JPH11252964A - ロックされた回転子を有するエレベ―タ駆動用電流調整器制御補償の自動校正 - Google Patents

ロックされた回転子を有するエレベ―タ駆動用電流調整器制御補償の自動校正

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JPH11252964A
JPH11252964A JP10358764A JP35876498A JPH11252964A JP H11252964 A JPH11252964 A JP H11252964A JP 10358764 A JP10358764 A JP 10358764A JP 35876498 A JP35876498 A JP 35876498A JP H11252964 A JPH11252964 A JP H11252964A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 モータをエレベータシステムから切り離す必
要のないエレベータモータ駆動のための制御パラメータ
の自動較正を提供する。 【解決手段】 エレベータ制御装置はロジック48を備
え、ロジック48は比例ゲイン(Kp),積分ゲイン
(K1),および電流調整器/モータ駆動装置20の全
ゲイン(GC)を自動的に計算する。この計算は、オー
プンループ変換関数と閉ループ変換関数を測定し、所望
のオープンおよび閉ループ応答がFCLに基づいてGC
セットすることによって達成されるまでKpとK1を調節
することによって行われる。まず、FOLの試験周波数で
1はゼロにセットされ、FOLの閉ループゲイン応答が
1に等しくなるまでK1は変えられる。それから、K
1は、FCLで閉ループゲイン応答が1に等しくなるまで
変えられる。この処理はロックされ,,たモータで行わ
れる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、モータ/駆動シス
テムの自動較正に係り、特に、エレベータ駆動用の電流
調整器制御補償の自動較正に関する。
【0002】同時に出願中の米国特許出願No.8/9
96,263(社内整理番号OT−3065)、No.
8/996,265(社内整理番号OT−3064)、
(社内整理番号OT−3054)、No.8/996,
266(社内整理番号OT−4046)、No.8/9
96,264(社内整理番号OT−4047)は、ここ
に述べられている主題を含んでいる。
【0003】
【従来の技術】モータ電流を制御するために、電流調整
器(又は電流制御装置)を使用することは知られてい
る。また、モータ電流の同期制御を行うために、モータ
電流の比例−積分(P−I)閉ループ制御を使用するこ
とも知られている。
【0004】しかしながら、そのような電流調整器は、
モータ電流の正密な制御およびモータシャフトで発生し
たトルクの正密な制御を行うために、モータの電磁気動
特性に正確に同調されなければならない。特に、P−I
制御装置に対して、比例ゲインKpおよび積分ゲインK1
は、正確な性能を得るために、モータ動特性に調和され
なければならない。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】それらの制御パラメー
タを正確に決めるための一つの技術は、高価な試験設備
と技術者と時間を使用してエンジニアリング実験室にお
いてモータ/駆動システムを解析することである。しか
しながら、現代の又はレトロフィットの適用にあたっ
て、新しい駆動装置は現存するエレベータシステムの古
い駆動装置と取り替えるものであり、制御パラメータを
評価するためにモータをエレベータシステムから取り除
くことは、不都合であり費用がかかる。
【0006】調整器制御パラメータを決める他の技術
は、特別な試験設備を使用して駆動をモータに同調させ
るために、高度の熟練技術者を現場に急送するものであ
る。しかしながら、そのような技術は、費用と時間の浪
費であり、かつ現代のエレベータモータはビルディング
所有者にとって味力のないものである。
【0007】もちろん、電流調整器を同調させるための
種々の技術が種々の文献に開示されている。これらの文
献としては、例えばねA.M.Khambadkone
による“セルーコミッショニング機構”(IEEE T
rans.Ind.Electronics,Vol.
38、No.5,1991年10月PP.322−32
7、H.Schierlingによる“セルーコミッシ
ョンニング−インバータ供給インダクションモータ駆動
(第3Intl Conference onPowe
r Electronics)およびM.Sumner
による“電圧供給ベクトル制御インダクションモータ駆
動”(IEEE ProceedingーB,Vol.
140,No.3,1993年5月)、およびT.Ku
dorによる“ベクトル制御インダクションモータ”
(IEE Pub.ID#07−7803−x/93,
PP.528ー535、である。
【0008】それらの技術は、モータパラメータを測定
し、それからこれらの評価に基づくアルゴリズムに従っ
て電流調整器ゲインを計算する。特に、Khambad
koneとSchierlingは、モータに電圧パル
スを供給することを教示し、モータ過渡インダクタンス
を評価するために電流の立上り率を使用する。Sumn
erは、モータに電圧パルスの擬似乱数シーケンスを教
示し、モータパラメータを評価するために繰り返し最小
二乗計算を使用する。電流調整器パラメータは、評価さ
れたモータパラメータを使用して、極置換アルゴリズム
によって決められる。Kudorは、電流調整器にステ
ップ入力を供給することを教示し、ステップ応答に基づ
く性能インデックスを演算する。ファジーロジック規則
は、正しい同調を達成するために、調整器ゲイン調節に
使用される。しかしながら、前述の技術は高価にして実
行するのに複雑である。
【0009】本発明の目的は、モータをエレベータシス
テムから切り離す必要がない、エレベータモータ駆動の
ための電流調整器用の制御パラメータの自動較正を提供
することである。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の方法は、比例ゲイン,積分器の積分ゲイ
ン,およびエレベータモータ制御装置電流調整器補償の
全利得を計算するとともに、制御装置とモータが電流ル
ープを形成する方法であって、a)ステップ(b)〜
(f)の間に積分器の制御装置への貢献を小さくするス
テップと、b)初期値に対する比例ゲインを設定するス
テップと、c)第1の試験周波数に基づく全利得を設定
するステップと、d)前記第1の試験周波数、で正弦波
基準信号を電流調整器に供給するステップと、e)前記
第1の試験周波数で、電流ループのオープンループゲイ
ンを計算するステップと、f)前記比例ゲインを変え、
前記オープンゲインが1に対する所定の公差になるまで
ステップ(e)を行うステップと、g)第2の試験周波
数で、前記正弦波電流信号を電流調整器に供給するステ
ップと、h)前記第2の試験周波数で、電流ループの閉
ループゲインを計算するステップ、およびi)前記積分
ゲインを変え、前記閉ループゲインが1に対する所定の
公差内になるまでステップ(h)を行うステップ、によ
って構成されていることを特徴とする。
【0011】
【発明の実施の形態】図1に示すように、エレベータモ
ータ制御装置の一部は、ライン9の左側に示されてお
り、磁界有向性(又はベクトル)モータ制御を含む。こ
のモータ制御は、各々異なる制御軸、すなわちモータ磁
化に関するd−軸ループと、トルクに関するq−軸ルー
プに対応する2つの制御ループを、持っている。d−軸
ループはライン14に供給されたd−軸電流基準入力信
号IdREFを持っている。IdREFは、モータ磁化曲線、例
えば後述するIdRATED又はINO-LOADに基づくモータに
適正な磁束を供給するために、所定の値にセットされ
る。IdREF信号は、図2で後述するように、磁界有向性
電流調整/モータ駆動回路20に供給される。
【0012】q−軸電流ループはライン15の第1のq
−軸電流基準入力信号IqREF1を有し、この第1のq−
軸電流基準入力信号はスイッチ19の一つの入力端子に
供給される。IqREF1は、他のロジック(図示せず)例
えば速度ループ補償ロジック(図示せず)によって供給
され、米国特許出願番号(社内整理番号OT−305
4)で述べられているような、モータ自動較正でない時
に、q−軸電流基準信号を制御装置に供給する速度制御
ループを閉じる。スイッチ19の他への入力端子はライ
ン17の第2のq−軸電流基準入力信号IqREF2であ
る。スイッチ19の出力は、ライン18のq−軸電流ル
ープ基準信号IqREFであって、スイッチ19に供給され
るライン13のMODE1信号の状態に基づいて、I
qREF1又はIqREF2と等しくなるようにセットされる。I
qREF信号は、図2で後述するように、界磁有向性電流調
整/モータ駆動回路20に供給される。
【0013】本発明で使用される3相ACインダクショ
ンモータの2つの例は、ギャ方式の、定格電力45K
W,定格電圧355ボルト,定格速度1480,定格周
波数50Hzを有するロハー(Loher)によるモデ
ルUGA−225LB−40Aと、タッング(Tatu
ng)(台湾)による定格電力40KW,定格電圧50
0ボルト,定格速度251,および定格周波数16.7
Hzを有するギャレス方式のモデル156MST、であ
る。必要ならば、他の定格パラメータを有する他のモー
タを使用することもできる。
【0014】回路20はライン22の3相電圧信号V
x,Vy,Vzをモータ24例えば3相インダクション
モータに供給する。モータ24は、機械的なリンケージ
例えばシャフトおよび/若しくはギャボックスによっ
て、シーブ28に接続されている。ロープ又はケーブル
30は、シーブ28に巻装され、エレベータかご32に
接続された一端と、カウンターウェイト34に接続され
た他端を持っている。カウンターウェイトの重さは、一
般に、空のかごの重さにかごの最大負荷の40〜50%
を加えたものに等しい。
【0015】必要ならば、他のエレベータシスタム構
造、すなわち、カウンターウェイトの有無、ギャボック
スの有無によるものを、モータ24の出力トルクをエレ
ベータかご32の動きに変換するために使用できる。当
該他のエレベータシスタム構造としては、例えば、二重
リフト、ドラムマシン等があり、二重リフトでは、2つ
のエレベータかごが単一のロープに接続され、かごは反
対方向に動き、各かごは他のかごに対してカウンターウ
ェイトとなる。また、ドラムマシンとしては、ロープが
モータによって駆動されるドラムのまわりに巻装され
る。
【0016】ブレーキ37例えば電磁ディスクブレーキ
は、シャフト26に配置され、回路20からのライン3
8上の電気ブレーキ指令信号BRKCMDによって駆動
される。ブレーキ37は、作動され又は落とされると、
シャフト26をクランプし、モータシャフトが回るのを
防止し、すなわち回転子をロックし、シーブ28の動き
を防ぐ。
【0017】図2に示すように、界磁有向性制御におい
て、それぞれdおよびq軸に対応する電流(Id,I
q)および電圧(Vd,Vq)パラメータを使用するこ
とは、周知である。周知のように、界磁有向性を使用す
ると、モータ磁界(又は磁束)はIdによって制御さ
れ、モータトルクはIqによって制御される。特に、図
1の界磁有向性電流調整/モータ駆動装置20は2つの
電流制御ループによって構成され、一つはd−軸電流I
d用であり、他の一つはq−軸電流Iq用である。Id
ループはライン14上のIdREFを加減算器102で受け
る。ライン104の測定された又はフィードバックd−
軸電流信号Idは加減算器102の負入力に供給され
る。加減算器102の出力はライン106のエラー信号
dERRであり、このエラー信号は、比例一積分(P−
I)電流ループ制御のような制御補償ロジック108に
供給される。必要ならば、他の電流ループ制御補償を使
用してもよい。ロジック108はライン110にd−軸
電圧指令信号VdCMDを供給する。
【0018】q−軸に対して、Iqループはライン18
のIqREF信号を加減算器114の正入力で受ける。ライ
ン116の測定された又はフィードバックq−軸電流信
号Iqは加減算器114の負入力に供給される。加減算
器114の出力は、ライン118のエラー信号であり、
ロジック108と同様に、制御補償ロジック120例え
ば比例一積分ロジックに供給される。制御補償ロジック
120は、ロジック108と同様に、比例ゲインKp
積分ゲインK1,および全利得Gcを有する。ロジック
120の出力は、ライン122のq−軸電圧指令信号V
qCMDである。
【0019】電圧指令VdCMDとVqCMDは周知の界磁有向
性3相変換ロジック124に供給され、3相変換ロジッ
ク124はd−軸電圧指令とq−軸電圧指令をライン1
26の3相電圧指令VXCMD,VYCMD,VZCMDに変換す
る。相電圧指令VXCMD,VYCMD,VZCMDは周知の3相駆
動回路(又はインバータ)128に供給され、3相駆動
回路128は、それぞれ相電圧VXCMD,VYCMD,VZCMD
を、ライン130,132,134(集約的にライン2
2)に供給してモータ24を駆動する。
【0020】駆動回路128(詳細は示されていない)
内で、ライン126の電圧指令VXCMD,VYCMD,VZCMD
は、入力電圧レベルを示すパーセント・デュティ・サイ
クル指令に変換される。パーセント・デュティ・サイク
ルはパルス幅変調駆動信号に変換され、パルス幅変調駆
動信号によってパワートランジスタが駆動され、それぞ
れライン130,132,134にパルス幅変調可変周
波数3相電圧VX,VY,VZが供給される。駆動装置1
28内での変換は、電子構成要素および/若しくはモー
タ駆動回路の分野で周知のソフトウェアを、使用して行
われる。入力電圧指令を受け出力相電圧を供給する駆動
回路は他のタイプのものでも使用でき、相電圧はパルス
幅変調でなくてもよい。
【0021】それぞれ電圧VX,VY,VZに関連する相
電流IX,IY,IZは、それぞれ周知の電流センサ13
6,138,140例えば閉ループホール効果(例えば
LEMS)によって測定さ、それぞれ、ライン141,
142,143に供給される。相電流IX,IY,IZ
界磁有向性変換ロジック150の3相に供給され、界磁
有向性変換ロジック150は相電流からライン104,
116のd−軸電流とq−軸電流に変換し、d−軸電流
とq−軸電流は、それぞれ、フィードバック電流とし
て、加減算器102,114に供給される。
【0022】コンバータ124,150は、D.ノボト
ニィ(Novotny)による“ベクトルおよびAC駆
動の動特性”、オックスフォード大学、プレス199
6,P203〜251で述べられているようなベクトル
(d−軸およびq−軸)パラメータと、相パラメータと
の間の変換を行う。コンバータ124,150は、その
ような変換を、マイクロプロセッサなどを用いてソフト
ウェアで実行する。
【0023】モータ駆動ロジック111はブレーキ駆動
回路145を含み、ブレーキ駆動回路145はライン1
46に入力信号BRKを受け、ライン38にBRKCM
D信号を供給する。
【0024】図1に示すように、本発明は、制御パラメ
ータK1,Kp,Kcを自動的に計算する自動校正ロジッ
ク48によって構成され、このロジック48はライン1
21上のそれらを回路20に供給する。ロジック48
は、スイッチ19に電流基準信号IdREFを供給すると共
に、IdREFをライン14上の回路20に供給する。ま
た、ロジック48は、ライン13のMODE1をスイッ
チ19に供給する。MODE1フラグにより、ロジック
48からの電流基準信号がロジック20に供給される。
ロジック48はライン146のブレーキ要求信号BRK
を回路20に供給する。
【0025】校正ロジック48はシリアルリンク82を
介してサービス・ツール80につながる。サービス・ツ
ール80は、ディスプレイ84と、サービス・ツール8
0内のデータをリンク82を介して制御装置7に入力す
るキーパッド(又はキーパッドボード86を含んでい
る。特に、ロジック48は、サービス・ツール80から
リンク82を通して始動指令と停止指令を受け、それぞ
れ、自動校正が始まったときおよび停止したとき、制御
する。ロジック48は、DONE信号とFAULT信号
を、リンク82を通してサービス・ツール80に供給す
る。DONE信号は故障がなく自動校正が完了した時点
を示し、FAULT信号は故障が自動校正中に検出され
たことを示す。
【0026】ロジック48は、マイクロプロセッサ,イ
ンタフェース回路,ソフトウェア,および/若しくはフ
ァームウェアを含み、周知の電子構成要素によって構成
され、ここで述べられている機能を実行することができ
る。
【0027】図3を参照すると、図1と図2の自動校正
ロジック48を有するq−軸電流ループと同等の制御シ
ステムブロク図が示されており、MODE1信号(図
1)は、スイッチ19に、IqREFをq−軸電流ループに
対する基準(すなわち自動校正モード)としてIqREF2
に等しくセットするように指令する。図3の制御システ
ムの種々な部分は、図1と2の概略ブロック図の部分に
相似である。特に、図3の制御システムは自動校正ロジ
ック48からのライン210(図2のライン18に相
似)のq−軸電流基準信号IqREFによって構成され、こ
の信号は加減算器212(図2の加減算器114に相
似)に供給される。ライン214上のIq電流フィード
バック信号は、加減算器212の負入力に供給される。
加減算器212はライン216のエラー信号IERRをボ
ックス218に供給する。ボックス218はP−I制御
補償(図2のq−軸ループ補償ロジック120に相似)
を示す。補償218は、周知の比例−積分制御変換関数 Gc(Kp+K1/S) ………(1) を有する。ここで、K1は積分ゲイン、Kpは比例ゲイ
ン、Gcは全利得、および“S”は周知のラプラス変換
子である。
【0028】補償218は、モータ駆動装置111(図
2)の変換関数を示すライン220の電圧指令信号に供
給する。モータ駆動装置111は、関連する周波数範囲
において、1の変換関数を持っている。駆動装置222
は、ライン224の相駆動電圧Vphを、モータ24(図
1)の変換関数を示すボックス226に供給する。モー
タ24の変換関数は式(2)を有する第1次遅れによっ
て推定される。
【0029】L/(Ls+R)………(2) ここで、Lはモータの相インダクタンス、Rはモータの
相抵抗、および“S”はラプラス変換子である。モータ
は3相インダクションモータであるが、同様な変換関数
を有するものであればどのタイプのものでもよい。モー
タのq−軸電流Iqは、ライン214に示されており、
加減算器212にフィードバックされる。Iqは駆動装
置111(図2)内で実際に測定される。しかしなが
ら、モータの変換関数は、図3に示すように、制御シス
テムループの一部である。
【0030】図1と2について前述したように、自動校
正ロジック48は、IqREF2をライン210のq−軸電
流ループに供給され(図3には用途は示されていない
が、MOD1信号およびIdREF信号と同じように)、こ
の場合にIqREF2はq−軸電流ループ基準IqREFに等し
く、ロジック48は、216,214(図2のライン1
18,116と類似)の信号IqERR,Iqを、q軸電流
ループから受け、ライン219(図2のライン121と
同じ)の制御パラメータK1,Kp,Gcを、補償218
に供給すると共に、シリアルリンク82を介して受授す
る。
【0031】図3,4および5を参照すると、自動校正
ロジック48は、Gcをセットし、モータを切離し又は
除去することなく、所望の全駆動/モータループの応答
を得るためにK1とKpを調節する。特に、制御システム
ブロックダイアグラム用のオープンループ変換関数は、
次のように式(1)と(2)を結合する。
【0032】 Gc(Kps+K1)/S×1/(Ls+R)………(3) Kp=LおよびK1=Rであれば、式(3)のオープンル
ープ変換関数はGc/Sを減少させ、このゲインGcを有
する積分器を減少させて、モータシステムの所望のルー
プ性能が得られる。合成の積分器は、ωc(ラジアン/
秒)−Gc(すなわち、周波数と交差するオープンルー
プ)で1(odB)と大きさ又はゲイン周波数応答を持
っている。かくして、積分器ゲインGcは、所望のオー
プンループ交差周波数(ラジアン/秒)(すなわち、G
c=ωc=2πFOLに等しくなるようにセットされる。積
分器に等しいオープンループ変換関数を有するシステム
に対して、オープンループゲインが1(odB)と交差
するすなわちオープンループ交差周波数(FOL)が、所
定の量(例えば3dB)で1(odB)以下、すなわち
閉ループバンド幅にでの周波数に等しい。
【0033】自動校正ロジック48は、サービス・ツー
ル80(Gc又はFOLを演算する)からリンク82を介
してGcおよび/若しくはFOLを受け、回路20にGc
供給する。また、ロジック48は、2段階処理(以下に
図6でより詳細に説明する)を使用してK1とKpの値を
決める。第1に、比例ゲインKpは積分ゲインK1=0
(又は0に近い)で変化(又は同調)する。K1=0
(又は0に近く)に設定する目的は、処理の第1の段間
に補償108,120がシステム応答に貢献することを
低減させることである。望むならば、積分器の貢献度を
小さくするために、例えば積分器を一時的に動作不能に
し、システムの積分器を切換えること又は積分器出力を
ゼロに保持することを小さくするために、他の技術を使
用できる。
【0034】正弦波入力信号はループに基準電流として
供給され、ここで、入力信号は所望のオープンループ交
差周波数に等しい周波数FOLを持っている。オープンル
ープの大きさは、信号Iq/IqERRの比を計算すること
によって、計算される。Kpは、オープンループゲイン
の大きさが1(odB)の所定の公差内になるまで変わ
る。
【0035】図4と5を参照すると、ブレーキ周波数F
Bがオープンループ交差周波数FOLに比べて充分に小さ
く、オープンループ交差周波数でのオープンループは積
分器の応答に近い。従って、閉ループバンド幅(点40
0で示されている)、すなわち閉ループ周波数応答又は
ゲインがドロップオフまたは減衰を始める周波数は、本
質的に、オープンループ周波数FOLに等しい。
【0036】第2に、積分ゲインK1は、前述の第1段
階から決める値にセットされたKpに同調する。その場
合において、正弦波入力は、基準電流IqREFとして、ル
ープに供給され、ここで入力信号は周波数FOL=0.8
OLでループの所望の閉ループバンド幅を有する。望む
なら0.8以外のマルチプライアを、所望のシステム応
答に基づいて、使用できる。K1は、閉ループ変換関数
が1(odB)の所定の公差内になるまで、変えられ
る。
【0037】図6に示すように、さらに詳しくは、自動
校正ロジック48のトップレベルフローチャートはステ
ップ300で始まる。ステップ300では、始動指令が
サービス・ツール80(図1)から受けられているか否
かを決める。始動指令が受けられていなければ、ロジッ
ク48は終わる。始動指令が受けられていれば、後述の
如く、自動校正を行うために、ステップ302でパラメ
ータを要求してリンク82を介してサービス・ツール8
0から必要なパラメータを受ける。
【0038】次に、一連のステップ304は、以下で述
べるように、K1=0,Kp=Kp-INT,Gc=2πFOL
およびIdREFの値をセットする。もちろん、ステップ
304は可変COUNOをセットし、MODE=1をセ
ットし、BRK=1をセットするとともに、ブレーキ3
7(図1)を係合し、回転子をロックする。Kp-INT
の値は、モータネームプレートからの情報を使用して計
算される。前述のように、Kpがモータインダクタンス
Lに等しいことは望ましいことである。初期値として、
p-INTは、モータ過渡インダクタンスLに基づいてセ
ットされ、以下の熱を使用してモータの“ベース”イン
ダクタンスLσに基づいて近似される。
【0039】Kp-INIT=0.1×L_BASE L_BRKは磁化インダクタンス(Lm)と過渡インダ
クタンス(Lσ)によって構成され、LσはLmの約1
0〜20%である。望むならばね0.1以外の乗算子を
使用できる。L_BASEは、以下の式を使用して、モ
ータネームプレートデータから計算される。
【0040】 Z_BASE=(PWR_RATED)/(VLL_RATED)2 L_BASE=Z_BASE/(2πHZ_RATED) ここで、PWR_RATEDは定格モータシャフト電力
(ワット)、RPM_RATEDは定格モータ速度(R
PM)、VLL_RATEDはに定格RMS線間電圧
(ボルト)、HZ_RATEDは定格周波数(ヘルツ)
出ある。
【0041】IdREFの値は次のように設定される。
【0042】IdRF=0.25×I_BASE ここでこで、I_BASEは、モータベース電流で、
(RWR_RATED)/(3))1/2×VLL_RA
TED)として、ネームプレートデータから計算された
ものである。モータで適正な磁束が発生すれば、IdREF
に対して他の設定も使用できる。Kp-INTとIdREFの値
は、勤務員によって入力されリング82を介してサービ
スされに送られたPWR_RATED,RPM_RAT
ED,VLL_RATEDおよびHZ_RATED使用
してロジック48によって計算される。
【0043】また、IpーINITとIdREFの値
は、勤務員によって計算でき、80に入力し82を介し
て48に送ることもできる。
【0044】次にステップ310では、IqREF2を、所
望のオープンループ交差周波数例えば180〜333H
zに等しいFOLのテスト周波数を有する正弦波に等しく
なるようにセットする。望むならば他の周波数を使用で
きる。正弦波は、信号処理装置、例えばディジタル信号
処理装置、例えば5KHzの更新(又はサンプル)率を
有するモトロール(Motorola)DSP5600
2によって、デジタル的に発生される。他のハードウェ
アおよび/若しくはソフトウェア又は更新率を、正弦波
入力信号を発生させるために使用できる。
【0045】次にステップ312では、ライン118,
116のIqERRとIqをそれぞれ監視し、IqERRとIq
号(IqMAG,IqERR_MAG)の基本又は調波の大きさを
得るために個々の信号の離散フーリェ変換(DFT)を
実行し、オープンループゲインを計算する。第1の調波
はオープンループゲインを計算するために使用され、制
御しすてむの非直線性は計算を狂わさない。周知のよう
に、DFTから測定された基本又は第1の調波成分は、
Asin(ωt+Bcos(ωt)であり、ここでωは
テスト周波数(2πFOL)である。次にステップ314
では、周知の式(A2+B21/2によって第1の調波の
大きさを計算する。
【0046】周知のように、DFTを演算するために、
テスト周波数でのユニット振幅の標準の正弦波と余弦波
は、ロジック48内で発生する。測定された信号(I
qERR,Iq)は、標準の正弦波によって乗じられ、積は
信号のフーリェ係数を生じるために励磁期間にわたって
積分される。標準の信号によって信号を乗算しかつ積分
することにより、B係数が生じる。入力信号の15期間
にわたって積分することは、いかなるシステム応答をも
フィルタアウトするのに充分であることが判った。この
ことは、後述する世に、閉ループゲインについて行われ
るDFTにも適用される。所望ならば他の期間の数を使
用してもよい。もちろん、ここで論じられているDFT
に対して、所望ならば、他のタイプのフーリェ変換を使
用でき、高速フーリェ変換(FFT)などで所望の信号
の第1の調波が得られる。さらに、フーリェ変換の代わ
りに、所望の信号の第1の調波を決めるために他のフィ
ルタリング又はスペクトラム解析技巧を使用することが
出来る。
【0047】次にステップ316では、電流ループエラ
ーの大きさIqERR-MAGに対する電流フィードバック信号
IqMAGの大きさの比として、オープンループゲイン
OLを決算する。
【0048】次にステップ318で、GOLが1の+/−
0.5%(すなわち+/−0.005)内であるかどう
かをチェックする。他の公差を使用することもできる。
+/−0.5%内でなければ、ステップ320で、CO
UNT(カウント)が10に等しいかそれ以上である
か、すなわち少なくも10回繰り返されたかどうかを、
チェックする。10回繰り返されていれば、ステップ3
22で、直列リング82を介してサービス・ツール80
(図3)に送られるFAULT=1をセットし、ステッ
プ324でMODE=0,BRK=0をセットして、ロ
ジックが終わる。ロジックが10回以下だけ繰り返され
ているのみであれば、ステップ326でGOLが1よりも
大きいかどうかをチェクする。GOLが1以上であれば、
pはステップ328で所定の量に決められる。GOL
1以下であれば、ステップ330で所定量によってデク
リメントされる。何れの場合においても、次にステップ
332で、カウンターのカウント(COUNT)を1だ
けインクリメントし、ロジックは310に進んでKp
新しい値でGOLを再計算する。
【0049】Kpを繰り返すための一つの方法はバイナ
リサーチ技術を使用することであり、Kpの値は、各テ
ストの後に、Kpを上部と下部の境界の平均に等しくな
るように設定することによって、決められる。上部又は
下部の境界は、サーチ期間を減らすために、所望のしき
いが得られるまで、2つの各時間の要素によって調節さ
れる。例えば、上部境界Kp-upper=3Kp-INITであ
り、下部境界Kp-lower=0、Kp-upper+Kp-lower
/2である。
【0050】Kpが減少すれば(ステップ330)、下
部境界はKp-lower=Kpまで増加し、Kpが減少すれば
(ステップ328)、上部境界はKp-upper=Kpまで減
少する。それから、Kpの次の値は、変更された上部又
は下部境界に基づいて計算される。
【0051】代りとして、Kpは、所望の公差に達する
まで、各繰り返しで少量たとえば1%だけ変わる。所望
の時間内に集まる他のサーチ技術を使用することも出来
る。
【0052】GOLの値がステップ318において所定の
公差内であれば、積分ゲインK1は、正弦波入力周波数
に対する所望の閉ループ周波数応答に基づいて、決めら
れる。特に、一連のステップ340はCOUNT=0と
I=KI-INITを決める。
【0053】K1の値を決めるために、Kpの値は、処理
における前述した第1段階で決められた値にセットさ
れ、K1は初期値K1-INITにセットされる。
【0054】K1はモータ抵抗Rに等しくなることが望
ましいので、K1-INITの値は、K1-INIT=1000×K
pのRの算定値にセットされる。K1-INITを算定するた
めに1000以外の倍率を使用できる。
【0055】次に、ステップ342では、IqREF2を、
所望の閉ループバンド幅に等しいFOL=0.8×FOL
テスト周波数を有する正弦波に等しくなるようにセット
し、IdREFはまだ前のままにセットされる。正弦波曲線
は、ステップ310で述べたようにして発生される。
【0056】次に、ステップ344で、ライン116の
フィードバック電流信号Iqを監視し、閉ループゲイン
を計算するのに使用されるIq信号(IqMAG)の基本す
なわち第1の調波の大きさを得るために、信号Iqの離
散フーリェ変換を演算し、制御システムの非直線性は、
前述のオープンループゲインのために行われたことと同
様な方法で、計算をひずませない。知られているよう
に、DFT測定された基本すなわち第1の調波成分は、
X=Asin(ωt)+Bcos(ωt)であり、ここ
でωはテスト周波数(2πFCL)である。次に、ステッ
プ346で、周知の式(A2+B21/2で第1調波の大
きさを計算する。DFTの積分期間の数は前述したもの
と同じである。
【0057】ステップ348では、入力電流ループ基準
信号IqMAG(ロジック48によって供給されたものであ
り、測定する必要がない)の大きさに対する電流フィー
ドバック信号IqMAGの大きさの比率として、閉ループゲ
インGOLを計算する。
【0058】次に、ステップ350で、GOLが1の+/
−6%内であるかどうかをチェックする。他の公差も使
用できる。もし公差内になければ、ステップ352で、
COUNTが10に等しいか又はそれ以上であるかどう
か、すなわちループが少なくとも10回繰り返されたか
どうかを、テストする。10回繰り返されていれば、ス
テップ354で、直列リンクを介してサービス・ツール
に送られるFAULT=1をセットし、ステップ324
でMODE1=0,BRK=0をセットし、ロジックが
終わる。ロジックの繰り返しが10回以下であれば、ス
テップ356でGCLが1よりも大きいかどうかをチェッ
クする。GCLが1よりも大きければ、K1は、ステップ
360で予め決められた量によって決められる。GCL
1以下であれば、ステップ358で所定量によってデク
リメントされる。どちらの場合においても、次にステッ
プ362で、カウンターCOUNTを1だけインクリメ
ントし、ロジックはステップ342に進んでK1の新し
い値で再計算する。
【0059】K1を繰り返すための一つの方法は、Kp
繰り返しについて論じたものと同様なバイナリサーチ技
術を使用することであり、ここでK1の値は、該値を上
部および下部境界の平均に等しくなるように設定するこ
とによって、決められる。上部又は下部の境界は、所望
のしきいが得られるまで、2つの各時間の要素によっ
て、サーチ期間を減らすために調節される。たとえば、
上部境界K1−upper=2K1-INITおよび下部境界
1−lower=0,およびK1=(K1−upper
+K1−lower)/2である。
【0060】K1が増加(ステップ358)すれば、下
部境界はK1−lower=K1まで増加し、K1が減少
(ステップ360)すれば、上部境界はKI−uppe
r=K1まで減少する。それから、K1の次の値は、変更
された上部又は下部領域に基づいて、計算される。
【0061】代りに、K1は、所望の公差に達するま
で、各繰り返しで少量例えば1%まで変化できる。望む
ならば、所望の時間内に集まる他のサーチ又は繰り返し
を使用できる。
【0062】我々は、KpとK1のための前述したバイナ
リサーチが充分に正確である約8回の繰り返し内で集ま
ることを、見い出した。しかしながら、望むならば、多
少の繰り返しを使用できる。
【0063】GCLがステップ350で所望の公差内であ
れば、ステップ364ではDONEフラグを1に設定
し、このフラグは直列リンク82を介してサービス・ツ
ール80に送られ、ステップ324ではMODE1=
0,BRK=0に設定して、ロジックが終わる。
【0064】他の閉ループバンド幅とオープンループ交
差周波数、および他の入力周波数を使用することがで
き、例えば入力周波数は両方の計算用のFOLに等しいも
のであってもよい。
【0065】発明は、界磁有向駆動装置20を用いて述
べられているけれども、どのタイプの駆動装置によって
も良く働くものであり、基準電流,電流エラー,および
フィードバック電流がロジック48によって読み取られ
れば必ずしも界磁有効駆動を必要とするものではない。
【0066】発明は模範的な実施例について開示されて
いるけれども、本発明の精神と範囲から逸脱することな
く、前述の、および種々な他の変形、省略および追加が
できることは、当業者によって解決されるべきである。
【0067】
【発明の効果】本発明は、電流調整器パラメータ
(KI,KP,GO)を現場電流自動的に決めることによ
って、従来技術に勝って大きな改良を行っている。本発
明によれば、モータヲ現場から取り外す必要がなく、ま
たはモータをエレベータシステムから切り離す必要がな
い。もちろん、本発明によれば、モータ/駆動システム
を同調させるために、特別な試験設備を有する特別に訓
練された技術者を必要とすることもない。かくして、本
発明によれば、新しいモータ駆動装置が現場に設置され
る時モータ駆動を同調させることに関連するコストが低
減される。従って、モータパラメータを自動校正にあた
って、時間とお金の両方が節約される。結果として、本
発明は、エレベータシステムを現代の制御にまで向上さ
せるにあたって、現在の現場で見られる古いモータのパ
ラメータを決めるための高いコストによって経済的に実
用的でないビルディング所有者にとって味力的である。
さらにまた、本発明によれば、現存するエレーベータ制
御戸、安全システムを、発明の校正処理を通して、その
ままにしておくことができる。
【0068】本発明の前述のおよび他の目的、特徴およ
び利点は、添付図面に示されているような上述の模範的
な詳細な説明に鑑みて、より明白になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による自動校正ロジックを有する電流調
整器/モータ駆動装置を含むモータ制御装置の一部の概
略ブロック図。
【図2】本発明による図1の電流調整器/モータ駆動の
概略ブロック図。
【図3】本発明による図1のシステムの制御システムブ
ロック図。
【図4】本発明による図3の制御システムのオープンル
ープの周波数応答の大きさのプロット。
【図5】本発明による図3の制御システムの閉変換関数
のループの周波数応答の大きさのプロット。
【図6】本発明による図1の自動校正のロジックフロー
図。
【符号の説明】
7…制御装置 19…スイッチ 20…電流調整/モータ駆動回路 24…モータ 28…シーブ 32…エレベータかご 34…カウンターウェイト 48…自動校正ロジック 80…サービス・ツール 108,120…制御補償ロジック 124…3相変換ロジック 128…3相駆動回路 150…界磁有向性変換ロジック
フロントページの続き (72)発明者 アルベルト ヴェチオッティー アメリカ合衆国,コネチカット,ミドル タウン,タウン コロニー ドライヴ 821 (72)発明者 レズリー エム.ラモンタギュ アメリカ合衆国,コネチカット,プロスペ クト,ハイデロー アヴェニュー 11

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 比例ゲイン,積分器の積分ゲイン,およ
    びエレベータモータ制御装置電流調整器補償の全利得を
    計算するとともに、制御装置とモータが電流ループを形
    成する方法であって、 a)ステップ(b)〜(f)の間に積分器の制御装置へ
    の貢献を小さくするステップと、 b)初期値に対する比例ゲインを設定するステップと、 c)第1の試験周波数に基づく全利得を設定するステッ
    プと、 d)前記第1の試験周波数で、正弦波基準信号を電流調
    整器に供給するステップと、 e)前記第1の試験周波数で、電流ループのオープンル
    ープゲインを計算するステップと、 f)前記比例ゲインを変え、前記オープンゲインが1に
    対する所定の公差になるまでステップ(e)を行うステ
    ップと、 g)第2の試験周波数で、前記正弦波電流信号を電流調
    整器に供給するステップと、 h)前記第2の試験周波数で、電流ループの閉ループゲ
    インを計算するステップ、および i)前記積分ゲインを変え、前記閉ループゲインが1に
    対する所定の公差内になるまでステップ(h)を行うス
    テップ、 によって構成されていることを特徴とする方法。
  2. 【請求項2】 前記第2の試験周波数で電流ループのオ
    ープンループゲインを計算する前記ステップが、電流エ
    ラー信号の第1の調波に対する電流フィードバック信号
    の第1の調波の比率を演算するステップによって構成さ
    れていることを特徴とする、請求項1に記載の方法。
  3. 【請求項3】 比率を演算する前記ステップが、 前記電流エラー信号のフーリェ変換を演算するステッ
    プ、および前記フィードバック信号のフーリェ変換を演
    算するステップ、によって構成されていることを特徴と
    する、請求項2に記載の方法。
  4. 【請求項4】 前記第2の試験周波数で電流ループの閉
    ループゲインを計算する前記ステップが、電流基準信号
    の第1の調波に対する電流フィードバック信号第1の調
    波の比率を演算するステップ、によって構成されている
    ことを特徴とする、請求項1に記載の方法。
  5. 【請求項5】 第1の調波が、 前記電流基準信号のフーリェ変換を演算するステップ、
    および前記電流フィードバック信号のフーリェ変換を演
    算するステップによって構成されていることを特徴とす
    る、請求項4に記載の方法。
  6. 【請求項6】 前記比例ゲインの前記初期値が0.2×
    L_BASEであり、ここでL_BASEは次の式 Z_BASE=Z_BASE/(VLL_RATED)2 L_BASE=Z_BASE/(2πHZ_RATED) によって計算され、ここでPWR_RATEDは定格モ
    ータシャフト電力(ワット)であり、RPM_RATE
    Dは定格モータ速度(RPM)であり、VLL_RAT
    EDは定格RMS線間電圧(ボルト)であり、HZ_R
    ATEDは定格周波数(ヘルツ)である、ことを特徴と
    する、請求項1に記載の方法。
  7. 【請求項7】 モータが3相インダクションモータであ
    ることを特徴とする、請求項1に記載の方法。
  8. 【請求項8】 モータ制御装置が界磁有向性制御装置で
    あることを特徴とする、請求項1に記載の方法。
  9. 【請求項9】 前記ステップ(a)〜(h)が、サービ
    ス・ツールからの指令を受けると自動的に行われること
    を特徴とする、請求項1に記載の方法。
  10. 【請求項10】 前記第1の試験周波数が所望のオープ
    ンループ交差周波数であり、前記第2の試験周波数が所
    望の閉ループバンド幅である、ことを特徴とする、請求
    項1に記載の方法。
JP35876498A 1997-12-22 1998-12-17 エレベータモータ制御装置の電流調整器補償の比例ゲイン、積分器の積分ゲイン、および総合利得を計算する方法 Expired - Lifetime JP4189071B2 (ja)

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