JPH11253988A - 排水溜用散水装置 - Google Patents
排水溜用散水装置Info
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- JPH11253988A JPH11253988A JP10105285A JP10528598A JPH11253988A JP H11253988 A JPH11253988 A JP H11253988A JP 10105285 A JP10105285 A JP 10105285A JP 10528598 A JP10528598 A JP 10528598A JP H11253988 A JPH11253988 A JP H11253988A
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- underwater motor
- water
- oils
- waste water
- fats
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- E—FIXED CONSTRUCTIONS
- E03—WATER SUPPLY; SEWERAGE
- E03C—DOMESTIC PLUMBING INSTALLATIONS FOR FRESH WATER OR WASTE WATER; SINKS
- E03C1/00—Domestic plumbing installations for fresh water or waste water; Sinks
- E03C1/12—Plumbing installations for waste water; Basins or fountains connected thereto; Sinks
- E03C1/26—Object-catching inserts or similar devices for waste pipes or outlets
- E03C1/266—Arrangement of disintegrating apparatus in waste pipes or outlets; Disintegrating apparatus specially adapted for installation in waste pipes or outlets
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- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B01—PHYSICAL OR CHEMICAL PROCESSES OR APPARATUS IN GENERAL
- B01D—SEPARATION
- B01D17/00—Separation of liquids, not provided for elsewhere, e.g. by thermal diffusion
- B01D17/02—Separation of non-miscible liquids
- B01D17/0208—Separation of non-miscible liquids by sedimentation
- B01D17/0211—Separation of non-miscible liquids by sedimentation with baffles
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- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B01—PHYSICAL OR CHEMICAL PROCESSES OR APPARATUS IN GENERAL
- B01D—SEPARATION
- B01D17/00—Separation of liquids, not provided for elsewhere, e.g. by thermal diffusion
- B01D17/02—Separation of non-miscible liquids
- B01D17/0208—Separation of non-miscible liquids by sedimentation
- B01D17/0214—Separation of non-miscible liquids by sedimentation with removal of one of the phases
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- B01—PHYSICAL OR CHEMICAL PROCESSES OR APPARATUS IN GENERAL
- B01D—SEPARATION
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- B01D17/08—Thickening liquid suspensions by filtration
- B01D17/10—Thickening liquid suspensions by filtration with stationary filtering elements
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- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B01—PHYSICAL OR CHEMICAL PROCESSES OR APPARATUS IN GENERAL
- B01D—SEPARATION
- B01D21/00—Separation of suspended solid particles from liquids by sedimentation
- B01D21/0012—Settling tanks making use of filters, e.g. by floating layers of particulate material
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- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B01—PHYSICAL OR CHEMICAL PROCESSES OR APPARATUS IN GENERAL
- B01F—MIXING, e.g. DISSOLVING, EMULSIFYING OR DISPERSING
- B01F23/00—Mixing according to the phases to be mixed, e.g. dispersing or emulsifying
- B01F23/20—Mixing gases with liquids
- B01F23/23—Mixing gases with liquids by introducing gases into liquid media, e.g. for producing aerated liquids
- B01F23/234—Surface aerating
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- B01—PHYSICAL OR CHEMICAL PROCESSES OR APPARATUS IN GENERAL
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- B01F23/234—Surface aerating
- B01F23/2341—Surface aerating by cascading, spraying or projecting a liquid into a gaseous atmosphere
- B01F23/23413—Surface aerating by cascading, spraying or projecting a liquid into a gaseous atmosphere using nozzles for projecting the liquid into the gas atmosphere
-
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- B01—PHYSICAL OR CHEMICAL PROCESSES OR APPARATUS IN GENERAL
- B01F—MIXING, e.g. DISSOLVING, EMULSIFYING OR DISPERSING
- B01F23/00—Mixing according to the phases to be mixed, e.g. dispersing or emulsifying
- B01F23/20—Mixing gases with liquids
- B01F23/23—Mixing gases with liquids by introducing gases into liquid media, e.g. for producing aerated liquids
- B01F23/234—Surface aerating
- B01F23/2342—Surface aerating with stirrers near to the liquid surface, e.g. partially immersed, for spraying the liquid in the gas or for sucking gas into the liquid, e.g. using stirrers rotating around a horizontal axis or using centrifugal force
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C02—TREATMENT OF WATER, WASTE WATER, SEWAGE, OR SLUDGE
- C02F—TREATMENT OF WATER, WASTE WATER, SEWAGE, OR SLUDGE
- C02F3/00—Biological treatment of water, waste water, or sewage
- C02F3/02—Aerobic processes
- C02F3/12—Activated sludge processes
- C02F3/24—Activated sludge processes using free-fall aeration or spraying
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C02—TREATMENT OF WATER, WASTE WATER, SEWAGE, OR SLUDGE
- C02F—TREATMENT OF WATER, WASTE WATER, SEWAGE, OR SLUDGE
- C02F3/00—Biological treatment of water, waste water, or sewage
- C02F3/34—Biological treatment of water, waste water, or sewage characterised by the microorganisms used
- C02F3/343—Biological treatment of water, waste water, or sewage characterised by the microorganisms used for digestion of grease, fat, oil
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02W—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO WASTEWATER TREATMENT OR WASTE MANAGEMENT
- Y02W10/00—Technologies for wastewater treatment
- Y02W10/10—Biological treatment of water, waste water, or sewage
Abstract
(57)【要約】
【課題】従来から、厨房で生じた排水を直接下水道に流
すことは禁じられてきた。そこで、厨房で生じた排水を
一旦、排水溜に溜めて処理してきたが、浮遊した油脂分
が表層で固化したり、その下層では腐敗して腐敗臭を生
じることがあり、加えて排水管に油脂分が付着して排水
し難くくすることが問題であった。 【解決手段】本発明は、水中モータ1と、その上部から
伸長する垂直回転軸に取付けられ、その垂直回転軸とと
もに回転する散水羽根機構2と、前記水中モータ1の下
部に位置付けられる水中モータ安定用台座5とでなる排
水溜用散水装置である。
すことは禁じられてきた。そこで、厨房で生じた排水を
一旦、排水溜に溜めて処理してきたが、浮遊した油脂分
が表層で固化したり、その下層では腐敗して腐敗臭を生
じることがあり、加えて排水管に油脂分が付着して排水
し難くくすることが問題であった。 【解決手段】本発明は、水中モータ1と、その上部から
伸長する垂直回転軸に取付けられ、その垂直回転軸とと
もに回転する散水羽根機構2と、前記水中モータ1の下
部に位置付けられる水中モータ安定用台座5とでなる排
水溜用散水装置である。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、排水溜用散水装置に関
し、特に、食用油脂分を多く含んだ排水を流す厨房から
の阻集油脂分を好気性微生物によって分解消滅させ易く
するため、曝気によりその好気性微生物を活性化させる
ことを目的とした排水溜用散水装置に関する。
し、特に、食用油脂分を多く含んだ排水を流す厨房から
の阻集油脂分を好気性微生物によって分解消滅させ易く
するため、曝気によりその好気性微生物を活性化させる
ことを目的とした排水溜用散水装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来から、厨房で生じた排水を直接下水
道に流すことは禁じられてきた。そこで、厨房で生じた
排水を一旦、排水溜に溜めて処理してきたが、浮遊した
油脂分が表層で固化したり、その下層では腐敗して腐敗
臭を生じることがあり、加えて排水管に油脂分が付着し
て排水し難くくすることが問題であった。そのために、
飲食事業者は毎日のように、排水溜に溜った油脂分を取
り除く掃除をしなければならず、その作業はこの上なく
苦痛を伴うものである。従って、これまでその解決のた
めに種々努力がなされてきた。なかでも微生物を使って
油脂分を分解消滅させる方法があるが、その方法におい
て最も重要なことは、微生物を死滅させることなく油脂
分の分解消滅の働きをいかに持続させるかということで
である。しかし、その解決法はまだ開発途上にある。
道に流すことは禁じられてきた。そこで、厨房で生じた
排水を一旦、排水溜に溜めて処理してきたが、浮遊した
油脂分が表層で固化したり、その下層では腐敗して腐敗
臭を生じることがあり、加えて排水管に油脂分が付着し
て排水し難くくすることが問題であった。そのために、
飲食事業者は毎日のように、排水溜に溜った油脂分を取
り除く掃除をしなければならず、その作業はこの上なく
苦痛を伴うものである。従って、これまでその解決のた
めに種々努力がなされてきた。なかでも微生物を使って
油脂分を分解消滅させる方法があるが、その方法におい
て最も重要なことは、微生物を死滅させることなく油脂
分の分解消滅の働きをいかに持続させるかということで
である。しかし、その解決法はまだ開発途上にある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】厨房から流出した排水
は、排水溜において浮遊する油脂分と水に分離され、そ
の浮遊する油脂分は液面の表層部に存在する。他方、排
水の表面部に存在するのは好気性微生物であり、その好
気性微生物は浮遊する油脂分を好んで食べる。食用油脂
分は炭水化物(炭素C+水素H+酸素O)であり、微生
物は空気中の酸素を取り入れながら油脂分を分解して二
酸化炭素CO2やH2Oに変えてしまうのである。その
ように、好気性微生物による油脂分の分解消滅を促進さ
せるためには好気性微生物の活性化が最も重要となる。
好気性微生物は水面に近いところで空気が十分に存在す
るところで活性化する。そこで、水面下に散水羽根を位
置づけ、その羽根の回転によって水面に空気を連続的に
送り込むことによって好気性微生物の活性化を促すこと
を本発明の第1の課題とする。水面下に位置づけられる
散水羽根の高さを調節することができるように上下に伸
縮可能な水中ポンプを使用することを本発明の第2の課
題とする。排水溜が小さい場合、散水羽根の回転によっ
て排水の飛散を阻止するために傘状飛散阻止板を備える
ことを第3の課題とする。
は、排水溜において浮遊する油脂分と水に分離され、そ
の浮遊する油脂分は液面の表層部に存在する。他方、排
水の表面部に存在するのは好気性微生物であり、その好
気性微生物は浮遊する油脂分を好んで食べる。食用油脂
分は炭水化物(炭素C+水素H+酸素O)であり、微生
物は空気中の酸素を取り入れながら油脂分を分解して二
酸化炭素CO2やH2Oに変えてしまうのである。その
ように、好気性微生物による油脂分の分解消滅を促進さ
せるためには好気性微生物の活性化が最も重要となる。
好気性微生物は水面に近いところで空気が十分に存在す
るところで活性化する。そこで、水面下に散水羽根を位
置づけ、その羽根の回転によって水面に空気を連続的に
送り込むことによって好気性微生物の活性化を促すこと
を本発明の第1の課題とする。水面下に位置づけられる
散水羽根の高さを調節することができるように上下に伸
縮可能な水中ポンプを使用することを本発明の第2の課
題とする。排水溜が小さい場合、散水羽根の回転によっ
て排水の飛散を阻止するために傘状飛散阻止板を備える
ことを第3の課題とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は水中モータ1
と、その上部から伸長する垂直回転軸に取付けられ、そ
の垂直回転軸とともに回転する散水羽根機構2と、前記
水中モータ1の下部に位置付けられる水中モータ安定用
台座5とでなる排水溜用散水装置である。
と、その上部から伸長する垂直回転軸に取付けられ、そ
の垂直回転軸とともに回転する散水羽根機構2と、前記
水中モータ1の下部に位置付けられる水中モータ安定用
台座5とでなる排水溜用散水装置である。
【0005】
【作用】上記のように構成した本発明の排水溜用散水装
置を排水溜に設備する。厨房からの排水は排水溜に貯留
する。その排水溜用散水装置は散水羽根3が水面すれす
れの高さにくるように位置ずける。一日の仕事が終わり
厨房の流しをきれいにした後、適量の好気性微生物を厨
房から排水溜へ流し込む。排水溜の食用油脂分は液面表
層部に浮上しており、好気性微生物も空気の豊富な水面
及びその近くに棲み、その油脂分を食べる。そこで、本
発明の水中モータ1を作動させると散水羽根3が回転
し、排水の表層部を攪乱し跳ね上げる。これを連続的に
行うことによって好気性微生物のための曝気効果を達成
する。また、水中モータ1のかわりに上下に伸縮させ得
る水中モータ6を使用することにより散水羽根機構2の
高さを調整することができる。排水溜が小さい場合には
天井への飛び散りを防ぐために、散水羽根機構2の上方
に傘状飛散阻止板7を設けることもできる。モータ本体
や電気配線はすべて防水性とする。
置を排水溜に設備する。厨房からの排水は排水溜に貯留
する。その排水溜用散水装置は散水羽根3が水面すれす
れの高さにくるように位置ずける。一日の仕事が終わり
厨房の流しをきれいにした後、適量の好気性微生物を厨
房から排水溜へ流し込む。排水溜の食用油脂分は液面表
層部に浮上しており、好気性微生物も空気の豊富な水面
及びその近くに棲み、その油脂分を食べる。そこで、本
発明の水中モータ1を作動させると散水羽根3が回転
し、排水の表層部を攪乱し跳ね上げる。これを連続的に
行うことによって好気性微生物のための曝気効果を達成
する。また、水中モータ1のかわりに上下に伸縮させ得
る水中モータ6を使用することにより散水羽根機構2の
高さを調整することができる。排水溜が小さい場合には
天井への飛び散りを防ぐために、散水羽根機構2の上方
に傘状飛散阻止板7を設けることもできる。モータ本体
や電気配線はすべて防水性とする。
【0006】
【実施例1】本発明を図面により説明すれば、図1は本
発明の排水溜用散水装置の使用状態、図2はその概略斜
視図、図3は上下に伸縮させ得る水中モータ6を使用し
た変形例の図、図4は傘状飛散阻止板7を使用した変形
例の図を示す。図1、2に示すように、水中モータ1は
防水性に構成し、その上部から垂直回転軸を伸長させ、
その垂直回転軸に羽根取付板4を固定する。その羽根取
付板4は細長い矩形の形に形成し、その長手方向の中心
部が垂直回転軸に取付けられ、モータ1の天板上でその
天板の直径方向へ伸長し、その両端が天板の直径寸法を
越えることはない。羽根取付板4には、その中心固定部
の両側に散水羽根3を1枚ずつ取り付ける。羽根取付板
4と散水羽根3とで散水羽根機構2を構成し、その散水
羽根機構2は水中モータ1の作動により垂直回転軸とと
もに回転する。散水羽根3はここでは2枚使用している
がこの数に制限されるものではない。前記水中モータ1
の下部に水中モータ安定用台座5を置き、モータを安定
状態に位置づける。本発明の排水溜用散水装置は散水羽
根3が液面すれすれの高さにくるように位置づける。好
ましくは、液面下5Cm位の高さに位置づけるのが良
い。その高さにした時、最も好ましい散水状態を呈する
ことが判った。このように構成し、配置した本発明の排
水溜用散水装置を作動させることにより、液面下5Cm
位の高さに位置づけられた散水羽根3が回転し、液面表
層部を攪乱し、はね飛ばすことによって曝気が十分に行
われるので、排水溜に投入された好気性微生物が活性化
され、その好気性微生物は死滅することなくますま繁殖
し、浮遊する油脂分を食べてそれを分解消滅させること
になる。本発明の排水溜用散水装置を排水溜に実際に使
用する時、図2に示すように、本装置全体を金属製網か
ごに納めて使用するのが好ましい。そうすることによっ
て、装置全体の取り扱いを容易にし、食物残渣が装置に
付着するのを防ぐ。
発明の排水溜用散水装置の使用状態、図2はその概略斜
視図、図3は上下に伸縮させ得る水中モータ6を使用し
た変形例の図、図4は傘状飛散阻止板7を使用した変形
例の図を示す。図1、2に示すように、水中モータ1は
防水性に構成し、その上部から垂直回転軸を伸長させ、
その垂直回転軸に羽根取付板4を固定する。その羽根取
付板4は細長い矩形の形に形成し、その長手方向の中心
部が垂直回転軸に取付けられ、モータ1の天板上でその
天板の直径方向へ伸長し、その両端が天板の直径寸法を
越えることはない。羽根取付板4には、その中心固定部
の両側に散水羽根3を1枚ずつ取り付ける。羽根取付板
4と散水羽根3とで散水羽根機構2を構成し、その散水
羽根機構2は水中モータ1の作動により垂直回転軸とと
もに回転する。散水羽根3はここでは2枚使用している
がこの数に制限されるものではない。前記水中モータ1
の下部に水中モータ安定用台座5を置き、モータを安定
状態に位置づける。本発明の排水溜用散水装置は散水羽
根3が液面すれすれの高さにくるように位置づける。好
ましくは、液面下5Cm位の高さに位置づけるのが良
い。その高さにした時、最も好ましい散水状態を呈する
ことが判った。このように構成し、配置した本発明の排
水溜用散水装置を作動させることにより、液面下5Cm
位の高さに位置づけられた散水羽根3が回転し、液面表
層部を攪乱し、はね飛ばすことによって曝気が十分に行
われるので、排水溜に投入された好気性微生物が活性化
され、その好気性微生物は死滅することなくますま繁殖
し、浮遊する油脂分を食べてそれを分解消滅させること
になる。本発明の排水溜用散水装置を排水溜に実際に使
用する時、図2に示すように、本装置全体を金属製網か
ごに納めて使用するのが好ましい。そうすることによっ
て、装置全体の取り扱いを容易にし、食物残渣が装置に
付着するのを防ぐ。
【0007】
【実施例2】この実施例は図3に示すように、水中モー
タ1のかわりに上下に伸縮させ得る水中モータ6を使用
した排水溜用散水装置であって、散水羽根機構2の高さ
を調整することができるようにしたものである。排水溜
の大きさは飲食事業者によって異なり、従って液面の高
さも種々異なるので、散水羽根3を常に液面下5Cm位
の高さに位置づけることができるように、上下に伸縮さ
せ得る水中モータ6を使用することは好ましいことであ
る。水中モータを上下方向に伸縮させるには、いかなる
方法を用いてもよいがテレスコピックなやり方で行うの
が好ましい。この点以外は、構成、作用、効果ともに実
施例1に同じである。
タ1のかわりに上下に伸縮させ得る水中モータ6を使用
した排水溜用散水装置であって、散水羽根機構2の高さ
を調整することができるようにしたものである。排水溜
の大きさは飲食事業者によって異なり、従って液面の高
さも種々異なるので、散水羽根3を常に液面下5Cm位
の高さに位置づけることができるように、上下に伸縮さ
せ得る水中モータ6を使用することは好ましいことであ
る。水中モータを上下方向に伸縮させるには、いかなる
方法を用いてもよいがテレスコピックなやり方で行うの
が好ましい。この点以外は、構成、作用、効果ともに実
施例1に同じである。
【0008】
【実施例3】この実施例は図4に示すように、 排水溜
が小さい場合に使用するのであるが、天井への飛び散り
を防ぐために、散水羽根機構2の上方に傘状飛散阻止板
7を設けた例である。天井となる蓋体に油脂が飛散して
付着すると、その掃除をしなければならなくなりその手
間がかかるからである。傘状飛散阻止板7を使用しても
この排水溜用散水装置の性能に悪影響を及ぼすことはな
い。この点以外は、構成、作用、効果ともに実施例1に
同じである。
が小さい場合に使用するのであるが、天井への飛び散り
を防ぐために、散水羽根機構2の上方に傘状飛散阻止板
7を設けた例である。天井となる蓋体に油脂が飛散して
付着すると、その掃除をしなければならなくなりその手
間がかかるからである。傘状飛散阻止板7を使用しても
この排水溜用散水装置の性能に悪影響を及ぼすことはな
い。この点以外は、構成、作用、効果ともに実施例1に
同じである。
【効果】本発明の排水溜用散水装置は上記のように構成
し、水面下5Cm位の高さに散水羽根を位置づけ、その
羽根の回転によって水面に空気を連続的に送り込むこと
によって、好気性微生物を死滅させることなく繁殖を促
し、その活性化を図ることができ、それによって、油脂
分を分解消滅させる効果がある。その結果、苦痛を伴う
排水溜の油脂分除去作業を頻繁に行う必要がなくなり、
腐敗臭からも解放される効果がある。上下に伸縮可能な
水中ポンプを使用する場合、水面下5Cm位の高さに散
水羽根の高さを調節することができるので、常時、最適
状態でこの排水溜用散水装置を機能させることができる
効果がある。排水溜が小さい場合、散水羽根の回転によ
って排水の飛散を阻止するために傘状飛散阻止板を備え
るようにしたので天板の油脂分による汚れを回避するこ
とができ、その結果、その所有者の掃除の手間を省く効
果がある。
し、水面下5Cm位の高さに散水羽根を位置づけ、その
羽根の回転によって水面に空気を連続的に送り込むこと
によって、好気性微生物を死滅させることなく繁殖を促
し、その活性化を図ることができ、それによって、油脂
分を分解消滅させる効果がある。その結果、苦痛を伴う
排水溜の油脂分除去作業を頻繁に行う必要がなくなり、
腐敗臭からも解放される効果がある。上下に伸縮可能な
水中ポンプを使用する場合、水面下5Cm位の高さに散
水羽根の高さを調節することができるので、常時、最適
状態でこの排水溜用散水装置を機能させることができる
効果がある。排水溜が小さい場合、散水羽根の回転によ
って排水の飛散を阻止するために傘状飛散阻止板を備え
るようにしたので天板の油脂分による汚れを回避するこ
とができ、その結果、その所有者の掃除の手間を省く効
果がある。
【図1】本発明の排水溜に配置した散水装置の実施例の
概念図である。
概念図である。
【図2】本発明の散水装置の概略斜視図である。
【図3】本発明の排水溜に配置した散水装置の変形実施
例の概念図であって、高さの調整が可能な上下に伸縮さ
せ得る水中モータを使用した図である。
例の概念図であって、高さの調整が可能な上下に伸縮さ
せ得る水中モータを使用した図である。
【図4】本発明の排水溜に配置した散水装置のもう一つ
の変形実施例の概念図であって散水の傘状飛散阻止板を
使用した図である。
の変形実施例の概念図であって散水の傘状飛散阻止板を
使用した図である。
1 水中モータ 2 散水羽
根機構 3 散水羽根 4 散水羽
根取付板 5 水中モータ安定用台座 6 上下に
伸縮させ得る水中モータ 7 傘状飛散阻止板 8 排水溜 9 液面
根機構 3 散水羽根 4 散水羽
根取付板 5 水中モータ安定用台座 6 上下に
伸縮させ得る水中モータ 7 傘状飛散阻止板 8 排水溜 9 液面
Claims (3)
- 【請求項1】水中モータ1と、その上部から伸長する垂
直回転軸に取付けられ、その垂直回転軸とともに回転す
る散水羽根機構2と、前記水中モータ1の下部に位置付
けられる水中モータ安定用台座5とでなる排水溜用散水
装置。 - 【請求項2】水中モータ1の代わりに、散水羽根機構2
の高さを調整することができるように上下に伸縮させ得
る水中モータ6を使用してなる請求項1記載の排水溜用
散水装置。 - 【請求項3】散水羽根機構2の上方に傘状飛散阻止板7
を設けてなる請求項1又は2記載の排水溜用散水装置。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10105285A JPH11253988A (ja) | 1998-03-13 | 1998-03-13 | 排水溜用散水装置 |
US09/264,869 US6187193B1 (en) | 1998-03-13 | 1999-03-09 | Grease trap and method of decomposing edible oils and fats in the grease trap |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10105285A JPH11253988A (ja) | 1998-03-13 | 1998-03-13 | 排水溜用散水装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH11253988A true JPH11253988A (ja) | 1999-09-21 |
Family
ID=14403417
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10105285A Pending JPH11253988A (ja) | 1998-03-13 | 1998-03-13 | 排水溜用散水装置 |
Country Status (2)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US6187193B1 (ja) |
JP (1) | JPH11253988A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN104986872A (zh) * | 2015-06-29 | 2015-10-21 | 安徽省安庆市皖清环保科技有限公司 | 一种曝气除污装置 |
CN108341549A (zh) * | 2018-02-23 | 2018-07-31 | 河海大学 | 一种汀步与溢流堰耦合曝气的生态修复系统 |
Families Citing this family (8)
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