JPH11253128A - 杜仲葉の粉末及びエキスとバラ科甜茶エキスを混合した食品 - Google Patents
杜仲葉の粉末及びエキスとバラ科甜茶エキスを混合した食品Info
- Publication number
- JPH11253128A JPH11253128A JP10098056A JP9805698A JPH11253128A JP H11253128 A JPH11253128 A JP H11253128A JP 10098056 A JP10098056 A JP 10098056A JP 9805698 A JP9805698 A JP 9805698A JP H11253128 A JPH11253128 A JP H11253128A
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- JP
- Japan
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- extract
- rosaceae
- food
- mixture
- belonging
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Abstract
(57)【要約】
【課題】本発明は杜仲葉の粉末及びエキスとバラ科甜茶
のエキスを混合することにより、画成分の相乗効果、い
わゆる食品としての機能性を求めるものである。 【解決手段】杜仲葉の粉末及びエキスとバラ科甜茶エキ
スを混合することにより、単独の食品時より成分機能が
高められるだけでなく、杜仲葉製品の嗜好性を高めるこ
とができる。また杜仲葉のトコフェノール（ビタミン
Ｅ）によって酸化を防ぎバラ科甜茶エキスの長期保存が
安定する。
のエキスを混合することにより、画成分の相乗効果、い
わゆる食品としての機能性を求めるものである。 【解決手段】杜仲葉の粉末及びエキスとバラ科甜茶エキ
スを混合することにより、単独の食品時より成分機能が
高められるだけでなく、杜仲葉製品の嗜好性を高めるこ
とができる。また杜仲葉のトコフェノール（ビタミン
Ｅ）によって酸化を防ぎバラ科甜茶エキスの長期保存が
安定する。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】この発明は、杜仲葉の粉末及びエ
キスとバラ科甜茶エキスを混合することにより、食品機
能性を高める為のものである。
キスとバラ科甜茶エキスを混合することにより、食品機
能性を高める為のものである。
【０００２】
【従来の技術】杜仲葉は茶としての飲用が主であり、そ
の為に粗砕、発酵、焙煎等の加工をして用いられてき
た。バラ科甜茶も杜仲の葉と同じく茶としての飲用が主
であり、乾燥後粗砕加工して用いられてきた。食品とし
ての特性、機能性は優れているが、それぞれ別々の食品
として混合されずに活用されてきた。
の為に粗砕、発酵、焙煎等の加工をして用いられてき
た。バラ科甜茶も杜仲の葉と同じく茶としての飲用が主
であり、乾燥後粗砕加工して用いられてきた。食品とし
ての特性、機能性は優れているが、それぞれ別々の食品
として混合されずに活用されてきた。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】本発明は杜仲葉の粉末
及びエキスとバラ科甜茶のエキスを混合することによ
り、両成分の相乗効果、いわゆる食品としての機能性を
求めるものである。杜仲葉の粉末及びエキスは食品とし
ての嗜好性に欠ける。又、甜茶エキスは濃度が濃くなる
と甘味から苦味に食味が変化する。しかし薄い濃度では
成分が変質するため長期保存が不可能という欠点があ
る。
及びエキスとバラ科甜茶のエキスを混合することによ
り、両成分の相乗効果、いわゆる食品としての機能性を
求めるものである。杜仲葉の粉末及びエキスは食品とし
ての嗜好性に欠ける。又、甜茶エキスは濃度が濃くなる
と甘味から苦味に食味が変化する。しかし薄い濃度では
成分が変質するため長期保存が不可能という欠点があ
る。
【０００４】
【課題を解決する為の手段】杜仲葉の成分は主として、
ゲニポシド酸等抗酸化物質が多く、脳活性や新陳代謝を
促進させる機能を有している。又、バラ科甜茶の成分は
主として、ルブソシド化合物でアレルギー反応の改善機
能を有している。さらに、すこぶる低カロリー甘味料と
して注目されている。杜仲葉の粉末及びエキスとバラ科
甜茶エキスを混合することにより、単独の食品時より成
分機能が高められるだけでなく、杜仲葉製品の嗜好性を
高めることができる。また杜仲葉のトコフェノール（ビ
タミンＥ）によって酸化を防ぎバラ科甜茶エキスの長期
保存が安定する。
ゲニポシド酸等抗酸化物質が多く、脳活性や新陳代謝を
促進させる機能を有している。又、バラ科甜茶の成分は
主として、ルブソシド化合物でアレルギー反応の改善機
能を有している。さらに、すこぶる低カロリー甘味料と
して注目されている。杜仲葉の粉末及びエキスとバラ科
甜茶エキスを混合することにより、単独の食品時より成
分機能が高められるだけでなく、杜仲葉製品の嗜好性を
高めることができる。また杜仲葉のトコフェノール（ビ
タミンＥ）によって酸化を防ぎバラ科甜茶エキスの長期
保存が安定する。
【０００５】
【発明の実施の形態】杜仲葉の粉末は茶につかわれてい
る粗砕加圧ではなく、そのまま食べる為に２００メッシ
ュ以上の粉末にする。バラ科甜茶は漢方の煎じる手法を
用い、熱水でエキス抽出を行い、抽出固形分２０％濃度
のエキスにデキストリンを混合しスプレードライ等でエ
キスパウダーにする。杜仲葉粉末１に対して、バラ科甜
茶エキスパウダー１の割合で混合した食品をつくる。
る粗砕加圧ではなく、そのまま食べる為に２００メッシ
ュ以上の粉末にする。バラ科甜茶は漢方の煎じる手法を
用い、熱水でエキス抽出を行い、抽出固形分２０％濃度
のエキスにデキストリンを混合しスプレードライ等でエ
キスパウダーにする。杜仲葉粉末１に対して、バラ科甜
茶エキスパウダー１の割合で混合した食品をつくる。
【０００６】杜仲葉及びバラ科甜茶を漢方の煎じる手法
を用いて熱水でエキス抽出を行う。杜仲葉の抽出エキス
固形分１０に対して、バラ科甜茶エキス固形分２の割合
で混合した食品をつくる。
を用いて熱水でエキス抽出を行う。杜仲葉の抽出エキス
固形分１０に対して、バラ科甜茶エキス固形分２の割合
で混合した食品をつくる。
【０００７】５及び６の混合割合は、食品の活用内容に
よって変わることは当然である。又、この製品を元にし
て打錠、顆粒状、濃縮エキス、ゼリー等のバラエティに
富んだ商品を作りだすことが可能である。
よって変わることは当然である。又、この製品を元にし
て打錠、顆粒状、濃縮エキス、ゼリー等のバラエティに
富んだ商品を作りだすことが可能である。
【０００８】杜仲葉エキスとバラ科甜茶エキスを混合し
た食品（Ａ）と杜仲葉エキス食品（Ｂ）の成分比較を表
１で示す。この比較の結果、混合した食品（Ａ）が杜仲
葉エキス食品（Ｂ）に対し高い成分濃度になったことを
確認した。
た食品（Ａ）と杜仲葉エキス食品（Ｂ）の成分比較を表
１で示す。この比較の結果、混合した食品（Ａ）が杜仲
葉エキス食品（Ｂ）に対し高い成分濃度になったことを
確認した。
【０００９】
【表１】
【００１０】杜仲葉エキスとバラ科甜茶エキスを混合し
た食品（Ａ）と杜仲葉エキス食品（Ｂ）の食味比較を表
２で示す。この比較の結果、混合することにより、杜仲
葉エキスの食味を改善し、食品としての機能性が高まっ
たことを確認した。
た食品（Ａ）と杜仲葉エキス食品（Ｂ）の食味比較を表
２で示す。この比較の結果、混合することにより、杜仲
葉エキスの食味を改善し、食品としての機能性が高まっ
たことを確認した。
【００１１】
【表２】
【００１２】杜仲葉エキスと（Ｃ）とバラ科甜茶エキス
（Ｄ）の食味適性の混合割合比較を表３で示す。この比
較の結果、杜仲葉エキス対バラ科甜茶エキスの混合割合
は（Ｃ）８：（Ｄ）２が適当と確認した。
（Ｄ）の食味適性の混合割合比較を表３で示す。この比
較の結果、杜仲葉エキス対バラ科甜茶エキスの混合割合
は（Ｃ）８：（Ｄ）２が適当と確認した。
【００１３】
【表３】
【００１４】保存性については、杜仲葉の含有するトコ
フェノール（ビタミンＥ）と抗酸化物質のゲニポシド酸
やタンニンによって一般的にその効果が確認されている
ので試験は行わなかった。
フェノール（ビタミンＥ）と抗酸化物質のゲニポシド酸
やタンニンによって一般的にその効果が確認されている
ので試験は行わなかった。
【００１５】
【発明の効果】この発明は、杜仲葉の粉末及びエキスと
バラ科甜茶エキスを混合することにより、食品機能性を
高める為のものであり、杜仲葉製品の嗜好性も高めるこ
とができ、杜仲葉のトコフェノール（ビタミンＥ）によ
って酸化を防ぎバラ科甜茶エキスの長期保存が安定す
る。
バラ科甜茶エキスを混合することにより、食品機能性を
高める為のものであり、杜仲葉製品の嗜好性も高めるこ
とができ、杜仲葉のトコフェノール（ビタミンＥ）によ
って酸化を防ぎバラ科甜茶エキスの長期保存が安定す
る。
Claims (2)
- 【請求項１】 杜仲葉の粉末とバラ科甜茶エキスパウ
ダーの混合物を主成分とする杜仲葉粉末とバラ科甜茶エ
キスパウダーの混合した食品。 - 【請求項２】 杜仲葉エキスとバラ科甜茶エキスの混
合物を主成分とする杜仲葉エキスとバラ科甜茶エキスを
混合した食品。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10098056A JPH11253128A (ja) | 1998-03-09 | 1998-03-09 | 杜仲葉の粉末及びエキスとバラ科甜茶エキスを混合した食品 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10098056A JPH11253128A (ja) | 1998-03-09 | 1998-03-09 | 杜仲葉の粉末及びエキスとバラ科甜茶エキスを混合した食品 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH11253128A true JPH11253128A (ja) | 1999-09-21 |
Family
ID=14209637
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP10098056A Pending JPH11253128A (ja) | 1998-03-09 | 1998-03-09 | 杜仲葉の粉末及びエキスとバラ科甜茶エキスを混合した食品 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH11253128A (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP1407679A4 (en) * | 2001-06-21 | 2005-06-15 | Kyowa Hakko Kogyo Kk | METHOD FOR PRODUCING PLANT EXTRACT CONTAINING PLANT POWDER |
| EP2298084A1 (de) | 2009-08-28 | 2011-03-23 | Symrise AG | Süßmittelreduzierte Produkte, Aromamischungen dafür sowie Verfahren zum Herstellen solcher Produkte |
| JP2015518375A (ja) * | 2012-05-04 | 2015-07-02 | シムライズ アーゲー | 物質混合物 |
| US10624372B2 (en) | 2009-08-28 | 2020-04-21 | Symrise Ag | Reduced-sweetener products, flavoring mixtures for said reduced-sweetener products and process for the production of products of this type |
-
1998
- 1998-03-09 JP JP10098056A patent/JPH11253128A/ja active Pending
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP1407679A4 (en) * | 2001-06-21 | 2005-06-15 | Kyowa Hakko Kogyo Kk | METHOD FOR PRODUCING PLANT EXTRACT CONTAINING PLANT POWDER |
| EP2298084A1 (de) | 2009-08-28 | 2011-03-23 | Symrise AG | Süßmittelreduzierte Produkte, Aromamischungen dafür sowie Verfahren zum Herstellen solcher Produkte |
| US10624372B2 (en) | 2009-08-28 | 2020-04-21 | Symrise Ag | Reduced-sweetener products, flavoring mixtures for said reduced-sweetener products and process for the production of products of this type |
| US10869493B2 (en) | 2009-08-28 | 2020-12-22 | Symrise Ag | Reduced-sweetener products, flavoring mixtures for said reduced-sweetener products and process for the production of products of this type |
| JP2015518375A (ja) * | 2012-05-04 | 2015-07-02 | シムライズ アーゲー | 物質混合物 |
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