JPH11254431A - ポリマー造粒装置 - Google Patents

ポリマー造粒装置

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JPH11254431A
JPH11254431A JP6498198A JP6498198A JPH11254431A JP H11254431 A JPH11254431 A JP H11254431A JP 6498198 A JP6498198 A JP 6498198A JP 6498198 A JP6498198 A JP 6498198A JP H11254431 A JPH11254431 A JP H11254431A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
pellet
shape
polymer
slit valve
pellets
Prior art date
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Pending
Application number
JP6498198A
Other languages
English (en)
Inventor
Yoshiyuki Kitaba
良幸 木束
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nippon Ester Co Ltd
Original Assignee
Nippon Ester Co Ltd
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Filing date
Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 均一なペレットを安定して得ることができる
ポリマー造粒装置を提供する。 【解決手段】 溶融ポリマーを、スリット弁3を介しノ
ズル2からストランド状に押し出し、冷却固化した後、
カッター5で切断してペレット6を得るポリマー造粒装
置において、ペレット6の形状を検知する装置7を設け
るとともに、その検出値によりスリット弁3の開度を制
御する調節計4を設けた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、溶融ポリマーを、
スリット弁を介しノズルから押し出し、冷却固化した
後、カッターで切断してペレットを得るポリマー造粒装
置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】溶融ポリマーをペレット状(粒状)化す
る場合、溶融ポリマーをノズルからストランド状に押し
出し、冷却固化した後、カッターで切断するポリマー造
粒装置が広く使用されている。
【0003】このような造粒装置において、ノズルから
の押し出し量が変化した場合、ペレットの形状が変化す
るという問題があった。そして、ペレットの形状を一定
に保つには、作業員がペレットの形状を測定し、押し出
し量を変更して均一のペレットを得る操作を行ったり、
カッター速度を調節し、ペレットを均一化したり、両者
を同時に行ったりする必要があった。このため、押し出
し量の変化に対する応答性が悪く、均一な形状のペレッ
トを得ることは困難であり、連続生産を行う場合は問題
があった。
【0004】この問題を解決するものとして、ペレット
の形状を自動的に測定する装置を設け、その測定値によ
りカッター速度を調節するようにした装置を用いる方法
が提案されている(特開平4-25408号)。しかし、この
方法では、カッター速度を制御したストランドの流れ方
向(縦方向)のみの制御であり、ユーザの希望するペレ
ットサイズを満足することが困難であるばかりか、急激
な押し出し圧の変化への応答が遅くてペレットが不均一
になり、製品中に形状不良のペレットが混入することは
避けられなかった。
【0005】また、払い出し圧力の変化を検知すること
でカッターの速度を制御し、ペレット形状を均一にする
方法が提案されている(実開平5-95710号)。しかし、
この方法では、圧力のみが変動した場合の形状変化には
対応できるが、払い出し温度に起因した圧力変動による
形状変化には十分対応できないという問題があった。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、このような
問題を解決し、均一な形状のペレットを得ることのでき
る安価なポリマー造粒装置を提供することを技術的な課
題とするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明者等は、上記の課
題を解決するために鋭意検討した結果、本発明に到達し
た。
【0008】すなわち、本発明は、溶融ポリマーを、ス
リット弁を介しノズルからストランド状に押し出し、冷
却固化した後、カッターで切断してペレットを得るポリ
マー造粒装置において、ペレットの形状を検知する装置
を設けるとともに、その検出値によりスリット弁の開度
を制御する調節計を設けたことを特徴とするポリマー造
粒装置を要旨とするものである。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、本発明のポリマー造粒装置
について図面により詳細に説明する。図1は、本発明の
ポリマー造粒装置の一実施態様を示す概略説明図であ
り、1は溶融ポリマーをノズル2へ送る配管、3はスリ
ット弁、4はスリット弁開度の調節計、5はカッター、
6はペレット、7は重量検出装置である。
【0010】図1において、溶融ポリマーは配管1を通
り、スリット弁3を介してノズル2から押し出される。
押し出されたストランドは、冷却固化された後、カッタ
ー5で切断されてペレット6となる。そのペレット6
は、ペレット6の形状を検知する装置である重量検出装
置7で単位時間当りの重量が測定され、逐次、スリット
弁開度調節計4に検出値が発信される。
【0011】スリット弁開度調節計4では、重量検出装
置7の検出値(重量)と定常値の差を計算し、計算結果
に基づいてスリット弁3の開度を調節する。このよう
に、ペレットの形状を単位時間当りの重量変化により検
出し、検出値の変化に即応してスリット弁の開度を調節
することにより、ペレットの形状を一定に保つことがで
きる。重量が測定された後のペレットは、重量検出装置
7より自動的に排出される。
【0012】上記の実施態様では、ペレットの形状を検
知する装置として重量検出装置を用い、単位時間当りの
重量変化によりペレットの形状を検出したので、重量検
出装置の検出量を積算することで生産量の把握が可能と
なる。
【0013】なお、重量変化でペレットの形状を検出で
きるのは、次の理由によるものである。ペレットの長さ
はカッターの回転数で決まるので,この回転数を一定に
すれば長さは一定となる。また、ペレットの太さは吐出
量を引き取り速度で除した値で決まるので、吐出量と引
き取り速度を一定にすれば、ペレッの太さも一定とな
る。こうすると、ペレットの長さは一定であり、重量が
変化するのは太さの変化、すなわち、ペレットの形状が
変化したと判断されるからである。
【0014】
【作用】本発明のポリマー造粒装置を使用すれば、ペレ
ットの形状変化を即時に検出することが可能となり、ペ
レットの形状変化の検出値でスリット弁の開度を調節す
ることができるため、均一な形状のペレットを安定して
得ることが可能となる。
【0015】
【実施例】次に、本発明を実施例により具体的に説明す
る。
【0016】実施例1 重縮合反応を終了したポリエチレンテレフタレート2000
kgを直径10mm×36孔のノズルを介しストランド状に押し
出し、図1のポリマー造粒装置を用いて、1時間で払い
出した。払い出し開始から終了まで、5分毎にペレット
の重量を測定(1分当たりの重量を測定)し、その検出
値によりスリット弁の開度を制御しながら造粒した。得
られたペレットの形状を測定したところ、表1のような
結果となり、均一な形状のペレットが得られた。
【0017】
【表1】
【0018】
【発明の効果】本発明のポリマー造粒装置によれば、ペ
レット形状の変化に即応して、スリット弁の開度を調節
することができるため、均一な形状のペレットを安定し
て得ることが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のポリマー造粒装置の一実施態様を示す
概略説明図である。
【符号の説明】
1 溶融ポリマーをノズルへ送る配管 2 ノズル 3 スリット弁 4 スリット弁開度の調節計 5 カッター 6 ペレット 7 ペレットの形状を検知する装置(重量検出装置)

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 溶融ポリマーを、スリット弁を介しノズ
    ルからストランド状に押し出し、冷却固化した後、カッ
    ターで切断してペレットを得るポリマー造粒装置におい
    て、ペレットの形状を検知する装置を設けるとともに、
    その検出値によりスリット弁の開度を制御する調節計を
    設けたことを特徴とするポリマー造粒装置。
JP6498198A 1998-03-16 1998-03-16 ポリマー造粒装置 Pending JPH11254431A (ja)

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