
    イプリンタにおいて、 前記LEDアレイヘッドの実際の画像形成時の動作温度
    に対してLEDアレイヘッド中の各LED素子について
    各種画像形成条件毎に予め設定された所望の均一なスポ
    ット径とするための補正データを記憶した記憶部と、 所望の画像形成条件を指定するための指定手段と、 前記LEDアレイヘッドの動作時に前記指定手段により
    指定された画像形成条件に応じて各LED素子について
    対応する補正データを前記記憶部から読み出す補正デー
    タ読出手段と、 読み出された補正データを用いて前記LEDアレイヘッ
    ドの各LED素子の点灯動作を制御する駆動制御手段
    と、を備えたことを特徴とするLEDアレイプリンタ。
  2. 【請求項2】 画像データに応じて点灯制御される多数
    のLED素子がライン状に配設されたLEDアレイヘッ
    ドを用いて電子写真法により画像を形成するLEDアレ
    イプリンタにおいて、 前記LEDアレイヘッドの実際の画像形成時の動作温度
    に対してLEDアレイヘッド中の各LED素子について
    各種画像形成条件毎及び各種スポット径毎に各々の均一
    なスポット径とするための補正データを記憶した記憶部
    と、 所望の画像形成条件及びスポット径を指定するための指
    定手段と、 前記LEDアレイヘッドの実際の画像形成時に前記指定
    手段により指定された画像形成条件及びスポット径に応
    じて各LED素子について対応する補正データを前記記
    憶部から読み出す補正データ読出手段と、 読み出された補正データを用いて前記LEDアレイヘッ
    ドの各LED素子の点灯動作を制御する駆動制御手段
    と、を備えたことを特徴とするLEDアレイプリンタ。
  3. 【請求項3】 LEDアレイヘッドの動作温度は、LE
    Dアレイヘッド中の全てのLED素子を同時点灯させた
    場合の温度であることを特徴とする請求項1又は2記載
    のLEDアレイプリンタ。
  4. 【請求項4】 LEDアレイヘッドの動作温度は、LE
    Dアレイヘッド中のLED素子を1素子置きに点灯させ
    た場合の温度であることを特徴とする請求項1又は2記
    載のLEDアレイプリンタ。
  5. 【請求項5】 LEDアレイヘッドの動作温度は、LE
    Dアレイヘッド中のLED素子を2素子置きに点灯させ
    た場合の温度であることを特徴とする請求項1又は2記
    載のLEDアレイプリンタ。
  6. 【請求項6】 画像データに応じて点灯制御される多数
    のLED素子がライン状に配設されたLEDアレイヘッ
    ドを用いて電子写真法により画像を形成するLEDアレ
    イプリンタにおいて、 前記LEDアレイヘッドの温度を検出する温度検出部
    と、 前記LEDアレイヘッドの予め設定された各種温度毎及
    び各種画像形成条件毎にLEDアレイヘッド中の各LE
    D素子について予め設定された所望の均一なスポット径
    とするための補正データを記憶した記憶部と、 所望の画像形成条件を指定するための指定手段と、 前記温度検出部により検出された前記LEDアレイヘッ
    ドの温度及び前記指定手段により指定された画像形成条
    件に応じて各LED素子について対応する補正データを
    前記記憶部から読み出す補正データ読出手段と、 読み出された補正データを用いて前記LEDアレイヘッ
    ドの各LED素子の点灯動作を制御する駆動制御手段
    と、を備えたことを特徴とするLEDアレイプリンタ。
  7. 【請求項7】 画像データに応じて点灯制御される多数
    のLED素子がライン状に配設されたLEDアレイヘッ
    ドを用いて電子写真法により画像を形成するLEDアレ
    イプリンタにおいて、 前記LEDアレイヘッドの温度を検出する温度検出部
    と、 前記LEDアレイヘッドの予め設定された各種温度毎、
    各種画像形成条件毎及び各種スポット径毎にLEDアレ
    イヘッド中の各LED素子について各々の均一なスポッ
    ト径とするための補正データを記憶した記憶部と、 所望の画像形成条件及びスポット径を指定するための指
    定手段と、 前記温度検出部により検出された前記LEDアレイヘッ
    ドの温度、前記前記指定手段により指定された画像形成
    条件及びスポット径に応じて各LED素子について対応
    する補正データを前記記憶部から読み出す補正データ読
    出手段と、 読み出された補正データを用いて前記LEDアレイヘッ
    ドの各LED素子の点灯動作を制御する駆動制御手段
    と、を備えたことを特徴とするLEDアレイプリンタ。
  8. 【請求項8】 LEDアレイヘッドの温度は、LEDア
    レイヘッドに搭載されて各LED素子を点灯させるドラ
    イバICの温度であることを特徴とする請求項1ないし
    7の何れか一に記載のLEDアレイプリンタ。
  9. 【請求項9】 LEDアレイヘッドに搭載されて各LE
    D素子を点灯させるドライバIC毎に温度検出部を設
    け、記憶部には各ドライバICについて各種温度毎に各
    ドライバICが受け持つ各LED素子について予め設定
    された所望の均一なスポット径とするための補正データ
    を記憶し、前記各温度検出部により検出された温度に応
    じて対応するドライバICが受け持つ各LED素子につ
    いて対応する補正データを前記記憶部から読み出すよう
    にしたことを特徴とする請求項6又は7記載のLEDア
    レイプリンタ。
  10. 【請求項10】 各LED素子は、1ドット2値方式の
    画像データにより点灯制御されることを特徴とする請求
    項1ないし9の何れか一に記載のLEDアレイプリン
    タ。
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