JPH11253846A - 塗装装置 - Google Patents
塗装装置Info
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- JPH11253846A JPH11253846A JP10059993A JP5999398A JPH11253846A JP H11253846 A JPH11253846 A JP H11253846A JP 10059993 A JP10059993 A JP 10059993A JP 5999398 A JP5999398 A JP 5999398A JP H11253846 A JPH11253846 A JP H11253846A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- paint
- tank
- coating
- piping system
- pipe
- Prior art date
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- Withdrawn
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Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B05—SPRAYING OR ATOMISING IN GENERAL; APPLYING FLUENT MATERIALS TO SURFACES, IN GENERAL
- B05B—SPRAYING APPARATUS; ATOMISING APPARATUS; NOZZLES
- B05B15/00—Details of spraying plant or spraying apparatus not otherwise provided for; Accessories
- B05B15/50—Arrangements for cleaning; Arrangements for preventing deposits, drying-out or blockage; Arrangements for detecting improper discharge caused by the presence of foreign matter
- B05B15/58—Arrangements for cleaning; Arrangements for preventing deposits, drying-out or blockage; Arrangements for detecting improper discharge caused by the presence of foreign matter preventing deposits, drying-out or blockage by recirculating the fluid to be sprayed from upstream of the discharge opening back to the supplying means
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B05—SPRAYING OR ATOMISING IN GENERAL; APPLYING FLUENT MATERIALS TO SURFACES, IN GENERAL
- B05B—SPRAYING APPARATUS; ATOMISING APPARATUS; NOZZLES
- B05B15/00—Details of spraying plant or spraying apparatus not otherwise provided for; Accessories
- B05B15/50—Arrangements for cleaning; Arrangements for preventing deposits, drying-out or blockage; Arrangements for detecting improper discharge caused by the presence of foreign matter
- B05B15/55—Arrangements for cleaning; Arrangements for preventing deposits, drying-out or blockage; Arrangements for detecting improper discharge caused by the presence of foreign matter using cleaning fluids
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- Spray Control Apparatus (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 塗装装置の停止時及び再開時における作業を
軽減するとともに、塗装装置の再開時における塗装品質
の安定性及び再現性を向上させる。 【解決手段】 導出管11、供給配管12、スプレーガ
ン13、回収配管14、復帰管15は塗料循環経路Aを
構成し、スプレーガン13の作動時に常時塗料が循環さ
れる。供給配管12には分岐配管16が接続され、バイ
パス経路Bを構成する。供給配管12には配管内にエア
を供給するためのエアコンプレッサ29がエア供給弁2
9aを介して接続される。また、希釈液或いは洗浄液を
収容する洗浄タンク30が設けられ、回収配管14に対
して復帰管31を介して接続される。洗浄タンク30
は、上記分岐管16に対して副復帰管32を介して接続
されているとともに、導出弁36を有する導出管35を
介して供給配管12に接続されている。制御駆動系50
は上記配管系統の弁、液送ポンプなどを制御駆動する。
軽減するとともに、塗装装置の再開時における塗装品質
の安定性及び再現性を向上させる。 【解決手段】 導出管11、供給配管12、スプレーガ
ン13、回収配管14、復帰管15は塗料循環経路Aを
構成し、スプレーガン13の作動時に常時塗料が循環さ
れる。供給配管12には分岐配管16が接続され、バイ
パス経路Bを構成する。供給配管12には配管内にエア
を供給するためのエアコンプレッサ29がエア供給弁2
9aを介して接続される。また、希釈液或いは洗浄液を
収容する洗浄タンク30が設けられ、回収配管14に対
して復帰管31を介して接続される。洗浄タンク30
は、上記分岐管16に対して副復帰管32を介して接続
されているとともに、導出弁36を有する導出管35を
介して供給配管12に接続されている。制御駆動系50
は上記配管系統の弁、液送ポンプなどを制御駆動する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は塗装装置に係り、特
に、スプレー塗装を行う塗装装置に好適な配管系統の構
造及び処理手順に関する。
に、スプレー塗装を行う塗装装置に好適な配管系統の構
造及び処理手順に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、スプレー塗装などに用いる塗料を
供給するための塗料配管系として、塗料タンクから供給
配管系を介してスプレーガンに塗料を供給し、このスプ
レーガンから塗料を回収配管系を介して再び塗料タンク
に回収するように構成し、塗料タンクから、供給配管
系、塗装ガン、回収配管系を介して再び塗料タンクへと
戻るように塗料を循環させるものがある。このようなも
のは、スプレー塗装以外にも塗装ガン以外の種々の塗装
部材を備えた塗装装置において構成される場合もある
が、特に、セラミックス、プロテイン樹脂その他のフィ
ラー(骨材)を含有させた塗料をスプレー塗装する場合
には、フィラーによって塗料配管系や塗装ガンが目詰ま
りを起こさないようにする必要があることから、このよ
うな循環供給系が塗料の滞留部を形成させないようにす
るために多く用いられる。
供給するための塗料配管系として、塗料タンクから供給
配管系を介してスプレーガンに塗料を供給し、このスプ
レーガンから塗料を回収配管系を介して再び塗料タンク
に回収するように構成し、塗料タンクから、供給配管
系、塗装ガン、回収配管系を介して再び塗料タンクへと
戻るように塗料を循環させるものがある。このようなも
のは、スプレー塗装以外にも塗装ガン以外の種々の塗装
部材を備えた塗装装置において構成される場合もある
が、特に、セラミックス、プロテイン樹脂その他のフィ
ラー(骨材)を含有させた塗料をスプレー塗装する場合
には、フィラーによって塗料配管系や塗装ガンが目詰ま
りを起こさないようにする必要があることから、このよ
うな循環供給系が塗料の滞留部を形成させないようにす
るために多く用いられる。
【0003】ところで、上記従来の塗料の循環供給系を
備えた塗装装置においては、装置を停止させる際に、塗
料配管内にフィラーを堆積させないために塗料配管を充
分に洗浄する必要がある。この場合、従来は、配管系統
中に1ヶ所ずつ導入口と導出口とを設けておき、導入口
からエアを吹き込んで配管系統内の塗料を導出口から排
出し、その後に、配管系統にシンナーなどの希釈剤、溶
剤を流して排出し、配管内を充分に洗浄した後、溶剤を
配管内に封じておくようにしている。その後、塗装装置
を再び稼働させる前には、配管内の溶剤を排出した後、
塗料を配管内に流して、配管内から溶剤が充分に排出さ
れた時点で塗装を開始するようにしている。
備えた塗装装置においては、装置を停止させる際に、塗
料配管内にフィラーを堆積させないために塗料配管を充
分に洗浄する必要がある。この場合、従来は、配管系統
中に1ヶ所ずつ導入口と導出口とを設けておき、導入口
からエアを吹き込んで配管系統内の塗料を導出口から排
出し、その後に、配管系統にシンナーなどの希釈剤、溶
剤を流して排出し、配管内を充分に洗浄した後、溶剤を
配管内に封じておくようにしている。その後、塗装装置
を再び稼働させる前には、配管内の溶剤を排出した後、
塗料を配管内に流して、配管内から溶剤が充分に排出さ
れた時点で塗装を開始するようにしている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の塗装装置においては、装置の停止時及び再開時の作
業を人手により行うとともに、導入口からエアや溶剤を
切り換えて導入したり、導出口から排出される塗料や溶
剤を受ける必要があるために、作用が極めて煩雑である
という問題点がある。また、このような作業を人手にて
行うため、排出配管の洗浄不足や塗料への置換不十分な
どの理由により、再開後の塗装品質が安定しないととも
に塗装品質の再現性が悪いという問題点がある。
来の塗装装置においては、装置の停止時及び再開時の作
業を人手により行うとともに、導入口からエアや溶剤を
切り換えて導入したり、導出口から排出される塗料や溶
剤を受ける必要があるために、作用が極めて煩雑である
という問題点がある。また、このような作業を人手にて
行うため、排出配管の洗浄不足や塗料への置換不十分な
どの理由により、再開後の塗装品質が安定しないととも
に塗装品質の再現性が悪いという問題点がある。
【0005】そこで本発明は上記問題点を解決するもの
であり、その課題は、塗装装置の停止時及び再開時にお
ける作業を軽減するとともに、塗装装置の再開時におけ
る塗装品質の安定性及び再現性を向上させることにあ
る。
であり、その課題は、塗装装置の停止時及び再開時にお
ける作業を軽減するとともに、塗装装置の再開時におけ
る塗装品質の安定性及び再現性を向上させることにあ
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に本発明が講じた手段は、塗料を被塗装物に与えるため
の塗装部材と、塗料を収容した塗料タンクと、該塗料タ
ンクから前記塗装部材へ塗料を供給する供給配管系と、
前記塗装部材若しくは前記供給配管系から前記塗料タン
クへ塗料を回収する回収配管系とを備え、前記塗料タン
クから前記供給配管系を介して前記塗装部材に塗料を供
給して塗装を行うように構成された塗装装置において、
洗浄液を収容し、前記供給配管系及び前記回収配管系に
接続された洗浄液タンクを設け、前記塗料部材に塗料を
供給する塗装可能状態と、前記洗浄液タンク、前記供給
配管系、前記塗装部材及び前記回収配管系に前記洗浄液
を導入する洗浄状態とを外部指令により自動的に若しく
は自動プログラムに基づいて自動的に切換可能に構成し
たことを特徴とする塗装装置である。
に本発明が講じた手段は、塗料を被塗装物に与えるため
の塗装部材と、塗料を収容した塗料タンクと、該塗料タ
ンクから前記塗装部材へ塗料を供給する供給配管系と、
前記塗装部材若しくは前記供給配管系から前記塗料タン
クへ塗料を回収する回収配管系とを備え、前記塗料タン
クから前記供給配管系を介して前記塗装部材に塗料を供
給して塗装を行うように構成された塗装装置において、
洗浄液を収容し、前記供給配管系及び前記回収配管系に
接続された洗浄液タンクを設け、前記塗料部材に塗料を
供給する塗装可能状態と、前記洗浄液タンク、前記供給
配管系、前記塗装部材及び前記回収配管系に前記洗浄液
を導入する洗浄状態とを外部指令により自動的に若しく
は自動プログラムに基づいて自動的に切換可能に構成し
たことを特徴とする塗装装置である。
【0007】この手段によれば、塗装部材に塗料が供給
される塗装可能状態と、洗浄状態との間を自動的に切り
換えることができるので、稼働していた塗装装置を停止
する際或いは停止していた塗装装置の運転を再開する際
に、装置の停止作業又は復帰作業を容易に行うことがで
きる。
される塗装可能状態と、洗浄状態との間を自動的に切り
換えることができるので、稼働していた塗装装置を停止
する際或いは停止していた塗装装置の運転を再開する際
に、装置の停止作業又は復帰作業を容易に行うことがで
きる。
【0008】ここで、前記洗浄液は前記塗料の溶媒若し
くは希釈液であることが好ましい。塗料の溶媒若しくは
希釈液であることにより、塗装状態と洗浄状態との間の
切換後における塗料品質に対する影響を低減することが
できる。
くは希釈液であることが好ましい。塗料の溶媒若しくは
希釈液であることにより、塗装状態と洗浄状態との間の
切換後における塗料品質に対する影響を低減することが
できる。
【0009】上記各手段においては、前記供給配管系及
び前記塗装部材に気体を供給可能な気体供給手段を備え
ていることが望ましい。この手段によれば、供給配管系
及び塗装部材に気体供給手段により気体を供給すること
ができるように構成されているので、配管内の塗料や洗
浄液を気体によって排出させることができ、これによ
り、塗料から洗浄液への置換、洗浄液から塗料への置換
の際に発生する廃液量を低減することができ、再開後の
塗料品位の安定性や再現性も向上する。
び前記塗装部材に気体を供給可能な気体供給手段を備え
ていることが望ましい。この手段によれば、供給配管系
及び塗装部材に気体供給手段により気体を供給すること
ができるように構成されているので、配管内の塗料や洗
浄液を気体によって排出させることができ、これによ
り、塗料から洗浄液への置換、洗浄液から塗料への置換
の際に発生する廃液量を低減することができ、再開後の
塗料品位の安定性や再現性も向上する。
【0010】この場合には、前記塗装可能状態において
前記供給配管系及び前記塗装部材に前記気体供給手段か
ら気体を供給して配管系統内の塗料を排出する塗料抜き
工程と、前記供給配管系及び前記塗装部材に前記洗浄液
タンクから洗浄液を供給して配管系統を洗浄する洗浄工
程とを順次実行するように構成されていることが望まし
い。この手段によれば、塗料抜き工程の後に洗浄工程を
設けているため、配管内の洗浄時間を短縮することがで
きるか、或いは配管内の洗浄をより確実に行うことがで
きる。なお、洗浄工程後にしばらくの間塗装装置を停止
しつづける場合には、洗浄液の供給を停止し、配管内に
洗浄液を充填させた状態で保持する場合もある。
前記供給配管系及び前記塗装部材に前記気体供給手段か
ら気体を供給して配管系統内の塗料を排出する塗料抜き
工程と、前記供給配管系及び前記塗装部材に前記洗浄液
タンクから洗浄液を供給して配管系統を洗浄する洗浄工
程とを順次実行するように構成されていることが望まし
い。この手段によれば、塗料抜き工程の後に洗浄工程を
設けているため、配管内の洗浄時間を短縮することがで
きるか、或いは配管内の洗浄をより確実に行うことがで
きる。なお、洗浄工程後にしばらくの間塗装装置を停止
しつづける場合には、洗浄液の供給を停止し、配管内に
洗浄液を充填させた状態で保持する場合もある。
【0011】また、上記各手段においては、前記供給配
管系及び/又は前記回収配管系に接続された廃液タンク
を備えていることが好ましい。この手段によれば、各経
路における配管内の液体を切り換える際に発生する混合
液を廃液として廃液タンクに排出することができるの
で、塗料タンク内の塗料や洗浄タンク内の洗浄液に影響
を与えずに液体の置換を行うことができる。たとえば、
配管内の液体を洗浄液から塗料に置換する場合には、配
管内の洗浄液が充分に除去されるまでは、配管内から塗
料を廃液タンクに捨て、洗浄液が塗料によって充分に置
換された後に塗料を回収配管系を介して塗料タンクに戻
すようにすることにより、塗料の品位を低下させること
なく、しかも塗料の廃棄量を低減することができる。逆
に、配管内の液体を塗料から洗浄液に置換する場合に
は、配管内から塗料が充分に排出されるまで廃液タンク
に排出する。
管系及び/又は前記回収配管系に接続された廃液タンク
を備えていることが好ましい。この手段によれば、各経
路における配管内の液体を切り換える際に発生する混合
液を廃液として廃液タンクに排出することができるの
で、塗料タンク内の塗料や洗浄タンク内の洗浄液に影響
を与えずに液体の置換を行うことができる。たとえば、
配管内の液体を洗浄液から塗料に置換する場合には、配
管内の洗浄液が充分に除去されるまでは、配管内から塗
料を廃液タンクに捨て、洗浄液が塗料によって充分に置
換された後に塗料を回収配管系を介して塗料タンクに戻
すようにすることにより、塗料の品位を低下させること
なく、しかも塗料の廃棄量を低減することができる。逆
に、配管内の液体を塗料から洗浄液に置換する場合に
は、配管内から塗料が充分に排出されるまで廃液タンク
に排出する。
【0012】この場合には、前記洗浄工程の初期段階と
して、洗浄に使用された前記洗浄液を配管系統から前記
廃液タンクに排出する段階を設けることが好ましい。こ
の手段によれば、洗浄液を廃液タンクに排出する段階を
設けることにより、この段階を自動的に行うことがで
き、予め設定された時間の経過し、配管内に塗料がほと
んど残存しなくなったときに洗浄液を洗浄タンクに戻す
ことができる。したがって、洗浄液の使用量をなるべく
低減しつつ、配管を充分に洗浄するように設定すること
ができる。
して、洗浄に使用された前記洗浄液を配管系統から前記
廃液タンクに排出する段階を設けることが好ましい。こ
の手段によれば、洗浄液を廃液タンクに排出する段階を
設けることにより、この段階を自動的に行うことがで
き、予め設定された時間の経過し、配管内に塗料がほと
んど残存しなくなったときに洗浄液を洗浄タンクに戻す
ことができる。したがって、洗浄液の使用量をなるべく
低減しつつ、配管を充分に洗浄するように設定すること
ができる。
【0013】さらに、配管系統に前記洗浄液が充填され
た状態において前記気体供給手段により気体を供給して
前記洗浄液を排出する洗浄液抜き工程と、前記供給配管
系に前記塗料タンクから塗料を供給する塗料導入工程と
を順次実行するように構成されていることが好ましい。
この手段によれば、洗浄液から塗料への置換を短時間
に、或いはより確実に行うことができる。
た状態において前記気体供給手段により気体を供給して
前記洗浄液を排出する洗浄液抜き工程と、前記供給配管
系に前記塗料タンクから塗料を供給する塗料導入工程と
を順次実行するように構成されていることが好ましい。
この手段によれば、洗浄液から塗料への置換を短時間
に、或いはより確実に行うことができる。
【0014】この場合には、前記塗料導入工程の初期段
階として、前記供給配管系に導入された塗料を前記廃液
タンクに排出する段階を設けることが好ましい。
階として、前記供給配管系に導入された塗料を前記廃液
タンクに排出する段階を設けることが好ましい。
【0015】上記各手段においては、前記供給配管系に
接続され、前記塗装部材を介することなく前記塗装タン
ク及び前記洗浄タンクに戻るバイパス経路が構成されて
いることが、塗料の安定的な塗装部材への供給状態を確
保する上で望ましい。
接続され、前記塗装部材を介することなく前記塗装タン
ク及び前記洗浄タンクに戻るバイパス経路が構成されて
いることが、塗料の安定的な塗装部材への供給状態を確
保する上で望ましい。
【0016】上記請求項5、請求項6及び請求項8のい
ずれか1項においては、前記供給配管系に接続され、前
記塗装部材を介することなく前記塗装タンク、前記洗浄
タンク及び前記廃液タンクに戻るバイパス経路が構成さ
れていることが望ましい。
ずれか1項においては、前記供給配管系に接続され、前
記塗装部材を介することなく前記塗装タンク、前記洗浄
タンク及び前記廃液タンクに戻るバイパス経路が構成さ
れていることが望ましい。
【0017】さらに、上記各手段においては、塗料タン
クから供給配管系を介して塗装部材に塗料を供給すると
ともに、塗装部材若しくは供給配管系から回収配管系を
介して塗料タンクに戻す塗料循環経路を構成し、この塗
料循環経路に沿って塗料を循環させながら、塗装作業を
行うように構成してもよい。この場合には、フィラーを
含有した塗料を用いる場合に塗料の目詰まりなどを防止
する効果がある。
クから供給配管系を介して塗装部材に塗料を供給すると
ともに、塗装部材若しくは供給配管系から回収配管系を
介して塗料タンクに戻す塗料循環経路を構成し、この塗
料循環経路に沿って塗料を循環させながら、塗装作業を
行うように構成してもよい。この場合には、フィラーを
含有した塗料を用いる場合に塗料の目詰まりなどを防止
する効果がある。
【0018】
【発明の実施の形態】次に、添付図面を参照して本発明
に係る実施形態について説明する。図1は本発明に係る
塗装装置の概略構成を示す配管系統図である。塗装タン
ク10には溶剤などによって適宜の濃度に調製された塗
料が収容されている。塗装タンク10に収容された塗料
には、アルミナ、ジルコニアなどのセラミックス、炭酸
カルシウムその他の無機化合物、プロテイン樹脂などの
有機化合物などからなるフィラー(骨材)が混合されて
いる。フィラーの濃度は使用目的や塗料などによっても
異なるが、1〜50wt%の範囲内で含有されることが
多い。塗装タンク10の内部には、塗料を攪拌するため
のフィン形状の図示しない攪拌子が配置される。
に係る実施形態について説明する。図1は本発明に係る
塗装装置の概略構成を示す配管系統図である。塗装タン
ク10には溶剤などによって適宜の濃度に調製された塗
料が収容されている。塗装タンク10に収容された塗料
には、アルミナ、ジルコニアなどのセラミックス、炭酸
カルシウムその他の無機化合物、プロテイン樹脂などの
有機化合物などからなるフィラー(骨材)が混合されて
いる。フィラーの濃度は使用目的や塗料などによっても
異なるが、1〜50wt%の範囲内で含有されることが
多い。塗装タンク10の内部には、塗料を攪拌するため
のフィン形状の図示しない攪拌子が配置される。
【0019】塗料タンク10からは導出管11が引き出
されており、この導出管11は供給配管12に接続され
ている。供給配管12は、スプレーガン13の塗料導入
部に接続され、スプレーガン13の塗料導出部には回収
配管14が接続されている。スプレーガン13(塗装ガ
ン)としては種々のものが使用できるが、フィラー入り
の塗料を吹き付ける場合には、吹付範囲や吹付形状を制
御するための気体吹き出し口を備えた2流体式のスプレ
ーガンであることが好ましい。回収配管14には復帰管
15が接続され、この復帰管15は塗料タンク10に導
入されている。
されており、この導出管11は供給配管12に接続され
ている。供給配管12は、スプレーガン13の塗料導入
部に接続され、スプレーガン13の塗料導出部には回収
配管14が接続されている。スプレーガン13(塗装ガ
ン)としては種々のものが使用できるが、フィラー入り
の塗料を吹き付ける場合には、吹付範囲や吹付形状を制
御するための気体吹き出し口を備えた2流体式のスプレ
ーガンであることが好ましい。回収配管14には復帰管
15が接続され、この復帰管15は塗料タンク10に導
入されている。
【0020】上記の導出管11、供給配管12、スプレ
ーガン13、回収配管14、復帰管15は塗料循環経路
Aを構成しており、スプレーガン13が塗料を図示しな
い被塗装物に吹き付けている間には塗料循環経路Aに常
時塗料が流される。この塗料循環経路Aにおいては、供
給配管12の途中から分岐配管16が分岐され、この分
岐配管16には副復帰管17が接続されている。副復帰
管17は塗料タンク10に導入されている。これらの分
岐配管16及び副復帰管17は上記塗料循環経路Aのバ
イパス経路Bを構成している。このバイパス経路Bに
も、スプレーガン13から塗料が吹き付けられている間
には常に塗料が流される。
ーガン13、回収配管14、復帰管15は塗料循環経路
Aを構成しており、スプレーガン13が塗料を図示しな
い被塗装物に吹き付けている間には塗料循環経路Aに常
時塗料が流される。この塗料循環経路Aにおいては、供
給配管12の途中から分岐配管16が分岐され、この分
岐配管16には副復帰管17が接続されている。副復帰
管17は塗料タンク10に導入されている。これらの分
岐配管16及び副復帰管17は上記塗料循環経路Aのバ
イパス経路Bを構成している。このバイパス経路Bに
も、スプレーガン13から塗料が吹き付けられている間
には常に塗料が流される。
【0021】塗料循環経路Aにおいては、導出管11に
対して導出弁18が取り付けられ、供給配管12に対し
て、塗料を送り出すための液送ポンプ19、塗料中の異
物を取り除くためのフィルタ20、塗料の圧力を平滑化
するためのアキュムレータ21、塗料の圧力を調製する
レギュレータ22及び圧力計23が取り付けられてい
る。また、回収配管14に対しては、電磁弁などからな
る回収弁24が取り付けられている。さらに復帰管15
には復帰弁25が取り付けられている。
対して導出弁18が取り付けられ、供給配管12に対し
て、塗料を送り出すための液送ポンプ19、塗料中の異
物を取り除くためのフィルタ20、塗料の圧力を平滑化
するためのアキュムレータ21、塗料の圧力を調製する
レギュレータ22及び圧力計23が取り付けられてい
る。また、回収配管14に対しては、電磁弁などからな
る回収弁24が取り付けられている。さらに復帰管15
には復帰弁25が取り付けられている。
【0022】一方、バイパス経路Bにおいては、分岐配
管16に対してバイパス経路Bを開閉するための分岐弁
26、バイパス経路Bに流通する塗料の量を調節するた
めのニードル弁27が取り付けられている。また、副復
帰管17には、副復帰弁28が取り付けられている。
管16に対してバイパス経路Bを開閉するための分岐弁
26、バイパス経路Bに流通する塗料の量を調節するた
めのニードル弁27が取り付けられている。また、副復
帰管17には、副復帰弁28が取り付けられている。
【0023】上記供給配管12には、配管系統内にエア
を供給するためのエアコンプレッサ29がエア供給弁2
9aを介して接続されている。エアコンプレッサ29の
代わりに窒素ガスなどの不活性ガス、水素ガスなどの還
元性ガスその他の圧縮気体を収容したガスボンベなどを
接続してもよい。
を供給するためのエアコンプレッサ29がエア供給弁2
9aを介して接続されている。エアコンプレッサ29の
代わりに窒素ガスなどの不活性ガス、水素ガスなどの還
元性ガスその他の圧縮気体を収容したガスボンベなどを
接続してもよい。
【0024】本実施形態においては、シンナーなどの溶
剤(希釈液)或いは洗浄液を収容する洗浄タンク30が
設けられている。この洗浄タンク30は上記回収配管1
4に対して復帰管31を介して接続されている。復帰管
31には復帰弁33が取り付けられている。本実施形態
では、洗浄タンク30内に、塗料を希釈するための希釈
液を入れた場合を例として以下の説明を行う。さらに、
洗浄タンク30は、上記分岐管16に対して副復帰管3
2を介して接続されている。副復帰管32には副復帰弁
34が取り付けられている。さらに、洗浄タンク30
は、導出弁36を有する導出管35を介して供給配管1
2に接続されている。
剤(希釈液)或いは洗浄液を収容する洗浄タンク30が
設けられている。この洗浄タンク30は上記回収配管1
4に対して復帰管31を介して接続されている。復帰管
31には復帰弁33が取り付けられている。本実施形態
では、洗浄タンク30内に、塗料を希釈するための希釈
液を入れた場合を例として以下の説明を行う。さらに、
洗浄タンク30は、上記分岐管16に対して副復帰管3
2を介して接続されている。副復帰管32には副復帰弁
34が取り付けられている。さらに、洗浄タンク30
は、導出弁36を有する導出管35を介して供給配管1
2に接続されている。
【0025】本実施形態においては、さらに、廃液を回
収するための廃液タンク40が設けられている。この廃
液タンク40には、回収配管14に接続された排出管4
1と、分岐管16に接続された副排出管42とが接続さ
れている。排出管41には排出弁43が取り付けられ、
副排出管42には副排出弁44が取り付けられている。
収するための廃液タンク40が設けられている。この廃
液タンク40には、回収配管14に接続された排出管4
1と、分岐管16に接続された副排出管42とが接続さ
れている。排出管41には排出弁43が取り付けられ、
副排出管42には副排出弁44が取り付けられている。
【0026】図1は、スプレーガン13から塗料を図示
しない被塗装物に吹き付けているときの状態を示すもの
であり、図中の配管系統のうち、太線で示す塗料循環経
路A及びバイパス経路Bが使用されている。バイパス経
路Bは、塗料の安定供給を行うに充分な塗料の循環量を
確保しつつ、スプレーガン13に必要な量の塗料のみを
供給するためのものであり、スプレーガン13に安定し
た圧力及び流量で塗料を供給するとともに、フィラーの
含まれた塗料であっても目詰まりなく循環させることが
できる。スプレーガン13への塗料の供給圧力は、レギ
ュレータ22により適宜に調節され、液送ポンプ19の
送液量を変更することなく、塗料の供給圧力を変更する
ことができる。
しない被塗装物に吹き付けているときの状態を示すもの
であり、図中の配管系統のうち、太線で示す塗料循環経
路A及びバイパス経路Bが使用されている。バイパス経
路Bは、塗料の安定供給を行うに充分な塗料の循環量を
確保しつつ、スプレーガン13に必要な量の塗料のみを
供給するためのものであり、スプレーガン13に安定し
た圧力及び流量で塗料を供給するとともに、フィラーの
含まれた塗料であっても目詰まりなく循環させることが
できる。スプレーガン13への塗料の供給圧力は、レギ
ュレータ22により適宜に調節され、液送ポンプ19の
送液量を変更することなく、塗料の供給圧力を変更する
ことができる。
【0027】本実施形態では、図1に示す全ての弁1
8,24,25,26,28,29a,33,34,3
6,43,44と、レギュレータ22と、圧力計23
と、液送ポンプ19と、エアコンプレッサ29とがいず
れも制御駆動系50に接続されており、この制御駆動系
には図示しないマイクロプロセッサユニットが含まれて
いる。マイクロプロセッサユニットは所定のプログラム
に沿った手順で塗装装置の各部を制御し、装置の停止作
業や復帰作業を自動的に行うように構成されている。ま
た、スプレーガン13への塗料の供給圧力も自動的に調
節するように構成されており、さらに、管理者の操作に
よって調節できるように構成されている。装置の停止作
業及び復帰作業はそれぞれ停止作業用プログラム及び復
帰作業用プログラムに従って自動的になされ、さらに、
これらの各作業用プログラムを含めて装置のタイムスケ
ジュール全体を管理する管理プログラムも実行される。
このため、管理者の操作による指令により各作業を開始
させることができる他、管理プログラムにより所定時点
で自動的に各作業用プログラムが起動するように設定す
ることも可能である。
8,24,25,26,28,29a,33,34,3
6,43,44と、レギュレータ22と、圧力計23
と、液送ポンプ19と、エアコンプレッサ29とがいず
れも制御駆動系50に接続されており、この制御駆動系
には図示しないマイクロプロセッサユニットが含まれて
いる。マイクロプロセッサユニットは所定のプログラム
に沿った手順で塗装装置の各部を制御し、装置の停止作
業や復帰作業を自動的に行うように構成されている。ま
た、スプレーガン13への塗料の供給圧力も自動的に調
節するように構成されており、さらに、管理者の操作に
よって調節できるように構成されている。装置の停止作
業及び復帰作業はそれぞれ停止作業用プログラム及び復
帰作業用プログラムに従って自動的になされ、さらに、
これらの各作業用プログラムを含めて装置のタイムスケ
ジュール全体を管理する管理プログラムも実行される。
このため、管理者の操作による指令により各作業を開始
させることができる他、管理プログラムにより所定時点
で自動的に各作業用プログラムが起動するように設定す
ることも可能である。
【0028】上記塗料タンク10、洗浄タンク30及び
廃液タンク40には、それぞれ液量センサが取り付けら
れ、これらの液量センサの検出信号もまた、上記制御駆
動系50に送られて管理される。液量センサとしては、
タンク本体に取り付けられた重量計の表示を光学式セン
サにて読みとるものなどが使用できる。
廃液タンク40には、それぞれ液量センサが取り付けら
れ、これらの液量センサの検出信号もまた、上記制御駆
動系50に送られて管理される。液量センサとしては、
タンク本体に取り付けられた重量計の表示を光学式セン
サにて読みとるものなどが使用できる。
【0029】次に、図2乃至図6を参照して、本実施形
態の塗装装置を停止する際の動作について説明する。塗
装装置の停止作業は、管理者の操作或いは管理プログラ
ムにより起動される停止作業用プログラムに基づいた上
記マイクロプロセッサの制御により実行される。
態の塗装装置を停止する際の動作について説明する。塗
装装置の停止作業は、管理者の操作或いは管理プログラ
ムにより起動される停止作業用プログラムに基づいた上
記マイクロプロセッサの制御により実行される。
【0030】まず、図1に示す状態から液送ポンプ19
を停止した後、導出弁18、分岐弁26及び副復帰弁2
8を遮断し、エアコンプレッサ29を稼働させた後、エ
ア供給弁29aを開いて図2に示すように配管内の塗料
抜き作業を行う。この作業により供給配管12及び回収
配管14内の塗料は復帰管15から塗料タンク10内に
戻される。次に、回収弁24及び復帰弁25を遮断して
分岐弁26及び副復帰弁28を開き、図3に示すよう
に、エアコンプレッサ29から供給されたエアがバイパ
ス経路B内の塗料を塗料タンク10内に戻すようにして
バイパス経路Bの塗料抜きを実施する。
を停止した後、導出弁18、分岐弁26及び副復帰弁2
8を遮断し、エアコンプレッサ29を稼働させた後、エ
ア供給弁29aを開いて図2に示すように配管内の塗料
抜き作業を行う。この作業により供給配管12及び回収
配管14内の塗料は復帰管15から塗料タンク10内に
戻される。次に、回収弁24及び復帰弁25を遮断して
分岐弁26及び副復帰弁28を開き、図3に示すよう
に、エアコンプレッサ29から供給されたエアがバイパ
ス経路B内の塗料を塗料タンク10内に戻すようにして
バイパス経路Bの塗料抜きを実施する。
【0031】次に、エア供給弁29aを遮断して導出弁
36を開き、分岐弁26及び副復帰弁28を遮断し、回
収弁24及び排出弁43を開いて、液送ポンプ19を稼
働させる。これにより、図4に示すように、洗浄タンク
30内の希釈液は導出管35を通って供給配管12を通
り、スプレーガン13を通過した後、回収配管14を通
過して、最終的に排出管41から廃液タンク40内に回
収される。この工程は塗料循環経路A内を希釈液により
洗浄する洗浄工程であり、配管内が希釈液により充分に
清浄化され、内部に塗料が残らなくなるまで続けられ
る。
36を開き、分岐弁26及び副復帰弁28を遮断し、回
収弁24及び排出弁43を開いて、液送ポンプ19を稼
働させる。これにより、図4に示すように、洗浄タンク
30内の希釈液は導出管35を通って供給配管12を通
り、スプレーガン13を通過した後、回収配管14を通
過して、最終的に排出管41から廃液タンク40内に回
収される。この工程は塗料循環経路A内を希釈液により
洗浄する洗浄工程であり、配管内が希釈液により充分に
清浄化され、内部に塗料が残らなくなるまで続けられ
る。
【0032】上記の塗料循環経路Aの洗浄工程が終了す
ると、回収弁24及び排出弁43を遮断し、分岐弁26
及び副排出弁44を開くことにより、図5に示すよう
に、洗浄タンク30内の希釈液をバイパス経路Bに通
し、バイパス経路Bの洗浄を行う。このバイパス経路B
の洗浄工程もまた、配管内部が充分に洗浄され、内部に
塗料が残らなくなるまで続けられる。
ると、回収弁24及び排出弁43を遮断し、分岐弁26
及び副排出弁44を開くことにより、図5に示すよう
に、洗浄タンク30内の希釈液をバイパス経路Bに通
し、バイパス経路Bの洗浄を行う。このバイパス経路B
の洗浄工程もまた、配管内部が充分に洗浄され、内部に
塗料が残らなくなるまで続けられる。
【0033】上記のバイパス経路Bの洗浄工程が終了す
ると、再び回収弁24及び排出弁43を開くことによ
り、図6に示すように、洗浄タンク30内の希釈液がバ
イパス経路Bだけでなく塗料循環経路Aにも流通し、排
出管41及び副排出管42の双方から廃液タンク40に
希釈液が排出されるようにする。そして、しばらく洗浄
を続けて全ての配管内部が完全に洗浄された後に液送ポ
ンプ19を停止させ、導出弁36、排出弁43及び副排
出弁44を遮断することにより希釈液によって塗料循環
経路A及びバイパス経路Bの双方を満たす。このとき、
回収弁24及び分岐弁26をも遮断してもよい。上記の
ように塗料循環経路A及びバイパス経路Bの双方に希釈
液を充填した状態は、そのまま運転再開時まで保持され
る。
ると、再び回収弁24及び排出弁43を開くことによ
り、図6に示すように、洗浄タンク30内の希釈液がバ
イパス経路Bだけでなく塗料循環経路Aにも流通し、排
出管41及び副排出管42の双方から廃液タンク40に
希釈液が排出されるようにする。そして、しばらく洗浄
を続けて全ての配管内部が完全に洗浄された後に液送ポ
ンプ19を停止させ、導出弁36、排出弁43及び副排
出弁44を遮断することにより希釈液によって塗料循環
経路A及びバイパス経路Bの双方を満たす。このとき、
回収弁24及び分岐弁26をも遮断してもよい。上記の
ように塗料循環経路A及びバイパス経路Bの双方に希釈
液を充填した状態は、そのまま運転再開時まで保持され
る。
【0034】次に、運転再開時における復帰作業につい
て、図7乃至図10を参照して説明する。この復帰作業
についても、図示しない制御駆動系のマイクロコンピュ
ータによる復帰作業用プログラムに基づいた自動作業が
実施される。すなわち、管理者が図示しない復帰ボタン
を操作するか、或いは、管理プログラムにより所定時刻
になると復帰作業用プログラムが起動され、以下の工程
が順次に実施される。
て、図7乃至図10を参照して説明する。この復帰作業
についても、図示しない制御駆動系のマイクロコンピュ
ータによる復帰作業用プログラムに基づいた自動作業が
実施される。すなわち、管理者が図示しない復帰ボタン
を操作するか、或いは、管理プログラムにより所定時刻
になると復帰作業用プログラムが起動され、以下の工程
が順次に実施される。
【0035】まず、エアコンプレッサ29が稼働され、
エア供給弁29aが開かれるとともに、回収弁24が遮
断されている場合には回収弁24を開き、分岐弁26が
開いている場合には分岐弁26を遮断する。そして復帰
弁33を開くことによって、図7に示すように、エアは
供給配管12、回収配管14に順次進み、塗料循環経路
Aの配管内に充填されていた希釈液を洗浄タンク30内
に押し出していく。希釈液の抜き取りが完了すると、回
収弁24及び復帰弁33が遮断され、その代わりに、分
岐弁26及び副復帰弁34が開かれて、図8に示すよう
に、バイパス経路Bの配管内部に充填されていた希釈液
が洗浄タンク30に排出され、バイパス経路Bの希釈液
の抜き取りが完了する。
エア供給弁29aが開かれるとともに、回収弁24が遮
断されている場合には回収弁24を開き、分岐弁26が
開いている場合には分岐弁26を遮断する。そして復帰
弁33を開くことによって、図7に示すように、エアは
供給配管12、回収配管14に順次進み、塗料循環経路
Aの配管内に充填されていた希釈液を洗浄タンク30内
に押し出していく。希釈液の抜き取りが完了すると、回
収弁24及び復帰弁33が遮断され、その代わりに、分
岐弁26及び副復帰弁34が開かれて、図8に示すよう
に、バイパス経路Bの配管内部に充填されていた希釈液
が洗浄タンク30に排出され、バイパス経路Bの希釈液
の抜き取りが完了する。
【0036】次に、エア供給弁29a、分岐弁26及び
副復帰弁34が遮断され、導出弁18、回収弁24及び
排出弁43が開かれ、液送ポンプ19が起動される。す
ると、図9に示すように、塗料タンク10内の塗料は導
出管11、供給配管12、スプレーガン13、回収配管
14を流れ、最後に排出管41を通過して廃液タンク4
0に導かれ、塗料循環経路Aの配管内に塗料が導入され
る。塗料循環経路A内に充分に塗料が導入され、配管内
部に残留していた希釈液が少なくなって塗料循環経路A
内を流れる塗料の濃度が安定した頃になると、分岐弁2
6及び副排出弁44が開かれ、回収弁24及び排出弁4
3は遮断される。すると、図10に示すように、塗料タ
ンク10内の塗料は供給配管12から分岐管16を進
み、副排出管42を通って廃液タンク40に排出され
る。これによってバイパス経路B内は塗料で充填され、
残留していた希釈液は徐々に低減されていく。或る程度
時間が経過してバイパス経路B内の塗料濃度が安定する
と、回収弁24、復帰弁25、副復帰弁28が開かれ、
副排出弁44は遮断されるので、図1に示すように塗料
は塗料循環経路A及びバイパス経路Bの双方に充填され
て循環し、通常の塗装可能な状態となる。
副復帰弁34が遮断され、導出弁18、回収弁24及び
排出弁43が開かれ、液送ポンプ19が起動される。す
ると、図9に示すように、塗料タンク10内の塗料は導
出管11、供給配管12、スプレーガン13、回収配管
14を流れ、最後に排出管41を通過して廃液タンク4
0に導かれ、塗料循環経路Aの配管内に塗料が導入され
る。塗料循環経路A内に充分に塗料が導入され、配管内
部に残留していた希釈液が少なくなって塗料循環経路A
内を流れる塗料の濃度が安定した頃になると、分岐弁2
6及び副排出弁44が開かれ、回収弁24及び排出弁4
3は遮断される。すると、図10に示すように、塗料タ
ンク10内の塗料は供給配管12から分岐管16を進
み、副排出管42を通って廃液タンク40に排出され
る。これによってバイパス経路B内は塗料で充填され、
残留していた希釈液は徐々に低減されていく。或る程度
時間が経過してバイパス経路B内の塗料濃度が安定する
と、回収弁24、復帰弁25、副復帰弁28が開かれ、
副排出弁44は遮断されるので、図1に示すように塗料
は塗料循環経路A及びバイパス経路Bの双方に充填され
て循環し、通常の塗装可能な状態となる。
【0037】上記の停止作業用プログラムに基づく装置
停止手順における塗料抜き工程(塗料循環経路Aに対す
るものと、バイパス経路Bに対するものとがある。)、
及び、洗浄工程(塗料循環経路Aに対するものと、バイ
パス経路Bに対するものと、塗料循環経路A及びバイパ
ス経路Bの双方に対するものとがある。)、並びに、復
帰作業用プログラムに基づく装置復帰手順における希釈
液抜き工程(塗料循環経路Aに対するものと、バイパス
経路Bに対するものとがある。)、及び、塗料充填工程
(塗料循環経路Aに対するものと、バイパス経路Bに対
するものとがある。)の各時間は、予め各工程の目的が
達成されるに充分な時間に設定されており、マイクロコ
ンピュータの内部タイマによって計時され、内部タイマ
のタイムアップとともに次の工程に移るようになってい
る。ここで、各工程において配管系統の数カ所に塗料の
濃度センサを設けて濃度センサの出力によって工程の目
的が達成されたか否かを判定してから次の工程に進むこ
とも可能であり、このときにはまた、配管内部の圧力を
圧力計などで計測して次工程への進行の要否を知るよう
にしてもよい。
停止手順における塗料抜き工程(塗料循環経路Aに対す
るものと、バイパス経路Bに対するものとがある。)、
及び、洗浄工程(塗料循環経路Aに対するものと、バイ
パス経路Bに対するものと、塗料循環経路A及びバイパ
ス経路Bの双方に対するものとがある。)、並びに、復
帰作業用プログラムに基づく装置復帰手順における希釈
液抜き工程(塗料循環経路Aに対するものと、バイパス
経路Bに対するものとがある。)、及び、塗料充填工程
(塗料循環経路Aに対するものと、バイパス経路Bに対
するものとがある。)の各時間は、予め各工程の目的が
達成されるに充分な時間に設定されており、マイクロコ
ンピュータの内部タイマによって計時され、内部タイマ
のタイムアップとともに次の工程に移るようになってい
る。ここで、各工程において配管系統の数カ所に塗料の
濃度センサを設けて濃度センサの出力によって工程の目
的が達成されたか否かを判定してから次の工程に進むこ
とも可能であり、このときにはまた、配管内部の圧力を
圧力計などで計測して次工程への進行の要否を知るよう
にしてもよい。
【0038】以上説明した本実施形態によれば、塗装装
置の停止作業及び復帰作業を自動的に行うようにしてい
るので、停止作業及び復帰作業において人手を煩わせる
ことがなくなるとともに、各作業における各工程におい
て常に充分な効果を得ることができるので、配管内部に
おける塗料の付着、固着、フィラーの堆積、或いは、塗
料濃度の不安定性や再現性の欠如を回避することができ
る。
置の停止作業及び復帰作業を自動的に行うようにしてい
るので、停止作業及び復帰作業において人手を煩わせる
ことがなくなるとともに、各作業における各工程におい
て常に充分な効果を得ることができるので、配管内部に
おける塗料の付着、固着、フィラーの堆積、或いは、塗
料濃度の不安定性や再現性の欠如を回避することができ
る。
【0039】上記実施形態においては、塗装部材として
スプレーガン13を備えた塗装装置について説明した
が、本発明は、スプレーガン以外のディスペンサやロー
ラなどの各種の塗装部材を備えた塗装装置に適用するこ
とができる。また、本発明においては、特に上記実施形
態のようにフィラー入りの塗料に対して大きな効果を奏
するものであるが、本発明はフィラー含有塗料に限ら
ず、種々の塗料を用いることによっても効果を有するも
のである。さらに、上記実施形態ではバイパス経路が構
成されており、各部に弁その他の機能部品を配置してい
るが、本発明はこのような構成に限定されるものではな
く、塗装部材への供給配管系、塗装部材からの回収配管
系、塗装タンクなどを備えたものであればよく、種々の
配管系統を有する塗装装置に適用できるものである。
スプレーガン13を備えた塗装装置について説明した
が、本発明は、スプレーガン以外のディスペンサやロー
ラなどの各種の塗装部材を備えた塗装装置に適用するこ
とができる。また、本発明においては、特に上記実施形
態のようにフィラー入りの塗料に対して大きな効果を奏
するものであるが、本発明はフィラー含有塗料に限ら
ず、種々の塗料を用いることによっても効果を有するも
のである。さらに、上記実施形態ではバイパス経路が構
成されており、各部に弁その他の機能部品を配置してい
るが、本発明はこのような構成に限定されるものではな
く、塗装部材への供給配管系、塗装部材からの回収配管
系、塗装タンクなどを備えたものであればよく、種々の
配管系統を有する塗装装置に適用できるものである。
【0040】また、上記実施形態では、供給配管系によ
り塗装部材に塗料を供給するとともに塗装部材から回収
配管系を介して塗料タンクに戻すようにしており、塗料
を循環させながら塗装を行うように構成されているが、
塗料タンクから塗装部材に塗料を供給配管系により供給
するようになっていればよく、塗装部材若しくは供給配
管系に接続された回収配管系を塗装時に用いないもので
あってもよい。
り塗装部材に塗料を供給するとともに塗装部材から回収
配管系を介して塗料タンクに戻すようにしており、塗料
を循環させながら塗装を行うように構成されているが、
塗料タンクから塗装部材に塗料を供給配管系により供給
するようになっていればよく、塗装部材若しくは供給配
管系に接続された回収配管系を塗装時に用いないもので
あってもよい。
【0041】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、塗
料が供給されている塗装可能状態と、配管内に洗浄液が
流れる洗浄状態との間を自動的に切り換えることができ
るので、稼働していた塗装装置を停止する際或いは停止
していた塗装装置の運転を再開する際に、装置の停止作
業又は復帰作業を容易に行うことができる。
料が供給されている塗装可能状態と、配管内に洗浄液が
流れる洗浄状態との間を自動的に切り換えることができ
るので、稼働していた塗装装置を停止する際或いは停止
していた塗装装置の運転を再開する際に、装置の停止作
業又は復帰作業を容易に行うことができる。
【図1】本発明に係る塗装装置の実施形態の塗装時にお
ける概略構成を示す配管系統図である。
ける概略構成を示す配管系統図である。
【図2】同実施形態における装置停止作業のうちの塗料
循環経路Aに対する塗料抜き工程を示す配管系統図であ
る。
循環経路Aに対する塗料抜き工程を示す配管系統図であ
る。
【図3】同実施形態における装置停止作業のうちのバイ
パス経路Bに対する塗料抜き工程を示す配管系統図であ
る。
パス経路Bに対する塗料抜き工程を示す配管系統図であ
る。
【図4】同実施形態における装置停止作業のうちの塗料
循環経路Aに対する洗浄工程を示す配管系統図である。
循環経路Aに対する洗浄工程を示す配管系統図である。
【図5】同実施形態における装置停止作業のうちのバイ
パス経路Bに対する洗浄工程を示す配管系統図である。
パス経路Bに対する洗浄工程を示す配管系統図である。
【図6】同実施形態における装置停止作業のうちの塗料
循環経路A及びバイパス経路Bの双方に対する洗浄工程
並びに希釈液充填状態を示す配管系統図である。
循環経路A及びバイパス経路Bの双方に対する洗浄工程
並びに希釈液充填状態を示す配管系統図である。
【図7】同実施形態における装置復帰作業のうちの塗料
循環経路Aに対する希釈液抜き工程を示す配管系統図で
ある。
循環経路Aに対する希釈液抜き工程を示す配管系統図で
ある。
【図8】同実施形態における装置復帰作業のうちのバイ
パス経路Bに対する希釈液抜き工程を示す配管系統図で
ある。
パス経路Bに対する希釈液抜き工程を示す配管系統図で
ある。
【図9】同実施形態における装置復帰作業のうちの塗料
循環経路Aに対する塗料充填工程を示す配管系統図であ
る。
循環経路Aに対する塗料充填工程を示す配管系統図であ
る。
【図10】同実施形態における装置復帰作業のうちのバ
イパス経路Bに対する塗料充填工程を示す配管系統図で
ある。
イパス経路Bに対する塗料充填工程を示す配管系統図で
ある。
10 塗料タンク 11,35 導出管 12 供給配管 13 スプレーガン 14 回収配管 15 復帰管 16,31 分岐管 17,32 副復帰管 18,36 導出弁 19 液送ポンプ 20 フィルタ 21 アキュムレータ 22 レギュレータ 23 圧力計 24 回収弁 25,33 復帰弁 26 分岐弁 27 ニードル弁 28,34 副復帰弁 29 エアコンプレッサ 29a エア供給弁 30 洗浄タンク 40 廃液タンク 41 排出管 42 副排出管 43 排出弁 44 副排出弁
Claims (10)
- 【請求項1】 塗料を被塗装物に与えるための塗装部材
と、塗料を収容した塗料タンクと、該塗料タンクから前
記塗装部材へ塗料を供給する供給配管系と、前記塗装部
材若しくは前記供給配管系から前記塗料タンクへ塗料を
回収する回収配管系とを備え、前記塗料タンクから前記
供給配管系を介して前記塗装部材に塗料を供給して塗装
を行うように構成された塗装装置において、 洗浄液を収容し、前記供給配管系及び前記回収配管系に
接続された洗浄液タンクを設け、前記塗料部材に塗料を
供給する塗装可能状態と、前記洗浄液タンク、前記供給
配管系、前記塗装部材及び前記回収配管系に前記洗浄液
を導入する洗浄状態とを外部指令により自動的に若しく
は自動プログラムに基づいて自動的に切換可能に構成し
たことを特徴とする塗装装置。 - 【請求項2】 請求項1において、前記洗浄液は前記塗
料の溶媒若しくは希釈液であることを特徴とする塗装装
置。 - 【請求項3】 請求項1又は請求項2において、前記供
給配管系及び前記塗装部材に気体を供給可能な気体供給
手段を備えていることを特徴とする塗装装置。 - 【請求項4】 請求項3において、前記塗装可能状態に
おいて前記供給配管系及び前記塗装部材に前記気体供給
手段から気体を供給して配管系統内の塗料を排出する塗
料抜き工程と、前記供給配管系及び前記塗装部材に前記
洗浄液タンクから洗浄液を供給して配管系統を洗浄する
洗浄工程とを順次実行するように構成されていることを
特徴とする塗装装置。 - 【請求項5】 請求項3において、前記供給配管系及び
/又は前記回収配管系に接続された廃液タンクを備えて
いることを特徴とする塗装装置。 - 【請求項6】 請求項5において、前記洗浄工程の初期
段階として、洗浄に使用された前記洗浄液を配管系統か
ら前記廃液タンクに排出する段階を設けたことを特徴と
する塗装装置。 - 【請求項7】 請求項3において、配管系統に前記洗浄
液が充填された状態において前記気体供給手段により気
体を供給して前記洗浄液を排出する洗浄液抜き工程と、
前記供給配管系に前記塗料タンクから塗料を供給する塗
料導入工程とを順次実行するように構成されていること
を特徴とする塗装装置。 - 【請求項8】 請求項7において、前記塗料導入工程の
初期段階として、前記供給配管系に導入された塗料を前
記廃液タンクに排出する段階を設けたことを特徴とする
塗装装置。 - 【請求項9】 請求項1から請求項8までのいずれか1
項において、前記供給配管系に接続され、前記塗装部材
を介することなく前記塗装タンク及び前記洗浄タンクに
戻るバイパス経路が構成されていることを特徴とする塗
装装置。 - 【請求項10】 請求項5、請求項6及び請求項8のい
ずれか1項において、前記供給配管系に接続され、前記
塗装部材を介することなく前記塗装タンク、前記洗浄タ
ンク及び前記廃液タンクに戻るバイパス経路が構成され
ていることを特徴とする塗装装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10059993A JPH11253846A (ja) | 1998-03-11 | 1998-03-11 | 塗装装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10059993A JPH11253846A (ja) | 1998-03-11 | 1998-03-11 | 塗装装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH11253846A true JPH11253846A (ja) | 1999-09-21 |
Family
ID=13129213
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10059993A Withdrawn JPH11253846A (ja) | 1998-03-11 | 1998-03-11 | 塗装装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH11253846A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
FR2822725A1 (fr) * | 2001-03-30 | 2002-10-04 | Jean Marie Droniou | Installation pour le stockage et l'application de produit de revetement |
EP2065101A1 (de) * | 2007-11-28 | 2009-06-03 | Siemens Aktiengesellschaft | Lackiermaschine |
WO2015149936A1 (de) * | 2014-04-01 | 2015-10-08 | Eisenmann Se | Beschichtungssystem und verfahren zum beschichten von gegenständen |
CN109382269A (zh) * | 2018-12-29 | 2019-02-26 | 大亚木业(茂名)有限公司 | 一种无醛胶水施胶装置及其使用方法 |
-
1998
- 1998-03-11 JP JP10059993A patent/JPH11253846A/ja not_active Withdrawn
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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US10710108B2 (en) | 2014-04-01 | 2020-07-14 | Eisenmann Se | Coating system and method for coating objects |
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