JPS5933225Y2 - 施肥容器 - Google Patents
施肥容器Info
- Publication number
- JPS5933225Y2 JPS5933225Y2 JP16032081U JP16032081U JPS5933225Y2 JP S5933225 Y2 JPS5933225 Y2 JP S5933225Y2 JP 16032081 U JP16032081 U JP 16032081U JP 16032081 U JP16032081 U JP 16032081U JP S5933225 Y2 JPS5933225 Y2 JP S5933225Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- fertilizer
- protrusions
- fertilization
- container
- soil
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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Landscapes
- Fertilizing (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は紘栽やフラワーボックス等の植物に肥料を施す
場合に用いる施肥容器に関する。
場合に用いる施肥容器に関する。
従来このような施肥に際し固形肥料を裸で用土上に置い
ておくと、ごきぶりや、はえその他の昆虫の産卵に基因
して固形肥料に発生したうじ虫の蚕食により該固形肥料
が崩壊し易く、粉状化した肥料が散水時に流れだしたり
、風で吹き飛ばされたりして固形肥料の定置性を損なう
のみならず、肥料の残滓が用土に混って土を汚損し易く
、しかもうし虫が不快感を与える等の欠点がある。
ておくと、ごきぶりや、はえその他の昆虫の産卵に基因
して固形肥料に発生したうじ虫の蚕食により該固形肥料
が崩壊し易く、粉状化した肥料が散水時に流れだしたり
、風で吹き飛ばされたりして固形肥料の定置性を損なう
のみならず、肥料の残滓が用土に混って土を汚損し易く
、しかもうし虫が不快感を与える等の欠点がある。
これを避けるため、はえその他の昆虫の産卵を阻止する
ように目の小さい金網を上端開口に張設したキャップ状
カバーで固形肥料を覆うようにすると、散水時に金網と
水の耐着力によって該キャップ状カバー内への給水量が
減少し、従って固形肥料の溶解量が少なくなるに対し、
該キャップ状筒体外への給水量が相対的に多くなって施
肥不充分となる恐れがある。
ように目の小さい金網を上端開口に張設したキャップ状
カバーで固形肥料を覆うようにすると、散水時に金網と
水の耐着力によって該キャップ状カバー内への給水量が
減少し、従って固形肥料の溶解量が少なくなるに対し、
該キャップ状筒体外への給水量が相対的に多くなって施
肥不充分となる恐れがある。
本考案はこの問題に対処するもので、少くも一組の対向
壁板の外側に、５粍或いはそれ以下の間隔をおいて３粍
或いはそれ以上の高さの針状或いは歯状の突起を前後左
右に分散植設し、表面張力作用を受ける水滴により塞が
れない大きさの小孔を該突起間の前記壁板に夫々穿設し
たことを特徴とする。
壁板の外側に、５粍或いはそれ以下の間隔をおいて３粍
或いはそれ以上の高さの針状或いは歯状の突起を前後左
右に分散植設し、表面張力作用を受ける水滴により塞が
れない大きさの小孔を該突起間の前記壁板に夫々穿設し
たことを特徴とする。
第１図〜第４図は三角墳状の固形肥料の場合に適用した
本考案の一実施例を示し、該固形肥料が遊嵌する三角墳
状空所を備える容器本体１の各壁板と、該容器本体開口
部の一辺に肉薄可撓性のヒンジ２を介して一体にプラス
チック底形された蓋３の外面には、夫々周枠部分を除い
て、辺長さＴが５粍或いはそれ以下（４粍程度が好まし
い）の基盤の目の各角隅に夫々位置する３粍或いはそれ
以上の高さく４〜５粍程度が好ましい）の針状の突起４
が一体に突出成形され、その各基盤の目に当たる壁板部
分には夫々略２．５〜３粍角の正方形状の小孔５が穿設
されている。
本考案の一実施例を示し、該固形肥料が遊嵌する三角墳
状空所を備える容器本体１の各壁板と、該容器本体開口
部の一辺に肉薄可撓性のヒンジ２を介して一体にプラス
チック底形された蓋３の外面には、夫々周枠部分を除い
て、辺長さＴが５粍或いはそれ以下（４粍程度が好まし
い）の基盤の目の各角隅に夫々位置する３粍或いはそれ
以上の高さく４〜５粍程度が好ましい）の針状の突起４
が一体に突出成形され、その各基盤の目に当たる壁板部
分には夫々略２．５〜３粍角の正方形状の小孔５が穿設
されている。
尚各壁板の表裏の一点鎖線Ａ、Ｂで囲んだ部分は突起４
及び小孔５の設置範囲を示し、蓋３の自由端には可撓性
掛金部分６を一体に設けている。
及び小孔５の設置範囲を示し、蓋３の自由端には可撓性
掛金部分６を一体に設けている。
施肥に際しては、先ず容器本体１内に固形肥料を嵌装し
た後、ヒンジ２を中心として蓋３を第１図鎖線示のよう
に折返して掛金部分６を該容器本体の反対側端末に掛止
め、次で施肥量に応じた面積を持つ壁板を下にして植木
鉢等の用土上の適所に押付は載置する。
た後、ヒンジ２を中心として蓋３を第１図鎖線示のよう
に折返して掛金部分６を該容器本体の反対側端末に掛止
め、次で施肥量に応じた面積を持つ壁板を下にして植木
鉢等の用土上の適所に押付は載置する。
そうすれば底部突起４が用土に突き刺さって、土表面の
傾斜如何に拘らず施肥容器が該用土上の定位置に固定さ
れるのみならず、露出した壁板の小孔５やその周囲の突
起４がはえその他の微細でない昆虫類の固形肥料への産
卵を妨げるから、該固形肥料に比較的大きなうじ虫が発
生する恐れが殆ど無く、従ってうじ虫の蚕食による固形
肥料の崩壊も防止できる。
傾斜如何に拘らず施肥容器が該用土上の定位置に固定さ
れるのみならず、露出した壁板の小孔５やその周囲の突
起４がはえその他の微細でない昆虫類の固形肥料への産
卵を妨げるから、該固形肥料に比較的大きなうじ虫が発
生する恐れが殆ど無く、従ってうじ虫の蚕食による固形
肥料の崩壊も防止できる。
又小孔５が表面張力作用を受ける水滴により塞がれない
大きさを持っているのと、該小孔周囲の突起４が散水の
壁板外面に沿う流れを妨げて、該流水を小孔５に誘導す
るのとにより、施肥容器内への給水量も左程減少せず、
従来のように施肥不充分となる恐れはない。
大きさを持っているのと、該小孔周囲の突起４が散水の
壁板外面に沿う流れを妨げて、該流水を小孔５に誘導す
るのとにより、施肥容器内への給水量も左程減少せず、
従来のように施肥不充分となる恐れはない。
しかも散水等により溶出施肥した後の肥料残滓は多孔性
の底部壁板により用土への混入を阻止されるから、用土
が従来のように汚損する恐れも殆ど無くなるし、該肥料
残滓は施肥容器を用土より抜取って肥料を交換する際に
容易に清掃除去できる。
の底部壁板により用土への混入を阻止されるから、用土
が従来のように汚損する恐れも殆ど無くなるし、該肥料
残滓は施肥容器を用土より抜取って肥料を交換する際に
容易に清掃除去できる。
以上一実施例について説明したが、施肥容器の素材板を
折曲げ成形可能な材料にすれば、第５図〜第７図に示す
ように歯状突起４′の成形と小孔５′の穿設を素材板の
切り起こし成形により同時加工することもでき、本考案
はこの場合をも包含する。
折曲げ成形可能な材料にすれば、第５図〜第７図に示す
ように歯状突起４′の成形と小孔５′の穿設を素材板の
切り起こし成形により同時加工することもでき、本考案
はこの場合をも包含する。
この場合は第７図のように容器本体１の歯状突起４′が
小孔５′の下側に隣接するようにして、散水の容器本体
内への流入を該歯状突起が案内するようにするのがよい
。
小孔５′の下側に隣接するようにして、散水の容器本体
内への流入を該歯状突起が案内するようにするのがよい
。
又施肥容器は図示の三角堰状外形のものに限定されるも
のではなく、長方体状外形のものにすることもできるこ
とは明らかで、本考案はこの長方体状外形の施肥容器の
一組の対向壁板にのみ突起及びこれに囲１れた小孔を設
けた場合を包含する。
のではなく、長方体状外形のものにすることもできるこ
とは明らかで、本考案はこの長方体状外形の施肥容器の
一組の対向壁板にのみ突起及びこれに囲１れた小孔を設
けた場合を包含する。
第１図は本考案−実施例の正面図、第２図はその下面図
、第３図及び第４図は夫々第１図のＸ矢視図及びＹ矢視
図、第５図は他の実施例の第４図に相当する図、第６図
は拡大して示す第５図のＺＺ断面図、第７図は第５図の
実施例における容器本体上部の縦断正面図である。 １・・・・・・容器本体、２・・・・・・ヒンジ、３・
・・・・・蓋、４・・・・・・突起、５・・・・・・小
孔。
、第３図及び第４図は夫々第１図のＸ矢視図及びＹ矢視
図、第５図は他の実施例の第４図に相当する図、第６図
は拡大して示す第５図のＺＺ断面図、第７図は第５図の
実施例における容器本体上部の縦断正面図である。 １・・・・・・容器本体、２・・・・・・ヒンジ、３・
・・・・・蓋、４・・・・・・突起、５・・・・・・小
孔。
Claims (1)
- 少くも→且の対向壁板の外側に、５粍或いはそれ以下の
間隔をおいて３粍或いはそれ以上の高さの針状或いは歯
状の突起を前後左右に分散植設し表面張力作用を受ける
水滴により塞がれない大きさの小孔を該突起間の前記壁
板に夫々穿設したことを特徴とする施肥容器。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP16032081U JPS5933225Y2 (ja) | 1981-10-29 | 1981-10-29 | 施肥容器 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP16032081U JPS5933225Y2 (ja) | 1981-10-29 | 1981-10-29 | 施肥容器 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5865827U JPS5865827U (ja) | 1983-05-04 |
| JPS5933225Y2 true JPS5933225Y2 (ja) | 1984-09-17 |
Family
ID=29952734
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP16032081U Expired JPS5933225Y2 (ja) | 1981-10-29 | 1981-10-29 | 施肥容器 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5933225Y2 (ja) |
-
1981
- 1981-10-29 JP JP16032081U patent/JPS5933225Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5865827U (ja) | 1983-05-04 |
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