JP4704182B2 - 電流センサレス交流サーボ駆動装置 - Google Patents

電流センサレス交流サーボ駆動装置 Download PDF

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Description

本発明は、電流センサを伴わない(以下、「電流センサレス」と称する)交流(AC)サーボ駆動装置に係り、特に、ループ電流回路を用いた制御を利用し、フィードバック電流信号としてサーボモータのエンコーダから受信した電流指令を使用する電流センサレス交流サーボ駆動装置に関する。
図1は、サーボモータ2に接続された交流サーボ駆動装置1を含む従来の交流サーボモジュールを示す。サーボモータ2は、エンコーダ(図示せず)を含む。交流サーボ駆動装置1は、第1の比例積分(PI:Proportional Integration)制御器11、d軸用の第2の比例積分制御器12、およびq軸用の第3の比例積分制御器13と、第1の座標変換器14と、パルス幅変調器15と、三相接続されている複数の電流センサ16と、第2の座標変換器17と、非干渉補償器18と、計測器(カウンタ)19と、速度推定器20とを備える。なお、コイル変形関数(coil transformation function)は、コイル変形関数(s)=1/(Ls+R)であたえられる。ここで、Lsはコイルのインダクタンス値、Rはコイルの抵抗値を表している。
上述した交流サーボ駆動装置1において、非干渉処理(decoupling)は、磁化電流Idと、トルク電流Iqと、角速度wとにのみ関係を有する。非干渉補償器18は、動作し続けており(keeps in action)、図2のように固定子システムは簡素化することができる。d軸用の第2の比例積分制御器12とq軸用の第3の比例積分制御器13との関係は、サーボモータ2のコイル変換関数(s)=1/(Ls+R)で表される。サーボモータ2は、固定子電流、磁化電流Id、トルク電流Iqのフィードバックを得る。また、サーボモータ2は、d軸の第2の比例積分制御器12およびq軸用の第3の比例積分制御器13のための入力電流指令信号として、非干渉処理された電流指示指令信号(decoupling current)であるIdとIqとを使用する。
図3は、初期5回の負荷を駆動するために、図1の従来の交流サーボモジュールと、出力3KW,回転数2000rpmのモータとを使用した場合の周波数レスポンスである。図3の上図において、曲線Aは指令速度、曲線Bは実際の出力速度である。図3の下図において、曲線Cはトルク電流Iqの指令であり、曲線Dはフィードバック電流である。電流センサがフィードバック電流を検出しているので、曲線Cと曲線Dは図3のように近似する。
上述した従来の交流サーボモジュールにおいては、サーボモータ2がエンコーダを通じて電流指令信号を受け、交流サーボ駆動装置1が回転子磁場に垂直な固定子電流を生成するようにサーボモータ2が回転子の初期角度を提供する。永久磁石サーボモータ2の入力電圧、入力電流、および回転速度は非線形であり、複数のセンサ18はサーボモータ2の三相電流を検出し、非干渉処理して線形化を提供すべく、三相電流をフィードバックさせる。
以上のように、非干渉処理するためのフィードバック体系は、先端的な交流サーボを構築する上で重要である。しかしながら、従来の交流サーボモジュールにおいては、電流センサが用いられており、特に、従来の電流センサとして、一般的に、高出力の交流サーボ装置での固定子電流を検出するためにホール効果素子が導入される。しかしながら、ホール効果素子は、温度ドリフト特性を有する。すなわち、ホール効果素子は、温度が上昇するにつれて測定値も増加するといったドリフト特性を有する。さらに、複数の電流センサが、三相電流値を得るために必要である。フィードバック電流は、上述した第2の座標変換器17を通して変換される。したがって、従来の交流サーボモジュールでは、製造時におけるコストダウンが難しく、その装置の保守も困難であった。
本発明は、以上の問題点を解決することを目的としており、温度ドリフトよって引き起こされたサーボモータ制御の劣化と、コストの問題を解決することができる電流センサレス交流サーボモジュール、およびこの交流サーボモジュールにおいて使用されており、非干渉処理機能を用いてサーボモータのベクトル制御を実行できる電流センサレスサーボ駆動装置を提供することである。
本発明の上記目的は、下記の手段によって達成される。
本発明の電流センサレス交流サーボ駆動装置は、交流サーボモジュールで使用されて、非干渉機能を用いて、サーボモータをベクトル制御する電流センサレス交流サーボ駆動装置であって、エンコーダを内蔵したサーボモータと、前記交流サーボモジュールからの角速度の指令wと速度推定器からの角速度フィードバック信号との差分から、q軸へのフィードバックのためのトルク電流信号Iqを生成する比例積分制御器と、磁化電流指令信号Idとして機能する、前記エンコーダからの信号を基に生成されるフィードバック信号を受け取り、出力指令信号Vdを生成する第1指令制御器と、q軸用の入力電流指令信号として前記比例積分制御器によって生成されるトルク電流信号Iqを使用して、出力電圧指令信号Vqを生成する第2指令制御器と、を含む指令制御器と、フィードバック電流として前記サーボモジュールによって生成される前記トルク電流信号Iqおよび前記磁化電流指令信号Idを使用して非干渉処理して非干渉補償電圧を得て、非干渉補償電圧を前記出力電圧指令信号Vd,Vqと結合して非干渉補償された制御信号を提供する非干渉補償器と、前記非干渉補償された制御信号についてdq軸座標から三相電圧指令へと座標変換する座標変換器と、前記座標変換された信号を受けて、パルス幅変調信号を生成し、回転トルクを生成するために前記サーボモータへ前記パルス幅変調信号を送るパルス幅変調器と、前記エンコーダに接続されており、前記座標変換器と前記パルス幅変調器とのそれぞれのタイミング信号および前記速度推定器の入力信号として使われる角速度測定信号を出力する計測器と、前記計測器の前記角速度測定信号に基づいてサーボモータの回転速度を推定し、前記非干渉補償器に前記角速度フィードバック信号を出力するとともに、当該角速度フィードバック信号と前記サーボモジュールの角速度指令信号との差分により前記比例積分制御器のための前記指令信号を形成するための速度推定器と、を有し、さらに、前記比例積分制御器は、閉ループバンド幅BWと、前記サーボモータのインダクタンスLと、抵抗Rとにより、前記第1および第2指令制御器は、2πBW(Ls+R)/(s+2πBW)と設定され、前記サーボモータのコイル変換関数は(s)=1/(Ls+R)であることを特徴とする。
上記のサーボモータの前記エンコーダは角度エンコーダであり、前記交流サーボ駆動装置における角速度検出信号を生成する。
上記の角度エンコーダはレゾルバ式センサまたは光学式センサである。
本発明は、ループ回路制御を使用するとともに、フィードバック電流信号としてサーボモータのエンコーダによって受ける電流指令を使用する、電流センサレス交流サーボ駆動装置を提供する。この交流サーボ駆動装置は、電流センサが取り外されても、非干渉効果をまだ有している。したがって、温度ドリフトよって引き起こされたサーボモータ制御性の劣化を防止するとともに、コストの問題を解決することができる。
図4は、本発明による電流センサレス交流サーボ駆動装置のブロック図を示す。本発明による交流サーボ駆動装置は、サーボモータ3と、サーボモータ3に接続された交流サーボ駆動装置(ACサーボドライブ)4とを備えている。交流サーボ駆動装置4は、比例積分制御器41と、複数の指令制御器(第1の指令制御器42および第2の指令制御器43)と、非干渉補償器(decoupling compensator)44と、座標変換器45と、パルス幅変調器46と、計測器48と、速度推定器47とにより形成されたループ電流回路を備えている。フィードバック速度は、速度指令とサーボモータ3のエンコーダ(図示せず)によって、速度偏差(speederror)を得るために発生させられる。電流回路が電流センサなし(電流センサレス)でも電流センサがある場合と同等の非干渉機能を有するように、直接的に非干渉処理のためのフィードバック電流を得るべく、電流指令信号が比例積分制御器41によって生成される。この結果、温度ドリフトによるサーボモータ制御の劣化の問題およびコストの問題が解決される。
サーボモータ3に内蔵されたエンコーダは、角度エンコーダである。その角度エンコーダは、回転子の絶対位置または相対位置を測定するレゾルバ式センサおよび光学式センサのうちの一つであり、角度エンコーダは、計測器(カウンタ)48によって駆動回路4への角速度測定信号を生成するために使用される。ここで、レゾルバ式センサとは、回転角変位を電気量に変換するものであり、たとえば、2相の交流モータと同じ構造をしているものであり、レゾルバ式センサの構造自体は、従来と同様であるので、詳しい説明を省略する。
比例積分制御器41は、電流変換器であり、サーボモジュールの角速度指令信号w(角速度信号)と速度推定器47からの角速度フィードバック信号との差分により形成される指令信号を受ける。指令信号は比例積分制御器41によって変換される。そして、比例積分制御器41は、サーボモータ3のエンコーダのために、フィードバックされるトルク電流指令信号(トルク電流信号)Iqを生成し、第2の指令制御器43へ送る。
第1の指令制御器42は、垂直d軸の出力電圧指令信号Vdを生成するために使用され、第2の指令制御器43は、垂直q軸の出力電圧指令信号Vqを生成するために使用される。第1の指令制御器42は、サーボモジュールからd軸用の磁化電流指令信号Idを受け取る。電流フィードバック信号が、サーボモータ3に内蔵のエンコーダによって生成される電流フィードバック信号が、入力する磁化電流指令信号Idとして生成される。さらに、出力信号(出力電圧信号指令信号)Vd,Vqも生成される。第2の指令制御器43は、比例積分制御器41からトルク電流指令信号Iqを受ける。
非干渉補償器44は、非干渉補償するために必要とされるフィードバック電流として、サーボモジュールの電流指令とサーボモータ3に内蔵されたエンコーダからの非干渉電流信号を使用する。すなわち、フィードバック電流は、磁化電流信号Idおよびトルク電流信号Iqを含む。非干渉補償器44の出力信号は、第1の指令制御器42および第2指令制御器43それぞれの出力電圧指令信号に結合されて、非干渉補償処理された制御信号を提供する。
座標変換45は、dq軸座標を三相電圧指令に変換するために、非干渉補償器からの非干渉補償処理された制御信号を使用する。また、三相電圧指令はパルス幅変換器46への出力である。パルス幅変調器46は、回転トルクを生成するためにサーボモータ3へ出力する三相電圧指令を調整する。すなわち、パルス幅変調器46は、上記の座標変換された信号を受けて、パルス幅変調信号を生成し、回転トルクを生成するためにサーボモータへパルス幅変調信号を送る。
計測器(カウンタ)47は、出力角速度測定信号を出力するためにサーボモータ3のエンコーダに接続されている。出力角速度測定信号は、座標変換器45とパルス幅変調器46とのためにタイミング信号(trigging timing signal)、および速度推定器47のための入力信号として使用される。
速度推定器47は、計測器48の角速度測定信号に基づいてサーボモータの角速度を推定する。そして、非干渉補償器44に角速度フィードバック信号を出力するとともに、当該角速度フィードバック信号と前記サーボモジュールの角速度指令信号wとの差分により比例積分制御器41のための指令信号を形成するために用いられる。
図5は、本発明による電流センサレス交流サーボ駆動装置のブロック図である。本発明による交流サーボ駆動装置はサーボモータ3とサーボモータ3に接続された交流サーボ駆動装置4とを備えている。交流サーボ駆動装置4は、第1の指令制御器42および第2の指令制御器43と、非干渉補償器44と、座標変換器45と、パルス幅変換器46と、計測器48と、速度推定器47とにより形成されたループ電流回路を有する。また、サーボモジュールの電流指令信号は、サーボモータ3に内蔵されたエンコーダで非干渉補償電流信号(非干渉処理された電流信号)となるように処理される。非干渉補償電流信号は磁化電流信号Idとトルク電流信号Iqとを備えている。磁化電流信号Idとトルク電流信号Iqは、速度推定器47の角速度フィードバック信号とともに、非干渉補償電流信号を供給するために処理される。非干渉補償電流信号と出力電圧指令信号Vd,Vqは、非干渉補償のための非干渉補償された制御信号を供給し、この非干渉補償された制御信号は、座標変換器45へ入力される。座標変換器45は、前記非干渉補償された制御信号を、dq軸座標から三相電圧指令へと座標変換して、三相電圧信号を発生する。そしてパルス幅変調(PWM)信号を生成するためにパルス幅変調器46に三相電圧信号を送る。
パルス幅変調信号がサーボモータ3に送られることによって、サーボモータの回転トルクが発生する。
図4と図5に示される交流サーボ駆動装置は、固定子電流信号をフィードバックするための電流センサを必要とせず、ループの構造によって直接的に制御される。サーボモータ3に内蔵されたエンコーダはフィードバック電流を生成する。図1に示す回路は、ループバンド幅BW(Hz)と、2πBW(Ls+R)/sとして設定されるd軸およびq軸用の第2の比例積分制御器12および第3の比例積分制御器13を必要とする。このように、図2に示されるブロック図は、図6に示されるブロック図に簡素化することができる。ここで、2πBW(Ls+R)/sとして設定されるd軸およびq軸用の第2の比例積分制御器12と第3の比例積分制御器13とが含まれており、コイル変換関数はコイル変換関数(s)=1/(Ls+R)である。さらに、電流センサを省いているために、サーボモータ3のインダクタンスLおよび抵抗Rは、温度上昇に応じて劣化しない。d軸,q軸用の第2の比例積分制御器12および第3の比例積分制御器13は、2πBW(Ls+R)/(s+2πBW)と同等にすることができる。図7に示されるように、d軸,q軸のための第2の比例積分制御器12および第三の比例積分制御器13は、2πBW(Ls+R)/(s+2πBW)と同等にすることができる。そしてサーボモータ3のコイル変換関数は(s)=1/(Ls+R)である。ただし、フィードバック固定子電流は含まれていない。
図8は、本発明の交流サーボモジュールの周波数レスポンスを示す。初期5回の負荷駆動で使用するモータは出力3KW、回転数2000rpmである。図8の下図において、曲線Gは、Iq指令に対する反応である。そして、曲線Hはフィードバック電流である。
したがって、Iq指令は、実際の出力電流との間に少しの差異を有する。図8の上図において、曲線Eは速度指令であり、曲線Fは実際の出力速度である。これらは、電流センサによって得られたフィードバック固定子電流を含む図3に示されるものと略同様の特性を示す。モータ固定子の抵抗値およびインダクタンス値が相違するものの速度回路を補償することができる。
以上のように、本発明の好ましい実施形態に関して説明したが、本発明はその実施形態に限られない。上記の説明においる示唆、および従来の技術によって、置換と変更が可能であり、全てのこのような置換と変更形態は、添付する請求の範囲に記載する本発明の範囲内に含まれるように解釈されるべきである。
したがって、本発明は、電流センサレス交流サーボ駆動装置を提供する。交流サーボ駆動装置は、交流サーボモジュールにおいて使用され、デカップリング機能を有するサーボモータのベクトル制御の実行の際に使用する。
従来技術の交流サーボモジュールを示す図である。 図1の簡素化したブロック図である。 図1に示される従来技術の交流サーボモジュールの周波数レスポンスを示す図である。 本発明による電流センサレス速度モードでの交流サーボ駆動装置のブロック図である。 本発明による電流センサレス電流モードでの交流サーボ駆動装置のブロック図である。 ループ状態の簡素化したブロック図である。 図6のブロック図をより簡素化したブロック図である。 本発明の交流サーボモジュールの周波数レスポンスである。
符号の説明
3 サーボモータ、
4 交流サーボ駆動装置、
42 第1の指令制御器、
43 第2の指令制御器、
44 非干渉補償器、
45 座標変換器、
46 パルス幅変調器、
47 速度推定器、
48 測定器。

Claims (4)

  1. 交流サーボモジュールで使用されて、非干渉機能を用いて、サーボモータをベクト
    ル制御する電流センサレス交流サーボ駆動装置であって、
    エンコーダを内蔵したサーボモータと、
    前記交流サーボモジュールからの角速度の指令wと、速度推定器からの角速度フィードバック信号との差分から、q軸へのフィードバックのためのトルク電流信号Iqを生成する比例積分制御器と、
    磁化電流指令信号Idとして機能する、前記エンコーダからの信号を基に生成されるフィードバック信号を受け取り、出力指令信号Vdを生成する第1指令制御器と、前記q軸用の入力電流指令信号として前記比例積分制御器によって生成される前記トルク電流信号Iqを使用して、出力電圧指令信号Vqを生成する第2指令制御器と、を含む指令制御器と、
    フィードバック電流として前記サーボモジュールによって生成される前記トルク電流信号Iqおよび前記磁化電流指令信号Idを使用して非干渉処理して非干渉補償電圧を得て、非干渉補償電圧を前記出力電圧指令信号Vd,Vqと結合して非干渉補償された制御信号を提供する非干渉補償器と、
    前記非干渉補償された制御信号についてdq軸座標から三相電圧指令へと座標変換する座標変換器と、
    前記座標変換された信号を受けて、パルス幅変調信号を生成し、回転トルクを生成するために前記サーボモータへ前記パルス幅変調信号を送るパルス幅変調器と、
    前記エンコーダに接続されており、前記座標変換器と前記パルス幅変調器とのそれぞれのタイミング信号および速度推定器の入力信号として使われる角速度測定信号を出力する計測器と、
    前記計測器の前記角速度測定信号に基づいてサーボモータの回転速度を推定し、前記非干渉補償器に前記角速度フィードバック信号を出力するとともに、当該角速度フィードバック信号と前記サーボモジュールの角速度指令信号との差分により前記比例積分制御器のための前記指令信号を形成するための速度推定器と、を有し、
    さらに、閉ループバンド幅BWと、前記サーボモータのインダクタンスLと、抵抗Rとにより、前記第1および第2指令制御器は、2πBW(Ls+R)/(s+2πBW)と設定され、前記サーボモータのコイル変換関数は(s)=1/(Ls+R)であることを特徴とする電流センサレス交流サーボ駆動装置。
  2. 前記サーボモータの前記エンコーダは角度エンコーダであり、前記交流サーボ駆動装置における角速度検出信号を生成することを特徴とする請求項1に記載の電流センサレス交流サーボ駆動装置。
  3. 前記角度エンコーダはレゾルバ式センサまたは光学式センサであることを特徴とする請求項2に記載の交流サーボ駆動装置。
  4. 交流サーボモジュールで使用されて、非干渉機能を用いて、サーボモータをベクトル制御する電流センサレス交流サーボ駆動装置であって、
    エンコーダを内蔵したサーボモータと、
    d,q軸用の入力電流指令信号として前記交流サーボモジュールによって生成される電流フィードバック信号IdおよびIqを使用して、出力電圧指令信号Vd,Vqを生成する複数の指令制御器と、
    前記非干渉補償された制御信号についてdq軸座標から三相電圧指令へと座標変換する座標変換器と、
    前記座標変換された信号を受けて、パルス幅変調信号を生成し、回転トルクを生成するために前記サーボモータへ前記パルス幅変調信号を送るパルス幅変調器と、
    前記エンコーダに接続されており、前記座標変換器と前記パルス幅変調器とのそれぞれのタイミング信号および前記速度推定器の入力信号として使われる角速度測定信号を出力する計測器と、
    前記計測器の前記角速度測定信号に基づいてサーボモータの回転速度を推定し、前記非干渉補償器に角速度フィードバック信号を出力する速度推定器と、を有し、
    前記速度推定器からの前記角速度フィードバック信号とともに、前記指令制御器に入力される電流フィードバック信号を使用することにより非干渉処理して非干渉補償電圧を得て、前記非干渉補償電圧を前記出力電圧指令信号Vd,Vqと結合して非干渉補償された制御信号を提供する非干渉補償器と、
    閉ループバンド幅BWと、前記サーボモータのインダクタンスLと、抵抗Rとにより、前記指令制御器は、2πBW(Ls+R)/(s+2πBW)と設定され、前記サーボモータのコイル変換関数は(s)=1/(Ls+R)であることを特徴とする電流センサレス交流サーボ駆動装置。
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