JPH1125344A - 自動販売機の冷却装置、及び、その制御方法 - Google Patents
自動販売機の冷却装置、及び、その制御方法Info
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- JPH1125344A JPH1125344A JP19335997A JP19335997A JPH1125344A JP H1125344 A JPH1125344 A JP H1125344A JP 19335997 A JP19335997 A JP 19335997A JP 19335997 A JP19335997 A JP 19335997A JP H1125344 A JPH1125344 A JP H1125344A
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- Control Of Vending Devices And Auxiliary Devices For Vending Devices (AREA)
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Abstract
件下においても、冷却性能の低下を押さえた自動販売機
の冷却装置を提供することを課題とする。 【解決手段】 冷却装置の駆動開始から短時間(実効的
昇圧時間τP以内)しか経過していないときに瞬間停電
が発生した場合は、冷却装置のモータの駆動をそのまま
継続し、これを経過したときに瞬間停電が発生したとき
はモータを停止する。そして、モータ停止と同時に圧縮
器の出口側と入口側を結ぶ管路のバイパス弁を開くこと
により、出口側と入口側の圧力の平衡を急速に回復して
早期のモータの再起動を可能とする。
Description
置、特に、電源事情の悪い新幹線等の車内で使用するの
に適した自動販売機の冷却装置、及びその制御方法に関
する。
生すると最新の停電を検知してから数分の間は冷却装置
を起動しないようにしている。このような処置は、停電
の発生がごく希で、且つ、停電発生の頻度がきわめて低
いことを前提としたものである。
の供給を受けるものであり、この架線に電力を供給する
変電所は1カ所ではなく、沿線に沿い多数設置されてい
る。そのため、車両が走行している間にある変電所の受
け持ち区間から他の変電所の受け持ち区間に移行すると
き、瞬間的ではあるが車両への電力供給が途絶えること
になる。
が10Km、20Km又は30Kmであり、10Km区
間では新幹線の走行速度でおおよそ3分毎に一度停電す
ることになる。おおよそ1時間当たり20回の瞬間停電
が生じていることになる。
を望む声が高まっているが、通常自動販売機は1時間当
たり6回程度の停電を最高限度として設計されている程
度であるので、1時間に20回にも及ぶ停電は全く想定
されていないものである。
を運転すると、瞬間停電後数分たって再起動してもすぐ
瞬間停電が生じるのでまた数分待って再起動することに
なる。圧縮器の高圧側と低圧側が平衡して再起動するこ
とができるので再起動の失敗が多くなり、一度失敗する
と発熱しこの発熱によって再起動が更に困難になる。
の圧縮ガスのガス圧が所定箇所において充分に高くなっ
て冷却作用が発生するようになる前に、再び瞬間停電が
生じる可能性が高く、再び、平衡時間だけ待つことにな
る。このように平衡時間と無効ON時間の積み重ねでは
ON時間がいくら多くても見かけだけであって、充分な
冷却性能を発揮することができない。
的に説明する図である。
て、201は圧縮器、202は凝縮器、203は膨張
弁、204、205及び206は電磁弁、207、20
8及び209は蒸発器、210は逆止弁、211はアキ
ュムレータ、212及び213は管路、104はモー
タ、215は駆動軸である。
2を通して凝縮器202に送り込む。圧縮された熱媒体
はその圧力が高められているので高温になっている。凝
縮器202に送り込まれた熱媒体は凝縮器202の外壁
に設けられたフィン等により外部と熱交換し気化状態か
ら液化状態に変化する。
04、205、206を通って蒸発器207、208、
209に導かれ、蒸発器207、208、209内にお
いて外部から熱を奪い気化する。このように熱を奪うこ
とが冷却作用である。
態で送り出された熱媒体は逆止弁210、アキュムレー
タ211、管路213を通って再び圧縮器201に導か
れる。
縮器202において熱を外部に放出し、蒸発器207、
208、209において外部から熱を奪う作用を繰り返
す。
ると圧縮器201の出口において熱媒体は相当の高圧に
なっており、圧縮器201の入り口との差圧に応じただ
けモータは駆動トルクを必要とするため、再起動するこ
とが困難である。
合、すぐに起動をかけることは行われず、熱媒体が膨張
弁203、電磁弁204、205、206、蒸発器20
7、208、209、逆止弁210、アキュムレータ2
11を回って圧縮器201の入り口に至り、圧縮器20
1の出入口の圧力差がほとんど無くなるまで、つまり実
効的に平衡が回復するまで、起動を待つように制御され
ている。
化している熱媒体を圧縮して凝縮器202に送り込んで
も、ここの圧力はすぐには上昇しないので、必要な圧力
になり、実質的な冷却作用が行われるまでに相当な時間
がかかることになる。
ていないときに再び停電となる場合もあるが、そのとき
再起動したとしてもなんら差し支えの無いような場合で
あっても、常に決められた時間だけ起動を遅らせるよう
な制御が行われている。
ような制御でも全く問題にならないが、停電が頻発する
場合には、運転時間のほとんどが平衡回復のための時間
と、起動から冷却作用が発生するまでの時間で占められ
ることになり、実質的に冷却作用が生じている時間がほ
とんど無くなってしまうという問題があった。
両内部のように、瞬間停電が多発する場所においても、
必要な冷却性能を発揮できるように上記問題点を解決す
ることを課題とする。
って解決される。
回復時間」、「実効的昇圧時間」、「上限温度」及び
「下限温度」の意味は次の通り。
又は図2の冷却装置において、運転が正常に行われて圧
縮器201の入力側と出力側の差圧が定常状態に落ちつ
いているとする。この時点でモータ104が停止する
と、時間の経過とともに圧縮器201の出口側近傍の熱
媒体が凝縮器202、蒸発器207、208、209を
通って、又は開いたバイパス弁106を通って、圧縮器
201の入口側近傍に至り、このため、圧縮器201の
出入口の圧力差が徐々に低下する。この圧力差がある値
以下になったときはじめて圧縮器201を正常に起動す
ることができる。このときまでに要する時間を実効的平
衡回復時間τBとする。当然バイパス弁を有するものと
有しないもの、これを開いているときと閉じているとき
では、この値は異なることとなる。
図2の冷却装置において、圧縮器201を充分長い時間
停止状態においてから、これを起動し、ある時間たって
一旦圧縮器を停止させてすぐ再起動させたとき、その時
間が短時間であれば正常に再起動することができるが、
一定時間より長ければ正常に再起動することができな
い。この正常に再起動することができる限界の時間を実
効的昇圧時間τPとする。
FF操作により温度制御するとき、中心目標温度θMの
上下に一定の幅をもたせて上限温度θH及び下限温度θ
Lを設定し、その温度が下限温度θL以下になったとき
は温度を上げる方向に、その温度が上限温度θH以上に
なったときその温度を下げる方向に操作する。上記用語
すなわち上限温度θH及び下限温度θLはこれらの意味
である。
に結合する流体管路と、前記圧縮器、前記凝縮器及び前
記蒸発器を前記流体管路を通ってこの順に循環する熱媒
体と、前記圧縮器を駆動するモータと、からなり、熱媒
体が上記圧縮器により圧縮され、圧縮された熱媒体が上
記凝縮器において外部から冷却されて液化され、液化し
た熱媒体が上記蒸発器において外部から熱を奪って気化
し、気化した熱媒体が再び圧縮器により圧縮されるとこ
ろの循環を繰り返す自動販売機の冷却装置において、前
記モータを駆動する電源に停電が発生したことを検知す
る停電検知手段と、前記モータの駆動回路の導通・遮断
を制御する制御装置であって、前記停電検知手段が停電
を検知した時点が、前記モータが駆動されており、且
つ、その駆動から実効的昇圧時間を経過する以前である
場合は、そのまま前記モータの駆動回路の導通状態を継
続し、上記の場合以外は、前記モータの駆動回路を遮断
状態とし、実効的平衡回復時間を経過した後前記モータ
の駆動回路を導通状態とする制御を行う制御装置と、を
備えたことを特徴とする自動販売機の冷却装置。
に結合する流体管路と、前記圧縮器、前記凝縮器及び前
記蒸発器を前記流体管路を通ってこの順に循環する熱媒
体と、前記圧縮器を駆動するモータと、からなり、熱媒
体が上記圧縮器により圧縮され、圧縮された熱媒体が上
記凝縮器において外部から冷却されて液化され、液化し
た熱媒体が上記蒸発器において外部から熱を奪って気化
し、気化した熱媒体が再び圧縮器により圧縮されるとこ
ろの循環を繰り返す自動販売機の冷却装置において、前
記モータを駆動する電源に停電が発生したことを検知
し、この検知の時点が、前記モータが駆動されており、
且つ、その駆動から実効的昇圧時間を経過する以前であ
る場合は、そのまま前記モータの駆動回路の導通状態を
継続し、上記の場合以外は、前記モータの駆動回路を遮
断状態とし、実効的平衡回復時間を経過した後前記モー
タの駆動回路を導通状態とすることを特徴とする自動販
売機の冷却装置の制御方法。
に結合する流体管路と、前記圧縮器、前記凝縮器及び前
記蒸発器を前記流体管路を通ってこの順に循環する熱媒
体と、前記圧縮器を駆動するモータと、からなり、熱媒
体が上記圧縮器により圧縮され、圧縮された熱媒体が上
記凝縮器において外部から冷却されて液化され、液化し
た熱媒体が上記蒸発器において外部から熱を奪って気化
し、気化した熱媒体が再び圧縮器により圧縮されるとこ
ろの循環を繰り返す自動販売機の冷却装置において、前
記圧縮器の出口側と入り口側を結ぶバイパス管路と、前
記バイパス管路に設けられバイパス管路を開閉するバイ
パス弁と、前記モータを駆動する電源に停電が発生した
ことを検知する停電検知手段と、前記モータの駆動回路
の導通・遮断を制御するとともに前記バイパス弁の開閉
を制御する制御装置であって、前記停電検知手段が停電
を検知したときには、前記モータの駆動回路を遮断状態
とするとともに前記バイパス弁を開状態とし、停電検知
の時点から実効的平衡回復時間が経過した後には、この
バイパス弁を閉状態とするとともに前記モータの駆動回
路を導通状態とするように制御する制御装置と、を備え
たことを特徴とする自動販売機の冷却装置。
パス管路には絞り弁が設けられていることを特徴とする
自動販売機の冷却装置。
に結合する流体管路と、前記圧縮器、前記凝縮器及び前
記蒸発器を前記流体管路を通ってこの順に循環する熱媒
体と、前記圧縮器を駆動するモータと、前記圧縮器の出
口側と入り口側を結ぶバイパス管路と、前記バイパス管
路に設けられバイパス管路を開閉するバイパス弁と、か
らなり、熱媒体が上記圧縮器により圧縮され、圧縮され
た熱媒体が上記凝縮器において外部から冷却されて液化
され、液化した熱媒体が上記蒸発器において外部から熱
を奪って気化し、気化した熱媒体が再び圧縮器により圧
縮されるところの循環を繰り返す自動販売機の冷却装置
において、前記モータを駆動する電源に停電が発生した
ことが検知されたとき、前記モータの駆動回路を遮断状
態とするとともに前記バイパス弁を開状態とし、停電検
知の時点から実効的平衡回復時間が経過した後に、この
バイパス弁を閉状態とするとともに前記モータの駆動回
路を導通状態とすることを特徴とする自動販売機の冷却
装置の制御方法。
に結合する流体管路と、前記圧縮器、前記凝縮器及び前
記蒸発器を前記流体管路を通ってこの順に循環する熱媒
体と、前記圧縮器を駆動するモータと、からなり、熱媒
体が上記圧縮器により圧縮され、圧縮された熱媒体が上
記凝縮器において外部から冷却されて液化され、液化し
た熱媒体が上記蒸発器において外部から熱を奪って気化
し、気化した熱媒体が再び圧縮器により圧縮されるとこ
ろの循環を繰り返す自動販売機の冷却装置において、前
記圧縮器の出口側と入り口側を結ぶバイパス管路と、前
記バイパス管路に設けられバイパス管路を開閉するバイ
パス弁と、前記モータを駆動する電源に停電が発生した
ことを検知する停電検知手段と、自動販売機の庫内の温
度を検出する温度検出器と、前記モータの駆動回路の導
通・遮断を制御するとともに前記バイパス弁の開閉を制
御する制御装置であって、前記停電検知手段が停電を検
知したとき、又は、前記温度検出器で検出された温度が
設定温度の下限温度のより低いときには、前記モータの
駆動回路を遮断状態とするとともに前記バイパス弁を開
状態とし、停電検知の時点から実効的平衡回復時間が経
過した後であって、前記温度検出器で検出された自動販
売機の庫内の温度が設定温度の上限温度より高いときに
は、このバイパス弁を閉状態とするとともに前記モータ
の駆動回路を導通状態とするように制御する制御装置
と、を備えたことを特徴とする自動販売機の冷却装置。
パス管路には絞り弁が設けられていることを特徴とする
自動販売機の冷却装置。
に結合する流体管路と、前記圧縮器、前記凝縮器及び前
記蒸発器を前記流体管路を通ってこの順に循環する熱媒
体と、前記圧縮器を駆動するモータと、前記圧縮器の出
口側と入り口側を結ぶバイパス管路と、前記バイパス管
路に設けられバイパス管路を開閉するバイパス弁と、前
記モータを駆動する電源に停電が発生したことを検知す
る停電検知手段と、自動販売機の庫内の温度を検出する
温度検出器と、からなり、熱媒体が上記圧縮器により圧
縮され、圧縮された熱媒体が上記凝縮器において外部か
ら冷却されて液化され、液化した熱媒体が上記蒸発器に
おいて外部から熱を奪って気化し、気化した熱媒体が再
び圧縮器により圧縮されるところの循環を繰り返す自動
販売機の冷却装置において、前記停電検知手段が停電を
検知したとき、又は、前記温度検出器で検出された温度
が設定温度の下限温度のより低いときには、前記モータ
の駆動回路を遮断状態とするとともに前記バイパス弁を
開状態とし、停電検知の時点から実効的平衡回復時間が
経過した後であって、前記温度検出器で検出された自動
販売機の庫内の温度が設定温度の上限温度より高いとき
には、このバイパス弁を閉状態とするとともに前記モー
タの駆動回路を導通状態とすることを特徴とする自動販
売機の冷却装置の制御方法。
は、圧縮器と、凝縮器と、蒸発器と、前記3つの装置を
相互に結合する流体管路と、前記圧縮器、前記凝縮器及
び前記蒸発器を前記流体管路を通ってこの順に循環する
熱媒体と、前記圧縮器を駆動するモータと、からなり、
熱媒体が上記圧縮器により圧縮され、圧縮された熱媒体
が上記凝縮器において外部から冷却されて液化され、液
化した熱媒体が上記蒸発器において外部から熱を奪って
気化し、気化した熱媒体が再び圧縮器により圧縮される
ところの循環を繰り返し冷却作用を行う。
電が発生したことを検知すると、この検知の時点が、モ
ータが駆動されており、且つ、その駆動から実効的昇圧
時間を経過する以前である場合は、そのままモータの駆
動回路の導通状態を継続し、検知の時点がそれ以外の場
合は、モータの駆動回路を遮断状態とし、実効的平衡回
復時間を経過した後前記モータの駆動回路を導通状態と
するような制御が行われる。
ができるにもかかわらず、このような認識がないため、
又、瞬間停電が頻発する場所で使用されることがなかっ
たこともあり、従来は、瞬間停電が実効的昇圧時間内に
発生したときであってもモータを停止させていた。
頻発する新幹線車両の内部に設置するには適していなか
った。本発明は、瞬間停電が発生しても実効的昇圧時間
内であればモータの駆動を継続させるので、無駄にモー
タを停止することによる冷却能力の低下を防止すること
ができる。
所においても自動販売機を設置したいとの要望に応じて
上記の認識に基づいてなされたものであって、停電が頻
発する場所においても所定の冷却性能を発揮することが
できる。
は、機械構造的には、圧縮器と、凝縮器と、蒸発器と、
前記3つの装置を相互に結合する流体管路と、前記圧縮
器、前記凝縮器及び前記蒸発器を前記流体管路を通って
この順に循環する熱媒体と、前記圧縮器を駆動するモー
タと、からなり、熱媒体が上記圧縮器により圧縮され、
圧縮された熱媒体が上記凝縮器において外部から冷却さ
れて液化され、液化した熱媒体が上記蒸発器において外
部から熱を奪って気化し、気化した熱媒体が再び圧縮器
により圧縮されるところの循環を繰り返し冷却作用を行
うところの自動販売機の冷却装置の制御方法であって、
停電検知手段がモータを駆動する電源に停電が発生した
ことを検知すると、この検知の時点が、モータが駆動さ
れており、且つ、その駆動から実効的昇圧時間を経過す
る以前である場合は、そのままモータの駆動回路の導通
状態を継続し、検知の時点がそれ以外の場合は、モータ
の駆動回路を遮断状態とし、実効的平衡回復時間を経過
した後前記モータの駆動回路を導通状態とするような制
御が行われる。
ができるにもかかわらず、このような認識がないため、
又、瞬間停電が頻発する場所で使用されることがなかっ
たこともあり、従来は、瞬間停電が実効的昇圧時間内に
発生したときであってもモータを停止させていた。
頻発する新幹線車両の内部に設置するには適していなか
った。本発明は、瞬間停電が発生しても実効的昇圧時間
内であればモータの駆動を継続させるので、無駄にモー
タを停止することによる冷却能力の低下を防止すること
ができる。
所においても自動販売機を設置したいとの要望に応じて
上記の認識に基づいてなされたものであって、停電が頻
発する場所においても所定の冷却性能を発揮することが
できる。
は、圧縮器と、凝縮器と、蒸発器と、前記3つの装置を
相互に結合する流体管路と、前記圧縮器、前記凝縮器及
び前記蒸発器を前記流体管路を通ってこの順に循環する
熱媒体と、前記圧縮器を駆動するモータと、からなり、
熱媒体が上記圧縮器により圧縮され、圧縮された熱媒体
が上記凝縮器において外部から冷却されて液化され、液
化した熱媒体が上記蒸発器において外部から熱を奪って
気化し、気化した熱媒体が再び圧縮器により圧縮される
ところの循環を繰り返す自動販売機の冷却装置におい
て、圧縮器の出口側と入り口側を結ぶバイパス管路と、
前記バイパス管路に設けられバイパス管路を開閉するバ
イパス弁と、前記モータを駆動する電源に停電が発生し
たことを検知する停電検知手段と制御装置とを設け、制
御装置は、停電検知手段が停電を検知したときには、前
記モータの駆動回路を遮断状態とするとともに前記バイ
パス弁を開状態とし、停電検知の時点から実効的平衡回
復時間が経過した後には、このバイパス弁を閉状態とす
るとともに前記モータの駆動回路を導通状態とするよう
に制御するので、圧縮器の出口側と入口側の圧力差を早
急に減少させることができて平衡回復が早められ再起動
を開始するまでの時間を短くすることができる。
いても冷却性能の低下を防ぐことができる。
の発明に更に絞り弁を設けたものであり、絞り弁はバイ
パス弁が開くことにより生じる熱媒体の衝撃移動を緩和
するものである。管路等の破損を防止するとともに衝撃
的騒音を防止する。
の発明の方法発明である。
と、凝縮器と、蒸発器と、前記3つの装置を相互に結合
する流体管路と、前記圧縮器、前記凝縮器及び前記蒸発
器を前記流体管路を通ってこの順に循環する熱媒体と、
前記圧縮器を駆動するモータと、からなり、熱媒体が上
記圧縮器により圧縮され、圧縮された熱媒体が上記凝縮
器において外部から冷却されて液化され、液化した熱媒
体が上記蒸発器において外部から熱を奪って気化し、気
化した熱媒体が再び圧縮器により圧縮されるところの循
環を繰り返す自動販売機の冷却装置において、更に、前
記圧縮器の出口側と入り口側を結ぶバイパス管路と、前
記バイパス管路に設けられバイパス管路を開閉するバイ
パス弁と、前記モータを駆動する電源に停電が発生した
ことを検知する停電検知手段と、自動販売機の庫内の温
度を検出する温度検出器と、制御装置を備えており、制
御装置は、前記停電検知手段が停電を検知したとき、又
は、前記温度検出器で検出された温度が設定温度の下限
温度より低いときには、前記モータの駆動回路を遮断状
態とするとともに前記バイパス弁を開状態とし、停電検
知の時点から実効的平衡回復時間が経過した後であっ
て、前記温度検出器で検出された自動販売機の庫内の温
度が設定温度の上限温度より高いときには、このバイパ
ス弁を閉状態とするとともに前記モータの駆動回路を導
通状態とするように制御する。請求項4の発明におい
て、更に、温度制御の機能を併せ持つものである。
の発明において、更に、絞り弁を設けたものであり、絞
り弁自体の機能は請求項4の発明と同様である。
の発明の方法発明である。
示すブロック図である。
ータ(以下、CPUという。)である。このCPU10
1には温度検出器102、モータ制御回路103、バイ
パス弁制御回路105、オンタイマ107、オフタイマ
108、I/O用チップ111が接続されている。
要求に応じて自動販売機の冷室内の温度を計測し、この
計測結果を送り返す。以下、検出温度を庫内温度θで表
す。
らの指令を受けてモータ104の駆動・停止を制御する
ためのものであり、このモータ104は駆動軸215
(図2)を介して圧縮器201(図2)を駆動する。
の指令によりバイパス弁106(図1、図2)の開閉を
制御する。
路が導通状態になったとき計時を開始するためのタイマ
である。以下、この計時の値をオンタイムτONで表
す。リセット信号を入力することにより「0」にリセッ
トされ、スタート信号の入力により計時を開始する。
路が遮断状態になったとき計時を開始するためのタイマ
である。この計時の値をオフタイムτOFFで表す。リ
セット信号を入力することにより「0」にリセットさ
れ、スタート信号の入力により計時を開始する。また、
計時開始時の値をセットすることもできる。
が検出した電源ラインの停電の状態をCPU101に伝
え、また、CPU101からの指令により停電フリップ
フロップ(以下、停電FFという。)110をリセット
する。
もって構成されており、停電検出器109が停電を検出
したとき、この信号がセット端子Sに伝えられてセット
され、出力端子Qが「1」になる。その後再度セット端
子Sに信号が加えられても出力端子Qが「1」の状態は
変わらない。リセット端子Rに信号が加えられると出力
端子Qの状態は「0」になる(リセットされる)。
リセットされて後少なくとも1度だけは電源ラインに停
電が生じたことを意味している。
り、現在停電中であること及び停電があったことを検出
することができる。
機械的構成を概略的に説明する図である。
バイパス管路214が設けられており、この管路214
にはバイパス弁106と絞り弁216が設けられている
点を除いて、図4に示される従来の冷却装置の説明と重
複するから、この重複する部分に関する説明を省略す
る。
開いたとき、圧縮器201の出口側と入り口側の圧力差
により熱媒体がバイパス弁106を衝撃的に通り騒音や
管路等の破壊を起こすことを防止するためのものであっ
て、熱媒体を適度な速度でバイパスさせる。
CPU101の動作の概容を示すフローチャートであ
る。
て、動作の説明をする。
う。ステップ#301においてオンタイマ107をリセ
ット(又は「0」を代入)し、オフタイマ108を予め
実験等により得られている実効的平衡回復時間τBより
大きな任意の値にセットする。2つのタイマはスタート
指令がかけられていないので計時を開始することはな
い。
をリセットする。
6を閉鎖する。
0がセットされているかどうかをチェックする。停電F
F110は最後にリセットされてから今までに停電が一
度でも起こったときにセットされる(現在停電中かどう
かを示すものではない)ので、出力端子Qの状態をI/
O用チップ111を介して取得することによりわかる。
との条件を想定しているので、「NO」が成立し、ステ
ップ#306に進む。
ェックされる。これは停電検出器109の出力を直接I
/O用チップ111を介して取り込むことによりチェッ
クできる。なお、停電FF110の出力端子Qは停電が
発生したことを検出できても、停電が解消したのか、そ
れとも、現在でも停電中かどうかについては検出できな
い。
ここでは「NO」が成立し、ステップ#307に進む。
102により庫内温度θを取得し、この取得した温度が
下限温度θLより低いかどうかをチェックする。運転開
始時は当然に庫内温度θは室温に近いのでこのチェック
は「NO」が成立し、ステップ#308に進む。
307で取得した庫内温度θが上限温度θHより高いか
どうかをチェックする。運転開始時は当然に庫内温度θ
は室温に近いのでこのチェックは「YES」が成立し、
ステップ#309に進む。
OFFが実効的平衡回復時間τBより大きいか否かをチ
ェックする。オフタイムτOFFにはステップ#302
において実効的平衡回復時間τBより大きな値が代入さ
れているので、このチェックでは当然に「YES」が成
立し、ステップ#310に進む。
08をリセットし(計時は開始されない。)、ステップ
#311において、オンタイマ107にスタート指令を
与え、これに計時を開始させる。
御回路105に指令を出し、バイパス弁106を閉鎖す
る。
路103に指令を出し、モータ104の駆動(モータ1
04の回路を形成させること。回路が形成されていても
電力線が停電状態にあればモータは回転しない。)を開
始する。停電していないのでこの動作によりモータ10
4が回転し庫内の冷却が開始する。再び点aに還り、ス
テップ#305に入る。
始から時間が立っていないので、今度は、ステップ#3
05、ステップ#306、ステップ#307、ステップ
#308を経て、ステップ309に至る。
においてオフタイマ108が停止されたので、オフタイ
ムτOFFは0のままであるから、今度は τOFF>
τBは「NO」が成立する。したがって、点aに還る。
上限温度θHを下回るようになる。すると、ステップ#
308において「NO」が成立するようになり、ここか
ら点aに還り、同様のループを繰り返す。
うち、庫内温度θは下限温度θLを下回るようになる。
つまり、冷却が進みすぎて庫内温度が低下し過ぎたこと
になり、ステップ#307において、「YES」が成立
し、ステップ#316に分岐する。
103からモータ104の駆動状態(モータ104の回
路が形成されているかどうかのこと。回路が形成されて
いても電力線が停電状態にあればモータは回転しな
い。)を取得する。この場合、「YES」が成立するの
で、ステップ#317においてオンタイマ107をリセ
ットして停止させる。
08を計時開始させ、ステップ#319においてモータ
を非駆動状態(回路の形成を解く。)にし、ステップ#
320において、バイパス弁制御回路105に指令を出
してバイパス弁106を開状態にする。
用も停止する。また、バイパス弁106が開状態にされ
たので、圧縮器201の出口付近の熱媒体はバイパス弁
106を通って入り口付近に流れ込み、短時間の実効的
平衡回復時間で出入口間の圧力差が急速に消失し平衡状
態にいたる。
ップ#306を進み、ステップ#307に至る。冷却作
用は停止したままなので、庫内温度θは上昇して行く
が、温度上昇の速度は緩やかであるので、しばらく庫内
温度θは下限温度θLを下回ることになる(であろ
う)。そのため、ステップ#307では「YES」が成
立したとき、分岐してステップ#316に進む。モータ
回路はステップ#319により非駆動状態にされたまま
であるので、ステップ#316において「NO」が成立
し、点aに還る。
テップ#307、ステップ#316を通るループを何度
か繰り返すうちに、庫内温度θは下限温度θLを上回る
ようになると、ステップ#307は「NO」が成立する
ようになる。
度θは上限温度θLを上回るほどまでには上昇していな
い(であろう)から、ステップ#308において「N
O」が成立し点aに還る。
ステップ#307及びステップ#308を繰り返すうち
に、やがて、庫内温度θが上限温度θLを上回るように
なると「YES」が成立し、ステップ#309に進む。
τBを越えないとモータを再起動することができないの
で、この場合は点aからステップ#309を繰り返すう
ちにオフタイムの計時が進み、やがて、ステップ#30
9において「YES」が成立するようになり、ステップ
#310に進む。
では先に説明したとおりであり、冷却動作が開始する。
を通るので、停電が発生すると、停電FFがセットされ
る。すると、ステップ#305において、「YES」が
成立し、ステップ#314に進み、停電FFをリセット
する。
ONが実効的昇圧時間τPより小さいか否かをチェック
する。もし、このとき、モータが起動されてあまり時間
が経っていないとすれば、圧縮器201の入出力側の差
圧は上昇していないので再起動することができる、すな
わち、 τON<τP が成立するので何もしないで点
aに還る。
τONが「0」なのでこの式は成立するので、同様に点
aに還る。
ップ#316に進み、ここにおいて、モータ回路がON
か否かをチェックし、モータ回路がONであれば、オン
タイマ107をリセットし(#317)、オフタイマ1
08を計時開始させ(#318)、モータ回路を遮断し
(#319)、バイパス弁106を開く(#320)。
が開かれたので、圧縮器201の入出力側の差圧は急速
に平衡状態に向かう。そして、点aに還る。
#314においてリセットされたままであるので、ステ
ップ#305において「NO」が成立し、ステップ#3
06に進むが、ステップ#306において「YES」が
成立するので、ステップ#315に進み、ステップ#3
15又はステップ#316において分岐し、点aに還
る。
り上記ループは必要ないが、きわめて遅い速度での徐行
又は、停止を想定したものである。
する場合、温度制御は必要ないので、図1における温度
検出器102及び図3のフローチャートにおけるステッ
プ#306、ステップ#307、ステップ#308を省
略することができる。
回転を始めて間もなくの実効的昇圧時間τP以内のとき
には、瞬間停電が生じても実効的平衡回復時間をとるこ
となくそのままモータ104を駆動し続けるようにする
とともに、これ以後の停電発生の時、又は、モータ10
4が停止した時には、バイパス弁106を開くように制
御することにより、圧縮器201の入り口と出口の差圧
を急速に解消するようにしたので、実効的平衡時間その
ものをはるかに短くすることができる。
線等の車両内に設置した場合でも、従来のものよりはる
かに長い実質上の冷却時間の割合を実現できる。
その時期が圧縮器を駆動するためのモータが駆動を開始
してまもなくの実効的昇圧時間以内の時であれば、モー
タの駆動を継続し続けるので、停電が発生したら無条件
にモータを一定時間休止する従来のものに比べてモータ
停止の時間を少なくすることができる。このため、瞬間
停電の頻発する新幹線の車両内にこれを設置しても冷却
能力の低下を来すことが無い。
によりモータを休止した場合でも、バイパス管路のバイ
パス弁を開くことにより、圧縮器の出口側と入口側の差
圧を急速に解消することができるので、モータ停止の時
間を大幅に減少させ、短時間のうちに再起動することが
できる。
で、バイパス弁が開いたときに生じる衝撃的な出口側
(高圧側)から入口側(低圧側)への熱媒体の流入を緩
和し、衝撃音や破壊の発生を防止している。
る制御装置の概容図である。
的構成を概略的に説明する図である。
る制御装置を構成するCPU101の動作の概容を示す
フローチャートである。
る図である。
プ) 111 I/Oチップ 201 圧縮器 202 凝縮器 203 膨張弁 204、205、206 電磁弁 207、208、209 蒸発器 210 逆止弁 211 アキュムレータ 212、213 管路 214 バイパス管路 215 駆動軸 216 絞り弁
Claims (8)
- 【請求項1】 圧縮器と、 凝縮器と、 蒸発器と、 前記3つの装置を相互に結合する流体管路と、 前記圧縮器、前記凝縮器及び前記蒸発器を前記流体管路
を通ってこの順に循環する熱媒体と、 前記圧縮器を駆動するモータと、からなり、 熱媒体が上記圧縮器により圧縮され、圧縮された熱媒体
が上記凝縮器において外部から冷却されて液化され、液
化した熱媒体が上記蒸発器において外部から熱を奪って
気化し、気化した熱媒体が再び圧縮器により圧縮される
ところの循環を繰り返す自動販売機の冷却装置におい
て、 前記モータを駆動する電源に停電が発生したことを検知
する停電検知手段と、前記モータの駆動回路の導通・遮
断を制御する制御装置であって、前記停電検知手段が停
電を検知した時点が、 前記モータが駆動されており、且つ、その駆動から実効
的昇圧時間を経過する以前である場合は、 そのまま前記モータの駆動回路の導通状態を継続し、 上記の場合以外は、 前記モータの駆動回路を遮断状態とし、実効的平衡回復
時間を経過した後前記モータの駆動回路を導通状態とす
る制御を行う制御装置と、を備えたことを特徴とする自
動販売機の冷却装置。 - 【請求項2】 圧縮器と、 凝縮器と、 蒸発器と、 前記3つの装置を相互に結合する流体管路と、 前記圧縮器、前記凝縮器及び前記蒸発器を前記流体管路
を通ってこの順に循環する熱媒体と、 前記圧縮器を駆動するモータと、からなり、 熱媒体が上記圧縮器により圧縮され、圧縮された熱媒体
が上記凝縮器において外部から冷却されて液化され、液
化した熱媒体が上記蒸発器において外部から熱を奪って
気化し、気化した熱媒体が再び圧縮器により圧縮される
ところの循環を繰り返す自動販売機の冷却装置におい
て、 前記モータを駆動する電源に停電が発生したことを検知
し、 この検知の時点が、 前記モータが駆動されており、且つ、その駆動から実効
的昇圧時間を経過する以前である場合は、 そのまま前記モータの駆動回路の導通状態を継続し、 上記の場合以外は、 前記モータの駆動回路を遮断状態とし、実効的平衡回復
時間を経過した後前記モータの駆動回路を導通状態とす
ることを特徴とする自動販売機の冷却装置の制御方法。 - 【請求項3】 圧縮器と、 凝縮器と、 蒸発器と、 前記3つの装置を相互に結合する流体管路と、 前記圧縮器、前記凝縮器及び前記蒸発器を前記流体管路
を通ってこの順に循環する熱媒体と、 前記圧縮器を駆動するモータと、からなり、 熱媒体が上記圧縮器により圧縮され、圧縮された熱媒体
が上記凝縮器において外部から冷却されて液化され、液
化した熱媒体が上記蒸発器において外部から熱を奪って
気化し、気化した熱媒体が再び圧縮器により圧縮される
ところの循環を繰り返す自動販売機の冷却装置におい
て、 前記圧縮器の出口側と入り口側を結ぶバイパス管路と、 前記バイパス管路に設けられバイパス管路を開閉するバ
イパス弁と、 前記モータを駆動する電源に停電が発生したことを検知
する停電検知手段と、 前記モータの駆動回路の導通・遮断を制御するとともに
前記バイパス弁の開閉を制御する制御装置であって、 前記停電検知手段が停電を検知したときには、 前記モータの駆動回路を遮断状態とするとともに前記バ
イパス弁を開状態とし、 停電検知の時点から実効的平衡回復時間が経過した後に
は、 このバイパス弁を閉状態とするとともに前記モータの駆
動回路を導通状態とするように制御する制御装置と、を
備えたことを特徴とする自動販売機の冷却装置。 - 【請求項4】 請求項3の自動販売機の冷却装置におい
て、バイパス管路には絞り弁が設けられていることを特
徴とする自動販売機の冷却装置。 - 【請求項5】 圧縮器と、 凝縮器と、 蒸発器と、 前記3つの装置を相互に結合する流体管路と、 前記圧縮器、前記凝縮器及び前記蒸発器を前記流体管路
を通ってこの順に循環する熱媒体と、 前記圧縮器を駆動するモータと、 前記圧縮器の出口側と入り口側を結ぶバイパス管路と、 前記バイパス管路に設けられバイパス管路を開閉するバ
イパス弁と、からなり、 熱媒体が上記圧縮器により圧縮され、圧縮された熱媒体
が上記凝縮器において外部から冷却されて液化され、液
化した熱媒体が上記蒸発器において外部から熱を奪って
気化し、気化した熱媒体が再び圧縮器により圧縮される
ところの循環を繰り返す自動販売機の冷却装置におい
て、 前記モータを駆動する電源に停電が発生したことが検知
されたとき、前記モータの駆動回路を遮断状態とすると
ともに前記バイパス弁を開状態とし、停電検知の時点か
ら実効的平衡回復時間が経過した後に、このバイパス弁
を閉状態とするとともに前記モータの駆動回路を導通状
態とすることを特徴とする自動販売機の冷却装置の制御
方法。 - 【請求項6】 圧縮器と、 凝縮器と、 蒸発器と、 前記3つの装置を相互に結合する流体管路と、 前記圧縮器、前記凝縮器及び前記蒸発器を前記流体管路
を通ってこの順に循環する熱媒体と、 前記圧縮器を駆動するモータと、からなり、 熱媒体が上記圧縮器により圧縮され、圧縮された熱媒体
が上記凝縮器において外部から冷却されて液化され、液
化した熱媒体が上記蒸発器において外部から熱を奪って
気化し、気化した熱媒体が再び圧縮器により圧縮される
ところの循環を繰り返す自動販売機の冷却装置におい
て、 前記圧縮器の出口側と入り口側を結ぶバイパス管路と、 前記バイパス管路に設けられバイパス管路を開閉するバ
イパス弁と、 前記モータを駆動する電源に停電が発生したことを検知
する停電検知手段と、 自動販売機の庫内の温度を検出する温度検出器と、 前記モータの駆動回路の導通・遮断を制御するとともに
前記バイパス弁の開閉を制御する制御装置であって、 前記停電検知手段が停電を検知したとき、又は、前記温
度検出器で検出された温度が設定温度の下限温度のより
低いときには、 前記モータの駆動回路を遮断状態とするとともに前記バ
イパス弁を開状態とし、 停電検知の時点から実効的平衡回復時間が経過した後で
あって、前記温度検出器で検出された自動販売機の庫内
の温度が設定温度の上限温度より高いときには、 このバイパス弁を閉状態とするとともに前記モータの駆
動回路を導通状態とするように制御する制御装置と、を
備えたことを特徴とする自動販売機の冷却装置。 - 【請求項7】 請求項6の自動販売機の冷却装置におい
て、バイパス管路には絞り弁が設けられていることを特
徴とする自動販売機の冷却装置。 - 【請求項8】 圧縮器と、 凝縮器と、 蒸発器と、 前記3つの装置を相互に結合する流体管路と、 前記圧縮器、前記凝縮器及び前記蒸発器を前記流体管路
を通ってこの順に循環する熱媒体と、 前記圧縮器を駆動するモータと、 前記圧縮器の出口側と入り口側を結ぶバイパス管路と、 前記バイパス管路に設けられバイパス管路を開閉するバ
イパス弁と、 前記モータを駆動する電源に停電が発生したことを検知
する停電検知手段と、 自動販売機の庫内の温度を検出する温度検出器と、から
なり、 熱媒体が上記圧縮器により圧縮され、圧縮された熱媒体
が上記凝縮器において外部から冷却されて液化され、液
化した熱媒体が上記蒸発器において外部から熱を奪って
気化し、気化した熱媒体が再び圧縮器により圧縮される
ところの循環を繰り返す自動販売機の冷却装置におい
て、 前記停電検知手段が停電を検知したとき、又は、前記温
度検出器で検出された温度が設定温度の下限温度のより
低いときには、 前記モータの駆動回路を遮断状態とするとともに前記バ
イパス弁を開状態とし、 停電検知の時点から実効的平衡回復時間が経過した後で
あって、前記温度検出器で検出された自動販売機の庫内
の温度が設定温度の上限温度より高いときには、 このバイパス弁を閉状態とするとともに前記モータの駆
動回路を導通状態とすることを特徴とする自動販売機の
冷却装置の制御方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP19335997A JP3713911B2 (ja) | 1997-07-04 | 1997-07-04 | 自動販売機の冷却装置、及び、その制御方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP19335997A JP3713911B2 (ja) | 1997-07-04 | 1997-07-04 | 自動販売機の冷却装置、及び、その制御方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH1125344A true JPH1125344A (ja) | 1999-01-29 |
JP3713911B2 JP3713911B2 (ja) | 2005-11-09 |
Family
ID=16306606
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP19335997A Expired - Fee Related JP3713911B2 (ja) | 1997-07-04 | 1997-07-04 | 自動販売機の冷却装置、及び、その制御方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3713911B2 (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2000052654A3 (en) * | 1999-03-03 | 2001-04-26 | Coca Cola Co | Transportation vending machine |
US6981772B2 (en) | 2000-10-31 | 2006-01-03 | Lg Electronics Inc. | Apparatus to align panels in projector |
JP2010065854A (ja) * | 2008-09-08 | 2010-03-25 | Kobe Steel Ltd | アンモニア冷凍装置 |
JP2011208893A (ja) * | 2010-03-30 | 2011-10-20 | Sanyo Electric Co Ltd | 冷却装置 |
-
1997
- 1997-07-04 JP JP19335997A patent/JP3713911B2/ja not_active Expired - Fee Related
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2000052654A3 (en) * | 1999-03-03 | 2001-04-26 | Coca Cola Co | Transportation vending machine |
US6981772B2 (en) | 2000-10-31 | 2006-01-03 | Lg Electronics Inc. | Apparatus to align panels in projector |
JP2010065854A (ja) * | 2008-09-08 | 2010-03-25 | Kobe Steel Ltd | アンモニア冷凍装置 |
JP2011208893A (ja) * | 2010-03-30 | 2011-10-20 | Sanyo Electric Co Ltd | 冷却装置 |
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