JPH11253086A - 保湿材入りナメクジ駆除容器 - Google Patents

保湿材入りナメクジ駆除容器

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JPH11253086A
JPH11253086A JP10326098A JP10326098A JPH11253086A JP H11253086 A JPH11253086 A JP H11253086A JP 10326098 A JP10326098 A JP 10326098A JP 10326098 A JP10326098 A JP 10326098A JP H11253086 A JPH11253086 A JP H11253086A
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JP
Japan
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slug
lid
container
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entrance
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JP10326098A
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English (en)
Inventor
Takashi Kameyama
尊 亀山
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Individual
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Abstract

(57)【要約】 【課題】ナメクジを効率よく誘引し、かつ雨水や散水に
よりナメクジ駆除剤が効力を矢うことなく、そのききめ
が長期間持続するナメクジ駆除容器を提供する。 【解決手段】本体(1)にナメクジ進入口(6)及び水
抜き穴(7)を設け、保湿材(3)を取り付けて、ナメ
クジ駆除剤(4)の入った駆除剤入れ(5)を設置し、
蓋(2)を被せた保湿材入りナメクジ駆除容器。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、内部に保湿材を有
することを特徴とする、保湿材入りナメクジ駆除容器に
関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来よりナメクジ駆除剤を設置したナメ
クジ駆除容器が種々みられる。形状は円筒状や箱状のも
ので、容器中央部に駆除剤を設置し、側面もしくは下部
にナメクジ進入口を設け更に蓋を被せた構造になってい
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら従来のナ
メクジ駆除容器は、ナメクジの進入口が広く、雨天もし
くは散水時に水滴が入り込み易かった。このため駆除剤
が水に濡れて解けだし薬剤の効果が落ちてしまった。ま
た、水の入りにくい構造の物もあるが、容器内は湿り気
がなく、ナメクジの好む環境とは言えず、駆除の効果が
あまり期待できないという問題点があった。本発明は以
上のような欠点を除くために成されたものであり、雨天
時もしくは散水時において水滴が容器内に入り込みがた
く、また保湿材による適度な湿り気でナメクジを誘引
し、効率よく駆除することができる保湿材入りナメクジ
駆除容器を提供することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】(イ)請求項1について
述べれば、上面が開口した本体(1)の前面と背面にナ
メクジ進入口(6)を、及び底面に水抜き穴(7)を開
け、内側に保湿材(3)を敷き詰め、その上に駆除剤入
れ(5)を設置し、内側に保湿材(3)を取り付けた蓋
(2)を前記本体(1)に被せる。 (ロ)請求項2について述べれば、前面と背面が開口し
た、三角形の筒状の本体(1)の底面に、水抜き穴
(7)を開け、該本体(1)の内側に保湿材(3)を取
り付け、底面の保湿材(3)の上に駆除剤入れ(5)を
設置し、更に前面と背面に、中央下部にナメクジ進入口
(6)を開けた蓋(2)を被せる。 (ハ)請求項3について述べれば、本体(1)の底面と
底面の両側辺から折れ曲がるようにつながる左右側面
と、底面の前背後辺から折れ曲がるようにつながる前面
と背面とからなり、これらを上方へ折り曲げたときに開
放辺がそれぞれかみ合い三角形状の筒体を構成するもの
であり、その前面及び背面の蓋(2)のそれぞれの下部
にナメクジ進入口(6)を開け、本体(1)に水抜き穴
兼固定用舌片(8)の切れ目を入れ、該本体(1)の内
側に保湿材(3)を取り付け、該本体(1)を本体の折
れ目凹部(10)に沿って折り曲げ、本体はめ合い部
(12)をはめ合わせて三角形状の筒を作り、該筒の底
面の保湿材(3)の上に駆除剤入れ(5)を設置し、更
に蓋(2)を蓋の折れ目凹部(11)に沿って折り曲
げ、蓋はめ合い部(13)をはめ合わせ組み立てる。 本発明は、以上のような構成よりなる保湿材入りナメク
ジ駆除容器である。
【0005】
【発明の実施の形態】本発明の第一の実施例について図
1〜図2を用いて説明する。 (イ)上面が開口した本体(1)の前面及び背面にナメ
クジ進入口(6)を開ける。 (ロ)該本体(1)の底面に一か所以上の水抜き穴
(7)を開ける。 (ハ)該本体(1)に保湿材(3)を敷き詰め、ナメク
ジ駆除剤(4)を入れた駆除剤入れ(5)を設置する。 (ニ)蓋(2)の内側に保湿材(3)を取り付け、前記
本体(1)に被せる。本発明の第二の実施例について図
3〜図4を用いて説明する。 (イ)前面と背面が開口した三角形の筒状の本体(1)
の底面に、水抜き穴(7)をあける。 (ロ)該本体(1)の内側に、保湿材(3)を取り付け
る。 (ハ)ナメクジ駆除剤(4)を入れた駆除剤入れ(5)
を、底部の保湿材(3)の上に設置する。 (ニ)中央下部にナメクジ進入口(6)の開いた蓋
(2)を、前記本体(1)の前面と背面に被せる。 本発明の第三の実施例について図5〜図6を用いて説明
する。 (イ)本体(1)の底面につながる前面と背面の蓋
(2)の中央下部にナメクジ進入口(6)を開ける。 (ロ)本体(1)の底面の中央に、二か所の水抜き穴兼
固定用舌片(8)の切れ目を入れ、固定用穴(9)を開
ける。 (ハ)該本体(1)の内側に保湿材(3)を取り付け
る。 (ニ)該本体(1)を本体折れ目凹部(10)に沿って
折り曲げ、本体はめ合い部(12)をはめ合わせて三角
形状の筒を作る。 (ホ)該筒の底部の保湿材(3)の上にナメクジ駆除剤
(4)を入れた駆除剤入れ(5)を置く。 (ヘ)蓋(2)を蓋折れ目凹部(11)に沿って折り曲
げ、蓋はめ合い部(13)をはめあわせる。 (ト)水抜き穴兼固定用舌片(8)を外側に180度折
り曲げる。 以上のような構造で、ナメクジ進入口はナメクジが一匹
進入できる程度の大きさでよい。また実施例三の水抜き
穴兼固定用舌片(8)は、容器が風で飛ばないように植
木鉢等で固定するか、もしくは固定用穴(9)をつま楊
枝等で地面に固定するためのものである。これを使用す
るときは、保湿材(3)に水を含ませ、ナメクジの発生
する場所に設置し、周囲に散水する。これによりナメク
ジの好む環境となり、誘引効果がさらに増す。なお保湿
材(3)としては、コットン、スポンジ、水苔、不織
布、紙などがあげられるが、水分を吸収保持するもので
あればどのような素材でもかまわない。また、駆除剤の
成分を変えることにより他の害虫、例えばダンゴ虫等の
誘引および駆除をすることも可能である。なお本実施例
の形状以外にも、多角筒形や円筒形、かまぼこ形などの
形状も考えられる。
【0006】
【発明の効果】保湿材(3)の働きにより容器内は適度
の湿り気になり、ナメクジの好む環境となる。それによ
りナメクジの誘引効果が大となり、効率的な駆除ができ
る。またナメクジの進入口(6)を小さい穴にしたこと
で、雨水や散水による水が入りにくくなり、もし水が入
ったとしても保湿材(3)により吸収され、もしくは過
剰な水分は水抜き穴(7)により外部に出てしまう。そ
のためナメクジ駆除剤(4)は水に濡れることなく、そ
の効力が長期間持続する。更に実施例三のように組み立
て式にすれば、保管に場所を取らないという利点があ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第一の実施例の斜視図である。
【図2】本発明の第一の実施例の縦方向断面図である。
【図3】本発明の第二の実施例の斜視図である。
【図4】本発明の第二の実施例の一部を切り取った斜視
図である。
【図5】本発明の第三の実施例の展開図である。
【図6】本発明の第三の実施例の使用図である。
【符号の説明】
1 本体 2 蓋 3 保湿材 4 ナメクジ駆除剤 5 駆除剤入れ 6 ナメクジ進入口 7 水抜き穴 8 水抜き穴兼固定用舌片 9 固定用穴 10 本体折れ目凹部 11 蓋折れ目凹部 12 本体はめ合い部 13 蓋はめ合い部

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 上面が開口した本体(1)の、前面と背
    面にナメクジ進入口(6)を、及び底面に水抜き穴
    (7)を開け、内側に保湿材(3)を敷き詰め、その上
    に駆除剤入れ(5)を設置し、内側に保湿材(3)を取
    り付けた蓋(2)を前記本体(1)に被せた、保湿材入
    りナメクジ駆除容器。
  2. 【請求項2】 前面と背面が開口した、三角形の筒状の
    本体(1)の底面に水抜き穴(7)を開け、該本体
    (1)の内側全面に保湿材(3)を取り付け、底面の保
    湿材(3)の上に駆除剤入れ(5)を設置し、更に前面
    と背面に、中央下部にナメクジ進入口(6)の開いた蓋
    (2)を被せた、保湿材入りナメクジ駆除容器。
  3. 【請求項3】 本体(1)の底面と、底面の両側辺から
    折れ曲がるようにつながる左右側面と、前背後辺から折
    れ曲がるようにつながる前面と背面とからなり、これら
    を上方へ折り曲げたときに開放辺がそれぞれかみ合い、
    三角形状の筒体を構成するものであり、その前面および
    背面の蓋(2)の下部にナメクジ進入口(6)を開け、
    本体(1)に水抜き穴兼固定用舌片(8)の切れ目を入
    れ、該本体(1)の内側に保湿材(3)を取り付け、該
    本体(1)を本体折れ目凹部(10)に沿って折り曲
    げ、本体はめ合い部(12)をはめ合わせて三角形状の
    筒を作り、該筒の底面の保湿材(3)の上に駆除剤入れ
    (5)を設置し、蓋(2)を蓋折れ目凹部(11)に沿
    って折り曲げ、蓋はめ合い部(13)をはめ合わせた組
    み立て式の保湿材入りナメクジ駆除容器。
JP10326098A 1998-03-11 1998-03-11 保湿材入りナメクジ駆除容器 Pending JPH11253086A (ja)

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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
GB2348591A (en) * 1999-02-25 2000-10-11 Michael Bayley Mollusc attraction apparatus
JP2007195507A (ja) * 2006-01-30 2007-08-09 Ecore Kk 歩行性昆虫捕獲器
JP2014113134A (ja) * 2012-12-12 2014-06-26 Earth Chemical Co Ltd 屋外用毒餌剤収納容器
JP2020068721A (ja) * 2018-10-31 2020-05-07 株式会社Shimada 捕虫器及び捕虫箱
JP2020130114A (ja) * 2019-02-25 2020-08-31 株式会社ウエ・ルコ 誘引捕獲器

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