JPH1125284A - 図形処理装置および図形処理方法 - Google Patents

図形処理装置および図形処理方法

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JPH1125284A
JPH1125284A JP9173592A JP17359297A JPH1125284A JP H1125284 A JPH1125284 A JP H1125284A JP 9173592 A JP9173592 A JP 9173592A JP 17359297 A JP17359297 A JP 17359297A JP H1125284 A JPH1125284 A JP H1125284A
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JP
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JP9173592A
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English (en)
Inventor
Koji Marume
孝二 丸目
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Publication date
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Publication of JPH1125284A publication Critical patent/JPH1125284A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 図形データの一部分だけを加工、編集し、ま
たは、複数のユーザが一つの図形データを同時に読み出
し、書き込みすることができる図形処理装置および図形
処理方法を提供することを目的とする。 【解決手段】 元図形から編集対象部分図形を抜き出す
要素分割手段9と、抜き出された部分図形の読出しの許
可、不許可を判定する読み出し許可判断手段10と、部
分図形編集部分に対する書き込み禁止フラグの有無を判
定する書き込み禁止フラグ判断手段11と、書き込み禁
止フラグ設定手段12と、元図形をコピーし、抜き出さ
れた部分図形を切り出す図形コピー手段13と、切り出
された部分図形と元図形との間で論理演算を行って新た
な更新図形を得る図形マージ手段14と、書き込み禁止
フラグ解除手段15と、要求された情報を処理すると共
に各手段を制御する制御部8とを有する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、CAD装置等の図
形処理装置および図形処理方法に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、機構設計の分野では、複雑な形状
の設計に伴い、CAD装置による作業が普及してきてい
る。このCAD装置においては、三次元空間に物体を部
品毎に定義し、複数の人間が作成した複数の部品を重ね
合わせながら、設計対象物の完成モデルを事前に組み上
げた状態で確認することができる。しかし、各部品デー
タに対する読み出し、書き込み許可の制御は、各部品毎
に行われており、一つの巨大かつ複雑な部品が定義され
た場合には、その全てのデータを読み出す必要があり、
パーソナルコンピュータ等の搭載メモリの少ないコンピ
ュータでは、動作が遅くなったり、事実上動作不可能と
なったりする場合があった。また、複数のユーザが一つ
の部品に対して編集を行うことも、大きなメモリ容量を
必要とし、不可能であった。
【0003】図3は従来の図形処理装置を示すブロック
図である。図3において、1は文字、数値等のデータを
入力する入力部、2はウィンドウ、図形要素、文字など
を表示する表示部、3は表示部2の表示画面上の座標や
要素を選択する座標指定部、4は実行中のプログラムを
記憶するための主記憶部、5は図形処理プログラムを保
存する二次記憶部、6は図形データを蓄積するデータベ
ース部、7は三次元図形処理を行うための三次元図形処
理プログラムを格納する三次元図形処理プログラム格納
部、8は要求された情報を処理すると共に後述の各手段
を制御する制御部、16は読み出し許可判断手段と、1
7は書き込み禁止フラグ判断手段、18は書き込み禁止
フラグを設定する書き込み禁止フラグ設定手段、13は
図形コピー手段、19は書き込み禁止フラグ解除手段で
ある。各手段13、16〜19は二次記憶部5に格納さ
れた三次元図形処理プログラムに基づいて各機能を実現
する。
【0004】以上のように構成された図形処理装置につ
いて、その動作を図4を用いて説明する。図4は図3の
図形処理装置における読み出し、書き込み処理を示すフ
ローチャートである。
【0005】まず、どの部品図形を起動するかを座標指
定部3で指定する(S21)。次に、読み出し許可判断
手段16は、指定された部品に対してユーザの読み出し
が許可されているか否かを判定する(S22)。不許可
と判定したときにはエラーメッセージを表示部2に表示
して処理を終了する(S23)。読み出し許可判断手段
16が許可と判定したときには、書き込み禁止フラグ判
断手段17は、読み出された部品図形の範囲に対して書
き込み禁止フラグが立っているか否かを判定する(S2
4)。書き込み禁止フラグが立っていない(書き込み禁
止フラグが無い)と判定したときには、書き込み禁止フ
ラグ判断手段17は書き込み禁止フラグ設定手段18
に、ステップ21で指定した部品図形の範囲に対して書
き込み禁止フラグを立てさせる(S25)。すでに書き
込み禁止フラグが立っている(書き込み禁止フラグが有
る)と判定したときには、書き込み禁止フラグ判断手段
17は、表示部2にその旨を表示させる(S26)。
【0006】次に、図形コピー手段13は、元図形を二
次記憶部5内の一時保管エリア内にコピーし、主記憶部
4内のワークエリア内に展開し、表示部2に表示させる
(S27)。ユーザは、読み出された部品図形の形状に
基づいて形状の編集を行う(S28)。図形編集は、ス
テップ27で一時保管エリアにコピーされた元図形デー
タに対して行い、その図形形状を順次変更する。
【0007】図形編集が終了したときには(S29)、
書き込み禁止フラグ判断手段17は、ユーザの書き込み
が許可されているか否かを判定する(S30)。書き込
み禁止フラグ判断手段17が書き込みが許可されている
と判定したときには、図形コピー手段13は、元図形デ
ータを更新し(S31)、書き込み禁止フラグ解除手段
19は、その書き込み禁止フラグを解除する(S3
2)。書き込みが許可されていないと判定したときに
は、図形コピー手段13は、エラーメッセージを表示部
2に表示させ(S33)、上記一時保管エリアの元図形
データを廃棄する(S34)。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の図形処理装置では、一つの巨大かつ複雑な部品が定
義された場合、その全ての図形データを読み出す必要が
あり、パーソナルコンピュータ等のように搭載メモリの
少ないコンピュータでは、動作が遅くなったり、事実上
動作不可能になったりするという問題点を有していた。
また、複数のユーザで一つの図形データの一部分を切り
出して参照したり、修正変更を行ったりすることができ
ないという問題点を有していた。
【0009】この図形処理装置および図形処理方法で
は、巨大な図形データの一部分だけを加工、編集するこ
とができ、また、複数のユーザが一つの図形データに対
して同時に読み出し、書き込みすることができることが
要求されている。
【0010】本発明は、巨大な図形データの一部分だけ
を加工、編集することができ、また、複数のユーザが一
つの図形データに対して同時に読み出し、書き込みする
ことができる図形処理装置、および、巨大な図形データ
の一部分だけを加工、編集し、また、複数のユーザが一
つの図形データに対して同時に読み出し、書き込みする
ための図形処理方法を提供することを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に本発明の図形処理装置は、文字、数値等のデータを入
力する入力部と、ウィンドウ、図形要素、文字などを表
示する表示部と、表示部の表示画面上の座標や要素を選
択する座標指定部と、実行中のプログラムを記憶するた
めの主記憶部と、図形処理プログラムを保存する二次記
憶部と、元図形から編集対象としての部分図形を抜き出
す要素分割手段と、要素分割手段により抜き出された部
分図形の読出しを許可するか否かを判定する読み出し許
可判断手段と、部分図形を編集した編集部分に対する書
き込み禁止フラグの有無を判定する書き込み禁止フラグ
判断手段と、書き込み禁止フラグを設定する書き込み禁
止フラグ設定手段と、元図形をコピーし要素分割手段で
抜き出された部分図形を切り出す図形コピー手段と、図
形コピー手段により切り出された部分図形と元図形との
間で論理演算を行って新たな更新図形を得る図形マージ
手段と、編集部分に対して立てた書き込み禁止フラグを
解除する書き込み禁止フラグ解除手段と、要求された情
報を処理すると共に各手段を制御する制御部とを有する
構成である。
【0012】これにより、巨大な図形データの一部分だ
けを加工、編集することができ、また、複数のユーザが
一つの図形データに対して同時に読み出し、書き込みす
ることができる図形処理装置が得られる。
【0013】上記課題を解決するための本発明の図形処
理方法は、元図形から編集対象としての部分図形を抜き
出す要素分割ステップと、要素分割ステップで抜き出さ
れた部分図形の読出しを許可するか否かを判定する読み
出し許可判断ステップと、部分図形を編集した編集部分
に対する書き込み禁止フラグの有無を判定する書き込み
禁止フラグ判断ステップと、書き込み禁止フラグを設定
する書き込み禁止フラグ設定ステップと、元図形をコピ
ーし要素分割ステップで抜き出された部分図形を切り出
す図形コピーステップと、図形コピーステップで切り出
された部分図形と元図形との間で論理演算を行って新た
な更新図形を得る図形マージステップと、編集部分に対
して立てた書き込み禁止フラグを解除する書き込み禁止
フラグ解除ステップとを有する構成を備えている。
【0014】これにより、巨大な図形データの一部分だ
けを加工、編集し、また、複数のユーザが一つの図形デ
ータに対して同時に読み出し、書き込みするための図形
処理方法が得られる。
【0015】
【発明の実施の形態】本発明の請求項1に記載の発明
は、文字、数値等のデータを入力する入力部と、ウィン
ドウ、図形要素、文字などを表示する表示部と、表示部
の表示画面上の座標や要素を選択する座標指定部と、実
行中のプログラムを記憶するための主記憶部と、図形処
理プログラムを保存する二次記憶部と、元図形から編集
対象としての部分図形を抜き出す要素分割手段と、要素
分割手段により抜き出された部分図形の読出しを許可す
るか否かを判定する読み出し許可判断手段と、部分図形
を編集した編集部分に対する書き込み禁止フラグの有無
を判定する書き込み禁止フラグ判断手段と、書き込み禁
止フラグを設定する書き込み禁止フラグ設定手段と、元
図形をコピー要素分割手段で抜き出された部分図形を切
り出す図形コピー手段と、図形コピーし手段により切り
出された部分図形と元図形との間で論理演算を行って新
たな更新図形を得る図形マージ手段と、編集部分に対し
て立てた書き込み禁止フラグを解除する書き込み禁止フ
ラグ解除手段と、要求された情報を処理すると共に各手
段を制御する制御部とを有する図形処理装置であり、図
形データの一部分だけが三次元空間の範囲で指定され、
加工、編集されるという作用を有する。
【0016】請求項2に記載の発明は、請求項1に記載
の発明において、図形マージ手段は、図形コピー手段に
より切り出された部分図形と元図形との間でジオメトリ
演算を行って新たな更新図形を得ることとした図形処理
装置であり、部分的に分割された部品を編集した結果が
元部品形状に反映されるという作用を有する。
【0017】請求項3に記載の発明は、請求項1又は2
に記載の発明において、図形マージ手段は、ユーザが起
動したコマンドと選択した要素情報とからなる操作履歴
情報に基づいて新たな更新図形を得ることとした図形処
理装置であり、部分的に分割された部品を編集した結果
が元部品形状に作業履歴を含んだ形で反映されるという
作用を有する。
【0018】請求項4に記載の発明は、元図形から編集
対象としての部分図形を抜き出す要素分割ステップと、
要素分割ステップで抜き出された部分図形の読出しを許
可するか否かを判定する読み出し許可判断ステップと、
部分図形を編集した編集部分に対する書き込み禁止フラ
グの有無を判定する書き込み禁止フラグ判断ステップ
と、書き込み禁止フラグを設定する書き込み禁止フラグ
設定ステップと、元図形をコピーし要素分割ステップで
抜き出された部分図形を切り出す図形コピーステップ
と、図形コピーステップで切り出された部分図形と元図
形との間で論理演算を行って新たな更新図形を得る図形
マージステップと、編集部分に対して立てた書き込み禁
止フラグを解除する書き込み禁止フラグ解除ステップと
を有することとした図形処理装置であり、図形データの
一部分だけが三次元空間の範囲で指定され、加工、編集
されるという作用を有する。
【0019】以下、本発明の実施の形態について、図
1、図2を用いて説明する。 (実施の形態1)図1は本発明の実施の形態1による図
形処理装置を示すブロック図である。図1において、入
力部1、表示部2、座標指定部3、主記憶部4、二次記
憶部5、データベース部6、三次元図形処理プログラム
格納部7、制御部8は図3と同様のものなので、同一符
号を付し、説明は省略する。9は元図形から編集対象と
しての部分図形を抜き出す要素分割手段、10は要素分
割手段9により抜き出された部分図形の読出しを許可す
るか否かを判定する読み出し許可判断手段、11は部分
図形を編集した編集部分に対する書き込み禁止フラグの
有無を判定する書き込み禁止フラグ判断手段、12は書
き込み禁止フラグを設定する書き込み禁止フラグ設定手
段、13は元図形をコピーし、要素分割手段9で抜き出
された部分図形を切り出す図形コピー手段、14は図形
コピー手段13により切り出された部分図形と元図形と
の間で論理演算を行って新たな更新図形を得る図形マー
ジ手段である。なお、以上の各要素によって、元図形か
ら要素分割手段9により部分図形を抜き出し、この部分
図形に所要の図面加工を加えて、これを図形マージ手段
14により新たに更新された部分図形として元図形に加
算する一連の作業をジオメトリ演算と称し、要素分割手
段9と図形マージ手段14とを含めてジオメトリ手段2
1と呼ぶ。15は編集部分に対して立てた書き込み禁止
フラグを解除する書き込み禁止フラグ解除手段である。
ここで、書き込み禁止フラグとは、データベース6の中
で、実際のデータと対応した管理情報であって、例えば
前述の要素分割手段9によって抜き出した部分図形ごと
に対応して設定される。これによって、編集部分ごとの
図形更新管理をすることができる。書き込み禁止フラグ
は、1ビットの情報で表わし、一般に、部分図形を抜き
出したときに、データ「1」として操作者以外の書き換
えを禁止し、ジオメトリ演算を終了したときにデータ
「0」に設定する。以下、このようにして、データ
「1」の設定状態をフラグを立てると表現する。各手段
9〜15は二次記憶部5に格納された三次元図形処理プ
ログラムに基づいて各機能を実現する。
【0020】以上のように構成された図形処理装置につ
いて、その動作を図2を用いて説明する。図2は図1の
図形処理装置における読み出し、書き込み処理を示すフ
ローチャートである。
【0021】まず、どの部品図形を起動するかを座標指
定部3で指定する(S1)。次に、制御部8は、起動し
た部品図形の概略形状を表示部2に表示させる(S
2)。次に、要素分割手段9は、座標指定部3を用い
て、読み出したい又は編集したい三次元空間の範囲を指
定する(S3)。次に、読み出し許可判断手段10は、
ステップ3で指定した部品図形の範囲に対してユーザの
読み出しが許可されているか否かを判定する(S4)。
読み出し許可判断手段16が許可と判定したときには、
書き込み禁止フラグ判断手段11は、ステップ3で指定
した部品図形の範囲に対して書き込み禁止フラグが立っ
ているか否かを判定する(S5)。書き込み禁止フラグ
が立っていないと判定したときには、書き込み禁止フラ
グ判断手段11は書き込み禁止フラグ設定手段12に、
ステップ3で指定した部品図形の範囲に対して書き込み
禁止フラグを立てさせる(S6)。すでに書き込み禁止
フラグが立っていると判定したときには、書き込み禁止
フラグ判断手段11は、表示部2にその旨を表示させる
(S7)。
【0022】次に、図形コピー手段13は、上記指定し
た範囲について、元図形を主記憶部4の一時保管エリア
にコピーし、指定した範囲のソリッドもしくはサーフェ
スデータを切り出して読み出す(S8)。指定していな
い範囲についてはワイヤーフレームデータを作成して表
示部2に表示させる。ユーザは、ステップ8で読み出し
た図形の形状に基づいて形状の編集を行う(S9)。図
形編集は、ステップ8で切り出された編集対象の部品図
形に対して行い、その図形形状を順次変更する。
【0023】形状の編集が終了したときには(S1
0)、図形マージ手段14は、ユーザの指示により、部
分図形(部品図形の一部分の図形)と元図形(部品図
形)とを用い、ステップ9で編集した形状と先にコピー
しておいた元図形との間で論理演算を行い、新しい更新
図形を得る(S11)。次に、書き込み禁止フラグ判断
手段11は、ユーザの書き込みが許可されているか否か
を判定する(S12)。書き込み禁止フラグ判断手段1
7が書き込みが許可されていると判定したときには、図
形コピー手段13は、元図形データを更新し(S1
3)、書き込み禁止フラグ解除手段15は、その書き込
み禁止フラグを解除する(S14)。書き込みが許可さ
れていないと判定したときには、図形コピー手段13
は、エラーメッセージを表示部2に表示させ(S1
5)、ステップ11で更新された新しい図形を廃棄する
(S16)。
【0024】ステップ4で読み出し許可判断手段10が
不許可と判定したときには、読み出し許可判断手段10
は、エラーメッセージを表示部2に表示して処理を終了
する(S17)。
【0025】以上のように本実施の形態によれば、元図
形から編集対象としての部分図形を抜き出す要素分割手
段9と、要素分割手段9により抜き出された部分図形の
読出しを許可するか否かを判定する読み出し許可判断手
段10と、部分図形を編集した編集部分に対する書き込
み禁止フラグの有無を判定する書き込み禁止フラグ判断
手段11と、書き込み禁止フラグを設定する書き込み禁
止フラグ設定手段12と、元図形をコピーし、要素分割
手段9で抜き出された部分図形を切り出す図形コピー手
段13と、図形コピー手段13により切り出された部分
図形と元図形との間で論理演算を行って新たな更新図形
を得る図形マージ手段14と、編集部分に対して立てた
書き込み禁止フラグを解除する書き込み禁止フラグ解除
手段15と、要求された情報を処理すると共に各手段を
制御する制御部8とを有することにより、図形データの
一部分だけを三次元空間の範囲で指定して加工、編集す
ることができるので、巨大な図形データの一部分だけを
加工、編集することが可能となる。また、複数のユーザ
が一つの部品図形を利用する場合には、その同じ部品図
形に対して同時に読み出し、書き込みすることが可能と
なる。また、図形マージ手段14は、図形コピー手段1
3により切り出された部分図形と元図形との間でジオメ
トリ演算を行って新たな更新図形を得るようにしたこと
により、部分的に分割された部品を編集した結果を元部
品形状に反映することが可能となる。
【0026】(実施の形態2)本発明の実施の形態2に
よる図形処理装置の構成は図1と同様であるので、その
説明は省略する。また、本実施の形態2における動作
は、図2において、ステップ9、ステップ10が異なる
のみのであるので、それらのステップのみについて説明
する。
【0027】ユーザは、実施の形態1の場合と同様、ス
テップ8で読み出した図形の形状に基づいて形状の編集
を行う(S9)。図形編集は、ステップ8で切り出され
た編集対象の部品図形に対して行い、その図形形状を順
次変更すると共に、ユーザが編集工程で起動したコマン
ドと選択した要素情報とからなる操作履歴情報を作成す
る。形状の編集が終了したときには(S10)、図形マ
ージ手段14は、ユーザの指示により、部分図形(部品
図形の一部分の図形)と元図形(部品図形)とを用い、
先にコピーしておいた元図形に対して、ステップ9の図
形編集でユーザが行ったコマンドの内容を内部的に実行
し、形状を変形する(S11)。ステップ12以降は実
施の形態1と同様である。
【0028】以上のように本実施の形態2によれば、図
形マージ手段13は、ユーザが起動したコマンドと選択
した要素情報とからなる操作履歴情報に基づいて新たな
更新図形を得るようにしたことにより、部分的に分割さ
れた部品を編集した結果を元部品形状に作業履歴を含ん
だ形で反映することができる。
【0029】
【発明の効果】以上のように請求項1に記載の発明によ
れば、要素分割手段で抜き出された部分図形を切り出
し、切り出された部分図形と元図形との間で論理演算を
行って新たな更新図形を得るようにしたことにより、巨
大な図形データの一部分だけを加工、編集することがで
き、また、複数のユーザが一つの部品図形を利用する場
合でも、その同じ部品図形に対して同時に読み出し、書
き込みすることができるという有利な効果が得られる。
【0030】また、請求項2に記載の発明によれば、請
求項1に記載の発明において、図形マージ手段は、図形
コピー手段により切り出された部分図形と元図形との間
でジオメトリ演算を行って新たな更新図形を得ることに
より、部分的に分割された部品を編集した結果を元部品
形状に反映することができるという有利な効果が得られ
る。
【0031】さらに、請求項3に記載の発明によれば、
請求項1又は2に記載の発明において、図形マージ手段
は、ユーザが起動したコマンドと選択した要素情報とか
らなる操作履歴情報に基づいて新たな更新図形を得るこ
とにより、部分的に分割された部品を編集した結果を元
部品形状に作業履歴を含んだ形で反映することができる
という有利な効果が得られる。
【0032】さらに、請求項4に記載の発明によれば、
元図形から編集対象としての部分図形を抜き出す要素分
割ステップと、要素分割ステップで抜き出された部分図
形の読出しを許可するか否かを判定する読み出し許可判
断ステップと、部分図形を編集した編集部分に対する書
き込み禁止フラグの有無を判定する書き込み禁止フラグ
判断ステップと、書き込み禁止フラグを設定する書き込
み禁止フラグ設定ステップと、元図形をコピーし、要素
分割ステップで抜き出された部分図形を切り出す図形コ
ピーステップと、図形コピーステップで切り出された部
分図形と元図形との間で論理演算を行って新たな更新図
形を得る図形マージステップと、編集部分に対して立て
た書き込み禁止フラグを解除する書き込み禁止フラグ解
除ステップとを有することにより、巨大な図形データの
一部分だけを加工、編集することができ、また、複数の
ユーザが一つの部品図形を利用する場合でも、その同じ
部品図形に対して同時に読み出し、書き込みすることが
できるという有利な効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態1による図形処理装置を示
すブロック図
【図2】図1の図形処理装置における読み出し、書き込
み処理を示すフローチャート
【図3】従来の図形処理装置を示すブロック図
【図4】図3の図形処理装置における読み出し、書き込
み処理を示すフローチャート
【符号の説明】
1 入力部 2 表示部 3 座標指定部 4 主記憶部 5 二次記憶部 6 データベース 7 三次元図形処理プログラム格納部 8 制御部 9 要素分割手段 10 読み出し許可判断手段 11 書き込み禁止フラグ判断手段 12 書き込み禁止フラグ設定手段 13 図形コピー手段 14 図形マージ手段 15 書き込み禁止フラグ解除手段

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】文字、数値等のデータを入力する入力部
    と、ウィンドウ、図形要素、文字などを表示する表示部
    と、前記表示部の表示画面上の座標や要素を選択する座
    標指定部と、実行中のプログラムを記憶するための主記
    憶部と、図形処理プログラムを保存する二次記憶部と、
    元図形から編集対象としての部分図形を抜き出す要素分
    割手段と、前記要素分割手段により抜き出された前記部
    分図形の読出しを許可するか否かを判定する読み出し許
    可判断手段と、前記部分図形を編集した編集部分に対す
    る書き込み禁止フラグの有無を判定する書き込み禁止フ
    ラグ判断手段と、前記書き込み禁止フラグを設定する書
    き込み禁止フラグ設定手段と、前記元図形をコピーし前
    記要素分割手段で抜き出された前記部分図形を切り出す
    図形コピー手段と、前記図形コピー手段により切り出さ
    れた前記部分図形と前記元図形との間で論理演算を行っ
    て新たな更新図形を得る図形マージ手段と、前記編集部
    分に対して立てた書き込み禁止フラグを解除する書き込
    み禁止フラグ解除手段と、要求された情報を処理すると
    共に各手段を制御する制御部とを有することを特徴とす
    る図形処理装置。
  2. 【請求項2】前記図形マージ手段は、前記図形コピー手
    段により切り出された前記部分図形と前記元図形との間
    でジオメトリ演算を行って新たな更新図形を得ることを
    特徴とする請求項1に記載の図形処理装置。
  3. 【請求項3】前記図形マージ手段は、ユーザが起動した
    コマンドと選択した要素情報とからなる操作履歴情報に
    基づいて新たな更新図形を得ることを特徴とする請求項
    1又は2に記載の図形処理装置。
  4. 【請求項4】元図形から編集対象としての部分図形を抜
    き出す要素分割ステップと、前記要素分割ステップで抜
    き出された前記部分図形の読出しを許可するか否かを判
    定する読み出し許可判断ステップと、前記部分図形を編
    集した編集部分に対する書き込み禁止フラグの有無を判
    定する書き込み禁止フラグ判断ステップと、前記書き込
    み禁止フラグを設定する書き込み禁止フラグ設定ステッ
    プと、前記元図形をコピーし前記要素分割ステップで抜
    き出された前記部分図形を切り出す図形コピーステップ
    と、前記図形コピーステップで切り出された前記部分図
    形と前記元図形との間で論理演算を行って新たな更新図
    形を得る図形マージステップと、前記編集部分に対して
    立てた書き込み禁止フラグを解除する書き込み禁止フラ
    グ解除ステップとを有することを特徴とする図形処理方
    法。
JP9173592A 1997-06-30 1997-06-30 図形処理装置および図形処理方法 Pending JPH1125284A (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006331400A (ja) * 2005-04-28 2006-12-07 Semiconductor Energy Lab Co Ltd 画像編集方法

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