JPH11254043A - フランジ曲げ方法および治具並びに折曲げ金型 - Google Patents

フランジ曲げ方法および治具並びに折曲げ金型

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JPH11254043A
JPH11254043A JP5540398A JP5540398A JPH11254043A JP H11254043 A JPH11254043 A JP H11254043A JP 5540398 A JP5540398 A JP 5540398A JP 5540398 A JP5540398 A JP 5540398A JP H11254043 A JPH11254043 A JP H11254043A
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JP
Japan
Prior art keywords
bending
rising
flange
flanges
main body
Prior art date
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Pending
Application number
JP5540398A
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English (en)
Inventor
Hinoki Watanabe
日乃紀 渡邊
Osamu Endo
修 遠藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Amada Metrecs Co Ltd
Original Assignee
Amada Metrecs Co Ltd
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Publication date
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  • Bending Of Plates, Rods, And Pipes (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 突き合せが重なる曲げ加工を行うとき、突き
合せの加工ミスを防止すると共に作業効率を向上せしめ
るようにしたフランジ曲げ加工方法および治具並びに折
曲げ金型を提供することにある。 【解決手段】 折曲げ線を間にして立上りフランジW
C ,WD を備えた第1,第2の本体片W1 ,W2 を、上
記立上りフランジが互いに重なり合うように前記折曲げ
線5において折曲げるとき、折曲げ金型P,Dに備えた
フランジ押圧片23によって一方の立上りフランジを相
対的に外方向へ拡開しながら折曲げることを特徴とし、
また、治具11は、折曲げ線を間にして立上りフランジ
を備えた第1,第2の本体片を、上記立上りフランジが
互いに重なり合うように前記折曲げ線において折曲げる
とき、一方の立上りフランジを相対的に外方向へ拡開し
ながら折曲げる回動可能なフランジ押圧片23を本体ベ
ース13に備えてなることを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、ワークのフラン
ジ部を折曲げるフランジ曲げ方法および治具並びに折曲
げ金型に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、図10に示したワークWから図1
1に示した折曲げ品Gを折曲げるには、図10におい
て、折曲げ線,,,の順序でパンチとダイから
なる折曲げ金型を用いて、図12に示した状態にする。
ついで、折曲げ線を折曲げ金型でもって折曲げ加工を
行い、図11に示した折曲げ品Gにしている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、図12に示
した状態から折曲げ線を折曲げる際、図12のAの部
分とBの部分が干渉してしまう為、辺WC を矢印のごと
く指で押し込みながら曲げなければならない。その結
果、作業効率が悪いと共に、金型と指をはさむ危険があ
った。
【0004】この危険を避けるために、,と,
の曲げを別工程で曲げ、曲げ角度に差をつけなければな
らなかった。そのため、ワークが大きい場合や、重い場
合、2人作業となり作業効率が悪いという問題があっ
た。
【0005】この発明の目的は、突き合せが重なる曲げ
加工を行うとき、突き合せの加工ミスを防止すると共に
作業効率を向上せしめるようにしたフランジ曲げ加工方
法および治具並びに折曲げ金型を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に請求項1によるこの発明のフランジ曲げ方法は、折曲
げ線を間にして立上りフランジを備えた第1,第2の本
体片を、上記立上りフランジが互いに重なり合うように
前記折曲げ線において折曲げるとき、折曲げ金型に備え
たフランジ押圧片によって一方の立上りフランジを相対
的に外方向へ拡開しながら折曲げることを特徴とするも
のである。
【0007】したがって、折曲げ線を間にして立上りフ
ランジを備えた第1,第2の本体片を、上記立上りフラ
ンジが互いに重なり合うよう折曲げ金型を用いて折曲げ
られる。このときに折曲げ金型に備えたフランジ押圧片
によって一方の立上りフランジを相対的に外方向へ拡開
しながら折曲げることによって、一方の立上りフランジ
と他方の立上りフランジとが干渉しないで互いに重なり
合うよう自動的に折曲げられる。
【0008】而して、突き合せの加工ミスが防止される
と共に作業効率が従来よりも向上される。
【0009】請求項2によるこの発明の治具は、折曲げ
線を間にして立上りフランジを備えた第1,第2の本体
片を、上記立上りフランジが互いに重なり合うように前
記折曲げ線において折曲げるとき、一方の立上りフラン
ジを相対的に外方向へ拡開しながら折曲げる回動可能な
フランジ押圧片を本体ベースに備えてなることを特徴と
するものである。
【0010】したがって、折曲げ線を間にして立上りフ
ランジを備えた第1,第2の本体片を、上記立上りフラ
ンジを互いに重なり合うよう折曲げ金型を用いて折曲げ
られる。このとき、折曲げ金型の左右両側に治具のうち
の回動可能なフランジ押圧片を本体ベースで取付けて折
曲げ金型で折曲げ加工を行うと、フランジ押圧片の先端
が一方の立上りフランジを相対的に外方向へ拡開せしめ
るから、立上りフランジ同士が干渉せずに互いに重なり
合うよう自動的に折曲げられる。
【0011】而して、突き合せの加工ミスが防止される
と共に作業効率が従来よりも向上される。
【0012】請求項3によるこの発明の折曲げ金型は、
請求項2の治具における本体ベースを、パンチの左右両
側における前後側の一方に取付け部材で取付けてなるこ
とを特徴とするものである。
【0013】したがって、パンチの左右両側における前
後側の一方に取付部材で治具における本体ベースが取付
けられるので、折曲げ線を間にして立上りフランジを備
えた第1,第2の本体片を、上記立上りフランジを互い
に重なり合うように折曲げる際に、治具が使用され、フ
ランジ押圧片で立上りフランジ同士が干渉せずに、互い
に重なり合うように折曲げられる。而して、既存のパン
チに後付で治具が取付けられる。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の形態を図
面に基いて詳細に説明する。
【0015】図1を参照するに、プレスブレーキ1は例
えばフレームに固定された上部テーブル3と、この上部
テーブル3に対して押圧シリンダなどで上下動可能な下
部テーブル5が上下方向へ相対向して設けられている。
前記上部テーブル3の下部には中間部材7を介してパン
チPが取付けられている。また、前記下部テーブル5の
上部にはダイホルダ9を介してダイDが取付けられてい
る。
【0016】上記構成により、ワークをダイD上に載置
せしめて、下部テーブル5を上下動せしめると、パンチ
PとダイDとの協働でワークに折曲げ加工が行われるこ
とになる。
【0017】例えば従来の技術で図12に示した状態か
ら、折曲げ線を間にして立上りフランジWC ,WD
備えた第1,第2本体片W1 ,W2 を、上記立上りフラ
ンジWC ,WD が互いに重なり合うように折曲げる際に
は、前記パンチPの左右両側における図1において左側
面に治具11を取付けて行われる。
【0018】この治具11は、図2および図3を併せて
参照するに、本体ベース13を備えており、この本体ベ
ース13が支持部材としての固定用ベルト15で前記パ
ンチPに取付けられている。前記本体ベース13の下部
には複数のボルト17でブラケット19が取付けられて
いて、このブラケット19には回転可能なピン21が装
着されている。しかも、このピン21にはフランジ押圧
片23の後端が嵌合されている。前記ピン21は例えば
図2に示されているように、水平に対して約3°などの
θ角だけ傾斜してブラケット19に装着されていると共
に、フランジ押圧片23は旋回(回転)したときに垂直
に対してδだけ変位するように設けられている。
【0019】上記構成により、図4(A),(B)に示
されているように、ダイD上に折曲げ線を間にして立
上りフランジWC ,WD を備えた第1,第2本体片
1 ,W2 を載置せしめた状態から、下部テーブル5を
上昇せしめると、パンチPとダイDとの協働で図5
(A),(B)に示されるように折曲げられる。このと
きにフランジ押圧片21は図4(B)の状態から回転し
て図5(B)の状態になる。すなわち、図6(B)の状
態から図6(A)の状態に回転して、フランジWC を外
方向に拡開してフランジWD と干渉しないで、互いに重
なり合うように自動的に折曲げることができる。
【0020】而して、突き合せの加工ミスを防止するこ
とができると共に、作業効率を従来よりも向上せしめる
ことができる。また、治具11はパンチPに後付けでき
るので、既存のパンチPを使用することができる。
【0021】図7および図8には図2および図3に代る
他の治具11の例が示されている。図7および図8にお
いて、図2および図3における部品と同じ部品には同一
の符号を付して重複する説明を省略する。
【0022】図7および図8において、パンチPの側面
には支持部材としてのマグネットブロック25が固定さ
れ、このマグネットブロック25の側面にブラケット1
9が複数のボルト27で取付けられている。前記ブラケ
ット19の下部にはピン21でフランジ押圧片23が回
転可能に設けられている。
【0023】上記構成より、図1に示されていると同様
にダイD上に折曲げ線を間にして立上りフランジ
C ,WD を備えた第1,第2本体片W1 ,W2 を載置
せしめた状態から、下部テーブル5を上昇せしめると、
パンチPとダイDとの協働で折曲げられる。そのとき、
フランジ押圧片23が図8および図9に示されているよ
うにピン21を支点として回転されることにより、一方
の立上りフランジWC が他方の立上りフランジWD に干
渉することなく、互いに重ね合わされるように自動的に
折曲げることができる。
【0024】而して、突き合わせの加工ミスを防止する
ことができると共に、作業効率を従来よりも向上せしめ
ることができる。また、治具11はマグネットブロック
27でパンチPに容易に取付け取外しができ、しかも、
既存のパンチPに後付けすることができる。
【0025】なお、この発明は、前述した発明の実施の
形態に限定されることなく、適宜な変更を行うことによ
り、その他の態様で実施し得るものである。上述した実
施の形態では下部テーブル5を上下動せしめるように説
明しているが、上部テーブル3を上下動せしめるように
しても構わない。また、一方の立上りフランジを内方向
へ拡縮せしめるようにしても構わない。
【0026】
【発明の効果】以上のごとき発明の実施の形態から理解
されるように、折曲げ線を間にして立上りフランジを備
えた第1,第2の本体片を、上記立上りフランジが互い
に重なり合うよう折曲げ金型を用いて折曲げられる。こ
のときに折曲げ金型に備えたフランジ押圧片によって一
方の立上りフランジを相対的に外方向へ拡開しながら折
曲げることによって、一方の立上りフランジと他方の立
上りフランジとが干渉しないで互いに重なり合うよう自
動的に折曲げることができる。
【0027】而して、突き合せの加工ミスを防止するこ
とができると共に作業効率を従来よりも向上せしめるこ
とができる。
【0028】請求項2の発明によれば、折曲げ線を間に
して立上りフランジを備えた第1,第2の本体片を、上
記立上りフランジを互いに重なり合うよう折曲げ金型を
用いて折曲げられる。このとき、折曲げ金型の左右両側
に治具のうちの回動可能なフランジ押圧片を本体ベース
で取付けて折曲げ金型で折曲げ加工を行うと、フランジ
押圧片の先端が一方の立上りフランジを相対的に外方向
へ拡開せしめるから、立上りフランジ同士が干渉せずに
互いに重なり合うよう自動的に折曲げることができる。
【0029】而して、突き合せの加工ミスを防止するこ
とができると共に作業効率を従来よりも向上せしめるこ
とができる。
【0030】請求項3の発明によれば、パンチの左右両
側における前後側の一方に取付部材で治具における本体
ベースが取付けられるので、折曲げ線を間にして立上り
フランジを備えた第1,第2の本体片を、上記立上りフ
ランジを互いに重なり合うように折曲げる際に、治具が
使用され、フランジ押圧片で立上りフランジ同士が干渉
せずに、互いに重なり合うように折曲げることができ
る。而して、既存のパンチに後付で治具を取付けること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明を実施するプレスブレーキの側面図で
ある。
【図2】パンチの左右両側に治具を取付けた正面図であ
る。
【図3】図2における側面図である。
【図4】(A)は作用説明図、(B)は(A)における
B矢視部の拡大図である。
【図5】(A)は作用説明図、(B)は(A)における
B矢視部の拡大図である。
【図6】(A),(B)は作用説明図である。
【図7】治具の他の実施の形態を示す正面図である。
【図8】図7における側面図である。
【図9】作用説明図である。
【図10】ワークを折曲げる製品の展開図である。
【図11】製品形状の一例を示す斜視図である。
【図12】突き合わせ時の押し込みを説明する説明図で
ある。
【符号の説明】
1 プレスブレーキ 3 上部テーブル 5 下部テーブル 11 治具 13 本体ベース 15 固定用ベルト(支持部材) 19 ブラケット 21 ピン 23 フランジ押圧片

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 折曲げ線を間にして立上りフランジを備
    えた第1,第2の本体片を、上記立上りフランジが互い
    に重なり合うように前記折曲げ線において折曲げると
    き、折曲げ金型に備えたフランジ押圧片によって一方の
    立上りフランジを相対的に外方向へ拡開しながら折曲げ
    ることを特徴とするフランジ曲げ方法。
  2. 【請求項2】 折曲げ線を間にして立上りフランジを備
    えた第1,第2の本体片を、上記立上りフランジが互い
    に重なり合うように前記折曲げ線において折曲げると
    き、一方の立上りフランジを相対的に外方向へ拡開しな
    がら折曲げる回動可能なフランジ押圧片を本体ベースに
    備えてなることを特徴とする治具。
  3. 【請求項3】 請求項2の治具における本体ベースを、
    パンチの左右両側における前後側の一方に取付け部材で
    取付けてなることを特徴とする折曲げ金型。
JP5540398A 1998-03-06 1998-03-06 フランジ曲げ方法および治具並びに折曲げ金型 Pending JPH11254043A (ja)

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JP5540398A JPH11254043A (ja) 1998-03-06 1998-03-06 フランジ曲げ方法および治具並びに折曲げ金型

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JP (1) JPH11254043A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN112916667A (zh) * 2021-03-05 2021-06-08 四川利维阳科技有限责任公司 箱柜门制作装置及制作方法

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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