JPH11253627A - 遊技機 - Google Patents

遊技機

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Publication number
JPH11253627A
JPH11253627A JP10057015A JP5701598A JPH11253627A JP H11253627 A JPH11253627 A JP H11253627A JP 10057015 A JP10057015 A JP 10057015A JP 5701598 A JP5701598 A JP 5701598A JP H11253627 A JPH11253627 A JP H11253627A
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JP
Japan
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special
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value
special symbol
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Pending
Application number
JP10057015A
Other languages
English (en)
Inventor
Kanehisa Watanabe
兼久 渡辺
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toyomaru Industry Co Ltd
Original Assignee
Toyomaru Industry Co Ltd
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Publication date
Application filed by Toyomaru Industry Co Ltd filed Critical Toyomaru Industry Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】遊技内容が新鮮で趣向性が高く、遊技者がいつ
までも興味を持って遊技することが可能な遊技機を提供
する。 【解決手段】パチンコ機1aは、遊技領域2の略中央
に、特別図柄を変動させた後に停止表示可能な特別図柄
表示部3が設けられており、遊技領域2の下方に、普通
図柄を変動させた後に停止表示可能な普通図柄表示部
9、大入賞口7が設けられている。そして、特別図柄表
示部3に「大当たり図柄」が表示された場合には、「大
当たり状態」が生起し、大入賞口7が所定回数だけ断続
的に開成する。また、特別図柄の変動回数を積算計数す
るカウント手段18が設けられており、そのカウント手
段18の積算計数値が規定数に到達した場合には、「大
当たり状態」の生起とは無関係に「変動短縮状態」が生
起し、普通図柄および特別図柄の変動時間が通常時に比
べて短くなる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、パチンコ機、スロ
ットマシーン等の遊技機に関するものである。
【0002】
【従来の技術】遊技機の一例であるパチンコ機として、
いわゆる図柄合わせタイプのパチンコ機が知られてい
る。かかる図柄合わせタイプのパチンコ機は、たとえ
ば、複数の図柄を表示可能な普通図柄表示部および特別
図柄表示部と、開成可能な普通電動役物および大入賞口
と、変動入賞領域とが設置されており、変動入賞領域へ
の遊技球の入賞等の所定条件が満たされた場合に、普通
図柄表示部に表示された普通図柄が変動を開始し、所定
時間後に停止表示となり、停止表示となった新たな普通
図柄が予め設定された「当たり図柄」(たとえば、
「7」)である場合に、普通電動役物が開成するととも
に、普通電動役物に遊技球が入賞した場合に、特別図柄
表示部に表示された特別図柄が変動を開始し、所定時間
後に停止表示となり、停止表示となった特別図柄が予め
設定された「大当たり図柄」(たとえば、「7,7,
7」)である場合には、遊技者にとって有利な特別遊技
状態である「大当たり状態」が生起し、大入賞口が、所
定時間あるいは所定個数の遊技球の入賞を検出するまで
の開成を、所定回数だけ断続的に繰り返すように構成さ
れている。また、図柄合わせタイプのパチンコ機の中に
は、所定条件が満たされた場合(たとえば、特定の「大
当たり図柄」が表示されて「大当たり状態」が生起した
場合)に、「大当たり状態」の終了後に、有利状態であ
る「変動短縮状態」が生起して、特別図柄が所定回数変
動するまでの間、普通図柄や特別図柄の変動時間が通常
時よりも短くなるものもある。「変動短縮状態」におい
ては、一定時間当たりの「大当たり状態」の生起確率が
増大するとともに、一定時間当たりの遊技球の消費量が
減少するため、遊技者にとって非常に有利である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の図柄合わせタイプのパチンコ機は、「大当たり状
態」が終了した後のみに「変動短縮状態」が生起すると
ともに、その「変動短縮状態」の価値(「変動短縮状
態」の生起期間、すなわち、「変動短縮状態」を続行す
る特別図柄の所定変動回数)が、「大当たり」を生起さ
せるまでに多くの遊技球を消費した場合と、多くの遊技
球を消費しなかった場合とで、全く同一で、かつ常に一
定であるため、遊技内容に新鮮味がなく、遊技者に飽き
られ易い、という欠点があった。
【0004】本発明の目的は、上記従来の図柄合わせタ
イプのパチンコ機が有する課題を解消し、遊技内容が新
鮮で趣向性が高く、遊技者がいつまでも興味を持って遊
技することが可能な遊技機を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明の内、請求項1に
記載された発明の構成は、複数の普通図柄を表示可能な
普通図柄表示部と、複数の特別図柄を表示可能な特別図
柄表示部と、普通電動役物と、大入賞口と、変動入賞領
域とが設けられており、変動入賞領域へ遊技球が入賞し
た場合に、普通図柄表示部に表示された普通図柄が変動
を開始し、所定時間後に停止表示となり、停止表示とな
った普通図柄が所定の当たり図柄である場合に、普通電
動役物が開成するとともに、普通電動役物へ遊技球が入
賞した場合に、特別図柄表示部に表示された特別図柄が
変動を開始し、所定時間後に停止表示となり、停止表示
となった特別図柄が所定の大当たり図柄である場合に、
特別遊技状態が生起し、大入賞口が開成する遊技機であ
って、前記特別図柄の変動回数を積算計数するカウント
手段が設けられており、そのカウント手段の計数値が所
定の数値に到達した場合に有利状態が生起することにあ
る。
【0006】請求項2に記載された発明の構成は、請求
項1に記載された発明において、有利状態の価値を無作
為に決定する価値決定手段が設けられていることにあ
る。
【0007】請求項3に記載された発明の構成は、請求
項1に記載された発明、請求項2に記載された発明にお
いて、生起した有利状態が終了した時点から次回の有利
状態が生起するまでの期間を無作為に決定する期間決定
手段が設けられていることにある。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、本発明の遊技機の一実施形
態であるパチンコ機を、図面に基いて詳細に説明する。
【0009】[実施例1]図1は、パチンコ機1aの正
面を示したものであり、パチンコ機1aの正面の中央よ
りやや上方にはほぼ円形の遊技領域2が設けられてい
る。そして、遊技領域2の下方には、供給皿14と貯留
皿16とが上下に連設されており、貯留皿16の右サイ
ドには、発射ハンドル15が突設されている。また、遊
技領域2の中央上部には、特別図柄表示部3が設けられ
ている。特別図柄表示部3は、1枚の液晶板によって形
成されており、液晶画面中の左表示部位10、右表示部
位11、中表示部位12の各表示部位に、一桁の数字や
一文字のアルファベット等(たとえば、「0」〜
「9」、「A」〜「F」)の所定種類の特別図柄を表示
することができるようになっている。特別図柄表示部3
の下側には、チューリップ形状の普通電動役物4が設け
られている。
【0010】普通電動役物4の両サイドには、それぞ
れ、変動入賞領域である左ゲート5および右ゲート6が
設けられており、普通電動役物4の下側には、扉が前方
へ開閉する形状の大入賞口7、電飾ランプ8、8等が配
設されている。図2は、大入賞口7を拡大して示したも
のであり、大入賞口7の内部には載置部13が設けられ
ており、開成中にその載置部13に1個の遊技球を載置
できるようになっている。そして、載置部13に遊技球
が載置された状態で閉成した場合には、載置部13に載
置されている遊技球が大入賞口7の後方に設けられた特
定領域(図示せず)を通過するようになっている。ま
た、大入賞口7の下側には、普通図柄表示部9が設けら
れている。普通図柄表示部9は、7セグメントのLED
板によって形成されており、そのLED板に、一桁の数
字や記号等の所定種類の普通図柄を表示することができ
るようになっている。一方、図1に示されるように、遊
技領域2内部の両サイドには、複数のLEDを内蔵した
サイドランプ26,26が設置されている。なお、遊技
領域2には、それらの他にも種々の入賞口、風車、およ
び多数の障害釘等が設けられている。また、左ゲート
5、右ゲート6、および普通電動役物4、大入賞口7等
の入賞口の内部には、遊技球の入賞を検出する遊技球検
出装置が設けられている。
【0011】一方、パチンコ機1aには、普通図柄の
「当たり」を決定するaカウンタ、普通図柄の「はずれ
図柄」を決定するbカウンタ、「大当たり」の生起を決
定するcカウンタ、特別図柄の「大当たり図柄」を決定
するdカウンタ、特別図柄表示部3に「はずれ図柄」を
表示する場合における各表示部位に表示する図柄(左図
柄、右図柄、中図柄)を決定するe〜gカウンタ等のル
ープカウンタ、および、後述する「変動短縮状態」の期
間を制限・管理するjカウンタ等の積算カウンタ等の各
種カウンタが内蔵されている。また、パチンコ機1aに
は、特別図柄の変動回数を積算計数するカウント手段で
あるiカウンタ(積算カウンタ)、「変動短縮状態」の
価値(期間)を決定する価値決定手段であるhカウンタ
(ループカウンタ)も内蔵されている。
【0012】各ループカウンタは、電源投入時から所定
の規則に従って所定の数値の間をごく短時間のうちに1
ずつ加算しながらループカウント(最大値の次には最小
値に戻る)するようになっており、aカウンタは、0〜
99(100通り)の間を、bカウンタは、0,1(2
通り)の間を、cカウンタは、0〜234(235通
り)の間を、dカウンタは、0〜15(16通り)の間
を、eカウンタは、0〜15(16通り)の間を、hカ
ウンタは、0〜2(3通り)の間を、それぞれループカ
ウントするようになっている。また、fカウンタは、0
〜15(16通り)の間を、eカウンタの数値が15か
ら0になる毎に1ずつ加算しながらループカウントする
ようになっており、gカウンタは、0〜15(16通
り)の間を、fカウンタが15から0になる毎に1ずつ
加算しながらループカウントするようになっている。さ
らに、iカウンタ、jカウンタ等の積算カウンタは、0
から1ずつ加算カウント、あるいは所定数から1ずつ減
算カウントするようになっている。
【0013】図3は、パチンコ機1aの制御機構を示し
たものであり、普通図柄表示部9、特別図柄表示部3、
大入賞口7等の各種の入賞装置および左ゲート5、右ゲ
ート6等のゲートに内蔵された遊技球検出装置24、各
種の入賞装置を開閉作動させるためのソレノイド等の作
動装置27、ループカウンタ(a〜gカウンタ)21、
積算カウンタ(iカウンタ)29、各種の電飾ランプ
8、カウント手段18、価値決定手段19等が、インタ
ーフェイス23を介して、制御装置(CPU)17に接
続された状態になっている。そして、制御装置17に接
続された記録手段25(たとえば、ROMディスク)の
中には、図4の如きbカウンタの数値と対応した「はず
れ図柄」、図5の如きdカウンタの数値と対応した「大
当たり図柄」、図6の如きe〜gカウンタの数値と対応
した左図柄・右図柄・中図柄等が記録されている。
【0014】以下、パチンコ機1aの作動内容について
説明する。
【0015】遊技者等によって発射ハンドル15が回動
操作された場合には、発射装置(図示せず)によって、
遊技球が遊技領域2に打ち込まれる。打ち込まれた遊技
球が各種入賞口に入賞した場合には、賞品球として、所
定数の遊技球が、賞品球払出装置(図示せず)によって
払い出される。また、遊技領域2に打ち込まれた遊技球
が、左ゲート5あるいは右ゲート6を通過した場合に
は、普通図柄表示部9に表示された普通図柄が変動を開
始すると同時に、遊技球が左ゲート5または右ゲート6
を通過した瞬間のaカウンタの数値が、その回の普通図
柄の「当たり判定」用の判定データとして記憶される。
そして、普通図柄の変動開始と同時に、記憶されている
判定データが取り出され、普通図柄の「当たり判定」が
行われる。判定データが所定の10通りの数値である場
合には「当たり」となり、その他の場合(90通り)に
は「はずれ」となる(すなわち、「当たり」となる確率
は10/100である)。「当たり判定」の結果、「当
たり」と判定された場合には、普通図柄の変動開始から
約29秒後に、普通図柄表示部9に所定の図柄(たとえ
ば、「7」、以下「当たり図柄」という)が表示される
とともに、普通電動役物4が約0.5秒間開成する。な
お、普通電動役物4は、閉成時においても、開成時に比
べて低い確率ではあるが、遊技球が入賞可能になってい
る。また、「はずれ」と判定された場合には、その瞬間
のbカウンタの数値に応じて、「当たり図柄」以外の
「はずれ図柄」(図4参照)が、新たな普通図柄とし
て、普通図柄の変動開始から約29秒後に、普通図柄表
示部9に表示される。普通図柄の変動中、または普通電
動役物4の開成中に遊技球が左ゲート5または右ゲート
6を通過したときは、次回以降に普通図柄を変動させる
始動記憶として最高4個まで記憶される。
【0016】一方、特別図柄表示部3の左表示部位1
0、右表示部位11、中表示部位12の各表示部位に表
示された左図柄・右図柄・中図柄は、電源投入時におい
ては、それぞれ、所定の図柄(たとえば「0」、
「2」、「1」)になっているが、開成中あるいは閉成
中の普通電動役物4に遊技球が入賞した場合には、その
入賞が普通電動役物4に内蔵された遊技球検出装置24
により検出され、制御装置17から特別図柄表示部3に
図柄変動開始信号が送信されることによって、変動を開
始する。各特別図柄の変動は、特別図柄表示部3の液晶
画面中の左表示部位10、右表示部位11、中表示部位
12の各表示部位において、一桁の数字や一文字のアル
ファベット等の所定種類の図柄が上から下へ移動する動
画を表示することによって行われる。
【0017】また、遊技球が普通電動役物4に入賞した
場合には、各特別図柄が変動を開始すると同時に、cカ
ウンタによって「大当たり抽選」が実行される。なお、
特別図柄の変動中あるいは後述する「大当たり状態」中
に遊技球が普通電動役物4に入賞したときは、次回以降
に特別図柄を変動させる始動記憶として最高4個まで記
憶され、その個数だけ特別図柄表示部3上方のメモリー
ランプ28,28・・が点灯する。「大当たり抽選」
は、普通電動役物4に入賞した遊技球が遊技球検出装置
24によって検出された瞬間に、cカウンタがループカ
ウントしている数値(0〜234)の中から1つの数値
を選択することによって行われる。そして、「大当たり
抽選」が行われた後には、その結果が判定され、cカウ
ンタが所定の数値(たとえば、0)を選択したと判断さ
れた場合には「大当たり」となり、所定の数値以外の数
値を選択したと判断された場合には「はずれ」となる。
したがって、「大当たり」の生起確率は1/235であ
る。
【0018】「大当たり」となった場合には、その瞬間
のdカウンタの値に対応した「大当たり図柄」(すなわ
ち、「0,0,0」〜「9,9,9」、「A,A,A」
〜「F,F,F」の16通りの図柄、図5参照)が、特
別図柄表示部3に表示される。そして、特別図柄表示部
3に「大当たり図柄」が表示された場合には、「大当た
り状態」が生起する。一方、「はずれ」となった場合に
は、図柄変動を行った後、記憶されているe〜gカウン
タの値に対応した図柄(図6参照)を、特別図柄表示部
3に表示する。ただし、記憶されているe〜gカウンタ
の値が「大当たり図柄」に相当する組合せである場合に
は、gカウンタのみ記憶された値から1を減算し、その
値に対応した図柄を表示するようにする(たとえば、
「はずれ」と判定された場合であって、eカウンタ=
1,fカウンタ=1,gカウンタ=1と記憶されている
場合には、左図柄、右図柄、中図柄として特別図柄表示
部3に「1,1,0」の「はずれ図柄」が表示され
る)。なお、特別図柄は、後述する「変動短縮状態」以
外の通常の場合においては、約4.3秒間高速変動を続
けた後に低速変動となり約10秒後に停止表示となる。
また、「大当たり図柄」を表示する場合であっても「は
ずれ図柄」を表示する場合であっても、図柄の表示は、
各表示部位で変動している図柄が左表示部位10、右表
示部位11、中表示部位12の順で連続的に停止表示と
なる態様で行われ、先に停止表示となった2つの図柄
(すなわち、左図柄、右図柄)が同一である場合には、
遊技者の「大当たり」生起に対する期待感を高める目的
から、残りの中図柄が、先に停止表示となった2つの図
柄が非同一の場合と異なる「リーチ表示態様」で変動し
た後に停止表示となる。
【0019】「大当たり状態」が生起すると、所定の電
飾ランプが点滅し、効果音が発生して、雰囲気が盛り上
げられるとともに、大入賞口7が、25秒間、あるいは
9個の遊技球の入賞を検出するまで開成する。そして、
大入賞口7の開成中に、載置部13に遊技球が載置さ
れ、大入賞口7が閉成する際に載置部13に載置された
遊技球が特定領域を通過した場合には、大入賞口7が閉
成してから約10秒後に再度開成する(すなわち、大入
賞口7の開成時に遊技球が載置部13に載置されると大
入賞口7は断続的に開成動作を繰り返す)。なお、載置
部13はきわめて遊技球が載置され易い形状になってい
るため、大入賞口7の閉成時に遊技球が特定領域を通過
しないという事態はほとんど生じない。また、「大当た
り状態」中においては、大入賞口7は最高16回断続的
に開成する。
【0020】また、パチンコ機1aは、電源投入時か
ら、「変動短縮状態」を生起させるか否かを判定するた
めの「判定プログラムA」、および「変動短縮状態」を
生起させる場合の「変動短縮状態」の価値(期間)を決
定するための「価値決定プログラム」を繰り返し実行す
る。図7は、「判定プログラムA」を示したものであ
り、このプログラムにおいては、まず、ステップ(以
下、単にSで示す)1で、電源投入された直後であるか
否かが判断され、YESと判断された場合には、S2
で、カウント手段18であるiカウンタが“100”に
セットされた後に、S3が実行される。一方、S1でN
Oと判断された場合には、S2が実行されることなくS
3が実行される。
【0021】S3では、特別図柄表示部3において特別
図柄が変動を停止したか否かが判断され、YESと判断
された場合には、S4で、iカウンタの数値に“1”が
積算された後にS5が実行され、iカウンタの数値が
“150”以上であるか否か判断される。一方、S3で
NOと判断された場合(すなわち、特別図柄が変動して
いないと判断された場合、特別図柄がまだ変動中である
と判断された場合)には、再度S1が実行される。
【0022】そして、S5で、YESと判断された場合
には、S6で、iカウンタの数値が“0”にリセットさ
れた後に、S7で、「変動短縮状態」の価値(期間)を
決定するため「価値決定プログラム」が実行される。
【0023】図8は、「価値決定プログラム」を示した
ものであり、このプログラムにおいては、まず、上記
「判定プログラム」のS6でiカウンタの数値が“0”
にリセットされた瞬間に、S21で、価値決定手段19
であるhカウンタがループカウントしている0〜2の数
値の中からランダムに1つの数値を選択する。そして、
次のS22では、選択されたhカウンタの数値が“0”
であるか否が判断され、YESと判断された場合には、
S23が実行され、jカウンタの数値が“10”に設定
される。一方、S22でNOと判断された場合(すなわ
ち、hカウンタの数値が“0”でないと判断された場
合)には、S24が実行される。S24では、選択され
たhカウンタの数値が“1”であるか否が判断され、Y
ESと判断された場合には、S25が実行され、jカウ
ンタの数値が“30”に設定される。一方、S24でN
Oと判断された場合(すなわち、hカウンタの数値が
“1”でないと判断された場合)には、S26が実行さ
れ、jカウンタの数値が“50”に設定される。したが
って、hカウンタの選択した数値が0,1,2である場
合には、hカウンタの数値が、それぞれ、10,30,
50に設定される。
【0024】そして、jカウンタの数値が10,30,
50のいずれかの数値に決定された後には、「判定プロ
グラムA」におけるS37で、「変動短縮状態」が生起
し、特別図柄がjカウンタに記録されている数値と同じ
回数だけ変動するまで、普通図柄および特別図柄の変動
時間が短縮される。「変動短縮状態」においては、遊技
球が左ゲート5、あるいは右ゲート6を通過すると、約
5.2秒のタイマーがセットされ、そのタイマーの残り
時間だけ普通図柄が変動する。また、普通電動役物4へ
遊技球が入賞すると、約4.2秒のタイマーがセットさ
れ、タイマー残時間プラス約0.1秒間だけ特別図柄が
変動する。かかる如く、「変動短縮状態」においては普
通図柄の変動時間が短縮されるため、通常時に比べ一定
時間あたりの普通電動役物4の開成回数が多くなり、遊
技球が普通電動役物4へ入賞し易くなる。したがって、
獲得できる賞品球の数が多くなるので、通常時に比べて
遊技者の有している遊技球の消費が穏やかになる。さら
に、普通図柄および特別図柄の変動時間が短縮され、特
別図柄が頻繁に変動することになるので、通常時に比べ
て一定時間あたりの「大当たり」生起の確率が増大す
る。このため、遊技者にとって有利である。
【0025】なお、パチンコ機1aは、裏面に設定手段
(図示せず)が設けられており、「価値決定プログラ
ム」において選択されるhカウンタの値とjカウンタに
加算される数値との関係を任意に設定でき、出球調整等
を行い易いようになっている。また、「変動短縮状態」
においては、特別図柄表示部3の液晶画面の一部に、
「変動短縮状態」を続行する残りの特別図柄の変動回数
(すなわち、jカウンタの数値)が表示され、遊技者に
対して報知される。
【0026】上記のように、パチンコ機1aは、カウン
ト手段であるiカウンタが設けられており、「判定プロ
グラムA」、「価値決定プログラム」の実行により、i
カウンタが特別図柄の変動回数を積算計数し、その積算
計数値が規定回数に到達した場合に、「大当たり状態」
の生起とは無関係に「変動短縮状態」を生起させるよう
になっている。したがって、パチンコ機1aは、非常に
趣向性が高く、遊技者は、「大当たり」生起か否かを決
定する特別図柄の変動・停止表示ばかりに関心を寄せる
ことなく、「大当たり状態」の生起とは無関係に生起す
る「変動短縮状態」にも大きな関心を寄せ、いわば、2
通りの楽しさを味わうことができる。
【0027】また、パチンコ機1aは、価値決定手段で
あるhカウンタが設けられており、hカウンタにランダ
ムに(無作為に)数値を選択させることによって、iカ
ウンタの積算計数値が規定回数に到達する毎に、生起さ
せる「変動短縮状態」の価値(期間、すなわち、「変動
短縮状態」を続行する特別図柄の変動回数)を決定する
ようになっている。したがって、遊技者は、「変動短縮
状態」の価値(期間)がどの程度になるかという点にも
大きな関心を寄せることとなるので、いつまでも飽きる
ことなく興味を持って遊技をし続けることができる。
【0028】加えて、パチンコ機1aは、「判定プログ
ラムA」の実行によって、電源投入後最初に「変動短縮
状態」が生起する場合に限って、特別図柄が50回のみ
変動することによって「変動短縮状態」が生起する(そ
れ以外の場合は、特別図柄が少なくとも150回以上変
動しなければ「変動短縮状態」が生起しない)。したが
って、パチンコ機1aは、電源投入直後が遊技者にとっ
て有利であるので、パチンコホールに設置した場合に
は、開店直後に遊技者が集まり易くなる。このため、パ
チンコホールの経営上においても好適である。
【0029】[実施例2]図13は、実施例2のパチン
コ機1bの制御機構を示したものであり、パチンコ機1
bには、生起した「変動短縮状態」が終了した時点から
次回の「変動短縮状態」が生起するまでの期間を決定す
るための期間決定手段20であるkカウンタ(ループカ
ウンタ)、および、期間決定手段であるkカウンタによ
って決定された「変動短縮状態」の期間を制限・管理す
るmカウンタ(積算カウンタ)が内蔵されている。そし
て、kカウンタは、パチンコ機1bへの電源投入時か
ら、0〜2(3通り)の間を、ごく短時間のうちに1ず
つ加算しながらループカウントするようになっている。
なお、パチンコ機1bのその他の構成は、実施例1のパ
チンコ機1aの構成と同様である。かかるパチンコ機1
bは、電源投入時から、「判定プログラムB」、および
「価値決定プログラム」を繰り返し実行するとともに、
生起した「変動短縮状態」が終了した時点から次回の
「変動短縮状態」が生起するまでの期間を決定するため
の「期間決定プログラム」を繰り返し実行する。
【0030】図9は、「判定プログラムB」を示したも
のであり、このプログラムにおいては、まず、S1で、
電源投入された直後であるか否かが判断され、YESと
判断された場合には、S9で、iカウンタが“0”にセ
ットされ、mカウンタが“50”にセットされた後に、
S3が実行される。一方、S1でNOと判断された場合
には、S2が実行されることなくS3が実行される。S
3では、特別図柄表示部3における特別図柄の変動が停
止したか否かが判断され、YESと判断された場合に
は、S4で、iカウンタの数値に“1”が積算された後
にS10が実行され、iカウンタの数値がmカウンタの
数値以上であるか否か判断される。一方、S3でNOと
判断された場合には、再度S1が実行される。
【0031】そして、S10で、YESと判断された場
合(すなわち、iカウンタの数値がmカウンタの数値以
上であると判断された場合)には、S6で、iカウンタ
の数値が“0”にリセットされた後に、S11で、「期
間決定プログラム」が実行される。
【0032】図10は、「期間決定プログラム」を示し
たものであり、このプログラムにおいては、まず、上記
「判定プログラムB」のS6でiカウンタの数値が
“0”にリセットされた瞬間に、S31で、期間決定手
段20であるkカウンタがループしている0〜2の数値
の中からランダムに1つの数値を選択する。そして、次
のS32では、選択されたkカウンタの数値が“0”で
あるか否かが判断され、YESと判断された場合には、
S33が実行され、mカウンタの数値が“50”に設定
される。一方、S32でNOと判断された場合(すなわ
ち、kカウンタの数値が“0”でないと判断された場
合)には、S34が実行される。S34では、選択され
たkカウンタの数値が“1”であるか否が判断され、Y
ESと判断された場合には、S35が実行され、mカウ
ンタの数値が“100”に設定される。一方、S34で
NOと判断された場合(すなわち、kカウンタの数値が
“2”であると判断された場合)には、S36が実行さ
れ、mカウンタの数値が“200”に設定される。した
がって、kカウンタの選択した数値が0,1,2である
場合には、mカウンタの数値が、それぞれ、50,10
0,200に設定される。
【0033】さらに、mカウンタの数値が50,10
0,200のいずれかの数値に決定されるのと略同時
に、「判定プログラムB」におけるS7で、パチンコ機
1aと同様に「価値決定プログラム」が実行され、jカ
ウンタの数値が、それぞれ、10,30,50に設定さ
れる。そして、jカウンタの数値が10,30,50の
いずれかの数値に決定された後には、「判定プログラム
B」におけるS37で、「変動短縮状態」が生起し、特
別図柄がjカウンタに記録されている数値と同じ回数だ
け変動するまで、普通図柄および特別図柄の変動時間が
短縮される。
【0034】上記のように、パチンコ機1bも、パチン
コ機1aと同様に、カウント手段であるiカウンタが設
けられており、「判定プログラムB」、「価値決定プロ
グラム」の実行により、iカウンタが特別図柄の変動回
数を積算計数し、その積算計数値が規定回数に到達した
場合に、「大当たり状態」の生起とは無関係に「変動短
縮状態」を生起させるようになっている。したがって、
パチンコ機1bも、パチンコ機1aと同様に、非常に趣
向性が高く、遊技者は、「大当たり」生起か否かを決定
する特別図柄の変動・停止表示ばかりに関心を寄せるこ
となく、「大当たり状態」の生起とは無関係に生起する
「変動短縮状態」にも大きな関心を寄せ、いわば、2通
りの楽しさを味わうことができる。また、パチンコ機1
bも、価値決定手段であるhカウンタが設けられてお
り、hカウンタにランダムに(無作為に)数値を選択さ
せることによって、iカウンタの積算計数値が規定回数
に到達する毎に、生起させる「変動短縮状態」の価値を
決定するようになっている。したがって、遊技者は、
「変動短縮状態」の価値がどの程度になるかという点に
も大きな関心を寄せることとなるので、いつまでも飽き
ることなく興味を持って遊技をし続けることができる。
【0035】さらに、パチンコ機1bは、期間決定手段
であるkカウンタが設けられており、「判定プログラム
B」、「期間決定プログラム」の実行により、kカウン
タにランダムに(無作為に)数値を選択させることによ
って、iカウンタの積算計数値が規定回数に到達する毎
に、生起した「変動短縮状態」が終了した時点から次回
の「変動短縮状態」が生起するまでの期間(すなわち、
次回の「変動短縮状態」が生起するために必要な特別図
柄の変動回数(すなわち、mカウンタの数値))を決定
するようになっている。したがって、パチンコ機1bに
よれば、遊技者は、いつ生起するか分からない「変動短
縮状態」に関心を寄せつつ、いつまでも興味を持って遊
技をし続けることができる。
【0036】なお、本発明の遊技機の構成は、上記実施
形態の態様に何ら限定されるものではなく、各種入賞
口、特別図柄表示部、普通電動役物、各種ゲート、大入
賞口、電飾ランプ、普通図柄表示部、供給皿、発射ハン
ドル、貯留皿、制御装置、カウント手段、価値決定手
段、期間決定手段、各種ループカウンタ、積算カウン
タ、タイマ、インターフェイス、入賞球検出装置、記録
手段等の形状・構造・機能・設置態様(設置位置、設置
個数等)等、障害釘の配置、普通図柄・特別図柄の表示
態様、「大当たり図柄」・「当たり図柄」の種類、「大
当たり」・「当たり」の生起確率、普通図柄・特別図柄
の変動時間、普通電動役物の開成時間、「大当たり抽
選」の方法、特別遊技状態の内容(「大当たり状態」に
おける大入賞口の開成回数、開成時間、再開成するまで
の時間間隔等)、有利状態の内容(「変動状態」におけ
る特別図柄・普通図柄の変動時間、変動態様等)、「判
定プログラム」・「価値決定プログラム」・「期間決定
プログラム」の内容等の構成を、本発明の趣旨を逸脱し
ない範囲で、必要に応じて適宜変更できる。
【0037】たとえば、パチンコ機は、遊技球が所定の
ゲートを通過した場合に普通図柄を変動させるものに限
定されず、遊技球が所定の入賞口に入賞した場合に普通
図柄を変動させるものや、遊技球が所定のゲートを通過
した場合あるいは所定の入賞口に入賞した場合に特別図
柄が変動するものでも良い。加えて、普通図柄や特別図
柄が常時変動しており、遊技球が所定のゲートを通過し
た場合あるいは所定の入賞口に入賞した場合に、それら
の特別図柄や普通図柄が停止表示となるものでも良い。
また、特別柄表示部に3つの図柄表示部位が設けられた
ものに限定されず、2つあるいは4つ以上の図柄表示部
位が設けられており、それらの各表示部位に表示された
特別図柄が所定の組合せとなった場合に「大当たり状
態」が生起するものや、図柄表示部位が設けられておら
ず、所定の1つの特別図柄が表示された場合等に「大当
たり状態」が生起するものでも良い。
【0038】さらに、パチンコ機は、「変動短縮状態」
中に、「変動短縮状態」を制限・管理する積算カウンタ
(jカウンタ)の数値(すなわち、設定された「変動短
縮状態」の期間)あるいは残りの「変動短縮状態」の期
間を、特別図柄表示部の表示画面や別途設けられた表示
窓に表示するように構成することも可能である。かかる
構成を採用した場合には、遊技者は、設定された「変動
短縮状態」の期間や残りの「変動短縮状態」の期間を瞬
時に把握することができるようになるため、パチンコ機
の趣向性が一層向上する。
【0039】また、パチンコ機は、実行される「判定プ
ログラム」を、図11の如く変更することも可能であ
る。この「判定プログラムC」においては、「判定プロ
グラムA」と同様に、S1〜S3が実行されるが、S3
でYESと判断された場合には、S8が実行され、「大
当たり状態」が生起したか否か判断される。そして、N
Oと判断された場合にのみ、S4,S5が実行され、Y
ESと判断された場合には、S4,S5が実行されるこ
となく、S6,S7・・が実行される。したがって、
「判定プログラム」を「判定プログラムC」の如く変更
した場合には、パチンコ機は、「大当たり状態」の生起
とは無関係に「変動短縮状態」が生起するとともに、
「大当たり状態」終了後に必ず「変動短縮状態」が生起
するものとなるので、パチンコ機の趣向性は一段と向上
する。また、かかる如く構成した場合には、パチンコ機
は、「大当たり状態」が生起した場合には、カウント手
段であるiカウンタの積算計数値が“0”にリセットさ
れるものとなるため、「大当たり状態」終了後に生起し
た「変動短縮状態」が終了してから短期間のうちに再度
「変動短縮状態」が生起する、というような、遊技者に
とって有利な状態が立て続けに生起する事態が防止され
る。したがって、パチンコ機は、出球調整が容易なもの
となる。
【0040】さらに、パチンコ機は、実行される「価値
決定プログラム」を、図12の如く変更することも可能
である。この「価値決定プログラムB」においては、上
記実施形態の「価値決定プログラム」と同様に、S21
が実行され、「判定プログラム」のS6において、カウ
ント手段であるiカウンタが“0”にリセットされた瞬
間に、価値決定手段であるhカウンタが、ループしてい
る0〜2の数値の中からランダムに(無作為に)1つの
数値を選択する。そして、次のS27では、選択された
hカウンタの数値が“2”であるか否が判断され、YE
Sと判断された場合にのみ、jカウンタの数値が“5
0”に設定されて「変動短縮状態」が生起し、NOと判
断された場合には、「変動短縮状態」が生起しない。か
かる構成を採用した場合には、カウント手段であるiカ
ウンタの積算計数値が規定数に到達しても「変動短縮状
態」が生起しない事態が生じ得るため、パチンコ機の遊
技内容がよりスリリングで趣向性の高いものとなる、と
いうメリットがある。
【0041】一方、パチンコ機は、有利状態が、特別図
柄および普通図柄の変動時間が短縮される「変動短縮状
態」であるものに限定されず、「普通図柄の変動時間が
所定時間より短い状態」であるもの、「特別図柄の変動
時間が所定時間より短い状態」であるもの、「当たりの
生起確率(普通図柄表示部に当たり図柄が表示される確
率)が高い状態」であるもの、「大当たりの生起確率
(特別図柄表示部に大当たり図柄が表示される確率)が
高い状態」であるもの等に変更することも可能である。
かかる構成を採用した場合であっても、パチンコ機は、
上記実施形態のパチンコ機と同様に、趣向性の高いもの
となる。
【0042】加えて、価値決定手段や期間決定手段は、
hカウンタやkカウンタの如きループカウンタに限定さ
れず、たとえば、所定時間内に所定領域を通過した遊技
球の個数によって、「有利状態の価値」や「生起した有
利状態が終了した時点から次回の有利状態が生起するま
での期間」を決定する手段等の他の手段を採用すること
も可能である。加えて、価値決定手段や期間決定手段に
よる「有利状態の価値」や「生起した有利状態が終了し
た時点から次回の有利状態が生起するまでの期間」の決
定方式も、何ら限定されるものではない。
【0043】なお、上記実施形態においては、本発明の
遊技機を、いわゆる第1種のパチンコ機に応用した一例
について説明したが、本発明の遊技機は、その他の形式
のパチンコ機(たとえば、いわゆる第3種のパチンコ
機)やテレビゲーム等に応用することも可能である。
【0044】
【発明の効果】請求項1に記載された発明の遊技機は、
特別図柄の変動回数を積算計数するカウント手段が設け
られており、そのカウント手段の計数値が所定の数値に
到達すると、特別遊技状態の生起とは無関係に有利状態
が生起するため、趣向性が高い。したがって、請求項1
に記載された発明の遊技機によれば、遊技者は、特別遊
技状態生起か否かを決定する特別図柄の変動・停止表示
ばかりに関心を寄せることなく、特別遊技状態の生起と
は無関係に生起する有利状態にも大きな関心を寄せ、い
わば、2通りの楽しさを味わうことができる。
【0045】請求項2に記載された発明の遊技機は、価
値決定手段が設けられており、特別遊技状態の生起とは
無関係に生起する「変動短縮状態」の価値が無作為に決
定されるので、趣向性が非常に高い。したがって、請求
項2に記載された発明の遊技機によれば、遊技者は、
「変動短縮状態」の価値がどの程度になるかという点に
も大きな関心を寄せることとなるので、いつまでも飽き
ることなく興味を持って遊技をし続けることができる。
【0046】請求項3に記載された発明の遊技機は、期
間決定手段が設けられており、生起した有利状態が終了
した時点から次回の有利状態が生起するまでの期間が無
作為に決定されるので、趣向性がきわめて高い。したが
って、請求項3に記載された発明の遊技機によれば、遊
技者は、いつ生起するか分からない有利状態に関心を寄
せつつ、いつまでも興味を持って遊技をし続けることが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例1のパチンコ機を示す説明図である。
【図2】大入賞口を示す説明図である。
【図3】パチンコ機の制御機構を示す説明図である。
【図4】bカウンタの数値と対応した「はずれ図柄」を
示す説明図である。
【図5】dカウンタの数値と対応した「大当たり図柄」
を示す説明図である。
【図6】e〜gカウンタの数値と対応した左図柄・右図
柄・中図柄を示す説明図である。
【図7】パチンコ機の作動内容を示すフローチャートで
ある。
【図8】パチンコ機の作動内容を示すフローチャートで
ある。
【図9】パチンコ機の作動内容を示すフローチャートで
ある。
【図10】パチンコ機の作動内容を示すフローチャート
である。
【図11】パチンコ機の作動内容を示すフローチャート
である。
【図12】パチンコ機の作動内容を示すフローチャート
である。
【図13】パチンコ機の制御機構を示す説明図である。
【符号の説明】
1・・パチンコ機、2・・遊技領域、3・・特別図柄表
示部、4・・普通電動役物、5・・左ゲート、6・・右
ゲート、7・・大入賞口、8・・電飾ランプ、9・・普
通図柄表示部、10・・左図柄、11・・右図柄、12
・・中図柄、13・・載置部、14・・供給皿、15・
・発射ハンドル、16・・貯留皿、17・・制御装置、
18・・カウント手段(iカウンタ)、19・・価値決
定手段(hカウンタ)、20・・期間決定手段(kカウ
ンタ)、21・・ループカウンタ、22・・タイマ、2
3・・インターフェイス、24・・遊技球検出装置、2
5・・記録手段、26・・サイドランプ、27・・作動
装置、28・・メモリーランプ、29・・積算カウン
タ。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の普通図柄を表示可能な普通図柄表
    示部と、複数の特別図柄を表示可能な特別図柄表示部
    と、普通電動役物と、大入賞口と、変動入賞領域とが設
    けられており、変動入賞領域へ遊技球が入賞した場合
    に、普通図柄表示部に表示された普通図柄が変動を開始
    し、所定時間後に停止表示となり、停止表示となった普
    通図柄が所定の当たり図柄である場合に、普通電動役物
    が開成するとともに、普通電動役物へ遊技球が入賞した
    場合に、特別図柄表示部に表示された特別図柄が変動を
    開始し、所定時間後に停止表示となり、停止表示となっ
    た特別図柄が所定の大当たり図柄である場合に、特別遊
    技状態が生起し、大入賞口が開成する遊技機であって、 前記特別図柄の変動回数を積算計数するカウント手段が
    設けられており、そのカウント手段の計数値が所定の数
    値に到達した場合に有利状態が生起することを特徴とす
    る遊技機。
  2. 【請求項2】 有利状態の価値を無作為に決定する価値
    決定手段が設けられていることを特徴とする請求項1に
    記載の遊技機。
  3. 【請求項3】 生起した有利状態が終了した時点から次
    回の有利状態が生起するまでの期間を無作為に決定する
    期間決定手段が設けられていることを特徴とする請求項
    1、または2に記載の遊技機。
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